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『文芸・小説、角川選書フェア2021』の電子書籍一覧

1 ~36件目/全36件

  • 825(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    吉海直人
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    生活に根ざした話題と鑑賞で、古典文学の楽しみ方が変わる!

    夕方に鳴くのは「からす」か「かえる」か? 「おにぎり」と「おむすび」はどちらが古い言い方? 蛍が登場する最古の古典は『日本書紀』!? イチョウは『万葉集』『枕草子』『源氏物語』にまったく出てこない……。旬の食べ物、花鳥風月、記念日や年中・伝統行事日々の暮らしにまつわる豊富な話題から、古典文学の楽しみ方を解き明かす! 日本文学の奥深さ・幅広さが堪能できる、目からウロコの教養が満載の古典文学案内。
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    森 正人
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    戦後日本は何を求めてきたのか。

    「幸福な暮らし」とは何だろう。昭和どころか平成すらも終わろうとしている今、戦後の占領期の、「開発すれば、大規模なイベントをすれば、遮二無二働けば豊かになる」という考え方が再び頭をもたげているようにも思われる。アメリカ博覧会、国土開発プロジェクト、公害などの歴史をひもとくことで、開発、発展、生産性という言葉が、日本において豊かさや幸福とどのように結びつけられてきたのか、その来歴を考え、現代への警笛を鳴らす。

    序 章 「豊かさ」の夢
    第二章 アメリカ的な豊かさと展示される事物―空間の地政学
    第三章 国土開発、産業化と豊かさへの確信―空間の文化・政治・経済学
    第四章 道路開発と豊かさへの幻想―国土空間のネットワーク化と物質化
    第五章 性と生―家族計画と身体空間への介入
    第六章 物質的豊かさと収奪される身体空間
    第七章 港都四日市の輝ける未来と公害―イデオロギー装置としての風景
    第八章 豊かさという幻想の虚構性(から目覚める)
    終 章 「昭和」を終わらせる力に抗して
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    神崎宣武
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    「不思議な国」日本に連綿とつたわる、多様なカミとまつりの姿を伝え残す。

    歳神・田の神・山の神・塞の神・地神・産神・産土神――ご先祖様たちが広大な自然や日々の営みから見出し、崇め祀り、連綿と子孫に託してきたものとは何か。
    「我われの民俗学は、先学の落とした落穂を拾うようなもの」。師・宮本常一の言葉に導かれるように、日本各地に残る原初の多様なカミたちの足跡を探索。代々続く吉備・宇佐八幡神社の神主として、半世紀にわたり古神道(民間神道)を実践してきた著者が、いま急速に失われつつある「日本のかたち」を伝え残す。

    序章――自然に宿る神々の群れ
    第一章 歳神と田の神
    第二章 原初に神体山あり
    第三章 神宿る樹木とその森
    第四章 境を守る「塞の神」
    第五章 地神・産神と産土神
    終章――まじないと流行神
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山泰幸
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    死・贈与・社会秩序……近代の根本問題に果敢に挑んだ思想家たちの格闘。

    死んだらどうなるのか。「鬼神(霊魂)」は存在するのか、しないのか。「社会秩序」はいかにして生まれるのか。「道」をめぐる、儒家と国学者による「国儒論争」とは何だったのか。伊藤仁斎、荻生徂徠、太宰春台、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤ほか、近代社会の根本問題に果敢に挑んだ思想家たちの闘争を考察。「死」と「贈与」の言説への、思想史と社会学のアプローチによって江戸の思想を展望する、挑戦的な試み。

    序章  贈与で読み解く江戸思想
    第一章 死んだらどうなるのか ――本居宣長と死後の問い
    第二章 言葉と文字─ 自言語認識と『古事記』の再発見
    第三章 他者問題 ―― 「漢意」とイデオロギー批判
    第四章 翻訳問題 ―― 荻生徂徠の言語観
    第五章 「日常」の発見 ―― 伊藤仁斎と「道」の言説
    第六章 二つの秩序問題 ―― 荻生徂徠の社会理論 
    第七章 「文化」の起源論争 ―― 太宰春台と賀茂真淵
    第八章 論争の展開 ―― 本居宣長と「道」の言説
    第九章 贈与の逆転 ―― 本居宣長から平田篤胤へ
    第十章 死者の人情 ―― 平田篤胤の死後観
    第十一章 死後の審判と生命の贈与 ―― 平田篤胤と「幽世」の誕生 
    終章 鬼神論の近代的展開 ―― 柳田国男と和辻哲郎
  • この神秘現象は、奇跡ではなく、確かな科学である。 カトリックの聖地フランス・ルルド。 病気が治癒すると言われる不可思議な泉を、 作家でもあり精神科医でもある著者が徹底検証する。

    カトリック信者の聖地フランス・ルルド。毎年500万人が訪れ、その洞窟から湧き出る水を飲むと病気が治癒すると言われた彼の地を、作家であり現役精神科医でもある著者が実際に取材。科学では説明がつかない不思議な現象をどう受け入れるべきなのか。聖母マリアの出現以来、160年の歴史を振り返り、過去の治癒事例から徹底検証する。ルルド体験を通じて信仰と医学の関係性を多角的に論じる、世界に類を見ない貴重な一冊。
  • 教え・歴史・人物。仏教の本質を基礎からやさしく解説する。

    「念仏を称えれば、死後には阿弥陀仏の本願力に乗じて、善人も悪人も平等に西方の極楽浄土に往生すると説く浄土教。死を直視する教えはどのように変容してきたのか。インドで誕生したブッダの教えが、その後中国から日本に伝わり、法然により大きく展開された。結節点である法然を軸に浄土教の教えに迫りつつ、死を隠蔽し、科学の知を万能視して自我の肥大化が進行する、苦悩に満ちた現代社会を強かに生き抜くヒントを提供する。

    序  章 現代社会における浄土教の意義
    第一章 インド仏教史
    第二章 浄土教の誕生
    第三章 インドと中国における浄土教の解釈
    第四章 鎌倉時代までの日本仏教
    第五章 法然の浄土教
    第六章 親鸞の浄土教
    第七章 一遍の浄土教
    第八章 近代以降の浄土教
    終  章 浄土教が浄土教であるために
  • 1,650(税込)
    著者:
    吉海直人
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    百人一首、源氏物語、枕草子、徒然草……日本文化の奥深さに感嘆

    古来、日本人は自然に寄り添い、時季を楽しんできた。旬の食べ物、花や野鳥、気候や年中行事……折々の暮らしに根ざしたテーマを厳選し、時事的な話題・歴史的な出来事を入り口に、四季折々のことばの語源と意味を解き明かす。「『春はあけぼの』は平安朝の人々の美意識ではなかった」「西行の詠んだ『花』は何か」「あじさいは平安朝の女流文学には出てこない」など、文学の知識も学べる古典文化の案内書。

    目次
    第一部 正月/第二部 春/第三部 夏/第四部 秋/第五部 冬/第六部 京都文化
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    末木文美士
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    源氏物語から漱石まで──物語と仏教の緊張関係から文学に新たな光をあてる

    【目次】

    1 源氏物語と仏教

    2 平家物語と仏教

    3 能と仏教

      修羅の救い
      大和をめぐる謡曲と宗教
      中世思想の転回と能

    4 仏典とその受容

      仏教経典概論
      経典に見る女性
      仏教と夢
      西欧における日本仏教の紹介

    5 思想と文学の間

      真福寺写本から見た中世禅
      思想家としての無住道暁
      『徒然草』の酒談義
      良寛と仏教――『法華讃』をどう読むか
      禅と女性

    6 愛と修道――漱石のジェンダー戦略
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    谷知子
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    答えは古典にあった。人生を導く、先人たちの叡智をひもとく。

    神話から江戸の世話物へとつながる恋愛観、挽歌と哀傷歌そして源氏物語に描かれた「死」と「病」など、日本の古典作品に描かれた哲学をやさしく説く。古典に立ち返り、人生を見つめる新たな視点を養う本。
  • 古代日本の姿を通し、現代に通じる日本人のこころがみえてくる!

    七一三年の官命によって編纂された「風土記」。全国各地の産物や土地、神話などを記す古代の貴重な資料である。その地誌としての性格をふまえ「風土記」を読み解けば、日本人に通底する心のありようが見えてくる。

    【目次】
    はじめに

    第一章 「風土記」とはなにか

    第二章 「風土記」の時間
     序 説
     第一節 「風土記」の時間認識 ―「古」「昔」「今」―
     第二節 神の歴史 ―オオナムチ神話の国作り―
     第三節 天皇の歴史 ―風土記巡行伝説―
     第四節 祖先の歴史 ―「祖」「初祖」「遠祖」「始祖」「上祖」の世界―

    第三章 「風土記」の空間
     序 説
     第一節 神話の空間認識
     第二節 里長の役割と「里の伝承」
     第三節 巡行伝承の空間的再配置

    第四章 「風土記」からみた日本文化
     序 説
     第一節 松になった男女の「罪」と「恥」
     第二節 天女の追放

    終章 「風土記史観」でみた古代の日本
    おわりに
    引用文献および参考文献
  • 704(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    菊地浩之
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    創られた名門家系と忠節軍団の神話を徹底解剖!

    忠節の鑑とされてきた徳川家臣団。しかし、家康以前の徳川(松平)家は激しい派閥争いが存在していた。徳川(松平)家の系譜を辿り、家康が率いた家臣団がどのように変貌したのか豊富な史料を用いつつ検証。
  • 1,408(税込)
    著者:
    川村裕子
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    装束の文化を知れば、王朝文学がもっとおもしろくなる!

    衣服は、いつの時代も、着用している人物の位や性格など、様々な情報を示してきた。『源氏物語』『枕草子』などの作品の記述を手がかりに装束の記号性を読み解き、作品の新たな解釈と古典を読む楽しみを味わう!
  • 792(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    堀切実
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    蕉風を諸国に広めた最大の功労者各務支考の、芭蕉死後も続いた活動のすべて

    芭蕉と支考が師弟として過ごしたのは四、五年だが、芭蕉が俳聖となった背景には、蕉風を賞揚した俳論の刊行、美濃派の全国展開による蕉風の伝播など、“俳魔”支考の大きな働きがあった。二人の人間像に迫る。
  • 1,320(税込)
    著者:
    谷知子
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    1300年前に生まれ現代に続く、今なお魅惑的な和歌を楽しむための手引

    ヤマトタケルから良寛まで、よりすぐりの和歌を楽しみながら、歌の発生、修辞技法や歌の社会的役割、工芸の世界をはじめ日本文化全体におよぶ和歌の影響などを解説。和歌がどんどん身近になる!
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 1,232(税込)
    著者:
    山口博
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    平安時代のシルクロード・ブーム。平安貴族は何にあこがれたのだろうか?

    『竹取物語』のかぐや姫が五人の求婚者に求めたものはすべてシルクロードの産物だった! 『源氏物語』に先立つ長編『うつほ物語』には、オリエンタルな話題が満載。王朝物語を国際的な観点で読み直す。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 2,112(税込)
    著者:
    山本健吉
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    俳句の奥深さと可能性を余すところなく伝える不朽の俳句入門書

    近現代俳句の優れた鑑賞書であり、俳句の奥深さと可能性をあますところなく伝える不朽の名著。正岡子規をはじめ四八人の俳人ごとに句を鑑賞し、表現はもとより俳人の決意までを読みとる。引用句索引付き。
    ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 源氏物語のあらまし、美しさ、楽しさ、必須の知識がコンパクトな1冊に!

    巻ごとのあらすじ、よりすぐりの名場面、物語を読むために必須の有職の知識、作中人物の紹介、国宝源氏物語絵巻の全場面解説など、まずは現代語で源氏物語を楽しむための、基礎知識を満載した入門書。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 704(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    池内紀
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    歩いてわかる風景と旅の魅力を綴る紀行エッセイ

    宗谷岬、那智の滝、四国の遍路路、富士山――。日本各地の懐かしい風景、新しい風景の中を歩きながら、人に出会い、歴史と文化に思いを馳せる。日本の風景と暮らしの豊かさをゆったりと味わうエッセイ。
  • 1,408(税込)
    著者:
    川村裕子
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    雅な王朝文学を初歩から学ぶ。作品世界と、王朝生活の双方がわかる!

    『源氏物語』や『枕草子』などの物語・エッセイ、『土佐日記』『蜻蛉日記』などの日記文学を中心に、主要な王朝作品のあらすじ、特徴・ポイントをわかりやすく解説。便利な「王朝文化ミニ辞典」付き。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 後鳥羽21歳、定家39歳。強烈な個性がぶつかり合う時代の熱い息吹に迫る

    歌に目覚めた後鳥羽上皇の元には藤原俊成、定家、良経など、新たな手法で歌を詠む廷臣たちが揃い、式子内親王、俊成女など、女性歌人も顔を並べた。宮廷をあげて歌に明け暮れる稀有な時代の幕明けを描く。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 704(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    小川靖彦
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    万葉集の魅力に迫る! 編纂の目的、歌の魅力、表記の工夫などから徹底分析

    『万葉集』は何のために編集されたのか。漢字で〈やまと歌〉を書くための技術をどのように開発し、それが歌にどのような広がりを与えたのか。万葉の歌の魅力を堪能しながら『万葉集』の全体を一望する。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 572(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山西雅子
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    俳句を覚えて文法も覚える本。もう文法では悩まずに句作りを楽しもう!

    俳句を作る時はもちろん、俳句を読む時にも、文語文法の正しい知識は欠かせない。単語の分け方、活用語の種類の見分け方、正しい接続の仕方など、俳句を用例にして、楽しく文法が覚えられる入門書。
  • 660(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    井上泰至
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    秋成が描き出す怪異と妖美の世界に鋭く迫る傑作。

    短篇傑作集であり、伝奇小説、時代小説、怪異小説、翻案小説のいずれともいえる『雨月物語』九作品を、より深く面白く読むための絶好のガイド。翻案の元となった古典作品をたどりつつ怪異の本質に迫る。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 1,320(税込)
    著者:
    藤田湘子
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    俳句の面白さと、実作のヒントを具体的に示す俳句入門書。

    「定型」と「季語」そして「切字」「省略」「リズム」が渾然となっている俳句。約束や形式の大切さをしっかり認識した上での実作のヒントを、選評を通して具体的に解説。初心者にもよくわかる俳句表現入門。
  • 平安時代、「暁」は真夜中だった?!

    平安時代、暁は逢瀬を楽しんだ男女が別れる時間だった。では暁とは何時だったのか? 時間表現に関する語の意味を明らかにすることで、これまでとは違った解釈で作品を読み解き新たな古典の世界を拓く。
    ※本文中に〔*〕が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 流行歌謡から、ポジティブに生きる中世の人々が見えてくる!

    悪人への共感、赤裸々な恋愛、ファッション、祭礼の賑わい――。『梁塵秘抄』に歌われた世界の多様なひろがりを探り、中世の人々を魅了した歌謡の面白さ、楽しさを通して当時の世相を鮮やかに描き出す。
    ※本文中に〔*〕が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 流行歌謡に表れた室町人の心を「五感」で感じる!

    庶民から貴族までが小歌に熱狂した室町後期、『閑吟集』は恋歌、明るい諦念の歌など三一一首を収録。無常の世を悟りながら、官能に身を投げ出した室町人の心を「五感」で捉え、豊かな歌謡の世界を描く。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 1,496(税込)
    著者:
    佐佐木幸綱
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    われとは、万葉集とは何か。近・現代短歌の基底部を新たな視点で照らす。

    万葉人たちが生きた七世紀半ばから八世紀にかけては、都市生活者が現れ、個の自覚や孤独が意識され始めた時代だった。恋の歌から挽歌まで、万葉集の歌の〈われ〉を検証し、歌とは何かを解き明かしていく。
  • 748(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    日下力
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    作者の二条が語る波乱の生涯とは!

    『とはずがたり』は、後深草院の御所で育った作者の二条が、自らの愛の遍歴と、尼になったのち、東国・西国を旅した様子を描いた自叙伝。作者の圧倒的な表現力を分析し、『とはずがたり』執筆の真相に迫る。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 748(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    宮脇真彦
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    自然詩人芭蕉のもう一つの側面、人々の姿をリアルに捉えた人情句の世界。

    人物や心情を詠んだ句を、人情句と呼ぶ。優れた叙景句が多く自然詩人として知られる芭蕉には一方で、人間を犀利に見つめ多彩な人々の姿をリアルに捉える世界があった。人情句を通して語る、もう一つの芭蕉。
  • 第44回迢空賞受賞歌人による短歌の作り方

    三十一音で無限の世界を表現できる短歌。恋、家族、老いなどの人生がどう歌になるのか、その技法は? 作法から鑑賞法まで、近現代の秀歌を例にあげながら、平易なことばで短歌の深い魅力を伝える短歌入門。
  • 1,320(税込)
    著者:
    鷹羽狩行
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    秀句を作るにはどうしたらよいか。句作生活60余年の著者が秘法を伝授。

    俳句は一字の違いが大違い。凡句を秀句に変える一字の秘訣とは何か。俳句界の第一人者が作句の秘法を公開する。俳句の素材と発想、詩趣と品格、作句の急所など、秀句への道を平明に説く、会心の俳句作法入門。
  • 704(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    小澤實
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    俳句とは万物への挨拶なり。基本を押えつつ、俳句創作の極意を伝授します。

    俳句はなぜ縦に書くのか、なぜ季語を含むのか、写生とはなにかなどの疑問・難問を丁寧に解説。古代歌謡以来の詩歌文芸の歴史のなかに俳句という詩を位置付けて、「俳句とは何か」を解明する。
  • 人生はこんなにも喜びに満ちている!

    自分が快適だと思う生き方を選び、田園生活の充実と生きる喜びを追求することで死への恐怖を克服した陶淵明。後世、最も影響を受けた白楽天との対比により、ふたりの詩人がうたいつづけた喜びの意味を読み解く。
  • 704(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    長谷川櫂
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    林檎の芯まで味わい尽くす─これこそが俳句の真髄!

    聖なる六尺の病床で近代俳句の礎を築いた子規。「真の革新は、古典から生まれる」と説く著者が、子規の俳句革新の意義に迫り、「即時ということ」「拙の文学」「子規の食卓」等、新たな子規像に鋭く迫る。
  • 『万葉集』は、なぜ1200年も日本人を魅了し続けるのか?

    八世紀末の成立から千二百年。紫式部、藤原定家、佐佐木信綱らが読んだそれぞれの時代の万葉集は、どのようなものだったのか。その読み方に現われる日本人のこころの歴史をたどり、万葉集の魅力に迫る。

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