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『文芸・小説、日本文学』の電子書籍一覧

9781 ~9840件目/全17139件

  • 713(税込)
    著:
    葉月奏太
    レーベル: 竹書房文庫
    出版社: 竹書房

    小暮不二男は三ヶ月前にリストラに遭って現在失業中。さらに妻から三行半を突きつけられ、離婚することに。傷心の不二男は、車でひとり旅に出ることにする。目的地は北海道・富良野。小学校時代に富良野で暮らしたことがあり、そこは美しい思い出の地だった。富良野を目指してゆっくりと車で北上する不二男は、立ち寄る先でわけありの女たちと出会い、情を交わすことに。傷心の旅のなかで徐々に男としての自信を取り戻していく不二男、そして旅路の果てで彼を待つものとは…!? 今旬の作家が贈る大人のための癒し系官能ロマン。
  • 冴えない童貞ニート青年の純二は、街で出会った奇妙な娘から「カメラに写した女を言いなりに出来るスマホ」を譲り受ける。
    半信半疑の純二だったが、電車で乗り合わせたOLを写すと、彼女はたちまち欲情を湛えた目で純二を見つめ、そのままホテルで筆下ろしをしてくれたのだ…!
    不思議なスマホの力でいけ好かない親類の人妻を嬲りヨガらせ、かつてのクラスのアイドルを淫乱に変え、好き放題に女体を楽しむ純二。
    だがある日、スマホのカメラを向けても何ともない女と出会って!?
    新鋭が描くヤリたい放題官能ロマン!
  • 古代日本の姿を通し、現代に通じる日本人のこころがみえてくる!

    七一三年の官命によって編纂された「風土記」。全国各地の産物や土地、神話などを記す古代の貴重な資料である。その地誌としての性格をふまえ「風土記」を読み解けば、日本人に通底する心のありようが見えてくる。

    【目次】
    はじめに

    第一章 「風土記」とはなにか

    第二章 「風土記」の時間
     序 説
     第一節 「風土記」の時間認識 ―「古」「昔」「今」―
     第二節 神の歴史 ―オオナムチ神話の国作り―
     第三節 天皇の歴史 ―風土記巡行伝説―
     第四節 祖先の歴史 ―「祖」「初祖」「遠祖」「始祖」「上祖」の世界―

    第三章 「風土記」の空間
     序 説
     第一節 神話の空間認識
     第二節 里長の役割と「里の伝承」
     第三節 巡行伝承の空間的再配置

    第四章 「風土記」からみた日本文化
     序 説
     第一節 松になった男女の「罪」と「恥」
     第二節 天女の追放

    終章 「風土記史観」でみた古代の日本
    おわりに
    引用文献および参考文献
  • 660(税込)
    著者:
    最東 対地
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    衝撃の連続! 第23回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作

    ある山間の寒村に伝わる風習。この村では、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめ込んで弔う。くりぬかれた穴には白米を盛り、親族で食べわけるという。この事から、顔を抜かれた死者は【どんぶりさん】と呼ばれた──。 スマホにメッセージが届けば、もう逃れられない。【どんぶりさん】があなたの顔をくりぬきにやってくる。脳髄をかき回されるような恐怖を覚える、ノンストップホラー。第23回日本ホラー小説大賞【読者賞】受賞作!
  • シリーズ3冊
    7481,012(税込)
    著者:
    長沢樹
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    選考委員絶賛! 横溝賞受賞の傑作青春ミステリー!!

    とある高校のバスケ部員椎名康は、屋上から転落した少女に出くわす。しかし、少女は忽然と姿を消した!? 監視された空間で起こった目撃者不在の“少女消失”事件!審査員を驚愕させた横溝賞大賞受賞作登場!!
  • 792(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    犬が、一歩踏み出す勇気をくれる。

    年老いた犬を飼い主の代わりに看取る「老犬ホーム」に勤めることになった智美。ホームでの出来事を通じ、苦手だった人付き合いや疎遠な家族との関係を改めて考え直し始める――。
    世知辛い世の中に光を灯す、心温まる成長物語。
  • 人間の心の核に鋭く迫る、警察小説シリーズ合本版がついに登場! 男性優位主義が色濃く残る巨大な警察組織。刑事として、女性として、母として――緑子はひたむきに生きる。

    『RIKO ─女神(ヴィーナス)の永遠─』:男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事・村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた――。第15回横溝正史賞受賞作。

    『聖母(マドンナ)の深き淵』:一児の母となり、下町の所轄署で穏やかに過ごす緑子の前に現れた親友の捜索を頼む男の体と女の心を持つ美女。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。関連の見えない事件に隠された一つの真実とは。シリーズ第2弾。

    『月神(ダイアナ)の浅き夢』:若い男性刑事だけを狙った連続猟奇事件が発生。手足、性器を切り取られ木に吊された刑事たち。残虐な処刑を行ったのはいったい誰なのか? 一児の母として幸せを噛みしめる緑子は、最後の事件のつもりで引き受ける。だがそんな彼女を、あまりに苛酷な捜査が待ち受けていた――。シリーズ第3弾。

    ※本電子書籍は『RIKO ─女神(ヴィーナス)の永遠─』『聖母(マドンナ)の深き淵』『月神(ダイアナ)の浅き夢』を1冊にまとめた合本版です。
  • 痛快、江戸のお仕事小説!

    亭主の勇次が忽然と姿を消し、実家の口入れ屋「きまり屋」に出戻ったおふく。色気より食い気、働きもので気立てのよいおふくは助っ人女中として奉公先に出向き、揃いもそろって偏屈な雇い主たちに憤慨したり同情したり。一筋縄ではいかない人生模様を目の当たりにするうち、自分も前を見て歩いていこうと心を決める――。市井人情小説の名手が渾身の筆で描ききった江戸のお仕事小説。単行本未収録の短篇「秋の朝顔」併録。
  • 少年は強さを求め修羅の道に入り、やがて異能の格闘家に成長する――。

    美貌の戦士、龍王院弘。俊敏だが卑屈な少年時代に流浪の格闘家である宇名月典善に見出された。少年は強くなるために典善を師とし、体験を積み、やがて異能の格闘家に成長する。大河長編「キマイラ」が生んだアナザーストーリー!

    ※本書は、二〇〇六年二月に朝日ソノラマより刊行されたのち、二〇〇九年六月に朝日新聞出版より刊行された『キマイラ青龍変 〈キマイラ〉別巻』を改題、加筆・修正のうえ文庫化したものが底本です。
  • 神社に棲み着いている化け猫たち。 けっこう可愛いものですよ……たぶん!

    起業した会社が倒産したため、着の身着のまま、東京の片隅にある神社に管理人として身を寄せることになった青年。都落ちを痛感しながらも、再起に向けて意気揚々と暮らし始めようとする。 ところが、この神社には3匹の猫が棲み着いていた。大きくてブサイクな虎猫と、灰色の毛玉のような仔猫2匹。実は彼らは“化け猫”だった。 傍若無人ぶりを発揮する化け猫たち。そして、それにひたすら翻弄される青年――。 どこか憎めない化け猫たちとの人間味豊かな同棲生活を愉快に描くストーリー。化け猫も、けっこう可愛いものですよ……たぶん!
  • 704(税込)
    著者:
    倉狩聡
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    デビュー作にして大ヒット作『かにみそ』をしのぐ問題作、待望の文庫化!

    流星群の夜、不思議な石を舐めた可愛いスピッツ犬のヒメ。その日から全てが変わった。相次ぐ連続殺人事件、背後に蠢く犬の気配。史上最高に可愛くておぞましい「犯罪犬」と人との前代未聞の物語!
    ※本書は二〇一五年六月に小社より刊行された単行本『今日はいぬの日』を、加筆・修正の上、改題して文庫化したものが底本です。
  • シリーズ2冊
    748(税込)
    著者:
    和久田正明
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『髪結の亭主』の著者入魂! 謎・涙・笑いありの書き下ろし新シリーズ!

    格式の高い武家の娘ながら自由闊達、「猫」と呼ばれる女隠密・姫子に、老中・松平定信の暗殺を阻止せよとの密命が下る。変わり者のお庭番3人と首謀者を追うが……。書き下ろし時代小説、新シリーズ第一弾!
  • 水木しげるが描いた妖怪絵79点をフルカラーで収録!

    目には見えないが、そこに確かに存在する何か。日本ではこれを妖怪と呼ぶが、その正体を明らかにする研究こそが「妖怪人類学」である。自ら設立した世界妖怪協会で、この研究活動を晩年のライフワークとした水木しげるは、日本と世界を旅して各地の〈目に見えない存在〉の渉猟に励んだ。その研究成果の粋を集めた本書には、各誌で掲載されたフルカラーの妖怪絵79点と解説編を収録。水木ファン必携の1冊。
  • 読んだら飲みたくなる、日本酒レビューも収録!! 酒と肴と思い出と、人生に寄り添うこの店へ。

    今日も一日頑張ったあなたを、旨い酒と美味い料理でお出迎え。恵比寿の繁華街の片隅に、たたずむ「四季-Shiki-」。日本酒専門のこの店で供されるのは、客の好みに合わせたお酒と自慢の料理。仕事でへとへとの体には爽やかな爽酒でほっと一息、くたくたの心には薫り高い薫酒で心ゆくまでゆったりと。あなたの疲れた心と体に、ぴったりのお酒がここにあります。酒と肴と思い出と、人生に寄り添うこの店に、どうぞ癒やしにいらっしゃい。実在する日本酒が多数登場。読んだら飲みたくなる、日本酒レビューも収録!!
  • 表御番医師、奥右筆、目付、小納戸――あの人気シリーズの役人たちも躍動! 豊富な逸話とともに、権謀渦巻く役人たちの闘いと身につまされる宮仕えの日々を描く、書き下ろし作!

    「出世の重み、宮仕えの辛さ。
    役人たちの日々を題材とした、新しい小説に挑みました」
    ――上田秀人


    役目を減らすことは、役人の席を奪うこと。己の存在意義と既得権益をめぐり、武士たちは熾烈な競争を繰り広げた。世襲を旨とする幕府が、唯一実力主義を徹底した医師。大名・旗本が敵に回すことを最も恐れた奥右筆。親兄弟であろうと罪を暴き、なりふりかまわず手柄を求めた目付。人も羨む出世と引き替えに、お手討ちもありえた小納戸――役人たちの闘いと身につまされる宮仕えの日々を、新たな筆致で描く渾身の書き下ろし。


    「やられた! するどい考証の切っ先が、
    読者の胸元につきつけられる。
    上田さんの時代小説の新しい作法に舌を捲きます」
    ――北原進(歴史学者・品川歴史館館長)
  • 1,012(税込)
    著者:
    中島義道
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    戦う哲学者が、日本の「醜さ」に迫る!

    頭上には電線がとぐろを巻き、街ではスピーカーががなりたてる。美に敏感なはずの国民が、なぜ町中の醜さに鈍感なのか? 日本の美徳の裏に潜むグロテスクな感情、押し付けがましい「優しさ」に断固として立ち向う。
  • 616(税込)
    著者:
    北大路公子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    世界は苦手なもので溢れているけれど、今日もなんとか暮らしています。

    読むとどうでもいい気分になって酒でも飲んで眠りたくなる、脱力系エッセイ集。

    居酒屋の店内で迷子になり、電話でカジュアルに300万の借金を申し込まれ、ゴミ分別の複雑さに途方に暮れる……。
    キミコさん(趣味・昼酒)の「苦手」に溢れた日常を、無駄に繊細な筆致で描きます。

    文庫書き下ろし有り。

    解説=小路幸也
  • 平安京で三十六歌仙と恋をする!? 平安タイムスリップ・ロマンス・ストーリー!

    神童と持て囃されたのも今は昔、ただのひねくれ女子高生になり果てた御厨紀伊。そんな紀伊が平安時代へタイムスリップ、そこで出会ったのは格好いいけどぶっきらぼう、プライド高くてちょっと優しく、そして誰よりも和歌への情熱溢れる三十六歌仙の一人、壬生忠見だった。平安時代での日々を送るうち、紀伊はときにいがみ合いながらも壬生との距離を縮めていく。しかし、壬生にはある未来が待っていた。時の村上天皇によって催された歌合での勝負に敗れ、悔しさのあまり悶死するという――。はたして二人の関係の行方は、そして壬生の運命は!?
  • 時を遡って紡がれる、あたたかくて切ない夏休みの物語。

    小学生の青斗が住む海沿いの田舎町には、ひとつの伝説があった。それは土岐波神社にお願いすると、神様のトキコさまがやり直したい過去に“時渡り”させてくれるというもの。両親の離婚で、大好きなこの町と離ればなれになってしまう少女・鈴。そんな彼女のために最高の夏休みをプレゼントしようとする少年・青斗。二人きりで過ごす最後の夏休み。神社で遊んでいた彼らの前に現れたのは、遠い所からやってきたという不思議な女性・一花だった。――これはそれぞれが胸に秘めたさよならの物語。
  • 何から何までまともではなくて、しかし、紛れもなくそれは恋だった。

    「ねえ、高坂さんは、こんな風に考えたことはない? 自分はこのまま、誰と愛し合うこともなく死んでいくんじゃないか。自分が死んだとき、涙を流してくれる人間は一人もいないんじゃないか」 失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。一見何もかもが噛み合わない二人は、社会復帰に向けてリハビリを共に行う中で惹かれ合い、やがて恋に落ちる。しかし、幸福な日々はそう長くは続かなかった。彼らは知らずにいた。二人の恋が、<虫>によってもたらされた「操り人形の恋」に過ぎないことを――。
  • 古都、鎌倉で不思議なひと夏をすごしてみてはいかが?

    鎌倉の老舗不動産、その御曹司とのお見合いを仕組まれた清花。相手の雅秋は名家の一員らしく所作も美しい青年。だが、仕事もせず日々読書に耽っているという。雅秋には幼少より霊が見える体質に悩まされ、世捨て人のような生活を送っていたという事情があった。お屋敷で起こったとある事故のため、清花は雅秋と同居する羽目になる。なし崩し的に鎌倉不動産の仕事を手伝うことになった清花だが、それは雅秋の能力を必要とするいわくつき物件の調査だった。歴史ある鎌倉という土地柄のあやかし物件たち――清花の不思議な夏が始まる。
  • 孤高の刑事・麻生龍太郎の人気シリーズ。人間の「愛」、「罪と罰」を極限までに描いた渾身の大長編!

    『聖なる黒夜(上)』:広域暴力団の大幹部が殺された。容疑者の一人は美しき男妾あがりの男……それが十年ぶりに麻生の前に現れた山内の姿だった。事件を追う麻生は次第に暗い闇へと堕ちていく。圧倒的支持を受ける究極の魂の物語。

    『聖なる黒夜(下)』:刑事・麻生龍太郎と男妾あがりのインテリ山内練。ひとつの殺人事件を通して暴かれていく二人の過去に秘められた壮絶な哀しみとは? ミステリとして恋愛物語として文学として、すべてを網羅した最高の文芸作品!!

    ※本書は『聖なる黒夜(上)』『聖なる黒夜(下)』を1冊にまとめた合本版です。
  • 1,012(税込)
    著者:
    藤田宜永
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    完璧な暗殺だった──。だが、運命の歯車は、そこから狂いはじめる。

    偽名を使い、多数の人を殺めてきた腕利きの榎波は、暴力団員が起こした動物惨殺事件を見逃すことが出来なかった。激情に駆られながらも、冷徹に暴力団員を射殺した榎波だったが、その完璧さが彼の運命を大きく狂わせていく。榎波の手口が他の伝説の暗殺者・花井と酷似していたことから、花井を追うことになった“影の弁護士”藤立。本来絡み合うはずのない二人が、再び出会うとき、未曾有の犯罪を巡る追跡劇がはじまる。
    ※本書は二〇一二年十一月に小社から単行本で刊行された『ライフ・アンド・デス』を改題して文庫化したものが底本です。
  • 1,320(税込)
    著者:
    三田完
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    俳壇の重鎮は母とどのような関係にあったのか。震災と戦争を繋ぐ傑作文学。

    若き日、型破りな戦争句で一躍俳壇の寵児となった鴻海。喉頭癌で声を喪った鴻海の招待を受け、作家・玄は、俳句を嗜んだ母の思い出を胸に、結社に出入りするが、鴻海の作品の中に、幾つかの剽窃の痕跡を感じ――。
  • 路上で刺死体で見つかった名門男子高校生。「泣ける」青春恋愛ミステリー!

    柳刃包丁に胸を刺されて殺された名門男子高生。彼の死後、優等生の顔に隠された不審な交友関係が明らかになる。その死の理由にたどり着いた時、切ない真実が明らかになり――。どんでん返し満載の青春ミステリー。
  • 880(税込)
    著者:
    伊東潤
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    最強武田軍vs信長・秀吉・家康軍! 戦国の大転換点、長篠の戦いの新解釈!

    知略と武力を駆使した壮絶な戦いと熱き人間ドラマ。

    問答無用の本格合戦小説!


    「武田信玄死す――」元亀4年、その噂が戦国の世を揺さぶった。父の悲願、天下掌握を果たすべく信長の追い落としを図る勝頼。生き残りを賭け謀略をめぐらせる家康。信長の命で大量の鉄砲調達に奔走する秀吉。そして兵として戦場を駆け回る地侍の宮下帯刀。男たちは長篠の地に集結し、死力を尽くした戦いに臨む。戦国の大転換点・長篠合戦と熱き人間ドラマを圧倒的臨場感で活写した、問答無用の本格合戦小説!

    <絶賛の声、続々!>

    「この臨場感は何だ。歴史小説界を制する恐るべき合戦の<再現力>!」
     ――縄田一男氏(文芸評論家)

    「見事な歴史解釈と問いかけにより、物語も楽しめるし、歴史も楽しめる。一粒で二度おいしい作品」
     ――本郷和人氏(歴史学者)

    「武田家ものの決定版! 伊東潤ならではの史観を交えて描ききった戦国時代小説の新たな傑作」
     ――東えりか氏(書評家)
  • 770(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    十二年の刑期を終え出所した伝説のヤクザ・村井法源は、娑婆の変わり様に愕然とする。暴力団新法により組は消滅。行くあてもなく立ちつくす法源に追い打ちをかけるように、新手の組織犯罪を追っていた恩人の神代刑事が刺殺される。「刑事が何百人かかっても解決できない。だがおまえならできる…」という神代の遺言に、法源は黒法衣を纏い、事件に立ち向かうが…。寺の跡取りにして極道、絶倫並ぶものなき破戒坊がやみ社会に挑む痛快サスペンス!
  • 戦後派作家たちの後退とともに忘れられたかのように見えた〈戦後〉という主題は、しかし現代まで繋がっていた。雑誌「文藝」から浮かび上がるその激動なる軌跡を鮮やかに描き出す。
    その時、〈文学〉の現場では、何が起きていたのか!?
    1933年に改造社で創刊された「文藝」は、言論統制による改造社解散後の1944年、河出書房に引き継がれた。空襲で社屋が焼かれてもなお雑誌の刊行は続き、そして戦後へ――奔流にのまれながら数奇な運命を辿った出版社と、時代と格闘する作家・編集者たちの姿を峻烈に描く、「新たなる文学史」の誕生!
  • 短歌とビジネス文書の言葉は何が違う?共感してもらうためには?「生きのびる」ためではなく、「生きる」ために。いい短歌はいつも社会の網の目の外にある。読んで納得!穂村弘のやさしい短歌入門。
  • 人生の原点がここにある!混迷の時代に射す一条の光、現代語訳「方丈記」。満洲からの引揚者として激動の戦中戦後を生きた著者が、自身の体験を「方丈記」に重ね、人間の幸福と老いの境地を見据えた名著。
  • 三村修治はこの世とあの世の狭間にいた。修治は生前に積んだ善行「天国マイレージ」のおかげで、天国に行けるという。人は笑うたびに0.1マイルが貯まる。修治は生前、35万回も笑っていた。妻の彩子は明るく、よく笑う女性だった。だが息子の陽一郎はどうか? 腹を抱えて笑っている姿をみた記憶がない。かくして修治は、天国行きを中止した。すべてのマイルを使ってこの世に1週間だけ戻り、陽一郎を笑わせるために。
  • うちらは、電車通学のことを、キシャツー、って言う。部活に通う夏休み、車窓から、海辺の真っ赤なテントにいる謎の男子を見つけて……微炭酸のようにじんわり染み渡る、それぞれの成長物語。
  • 大人になるってことを、僕はこの喫茶店で学んだんだ……七十年代後半、高校生の僕と年上の女性ばかりが集う小さな喫茶店「ぶろっく」で繰り広げられた、「未来」という言葉が素直に信じられた時代の物語。
  • 『枕草子』=「インテリ女性のお気楽エッセイ」だが、陰謀渦巻く宮廷で、主を守り自分の節を曲げずに生きぬくことは簡単ではなかった。厳しい現実の中、清少納言が残した「美意識」に生き方の極意を学ぶ。
  • シリーズ13冊
    704726(税込)

    ドッキドキ! ワケあり男子たちとのドタバタ生活スタート!?

    私、里見サトミ! とつぜん見知らぬイケメン男子たちに命をねらわれるようになっちゃった、かわいそーな女の子(泣) …ワンコの呪いをとけば助かるって言ったって、どうすればいいの!? ドッキドキの現代版南総里見八犬伝!!【小学中級から ★★】
  • 病にも負けず、ひたむきに夢を追った少年の生涯!

    元気いっぱいのこどもだった聖が、難病のネフローゼだとわかったのは、5歳のとき。
    小学校にも通えず、病院のベッドの上ですごすしかなかった。
    なかよしの子が亡くなることさえ、めずらしくない生活。
    けれど聖は「将棋」という夢を見つけた。
    「命をかけても、ぼくは名人になる!」
    12歳で中国地方ナンバー1となり、13歳でプロ棋士に弟子入りした聖だったが!?
    病気と闘いながら夢をおいかけた少年の物語!【小学上級から ★★★】
  • 団地の隅のシロツメクサの野原で幼い少女たちは出会った。親が過保護すぎる純粋な真淳(まじゅん)と、親にネグレクトされる大人びた照乃(あきの)。正反対の環境で育った二人はたちまち惹かれあう。照乃が真淳に教えた秘密の遊びは二人の絆を強めたが、まもなく遊びが親に発覚して二人は引き離され……すれ違いと邂逅を繰り返し、傷つけ合いながらも互いの全てを求め合う少女たち。複雑で純粋な恋心と大人になるまでの軌跡を描く傑作恋愛小説。
  • 卑猥な宝石に恋する少女趣味(ロリータ)ファッション店員、美少年の生徒に慕われる幼児体型の養護教諭、アイドルの夫の帰りを待つ幼妻、可愛い恋人がありながら不倫するSM女子、優しく賢く美しい叔父様に引き取られた少女、「眠り姫」と綽名される女子大生……薄い胸、華奢な四肢、可憐な顔立ちで周囲の欲望を絡めとる少女たち。その刹那のきらめきを閉じ込めた異端にして背徳の恋愛短篇集。R-18文学賞受賞作家が描く愛の毒6篇。
  • 726(税込)
    著:
    北夏輝
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    狐のお面に着流しで奈良を闊歩する不思議な青年「狐さん」は、春日大社で中学の同級生だった「烏」と再会。烏は狐の幼馴染み・揚羽(あげは)への10年越しの想いを遂げるため関西に戻ったと告げる。恋成就の協力を求めて、烏は狐に同僚の美女を紹介するが、奈良公園で鹿から助けた眼鏡美少女が何故か狐の脳裏に浮かんで……。コミカルで優しさ溢れるメフィスト賞受賞作『恋都(こと)の狐さん』待望の続編!
  • 吉行文学の真骨頂、繊細な男の心模様を描く。

    戦後の混沌とした時代、男は安定を求めて大会社のサラリーマンとなった。

    だが、人員整理でクビとなり退職金を受け取った日、ヌードモデル志望の少女と出会う。丸顔に濃い化粧、大きな頭でアンバランスな躰の彼女にやがて愛憐の情が湧きはじめる――。

    空虚感を纏いながらこの時代を生きていく男と雑誌編集者の友人との交流、戦禍に散った友人への回顧など、卓越した心理描写で綴られた珠玉の作。

    他に「水族館にて」「白い神経毬」「人形を焼く」の短編3作品を収録。
  • なぜ離婚したくないのだろう? 世間体? 妻への愛情? 子供の教育上良くないから? 妻から離婚を切り出され、仕事漬けだった隆介は、はじめて考えた。お茶の間に届けるファミリードラマの脚本を書きながら、妻の気持ちを変えられないかと悩む日々。世間の離婚についての考え方を取材し、考え、隆介が出した思いもよらない結論とは――
  • 1,056(税込)
    著:
    小島正樹
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    孤児院育ちの美女から生家を探してほしいとの依頼を受けた弁護士・川路。唯一の手がかりは、20年前の殺人と蘇るミイラについて書かれた異様な日記のみ。友人・那珂の助けを借りてついに家を突き止めるが、そこは江戸時代から存続するいわく付きの武家屋敷だった。そして新たな殺人が……。謎とトリック2倍増しミステリ!
  • 638(税込)
    著:
    舞城王太郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    「許せないんだよ」「りゅ、ふう、……っぐ、りゅう、流産が」。二十七歳の春、突然流産のことが気になりだした僕。理不尽な赤ちゃんの死が高頻度で起きることに怒り、妄執する男を描いた「美しい馬の地」。他「アユの嫁」「四点リレー怪談」「バーベル・ザ・バーバリアン」「あうだうだう」収録の奇跡の短篇集!
  • 中国四川省の成都を出発し、ビルマ北部を通って、最後にはインドへ――幻の西南シルクロードに挑む著者の前には、圧倒的なジャングルと反政府少数民族ゲリラの支配する世界屈指の秘境がたちふさがっていた。混迷と困難を極める旅なのに、これほど笑えるのはなぜか。究極のエンタメ・ノンフィクションついに登場。
  • 418(税込) 2024/5/30(木)23:59まで
    著:
    誉田哲也
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    世間を騒がす謎のCM美女「Qrosの女」の素性を暴くべく奮闘する「週刊キンダイ」芸能記者の矢口慶太。CMで彼女と共演した人気俳優・藤井涼介の自宅を、先輩記者・栗山と一緒に張り込むとそこに当人が!? 藤井との熱愛スクープ・ゲット! それともリーク? ――ワケありのネタ元、ネット情報も錯綜し、衝撃の展開へ! 白熱する芸能取材をリアルに描いた鮮烈ミステリー!
  • 三十の独身男である轟大輔は、下町の商店街でお好み焼き屋兼駄菓子屋の「とどろき屋」を営んでいる。短気だけど人情家の大輔は商店街の有名人だが、惚れっぽくて振られてばかりいる。ある日、高校時代にマドンナだった遥香が、離婚して実家に帰ってきていることを聞き、大輔の胸は高鳴る。そんな彼の気持ちを知ってか知らずか、遥香はたびたび「とどろき屋」を訪れ、遂には「大輔と一緒になれば良かったかな」と言って、艶めく身体を預けてくるのだった!? レトロな商店街にわけありの美女が集う…ほっこり癒しの下町官能ロマン!
  • 素人童貞の白木浩樹は、ある日、会社の美人上司・高宮美百合と夕食をともにし、酔った彼女から思いがけず誘惑される。そして、美百合の手ほどきでセックスを味わうが、中に出してしまい、彼女に怒られる。しかし、浩樹は放出した精液をすぐに吸い込むことが出来る秘術「馬吸無」を体得していたのだった。避妊もいらず、何度でも出来る浩樹は、美百合に再び挿入し、絶頂に導く。以来、女運がアップした浩樹は、特殊な能力で社内の女たちを次々に虜にしていく…。絶倫の秘術を使って美女と出世を手に! 前代未聞のオフィス・エロス。
  • 704(税込)
    著:
    橘真児
    レーベル: 竹書房文庫
    出版社: 竹書房

    勤めていた会社が倒産し、実家の電器屋を手伝うことになった熊谷直行は、エアコンの取り付け工事で近所の団地に赴く。依頼人の麗子は妖艶な人妻で、直行はミニスカートからはみ出す太股につい目がいってしまう。そして、そんな様子を察した麗子から誘いを掛けられ、熟れた女体を味わう。以後も直行は団地妻から誘惑される機会に恵まれ、快楽を享受する。 そんな時、高校時代に憧れていた望美に団地で偶然再会。彼女から旦那と上手くいっていないと聞かされた直行は…!? 極上の人妻誘惑ロマン。
  • タイムリミットは6時間。脱出できるのか――最速一気読み! 究極のどんでん返し!!目覚めると、彼女は病院のベッドで点滴を受けていた。なぜこんな場所にいるのか? 監禁された男女5人が、拉致された理由を探る……。ピエロからのミッション、手術室の男、ふたつの死の謎、事件に迫る刑事。タイムリミットは6時間。謎の死の真相を掴み、廃病院から脱出できるのか!? 大ヒット作『仮面病棟』を凌ぐスリルとサスペンス。圧倒的なスピード感。衝撃の結末とは――。医療ミステリーの超傑作! 「病棟シリーズ」最新刊。
  • ダン・ブラウンの大人気「ラングドン教授」シリーズ、12冊一気読み!

    『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』『ロスト・シンボル』『インフェルノ』。大ベストセラー作家ダン・ブラウンが新作を刊行するたびに世界中の話題をさらってきた、人気主人公、ラングドン教授シリーズ。宗教象徴学者・ラングドンが、次々襲いかかる巨大な謎と陰謀、世界の秘密に迫る! レオナルド・ダ・ヴィンチ、イルミナティ、フリーメーソン、そして……。今度の謎は何だ!?
    ※本電子書籍は、『天使と悪魔(上)(中)(下)』『ダ・ヴィンチ・コード(上)(中)(下)』『ロスト・シンボル(上)(中)(下)』『インフェルノ(上)(中)(下)』を1冊にまとめた合本版です。
  • 飄々とした句風で、「面白くて哀しい」人間たちが織り成す社会を映し出す川柳句文集。著者は札幌川柳社編集長として活躍、またエッセイスト、リスクコンサルタント、メンタルケア・スペシャリストとして講演や執筆、コメンテーターの顔も持つ。
    《パスワード忘れて僕がいなくなる》
    《爺ちゃんも乗せておくれよ縄電車》
    《少年じゃないから大志抱かない》
    《負けん気になって持病の話する》
    《ときめきか不整脈かがわからない》
    《トンネルを出ると老人ばかりいた》
    《スケジュール何にもないという不安》
  • 日本唯一の川柳総合雑誌「川柳マガジン」の「笑いのある川柳」欄に寄せられた約5万句の中から、ユーモア川柳の大家・今川乱魚がセレクトした3352句を39のテーマ別に収録。
    コンパクトな文庫版に珠玉のユーモア川柳が詰まったマスターコレクション。
    《女偏考えたのは男だな》
    《病み上手哀れな声で妻を呼ぶ》
    《結婚記念樹別れてからもよく伸びる》
    《クラス会見栄には見栄で立ち向かう》
    ほか。
  • 川柳のバイブルとされる江戸中期に刊行された「誹風柳多留」。現代にも通じる、江戸っ子たちの生きるための知恵と常識、極上のユーモアが詰まった同書の中でも、とくに名句の宝庫と知られる初代・柄井川柳選の初篇から二十四篇より、どこかで一度は耳にしたことのある、これだけは覚えておきたいベスト五六九句を厳選収録。やさしい解説で読み物としても楽しめる一書。
    《是小判たった一晩居てくれろ》
    《本降りに成て出て行雨やどり》
    《子が出来て川の字形りに寝る夫婦》
    《役人の子はにぎにぎを能覚》
    《なきなきもよい方をとるかたみわけ》
    《孝行のしたい時分に親ハなし》
  • 現代川柳界を代表する女性作家の一人で、茨城県川柳協会副会長・つくばね番傘川柳会創立会長を務める著者が、つくばね創立十周年を記念して編んだ句文集。
    日々の暮らしが詠まれた川柳の中に自己主張、社会批判のエッセンスがキラリと光る。
    《花筏こころまかせに風と組む》
    《桃の花菜の花亡母はどのあたり》
    《ひらがなの中で男を赦してる》
    《パソコンに夢も家計も詰め込んで》
    《いい妻を演じ切るのも義理のうち》
    《夫をほめると洗濯が早くすむ》
    《来年の母の日までに母になる》
  • 1989年から2013年までの25年間に詠んだ時事川柳を、年さらに月ごとに分けて収載した平成の25年間をこの1冊で俯瞰することができる、クロニクル的川柳句集。
    《名君も一億借りて腹を切り》(1994、細川借入疑惑で辞職)
    《アメリカの心を砕くテロリスト》(2001、9月11日)
    《ティッシュから自転車になりパンクする》(2007、消費者金融)
    《大地震ぼた餅だけは落とさない》(2011、菅内閣延命)
    《兵卒は四億円もさっと貸し》(2011、総理は最低資産)
    《手拍子で送られて逝く人生も》(2013、人生いろいろ島倉千代子)
  • 空に向かって凜と咲く花のように、人生の試練を一つ一つ乗り越えながら、川柳という表現手段において、岩手の地で確かな足跡を残し、後進を育成してきた著者。花巻川柳会会長として活躍する第一句集「秋桜」から20年、待望の第二句集。
    著者にとっての「やすらぎ」は、川柳を書くことで得られる心の救い。詠まずにはいられない「吐露することのできる想い」は多くの人を感動へと導く。「今が旬」「癒しのフルコース」「下り列車」の三章構成。

    《今が旬あなたの皿に乗ってみる》
    《ふところの数珠をまさぐる現在地》
    《骨密度まだしばらくは歩けそう》
    《笑顔から始まる癒しのフルコース》
    《素うどんのように連なる時は人は》
    《涅槃図の隅でひっそり臓器授受》
    《下り列車なんてやさしい音だろう》
    《ももさくら静止画像が動き出す》
    《犬かきで進んだ夏をふりかえる》
    《目の前にあれば信じてしまう癖》
  • 現役の高校教諭であり、静岡県川柳協会会長、浜松川柳社いしころ会会長などの要職にある著者。
    比喩を効果的に用いて、自分の思いを十七音の物語に昇華させる。
    《親と子が絵本に架ける虹の橋》
    《ひたむきな母がこっそり伸ばす腰》
    《褒められた記憶がボール弾ませる》
    《逆境にかざすと見える愛の色》
    《破壊して生を実感する若さ》
    《伝えたい思い机上でひからびる》
    《くたびれた皺を伸ばして描く夢》
    《地球にも必要になる解毒剤》
  • 福岡県川柳協会会長、県内屈指の伝統結社・川柳くろがね吟社主幹である九州を代表する著者。
    骨太ながらも飄々と人生を詠んだ「起」「承」「転」の3章構成。
    《鉄鍛う男我流の花を生け》
    《嫌いから好きに変わった一ページ》
    《芽が出ないそれで気の合う屋台酒》
    《退屈だなあ女房と昼寝する》
    《転変の雲と一日なにもせぬ》
    《貧しさは言うまい今日の飯を炊く》
    《見通しはどうあれ今日の石を積む》
    《しょうもない話だけれど茶は旨い》
    《よくやった自分を褒める馬の脚》
  • (一社)全日本川柳協会会長、柳都川柳社主幹として20歳から60余年にわたり川柳界をリードしてきた著者の代表句が揃った1冊。「うめぼしの種」「る・る・る」「地蔵菩薩」の3章構成。
    《蟹の目に二つの冬の海がある》
    《はくちょうのねむりのそこのそこのしろ》
    《なんとなくすこし疲れた靴が好き》
    《一列のスリッパどこから履いたらいいのかね》
    《号泣のあとの自分をどうしよう》
    《女房の財布をあけて閉めている》
    《花鋏指紋はひとつ妻だった》
  • 昭和25年に大嶋濤明が創設した川柳噴煙吟社の創立会員で、熊本柳友川柳吟社主宰、熊本県川柳協会会長、川柳噴煙吟社主幹を歴任、現在噴煙吟社会長として活躍する熊本川柳界の泰斗である著者の第2句集。
    「昭和の譜」「平成の譜」「近年の譜」の3章構成。
    《明けまして一銭もないお正月》
    《目じりからこぼれてしまう母の嘘》
    《生きるとはゴミを出す日はゴミを出す》
    《ライバルへ顔の半分笑っとく》
    《回れ右すると軍靴の音がする》
    《八十歳どこを切っても血は赤い》

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