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『文芸・小説、吉村昭、401円~500円』の電子書籍一覧

1 ~21件目/全21件

  • 498(税込) 2024/5/30(木)23:59まで
    著:
    吉村昭
    レーベル: 講談社文芸文庫
    出版社: 講談社

    人間の根柢へ、文学の原理へ、深まりゆく作家精神の軌跡!
    死を賭して受けた胸部手術、病室から見た月、隣室の線香の匂い、そして人間の業……。終戦からほどない、21歳の夏の一夜を描いた表題作をはじめ、人間の生と死を見据え、事実に肉迫する吉村昭の文学の原点を鮮やかに示す随筆集。自らの戦争体験、肉親の死、文学修業時代と愛する文学作品、旅と酒について、そして家族のことなど、ときに厳しく、ときにユーモラスに綴る。
  • 473(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    旅に出て、人と出会い、酒肴を愉しみ、言葉を選び、小説を書き、歳を重ねる……。自らの流儀を守り、穏やかで豊かな生活から産まれる傑作の数々。その精密な取材と静謐な筆致は、読む者を虜にし深い感動を呼び起こす。作家冥利に尽きる体験、日常の小さな発見、ユーモアに富んだ日々の暮し、そしてあの小説の執筆秘話を綴る。作家・吉村昭の文章を紡ぐさまをかいま見る芳醇な随筆集。
  • 539(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    40年におよぶ刑務官生活にピリオドを打った鶴岡に、再就職の話が舞い込んだ。それは、巣鴨プリズン跡地に建つ高層ビル建設の警備を指揮するというものだった。鶴岡の脳裏に、かつて自らが刑務官として勤務したプリズンの情景がよみがえった――。敗戦国民が同国人の戦犯の刑の執行を行うという史上類のない異様な空間に懊悩する人々の生きざま。綿密な取材が結実した吉村文学の新境地。
  • 528(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    見合いの席、美しくつつましい女性に男は魅せられた。ふたりの交際をあたたかく見守る周囲をよそに、男は彼女との結婚に踏みきれない胸中を語りはじめる。男は、独り暮らしの彼女の居宅に招かれたのだった。しかし、そこで彼が目撃したものは……(「同居」)。日常生活の劇的な一瞬を切り取ることで、言葉には出来ない微妙な人間心理を浮き彫りにする、まさに名人芸の掌編小説21編。
  • 482(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    読んだ講釈が幕府の逆鱗に触れ、種子島に流された大坂の講釈師瑞龍。島での余生に絶望した瑞龍は、流人仲間と脱島を決行する。丸木舟で大海を漂流すること十五日、瑞龍ら四人が流れついた先は何と中国だった。破船した漂流民と身分を偽り、四人は長崎に送り返される。苦難の果て、島抜けは見事に成功したかに思えたが……。表題中篇をはじめ、「欠けた椀」「梅の刺青」の三篇を収録。
  • 451(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    生と死を見つめつづけた作家が、兄の死を題材にその死生観を凝縮させた遺作。それは自身の死の直前まで推敲が重ねられていた──「死顔」。明治時代の条約改正問題とロシア船の遭難事件を描きながら、原稿のまま残された未定稿──「クレイスロック号遭難」。さらに珠玉の三編を合わせて収録した遺作短編集。著者の闘病と最後の刻を夫人・津村節子がつづった「遺作について」を併録。
  • 550(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    不貞ゆえに妻を殴殺した過去に追われるように、山奥のダム工事現場へ流れ込んだ男と、水没を目前にしながら無気味な沈黙を続ける幻想的な落人部落の人々との、微妙な心の響きあいを描く表題中編。他に、戦時下の勤労動員を背景に、青春の心の陰影を鮮やかに定着した『彩られた日々』等、戦中戦後“二つの精神的季節”を生きてきた作者自身の体験を結晶化した短編5編を併せ収める。
  • 528(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    二冬続きの船の訪れに、村じゅうが沸いた。けれども、中の者は皆死に絶えており、骸が着けていた揃いの赤い着物を分配後まもなく、恐ろしい出来事が起った……。嵐の夜、浜で火を焚いて、近づく船を座礁させ、積荷を奪い取る――僻地の貧しい漁村に古くから伝わる、サバイバルのための過酷な風習“お船様”が招いた海辺の悲劇を描いて、著者の新境地を示す異色の長編小説。
  • 550(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    結核に苦しみながら読書に熱中した少年時代。川端康成、梶井基次郎に心酔し、三島由紀夫らを訪ねた大学文芸部の頃。大学を中退して結婚、生活に追われつつも、小説へのいちずな情熱を貫いた同人誌時代。そして四度の芥川賞落選……。逆境を乗り越えて太宰治賞を受賞し、次いで名作『戦艦武蔵』が生まれるまでの軌跡を率直に綴り、一人の作家の誕生を描く自伝。初期短篇「死体」「青い骨」「貝殻」3作併録。
  • 506(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    闇に葬られた軍艦事故の恐るべき真相、「戦艦武蔵」の極秘設計図紛失事件の後日譚、悲しくも痛ましい沖縄決戦の秘話……。戦記文学に定評のある著者が、正史にのらない埋もれた戦争の真実を掘り起して、巨大な戦争の陰の部分に生きた人間たちのドラマを追求する戦争秘録小説集。「艦首切断」「顛覆」「敵前逃亡」「最後の特攻機」「太陽を見たい」「軍艦と少年」の六編を収録。
  • 506(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    昭和17年4月18日――太平洋上の哨戒線で敵機動艦隊を発見した特設監視艇・長渡丸の乗員は、玉砕を覚悟で配置につき、死の瞬間を待った。けれども中村一等水兵以下五名は、米軍の捕虜となり、背中にPWの文字のついた服を着せられて、アメリカ本土を転々としながら抑留生活をおくった――。運命のいたずらに哭く海の勇士の悲しい境涯を通して描く、小説太平洋戦争裏面史。
  • 539(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    終戦の詔勅が下った昭和20年8月15日、福岡の西部軍司令部の防空情報主任・清原琢也は、米兵捕虜を処刑した。無差別空襲により家族を失った日本人すべての意志の代行であるとも彼には思えた。だが、敗戦はすべての価値観を逆転させた。戦犯として断罪され、日本人の恥と罵られる中、暗く怯えに満ちた戦後の逃亡の日々が始まる――。戦争犯罪を問い、戦後日本の歪みを抉る力作長編。
  • 495(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    漁師・房次郎は娘の登喜子に懇願され、彼女の恋人・俊一を不承不承船に乗せるが……。津軽海峡を舞台に、老練なマグロ釣りの孤絶の姿を描く表題作。四国の小島に異常発生した鼠と人間の凄絶な闘いの記録『海の鼠』。他に、美味ゆえに養殖される新種のカタツムリをめぐる滑稽な顛末『蝸牛』、名人気質の長良川の鵜匠の苦渋を綴る『鵜』など、動物を仲立ちとした傑作小説四編を収録。
  • 462(税込)
    著者:
    吉村昭
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    著者の文学主題が巧みに象徴的に表された傑作4篇

    兄の顔から血の気がひいていた。次郎は、無言で差し出された覗き桶を手にし、舟べりに膝をついてガラス板の中をのぞいた。水底の岩礁のくぼみに、海草のようにゆらいでいるのは、たしかに、白いスカートの裾だった……。女の水死体発見にまつわる、一漁村の異常な体験を描く表題作ほか、「鷺」「貝の音」「野犬狩り」の3作品を併録。野心的題材を扱って、著者の文学的力量を示す秀作集。
  • 462(税込)
    著者:
    吉村昭
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    1945年、沖縄で繰り広げられた悲惨な闘いを描くドキュメント・ノベル

    舞台は昭和20年、戦地・沖縄。中学生の比嘉真一は、喜んで幼い兵士の列に加わった。間近に迫るアメリカ軍の銃撃・砲弾で、戦場は悲惨さを増す。真一少年の必死の戦いを通じて、沖縄戦の悲劇が胸に迫る。著者は返還前の沖縄に取材、自身と年齢が近い男性をモデルに悲惨な戦いを描いたドキュメント・ノベル。
  • 550(税込)
    著者:
    吉村昭
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    心臓移植の歴史と諸問題を透徹の眼で明らかにする

    昭和43年5月、札幌医大で行われた一少年の心臓移植手術。それは現代外科医学の行く手を塞ぐ最大の難関、生命の神秘に対する人間の果敢な、恐れを知らぬ挑戦であった。――今世紀初頭以来、世界の外科医が試みた多くの手術と、それにまつわる人間の様ざまなドラマを描く、感動のドキュメンタリー。
  • 506(税込)
    著者:
    吉村昭
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    作家の決意を窺わせる処女作品集。瑞々しい傑作6篇

    胸を病んだ久光は英一の家に下宿している。火事のあったある夜半、英一は隣屋で寝ているはずの母の姿が寝室の中にないのを知る。翌朝、母が溺愛していたハツカネズミは飢えてカチカチに乾燥して死んでいた――。表題作のほか、鉄道事故で死んだ男の死体と夜を明かす女の話「死体」、結核治療で若い日に肋骨を5本切除したという吉村昭自身をモデルにした「白衣」、兄弟と少女の使用人との生活を書いた佳篇「さよと僕たち」と「白い虹」「墓地の賑わい」の6篇。みずみずしい新鮮な情感の中に現代の病根を鋭く抉り出した吉村昭の処女作品集!
  • 462(税込)
    著者:
    吉村昭
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    男女の情感、生への未練…これぞ珠玉、傑作8篇

    男が人生の階段を上っていく。どの段でなにが起こるのか、だれにもわからない――。なんとなく再婚してもいいかと思っている男が、昔あこがれていた女に会いながら、違和感を感じてしまう。男の複雑な気持ちを描いた表題作。定年退職した男の家出と死を綴った「男の家出」、ネオン製作会社が崩壊していく中での男たちの姿を描いた「夜の饗宴」など8編を収録した珠玉の短編小説集。
  • 550(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    生と死を見すえる冷徹な眼。傑作短編小説集。軍用機を爆破した元脱走兵を取材する「私」と、家族にも過去を語らず苦悩の歳月を過してきた男との関わりを、咲き散る月下美人に託して描く表題作等、8編を収録。(講談社文庫)
  • 歴史小説第一人者の端然たる名随筆集。小説家の静かなる日常。幼い頃の下町・日暮里での暮らしから病気の事、締め切りよりも早すぎて編集者が戸惑う原稿の話。卯年生まれは口がうまいと言われ憤慨するかと思えば浅草の小料理屋で、罪のない嘘をつく。「エッセイは、小説を書く私の素顔である」という歴史小説の第一人者が、日常から掬い上げた事柄をまとめた上質の随筆集。(講談社文庫)
  • 495(税込)
    著者:
    吉村昭
    レーベル: ちくま文庫
    出版社: 筑摩書房

    物干台で凧を揚げていて、東京初空襲の米軍機に遭遇した話。戦中にも通っていた寄席や映画館や劇場。一人旅をする中学生の便宜をはかってくれる駅長の優しさ。墓地で束の間、情を交わす男女のせつなさ。少年の目に映った戦時下東京の庶民生活をいきいきと綴る。抑制の効いた文章の行間から、その時代を生きた人びとの息づかいが、ヒシヒシと伝わってくる。六十年の時を超えて鮮やかに蘇る、戦中戦後の熱い記憶。

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