『文芸・小説、夢枕獏、1円~』の電子書籍一覧
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プロレスラー・梶原年男に完膚なきまでに叩きのめされてから6年…丹羽文七は竹宮流・泉宗一郎に命をかけた野試合で勝利した。「現代の宮本武蔵を描く」というコンセプトのもと始まった不朽の名作、I~IIIと外伝を合本刊行。
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平安京にうごめく魑魅魍魎(ちみもうりょう)に、陰陽師・安倍晴明と親友の源博雅が立ち向かう、お馴染み「陰陽師」シリーズ第4弾。「晴明、道満と覆物(おおいもの)の中身を占うこと」では、晴明とライバルの蘆屋道満が、宮中で方術比べをすることに。実力伯仲のふたり、勝負の顛末は? 愛人ができた夫に離縁され、恨み死にした女。しかし死後40日たっても、その死体は腐ることはなく──女の悲しき情を描いた「青鬼の背に乗りたる男の譚(はなし)」他5篇収録。
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「童子のあやかしが出没し、悪さを働いているようだな、博雅」「よし。では、ゆくか晴明よ」。われらが都を魔物から守れ。百鬼が群れる平安京の闇の果て、幻術、風水術、占星術を駆使し、難敵に立ち向う希代の陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅。名コンビの活躍、すがすがしくて、いと、おかし。「天邪鬼」「下衆法師」「陀羅尼仙」「露と答へて」「鬼小町」「桃薗の柱の穴より児の手の人を招くこと」「源博雅堀川橋にて妖しの女と出逢うこと」の7篇を収録したシリーズ2巻目。
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京の北、丑の刻に貴船神社に現われる白装束の女。唇には釘、左手には人形、右手には鉄の鎚……自分を捨てた男を取り殺すため鬼と化す。男の窮地を救うため、安倍晴明と源博雅が目にしたものは!? 嫉妬に狂った女の悲しさを描いた「鉄輪」他「瓜仙人」「這う鬼」「迷信」「ものや思ふと……」「打臥の巫女」「血吸い女房」の7篇収録。平安の世を騒がす魍魎(もうりょう)に立ち向かう、若き晴明と博雅の胸のすく活躍! 「陰陽師」シリーズ第3弾。
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【強力執筆陣!】赤川次郎 あさのあつこ 門田泰明 木下昌輝 坂井希久子 サメマチオ 標野凪 小路幸也 中山七里 花村萬月 村山早紀 矢月秀作 夢枕獏 吉田篤弘 (2023年12月)
【新連載】
村山早紀 「風の港2」
空港のベンチで物思いにふける男。そろそろ帰ろうかと腰を上げると――
【最終回】
あさのあつこ 「おもみいたします二」
燈子はどのように始末をつける気なのか。お梅は息を呑んだ
【標野凪特別インタビュー&読み切り】
インタビュー「女性の生きづらさを掬い上げたい」
読み切り「冬眠族の棲む穴」
この穴に落ちてくる者たちには、ある条件があった
【連載小説 歴史&時代】
坂井希久子 「同業の女」
木下昌輝 「秘色の契り」
門田泰明 「汝 戟とせば 拵屋銀次郎半畳記」
【連載小説 風味絶佳】
小路幸也 「A DAY IN YOUR LIFE」
吉田篤弘 「月とコーヒー」
【連載小説 ミステリー】
花村萬月 「探偵ノヴァリス・夜の華」
中山七里 「届かない警告」
矢月秀作 「警視庁特務部逮捕特科 アレストマン】赤川次郎 「盗まれた時を求めて」
【連載小説 妖異幻怪】
夢枕 獏 「闇狩り師摩多羅神」
【マンガ】
サメマチオ 「追読人間臨終図巻」 -
ジョン万次郎は「あの船」に乗っていた。 史実と世界文学の傑作が融合!
その姿を見た者は、生涯魂を囚われる――。
海と鯨に心を奪われ、人生を狂わされた男たちが、神の生き物に挑む!
土佐の中浜村で漁師の次男として生まれ育った万次郎は、鯨漁に魅せられる。やがて仲間たちと漁に出た際、足摺岬の沖合で遭難してしまう。漂流した五人は無人島にたどり着くものの万次郎は銛打ちの師匠・半九郎の形見の銛を追って、さらに漂流してしまった。単身、大海原に投げ出された万次郎を救出したのは、米国の捕鯨船ピークオッド号だった。その船長・エイハブは、自分の片足を喰いちぎった巨大な白いマッコウクジラ“モービィ・ディック”への復讐に異常な執念を燃やし、乗り組員となった万次郎を巻き込んでゆく……。
ジョン万次郎と、ハーマン・メルヴィルによるアメリカ文学の金字塔『Moby-Dick』が、夢枕獏の奔放な想像力によって融合する! -
ジョン万次郎は「あの船」に乗っていた。 史実と世界文学の傑作が融合!
その姿を見た者は、生涯魂を囚われる――。
海と鯨に心を奪われ、人生を狂わされた男たちが、神の生き物に挑む!
土佐の中浜村で漁師の次男として生まれ育った万次郎は、鯨漁に魅せられる。やがて仲間たちと漁に出た際、足摺岬の沖合で遭難してしまう。漂流した五人は無人島にたどり着くものの万次郎は銛打ちの師匠・半九郎の形見の銛を追って、さらに漂流してしまった。単身、大海原に投げ出された万次郎を救出したのは、米国の捕鯨船ピークオッド号だった。その船長・エイハブは、自分の片足を喰いちぎった巨大な白いマッコウクジラ“モービィ・ディック”への復讐に異常な執念を燃やし、乗り組員となった万次郎を巻き込んでゆく……。
ジョン万次郎と、ハーマン・メルヴィルによるアメリカ文学の金字塔『Moby-Dick』が、夢枕獏の奔放な想像力によって融合する! -
「晴明よ、おまえ、おれのことが好きであろう」
いまなお熱い”陰陽師”ブームの火付け役、夢枕獏の「陰陽師」シリーズ。
作者のがん闘病による執筆休止期間を経て、復活後初のシリーズ最新刊。
目次
兼家奇々掻痒
金木犀の夜
ちび不動
媚珠
梅道人
殺生石
なた太子
按察使大納言 -
喧嘩で負けたことがなかった立脇如水は大関・大破山の息子だった。生まれながらに強かったが、なぜ北辰館の門を叩くことになったのか。立脇は昨年敗北を喫した葵文吾と再びリングであいまみえ、死闘を繰り広げる。カイザー武藤、マンモス平田、姫川勉――万博コロセウムでの熱き闘いの果てに、漢たちの真実が見えてくる。そして、「闘人市場」を主催する道田薫は、松尾象山と巽真に「翁九心と闘りたくないか」と話を持ちかける。世界最高の格闘巨編、待望の最新刊。
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黄金の勃起仏と一枚の地図――それは、アフリカ奥地の巨大黄金郷に繋がる鍵であった。しかし、それを持ち帰った探検隊のメンバーは、呪術師の妖しい技で、次々と倒されてしまう。巻き込まれるかたちとなった主人公・地虫平八郎は、得意とする中国拳法で巨大な謎と正体不明の敵に立ち向かっていく。そして舞台は、アフリカへ――。スーパー伝奇アクション、佳境!
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新宿の雑踏、歩行者天国。唐突に現れたアフリカ人の戦士が雄叫びをあげつつ槍で中年の男を刺し殺した。通りがかった主人公――“都内最強の男”、地虫平八郎の腕の中で息絶えた男は、奇妙な黄金の仏像と地図を持っていた。そして地虫の前にブードゥーの呪術師が立ちふさがる。謎の鍵は、アフリカの奥地ナラザニアにある? 伝奇ヴァイオレンスの雄が、ハガードの名作『ソロモン王の洞窟』にオマージュを捧げ描く、スーパー・アクション開幕!
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疫病を退散させる晴明の活躍を描く
不思議な童子の群が都にあらわれ、青疱瘡が広がる「野僮游光」、赤舞瘡から逃れようとする非情な左大臣を描く番外編「秘帖・陰陽師 赤死病の仮面」、蝉丸の悲恋が明かされる中編「蘇莫者」など全八話。物語の神に選ばれた作家は言う、「物語りは永遠に終らない」(「あとがき」より)。尽きぬ着想、広がる想像、大人気シリーズ第17巻。
※この電子書籍は2021年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
ネパールは、ぼくにとっては魔法の国。その首都、カトマンズ。この街でなら、どのような奇跡やできごとがあろうとも不思議はないような気がした。形見の“螺旋”――アンモナイトの化石を手に、異国の地で死別した女の故郷を訪ねる男。魂月法とは、いったい何か? 妄執によってあるいは〈鬼〉と化し、あるいは〈鬼〉に喰われた人々の物語……。表題作ほか、全七篇を収録する、傑作幻想ホラー小説集。
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江戸の町で人外のものを狩り鎮める、謎めいた美しき男がいた――。
「江戸版陰陽師」ここに開幕!
江戸時代、凶悪犯を取り締まる火附盗賊改の裏組織が存在した。
専ら人外(にんがい)のものを狩り鎮めるその名は、火龍改。
満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。
見れば大店のお女将の髪が逆立って、身体ごと持ち上がっていき、すっかり桜の花に隠れてしまった。
見上げる者たちの顔に点々と血が振りかかり、ぞぶ、ぞぶ、ごり、という音のあと、
どさり、と毛氈の上に女の首が落ちてきた――。
遊斎は、飴売りの土平、平賀源内らとともに、この怪奇な事件の謎を追う(「桜怪談」)。
短篇「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」も併録。 -
ヒマラヤ・アンナプルナ山群の聖峰マチャプチャレにアタック中、友を雪崩で亡くし、凍傷で指を五本失いながらも、麻生誠はついにその頂上に立つ。そこで眼にしたのは、月光を浴びて輝く螺旋の群れ――オウムガイの化石であった。帰国後、不思議な現象が起こる。麻生がマチャプチャレの山頂で見た螺旋を思い描くと、耳の奥に澄んだ鈴の音が流れ、二、三秒先の未来が見えるようになったのだ……。
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大人気シリーズ「陰陽師」のアンソロジー。
夢枕獏による「陰陽師」短編2本と、「オール讀物」の「陰陽師」特集に掲載された新進気鋭の作家4名による短編を収録しています。舞台は平安時代にとどまらず、室町時代・戦国時代の陰陽師まで登場。時と場所が変わっても色褪せない、「陰陽師」の魅力が詰まった一冊です。(解説・細谷正充)
収録作品
・露子姫が見つけた不思議な烏毛虫は、食べれば食べるほど大きくなり…(夢枕獏「むしめづる姫」)
・信子姫に仕える、耳のいい女房。彼女は右耳には虫が棲んでいて…(蝉谷めぐ実「耳穴の虫」)
・鳥辺野で騒ぎを起こす少年は、博雅の腕を欲していた。その理由は?(谷津矢車「博雅、鳥辺野で葉二を奏でること」)
・足利義教の時代。法師陰陽師の兄弟が、蘆屋道満の式神に出会う(上田早夕里「井戸と、一つ火」)
・戦国大名・細川幽斎とキリシタン陰陽師が、「連歌」をもって妖に挑む(武川佑「遠輪廻」)
・晴明たちが出会った不思議な少年は、唐の国からやってきた「??(なた)」だった(夢枕獏「??(なた)太子」) -
時は安永年間、江戸の町では凶悪な強盗団「不知火」が跋扈し、「宮本武蔵」と名乗る辻斬りも出没していた。
本所深川に在する堀河吉右衛門は、からくり師として法螺右衛門の異名を持つ人物。畏友の天才剣士・病葉十三とともに、怪異に立ち向かうが……。 -
謎の辻斬り、不死身の犬を従えた黒衣の男「大黒天」、さらなる凶行に及ぶ強盗団「不知火」。
不穏きわまりない状況の中、異能のからくり師・吉右衛門と剣豪・十三は、一連の怪異が、江戸を守護する伝説の怪僧・天海の遺した「秘宝」と関わりがあることに気づく……。 -
ガンの病床で作ったのも、俳句でした。
俳句の話から、縄文、仏教、懐かしのプロレス話に
あの人との逸話まで――縦横無尽に綴った仰天エッセイ!
リンパがんのステージIIIと診断され、ほとんどの連載もお休みに。
そんな中で綴ったのは、長年秘かに続けていた俳句について。
「俳句の季語は縄文である」と語る夢枕獏が、ずっと考えてきたこと、
今書いておきたいことを詰め込んだ“夢枕節”炸裂の闘病×俳句(!?)エッセイ。
【目次】
第一回 真壁雲斎が歳下になっちゃった
第二回 尻の毛まで見せる
第三回 オレ、ガンだからって、ズルくね
第四回 「おおかみに螢が一つ――」考
第五回 翁の周辺には古代の神々が棲む
第六回 すみません、寂聴さん書いちゃいました
最終回 幻句のことをようやく
補遺 野田さん
あとがき 言葉の力・そしてあれこれ -
寝技研究会を主宰する隅田元丸のもとに北辰館・姫川勉の父親である姫川源三が現れた。「無寸雷神」なる技を用いる源三は、隅田と激しい闘いを繰り広げる。天皇家の人々を護ることに由来する「菊式」の使い手でもある源三が次に挑むのは「闘人市場」。闇で執り行われる賭け試合だ。源三の対戦相手は格闘技で世界征服を目指す磯村露風。その試合のレフェリーを丹波文七が務めることに。菊式の秘密をめぐり、漢たちが蠢きだす。一大格闘巨編、待望の最新刊。
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格闘小説の巨匠、夢枕獏が描く小説版『バキ』外伝。バキワールドにリンクする最凶死刑囚・柳龍光を捕まえた少年の物語完結!! 柳龍光、愚地独歩、愚地克巳などの『バキ』キャラクターだけでなく、『餓狼伝』の久我重明、磯村露風なども登場!!
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葛城無門は、師・松本太山の仇である柳龍光を追い、伝説の場所、“ゆうえんち”に入園した。柳を狙う無門だが、格闘猛者が集うこの場所では、次々と難敵が現れて…!?
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龍王院弘 VS. ボック 宿命の対決再び!
大鳳吼は九十九三蔵とともに、織部深雪を拉致した謎多き集団、ルシフェル教団のアジトに潜入。深雪の姿を認め無事を確かめるが、直後、庭で“あの”菊地と対峙することに。一方、九十九を追ってきた龍王院弘は、宿敵ボックに出くわし、拳を交える。さらに舞台は時代をさかのぼり、遠く吐蕃に転じる。幼き日のテンジン・ツォギェルに師のバグワンが語ったのは、キマイラの秘密につながる外法絵についての物語だった――。 -
晴明と博雅、儚いこの世を楽しまん!
安倍晴明と源博雅が平安の悲喜こもごもに奔走する12篇。
少納言・坂上彦麻呂は、夜な夜な怖ろしげな美女から手に噛みつかれる夢を見る。
目覚めると実際に赤い傷が―蘆屋道満が活躍する「にぎにぎ少納言」、
虫めづる露子姫が登場する「塔」、
そして今日も晴明と博雅は京の怪異に奔走する。
夫婦の情愛、前世の因縁、虫の音と妙なる琵琶の響き。
昭和・平成・令和と愛され続けて16巻目!
※この電子書籍は2019年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
蛇替え――つまり、蛇を捕らえるために、池の水を汲み出すことである。
UMA(未確認動物)の探索者であり、合理主義者だった信長。
対するは、あやかしの人、飛び加藤こと加藤段蔵。
河童、妖刀、大蛇、バテレンと法華、信玄の首……
現代伝奇の旗手が描く誰も知らなかった戦国覇王の顔!
その時、本能寺にいたのは誰だ?
著者渾身の歴史巨編! -
格闘小説の巨匠、夢枕獏が描く小説版『バキ』外伝。 バキワールドにリンクする最凶死刑囚を捕まえた少年の物語!! 柳龍光、愚地克巳などの『バキ』キャラクターだけでなく、『餓狼伝』の久我重明、磯村露風なども登場!!
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誰よりも強くなりたいと願う少年、葛城無門。師・松本太山の死の謎を追い“ゆうえんち”“柳龍光”というキーワードを得る。そして、ついに死の真相に辿り着いた!! 葛城無門、いざ“ゆうえんち”入園ッッ!! 果たしてそこは!?
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汲めどもつきぬプロレス譚。獏の格闘技夢講座! プロレスとは男と女の人生を丸ごと見せる劇場であり、人生とはまるでプロレスだ。プロレスの大家がウンチクを傾ける! ――プロレスとは、人生そのものであり、人生とは、プロレスのごときものである、という真理に到達した偉大なる作家であり、比類なき冒険家である夢枕獏が、全人類に捧げる前代未聞の怪著。一読、眠れなくなる恐怖の物語、巨人のハートの意外な繊細さ等々。
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サラリーマンの夢とは何か? 新格闘技ノベル! ヤクザに土下座させられ、男は練馬の空手道場へ通い強い男に変身したのだが……。男なら誰しも強くなりたいと思う! ――新宿で飲んだ帰りに、ヤクザにからまれて、土下座させられたサラリーマンが、一念発起して、練馬の空手道場に通い始めた。「強くなりたい。ケンカに勝ちたい」の一心で、男の腕前は、めきめき上達した。不倫のホテル帰りに、再び同じヤクザにからまれた男は、若いOLの手前、りきんだのだが……。異色格闘技長編ロマン!
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格闘小説の巨匠、夢枕獏が描く小説版『バキ』。バキワールドにリンクする最凶死刑囚たちを捕まえた少年の物語!! 柳龍光、愚地克巳などの『バキ』キャラクターだけでなく、『餓狼伝』の久我重明、磯村露風なども登場!!
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人の肘が、人の肉を喰う――あれは、本当にあったことなのか!?
西城学園を裏で支配する「もののかい」のメンバーと拳を交える九十九三蔵。一方、消えた彼らの仲間を追う久鬼麗一は、追跡の末に相手の一人と闘ううち、己の肉体が異形に変じてしまう。そして舞台は現在へ――ルシフェル教団が織部深雪を拉致し、彼女と交換に自身の身柄を要求していることを知った大鳳吼は、深雪を救おうと決意する。一人、教団に立ち向かおうとするが……。過去と現在が激しく交差する、驚愕の急展開! -
「おまえはおれが守る……」囚われた織部深雪を救うべく、ルシフェル教団のアジトがある伊豆の森を訪れた大鳳吼と九十九三蔵。闇に光が差したかに思われたが……息をのむ格闘シーンや雪道のカーチェイスなど、渾身の伝奇大河シリーズ「キマイラ」待望の最新刊!
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姫川に敗れ、魂ごと放浪していた文七の下に、土方がおでん屋の親父にやられたとの報せが届く。陰にちらつくスクネ流…その謎を追ってブラジルからの刺客も来日。力王山VS松尾象山の激闘にも注目が集まる! 新・餓狼伝に続くXI~XIIIを合本刊行。
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函館で京野京介なる青年に魅了された松尾象山は、京野の師である磯村露風とともに、暴力団に拉致されていた京野を救い出す。その後成長を遂げた京野は、ボクシングのプロテストでオリンピックの金メダリストを破った。試合後に露風は、京野らと格闘技の「世界征服」を目指すと宣言するが――シリーズ累計230万部突破の一大格闘巨編、待望の最新刊。
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アメリカの裏社会で息づいていた古流武術・葵流。継承者の葵三兄弟は表舞台に出るべく暗躍を繰り返す。さらに、北辰館・東洋プロレス合同トーナメントが開幕し、文七は姫川に完敗する。スクネ流も登場する新装版第3弾。VIII~Xを合本刊行。
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東洋プロレス主催「バーリトゥード・チャレンジ」が開幕!伊達潮男がプロレスラーの魂をぶつけ、ブラジリアン柔術のマカコが試合巧者ぶりを発揮する第三試合は、稀に見る激闘となった――。『餓狼伝ⅩⅢ』から続くキング・オブ・格闘小説、待望の文庫化!
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「格闘技オリンピック」が開かれ、文七は堤城平と死闘を演じる。さらに松尾象山指揮下で北辰館トーナメントが開幕。伝説の必殺技「虎王」がベールを脱ぐなか、巽、姫川、藤巻など役者が出揃って雌雄を決する。至高の格闘小説、IV~VIIを合本刊行。
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好カード連発の東洋プロレス主催「バーリトゥード・チャレンジ」もいよいよ大詰め。姫川勉に惨敗した後、地方を彷徨っていた丹波文七が、ついにリングに帰ってきた。相手は〝ザ・プロレスラー〟ことカイザー武藤である。最終試合では堤城平と巽真が激突。会場の興奮は、いまや頂点に達しようとしていた。
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炭のように真黒の兎が叫ぶ、「晴明を呼べ、呼ばねば喰い殺すぞ!」
おなじみの蘆屋道満や盲目の琵琶法師・蝉丸も登場する、大人気シリーズ第15弾!
蛇に噛まれてから夜にうなされるようになった渡辺元綱。
その声は、かつて元綱が殺した者たちの声であった。(「邪蛇狂い」)
藤原兼家が真っ黒な兎を捕らえた。
ところが、その毛は日に日に白い部分が増え、しかも凶暴になっていくという。
清明たちが月蝕の夜に訪ねてみると、籠の中に、兎が二本足で立っていた。(「嫦娥の瓶」)
月の美しい晩秋の夜、蘆屋道満がどこか淋しそうに一人で酒を飲んでいる。
そこに萱鼠(かやねずみ)や蟾蜍(ひきがえる)が出てきて、落葉の衣をまとって舞い始める。(「道満月下に独酌す」)
今宵も晴明と博雅が、平安の都の怪異に挑む!
※この電子書籍は2016年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
大鳳吼は九十九三蔵の協力を得て、織部深雪を拉致したルシフェル教団のもとへ。深雪の無事を確かめるが、庭で番犬と化した菊地に出会う。一方、九十九を追ってきた龍王院弘は、森で宿敵ボックに出くわす。著者渾身の大河シリーズ!
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久鬼麗一と九十九三蔵、運命的な出会い――
九十九と久鬼が西城学園に入学した頃、校内は「もののかい」という空手部と関係があるらしいグループに支配されていた。夏休み、二人は空手部の合宿に遭遇。その様子は常軌を逸していた…。シリーズ最新刊! -
武林館トーナメントは佳境へ。命懸けの死闘が繰り広げられ、一人、また一人と、選手たちがリングに身を沈めていく。そして、その果てに迫り来る運命の瞬間。鬼のごとき実力者たる羽柴彦六と久我重明がついに拳を交える! 誰しもが固唾を飲んで見守る闘いの行方は!? 強き者たちが織りなす超絶格闘エンタテインメントシリーズ、感動と興奮に満ちた堂々たる完結編!
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バーリトゥード形式の総合格闘技トーナメントが間もなく始まる。だが、開幕を前にして、出場者の元に鹿久間源なる男が現れた。飄々とした態度とは裏腹に、久我重明の兄・伊吉を倒した実力者だ。彼の大胆不敵な企みとは!? そして、過酷な修行に明け暮れる鳴海、室戸、赤石ら。新たな柔道家も加わり、頂上決戦の日が迫る。拳と魂が震える超絶格闘エンタテインメント第7弾!
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織部深雪を拉致したのはルシフェル教団だった。「彼女と交換に久鬼麗一と大鳳吼を、無理ならばいずれか一方の身柄を」という教団側の要求を耳にした大鳳は、自らの手で深雪を助け出すことを決意する。著者渾身の大河シリーズ!
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武林館トーナメントの準決勝、芥菊千代と志村礼二がぶつかり合う。心技体の限りを尽くした闘いは熾烈と凄惨を極めていく。誰もが固唾を呑みながら目撃する闘いの結末は!? そののち、鳴海は宿敵たる麻生と拳を交える。試合の最中、回想する柔道との出会い。そして、激闘の果てに待つのは、新たな使い手たちの台頭だった――。男たちの命が燃える格闘エンタテインメント第6弾!
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六本木に事務所を構えるカメラマン、滝村薫平。依頼されるのは普通のカメラマンが受けない、体力まかせの“危い”仕事ばかり。えげつない記事で知られる写真週刊誌からの今回のオーダーは、伊豆のホテルに身を隠しているとされる、演歌歌手の激写だ。その歌手は覚醒剤の運び屋疑惑が報じられ、背後には暴力団の影が噂されている。ザイルを使って上階の窓からぶら下がり、部屋をのぞいた滝村の眼に飛び込んできた光景は……。快調アクション連作集。
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夢枕獏×天野喜孝の豪華コラボレーション! ケルト神話に材をとった少年少女のハロウィン冒険譚を、夢枕獏によるポエジーな物語世界、天野喜孝が60点以上の描き下ろしイラストで描き出す!
ハロウィンの夜、タックとチーマはお父さんの部屋にある「秘密箱」を見つけた。中に入っていたのは一本の古い剣と白い三角形をしたとがったもの。
剣をもったタックは、その剣先をうっかり机の上の水晶のどくろにぶつけてしまう。
「カチン」と音がした瞬間、チーマが持っていた白いものがみどり色の炎をあげて燃えはじめる。
すると外から子供の天使がやってきて、テーブルの上にもっていた白い丸いものを置いた。
そのたまごのようなものに、みるみるひびが入ってゆく。すっかり割れたその中から出てきたのは、猫のような竜。猫竜のこどもだった。
見た目はかわいい猫竜は千年に一度生まれる白いドラゴンのこども。
生まれた時に、バロルの持っている青い金剛石を食べさせないと、黒いドラゴンになって世界を滅ぼしてしまう。
そこでタックとチーマは、青い金剛石を探しに冒険に出かけることにした――。 -
ついに幕を開けた流派入り乱れてのトーナメント。試合の中で闘いの楽しさを知る室戸武志。中国拳法をベースにしたスタイルで挑む加倉文平。哀しい眸をした竹智完。刃物のような笑みを絶やさぬ志村礼二。全身全霊で相手に向かう芥菊千代。そして、若き闘士たちを見つめる者たちもまたそれぞれの思いを胸に抱いていた。強さの頂を目指す者たちの物語、第5弾。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。