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『文芸・小説、コスミック出版、林譲治』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • 昭和17年、第一航空艦隊はミッドウェー海戦により大型正規空母三隻を失った。
    戦力が半減した日本海軍は根本的な戦略変更に迫られ、空母に代わる航空基地を島嶼などに建設する「電撃設営隊」を新編。機械化した設営隊を高速船に乗せ、二ヶ月以内に完成させる任務を負った。
    そんな中、米太平洋艦隊はガダルカナル島周辺での日本海軍の動きを不審に思い、潜水艦バラクーダを偵察に向かわせたが、あえなく撃沈する。
    基地建設が進んでいると考えたニミッツ司令官は特殊部隊を送り込み、日本軍のレーダー施設破壊を実施。作戦成功の一報を手にして、空母サラトガから20機の戦爆連合を出撃させるのだが……。
    日本海軍が秘策を講じ、米艦隊撃沈を狙う異色の戦記シミュレーション!
  • 真珠湾を奇襲した日本軍はマレー半島、フィリピン、そして蘭印への侵攻にも成功した。昭和17年5月、南方地域を防衛するため、日本軍は連合軍の基地のあるポートモレスビー攻略を目論む。
    連合艦隊と米太平洋艦隊は珊瑚海で激突、連合艦隊は米空母ヨークタウンとレキシントンを撃破するも、空母翔鶴が被弾してドック入りとなる。
    珊瑚海海戦の後、ポートモレスビー攻略作戦は無期延期とされた。MO作戦の総括のために日本に戻った第四艦隊司令長官井上成美は、山本五十六連合艦隊司令長官から次期作戦の説明を受ける。
    それはなんと「ミッドウェー島攻略作戦」であった…。南海で交錯する壮絶な日米海軍の陽動作戦。激闘を制するのは?
  • 昭和16年、日米の建艦競争が激化する中、帝国海軍は8500トン級軽巡洋艦の新造を決定した。
    基盤となる船体をすべて共通化することで、重巡にも使用でき、さらに飛行甲板を施せば、改造空母にもなる代物だった。
    そして誕生したのが、九八式一五センチ「超速射砲」を装備した阿賀野型軽巡4隻。
    ミッドウェー海戦で空母4隻を失った帝国海軍は、防空艦として阿賀野型軽巡による第一〇戦隊を編成する。
    そうした中、米海軍との間で、ガダルカナル島争奪戦が勃発。
    第一〇戦隊は、急ぎラバウルの第八艦隊とともに米軍部隊の上陸作戦が始まったツラギに向かう。
    初陣となる第一〇戦隊は、米海軍の猛攻を阻止できるのか!?
  • 昭和6年、延べ数千キロにわたる試験飛行に成功した新型Z機。
    その後、機体は解体の憂き目に遭うが、昭和11年、川西航空機株式会社は四発大型旅客機の開発を手掛けることになる。
    日米開戦がささやかれる昭和16年春、試作初号機が完成し、処女飛行に成功。しかしその日、日独伊三国同盟が締結され、日本は太平洋戦争へ一気に突き進む。
    そんな中、四発旅客機も大型輸送機に改修され軍に組み込まれていく。そして、昭和17年2月、九八式軽戦車と歩兵部隊を積んだ八機の四発輸送機が、パレンバン米軍基地に奇襲をしかける。
    一方の米太平洋艦隊は、帝都空襲をもくろみ、B-25編隊を出撃させるのであった。
    激化する日米の闘い。日本海軍は、ついにミッドウェー島占領作戦を開始する!
  • 昭和初期、日本陸海軍は第一次大戦後の総力戦をどう戦うのかという問題に直面していた。
    そんな中、航空産業をテコに工業技術水準を向上させる戦略が生まれ、統制型液冷エンジンの開発がスタート。
    陸海軍共通爆撃機が完成する。しかし護衛戦闘機がないために犠牲も多かった。
    そこで零戦や隼をベースにした双胴式の重戦闘機が誕生する。
    ノモンハン事件に投入された同機は重武装を活かし、ソ連軍戦車や装甲車を殲滅。
    ソ連兵から「毒蛇」と恐れられ、その名が正式名称となり、陸海軍共同部隊として専門部隊が編制される。
    昭和16年12月、毒蛇戦闘機隊はマレー半島のコタバル飛行場上空に姿を現し、第二次大戦の幕が上がるのだった。
    新型双胴戦闘機の活躍を描く傑作戦記シミュレーション!
  • 昭和16年9月、京都帝国大学の長沢教授は、不思議な現象を観測した。非常に高いエネルギーを帯びた宇宙線の量が急激に上昇しているのである。まさにその直後、全世界は不可解な現象に襲われた。3ケ月先の12月10日から12日にかけてのラジオ放送や無線電信が各地で流れ出したのである。それらは日本海軍が真珠湾を奇襲し米太平洋艦隊を壊滅させたこと、モスクワでドイツ軍が敗退しはじめたことを告げていた。各国首脳陣は驚愕したが、もっとも衝撃を受けたのは海軍軍令部と連合艦隊であった。なぜならば、まさに真珠湾奇襲を行うかどうか、激論をかわしている真っ最中だったからである。「このような放送が全世界に流れた以上、もはや真珠湾奇襲など不可能である!」軍令部はそう主張し、連合艦隊は真珠湾奇襲を中止せざるをえなくなる。真珠湾奇襲作戦の立案者、山本五十六はどう出るのか!?SFの守護神、林譲治が細密に活写する、未来電波によって塗りかえられた、もう一つの太平洋戦記シミュレーション。

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