『文芸・小説、徳間書店、山田正紀』の電子書籍一覧
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明日をもしれない瀕死患者が密室で自殺した──
この特異な事件を皮切りに、空を翔ぶ死体、人間発火現象、不可視の部屋……
黒い妖鳥の伝説を宿す郊外の病院〈聖バード病院〉に次々と不吉な現象が舞い降りる。
謎が嵐のごとく押し寄せる、山田奇想ミステリの極北! -
軍事政権下にある東南アジアの小国アンダカムでは、
今も日本製蒸気機関車C57が現役で活躍する。
今日も日本人ツアー客を隣国タイまで送り届けるはずが、重要国家機密を巡るトラブルに巻き込まれ…。
旅好きの老婆、元国鉄職員、新婚カップルなど、いわゆる普通の人々が、
最新兵器で重装備するアンダカム国軍にいかにして立ち向かうのか!?
ノンストップ超絶エンターテインメント。 -
徳川家に盤石の安泰をもたらすため、捨て石となれ――。
神君こと徳川家康を祀る日光東照宮周辺を舞台に繰り広げられる、「幻法者」たちの血で血を洗う腕比べ。
魔多羅一族vs山王一族。あい争うは、修羅のさだめ!
生き残るのはどちらか?
そして天海大僧正の思惑は……?
山田風太郎忍法帖の忠実なるパスティーシュ。時代伝奇説の極北。
装画は、単行本時も好評だった、かつて風太郎忍法帖を多く手掛けた佐伯俊男氏。
解説は縄田一男氏。 -
警視庁六方面管区―綾瀬署にある失踪課の面々は、どうしようもないクズばかり。
ひねくれ者や役立たず、警察のお荷物のような男達に、ついたあだ名は失踪課ならぬ「喪失課」。
そんな彼らが偶然に出会った小さな事件の数々は、じつは大きな陰謀につながっていたのだ。
ある夜、突然町が消滅!? 裏で暗躍する謎の男『SAKURA』の目的は、いったい何なのか。
国中がバブルに浮かれていた1990年日本の、ほんとは起こっていたかもしれない物語。
山田正紀が描く、洒落たスタイルのネオ・エンタテインメント。 -
人間の脳、その主たる機能は、人間に対して事実を隠蔽することにある。それは、《神》を隠すことなのだ……。二〇××年十月某日、沖縄の宮古島レーダーサイトが国籍不明の未確認飛行物体をとらえ、在日米軍は緊急発進(スクランブル)をかけた。接近したF-2戦闘機のパイロットがそこに視認したのは……長い髪と純白な衣をなびかせ、四枚の翼を優雅に波うたせて飛んでいる、巨大な天使の姿だった! 細心の脳科学をもとに、想像力の限界=《神》と切り結ぶ、日本SFの到達点。原稿枚数1100枚の超巨篇!
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