『文芸・小説、角野栄子、めがイラスト』の電子書籍一覧
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「『魔女の宅急便』の著者が、自身の戦争体験から描いた9歳の少女の物語。
太平洋戦争さなか、幼くして母を亡くしたイコは父の再婚相手になじめぬまま、生まれたばかりの弟と三人で小さな村に疎開することに。家のそばにある暗く大きな森がトンネルのようで怖くてたまらなかった。同級生たちはあの森に脱走兵が逃げ込み自殺したのだ、と噂をしていた。ある夜、森の奥からハーモニカの細い音色が流れてくる。数日後、沼で失くしたイコの下駄が森の出口に置かれていた。「あり・が・とう」イコはちいさく呟いた。戦争は激化し、東京大空襲で半死半生の父が見つかる。不安に押しつぶされそうになったイコは森に入る。「兵隊さーん」そこでイコが目にしたものは……。「「魔女の宅急便」の著者が描く少女の戦争。(解説:小川 洋子) -
88歳の今も、私は「現在進行形」
たらいで洗濯する背中にそっとよりかかって感じた、亡き母のぬくもりの記憶。晩酌する父のあぐらの中で毎晩座って聴いたオノマトペ。ブラジルで運命的に出会った気高い赤毛の魔女。「普通のお母さんになってよ」と小学生の娘からいわれた日。江戸川の土手に住んでいたハーちゃん。紀伊國屋書店の新入社員時代、喫茶室で見たフランス帰りの若き岡本太郎……。思い出は、よろこびだけではなく悲しみも人に力を与えてくれる。みんな今の私を作った「集まっちゃった思い出」たち。世界的児童文学作家の人生のお手本にしたい、名エッセイ集!(解説:小川 糸) -
さっ、行こう、ひとりで。 そして、力いっぱい世界を抱きしめよう!
1948年、終戦後の日本。中学2年になったイコの周囲には、やけどを負った同級生や傷痍軍人の物乞いなど、今だ戦争の傷跡が多く残されていた。母を早くに亡くしいつも心のどこかに不安を抱えるイコだったが、英語の授業で習った【~ing=現在進行形】にがぜん夢中になる。「現在進行形、今を進むという事!」急展開で変わっていく価値観に戸惑いながら、イコは必死に時代をつかもうとする。そして「いつかどこかへ行きたい。私ひとりで」そう強く願うようになる。でもまだ、日本からの海外渡航が許されない時代。手段も理由も見つからないまま大学を卒業したイコに、ある日大きなチャンスが巡ってくる……。「魔女の宅急便」の著者・世界的児童文学作家、角野栄子の『トンネルの森 1945』に続く自伝的物語。戦後の日本を舞台に、懸命に自分の路を探す少女の成長をエスプリとユーモア溢れるタッチで描く著者の原点ともいうべき作品。87歳、角野栄子は今も現在進行形だ! -
「魔女の宅急便」の著者が描き下す、9歳の少女の戦争物語
太平洋戦争のさなか、幼くして母を亡くしたイコは父の再婚相手とともに疎開する。家のそばにある、暗く大きな森のトンネルで、脱走兵が自殺した噂を耳にするが……。 -
「魔女の宅急便」の角野栄子による、とびっきりおいしいお話、めしあがれ★
ナナさんはお料理が大すきな“くいしんぼやさん”。いろんな国や場所に行って、へんてこりんな人や動物と出会い、さまざまなお料理をたーくさん作ったり食べたりするよ。ナナさんのレシピノートつき!【小学中級から ★★】
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