『文芸・小説、扶桑社BOOKSミステリー、1年以内』の電子書籍一覧
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「衝撃」に次ぐ「衝撃」。驚異の新人登場!
4月の朝、突然失踪した16歳の少女。
サラに何が起こったのか?
26人の事件関係者の「証言」から浮かびあがる
10年前に全米を揺るがした事件の「真実」とは?
アメリカ東部の田舎町フレデリックで、16
歳の女子高生サラ・パーセルが失踪した。
手がかりゼロ、目撃者ゼロ。家族の同意の
もと、大手テレビ・ネットワークによって
その事件をリアルタイムで報道する連続リ
アリティ番組が制作され、全米は不安と熱
狂の渦に叩きこまれる。いくつもの悲劇と
スキャンダルを引き起こした番組の放送か
ら10年。26人の事件関係者の証言から浮
かびあがる謎に包まれた事件の真相とは?
特異な叙述形式と意想外の展開。才気煥発
の「実録犯罪」ミステリーをご堪能あれ!
大量の伏線が緊張感と疾走感を支え、独特の声とユニークな視点を持つ鋭く描写されたキャラクターたちが物語に立体感と真実味を加味する。アメリカのトゥルー・クライムに対する執着についての痛烈な社会批評を包含した、魅力的なフィクション。
――カーカス・レビュー -
謎の王の行方を追え!
座礁した漁船に謎の遺物が見つかった。
歴史を揺るがす財宝争奪戦が始まる!
NUMAファイルシリーズ第18弾!
嵐のスコットランド。
当地で休暇を取っていた米国立海中海洋機関(NUMA)のオースチンとザバーラは荒れ狂う波に揉まれるトロール船を発見し、その救援に向かった。
危機一髪で乗組員の救助には成功したものの、オースチンは船に不審を抱く。何かがおかしい。船長の挙動には不自然なところがあるし、そもそもなぜ漁船がこんな嵐の夜に―。事実、ふたりが陸に戻ると思わぬ事態が待ち受けていた。
やはりあの船には何かある。オースチンは謎を突き止めるべく、再び座礁したトロール船に向かった。 -
サーガに届く謎の小包。
醒めぬ悪夢が始まる。
ユレック・ヴァルテルという凶悪な殺人鬼との闘いは、ヨーナ・リンナとサーガ・バウエルの捜査によって終止符が打たれた──はずだった。心に深い傷を負って療養するサーガのもとに、連続殺人をほのめかす絵葉書が届くまでは。「ヨーナを救えるのはきみしかいない」。署名は「ユレック・ヴァルテル」のアナグラム。その葉書をサーガが受け取ってから三年が過ぎたある日、国家警察長官マルゴット・シルヴェルマンが突如失踪、後日遺体で発見される。現場には葉書の記述どおり残された純白の薬莢。それは新たな殺人鬼が練りあげた計画の始まりを告げる声だった…… -
不死身の男マシュー・レッド登場!
仲間、誇り、愛する者。
全てを奪われた男の復讐が今始まる!
故郷モンタナで悪の科学者「ウィロー」を追え!
米国海兵隊特殊部隊に所属するマシュー・
レッドは、FBIの要請に応じて、ウィロ
ウと呼ばれる生物兵器専門家の捕獲作戦に
参加するべく基地へと向かうが、その途上
で謎の女に薬を盛られて意識を失う。やむ
なくレッド抜きで現地へ赴いた小隊は、待
伏せに遭って全滅。作戦情報漏洩の廉で憲
兵隊に逮捕されたレッドに、非名誉除隊の
処分が下る。釈放後、牧場主の養父JBか
ら携帯に着信があったことに気づいたレッ
ドは故郷モンタナへと急行するが、JBが
落馬事故で亡くなったことを知る……。 -
全米100万部突破! ユーモラスでハートフルな話題作、待望の邦訳。
「タコと友達になった女性のチャーミングで心温まる物語」──カーカス・レビュウ
「繊細さと優しさに満ちた筆致で、一度喪った愛の再発見を描く素晴らしいデビュー作」──〈ワシントン・ポスト〉紙
ぼくはマーセラス。水族館で暮らすミズダコ。ここにとらわれてからもう1300日近くが経つ。人間たちは知らない──ぼくも人間たちを観察していて、言葉も理解することを。実は水槽からも抜け出せる。館内の夜散歩は秘密の趣味だ。ある夜、ひょんなことから徘徊中に窮地に陥ったぼくは清掃員のトーヴァに見つかり……友だちになった。30年前に息子を喪った孤独な女性、トーヴァとの日々をすごすうち、ぼくは気がつく──彼女の家族にまつわるある真実に。全米で100万部を突破した心温まるデビュー作。(解説・大森望) -
《ウォール・ストリート・ジャーナル》ベストセラー常連作家
スティーヴン・コンコリー上陸!
強い男女のコンビによるスリラーが読みたきゃこれを読め!
──《ミステリー&サスペンスマガジン》
予想できない展開、政治的陰謀、激烈なアクション。『救出』にはすべてが詰まっている。
──ジョー・ハート(作家)
孤高のエージェント×女性私立探偵
LAの街を疾走する新シリーズ始動!
スティール上院議員の娘メガンが誘拐された! アメリカを震撼させる事件に際し議員は人質奪還を専門とする民間軍事組織ワールド・リカバリー・グループに依頼をおこなう。元海兵隊員のライアン・デッカーが創設したその組織・WRGは、事件にロシアン・マフィアの人身売買ネットワークが絡んでいることを突き止め、同時に、マフィアの隠れ家にはメガンの他にも多数の子どもたちが囚われの身になっていると知り、急襲を決行する。だが万全の態勢を整えたはずの作戦は、予期せぬ出来事に翻弄され── -
大戦下のユーゴスラヴィアを舞台に繰り広げられる、
実話に基づく愛と友情と勇気の一大群像エスピオナージュ!
1941年、ベオグラード。大学で青春を謳歌していた英米の留学生、ジョゼフ、ディック、セレステ、ペネロピの4人の平和な日常はある日一変する。突如ナチス・ドイツがバルカン半島への侵攻を開始したのだ。
命からがらユーゴスラヴィアを脱出し祖国へ帰る彼らだったが、それぞれの国の情報機関から、その逃避行の経験や言語能力を買われ、工作員にスカウトされる。
当時、第三帝国占領下のユーゴスラヴィアには、ミハイロヴィッチ将軍が率いる民族派の〈チェトニック〉と、チトーをリーダーとする共産主義派の〈パルチザン〉というふたつの対独抵抗組織があり、反目しあっていた。OSSの一員となったジョゼフは、連合国軍が支援するべきは〈チェトニック〉と〈パルチザン〉のどちらの組織なのかを見極めるという任務を帯び、ミハイロヴィッチのもとへ落下傘降下する。だが、ゲシュタポの魔手はバルカン半島だけでなく、連合国内の諜報機関にも伸びていて……(解説・関口苑生) -
巨匠トム・クランシーのハイテク軍事サスペンス
オプ・センター・シリーズ最新作
エアバス機の乗客乗員を襲った無惨な死。放射能汚染か、あるいはバイオテロか?
「すべて登場人物がたくみに集結していき、爆発的なクライマックスをむかえる。遠く離れた見知らぬ場所が舞台になることで、プロットに多元的な魅力が加わっている。トム・クランシーのファンにも、文句なしの作品だ」パブリッシャーズ・ウィークリイ誌
南アフリカからオーストラリアへ向かうエアバスの機内で、異変は起こった。乗客が次々とはげしい咳に襲われたかと思うと、血を吐き、さらには肺や臓器が口から流れ出すという信じられない状況に陥ったのだ。
機は南インド洋に墜落し、乗客乗員は全員絶望だったが、インターネットを経由して機内の様子がわかるにつれ、事態は危険な様相を見せはじめる。
放射能か? 未知の病原体か? いずれにしろ、そこには高い致死性を持つ何かが関わっているにちがいない。
これが大国間の暗闘を引き起こす! -
『オックスフォード連続殺人』に続く
アルゼンチン発の傑作本格ミステリー
碩学の名探偵セルダム教授、再臨。
ルイス・キャロルの喪われた日記をめぐる
奇怪きわまる死の連鎖の謎に挑む!
スペイン最高の文学賞、ナダール賞を受賞。
「私」はアルゼンチンから来たオックスフォード大学の給費留学生。2年目の課題として筆跡に関するプログラムの開発に取り組むなか、旧知の数学者セルダム教授から秘密の依頼を受ける。
ルイス・キャロルの喪われた日記にまつわる、新出の書類の筆跡鑑定をしてくれというのだ。
ルイス・キャロル同胞団内部に蠢く不穏な空気を破ってやがて幕を開ける悲劇。アリスと数理数列に彩られた知の迷宮に挑むセルダムの叡智が見出した真実とは。
アルゼンチン発、本格ミステリーの新地平!(解説・三門優祐)
◆奇妙奇天烈な極上の「謎解きミステリ」。
本作に盛りに盛られた数々の要素は、まさに英国の黄金時代ミステリを彷彿とさせてくれる。しかし、作者はそれを見事に統御し、複雑怪奇な謎、丁寧な伏線呈示と回収、そして意外ながらしっかり論理的な解決の物語を作り上げた。たとえすれっからしのマニアであっても、その腕の冴えに満足し、結末では「ひぇーっ!」と叫び声をあげてしまうこと間違いなしである。――三門 優祐(ミステリ評論家)解説より -
石油が消える!
メキシコ湾油田で大爆発が発生。
急行したカート・オースチンは地球規模の陰謀を予感する。
NUMAファイルシリーズ第16弾!
メキシコ湾の石油プラットフォームで異変が発生した。同じ海域で作業をしていた国立海中海洋機関(NUMA)のオースチンとザバーラは爆発を確認して潜水艇で現場へ急行する。そこで作業員の救助に当たりながら、オースチンはありえない現象を目にする――海中で燃え盛る幾筋もの火柱。いったい海底で何が起きているのか。プラットフォームの爆発原因もわからない。現場近くで遭遇した正体不明の潜水艇が残した部品を手がかりに、オースチンとザバーラはフロリダへ、そしてさらに東へと向かう。 -
クリス・ウィタカー絶賛!(『われら闇より天を見る』著者)
「途方もなくユニークで、スタイリッシュで、腹黒くて、心に響く」
イギリスが放つサスペンスの鬼才
ウィル・カーヴァーがついに初登場。
ロンドンの地下鉄でひとり自問を続けるテロリスト。
私は神か? 俺は死んだのか? この電車を爆破するのか?
挑発的な筆致で描かれる奇想天外サスペンス!
ロンドン地下鉄サークル線で来る日も来る日も爆破のタイミングを待つ自爆テロリスト(?)は、自問への答えを待ちつづけていた。私は神か? 俺は死んだのか? この電車を爆破するのか? そこに乗り合わせるのは5人の男女。人生に幻滅していた看護師、健脚を失ったアスリート、脚本家志望の男、自殺を試みた老人、脳腫瘍の疑いを抱えた多重人格者……別々の人生が一つの車両で交錯したとき、運命は彼らになにをもたらすのか?
この結末、予測不能。
犯罪小説界でも最高に抗しがたい独創的な魅力を持つ一人
――アレックス・ノース(『囁き男』)
今年出版されたなかでもっとも斬新な犯罪小説
――インディペンデント紙 -
寂寞たる港町・クアムを舞台に、裏社会に生きる者たちの哀切を丹念に描いた圧巻のノワール文学、上陸。
「この七百ページ超えの巨体には、物語を読むことの楽しさがみっちり詰まっている。ユーモアから憎悪まで。人間の気高さからゲスさまで。コメディからノワールまで。善から悪まで。きれいごとでは動かないこの世界の複雑性を、清濁そのまま併せ呑んで描き出したがゆえの深く忘れがたい味わい。『野獣の血』はそういう小説である。」
──霜月蒼 (ミステリ評論家)
1993年、釜山の片隅の港町クアム。万里荘ホテルの支配人ヒスは、18歳の時にクアムの裏社会を仕切るソンに拾われて以来、やくざ稼業に生きてきた。クアムは長年、海を挟んだ影島の組織と睨み合いつつ共存共栄を保っている。だがある日、組が所有する工場が流れ者のやくざヨンガンに襲撃され、平和のバランスは崩れだす。背後に影島がいるのではと疑うヒスは、やがて利権を巡る抗争に否応なく巻き込まれていき……。
映画『野獣の血』DVD好評発売中!
出演:チョン・ウ「模範家族」『偽りの隣人 ある諜報員の告白』、キム・ガプス『箪笥』、チェ・ムソン『悪魔を見た』、チ・スンヒョン『偽りの隣人 ある諜報員の告白』、イ・ホンネ「悪霊狩猟団:カウンターズ」
監督:チョン・ミョングァン / 発売:ニューセレクト株式会社 -
巨匠ハンター、スワガー・サーガ最新作。
激戦地ノルマンディーの沃野に
軍神アール・スワガー降臨す!
第二次世界大戦末期。連合軍はノルマンディー上陸作戦を決行したものの、「銃弾の庭」と呼ばれる緑なす地で停滞を余儀なくされていた。
そこにはドイツ軍の狙撃兵が配され、アメリカ兵たちを夜陰に乗じて次々と撃ち倒していたのだ。
見かねた米軍部はドイツ狙撃部隊に対抗するため、ひとりの伝説的な戦士を本国の海兵隊から召喚する。
一等軍曹アール・スワガー。太平洋戦争の英雄。天才的な狙撃の名手。
戦況を一変させる重大な任務を身に帯びて、スワガーはロンドン経由で現地へと向かう――。 -
いつか自分の店を持ちたい。
それがわたしの人生の夢──
モーガン・オルブライトには夢と計画があった。ひとつの地に根付き、そこで自らのバーを持つという夢だ。軍人家庭に育ち、引っ越しの多い幼少期を過ごしたモーガンはいま、ボルチモアで友人のニーナと小さな家で暮らしながら、昼は建築会社の事務、夜は近所のにぎやかなバーのバーテンダーを務め、夢にむかって邁進していた。ある夜、モーガンは男性客ルークから声を掛けられる。IT企業のコンサルタントとして街に来たという彼からディナーの誘いを受けたことで、モーガンの運命は大きく動きだす……
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