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『文芸・小説、徳間文庫』の電子書籍一覧

421 ~480件目/全928件

  • 大地の96%を樹海に覆われる世界で、
    樹海の住人と言うべき害獣、害虫たちの猛威に怯え、
    時に絶望しながら、人々は生きてる。

    ―森林保護者(フォレストセイバー)が生まれたのは、このような世界にあっては当然のことといえるだろう。
    樹海の生態系をコントロールし、
    害虫や害獣の異常繁殖、疫病の蔓延、食糧不足、
    自然のもたらすあらゆる脅威から文明社会を護る。

    その一人であるフェイは、ある目的をもって、旅をしていた。
    傑作SFミステリ。
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    映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」
    (出演:夏帆、シム・ウンギョン)
    監督・脚本の箱田優子によるコミカライズ!

    上手に生きてるように見えて、
    不器用で心の荒みきったCMディレクター砂田夕佳(30)は、
    入院中の祖母を見舞うため大っ嫌いな地元に帰ることに。
    なぜか後輩の清浦あさ美(27)がおもしろがって付いてきて、
    奇妙なふたりの奇妙な旅がはじまる。
    夏帆、シム・ウンギョン出演、海外映画祭でも絶賛の話題の映画を、
    監督・脚本を手掛けた箱田優子自らがコミカライズ。

    「自分探しとか、ほんとうの私とか。
    んなもん、クソくらえだバカ野郎!」
  • シリーズ3冊
    726792(税込)
    著者:
    麻倉一矢
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    江戸にお忍びでやってきた水戸光圀(みつくに)は、奇妙な噂を聞き驚愕する。紀州の徳川頼宣(よりのぶ)が、将軍の座を狙って江戸に攻め入って来る!? その上、江戸湾に夜な夜な明国の船が出没し、銀を密輸しているだって? 真相を究明すべく、紀州の徳川光貞と尾張の徳川光友を誘い、調査を開始した光圀に、予想外の文書が届く。それは三代将軍家光の遺言書だった。若き日の水戸黄門が活躍する新シリーズ第一弾!
  • 冒頭の28ページ。
    読み返して気づく、その真実。
    鳥肌が止まらない。
    愛しているのは誰で、愛されているのは誰?
    想いの強さが生んだ
    悲劇の物語。

    お姉ちゃんが死んだ。首をつって。
    あたしと二人で暮らしていた
    マンションの自分の部屋で。

    姉の明香里は三つ違いで、綺麗で成績も良く、
    両親にとって自慢の娘だった。
    社会人二年目で、仕事も順調そうだったのに、
    何故?
    姉の携帯に残されていた四人の男のアドレスとメッセージ。

    妹の穂乃花は、姉のことを知るために
    彼らに会いに行く。
    待ち受ける衝撃のラストに、あなたは愕然とする!
    (書下し)

    プロローグ
    第一章 佐々木隆也
    第二章 巴美智彦
    第三章 典宮航生
    第四章 益田良一
    エピローグ
  • 悲しくて切ない想いが詰まった恋愛小説であるこの作品は、
    読者にとって思いがけない結末を迎える。

    まさかどんでん返しで
    こんなにも
    泣かされるなんて

    見合いで結婚した夫には好きな人がいた。
    十年も前から、今も続いている。
    その事実を知っても、平凡な主婦の華美には、
    別れて自力で生きていくことが出来ない。
    そんな彼女の癒やしは、絵を描くことだけだった。
    ある日、自分のデジカメに撮った覚えのない少年と、彼が書いたと思われる詩が写っているのを見つける。
    その少年にひかれ、恋をした時、
    運命は、とんでもない方向へ動き始めた……。
    (ノンストップ・ラブ・ミステリー)

    第一章  桜の乱
    第二章  バタフライ・エフェクト
    第三章  恍惚
    第四章  はらわたに棲む悪霊
    第五章  炎に魅せられし者
    第六章  失われたノート
    第七章  持ち寄りピザ・パーティー
    第八章  ストーカー
    第九章  残されたメッセージ
    第十章  逆流の旅
    第十一章 怯える住人
    第十二章 愛されない者、愛せない者
    第十三章 連続放火魔の正体
    第十四章 琵琶湖の家
    第十五章 タイムスリップ
    第十六章 十年前のアルバム
    第十七章 めぐり会い

    解説 村上貴史
  • 筒井康隆の世紀の奇書が
    〈定本〉として三十七年ぶりに復刊!
    筒井康隆の毒と笑いをご堪能あれ。

    〈ドンドンはドンドコの父なり。ドンドンの子ドンドコ、ドンドコドンを生み……〉
    ジャズ・スキャットで使われるバブリングを駆使し、
    奇想天外なパロディ聖書として読書界を驚倒させた表題作ほか、
    初刊文庫で未収録だった実験作品「上下左右」
    (イラストは雑誌掲載時の真鍋博)を収録した完全版。
    書下しの自作解説を併録。全十篇。
    (解説 井上ひさし)

    〈目次〉
    バブリング創世記
    死にかた
    発明後のパターン
    案内人
    裏小倉

    上下左右
    廃塾令
    ヒノマル酒場
    三人娘

    自作解説 筒井康隆
    解説 井上ひさし
  • シリーズ5冊
    550(税込)
    著者:
    井川香四郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    島抜けした元夫に狙われる母娘。貧乏神を追い払いたい人気女形。辛く厳しい人生、洗い直します。
    月丸十兵衛は、辛い人生を洗い流し、新たな生活を手配する裏稼業“洗い屋”をしている。ある日、仕事を終えて帰る途中、浪人たちに襲われていた小田原藩御用達の刀鍛冶・一文字龍拓という若侍を助けた。しかし、藩主に献上する刀を奪われてしまう。一方、十兵衛の仲間・占い師のさつきが、小田原藩を脱藩したいという侍の仕事を持ってきた。二つの事件の関わりは如何に?痛快時代小説。
  • シリーズ5冊
    550(税込)
    著者:
    井川香四郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「暴れ旗本御用斬り」シリーズの第5巻! 三河以来の直参旗本で、大目付の大河内右京。“ひょうたん息子""と呼ばれていた頃から、市井に混じり、庶民の生活をよく知る彼ならではの目線で、身分の上下に関わらず、世にはびこる諸悪を正義感と信念で、叩っ斬る! そして、地方で起きつつある事件にも……。花火の夜。見物客三人が飛来してきた弓矢に殺された。大目付の大河内右京は、探索を進めるうち、先年取り潰しになった越後高神藩の元藩士たちが、その原因となった奏者番の堀田備前守を狙っていることを知る。一方、将軍家斉の身辺で不審な事件が続発。新たに高神藩主に封ぜられた老中首座の松平定信の子・貞寿にも不穏な動きが…。政を巡り、絡み合う邪な思惑に、右京は立ち向かう。本作品は「暴れ旗本御用斬り 雲海の城」を加筆修正した新装版です。
  • 軍事政権下にある東南アジアの小国アンダカムでは、
    今も日本製蒸気機関車C57が現役で活躍する。
    今日も日本人ツアー客を隣国タイまで送り届けるはずが、重要国家機密を巡るトラブルに巻き込まれ…。
    旅好きの老婆、元国鉄職員、新婚カップルなど、いわゆる普通の人々が、
    最新兵器で重装備するアンダカム国軍にいかにして立ち向かうのか!?
    ノンストップ超絶エンターテインメント。
  • 徳川家に盤石の安泰をもたらすため、捨て石となれ――。
    神君こと徳川家康を祀る日光東照宮周辺を舞台に繰り広げられる、「幻法者」たちの血で血を洗う腕比べ。
    魔多羅一族vs山王一族。あい争うは、修羅のさだめ!
    生き残るのはどちらか?
    そして天海大僧正の思惑は……?
    山田風太郎忍法帖の忠実なるパスティーシュ。時代伝奇説の極北。
    装画は、単行本時も好評だった、かつて風太郎忍法帖を多く手掛けた佐伯俊男氏。
    解説は縄田一男氏。
  • 新潟市内に三十数名の北朝鮮精鋭特殊部隊が潜入!
    拉致情報機関員の奪還を端緒として“戦争”が偶発したのだ。
    初めての実戦を経験する陸上自衛隊の激闘―。
    防衛庁対遊撃検討専任班の桂川は対策に追われるが、彼の狙いは他にもあった。それは…。
    息をもつかせぬ急転また急転。
    そして、衝撃の結末!
    いま一番の注目株・黒崎視音のリアル交戦シミュレーション!
  • バレちゃった
    でも、幸せになりたい!

    真面目に生きているけど、上手くいかない男たち。
    累計40万部を超す「幻想」シリーズの著者が贈るイマドキの若者たち。

    生徒を見捨てる校長を殴ってクビになった。
    恋人に告げると、彼女の両親から婚約破棄を申し渡された。
    でも彼女からは夢だった弁当屋を一緒にやろうと言われ……。
    そんなとき、オレがAVに出ていると元生徒たちに告げられた。
    しかし、それはオレにそっくりな従弟だった。
    親が自慢するエリートだったはずのヤツが何故?
    両親には言えない秘密を抱えた男たちの悲喜交々を描く、渾身作!
  • あの土方歳三も一目置いた美人剣士、中沢琴!

    「おまわりさん」の語源は、新徴組にあり。
    浪士組募集の檄文に応じ、法神流をひっさげて臨んだ伝通院での立ち合い。
    女と侮る男どもを徹底的に叩きのめして名をあげた琴。
    清河八郎らが立ち上げた新徴組に加わり、幕末の動乱期、幕府方の有力武闘集団として京、江戸、奥州で激闘を繰り広げる。
    お国のためにという少女の純粋な思いは、やがて時代の激流に飲み込まれ、正義の在り方を問う苦いものに変わってゆく。
    いつの間にか自分たちが朝敵となって追いつめられる理不尽さとも闘いながら、目の前の敵を斬り伏せていく琴。
    その姿は健気で美しい。
    赤城山の麓、利根郡穴原村に生まれ育った中沢琴。
    法神流を受け継ぐ家に生れ自身も研鑽に励み、身に着けた剣術は豪放にして苛烈。男でも敵うものは少ない。
    腕を買われ異例の抜擢をされた琴だったが、立ち上がったばかりの新徴組での勢力争いなどに翻弄される。
    そんな彼女は、ひそかに慕う土方歳三とともにあることを喜びとしながら、組士としての任務に精を出す。
    しかし、新徴組の存在自体が時代の鬼っ子となりつつあるとき、
    土方は京に新選組として残ることになり、琴の淡い恋は消える。
    江戸に戻って市中見廻りに精勤する琴たちは、いつしか江戸の庶民たちに「おまわりさん」と呼ばれ頼りにされるようになる。
    そんな琴らを悩ませていたのが、薩摩藩士たちによる狼藉だった。
    彼らは江戸を騒乱状態にするために罪もない民衆から略奪し殺戮を繰り返す。
    ある日、琴が親しくしていた町家に押し込みが入り家族が惨殺された。
    その首謀者は討幕の大義とは縁の薄いただの異常殺人鬼・弓張重兵衛と判明。
    新徴組による三田薩摩屋敷襲撃の際に弓張を取り逃がした琴は、どこまでも追い詰めることを誓う。
    しかし、錦の御旗を掲げる薩長討幕軍の勢いは物凄く、新徴組も江戸から奥州へと落ちてゆく。
    庄内藩として戊辰戦争を戦うことになった新徴組は各地で無敵を誇るが、いかんせん多勢に無勢。
    しかもいまや朝敵。明日をも見えぬ戦いの中、琴は宿敵弓張とついに剣を交えることになる。
    果たして復讐は成就するのか!?
  • シリーズ16冊
    495550(税込)
    著者:
    太田忠司
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    少年探偵・狩野俊介が
    次々に起こる難事件に立ち向かう!

    名探偵・石神法全の事務所を引き継いだ野上英太郎のもとに、
    法全の紹介で狩野俊介少年と愛猫ジャンヌが訪れた。
    探偵志願の俊介の助手入門を許した直後、依頼人が扉を叩いた。街一番の病院の院長、豊川だった。
    妻が宗教にいれ上げ、怪しげな導師を家に泊めて迷惑しているという。
    彼等が邸に赴くと、導師は庭内の庵で奇跡を見せると嘯いた。
    午前零時、突如停電が起り、密室の庵では殺人が……。
    長篇本格推理シリーズ開幕!
  • シリーズ12冊
    649692(税込)
    著者:
    井川香四郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    融通の利かない無骨な武門として幕閣に煙たがられている、三河以来の“かみなり”旗本大河内家。今日も切腹覚悟で諫言に及ぶ大目付の父政盛と、毎日ぶらぶらと瓢箪様(ひょうたんよう)の一粒種右京が怒りの太刀を一閃、江戸の悪人どもを大掃除する。痛快悪人退治劇!
  • 550(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    新婚旅行中に新潟で行方不明になっていた女性が、三ヵ月後、沼越峠で全裸死体で発見された。同じ頃、新潟県の国道沿いでカップルの失踪事件が相次いでいた。新潟県警は全力を挙げて捜査態勢を敷く。被害者の兄である北岡刑事は五頭山麓へと分け入り聞き込みを行う。しかし、山麓西側の山荘に住む老人が恐るべき欲望に取り憑かれているとは、誰も知る由がなかった……。人間の狂気を描くハードロマン集。
  • シリーズ2冊
    605(税込)
    著者:
    大下英治
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    稲原龍二が任侠の世界に身を投じたのは、日本が大陸へ触手をのばし始めた昭和八年、十九歳の時であった。以来、博徒としての厳しい修行を重ね、打ち続く出入りの中で男をあげた龍二は、敗戦後、三十五歳の若さで熱海に一家を構え、持ち前の大器量で、当時京浜地区に勢力を張っていたモロッコの辰をはじめ生きのいい若衆たちを次々に糾合、東海道に睨みをきかせるまでになるのだが……。迫真の任侠群像。
  • 550(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「先生は和食オンリーで、お酒はウィスキー一本槍ですものね」鹿児島本線の特急グリーン車で話しかけてきた女は、一面識もないはずだが驚くほどぼくの好みに詳しい。富士子と名乗ったがどうも偽名くさい。なぜ偽名を? という疑問とともにその晩、彼女を抱いた。五日後、定宿のホテルに帰京してみると……(「知りすぎる女」)他、様々な女との情交を描く官能ミステリー傑作集。
  • 国際的な見識をもっていたはずの海軍が、不見識も甚だしい太平洋戦争に突入し、しかも、戦前には予想もしなかったほどの大敗を喫したその原因はなにか。対英米不戦を主張する条約派と戦争も辞さない艦隊派、この二派の確執を軸に、従来、海軍出身者らがタブーとして口を閉ざしてきた東郷平八郎、伏見宮博恭両元帥の犯した過誤を究明して、日本海軍終焉のダイナミクスを描破した戦記ノンフィクション意欲作。
  • 550(税込)
    著者:
    中山義秀
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    戦国末期、常陸国江戸崎の郷士・諸岡一羽は、天真正伝の流儀を伝える名人と謳われていた。が、不運にも病に冒され門弟は四散。印可を授けた秘蔵の弟子根岸菟角、岩間小熊、土子泥之助の三人を残すのみとなった。三人のうち一身の出世のみを計る菟角は師を捨て逐電。恩師の流儀名を微塵流と変え隆盛を極めた。師没し、忘恩の徒菟角に天誅を加えるべく岩間小熊は江戸へ発つ(『諸岡一羽の三人の弟子』)。歴史短篇集。
  • 605(税込)
    著者:
    勝目梓
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    〈鷹〉と名乗る男から医師会会長宅に電話が入った。娘を誘拐したというのだ。〈鷹〉――柴淳二は、1年前に妻子を失っていた。病院が診みくれれば助かるはずの命だった。が、大型病院進出阻止のための診療拒否が2人の命を奪った。その裏に黒いスキャンダルがあることを嗅ぎつけた柴は、〈鷹〉という名の復讐鬼に変身したのだ。注目の気鋭作家が、誘拐と報復の息づまる7日間を描ききった長篇代表作。
  • 昭和十六年九月、渕田美津雄は第一航空艦隊全飛行機隊の総指揮をとるよう命じられた。彼に与えられた密命は、来るべき真珠湾攻撃の際の空中部隊総指揮官という大役であった――。かつて教育勅語の「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」の一節に感銘した少年が、戦後は聖書の「父よ彼らを赦したまえ、そのなすところを知らざればなり」の言葉に覚醒し、伝道師として再出発する。(『渕田美津雄中佐の生涯』改題)
  • 605(税込)
    著者:
    勝目梓
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    社内報を担当する戸田昌平は、会社陸上部のハイジャンプ女子選手・白坂ひろ子の密着取材を命じられる。この〈わが社のホープ〉は不器量で、色気にとぼしく、おまけに九州弁丸出しだったが、その躍動的な肉体美は昌平の心を強く捉えた。各種スポーツ分野に活躍する、健康美あふれるスポーツ・ウーマンをヒロインに、みずみずしい現代の若者群像を描いた異色連作集!
  • 谷中延命院の住職・日潤の美男ぶりが江戸で評判になって八年。日潤は大奥の中臈・梅村と情を通じ、以来、寺院に日参する女たちは引きも切らず、夜毎、狂乱の痴態が繰り広げられていたのだ。見逃せなくなった寺社奉行・脇坂は密偵として奈江を放つが、奈江は自らも日潤の性技に溺れてしまう――。関係した女が数百人ともいわれ、十一代将軍家斉の治世を揺るがせたスキャンダルを、濃密な筆致で描いた官能絵巻。
  • 紀州雑賀は宮郷の太田左近の娘・蛍は、射撃術の研鑽に生涯をかける女。
    秀吉に太田城を水攻めで落とされ、父母姉妹と一族を失った。
    秀吉への復讐を誓い、新開発の鋼輪銃を手に戦場を駆ける。
    義賊・石川五右衛門と大坂城に潜入したり、徹底的に豊家に抗うのだった。
    義なき朝鮮出兵に立ち向かうため半島に渡った蛍は、帰国後、関ヶ原へ赴く……。
    戦国を鮮烈に駆け抜けた女鉄砲撃ち再び!(歴史時代冒険長篇)

    <目次>
    序章 忍城水攻め
    第一章 往き残りしものたち
    第二章 鋼輪の銃
    第三章 盗賊石川五右衛門
    第四章 伏見築城
    第五章 殺生関白
    第六章 残火再燃
    第七章 玉女略奪
    第八章 天変地異人為
    第九章 慶長の役
    第十章 家康策動
    第十一章 天下分け目
    第十二章 関ヶ原に踊る
    終章 泰平の世
  • シリーズ3冊
    704748(税込)
    著者:
    鳥羽亮
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    両替商滝島屋の主と手代が下谷広小路で何者かに首を掻き切られて殺された。凶器は匕首(あいくち)とみられた。池之端の岡っ引き銀次には遺体の惨状に見覚えがあった。半年ほど前、浅草田原町で殺された料理茶屋橘屋の主の死に様と酷似していたのだ。そして、二つの事件の繋がりを探っていた佐久間町の岡っ引き平造が斬殺された。銀次は下手人を追うが、やがて魔の手が襲い来る。書下し長篇時代剣戟。
  • 理不尽な客と酷い上司に我慢ならず、
    5年勤めた会社に辞表を突きつけたミノリ。
    どうしようかと思案していたときに入り込んだ神社で見つけた「巫女募集」の貼り紙に飛びついた。
    キャバクラ勤めの生活に不安を抱えていた李花は、
    神社の神主に一目惚れして、「巫女募集」に応募する。
    神聖なはずの神社だが、ここはここで、様々な事情を抱えた人たちが……。
    日本ファンタジーノベル大賞出身の著者が描く、
    幸せになりたい女たち。
  • 研究室訪問のために野島芳生は、東央大学渋谷キャンパスを歩いていた。
    見学にいく研究室に向かう最中、ある人だかりが道を阻む。
    何事かと事情を聞いてみると女子トイレが盗撮されたらしい。
    そんな人混みの中から声が聞こえた。容疑者は猿顔を真っ赤にしながら無実を叫んでいる。
    どうやら、その猿顔の男子学生・富岡は見学に行った今井研究室の人らしい。
    研究室のボス・准教授の今井由里子は富岡の無実を半分だけ信じ、
    仕方なく無実の証明をするために立ち上がった!
  • 814(税込)
    著者:
    川瀬七緒
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    この本を読んではいけない――
    奇妙な警告文の挟まれた古書がオカルト雑誌の編集部に持ち込まれた。
    古書の持ち主だった兄が数カ月前に失踪し、
    現在も行方不明だと竹里あやめは訴える。
    フリーライターの八坂駿がその本を少しずつ読み始めると、
    周囲で不気味な出来事が続く。いたずら? 狂言? それとも……。
    八坂はペアを組むカメラマンの篠宮、依頼人のあやめとともに、古書の謎を追う。
    大好評「法医昆虫学捜査官」シリーズの著者による
    新機軸ミステリー!
  • 770(税込)
    著者:
    志川節子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    江戸の音が聞こえる。光がみえる。
    花火で織りなす人生模様。

    「祝言は挙げられない」
    簪職人のおりよは、突然許婚の新之助にそう告げられた。
    理由はなんとなく思い当たる。新之助は形がよく、おりよは目が見えないから。
    二人で歩いていると耳の後ろが熱くなる。女たちの視線が痛い。
    どうして私だけこんなことに――。
    悔しさを押し殺し、手に残る感覚を頼りに仕事に没頭するおりよだったが……
    (「闇に咲く」)。
    物語の舞台は愛知、山梨、長崎、東京、新潟、そして愛知へ。
    のろし、弔い、には意味があるように、花火から生まれる時代小説もある。
    音をテーマにした五感に響く物語。
    遊女、船問屋、紙問屋、簪職人、花火師、旅籠屋……
    市井の人情を掬い取る、珠玉の時代小説。
  • 震える学窓、江戸川探偵長の驚愕!全国から金持ちの子女が集まる東北の全寮制学校、愛生会高校。その校内のどこかに巨額の財宝が隠されているという。副校長に極秘捜査を依頼された江戸川は調査を始めるが、学内ではセックス、密猟、そして殺人と驚くべき単位の取得が…。本作品は「殺人の単位」を加筆修正した新装版です。
  • 感動の長編ミステリー! タイムカプセルに隠された亡き亡父の秘密・・・。戦後の復興期に、青春を謳歌した三人の高校生。その息子たちに託された、大いなる遺産。それは密かに在留米軍から持ち込まれたという数百億のダイヤなのか――!? 息子たちは、父親が遺した秘宝図を手に旅に出るが……。著者渾身の長篇推理! 本作品は「父と子五十年目の真実」を加筆修正した新装版です。
  • 産婦人科医・甲賀陽一の女体犯罪講座!産婦人科・甲賀病院に入院中の臨月の妊婦・糸井トキ子が、医師を装った何者かに誘拐された。営利目的か、それとも怨恨なのか。残された手がかりは、帝王切開を勧める謎のチラシ。目の前から、忽然と患者を連れ去られてしまった甲賀陽一は、必死の捜索に乗り出すが…。表題作ほか、異色の探偵・甲賀医師による“女体犯罪講座”総集編ともいえる「狙われた妊婦」「シャガールの眼」「隠花植物」の三篇を収録。 本作品は「悪の帝王切開」を加筆修正した新装版です。
  • 子規、虚子、漱石、芭蕉、龍之介。文豪の名句にちなんだ怪事件!江戸川探偵長以下、横浜ハート探偵局の面々は、俳人・佐々木律二が主催する俳句の会「四季」に入会することになった。さっそく江戸川が有馬温泉への吟行句会に参加したのだが、そこで事件が発生。宿泊した旅館に隣接した竹林の中で、男の刺殺死体が発見された。その胸の上には子規の名句が書かれた一枚の紙が。同時に「四季」メンバーの草野愛香が行方不明になるが…。鎌倉、横浜、日光、そして芦屋と続く吟行会で虚子、漱石、芭蕉、といった文豪の名句にちなんで次々に起こる怪事件。渾身の文芸連作ミステリー。 本作品は「鎌倉ー芦屋殺人紀行」を加筆修正した新装版です。
  • 祝・開港百五十周年 いま、明かされる横浜開港の謎。小田原藩の奥右筆で、惨殺された父・大川浄蓮の仇討ちを見事果たした浄之進は、犬山蓮次郎と名を変え、武士の身分を捨て、かながわの宿で、古くから歯医者をしていた小野加平太のところへ妻・お静とともに見習いに入る。ある日、加平太が火盗に襲われて殺され、目の不自由な娘・お光は行方不明になるが…。話題を呼ぶ大型時代ミステリー。本作品は「横濱太平記」を加筆修正した新装版です。
  • バラバラ殺人に挑む産婦人科医、甲賀陽一の名推理!産婦人科医・甲賀陽一は、義娘・和代と京都に旅行中、山科に住む実業家・美庄世之介の妻・寧子から、診察を頼まれる。寧子は夫に危険なSMプレイを強要されて、躰中が酷い状態になっていた。寧子の依頼で夫妻の猟奇的な行為を見せられた甲賀は、その異常さに生命の危険を感じるのだった。まさしくその翌日、神戸の小さな寺の境内で、寧子のバラバラ死体が発見される。甲賀は独自の捜査に乗り出すが・・・・・・!? 本作品は「産婦人科医のメス」を加筆修正した新装版です。
  • 吉野川に浮かんだ男が残した暗号文・・・!横浜・関内駅近くに開業したハート探偵局の江戸川探偵長を訪れた二人の男。松山に拠点をおく関西探偵局の局長・佐々原一夫と調査主任・久藤光春の依頼は、奇妙な調査協力だった。横浜に社を構える松平不動産の四国社員旅行が無事に終えられるよう、一緒に警護してほしいというものなのだ…。高松から徳島に向かう途中、江戸川は、久藤の水死体が吉野川に浮かんだことを知る。久藤は関西探偵局の金庫から二千万円をもち出し、不可解な暗号文を残していたという…!?長篇旅情ミステリー。 本作品は「四国殺人遍路」を加筆修正した新装版です。
  • 世は闇、されど夜の闇こそ真。馬入川の渡しで何者かに惨殺された小田原藩の奥右筆・大川浄蓮の息子・浄之進は、父の仇討ちのため犬山蓮次郎と名を変え、富山の薬売りと称する謎の女・お静を道連れに諸国行脚の旅に出る。新境地に挑んだ著者渾身の大型時代ミステリー! 本作品は「湘南太平記」を加筆修正した新装版です。
  • 白秋遍歴の地で連続殺人!画家である井筒元警視の息子夫妻が合同作品展の最中、妻の玉美の死体が発見された。捜査線上に、浮かび上がる「黄色いドレスの女」……。柳川―三浦三崎―千葉。詩人・北原白秋遍歴の地を追うようにして起こる連続殺人。その意外な真相とは!? 本作品は「白秋殺人行魔性の女」を加筆修正した新装版です。
  • 恐るべき子供たちの名門高校襲撃計画・・・!軽井沢にある〈こころ探偵事務所〉の江戸川探偵長に、奇妙な依頼が舞い込んだ。水木京子の一人娘・あずまは都内の有名進学校の一年生。校内で書類ケースを取り違えたところ、中から学園を襲撃する計画を記したファイルが出てきたというのだ。校内では不穏な動きがあり、あずまは不安に駆られて何も手につかない状態だという。江戸川はさっそく調査に乗り出すが、少女にはすでに魔の手が…。傑作長篇推理。本作品は「しまなみ海道殺人旅行」を加筆修正した新装版です。
  • 江戸川探偵長、災害列島を走る。江戸川探偵長の元に現れた妖艶な依頼人。五歳の娘が誘拐されたという。犯人は一億円の身代金を要求。偶然にも大型台風、大地震と相次ぐ被災地と重なる身代金受け渡し場所へと急ぐ探偵局だが、そこで第二の悲劇が…。渾身の書下し長篇推理。本作品は「神々の叛乱」を加筆修正した新装版です。
  • 814(税込)
    著者:
    榎本秋
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    仏教が日本に伝来して、千四百年あまり。
    坊主はただ仏の教えを広め、修行・精進しているだけじゃなかった。
    天皇や貴族の側近くに仕え、
    名だたる猛将・知将の教育係や御意見番を務め、
    ときには戦いの参謀や自ら戦いに出たり、
    歴史の狭間で、表と裏に活躍・暗躍していたのだった。
    名僧、奇僧、怪僧、悪僧たちの本当の実像を知れば、
    歴史小説や時代小説が、さらに面白くなる。

    <目次>
    1古代~鎌倉
    道鏡
    行基
    空海
    蘆屋道満
    頼豪
    文覚
    武蔵坊弁慶
    常陸坊海尊
    日蓮
    コラム:山法師たちの活躍
    2室町~戦国
    文観弘真
    兼好法師
    一休宗純
    雪舟等楊
    蓮如
    太原雪斎
    顕如
    安国寺恵瓊
    果心居士
    曲直瀬道三
    施薬院全宗
    胤栄と胤舜
    本因坊算砂
    コラム:足利学校
    3江戸
    南光坊天海
    以心崇伝
    林羅山
    教如
    沢庵宗彭
    天秀尼
    列堂義仙
    売茶翁
    隆光
    月照忍岡
    武田物外
  • 836(税込)
    著者:
    深谷忠記
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    冤罪はこうして作られる!
    予想外の展開、衝撃の真相。
    本格推理の名手による傑作長篇。

    あなたは神に代わって「人を裁く事」の恐ろしさを知っていますか――?
    周到な仕掛けと伏線で読者に挑んだ著者会心の本格推理。
    日本推理作家協会賞候補作。

    女児誘拐殺人の罪に問われ懲役十五年の刑を受けた柏木喬は、
    刑を終え出所後《私は殺していない!》という自らのホームページを立ち上げ、
    意図的に冤罪を被ったと主張。
    殺された古畑麗の母親、古畑聖子に向けて意味深長な呼びかけを掲載する。
    さらに自白に追い込んだ元刑事・村上の周辺に頻繁に姿を現す柏木。
    柏木の意図は? 
    彼は本当に無実なのか?
    予想外の展開、衝撃の真相。
    周到な仕掛けと伏線で読者に挑んだ
    著者会心の本格推理。
  • 737(税込)
    著者:
    白河三兎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    まさか、美人で頭のいいあの久曽神静香が結婚?
    彼女をとりまく人々は、戸惑いつつも結婚式に出席する。<新婦出席者> 
    佐古怜美 静香の幼稚園からの唯一の友人。
    桜井祐介 高校生時代の久曽神に恋をした美容師。
    富永仁 静香が足繁く通った結婚相談所の担当。
    <新郎出席者>
    高原満男 妹が結婚詐欺にあった警官。
    小暮宏 三年間で十四回結婚式に代理出席。
    その結婚相手には深い謎があった。予測できないフィナーレが待っている!連作長篇。
  • 737(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「殺意が見える女」
    (第五十一回日本推理作家協会賞短編部門候補作)を収録した名作短篇集

    仕事がしたい。
    なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する。
    苛立ちが募る女性作家のもとに、
    家事を手伝いたいと熱望する
    奇妙なファンレターが届く(表題作)。
    嫌いな女友達より、恋人を奪った女より、
    誰よりも憎いのは……夫かも。
    あなたが許せないのは誰ですか。
    第五十一回日本推理作家協会賞
    短編部門候補作を含む極上ミステリー七篇。
    (解説:杉江松恋)

    <目次>
    夫が邪魔
    マタニティ・メニュー
    二十五時の箱
    左手の記憶
    捕えられた声
    永遠に恋敵
    殺意が見える女
  • 農業高校を出たが、田舎から飛び出し、
    東京で暮らすも挫折し、戻ってきていた小原和也。

    彼はバイト先で知り合った
    有機農業を始めたばかりの木村春菜を手伝うことに。

    しかし、素人同然の彼女と和也には、
    なかなかうまく育てることが出来ない。
    そんなとき、人づてに紹介された
    仙人とよばれる男の指導を仰ぐことに……。

    同じ頃、村では、農業生産法人の部長で、
    村中で美人と評判の上田理保子が、
    近代農業で大沼村を再生させようとしていた。
    だが、慣行農業が主流の大沼村の中で、
    ゆきづまりを感じていた。

    近代農業と古き良き農業、共存共栄への道とは?
    著者渾身の長編小説。

    <目次>
    第一章 それぞれの進む道
    第二章 近代農業VS.有機農業
    第三章 未来農家
  • 565(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「お受験」進学塾で起こった密室殺人。ハブ酒の謎を追い江戸川探偵長、沖縄へ!軽井沢こころ探偵事務所”の江戸川は、いわゆる“お受験”のための予備校、横浜の「戸塚進学塾」のオーナー夫妻を調査することになった。有名小学校に入学させるという名目で、親たちから多額の金を詐取しているというのだ。さっそく内偵を始めた矢先、オーナー夫人が密室で毒物死しているのを発見される。その死因となった毒が沖縄産の限定ハブ酒の壜にしこまれていたことから、江戸川は那覇へ飛ぶ…。
  • 607(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    静かな温泉地を襲う連続殺人の悲劇!鎌倉の産婦人科医・甲賀陽一は、寝台特急「出雲」で旅の途中、急病になった花園和代を診察する。その様子に何か事情があると睨んだ甲賀は、彼女に誘われるまま温泉津へ。「身近に殺人事件が起こる」という和代の予言通り、翌日、同じ敷地に住む国会議員・尾形豪三の妻の半裸死体が発見される。無惨に暴行され、毒殺された現場は密室状態。甲賀は犯人捜査に乗り出すが、それは凄絶な連続殺人の始まりだった…。
  • 565(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ハマナシ、リンドウ、リラ・・・。可憐な花に秘められた殺意!北海道を舞台に、花にまつわる事件が続く。「ハマナシの花ある死体」以下、四つの短編集。神奈川県警を退職した星月源吾は、妻の冴子、養女の千里と釧路郊外でオートキャンプを楽しんでいた。そこで偶然再会した高校時代の友人・駒子から、千里は奇妙な相談を持ちかけられた。英会話学校の女性講師・江美から、ストーカー的行為を受けているというのだ。札幌に戻った千里は駒子とともに江美の自宅を訪れ、なんと彼女の絞殺死体を発見する。ところが間もなく死体が消え、そこにはハマナシの花が…。ハマナシの花ある死体雷電岬の告発リラの美談ドクゼリの花の女
  • 628(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    七里ヶ浜海岸を彷徨う記憶喪失の全裸美女・・・!嵐の夜、産婦人科医・甲賀陽一は、鎌倉警察署の中根警部より緊急の依頼を受ける。七里ヶ浜の海岸で、全裸でさまよう若い女性を保護したので診て欲しいというのだ。甲賀が現場に駆けつけると、張り番の警官が射殺されていた。女は暴行されて記憶を失っており、内股に刺青を彫られ体内からは「秘薬」が検出される。やがて女の意外な身元が判明。異常な猟奇犯罪は第二、第三の被害者を生み驚くべき展開へ…。
  • 565(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    被害者の胸に残されたキスマークは何を語るのか素人画家・友田めぐみは、マンションの自室で見知らぬ外国人の全裸他殺死体を発見した。被害者は中近東・セイラム王国の反体制派政党員。折りから“こころ探偵事務所”の江戸川探偵長に、宮務庁より内密の依頼が来る。セイラム王国の王子が病気治療のため、王妃らとともに極秘来日するので、警護をしてほしいというのだ。その矢先に王子が失踪、江戸川の決死の追跡が始まるが…。
  • 607(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    秘密の文書をめぐる連続殺人。タロット日美子の推理は?!タロット日美子は、友人の井上純から、熊本城の銀杏の樹に隠しておいた秘密の文書を、入院中の自分に代わって回収して欲しいと懇願される。ところが、樹のうろはすでに空っぽ…。純の友人グループ4人の中の誰かが持ち去ったと推測した日美子は、リーダー格の服部と接触を図る。しかし待ち合わせの場所で、彼はすでに刺殺されて…。哀しい愛の悲劇を描く本格推理。
  • タロット日美子が目撃した二つの殺人。
    二階堂日美子は、急成長したゲーム会社・TTO社の社長、田中総一郎から香川県のリゾート、レオマワールドに招待される。折りしも常務の高山薫には「123 4567」という数字だけの奇妙な手紙が届いていた・<死しかない>という隠し言葉にもとれるのだが・・・・・・。不審な出来事の続く旅の中で、ついに日美子は遊覧船から突き落とされる男を目撃する。しかし犯人も死体も消え失せてしまう・・・・・・。
    第一章 開幕
    第二章 殺人その一
    第三章 消えた死体
    第四章 捜査!
    第五章 殺人その二
    第六章 ウェルカムプラザ
    第七章捜査2
    第八章 殺人その三
    第九章 交通事故
    第十章 捜査3
    第十一章 フィナーレ
    第十二章 閉幕
  • 565(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    札幌を震撼させた凶悪犯罪!若き実業家の秘められた過去。
    結婚退職した鶴木総合病院の元ナース・神谷奈々の招きで、札幌へやってきた脳外科医・柏木陽一は、不可思議な事件に遭遇する。企業の御曹司である奈々の夫・知明が趣味の絵画の制作中にアトリエで狙撃されたのだ。目撃者のヌードモデル・柴山美紀の証言から、犯人は総会屋がらみの暴力団員・冬野と目された。命に別状はなかったものの、冬野の影におびえる知明に発信人不明の脅迫状が届く!長編本格推理プロローグ
    第一章 銃声
    第二章 入院
    第三章 冬野敏郎
    第四章 謎の手紙
    第五章日輪の遺書
    第六章見合いの日
    第七章雄猫ムーミン
    第八章消えた女
    第九章告白エピローグ
  • 565(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    江戸川探偵長、みちのくを駆ける!
    本格長編推理小説渋谷に開店する京料理店のオープニング・セレモニーのさなか、小説家・中西山彦がトイレで変死した。間もなく、そこに出席していた和菓子店主夫妻が、秋田新幹線こまちで旅行すると息子夫婦に告げたまま失踪する。二つの事件の関係を追って“こころ探貞事務所”の江戸川探偵長はさっそく秋田へ。調査が進むうち、中西が同人誌に書いた小説に驚くべき秘密が隠されていることがわかるが…。
  • エレベーターの中の密室殺人。容疑者は六人の女!
    関東新聞の記者・渡辺公一は、取材で訪れたテーマパークで毒を塗ったボールを何者かにぶつけられ意識不明に陥る。同行していた柏木太陽が渡辺を鶴来総合病院に運び込み、彼のいとこで院長の柏木陽一の適切な処置で一命をとりとめる。太陽は陽一の手を借りて犯人捜しを始めるが、プレイボーイの渡辺に恨みを抱く容疑者が六人も浮上。そこで六人の女性が一堂に会する機会を作るのだが、再び惨劇が!
    第一章 シネマの国
    第二章 アメリカの毒(その一)
    第三章 共通の女
    第四章 未婚の見舞客
    第五章 退院後
    第六章 ホテルの殺人
    第七章 アメリカの毒(その二)
    第八章 六つの証言
    第九章 毒は何処から
    第十章 古き寺にて
    第十一章 将棋大会
    第十二章 絵の奥の真実
  • 特急「はつかり」が運んだ死の便り!
    警察庁鉄道警察隊特捜隊の江戸川警部は、盛岡―青森間を走る特急「はつかり」内で続発するカップル車内盗の逮捕にみちのくへ向かう。同行するのは婦警の柿本波留。収穫がないまま立ち寄った青森の三内丸山遺跡で、二人は新進女流作家・風見奈保の絞殺死体に出くわす。任務のかたわら、独自の調査を始める江戸川。
  • 748(税込)
    著者:
    南條範夫
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「遺産相続争い」小説、決定版!

    この財産、めったな奴にやれるものか--。
    河原専造は余命半年と宣告された。唯一の相続人は年若き後妻。
    しかし彼女が遺言状の有無を弁護士に問い合わせていたことを知り、専造は激怒。
    過去付き合っていた四人の女が生んだ子供たちを探し出し、遺産の相続人に加えることにした……。
    莫大な遺産をめぐって人間のあくなき欲望が絡み合う著者の代表作。
    江戸川乱歩が激賞した名作、ついに復刊!
    (解説:縄田一男)

    これは私が書いた最初の推理小説である。
    それまではわずかの現代小説を除き、ほとんど時代小説であったが、
    たまたま、故江戸川乱歩氏から、推理小説を書いてみないかとの誘いがあり、
    かなり躊躇してから、執筆にとりかかった。(中略)
    第一回が載ると、すぐに江戸川氏から、非常に面白い、
    従来の本格スリラーとは全く別のものができそうなので大いに期待していると云うお手紙を頂き、
    少々良い気分になって書きつづけたのを覚えている。
    (本文「あとがき」より)
  • シリーズ4冊
    737759(税込)
    著者:
    倉阪鬼一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    江戸の八丁堀に開店した料理屋「なには屋」は、大坂の廻船問屋「浪花屋(なにわや)」の出見世。次男の次平と娘のおさや、料理人の新吉が切り盛りしている。しかし、江戸っ子に上方の味付けは受け入れられず、客足は鈍かった。そこで、常連になった南町奉行所の同心たちや知り合いの商人(あきんど)の助けで、新しい献立を創ったり、呼び込みをして、徐々に客を増やしていく。だが、上方嫌いの近所の奴らが……。書下し時代小説。
  • 巷説寛永御前試合は虚構である。
    事実は、秀忠の次子・駿河大納言忠長の御前で行われた十一番の真剣試合が、その下敷きとなっている。
    その日、駿河城内には腥風悽愴と荒び、
    戦国生き残りを賭ける武芸者たちは、
    だが、無骨さゆえの生きざまが宿痾となって、
    だれもが破滅の淵へと疾走し、血海に斃れていった。
    日暮れ、人去った城内は寂として声なく、
    人心の倦厭の気のみ残されていたという。
    時代巨篇。大人気コミック「シグルイ」(漫画/山口貴由)の原作小説!

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