『文芸・小説、覇者の戦塵』の電子書籍一覧
1 ~41件目/全41件
-
日本軍は本土への戦略爆撃を狙う米軍四百機の撃退に成功した。しかし機動部隊による本土攻撃を阻まれた米軍は、マリアナ諸島を狙う零式艦戦隊をP61“ブラックウィドウ”による奇襲で壊滅させた。一方、秋津大佐らの終戦工作は最終段階へ迫る。終戦の鍵を握る蒋介石との面会を図るのだが……。作戦が佳境に向かう最中、厚木基地には飛行機乗りたちが集められる。彼らが搭乗を命じられたのは飛龍と複座に改造された零戦の練習機。P61撃滅の策を授けられた搭乗員たちは、異形の航空隊は、一路、硫黄島へと向かう――!
-
昭和18年5月。ポートモレスビー攻略のためニューギニアに侵攻した帝国軍部隊は、米軍の堅陣に成算なき突撃を決行し、壊滅の危機に瀕していた。帝国軍に起死回生の目はあるのか?
-
第三〇二航空隊の夜間戦闘機「極光」は駿河湾にてB29と交戦。日中の高高度という不利な条件下ながら、空中雷撃による敵機の撃退に成功した。一方、上海の日本軍海兵隊司令部に中華民国政府高官・閻烈山将軍が接触を求めてくる。日本の存亡に関わる重要機密を知るという彼の目的とは? 緊迫する世界情勢の中、厚木基地を発進した艦上偵察機「彩雲改」が敵信を傍受。戦略爆撃を狙う米艦隊の偵察に踏み切るが、そこに新たな敵影が……。押し寄せる米軍から、本土を防衛することはできるのか。戦局はいよいよ佳境へと迫る!
-
三式中戦車の奮戦により、日本軍はサイパン島内の要所・ガラパン三叉路にて米軍戦車隊の迎撃に成功した。さらに、テニアン島の敵基地を翔竜で空襲。米軍のサイパン・テニアン島の基地整備計画を頓挫させた。これにより米軍は上陸目標を硫黄島に変更し、日本本土への新たな空襲拠点確保を目論む。一方、駿河湾上空での防空戦闘訓練中、夜間戦闘機「極光」が敵偵察機を発見。日中の高高度という過酷な条件下で、極光は搭載した呂式三号爆弾による空中雷撃を試みるが……。戦局はついに、本土上空へと拡大する!
-
米太平洋艦隊前進基地メジュロ環礁に進出した伊五四潜は、敵輸送船団を追尾。米軍にとって虎の子の対潜護衛空母を見事撃沈し、マリアナへの米補給路を遮断した。この間隙を縫って、伊三六一潜が孤立したサイパン守備隊への補給物資輸送に成功する。だが、マリアナの制空権は今なお米軍の手に。部隊配備間もない三式中戦車が決死の攻防戦を展開するも、米軍は圧倒的な砲爆撃で一気に戦線を突破せんとする。窮地を脱すべく日本軍は、補給物資とともに輸送された翔竜で、テニアンの米基地への空襲を決定するが……!
-
マリアナの制空権を巡る攻防に敗れた第一艦隊は、サイパン死守のため敵補給線の分断に戦術を転換する。敵輸送船団を捕捉殲滅すべく、残存勢力を結集しサイパンに向かうも、そこにいたのは予期せぬ米高速戦艦部隊だった。これを奇貨とし、重雷装鑑「大井」「北上」が夜陰に乗じて先制攻撃。急遽実戦投入となった禰式翔竜により、ノースカロライナ級撃沈を含む大戦果を上げる。一方、米太平洋艦隊前進基地メジュロ環礁に進出した翔竜搭載の伊五四潜が、わずかな護衛を伴う鈍足の大船団を発見! 単艦追尾に入るが……。
-
一九三一年北満州で大規模な油田が発見された――もしも日本軍が石油資源を手中にしていたら、第二次世界大戦は勃発したのであろうか? ほんの些細な偶然が歴史の姿を大きく変える!
-
第二次オホーツク海戦は、ソ連極東艦隊を撃滅した日本海軍の“戦術的圧勝”であったが、意外にも戦略目標を失う結果に終わってしまった。そして、北満州油田を支配下に置くことを目論むソ連は馬占山軍を支援、黒竜江で大規模な軍事行動を展開する……。
-
敵艦出現の報にアリューシャン方面に出撃した伊五三潜。そこで遭遇したのは米機動部隊だった。米の介入を許せば、日本は決定的に不利となる。伊五三潜は必死に反撃の機会を狙うが!?
-
流氷によって完全に封鎖されたオホーツク海。暴風で予想外の被害を受けた第四艦隊の立て直しを急ぐ日本軍にとって、まさに天佑ともいえる事態だった。ところがソ連軍は最新鋭の砕氷船を駆使し、いつのまにか日本軍の懐深く探索の手を伸ばしていた……。 日ソの激戦の行方は? 戦略シミュレーション
-
満蒙国境に程近い北満州油田をめぐりノモンハンで対峙する日ソ両軍は、ついに宣戦布告なき武力衝突に突入した。BT戦車の厚い装甲の前に苦戦する関東軍に果たして逆転はあるのか?
-
決死の渡河攻撃で、いったんはソ蒙軍と互角の形勢で集結をみた日満軍だったが、無尽蔵とも思える敵の攻撃の前に、日毎に劣勢に追い込まれていく。果たしてこの窮地を脱する術はあるのか!?
-
米上陸部隊の圧倒的な物量に、玉砕目前という日本軍ミッドウェイ守備隊。救援に向かう帝国海軍第三艦隊は苛烈な米機動部隊の総攻撃をかわし、太平洋の覇権を手中に収められるのか!?
-
サイパン空襲に随伴するB29電探妨害機を撃退すべく、新鋭艦戦「紫電改」と夜間戦闘機に再生された旧式艦爆「彗星」が迎撃に向かう。だが、限界の高度で待つ彗星の攻撃機会はただ一度……!?
-
爆撃を受け、敵上陸部隊と交戦中――占守島守備部隊が発した緊急電を傍受した船団に緊張が走る。敵はソ連か米国か? 北太平洋の覇権をめぐり、熾烈な航空戦の火蓋が切られた!
-
連合軍反攻せまる! 東部ニューギニアの山中で豪軍斥候の備忘録を発見した日本軍は、間近に迫った奇襲作戦を察知。急遽防護陣地を増強し、密林を衝いて現れたM2軽戦車を撃退する。だがこの攻撃は連合軍の威力偵察に過ぎなかった。敵の本格的反攻を前に、日本軍は、連合軍が辛うじて維持する補給空路の遮断を図る。対空監視哨を設営し防空体制を強化、さらに山間部の敵飛行場の攻略に向かうが……。果たして連合軍の攻勢を凌げるか!? 要衝ポートモレスビーを巡るニューギニア攻防戦、ついに決着!!
-
武力により満州占領を果たしたが、国際的に孤立する日本。北満州油田の奪取を目論むソ連と馬占山軍を相手に、帝国海軍は決死の黒龍江奇襲上陸作戦を敢行する。書き下ろし短篇収録。
-
ラバウルの日本軍は、試製禰式翔竜を搭載する飛龍に加え紫電改を投入し、敵夜間戦闘機を掃討した。だがその矢先、マリアナへの進出を図る米軍の空母機動部隊が要衝トラック環礁を襲撃!
-
ニューギニア戦線が膠着するなか、ラバウルからソロモン海を越え雷撃に向かう陸軍航空隊四式重爆撃機「飛龍」。敵夜間戦闘機の迎撃に苦戦を強いられるが、試製の禰式「翔竜」が配備され……。
-
ソ連経由で来襲した渡洋戦略爆撃に、日本は膠着状態の満ソ国境で攻勢に出る決断を下した。有利な条件での停戦を得るべく、シベリア鉄道を挟んだ大戦車戦の火蓋が切って落とされる!
-
空母二隻を失い窮地に立つ日本海軍。第一航空艦隊は失地を挽回すべくミッドウェイ上陸作戦を強行し、イースタン島の占領に成功。しかし米海軍は新たな大機動艦隊を出撃させていた!
-
鹵獲した電子信管の運用は遅れ、期待の長射程噴進爆弾〈丸大兵器〉の開発も難航するなか、ハワイ海域の米海軍に不審な動きが。未知の新造空母出現か……緊迫する太平洋戦線の行方は!?
-
ミッドウェイ奪還を狙う米機動部隊の艦載機群により、瞬時にその機能を失ってゆくミッドウェイ守備隊。急行する第三艦隊。真珠湾以来の一大機動部隊決戦の火蓋が切って落とされる!
-
英印軍の大規模交代の隙を突き、渡河作戦を敢行、一気にラングーンまで攻めあがりビルマ全土の制圧を謀る帝国軍。しかし現状は補給線の維持も困難な状態だった。果たして戦況は!?
-
遂に開戦を決意した日本海軍は緒戦で米太平洋艦隊を一挙の殲滅すべく、真珠湾とミッドウェイに同時奇襲をかけた。しかし真珠湾奇襲成功に沸く日本海軍に、予想もしえぬ救援要請が!?
-
米軍の夜襲に不意を衝かれ、マリアナの日本軍基地兵力は壊滅の危機に。迫り来る強大な米軍航空戦力の根本を叩くべく、禰式翔竜装備の四式重爆「飛龍」と爆装零戦が敵機動部隊に向かう!
-
ダンピール海峡を巡る航空戦に破れ、圧倒的だった航空優勢を失った連合軍は、戦線縮小し東部ニューギニアの山中で守勢に入った。だが日本軍も、辛うじてポートモレスビー攻略の橋頭堡は維持したものの、戦略的交代を図る連合軍を追撃する余力は残されていなかった。互いに再度の攻勢に向け戦力の回復を急ぐなか、連合軍は山脈越えの補給物資空輸を敢行する。一方日本軍は、連合軍輸送船団を壊滅すべく、ラバウルの第八艦隊に加え、甲標的──特殊潜行艇「蛟龍」を投入。敵根拠地へと肉迫するが……。過酷な密林の消耗戦の帰趨は!?
-
哨戒中に米機動部隊の船影を発見した伊一六八潜。陽動か反攻か、情報不足で決断を下せずトラック環礁で足止めを食う第三艦隊。米艦隊の狙いは? 東太平洋の覇権を賭けた決戦迫る。
-
新鋭エセックス級空母五隻を擁する圧倒的航空優勢のもと、米軍は瞬く間にマーシャルを制圧した。守勢に回る日本軍は、新型噴進爆弾「翔竜」をサイパンに配備し、敵の侵攻に備えるが……。
-
巨大化する日本に危惧を抱き、牽制を繰り返す米国。太平洋の二大シーパワー激突の瞬間は刻一刻と迫っていた。昭和一七年四月、戦爆連合約百機が、黎明を衝いて真珠湾に突撃するが!?
-
セイロン島にて空母を撃沈、辛勝を収めた帝国海軍だったが、あらたにアッズ環礁にその穴を埋めてあまりあるイラストリアス型空母二隻が出現! 英艦隊がインド洋におけるすべての戦力を集積し始め、米軍機まで哨戒に現れた。連合軍は本腰を入れて制海権の確保に打ってでるのか。これに危機感を抱いた帝国海軍艦隊はアンダマン海に進出、陸軍によるポートブレア攻略を支援を目論む。しかし帝国軍の台所事情は厳しく、寡兵をもっての攻略戦は、困難を極めていた。果たして戦況の趨勢はいかに?
-
米軍のマリアナ制圧は時間の問題となり、硫黄島上陸も迫っていた。陸軍独立高射砲中隊は新たに配備された有翼噴進弾「奮龍4型」でB29の迎撃に備えるが……。『覇者の戦塵』枝篇。『CN25』所収
-
遂に強襲上陸を開始した米軍を前に、寡兵で応戦するミッドウェイ守備隊。だが戦力には圧倒的な差があった。第三艦隊が到着するまで半日。日本守備隊はミッドウェイを死守できるのか!?
-
満州事変は日本政府や参謀本部の不拡大方針にもかかわらず拡大の一途をたどり、関東軍は事変勃発と同時に軍をすすめ南満州のほぼ全域を手中におさめた。満鉄調査部と関東軍の手による大規模油田発見の報は虚偽を疑われつつも世界を震撼させ、東支鉄道に利権をもつソ連、太平洋戦略の見直しを余儀なくされるアメリカ、そして利権を有する当事者たる中国、それぞれの思惑が上海で交差する。
-
中国と交戦中の日本軍の隙をつくかのように、日本近海でのソ連極東艦隊の動きが活発化――北満州の大油田を狙う列強の思惑が複雑に絡み合い、弱点を確実に突いて日本を追い立てていく!
-
マリアナから米軍を撃退すべく第一艦隊は一〇隻もの空母を集結。だが、敵空母機動艦隊の前に敗北。制空権を失ったサイパン島の基地航空隊は夜陰に紛れて撤退を始める。しかし、一部機体には後退命令が下りず、現場は混乱が続いていた。一方、重雷装艦「大井」では、空中雷撃に特化した新兵器「翔竜」の実戦投入の準備が急ピッチで進められていた。付近を航行中の大規模輸送船団を撃滅するためだったが、そこには米高速戦艦隊が……。絶体絶命の危機に翔竜は故障中、果たして僚艦「北上」と「大井」の運命は!?
-
豪州方面の最前線に米潜水艦が接近。単独で防衛に当たる駆潜艇18号艇長の決断は。一方、内地では新型噴進爆弾搭載の銀河の訓練が始まり…
-
無謀な渡河作戦を辛くも果たした第一五軍。しかし、航空支援のないまま地上戦に踏み切っても戦況が有利に展開するはずもなく第一五軍の進撃はたちまち頓挫してしまうのだったが……
-
米軍の新型高角砲の脅威を痛感した日本軍は、対艦遠距離攻撃用噴進爆弾〈丸大兵器〉の開発を急ぐ一方、敵新兵器を入手すべく、最前線の東部ニューギニアで強襲作戦を発動する!!
-
B-24の編隊が来襲、帝都は夜間爆撃を受けた。本土防衛の脆弱さを晒した日本の隙を突くように、米ソが結んで北方から攻勢の機を窺う。陸軍航空隊は北辺への反撃を開始するが?
-
昭和一九年一月、インド洋では英印連合軍が護衛艦艇群の配備を強化、帝国海軍は水上艦艇の動きを制約され始めていた。この状況をみた艦隊司令部は、開戦当初は戦果を上げた特設巡洋艦による交通破壊戦の打ち切りを決めた。オーストラリア孤立化を図りインド洋の英艦隊を殲滅するという目標は、戦力不足により頓挫したのだ。だが、アンダマン海の制空権を断念した帝国軍の前に「セイロン島南方海面に敵空母発見」の報が。果たしてインド戦線は持ちこたえられるのか?
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。