『僕は問題ありません、文芸・小説』の電子書籍一覧
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「なぜ―僕なんだ?」
「それはね、あなたがひとりぼっちだから」
不幸な交通事故により家族を失った青年・匂坂郁紀。奇跡的に一命を取り止めた彼には、目に映るものすべてが形を変え、醜く歪んでしまう不思議な後遺症だけが残った――
そんな郁紀の世界に突然現れたのは、うつくしい少女。「沙耶」と名乗る彼女の存在は、郁紀の汚穢に塗れた日常を美しい色に染めていく。彼にとって、それはただ一筋の光だった……。
発売から15年、今なお霞むことなく高い評価を受け続けてきた虚淵玄(Nitroplus)原作の伝説的ゲーム作品『沙耶の唄』を、ノベルゲーム界の先駆者・大槻涼樹×不変の担当イラストレーター・中央東口が甦らせた、初のノベライズ作品! -
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ゼロ年代きってのマスターピース〈鏡家サーガ〉がいま蘇る……!
佐藤友哉デビュー20周年記念復刊企画
妹が死んだ。自殺だった、と僕のイカれた家族は云うが。
そして現れた男。手にはビデオ。内容は妹のレイプ中継。
渡されたのはレイプ魔どもの愛娘達の克明すぎる行動表。
こうされちゃあ、する事は一つ。
これが自然な思考だね。
そして僕は、少女達の捕獲を開始した。
その果てに……、
私は病気。でも誰にも相談できない。
絶対に云えないよ。
七十七人の少女を屠った連続殺人犯、突き刺しジャック。
彼が少女を殺す時……彼の視覚が私の視覚に接続するの。
怖いよ。もう駄目。しかも彼は、私の存在を知っている。
そして私は、彼に立ち向かってしまった。
その向こう側に、
こんな馬鹿げた世界が用意されているなんて知りもせず。
〈解説=斜線堂有紀〉
『フリッカー式』を読んで、強烈に影響された私は、このような小説を書きたいと思って小説家を目指すことになった。人一人の人生を変えてしまうのだから、『フリッカー式』は恐ろしい。 -
モテる男のモテる秘密はモテる男でさえ気付いていないモテる男の要素・それは練習し手に入れることができるとしたら...。
お試し版です。
「女性に口説いていると思われたくない。が口説きたい!」
「女性に話しかけずにモテる男になりたい!」
「恋愛の成功率をさらに上げる方法を探している」
「ベットの上の仕事でテクニックのレパートリーを増やしたい(男女共に可能)!」
「次のデートは綺麗な女性と可愛い女性どっちにするか選びたい」
男なら、1度は思ったことがありますよね知りたいですよね
だって男に生まれたからには
モテる男になりたい 女と恋愛したいし、
女をメロメロにしてトリコにしたい
にゃんにゃんしたい
そんな方法あるの?
あなたが横にいなくても、
女性をメロメロのトリコにし続けてくれるんです。
そうしていつの間にか女性の心を動かし、恋愛で女性にモテる男にしてくれるんです。 つまり、 メロメロになる『声』で話す→記憶に残る→誘惑し続ける→あなたの事を考える
声は人生をも変えうる力があるのです
この女性が最終的にどんなにエロくメロメロになったかは、この章の最後の方に。 楽しみにしていてください 声で〇〇せる方法を具体的にお伝えします。 女性をペットにできる制度を考えるのも良いですが、恋愛において、女性をメロメロのトリコにしたい、落としたい。と思うのであれば、 女性にモテる香水を探すよりも、まず無料でできて効果が高い方法を知ってほしいと思います。 モテる香水は無くなれば買わないといけませんが、
モテる『声』、モテる男ボイスは無料です
恋愛漫画のようにモテたいモテる男になる方法を!と考えるなら、 一旦、女性を忘れて、マスターしてください。 ほぼ誰にもバレずにモテる男に変わっていける方法を伝授します 女性をスケベにさせる『声』 女性をメロメロのトリコにしモテる男に変われる『声』。 女性を落とすスキルとして最高のスキルです。
次のデートでは 綺麗な女性と可愛い女性どちらを選びますか?
改訂・追記 2021年03月 -
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大富豪から絶海の孤島に招待された僕こと「すばる」とその父である売れない小説家、佐藤友哉。これぞ親子探偵ミステリの最前線! -
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「植村直己冒険賞」受賞の極地冒険家、荻田泰永×「世界で最も美しい本コンクール」銀賞受賞の井上奈奈による絵本。
北極をたった一人で歩く”僕”の一日を描く。
頬を叩く風、北極での生き方を知る動物たち、空から降りる暗闇、そして……。
北極を歩く”僕”を追体験できる、命と死を感じる美しい絵本。
たった一人、北極を歩いている。
命を支える道具
食料を積んだソリを引きながら、進んでいく。
氷のきしむ音が遠くでひびく。揺れ動く氷の海。
歩けども、歩けども、足元はながされていく。(本文より)
「環境問題とは数字の問題ではない。命の問題だ。自分の命はもちろん、隣にいる大切な人の命であり、会ったこともない遠い土地の誰かの命であり、時代も異なる動物の命のことだ。ー中略ー北極を冒険することは、生きることだ。そして、死を感じることだ。その死とは、誰かの命であり、いつの日か自分の体も分解されて、空に舞い、風に吹かれて誰かの命にたどり着く。」(巻末エッセイより)
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2005年。“僕”は渚(なぎさ)と東京に出て、六畳一間の安アパートで暮らし始めた。
美しく醜い彼女との、名前では括れない関係のこと。忘れえない人たちのこと。ヒップホップと小説のこと。そして、唐突に終わりを迎えた渚との暮らしのこと――。
あのころのリアリティを異才のラッパーが活写する、青春私小説の新しいマスターピース。
“小説家”ハハノシキュウ、堂々デビュー! -
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“田 無 美 代 子 を 呪 っ て く だ さ い”
「だからさ、……俺たちが作らないか? 新しい祟りをさ。」 学校の七不思議の“八個目”となる“新しい祟り”――「お骨サマの呪い」を僕たちが作った、あの夏。それは、止め処ない悪意と恐怖の幕開けだった――! あの竜騎士07が文芸雑誌『ファウスト』に寄稿し、小説家デビューを飾った伝説の一編が万を持しての星海社FICTIONS化。傑作『ひぐらしのなく頃に』の世界観ともリンクする極上のホラーをあなたは今、体験する! -
毎日の買いものは社会とつながっている!
「買える」を「変える」を提案する、メッセージイラストブック
お母さん、お父さんへ
子どもたちの未来を少しだけよくする方法、EARTHおじさんと一緒に考えてみませんか?
著者からのメッセージ
もともと無関心だった世の中の問題に私が興味を持ちはじめたのは、わが子の出産がきっかけでした。
子どものためにできるだけ自然なものを選んでいく日々の生活の中、3・11の大震災が起こったのです。
守られるはずの命が守られないという現実に直面し、世の中への問題意識はさらに高まっていくことになりました。
添加物、農薬、放射能、化学物質、遺伝子組み換え食品、ワクチン、必要以上の薬……知れば知るほど、私たちの目の前にはたくさんの問題があることがわかってきました。
そして、子どもたちのからだは悲鳴をあげています。
「私たちはどうしたらいいのか?」
そんなことを考える中で、私たちの日々の選択(買いもの)と社会とがつながっていることに気づいたのです。
「買える」という行動を「変える」。
このことが、子どもたちの命や未来、そしてこの星を守っていくための方法なのではないか。そんな思いから、この本が生まれました。
本書が、昔の私のようにわが子のために何をしたらよいのかわからず迷っているお母さん、お父さん方が、「伝えたい」「動きだしたい」と思ってくださるアイテムになれば幸いです。
たくさんの人の一歩が生まれますように。
それが一人でも多くの子どもたちの笑顔につながりますように。 ほう
この本を手に取ってくれたみなさんへ。
この世の中にはたくさんの問題があります。
そしてその問題を解決しようと行動を続けている人たちがいます。
僕は8年前、西アフリカのギニア共和国で事業を始め、貧困と呼ばれる地域の現場を見てきました。
栄養失調のわが子を抱えながら物乞いをする母親。
ゴミをあさりながら今日の食事を手にする子ども。
どれだけ働いても抜け出せない、貧困という落とし穴。
そんな問題の根本に僕の生活スタイルが大きく関係していることに気がつきました。
一見、解決が困難に思える大きな問題も、もとをたどれば僕たちの“選択"の上にできている。
そうであるなら、未来を変えたいなら、自分自身の“選択"を変える必要があるのです。
遠い国の問題にかぎらず、僕たちの身近で起きている問題も根本はおなじ。
人の“無関心"が生み出すものだと僕は思います。
何を変えればいいのか、わからない。
何を伝えればいいのか、わからない。
この本は、おなじような思いを胸に抱き、ただ純粋により良い未来を望む仲間たちの助けになれるように、との思いをこめてつくりあげました。
だれもが自分の家族の、自分のたいせつな人の、そして自分自身の幸せを願っているはず。
そんなみなさんの助けになれば、これほど嬉しいことはありません。
本書を手にとっていただいたみなさんの人生が、光り輝くことを心より願っています。 藤原ひろのぶ
【発行】三五館シンンャ/【発売】フォレスト出版
著者について
ほう(法生)・絵
本名・長澤美穂。1979年、新潟県生まれ。書画作家(パステル、水彩、色鉛筆、絵具、ダンボール)。社会問題に関心のない二児の母だったが、2011年の原発事故をきっかけに、守るべきものが守られない世界に疑問を持ち、得意なイラストをメインにフェイスブックなどでの情報発信を開始。20年前から「家族の愛」をテーマに作品を作り、2014年、地元・新潟での初個展を皮切りに、各地で個展を開催、大きな反響を呼ぶ。真宗大谷派のお寺で授かった法名「釈尼法生(ほう)」をアーティストネームとして活動中。
藤原ひろのぶ・文
1980年 大阪府生まれ。特定非営利活動法人「NGO GOODEARTH」代表。大学卒業後、一般企業に就職するが3年で退社。社会のさまざまな問題に目を向ける中、“貧困"というテーマにたどりつく。ギニア、ネパール、バングラデシュで現地雇用を創出するための事業を展開。日本では月間200万PVを誇るサイト「健康のすすめ」の管理人として、全国各地で積極的な講演活動を展開している。尊敬する人物はマハトマ・ガンジー。 -
なぜ帰化しようと思ったのか。脱「洗脳」の日々を、マンガを交えて綴る衝撃の書。
中国人だったボクは日本のアニメに救われた――中国の浸透工作に騙されるな!
・世界で一番素晴らしかった日本の歴史
・日本は女性を敬う「愛の国」だった
・来日して知った「反日教育」のウソ
・「尖閣諸島」は日本固有の領土であることは間違いない
・日本の帰化制度は甘すぎる!
・「正しい歴史」は教科書ではく漫画に描かれている
・『進撃の巨人』が象徴する防衛問題
来日から8年――中国の洗脳から解放され、日本人になった著者が中国の虚像に騙されないための知識を伝授する。
※本書は2020年2月に刊行された『中国人の僕は日本のアニメに救われた!』を改題、再編集したものです。
(著者より)
帰化をすることは“祖国の国籍を捨てる”ことでもあります。世界中で知られている通り、中国はパクリ文化が横行し、モノだけでなく、各国から技術や知識、技術者までも持ち帰ってきます。今ではウイグル人やチベット人の命、そして隣国の土地まで平然と奪っている。こんな国で暮らすことなど耐えられません。だからこそ、一刻も早く中国籍を捨てたかった。その気持ちに後悔はありません。 -
《珠玉の名作本棚》ハーレクイン文庫に毎月2点、仲間入り!英国が誇る二大ロマンス作家による、愛と夢のつまったクリスマス短篇集!
継母と継妹に虐げられて暮らすバーサは、自分の誕生会なのに悪趣味なドレスを着せられ、立ちつくしていた。招待客が美しい継妹にばかり興味を示すなか、医師のオリヴァーが平凡なバーサに声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」(B・ニールズ『悲しきシンデレラ』)庭師のアンバーは大富豪ロッコの恋人だったが、二人の関係をゴシップ紙に売ったと彼に誤解され、冷酷に捨てられた──彼の子を宿していたのに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう迫られたのだ!(L・グレアム『届かなかったプロポーズ』)
*本書は、クリスマス・ロマンス・ベリーベストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
【本書の内容】
皆さん服とどう向き合っていますか? 自由な、しっくりくる「装い」で、日々生きることができていますか?
この本を書いたのは、男女二元論で説明しきれない性別を生きる、ノンバイナリーの山内尚さんです。漫画家としても活躍中の山内さんは、服が大好き。しかし、自分にとって心地いい服と出会うまでの道のりは、けわしい獣道でした。
服屋さんの多くはメンズとレディースにはっきり分かれていて、最近では性別を問わない“ということになっている”ユニセックスの服も増えてきたものの、そもそもこの三分類がしっくりこないと感じている方も、案外いるのではないでしょうか。
この本では、62点のファッションイラスト、4つのコラム、2つのマンガ、5本のエッセイがフルカラーで収録されています。あらゆる表現を駆使しながら、ノンバイナリーであること、ノンバイナリーにとっての装いの問題など、さまざまなテーマに向き合った贅沢な一冊です。
“ノンバイナリーにとっての服ってなんなのでしょう。(…)ノンバイナリーであることを主張するためのプラカードであり、自分を“ふつう”の人たちのなかに隠すための木の葉であり、自分の気持ちを落ち着かせるためのお守りであり、日々を暮らしていくなかでの苦しみを生み出す毒薬であったりするのではないかと思います。一筋縄ではいかなくて、でも味方になったらすごく頼もしいやつ、服。”
もちろん、「これがノンバイナリーの正解の服である」と伝える本ではありません。山内さんの服をめぐる旅路を追体験することを通して、皆さんにとっても新たな発見があることを願っています。
【もくじ】
はじめに
僕/私にとっての「ノンバイナリー」
春夏
ノンバイナリーにとっての服──忘れられないひと言
おそろい
パートナーと共に装う──世界と対峙する方法
秋冬
バイナリーな社会で労働することの困難
特別な日
僕/私に、まだ自分を表す「言葉」がなかった頃の話
おわりに
小物
アクセサリーたち Accessories
香水 Perfumes
頭飾り Headdresses
部屋着 Loungewear -
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東京⇔大阪間5000キロ!
どこまでも膨張し続けるこのセカイの重力に抗い、僕の“飛行機”は空を飛べるのか──?
重力を司る“重素”の採掘によって膨張に歯止めがかからなくなった地球。東京⇔大阪間がついに5000キロを突破した二〇一三年──。会津若松市に生まれ育った湯川航は幼少期からの「遠くに行きたい」という思いに突き動かされ、遠路はるばる上京して大塚大学理工学部に入学する。
斜陽の学問分野である重素工学科で非生産的な日常を送る湯川だったが、アルバイト先の古書店で一冊の本と出会ったことから、彼の大学生活は大きく変わってゆく。
『飛行機理論』──かつて構想されたが実現しなかった、重素を用いない航空機の理論書。
平凡な大学生の、無謀な挑戦が始まった!
湯川が思い描く「飛行機」は空を飛べるのか。そして、湯川は遠くに行くことができるのか?
話題騒然『横浜駅SF』の新人・柞刈湯葉が放つ、青春SFの新たな金字塔。 -
放送作家の仕事を1年休業して、
妻、大島美幸(森三中)のテレビ復帰を応援。
育児はしんどい、でも楽しい!
父親目線の3年間の子育て奮闘記。
鈴木おさむです。僕の妻は女芸人、森三中の大島美幸と言います。
2002年に交際0日で結婚してしまった僕らですが、妊活を経て、2015年6月22日に、息子、笑福(えふ)を授かり、
父親と母親になることが出来ました。
僕は放送作家業を中心に仕事をしているのですが、子供が生まれたタイミングで、メインにしていた放送作家業をほぼお休みし、
育児に向き合うことにしました。
子供が0歳から1歳になっていく姿を毎日見ることが出来、色々な発見がありました。
息子は3歳になりました。
この本は子供が生まれてから3歳になるまで、父親目線で育児とか子供のことを見てきて気づいたことの記録であります。
世の中に母親目線の育児本、育児日記とか沢山ありますが、父親目線ってあまりありませんよね?
育児に向き合って、母親の凄さに沢山気づけました。そして思うわけです。
「パパはママにはなれない」ということに。
もちろん。色んな理由で父親一人で子供を育てている人もいます。そんな父親はすごいっす。
ママの分までパパがやるわけですから。すごすぎます。
これは僕が子供と向き合うことで気づいたこと。
育児の大変さ、しんどさ、そして、自分の無力さ。
そして子供を授かるという素晴らしさ。
子供を授かることによって変わっていく家族のカタチ。夫婦のカタチ。幸せのカタチ。
ママさんたちには、あるあると笑ってもらったり共感してもらったり、男って駄目だなとダメ出し気分で読んでもらったり。
そして出来れば、パパさんにこれを読ませてもらったり。
というわけで、父親目線の育児記。
始まります。
(はじめに/より)
男がまったくわからない、「乳首痛い」問題。
妻の不在で、一気に深まる父子の関係。
なりたいのは「イクメン」ではなく、「父親」。
「添い乳」の威力を思い知り、途方にくれる。
母親を守ろうとする、息子の必死さにショック。
全53話のエッセイと「父の気づき」 -
太田はいつも天下国家や文学のお笑いのことなど考えているけど、僕はほんとうに何も考えていません。なーーんにも!です。でも、ただひとつ毎日考えていることがあります。それは「猫はどうしてこんなにカワイイのか?」、その謎をずっと考え続けています。(爆笑問題・田中裕二)
実家住まいのころから約30年、ずっと猫と一緒に暮らし続けてきた田中さんが、いまでも日々、問い続けている命題が「どうして猫はかわいいのか」ということ。そのすべてを自らの猫愛全開でまとめました。猫好きならチラ読みでもわかる、長年猫とつきあってきた田中さんにしか表現できない猫の魅力が、深い愛情のもとに驚くべき洞察として語り尽くされます。
例えば、田中さんは「猫と人間が戦争になったら猫につく」。その発言に対して、太田さんは「じゃぁ、猫軍の猫がお前の目の前で、大事な人に危害を加えようとしたらどうすんだよ」といじわるな質問をする。はたして田中さんの答えは? 解答は本書「猫と戦争と平和」の章をご参照ください。
田中さんが撮りためたとっておき猫スナップも満載。
さらに「猫ピッチャー」(「読売新聞」連載)や「ねこねこ日本史」(NHK Eテレ)などで知られるそにしけんじさんのイラストと、田中さんとそにしさんの共作による4コマ漫画「猫漫才師」が掲載されていることも、この小さな本の自慢です!
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出版界の常識を破る
巨大判型不定期誌、新発刊!
-以下、本文より-
長年の読者は、僕のことを、良く言えば挑戦的、悪く言えば、無謀な天邪鬼とお考えなのは自分でも知るところだが、
この期に及んで紙の雑誌を不定期ながらも新発刊するとは無茶にも程があると誰もがいう。
世の中、出版不況だそうだ。
雑誌は、毎月のように廃刊し、書店や出版社は日々会社を畳んでいる。
話を聞けば、ウェブサイトに読者は流れ、紙の雑誌が売れなくなったのが要因だというが、
本当にそうだろうか。
実は、雑誌は気がつくと読者よりも広告主に目が向き、内容がどんどん企業寄りになって、面白くないから読者は離れ、
結果、広告主も離れていった。つまり、雑誌が広告収入に依存していた「体質」に問題があると僕は考えている。
インターネットは、即時性や非物質的であることに目がいくが、
ブログやSNSも、なにより魅力は「個人メディア」に尽きる。
自分で見たものを、自分で撮影し、自分で文を書く。
だったら、インターネット的に、いままで見たこともない紙の雑誌を作ったらいいんじゃないか。
そう考え、まるでブログやSNSのように、自分で見たものを自分で撮影し、自分で文を書く紙の一冊を作りたいと思った。
また、デジタルじゃ、絶対にもたらすことができない「体験」を読者に提供したいと考えた。
それが、この紙の判型である。
現在、モバイルと呼ばれる範疇の大型タブレットは、最大12インチほどあり、
ノート型と言われるパーソナル・コンピュータは、15インチほどある。
そこで、これらの画面より圧倒的に大きくすることで、モバイルディバイスでは得られない「体験」を感じて欲しいと思った。
米国の雑誌「LIFE」に代表される、かつて世界を沸かせた大型のグラフ誌は、
ページをめくるごとに、人々を興奮させる何かがあったのだから。
そうやって、本誌は出来上がる。まるで「大人の絵日記」のような。
-以上、本文より- -
今、最も面白くて旬の小説が読める文芸誌!
【巻頭特集】
緒方恵美『再生(仮)』刊行記念特集
『エヴァ』シンジ役などで知られる大人気声優
初の自伝エッセイ刊行! 特別メッセージも掲載
【読み切り】
窪 美澄――アリスの眠り
今日も心に悩みを抱えた人が訪れる。
読切クリニックシリーズ、第3弾。
【新連載】
下村敦史――ロスト・スピーシーズ
希少種を発見するため集められた怪しい奴ら。
〈探すもの〉に辿りつけるのか? 新連載スタート!
【連作中篇】
青柳碧人――大正謎百景 遠野はまだ朝もやの中
あの名作の裏には不思議な事件が……!?
大正文豪×本格ミステリ!
【連載】
佐藤亜紀――喜べ、幸なる魂よ
上田秀人――継ぐ者
降田 天――朝と夕の犯罪 最終回
早見和真――八月の母
薬丸 岳――最後の祈り
海堂 尊――医学のつばさ 最終回
小池真理子――アナベル・リイ
坂木司――ホテルジューシー2
馳 星周――月の王
角田光代――明日も一日きみを見てる
コラム「私の黒歴史」 荻堂 顕
BOOK REVIEW 物語は。 夏川草介『臨床の砦』
野性俳壇 野性歌壇 -
戦争の中で生きる希望を書き続けたアンネの短い生涯をいきいきと描くまんが人物伝。
アンネは隠れ家の中で、架空の少女キティへの手紙の形で、日記を書き続けました。
日記には、人種差別への抗議や、戦争が人びとにもたらす大きな悲しみと破壊、また、隠れ家の人たちの苦しみや異常な精神状態が、ありのまま記録されています。それだけでなく、隠れ家の中で、アンネが抱いた大きな希望、勇気、そして未来の夢や愛は、アンネがなくなって五○年たった今も世界中の若者に感動を与えているのです。(1996年発表作品)
解説「六○○万人のアンネ」より 篠 光子
【ご注意】※この作品は一部カラ―です。
この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 -
クリスマスの喜びを彼と一緒に……。ただそれだけが、シンデレラの願い。
毎週水曜日、ペッパーは朝から落ち着かず期待に胸を高鳴らせる。彼女の小さなベーカリーに、サイモンというすてきな客が来店するから。出逢って5カ月近くがたったころ、彼が大企業のCEOと知って驚いた。ペッパーは8歳で母と死に別れ、その後、育ててくれた祖母も亡くなって天涯孤独となってからは店の2階を住まいに、つましく暮らしてきた。そんな自分には、サイモンは手の届かない遠い存在に思えたが、彼の会社のパーティを手伝った夜、二人の間の壁が崩れ、情熱が溢れた。だが、NYで最もセクシーで勢いのある実業家とされるサイモンとの恋は世間の注目を集め、ペッパーは彼に迷惑をかけまいと別れを告げる。ほどなく店と家を焼け出され、予期せぬ妊娠まで判明するとは……!
■おなかの子には、父親の顔を知らずに育った自分と同じ思いはさせたくないペッパー。ゆえあって生涯独り身を決め込むサイモンの決断は? クリスマスが嫌いなサイモンと、クリスマスが大好きなペッパーが粉雪舞う季節に繰り広げる、愛おしくて感動的なロマンス! -
ここではない世界へ。
5分で本の世界のとりこになれる! 短編集「5分で読書」シリーズの第一弾は、『扉の向こうは不思議な世界』。僕たちのすぐそばにある扉の向こうには、不思議な世界が広がっているかもしれない。そしてその向こうの世界との出会いから、物語が始まる。
高校に入学し、彼氏ができた親友との関係に悩む花帆(かほ)は、先生に掃除を頼まれた心霊スポット・旧図書館で、不思議な少年と出会う。(『旧図書館と迷える放課後』)
家の建て替えのため仮住まいに引っ越した高校生のシュンは、同じいきさつでその家に住むことになったと主張する、並行世界の少女と出会う。(『並行世界のルームメイト』)
扉と、その向こうの不思議な世界にまつわる、全六編の短編集。
中高生読者へ向けた作品を募集した短編小説コンテストの「大賞」受賞作、また現役中高生読者審査員が選んだ「中高生読者特別賞」受賞作も収録! -
誰かが薔薇の花束を贈ってくれたら、自分が特別な存在なんだと思える……。
故郷での休暇中、エレナーはフルク・ファン・ヘンスムと再会した。彼と最後に会ったのは、もう15年も前のことだ。昔のフルクは、エレナーの髪を引っ張るような威張りん坊の少年だった。それが今や有名な内科医で、長身の立派な大人の男性になった姿に、エレナーは息をのんだ。でも、意地の悪さは以前と変わらない。エレナーの家族にはにこやかなのに、なぜか彼女にはそっけないのだ。不意にフルクから、結婚はしたのかと問われ、エレナーの脈拍が上がる。まだと答え、同じ質問を返すと、フルクは言った。「婚約はしている」エレナーはなぜだかわからないけれど、ばかばかしいほど動揺した。単なる嫌いな人のはずなのに……どうしてこんなにも心が乱れるの?
■「婚約者はきれいな人?」女心から思わずそう問いかけ、目をみはるような美人で服のセンスも抜群という答えに、エレナーは自分の着古した服を見て意気消沈。そんな彼女は、クリスマスに大切な人から大きな薔薇の花束を贈られるのが夢ですが、はたして……?
*本書は、クリスマス・ストーリーから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
【書籍説明】
運動とは無縁だった男が、周囲に導かれてランニングを始める。しかし、それは大きな喪失と引き換えにしたものだった。走ることから始まる奇跡の物語。
【目次】
プロローグ
疾走
哀願
他力
青空
蹉跌
憧憬
大人
熱情
狂気
夢想
エピローグ
【著者紹介】
佐藤 翔優(サトウショウユウ)
何の変哲もない、一介のサラリーマンです。
… 以上まえがきより抜粋 -
■朝倉宏景、君嶋彼方、砂村かいり、額賀澪で贈る読切特集「駅×旅」。■新連載 オールブラックス入りした日本人ラガーマンを描いた物語、開幕! 堂場瞬一『フルハウス』。■読切 冷戦末期を舞台に繰り広げられる、異色の陰謀劇。赤野工作「“たかが”とはなんだ“たかが”とは」。雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画を描く、本格ミステリ。東川篤哉「暮林紅子の誤算」。■芦辺拓『明治殺人法廷』、高田大介『記憶の対位法』、感動の連載最終回。■創元ホラー長編賞選評ほか。/【目次】【読切特集「駅× 旅」】〈弁天島駅(浜松)〉 きみは湖 砂村かいり●毎年同じ日に同じ場所で購入された切符。いなくなった恋人が集めていたそれを頼りに、わたしは「湖に浮かぶ駅」に降り立つ/〈甲子園駅(西宮)〉 そこに、私はいなかった。 朝倉宏景●高3の夏、真央の応援にたどり着けなかった「私」。彼の一軍初登板の今日、再び西に向かう/〈山鼻19条駅(札幌)〉 雪花の下 君嶋彼方●突然、子供を連れて実家に帰ってしまった夫と、夫の兄。翠と義姉は、それぞれの夫を追ってふたり北海道へ/〈明洞駅(ソウル)〉 明洞発3時分、僕は君に撃たれる 額賀 澪●不倫報道から一年後、ソウルの街で再会した二人と、その跡を追う週刊誌記者。これは果たして逃避行なのだろうか――/行かない旅の栞*妄想鉄は時空も超える 山本巧次/【新連載】フルハウス 第1回 堂場瞬一●日本人選手が初めてオールブラックス入り! 早見剛大、ゴーがその人だ。堂場瞬一、渾身のラグビー小説開幕/【小説・連載】明治殺人法廷 最終回 芦辺 拓●代言人退廷命令により万策尽きた弁護側。起死回生の手段を求め筑波が向かう先は――堂々の大団円!/青い鳥 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●望は別の高校に通う幼馴染・洋平と一緒に点心屋を訪れる。そこで遭遇した洋平の同級生とおばあさんには秘密があって……/きみのかたち 第11回 坂木 司●マンションとコンビニで耳にした「いやな子供たち」の出没はシュンに関係があるのか? 悩む大地に声を掛けてきたのは……/粒と棘 第4話 軍人の娘 新野剛志●紙芝居の出版社で働く女性は、左足を失った許婚とともに義兄の消息を待つ――終戦後の東京で生きるひとびとを活写する連作/記憶の対位法 最終回 高田大介●信仰、祖国、そして歴史をめぐる記憶の旅路が、最後に見出す〈答え〉とは――/不等辺五角形 第2回 貫井徳郎●五人の幼馴染みのうちひとりが被害者に、ひとりが加害者となった――残された三人の証言は/【小説・読切】“たかが”とはなんだ“たかが”とは 赤野工作●祖国ソビエトを捨てた技術者グリゴリー・キーロフ。彼が抱えるトランクの中身とは――/暮林紅子の誤算 東川篤哉●雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画。そのためには密室をつくらなければ――/【コミック】第6回 鵺の記録 熊倉 献●ここに、私が出会った愛しい“鵺”たちとの日々を綴る/【受賞作決定!】創元ホラー長編賞 選評 澤村伊智・東 雅夫・東京創元社編集部/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」●豪華執筆陣による一年限定特別連載! 芦辺 拓/綾辻行人/貫井徳郎/日暮雅通/宮部みゆき/ピーター・スワンソン/【特別企画】第24回本格ミステリ大賞候補作決定! 第24回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/【ESSAY】私の小さな地図帖 その六 光る水たまり 山崎佳代子/装幀の森 第11回 柳川貴代/翻訳のはなし 第十四回 翻訳していて出遭った食べ物あれこれ 三角和代/乱視読者の読んだり見たり 第11回 本当の ナボコフの「スタイル」――『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』の書き出しを読む 若島 正/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その3 艋舺謀殺事件 戸川安宣/ごほうびごはん*朝のフルーツ 十三 湊/読書日記 澤田瞳子/【INTERVIEW 期待の新人】白川尚史/真門浩平/【INTERVIEW 注目の新刊】『家族解散まで千キロメートル』 浅倉秋成/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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恋人はおろか、愛人にもなれない。ましてや、彼の妻になど。
家庭教師のフランシスは自らを戒めていた。彼に惹かれてはいけない。初仕事として派遣されたのは、遠く離れたスコットランドの領主の館。主であるラクランに、ロンドン社交界の作法を教えることだった。伯爵令嬢の婚約者がいながら、貴族のしきたりには無関心な彼を、ダンスや求愛のレッスンを通して完璧な紳士に仕立てあげるのだ。若い女教師の指図などおとなしく聞くはずもない傲慢な領主は、フランシスと踊りながらも投げやりで、誘惑的な冗談でからかってくる。野性的な美貌を持つこの男性に、軟弱なワルツなど似合わない――彼には、情熱的な愛こそふさわしい。握られた手を強く意識しながら、フランシスの胸は疼いた。それを私が知ることは、決してないけれど。
■ミシェル・ウィリンガムのすばらしいデビュー作をお届けします! 悲しい過去を乗り越えるため、男爵の娘ながら家庭教師として身を立てる健気なヒロインと、氏族のために伯爵令嬢を妻に迎えることが決まっている領主の許されぬ愛。圧巻の読み応えをお約束します。 -
筑摩書房のPR誌です。注目の新刊の書評に加え、豪華執筆陣によるエッセイ、小説、漫画などを掲載。いよいよ充実の2017年1月号!■〈ちくまさん Vol.1〉回転扉ガール 西村ツチカ/〈遠い地平、低い視点 31〉自己承認欲求と平等地獄 橋本治/遠い星でおなかがすく 河野聡子/「母」という役割の大切さ 森田展彰/自由な空気に満ちた場所 古屋美登里/ちくま文庫になった月刊佐藤純子のこと 佐藤ジュンコ/娘がつなぐセン教授との交流 松本保美/若者よ 過労で死ぬより、老化で死のう! 三好春樹/〈情報生産者になる 1〉上野千鶴子/〈世の中ラボ 81〉斎藤美奈子/〈風と双眼鏡、膝掛け毛布 19〉梨木香歩/〈おまじない 13〉オーロラ(1) 西加奈子/〈本日快晴、お片づけ 13〉出ているけれど片づいている 伊藤まさこ/〈いづみさん 17〉髪 今日マチ子・青柳いづみ/〈世界史を一望する 2〉日本人の世界史を 岡本隆司/〈ネにもつタイプ 179〉フィナーレ 岸本佐知子/〈帝国軍人は何を書き残したか 7〉河邊虎四郎『市ヶ谷台から市ヶ谷台へ』を読む 保阪正康/〈絶叫委員会 111〉憧れの「あるいは」 穂村弘/〈最果からお届けします。 9〉年の瀬をお届けします。 最果タヒ/〈パートタイム・デスライフ 13〉中原昌也/〈3Bと付き合ってはいけない!? 3〉偏見とともに生きるということ トミヤマユキコ
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ゲストコラムは作家・倉下忠憲による『「月くら」計画から考えるセルフパブリッシング戦略』。毎月一冊新刊をセルフパブリッシングし続けた中で得られた貴重なデータを公開! セルフパブリッシャー必読です!
また、今回から新たな企画として、テーマを設定して投稿作品を募集しています。今号のテーマ「夏」の作品は表紙イラストを含め三点、自由テーマ作品が三点。「インディーズ作家と読者を繋げるマガジン」2016年07月号も、磨きあげた珠玉の作品をお届け!
[テーマ「夏」作品]
●菊地康之固有正弦波『バニーさんコンプレックス』〈小説〉
部室の前に置いてあったダンボールには、ウサ耳の美少女が入っていた
●川瀬薫『静かな海の光たち』〈小説〉
尾道の風景を描く少女と、同級生や先生、家族のお話
●御厨〈表紙イラスト〉
ひまわりと空とワンピース、爽やかな夏
[自由テーマ作品]
●かわせひろし『太陽のホットライン』〈小説・連載最終回〉
特訓の成果は? 胸が熱くなる少年サッカー小説、いよいよ最終回!
●儚月響『量産型女子大生』〈小説〉
あたしはクローン人間じゃない! 個性を主張するため彼女が採った手法は?
●米田淳一『鉄研でいず3』〈小説・連載第3回〉
女の子だらけの鉄道研究部に新入部員! テツなバトルに突入だ!
制作チーム:0.9Gravitation/宮比のん/原田晶文/晴海まどか/竹元かつみ/鷹野凌 -
3分でおもしろいほどサクサク読めるどんでん返しのショートストーリー! ラストには「まさか!」なエンディングが待っています。
このラスト、予測不能。3分で読める新感覚ショートストーリー! もう一度読み返したくなる「まさか!」の連続。 【本書の特徴】●ホラー、青春、ミステリー、ファンタジー……たっぷり30話収録! ●3分で読めるショートストーリーだから、朝読にもぴったり。 ●ラストは「まさか!」なエンディングが待っている! 【もくじ】ぼくのおとうと/雨の日カフェ/聖なる剣/悪魔? それとも……/心霊スポット/ぜったいに言えない/隔離区域/運命の恋人/人食い魔女の家/他人の幸せ/神さまおねがい/返してください/パーマ禁止/いまどきマーメイド/二回目の中学生/あと五分/デジャヴ/ボクとAI/留守番電話/新天地/上の階/理想の家族/キュートフレンズ/自分探し/ロボット彼氏/大きな実/洋食屋の客/完璧な未来/図書室の彼女/仮面舞踏会 -
1967年に秋浜氏自身の作・演出により第1回紀伊國屋演劇賞を受賞した記念作!
東北地方のある寒村。春になるとほらんばか(ほら事語り)になってしまう工藤充年(くどうじゅうねん)が廃屋となった牛舎の前で、白樺の木の間をわきめもふらず、往復している。工藤は、昔、仲間と集団農場を経営していて、不在の間に牛をすべて伝染病で死なせたことで、ほらんばかになってしまった。野間さち、なちの姉妹が、今年の春もほらんばかになっているのか確かめにやって来る。工藤とさちは愛し合っているが、工藤がほらんばかのために結婚できない関係。東北弁で繰り広げられるユーモラスで、はかなくもせつない物語。
【著者】
秋浜悟史
1934年、岩手県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、岩波映画製作所を経て、1962年に劇団三十人会代表となる。1967年「ほらんばか」の作・演出で、第1回紀伊國屋演劇賞受賞。1969年「幼児たちの後の祭り」で第14回岸田戯曲賞受賞。元大阪芸術大学大学院教授。前宝塚北高等学校演劇科長。前ピッコロ劇団代表。前ピッコロ演劇学校参与。2005年逝去。 -
「結婚してくれ」「子供を産んでほしい」孤独な彼女は愛の言葉と信じたけれど。
3年間片想いしてきた男性が、花嫁となった妹にキスをした。大好きなクリスマスなのに、ホリーはみじめでたまらなかった。両親の死後、私は夢をあきらめ、妹を必死に育ててきた。男性とつき合った経験もなく、子供を持つ夢もかなっていない。このまま私の人生は、他人に尽くして終わってしまうの……。ギリシア富豪スタヴロスには時間がなかった。富も名声も手に入れた。だが今、欲しいのは血を分けた我が子だ。不治の病に冒された僕に残された時間は、あと数カ月。無垢なホリーなら、子供の母親としてうってつけじゃないか?
■スター作家J・ルーカスがクリスマスをテーマにした今作は、ヒーローが余命わずかで妻と子を熱望し、ヒロインを熱烈に手に入れようとするという展開で冒頭から目が離せません! 凍える寒さも忘れるような、情熱的なクリスマス・ロマンスをお楽しみください。 -
あなたの知らない日本映画の魑魅魍魎な世界にようこそ!大人気シリーズ最新刊!!
あなたの知らない日本映画の魑魅魍魎な世界にようこそ!
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邦画の明日はどっちだ!?
さまよう日本映画界に柳下毅一郎の愛のムチ!
アフター6ジャンクション・パーソナリティ
ライムスター宇多丸大推薦!!
「俺が観なくて、誰が観る!? 」メディアや批評家や研究者が一顧だにしない、広大な「映画」の荒野を、
柳下毅一郎はひとり突き進む。誰もが襟を正すべき、これはまさに孤高の偉業だ。
未知の日本映画との遭遇、怒濤の44本! !
「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなるような謎映画が次から次へと大にぎわい。
誰のために作られているのかわからない、誰が観ているのかもわからない、
そんな映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」が今回もばっさばっさとぶった斬る!
毎年恒例「皆殺し映画放談」では、岩本和明(『映画秘宝』編集長)、滝本誠(美術・映画評論家、編集者)のお二方をゲストに迎え、
2019年日本映画のあれやこれやを好き放題に語りつくす。
ひそやかに、誰にも知られずに、映画は死んでいこうとしている。
ぼくらは今、映画の死を目撃している。
かたちあるものはいずれは死ぬ。映画もまた死ぬのである。
映画にかかわる人が死に、映画館が死に、映画雑誌が死んでゆく。
ならばせめて死にゆく映画を看取る者となろう。
史上最高の興行収入を叩き出した何本かのブロックバスターではなく、
ほとんど金を稼ぐことすらないまま死んでゆく奇妙奇天烈に歪んだ映画たちを、
こうやって看取ることだけが映画にとらわれてしまった人間の義務なのだろう。
それまで、もう少しおつきあいいただこう。
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【ブックガイド】ミステリから人間ドラマ、時代小説まで 「医療小説」の進化を追え! 【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり 旅立ち篇」/小路幸也「続・すべての神様の十月」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/朝井まかて「朝星夜星」ほか
【特集】ミステリから人間ドラマ、時代小説まで「医療小説」の進化を追え! 【ブックガイド】●予見か、警鐘か「危機の現代」こそ読むべき名作15選……末國善己 ◎“いま”と重なる感染症と人々の姿 ◎医療体制と行政制度の在り方を問う ◎外から焦点を当てることで見えるもの ◎時代小説・ファンタジーが描く医療 ◎PHP文芸文庫のおすすめ医療小説 ●あさのあつこ「おいち不思議がたり」シリーズ 【感動の最終回!】●坂井希久子 翠雨(後編) 雨の日は、一回休み(終)若者に絡まれ、怪我をした小笠原は、世直しオジさんに戻れないでいた。 【連載小説】●小路幸也 お稲荷さんをよろしく 続・すべての神様の十月2 商店街に古くからある喫茶店に、見慣れないギャルがやってきて……? ●近藤史恵 おはようおかえり5 小梅は妹に乗り移った曾祖母と、曾祖父の浮気相手を探すために梅田に行く。 ●朝井まかて 朝星夜星10 玉菊の件を糺せないまま、ゆきは大坂でホテル開業の準備を手伝っていた。 ●あさのあつこ おいち不思議がたり 旅立ち篇11 おいちは眼裏に浮かんだ死体が誰か確かめるべく、親分にある依頼をする。 ●西條奈加 六つの村を越えて髭をなびかせる者15 蝦夷地から江戸に戻った青嶋と徳内が、理不尽に捕らえられた理由とは。 ●宮部みゆき 子宝船 その二 きたきた捕物帖21 北一は村田屋治兵衛から、本を何冊か納める文庫づくりを依頼される。 ●山本一力 緋色の壺 その六 献残屋佐吉御用帖34 豊島屋の主・江三郎は、切り餅を持参し賭場に臨んだ佐吉の覚悟を確かめる。 -
ナースのリアノンは2週間前、亡き親友から忘れ形見を託された。赤ん坊の父親は、世界的に有名なギリシア富豪、ルカス・ペトラキデス。陰のある美貌、洗練された立ち居振る舞いだけでなく、誠実さと責任感の持ち主という評判を知り、リアノンは心を決めた。親元のほうがこの子は幸せなはず。愛着が湧いてしまう前に渡さないと。ところが、電話をしても取り次いでもらうことさえできず、やむなく彼の高級リゾートで開かれるパーティー会場へ向かった。勇気を振り絞り、話を聞いてほしいと告げたリアノンをルカスは冷たく一瞥して、警備員に彼女をつまみ出せと指示した。満座の注目が集まるなか外へ連れ出されながら、リアノンは叫んだ。「あなたの赤ちゃんがいるの!」
■ウェールズの郊外でつましく暮らすリアノンは、給料の半月分もの大金をはたいてルカスのホテルの一室を予約したのでした。でも、無慈悲な大富豪はリアノンの訴えを真っ向から否定して……。HQイマージュの代表作家、ケイト・ヒューイットの秀作をどうぞ!
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
1.「嗤う」
四十年輩の男性が、20年ほど前、大学卒業後、社会人1年目の盆に里帰りした時の体験。地元の友人と深酒をして実家まで歩いて帰る道すがら、地元唯一の小さな商店街に差しかかった時の事。なつかしい気持ちに誘われてフラフラとシャッター街になってる商店街を歩いているうちに、幼い頃聞かされた都市伝説を思いだす。ところが、実はその都市伝説はきっかけになった凄惨な事件があった事を知る事になるのだが・・・。
2.「電話ボックス」
雪降りしきる12月の札幌。当時中学生だったY君は、初恋の相手と毎夜のようにこっそりと電話をしあっていた。ある夜、Y君は母親に長電話を咎められ、自宅の電話を禁じられてしまう。仕方なく、家の前にある電話ボックスを使う事にしたのだが・・・。そこで彼を待ち受けていたのは背すじも凍る不可思議な体験だった。そして、謎に包まれていた怪体験はその数年後に思いもよらない形で真相を顕す事になったのだが・・・。
3.「壁のシミ」
7、8年前のこと。当時18歳だったミホちゃんは、上京して小さなワンルームで一人暮らしを始めた。昼は正社員、夜は大学の夜学に通うハードな毎日を過ごしていた頃、ある時期から自分の部屋の壁におかしなシミを発見する。やがて何かに突き動かされるように毎日そのシミを監察するようになるのだが、しばらくして、遂にそのシミが原因と思われる異変が彼女を襲う。霊感の強い友達によれば、7、8年前のある出来事が、実はまだ終わっていなかったという。
4.「玄関」
およそ10年程前、一人の若者が舞台俳優を目指して劇団に入団してきた。屈託なく華のある男ではあったが、ある夏の夜、彼が住まう一人暮らしのアパートに帰って来た時、立て続けに奇妙な体験に巻きこまれてしまう。初めての怪奇現象は、結局解決をみる事なく数日が経つ。そして、更なる恐怖が彼らを飲み込む事になる。果たして何が起きてどうなってしまったのか。
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