『重版出来! 10、文芸・小説』の電子書籍一覧
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1巻重版出来!人気上昇中の平安風あやかしお仕事×恋愛ファンタジー!
時は平安時代。宮中で女房として働く梓子は、人ならざるモノが視えるために「あやしの君」と呼ばれ、一向に主が決まらずにいた。
だが宮中で怪異の仕業と思われる事件が発生したことをきっかけに、梓子は帝の信頼厚い美貌の右近少将・光影と事件の真相究明に協力していくことになった。
梓子は、亡き母から遺された特別な筆と草紙、そして歌徳の宿る高名な和歌の力を借りて怪異を封じ込めていくが、なぜか光影に気に入られてしまう。
しかし光影は、当代一の色男と艶めいた噂の多い危険な人物。
梓は警戒して接していたが、いくつかの事件を経て噂に塗れた光影の本当の人柄を知った梓子は、彼が持つ二条の邸に移ることを了承する。
だが、梓子を本当の妹のように気に掛ける乳母兄の兼明から「待った」が掛かってしまう。
兼明は勝手に梓子の結婚相手を見繕おうとしてくるが、また宮中で怪異が発生し……? -
立花玲子27歳、小説編集者。嫌いな先輩と体が入れ替わりました!?
小説編集者として働く玲子だが、仕事では失敗し、結婚目前の彼氏は音信不通に。同じ編集部の山崎に不平をぶちまけ泥酔した翌朝、二人の体が入れ替わっていた!
やむをえず二人は互いを演じて仕事を乗り切ると決めるが、ズボラで感覚派の玲子と潔癖で効率重視の山崎は元々天敵どうし。渋々始めた同居生活でも「俺の体で変なことすんなよ」と常に山崎の目が光っている。そんな中「山崎」(中身玲子)が担当することになった作家は意見を一切言わず、新作が早々に難航。二人は幾多の仕事を乗り越え元の体に戻れるのか!?
==登場人物==
立花 玲子
富田文庫編集部所属。
激怒した作家に「担当替えてよ!」と怒鳴られ、自信喪失中。
ズボラで感覚派。
山崎 一馬
富田文庫編集部所属。
半年前に異動してきた。異動初日の事件以来、玲子とは犬猿の仲。
潔癖で効率重視。 -
誰にも忘れられない一冊がある。
製本会社朝日堂の屋上にひっそりと建つ小さな工房。生真面目な野島志乃はそこで、本を一冊だけ作ってほしいという個人の依頼を受けている。
「志乃ちゃんは本が大好きですもんね」
「私が好きなのは『本を作る仕事』です」
見習いの田中哉太とともに志乃は、特殊製法も駆使し、依頼人の想いが込もった本を丁寧に手作りしていく。
メーテルリンクの『青い鳥』、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』にまつわるエピソードが詰まった、本好きには堪らない、心にしみる物語。 -
京都の路地裏は、ちょっと不思議であったかい。重版出来!大注目のふしぎミステリ第2巻。
祇園の往来を見守るように、ひっそりと路地裏にたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主とその孫娘・光、弟子兼使用人の天草がいるこの店には、今日もふしぎな“ご縁”がやってくる。竹香る京都の初夏。祭囃子に誘われ入った境内で、天草は光り輝くおきつね様に遭遇する。一方、大学生になった光に初恋の予感!? 思いがけない出来事の連続にソワソワ落ちつかない天草の元へ、光が連れてきたのは、なぜか“鬼”の気配を纏った鹿のブローチで……。百鬼夜行の町並に、今日も心温まるふしぎが起こります。
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