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『ライトノベル(ラノベ)、くるみ舎、冨月一乃』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 275(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    ちろりん
    イラストレータ:
    冨月一乃
    レーベル: こはく文庫
    出版社: くるみ舎

    伯爵令嬢のウルスラは、社交界の人気者。同じく社交界の人気者である侯爵家の嫡男・ジュードとだけは犬猿の仲で、顔を突き合わせるたびにいがみ合っていた。しかし、ウルスラがとある夜会で男に襲われ、部屋の中に連れ込まれそうになったところをジュードに助けられて以来、二人の関係には変化が起こる。ドレスも髪も乱されたウルスラを庇うため、ジュードが咄嗟に大胆な嘘をついたのだ。「実は自分たちは恋人同士だ。酔いに任せてハメを外しすぎてしまった」と。男に乱暴されそうになったという事実はごまかせたものの、ジュードの言葉を信じた社交界は大盛りあがり。両家では結婚の話まで進んでしまう。「ほとぼりが冷めたら離婚しよう」と提案するウルスラだったが、ジュードはそんなつもりはさらさらない様子。しかも「妻になったのだから当然のことだ」とウルスラをベッドに押し倒してきて……。
  • 年頃の令嬢たちが戦争の英雄である「氷の騎士様」に夢中になるなか、子爵令嬢のメルは読書に勤しんでばかり。ある日、メイダンス公爵夫人の読書会に参加したメルは、書斎でひとりの青年と出会う。読書の途中で居眠りをしてしまったのだろう彼の手には読み止しの本があり、メルは彼を起こさぬようにそっと栞を挟んで、書斎をあとにした。メルにとって、それはとても些細なことだった。しかしメルのこの行動により、メイダンス公爵家では小さな事件が起きていた。書斎で居眠りをしていたのは、国中の令嬢が熱を上げている「氷の騎士様」ことカルディア・メイダンス。彼は数多の女性に言い寄られ続けたことで女性嫌いとなり、誰に対しても冷たい態度を取っていた。そのカルディアが、メルに好意を抱いたのだ。といってもカルディアはメルを知らない。「栞を挟んでくれた、小柄で薄金色の髪をした令嬢」 ただそれだけを手掛かりに、カルディアの令嬢探しが始まるが……。
  • 緑豊かな森と山に囲まれた領地で伸び伸びと育った男爵家令嬢のジェマは17歳になった頃、いくつになってもお転婆なジェマを心配した両親の計らいにより、公爵家令嬢・レイチェルの侍女として行儀見習いに出されてしまう。ある日、レイチェルに伴われ城へ出かけたジェマは、「真面目な堅物」として知られる騎士、エセルバートと出会う。彼はジェマを見るなり「ああ、俺の太陽、俺のヒマワリ!」と歓喜の声を上げ、ジェマをその胸に抱きしめてくる。なんとエセルバートはジェマの幼馴染みだった。幼い頃、病気がちだったエセルバートは、療養のためブライトウェル男爵家の領地に滞在しており、ジェマは毎日のように彼を見舞っていたのだ。予期せぬ再会を喜ぶ間もなく、まるで別人のように成長したエセルバートは、さらにジェマを驚かせる。「ジェマ、君を愛しているんだ! 俺と結婚してくれ!」 公衆の面前でプロポーズされたジェマは……。
  • 男爵家のメイドをしているシャナは、強引な客に媚薬入りの酒を飲まされ酩酊してしまう。あわや貞操の危機を救ったのは、黒い衣装に銀の髪が映える美しい紳士ギルベルト・バーンロウだった。そのうえギルベルトは、媚薬により昂ったシャナの身体を沈めてくれた。あくまで「シャナの熱を発散する手助け」に徹するギルベルトは紳士的だったが、彼の手や言葉はとても優しくて、まるでシャナのことを知っているかのようだった。翌日、雇い主から呼び出されたシャナは、ギルベルトと再会する。なんとギルベルトはシャナをバーンロウ家に引き抜きたいというのだ。しかも「ギルベルトの専属メイド」として。突然の申し出に唖然とするシャナだったが、あれよあれよという間に話は進み……。

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