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『ライトノベル(ラノベ)、くるみ舎、春密まつり』の電子書籍一覧

1 ~9件目/全9件

  • 彼氏に突然振られてしまった典子は、自暴自棄のまま合コンに参加し泥酔。翌朝、目を覚まし愕然とする。なぜか自宅リビングに「冷徹部長」として恐れられている上司・理仁がいたのだ。どうやら昨夜、意識朦朧とした状態の典子は道端で理仁と遭遇し、千鳥足で歩く典子を心配した理仁が自宅まで連れ帰ってくれたらしい。とんでもない失態にいたたまれなくなる典子をよそに、理仁は手際よく朝食を用意してくれた。散らかった部屋を眺め「私生活もちゃんとしろ」と窘められ、典子は「女なら家事ができないとダメなのか」と泣いてしまう。別れ際、元カレに言われた「お前、家事できないんだもん」という捨て台詞が思い出されたのだ。そんな典子に、理仁は思いがけない提案をしてくる。「料理くらいなら教えてやる」 こうして典子は毎週末、理仁に料理を教えてもらうこととなった。職場では冷酷・鬼と噂される理仁だが、料理を教えてくれる時だけは優しくて、典子はそのギャップに惹かれていくが……。
  • 何があっても何を言われても、笑顔で受け答える「いい子」として振る舞う癖がある遥。ある夜、同僚のミスを肩代わりして一人で残業をしていると、営業部に所属する彼氏が現れ、「他に好きな子ができたから別れてくれ」と告げてくる。突然の理不尽な扱いに腹を立てた遥だったが、つい癖で笑みを浮かべて「わかった」とうなずいてしまう。こんなときまでいい子を演じる自分に嫌気が差し、一人きりのオフィスでため息を付いていると、背後から「怒ることもしないのか」と声が聞こえてくる。驚き振り返ると、そこには社長である大貫尊人が立っていた。振られる場面を見られたことに対する羞恥と気まずさを押し隠し笑顔で接する遥だったが、尊人の「笑顔が胡散臭いな」という鋭い一言に、号泣してしまう。突然泣き出した遥に動揺しつつも、慰めるように抱きしめ背中を擦ってくれる尊人。彼の優しさに、ようやく落ち着きを取り戻し始めた遥だったが、深夜のオフィスで社長と抱きしめ合っている姿を、同僚に目撃されてしまい……。
  • 550(税込)
    著者:
    春密まつり
    イラストレータ:
    琴美むく
    レーベル: こはく文庫
    出版社: くるみ舎

    橘菜々美は焦っていた。29歳女盛り。彼氏はここ数年いないけれど、仕事では人事部の中堅として責任ある仕事も任され、充実した毎日を過ごしている。ある朝、目が覚めると、隣で寝ていたのは「カタギの人間ではない」と噂されるほどの強面社長である一色怜史! 怜史とは仕事上の付き合いしかない。それも会議の席で言葉をかわす程度のこと。けれど互いに全裸だし、菜々美には昨夜、激しく抱かれた記憶があった。問題は「なぜ彼とこんなことになったのか」という記憶がないこと! 目を覚ました怜史に昨夜の顛末を問うと、どうやら会社の飲み会の後、酔っ払って前後不覚になった菜々美の方から「抱いてほしい」と懇願したらしい。「なかったことにしてほしい」と頭を下げる菜々美だったが、怜史はそんな彼女に「俺はお前が気に入った」と意味深なことを言う。そしてその日から、怜史は毎晩のように菜々美を自宅に呼びつけるようになる。彼の自宅に行ったらどうなるかなんてわかりきっているのに、菜々美はなぜか彼の誘いに乗ってしまい……。
  • 550(税込)
    著者:
    春密まつり
    イラストレータ:
    spike
    レーベル: こはく文庫
    出版社: くるみ舎

    大手総合商社の総務部で働いている弓は、密かに思いを寄せていた上司の結婚式に出席していた。祝福したいとは思うけれどやはり失恋のショックは隠しきれず、会場を抜け出しこっそり涙を拭っていると、他部署の男性社員から優しく声をかけられる。なかなか涙の止まらない弓のことを心配していた彼だったが、涙の原因が失恋であると判った途端、態度が急変。「恋愛なんかに振り回される方が悪い」と恋愛をバカにした態度を取る彼にカチンときた弓は、「じゃあ、私が恋愛の良さを教えてあげる」と勢い任せにとんでもない宣言をしてしまう。弓は知らなかったが、実は彼・柾仁は最近海外支部から転籍してきた社長の息子で、現在は女子社員の注目を集める営業部のエースだった。とんでもない人を相手に啖呵を切ってしまった、と後悔する弓を尻目に、柾仁はその日から総務部に頻繁に顔を出したり食事に誘ってきたりと、執拗に弓に構うようになり……。
  • 大手広告代理店のクリエイティブ部門で働く志緒里には憧れの人がいる。それはクリエイティブ部門部長、薫。薫は社長の息子、つまり御曹司でありながら、みんなに分け隔てなく優しくて、どこにいても人目を引くきらびやかな容姿と丁寧な口調から、王子様と称され人気を集めていた。ある日、部署のメンバーを集め、薫の自宅で開かれたホームパーティに参加した志緒里は、パーティからの帰宅途中、忘れ物をしたことに気づき、薫の自宅へ戻ったことで、彼の秘密を知ってしまう。実は王子様のような立ち振舞は猫をかぶっているだけで、薫の本性は口の悪い意地悪男だったのだ! 慌ててその場を離れ、悪い夢を見たのだと思いこむことで忘れようとする志緒里だったが、その日以来薫は、口止めのために志緒里へと執拗にかまってくるようになり……。
  • 彼氏の部屋で浮気現場を目の当たりにしてしまった沙耶。しかも相手は二人の務める会社の受付嬢。彼氏にも受付嬢にも二度と会いたくないと思っても、会社に行けば嫌でも顔を合わせることになるのが社内恋愛の嫌なところ。会社でばったり出くわした受付嬢には勝ち誇ったような顔をして見下され、彼氏を寝取られた悔しさと悲しさでやけ酒をする沙耶。そんな沙耶に、幼馴染の瑛士は「俺と付き合っているふりをして、見返してやればいい」と提案してくる。実は瑛士は、沙耶の務める会社の御曹司。女子社員の憧れの的である瑛士と付き合い出したら、元カレも受付嬢も驚くはず……とその提案に乗った沙耶だったが、その日から、なぜか瑛士は本物の恋人のように甘く優しく沙耶に接してきて……。
  • 速見真里奈は紳士服メーカーのマーケティング販売促進部で働く27歳。部内にはモテる上司が二人いて、真里奈はそのうちの一人、プロジェクトリーダーの白山に片思いをしていた。どうにかして想いを伝えたい真里奈だったが、白山の同期であり真里奈の今の上司でもあるモテ男・軟派な赤崎により、あからさまに邪魔をされていた。白山と普通に会話をすることさえできないこの状況に我慢が限界に達した真里奈は、赤崎に直接抗議することに。抗議の最中、勢い余って「白山のことが好きだ」と白状してしまった真里奈に、赤崎は「協力してやるよ」と提案してきて……。
  • 受付嬢として働く千草は、女性らしく愛らしい容姿とは裏腹に、26歳になった今でも彼氏ができたことがない。というのも、見た目とは間逆な男勝りの性格がため、親しくなればなるほど“親しい友達”として恋愛対象から外されてしまうのだ。そんなある日、受付嬢仲間から誘われるまま参加した合コンで、千草は商社マン・壮士と出逢う。「どうせこの人も私を友達としか見ないんだ」 そんな諦めの境地で壮士の前でも気取らず日本酒を注文する千草に、好意的な態度を示す壮士。気取らずありのままの自分をさらけ出すことができたためか、気持ちよく酔っ払った千草は、目を覚ますと壮士と二人、ラブホテルにいた。どうせ恋愛対象としてみなされていない、という心安さから、初めて足を踏み入れたラブホテルに無邪気にはしゃぐ千草。しかし、そんな彼女を優しく組み敷いて、壮士は囁く。「千草ちゃんの初めて、俺にちょうだい?」 処女好きヘンタイ(?)エリート商社マンと、黙っていればモテる残念系受付嬢の、不器用ラブストーリー!
  • 社内ではしっかり者のキャリアウーマンで通っている宮下梨佳は、甘いものが大好き。しかし昔の彼氏に言われた「宮下とお菓子って似合わないよな」という言葉を気にして、甘党であることは周囲には秘密にしていた。そんなある日、行きつけのカフェでケーキを食べる至福の時間を過ごしていた梨佳の前に現れたのは、やわらかい物腰と優しい笑顔で無自覚に女子社員をおとしていく天然タラシ・後輩の湊斗だった。その日から、梨佳のたった一人の理解者となった湊斗。二人で過ごす時間が増え、湊斗の意外な一面を知った梨佳はいつしか湊斗に惹かれ始め……。

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