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『ライトノベル(ラノベ)、異世界系作品、アマゾナイトノベルズ』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全126件

  • 公爵令嬢アデリナ・フリーデルは、幼い頃にお茶会で出会った公爵家の嫡男ルドガー・ブライトナーに一目惚れし、父に泣きついて強引にルドガーと婚約した。

    公爵令嬢アデリナ・フリーデルは、幼い頃にお茶会で出会った公爵家の嫡男ルドガー・ブライトナーに一目惚れし、父に泣きついて強引にルドガーと婚約した。
    だが、卑怯な手を使ったことで婚約者になっても彼に冷たくあしらわれ、全く相手にされることはなかった。
    それでもアデリナは諦めず、王立魔法学園に入学してからも、毎日のように彼につきまとい挨拶を続けていた。
    しかし彼の隣には、常に男爵令嬢エリーゼ・クラッセンの姿があった。
    愛らしいエリーゼに対するルドガーの態度は、アデリナに対するものとは全く違うもので、二人は恋人同士という噂まで出始める。
    エリーゼに対し自分には決して見せない表情を向けるルドガーに、ついに身を引くことを決意する。
    しかし、婚約解消を申し入れた途端、ルドガーの態度が豹変しはじめた!
    彼の態度に戸惑うアデリナ、この婚約は一体どうなるのーー!?

    『婚約者につきまとうのを止めたら逆に迫られ襲われました【完全版】』には「第一章 愛されていない婚約者」~「第七章 愛されている婚約者」を収録
  • 公爵令嬢のアンナはデビュタントを2年後に控えた16歳。ある日父から、王命だということで、10歳以上年上の王国史上最強の騎士団長と名高いヴィン・ハウンドとの婚約が決まったと告げられた。

    公爵令嬢のアンナはデビュタントを2年後に控えた16歳。
    ある日父から、王命だということで、10歳以上年上の王国史上最強の騎士団長と名高いヴィン・ハウンドとの婚約が決まったと告げられた。
    初めての顔合わせに現れたヴィンは、身体も大きく、人を殺せそうなほど鋭い眼差しでじっとアンナを睨んできたのだ。
    大人でも泣いてしまいそうなほどの恐ろしい表情のヴィンを見て、アンナは怖がるどころかなぜか胸をときめかせてしまう。
    月に何度かの逢瀬を重ね、二人は順調に愛を育んでいく。
    実は幼い頃にアンナと縁があったヴィンは、強面であるが非常にこじらせてしまっている人物だった。
    アンナのことをひたすら溺愛し甘やかしてくるヴィンだが、アンナはこの婚約に思うところがあった……。
    作者より
    私が初めて書いた作品が電子書籍として、このたび発売されることになり、このコメントを記入している今でも信じられない気持ちでいっぱいです。
    番外編も盛りだくさんのアンナちゃんとヴィン様の物語を楽しんでいただけたら嬉しいです!

    『堅物絶倫騎士団長は婚約者を溺愛する【完全版】』には「プロローグ」~「番外編 お昼のひととき」を収録
  • 男爵令嬢のアリスは8歳になったある日、前世を思い出した。前世では悪役令嬢転生モノが大好きだったアリスは、これは自分が悪役令嬢に転生した流れだとワクワクしながら鏡を覗くが、そこに映る自分は柔らかいピンクの髪にぱっちりとした瞳をもつ、どうみても愛らしいヒロインの顔立ちをしている。

    男爵令嬢のアリスは8歳になったある日、前世を思い出した。
    前世では悪役令嬢転生モノが大好きだったアリスは、これは自分が悪役令嬢に転生した流れだとワクワクしながら鏡を覗くが、そこに映る自分は柔らかいピンクの髪にぱっちりとした瞳をもつ、どうみても愛らしいヒロインの顔立ちをしている。
    キラキラしたものが大嫌いなアリスは、自分のヒロイン全開の容姿に絶望しながらも、前世の記憶を手掛かりにこの世界が前世で読んでいた悪役令嬢転生モノの小説で、自分が“『ざまぁ』されるヒロイン”に憑依したことを理解する。
    このままでは数年後には、悪役令嬢を陥れたとして断罪されてしまう!
    王子にも興味ないし原作には関わらないと決めた矢先、アリスは幼馴染であるが、原作ではセリフもなく詳しい描写が無かった脇役キャラであるセロと出会う。
    全身真っ黒な服に身を包み、真っ白を通り越した青白い肌、長い前髪で常に無表情かつ濃い隈が残る死んだ魚のような目を隠しているという、アリスの好みドストライクな姿をしていた。
    典型的な陰キャの彼に恋したアリスは、セロと迎えるハッピーエンドのために奔走し、立派なヤンデレに育ったセロとジメジメしたヤンデレライフを謳歌するのだった。
    作者より
    無口なヤンデレくんを書きたくてできたお話です。
    ゴシック系闇落ちカップルなアリスとセロをよろしくお願いいたします。

    『悪役令嬢モノのざまぁヒロインに憑依した私のヤンデレくんは今日も麗しい【完全版】』には「プロローグ テンプレ展開は恐ろしい」~「エピローグ 猫の恩返しは仰々しい」を収録
  • 王都の下町で、小さいながらも人気があるマフィン屋を営んでいるウーシアは怒り狂っていた。彼女の夫は幼い頃から一緒に育った相手で今はしがない冒険者をしているが稼ぎは少なく、ほとんどウーシアが養っている状態だった。

    王都の下町で、小さいながらも人気があるマフィン屋を営んでいるウーシアは怒り狂っていた。
    彼女の夫は幼い頃から一緒に育った相手で今はしがない冒険者をしているが稼ぎは少なく、ほとんどウーシアが養っている状態だった。
    それなのにある日、久しぶりに夫が帰ってきたと思ったら、女を連れてきたのだ。
    どうやら冒険稼業中に浮気した相手らしく、しかも夫の子供を妊娠しているという。
    話を聞き、その子に責任を持てと離婚を切り出したウーシアだが、なぜか夫は離婚をしたくないと言い出す始末。
    夫と相手の女を家から追い出し、荷物を放り投げ、すぐさま弁護士を立てたがなかなか応じてくれない。
    将来的への不安もあるため、副業として自宅の庭に立つ離れを賃貸として貸し出すことにした。
    そこで知り合いから入居希望者として、騎士のルーカスを紹介される。
    若くて容姿もよく、将来有望の実力を兼ね備えているその騎士を断ろうとしたが、彼には二歳になる娘・アンナがおり、どうやら一人で娘を育てていて大変らしい。
    なにやら訳アリで苦労しているというルーカスとアンナに、ウーシアは離れを貸すことを決めた。
    そして生来の面倒見の良さからと何かと世話を焼いてしまい、アンナにとても懐かれてしまい……。
    作者より
    夫の裏切りに遭いながらも強く逞しくマフィン屋を営み生きているヒロイン。
    彼女が周りの温かい人たちに見守られ、そして新たな出会いをし、幸せになる物語です。

    『夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く(1)』には「プロローグ 夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く」~「第八話 決別の言葉」までを収録
  • 伯爵家の養女であるスィスィアは、義父に虐げられメイドとして暮らしていた。しかし、実はスィスィアは過去の内乱の首謀者である大公の隠し子であった

    伯爵家の養女であるスィスィアは、義父に虐げられメイドとして暮らしていた。
    しかし、実はスィスィアは過去の内乱の首謀者である大公の隠し子であった。
    ある日突然、呼び出され王太子ウィルの婚約者候補になった。
    それは王国反乱軍のメンバーであった義父である伯爵から「王太子をたらしこめ。できないなら暗殺せよ」と媚薬と毒薬を渡され、反乱軍のスパイとして貢献することを命じられたのだ。
    内乱で母を亡くした過去から、もう二度と戦争など起きてほしくないと願うスィスィア。
    自分が王太子を殺して悲しい戦争が回避できるなら…と命令通りに王太子ウィルの毒殺を目論んだものの、あっさりと見破られてしまう。
    情けなくなり泣き出すスィスィアの事情を聞いたウィルは、このまま婚約者を続けスパイのふりを続けることを提案した。
    反乱軍にウィルと結婚したと思わせ二重スパイとなれば、王家への反乱者を捕まえ戦争を防ぐことができる。
    スィスィアは、胡散臭いと思っていたはずのウィルの言葉を信じ、その提案に乗ることにした。

    「じゃあ、早速、既成事実でも作ろうかな」

    結婚は反乱軍を騙す嘘のはずでは!?
    驚き抵抗するスィスィアだが、ウィルに言いくるめられ、あれよあれよと乙女を捧げ、激しい快感に襲われることに……。
    二重スパイとなり、自分の役割をこなすため頑張ろうとするスィスィアだが、甘く優しく接してくるウィルにどんどん惹かれていき――。

    この作品は「偽りの双子は愛欲に溺れる」に登場したウィルのストーリーですが、前作を未読でもお楽しみいただけます。
    作者より
    ウィルのスピンオフはいつか書こうと思っていましたが、こうして書籍化が叶いとても嬉しいです。
    ドストレートに告白してるのにヒロインが恋愛化石すぎて全く響かないポンコツ、というシチュエーションも大好きです。
    お楽しみ頂ければと思います…!

    『偽りのスパイは王太子の檻に囚われる【完全版】1』には「既成事実」~「婚約者であることの意義」までを収録
  • 「――お迎えにあがりました、姫君」子爵家の養女として、田舎でのびのびと生きてきたクリスティナはある日、森で怪我を負った麗しい青年を助けた。

    「――お迎えにあがりました、姫君」
    子爵家の養女として、田舎でのびのびと生きてきたクリスティナはある日、森で怪我を負った麗しい青年を助けた。
    クレイグと名乗ったその青年の正体は、なんとこの国の王太子であった。
    そして王太子がこんな田舎へやってきた理由は、ティナこそが国王の本当の娘だと伝えるためだという――。
    現王太子であるクレイグと子爵令嬢のティナ。
    二人は、男児の後継者を望んだ王妃の父親である宰相の策略により、生まれた時に取り替えられてしまっていたのだ。
    ティナは王女になるなんて考えられなかった。
    一方でクレイグは、自分は偽物だからティナを王女として王宮に迎え入れることが自分の最後の使命だと言い、親身に寄り添ってくれようとする。
    全て受け入れている様子のクレイグだが、王太子でなくなった後どうなってしまうのか?
    クレイグが幸せになる方法はないのかと考えたティナが導きだした解決策は――。
    「あなたと私が結婚すればいい。
    そうすればあなたは王太子のままでいてもかまわないでしょう?」
    どんな時も前向きなティナと闇堕ちモードの王太子殿下(偽)はどうなる――!?

    『偽王太子殿下が闇堕ちしそうなので【完全版】』には「第一章 偽王太子殿下を拾いまして」~「【電子版限定書き下ろし】辺境にて、君を想う」を収録
  • やりがいのない仕事に四年付き合った恋人の浮気。悪い出来事が重なり落ち込んでいたシロは、酔っぱらった夜に突然異世界へ転移する。

    やりがいのない仕事に四年付き合った恋人の浮気。悪い出来事が重なり落ち込んでいたシロは、酔っぱらった夜に突然異世界へ転移する。
    行き倒れていたシロを拾ったのは、王都一と言われるテーラーを営む服飾師のダリウス・ファブレ。行くところのないシロはダリウスの店に居候させてもらうことになる。生活能力もコミュニケーション力も破綻した仕事人間のダリウスに戸惑いながらも、徐々に新しい世界に慣れていく。
    気づけばダリウスを意識してしまっていて……⁉ 新しい恋は怖いはずなのに、それでも惹かれてしまう。
    一方のダリウスは、うっかりシロを拾ってしまったことを初めは後悔するが。しかし、人嫌いだったはずの自分がいつの間にかシロとの生活に居心地のよさを感じるようになる。それは次第に強い独占欲へと変わっていき――。
    恋愛に仕事、身ひとつで来たこの異世界で、今度こそ幸せになれるよう、やり直しの人生を!
  • 花井ゆきは孤独に育ち、結婚後も家族のために尽くすが、常に愛に飢え孤独に生きていた。誕生日を一人で祝った翌日、目が覚めたら幼い体になっており、茶色の髪に栗色の瞳をしているモニカ・タウストという男爵令嬢になっていた。

    花井ゆきは孤独に育ち、結婚後も家族のために尽くすが、常に愛に飢え孤独に生きていた。
    誕生日を一人で祝った翌日、目が覚めたら幼い体になっており、茶色の髪に栗色の瞳をしているモニカ・タウストという男爵令嬢になっていた。
    それからずっと貧しいながらもタウスト男爵家の娘としてモニカは愛されながら育った。
    ある日、わけあってタウスト男爵家でお世話をしたベルトーナ伯爵家の王都の屋敷にお世話になることになった。
    そこでは、伯爵夫妻にかわいがられ、美食家と名高いベルトーナ伯爵のために、日夜、おいしい料理やお菓子を作っていた。
    そんなある日、ベルトーナ伯爵の計らいで夜会への参加を提案されたモニカは、無下に断ることもできず参加することを決意する。
    夜会では、人見知りの上に転生していることを秘密にしていたモニカは、なるべく他の貴族との交流を避けつつも、王宮で出される料理を楽しんでいたのだが、令嬢らしからぬ食べっぷりがきっかけで、王子であるジルベルト・スフォルツァに興味を持たれることになった。
    王子はとある秘密を抱えており、これまで笑うこともなく孤独に生きていた。
    「君の料理が気に入って? あの食い道楽のベルトーナ伯爵が?」
    ある日、モニカの料理を食べる機会を得て、彼女と交流を重ねることで少しずつ王子の心にも変化が現れるーー。
    美しく有能で、真面目な王子と食べることが大好きな転生者のモニカが、すれ違いながらも互いに少しずつ心を寄せ合い……。

    <作者より>
    モニカが料理や手芸の才能をつかって活躍する一方、美味しい料理で王子の心もつかみます。
    そしてその優しく慈悲深い心で王子だけでなく周囲の人々にも愛されていく幸せなお話です。
    苦境にめげない女性、強く生きて活躍する女性が好きな方にぜひお読みいただきたいです。

    『愛されることを知らなかった食いしん坊姫【完全版】1』には「夜会に行かねばならぬ」~「王国軍の帰還」までを収録
  • 公爵令嬢アデリナ・フリーデルは、幼い頃にお茶会で出会った公爵家の嫡男ルドガー・ブライトナーに一目惚れし、父に泣きついて強引にルドガーと婚約した。

    公爵令嬢アデリナ・フリーデルは、幼い頃にお茶会で出会った公爵家の嫡男ルドガー・ブライトナーに一目惚れし、父に泣きついて強引にルドガーと婚約した。
    だが、卑怯な手を使ったことで婚約者になっても彼に冷たくあしらわれ、全く相手にされることはなかった。
    それでもアデリナは諦めず、王立魔法学園に入学してからも、毎日のように彼につきまとい挨拶を続けていた。
    しかし彼の隣には、常に男爵令嬢エリーゼ・クラッセンの姿があった。
    愛らしいエリーゼに対するルドガーの態度は、アデリナに対するものとは全く違うもので、二人は恋人同士という噂まで出始める。
    エリーゼに対し自分には決して見せない表情を向けるルドガーに、ついに身を引くことを決意する。
    しかし、婚約解消を申し入れた途端、ルドガーの態度が豹変しはじめた!
    彼の態度に戸惑うアデリナ、この婚約は一体どうなるのーー!?

    『婚約者につきまとうのを止めたら逆に迫られ襲われました(1)』には「第一章 愛されていない婚約者」(前半)までを収録
  • 公爵令嬢ヴィクトリアは第二皇子の婚約者”候補”である。ほぼ婚約者として内定していながら、第二皇子のわがままにより正式な婚約者ではなく候補のまま妃教育などを受けていた。厳しい教育や、第二皇子からの冷たい態度など意にも介さないヴィクトリア。なぜなら彼女には”推し”がいるから。

    公爵令嬢ヴィクトリアは第二皇子の婚約者”候補”である。
    ほぼ婚約者として内定していながら、第二皇子のわがままにより正式な婚約者ではなく候補のまま妃教育などを受けていた。
    厳しい教育や、第二皇子からの冷たい態度など意にも介さないヴィクトリア。
    なぜなら彼女には”推し”がいるから。
    その相手こそ、第二皇子の兄であり皇太子であるジャックであった。
    婚約者に冷遇されるヴィクトリアに優しく接してくれた時から、ジャックはヴィクトリアの推しになった。
    国のためになることが『推し活』だと妃教育に励みつつ、その合間に皇城で見かけるジャックを見守るヴィクトリア。
    そんな日々を過ごし、とうとう第二皇子と婚約することになったパーティーの場で、ヴィクトリアは身に覚えのない罪で第二皇子から責められ婚約破棄される。
    その渦中、颯爽と現れたジャックがヴィクトリアの無実を証明してくれたが、なにやら様子がおかしくて――?
    「もう逃がさないよ。君は僕のものになったんだから」
    作者より
    web版から更にパワーアップしたお話を、電子書籍化していただけることになりました!
    物語の大筋は変わらないものの、電子書籍版では全年齢からTLへジャンル変更し、ガッツリ改稿+四万字以上の加筆を行いました!
    そしてもっとお楽しみいただけるよう、新たに「推し活要素」を追加しています!
    皇家に連なる公爵令嬢として常に完璧であるよう振る舞うものの、実は推し活に沼ってるヴィクトリア公爵令嬢と、ヤンデレで腹黒なジャック皇太子殿下の溺愛執着物語をお楽しみいただけたら幸いです。

    『断罪されかけた令嬢はヤンデレ皇太子(推し)の溺愛に囚われる【完全版】』には「序章」~「終章」を収録
  • 王都の下町で、小さいながらも人気があるマフィン屋を営んでいるウーシアは怒り狂っていた。彼女の夫は幼い頃から一緒に育った相手で今はしがない冒険者をしているが稼ぎは少なく、ほとんどウーシアが養っている状態だった。

    王都の下町で、小さいながらも人気があるマフィン屋を営んでいるウーシアは怒り狂っていた。
    彼女の夫は幼い頃から一緒に育った相手で今はしがない冒険者をしているが稼ぎは少なく、ほとんどウーシアが養っている状態だった。
    それなのにある日、久しぶりに夫が帰ってきたと思ったら、女を連れてきたのだ。
    どうやら冒険稼業中に浮気した相手らしく、しかも夫の子供を妊娠しているという。
    話を聞き、その子に責任を持てと離婚を切り出したウーシアだが、なぜか夫は離婚をしたくないと言い出す始末。
    夫と相手の女を家から追い出し、荷物を放り投げ、すぐさま弁護士を立てたがなかなか応じてくれない。
    将来的への不安もあるため、副業として自宅の庭に立つ離れを賃貸として貸し出すことにした。
    そこで知り合いから入居希望者として、騎士のルーカスを紹介される。
    若くて容姿もよく、将来有望の実力を兼ね備えているその騎士を断ろうとしたが、彼には二歳になる娘・アンナがおり、どうやら一人で娘を育てていて大変らしい。
    なにやら訳アリで苦労しているというルーカスとアンナに、ウーシアは離れを貸すことを決めた。
    そして生来の面倒見の良さからと何かと世話を焼いてしまい、アンナにとても懐かれてしまい……。
    作者より
    夫の裏切りに遭いながらも強く逞しくマフィン屋を営み生きているヒロイン。
    彼女が周りの温かい人たちに見守られ、そして新たな出会いをし、幸せになる物語です。

    『夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く【完全版】』には「プロローグ 夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く」~「番外編 侍女さんは諦められないらしい」を収録
  • バーンスタイン公爵家の一人娘であるイリスは、十歳のある朝、気付いたことにショックを受けていた。「真面目だけが取り得なアラサー女子が悪役令嬢イリス・バーンスタインに転生するなんて……」

    バーンスタイン公爵家の一人娘であるイリスは、十歳のある朝、気付いたことにショックを受けていた。
    「真面目だけが取り得なアラサー女子が悪役令嬢イリス・バーンスタインに転生するなんて……」
    どうやら乙女ゲームの世界に転生してしまったようだ。
    しかも序盤までしかプレイできなかった乙女ゲームに。
    しかもイリスとして生きてきた記憶がない。
    侍女に話を聞こうとするも、これまでの侍女に対する扱いがあまりにも酷かったようでみんな怯えてしまっている。
    そんな状態なのに、半年後には二つ年上である王太子アルフレッドとのお見合いが控えているという。
    イリスの父であるバーンスタイン公爵は、娘の記憶喪失は伏せたまま参加させる意向で、完全に逃げ場がなくなってしまった。

    不安でいっぱいになりながらもお見合いに挑むイリスだったが、紳士的に迎えてくれたアルフレッドのおかげで気持ちが楽に。
    そして、自身の緊張が解けていくにつれてアルフレッドの体調が優れないことを察するのであった。
    イリスは前世の記憶からいろいろとアドバイスをすると、それを実践したアルフレッドの体調はみるみる回復した。
    アルフレッドは調査をしていたため、イリスが評判通りの性格だということを知っていたが、どうも様子が違うイリスに興味を持つーー。
    悪役令嬢としてのバッドエンドを回避しつつ、アルフレッドとの婚約も回避して平穏な生活を送りたかったのだが、原作通りアルフレッドの婚約者になってしまうイリス。
    監禁、追跡魔法も合法的に鮮やかに行ってしまうヤンデレ王太子から、真面目な悪役令嬢は逃げられない!?
    作者より
    ヤンデレ好きの私が、自分好みのヤンデレを思いのままに書いた作品です。
    ヤンデレ好きな方もそうでない方も、少しでもヤンデレの魅力を感じていただけましたら大変嬉しく思います。

    『真面目な悪役令嬢はヤンデレから逃げられない【完全版】』には「第一章 転生」~「書き下ろし それからの日々」を収録
  • 「ラインヒルデ・エミーリア・フォン・ヴィッテルスバッハ、貴女は自分の犯した罪について、どう思っているのか?」「殿下、わたくしはその方に、何もしておりません」毒殺に丸焼き、一家揃って仲良く処刑、邪神に頭から食われるなど、ラインヒルデは『ツンデルお嬢様』としてこっちの界隈では有名な、恋愛ゲームのキャラクターだ。

    「ラインヒルデ・エミーリア・フォン・ヴィッテルスバッハ、貴女は自分の犯した罪について、どう思っているのか?」
    「殿下、わたくしはその方に、何もしておりません」
    毒殺に丸焼き、一家揃って仲良く処刑、邪神に頭から食われるなど、ラインヒルデは『ツンデルお嬢様』としてこっちの界隈では有名な、恋愛ゲームのキャラクターだ。

    ――ツンデレ、ではない。ツンデル、である。
    そんな彼女に生まれ変わった私は、どうにかして生き残ろうとした。
    準備万端調えた上で、「婚約破棄付きの断罪のち投獄後行方不明」という、一番希望がもてそうな末路に自分から突っ込んでいったが……。

    さらに、同じく転生してきた「トーマ」と出会ってしまった。
    まだ口にする勇気はないけど、一緒にいてほしくて、寄りかかりたくて、甘えたくて仕方がない……、そんなラインヒルデを待ち受ける結末とは!?
  • 男爵令嬢のアリスは8歳になったある日、前世を思い出した。前世では悪役令嬢転生モノが大好きだったアリスは、これは自分が悪役令嬢に転生した流れだとワクワクしながら鏡を覗くが、そこに映る自分は柔らかいピンクの髪にぱっちりとした瞳をもつ、どうみても愛らしいヒロインの顔立ちをしている。

    男爵令嬢のアリスは8歳になったある日、前世を思い出した。
    前世では悪役令嬢転生モノが大好きだったアリスは、これは自分が悪役令嬢に転生した流れだとワクワクしながら鏡を覗くが、そこに映る自分は柔らかいピンクの髪にぱっちりとした瞳をもつ、どうみても愛らしいヒロインの顔立ちをしている。
    キラキラしたものが大嫌いなアリスは、自分のヒロイン全開の容姿に絶望しながらも、前世の記憶を手掛かりにこの世界が前世で読んでいた悪役令嬢転生モノの小説で、自分が“『ざまぁ』されるヒロイン”に憑依したことを理解する。
    このままでは数年後には、悪役令嬢を陥れたとして断罪されてしまう!
    王子にも興味ないし原作には関わらないと決めた矢先、アリスは幼馴染であるが、原作ではセリフもなく詳しい描写が無かった脇役キャラであるセロと出会う。
    全身真っ黒な服に身を包み、真っ白を通り越した青白い肌、長い前髪で常に無表情かつ濃い隈が残る死んだ魚のような目を隠しているという、アリスの好みドストライクな姿をしていた。
    典型的な陰キャの彼に恋したアリスは、セロと迎えるハッピーエンドのために奔走し、立派なヤンデレに育ったセロとジメジメしたヤンデレライフを謳歌するのだった。
    作者より
    無口なヤンデレくんを書きたくてできたお話です。
    ゴシック系闇落ちカップルなアリスとセロをよろしくお願いいたします。

    『悪役令嬢モノのざまぁヒロインに憑依した私のヤンデレくんは今日も麗しい(1)』には「プロローグ テンプレ展開は恐ろしい」~「第五章 すれ違いは焦れったい」までを収録
  • 公爵令嬢のアンナはデビュタントを2年後に控えた16歳。ある日父から、王命だということで、10歳以上年上の王国史上最強の騎士団長と名高いヴィン・ハウンドとの婚約が決まったと告げられた。

    公爵令嬢のアンナはデビュタントを2年後に控えた16歳。
    ある日父から、王命だということで、10歳以上年上の王国史上最強の騎士団長と名高いヴィン・ハウンドとの婚約が決まったと告げられた。
    初めての顔合わせに現れたヴィンは、身体も大きく、人を殺せそうなほど鋭い眼差しでじっとアンナを睨んできたのだ。
    大人でも泣いてしまいそうなほどの恐ろしい表情のヴィンを見て、アンナは怖がるどころかなぜか胸をときめかせてしまう。
    月に何度かの逢瀬を重ね、二人は順調に愛を育んでいく。
    実は幼い頃にアンナと縁があったヴィンは、強面であるが非常にこじらせてしまっている人物だった。
    アンナのことをひたすら溺愛し甘やかしてくるヴィンだが、アンナはこの婚約に思うところがあった……。
    作者より
    私が初めて書いた作品が電子書籍として、このたび発売されることになり、このコメントを記入している今でも信じられない気持ちでいっぱいです。
    番外編も盛りだくさんのアンナちゃんとヴィン様の物語を楽しんでいただけたら嬉しいです!

    『堅物絶倫騎士団長は婚約者を溺愛する(1)』には「プロローグ」~「騎士団長という男 一」までを収録
  • 「――お迎えにあがりました、姫君」子爵家の養女として、田舎でのびのびと生きてきたクリスティナはある日、森で怪我を負った麗しい青年を助けた。

    「――お迎えにあがりました、姫君」
    子爵家の養女として、田舎でのびのびと生きてきたクリスティナはある日、森で怪我を負った麗しい青年を助けた。
    クレイグと名乗ったその青年の正体は、なんとこの国の王太子であった。
    そして王太子がこんな田舎へやってきた理由は、ティナこそが国王の本当の娘だと伝えるためだという――。
    現王太子であるクレイグと子爵令嬢のティナ。
    二人は、男児の後継者を望んだ王妃の父親である宰相の策略により、生まれた時に取り替えられてしまっていたのだ。
    ティナは王女になるなんて考えられなかった。
    一方でクレイグは、自分は偽物だからティナを王女として王宮に迎え入れることが自分の最後の使命だと言い、親身に寄り添ってくれようとする。
    全て受け入れている様子のクレイグだが、王太子でなくなった後どうなってしまうのか?
    クレイグが幸せになる方法はないのかと考えたティナが導きだした解決策は――。
    「あなたと私が結婚すればいい。
    そうすればあなたは王太子のままでいてもかまわないでしょう?」
    どんな時も前向きなティナと闇堕ちモードの王太子殿下(偽)はどうなる――!?

    『偽王太子殿下が闇堕ちしそうなので(1)』には「第一章 偽王太子殿下を拾いまして」~「第二章 破滅したがりの殿下と仲良くなる方法」(前半)までを収録
  • 一級鑑定士という資格を持つ、優秀な女性事務官のムスカリは王国騎士団本部の『物品管理課』の受付係として騎士たちをサポートしている。

    一級鑑定士という資格を持つ、優秀な女性事務官のムスカリは王国騎士団本部の『物品管理課』の受付係として騎士たちをサポートしている。
    ある時、騎士団員であり親友の美女マロニエが、ムスカリの意中の男性と二人でいるところを見てしまう。
    美しい金髪のダイナマイトボディの美女マロニエと、男性を取り合って勝てるはずがない。
    なにより、応援してくれていたはずの大親友に裏切られたことが失恋よりもショックのムスカリ。
    その怒りを本人に伝えるが、マロニエはムスカリをその男から引き離そうと必死になり、話はどんどんおかしな方向に……。
    「私はムスカリさえいればいいの」
    そうマロニエに言われて動揺し、その場を逃げ出したムスカリだが、誰かにつけられていることに気付く。
    ダッシュで帰るが家の前で見覚えのない長身でたくましい体躯の金髪の騎士から声をかけられた。
    会ったことがないはずの目の前の美形の騎士が「ムスカリ」と名を呼びながら詰め寄ってくるので恐怖し、人を呼ぼうとしたとき――。
    「ムスカリ、俺はマロニエだ!」
    話によると、かつて皇太子の護衛時に魔術をかけられ、女の姿になってしまったらしい……!?
    ムスカリ×マロニエの二人の話のほか、個性豊かな物品管理課受付係の女性たちが、クセの強い絶倫執着系男子に溺愛される!?
    全4カップルの異世界オフィスラブ!
    作者より
    私はこの作品シリーズを別名【異世界オフィスラブ】と呼んでいます。
    騎士団本部を舞台に繰り広げられる軽快でちょっぴり切ないロマンス。
    それぞれ癖のあるヒーローたちに翻弄され、どっぷり重―く愛されるヒロインたちを、労っていただけると幸いです。

    『マロニエの秘密 物品管理課受付係の恋人たちは絶倫執着系【完全版】』には「秘密のマロニエ様 親友の裏切り」~「マロニエ&ムスカリ 温泉リベンジ旅行へ行く リベンジ! 温泉エッチ」を収録
  • 一級鑑定士という資格を持つ、優秀な女性事務官のムスカリは王国騎士団本部の『物品管理課』の受付係として騎士たちをサポートしている。

    一級鑑定士という資格を持つ、優秀な女性事務官のムスカリは王国騎士団本部の『物品管理課』の受付係として騎士たちをサポートしている。
    ある時、騎士団員であり親友の美女マロニエが、ムスカリの意中の男性と二人でいるところを見てしまう。
    美しい金髪のダイナマイトボディの美女マロニエと、男性を取り合って勝てるはずがない。
    なにより、応援してくれていたはずの大親友に裏切られたことが失恋よりもショックのムスカリ。
    その怒りを本人に伝えるが、マロニエはムスカリをその男から引き離そうと必死になり、話はどんどんおかしな方向に……。
    「私はムスカリさえいればいいの」
    そうマロニエに言われて動揺し、その場を逃げ出したムスカリだが、誰かにつけられていることに気付く。
    ダッシュで帰るが家の前で見覚えのない長身でたくましい体躯の金髪の騎士から声をかけられた。
    会ったことがないはずの目の前の美形の騎士が「ムスカリ」と名を呼びながら詰め寄ってくるので恐怖し、人を呼ぼうとしたとき――。
    「ムスカリ、俺はマロニエだ!」
    話によると、かつて皇太子の護衛時に魔術をかけられ、女の姿になってしまったらしい……!?
    ムスカリ×マロニエの二人の話のほか、個性豊かな物品管理課受付係の女性たちが、クセの強い絶倫執着系男子に溺愛される!?
    全4カップルの異世界オフィスラブ!
    作者より
    私はこの作品シリーズを別名【異世界オフィスラブ】と呼んでいます。
    騎士団本部を舞台に繰り広げられる軽快でちょっぴり切ないロマンス。
    それぞれ癖のあるヒーローたちに翻弄され、どっぷり重ーく愛されるヒロインたちを、労っていただけると幸いです。

    『マロニエの秘密 物品管理課受付係の恋人たちは絶倫執着系(1)』には「秘密のマロニエ様 親友の裏切り」~「哀しき女騎士~マロニエside~ 形勢逆転」までを収録
  • 「姫! ずっとあなたを探しておりました」丸山花音は、文具メーカーの支社に努める入社二年目の23歳。趣味は走ること。出勤途中、とんでもないイケメンを見かけた花音。すると、その男は急に目の前に跪き花音を「姫」と呼び、花音の手の甲に口付けた!?

    「姫! ずっとあなたを探しておりました」
    丸山花音は、文具メーカーの支社に努める入社二年目の23歳。
    趣味は走ること。
    出勤途中、とんでもないイケメンを見かけた花音。
    すると、その男は急に目の前に跪き花音を「姫」と呼び、花音の手の甲に口付けた!?
    初めて会うはずのイケメンは、あきらかに花音との再会を喜んでおり、言葉遣いも言動もなにもかもがまるでファンタジーのキャラクターのよう。
    混乱する花音が知り合いかと尋ねると――。
    「お忘れですか? あなたの騎士です」
    (よし、逃げよう!)
    思わず会社に逃げ込んだ花音だが、あのやばいイケメンは視察にきたというグループ本社の御曹司・四葉春人だった。
    偉い人で抵抗できるわけでもなく、何やらわからないうちに食事に連れ出されたので事情を聞けば、花音は前世では病弱な姫であり、春人は姫の護衛騎士だったという。
    姫と騎士は想い合っていたが、騎士が戦に出ている間に姫は病気で亡くなってしまったのだそうだ。
    春人は花音を「姫」と信じて疑わず、渋々デートに付き合ううちに徐々に春人に惹かれていく花音だが、春人が好きなのはあくまで花音でなく「姫」であって……。
    複雑な感情に、恋愛初心者の花音は頭を悩ませる。
    時を超えたラブストーリーの行方は……!?
    作者より
    大好きな騎士と姫のお話で、現代からの異世界転生ではなく現代に転生したらどうなるかを書いてみました。
    前世に振り回されつつも乗り越える二人をぜひ応援してあげてください。

    『その求婚間違いです!~御曹司が姫と呼んで跪いてくるんですが!?~【完全版】』には「一章 突然、跪くイケメン」~「番外編2 プロポーズ」を収録
  • 「姫! ずっとあなたを探しておりました」丸山花音は、文具メーカーの支社に努める入社二年目の23歳。趣味は走ること。出勤途中、とんでもないイケメンを見かけた花音。すると、その男は急に目の前に跪き花音を「姫」と呼び、花音の手の甲に口付けた!?

    「姫! ずっとあなたを探しておりました」
    丸山花音は、文具メーカーの支社に努める入社二年目の23歳。
    趣味は走ること。
    出勤途中、とんでもないイケメンを見かけた花音。
    すると、その男は急に目の前に跪き花音を「姫」と呼び、花音の手の甲に口付けた!?
    初めて会うはずのイケメンは、あきらかに花音との再会を喜んでおり、言葉遣いも言動もなにもかもがまるでファンタジーのキャラクターのよう。
    混乱する花音が知り合いかと尋ねると――。
    「お忘れですか? あなたの騎士です」
    (よし、逃げよう!)
    思わず会社に逃げ込んだ花音だが、あのやばいイケメンは視察にきたというグループ本社の御曹司・四葉春人だった。
    偉い人で抵抗できるわけでもなく、何やらわからないうちに食事に連れ出されたので事情を聞けば、花音は前世では病弱な姫であり、春人は姫の護衛騎士だったという。
    姫と騎士は想い合っていたが、騎士が戦に出ている間に姫は病気で亡くなってしまったのだそうだ。
    春人は花音を「姫」と信じて疑わず、渋々デートに付き合ううちに徐々に春人に惹かれていく花音だが、春人が好きなのはあくまで花音でなく「姫」であって……。
    複雑な感情に、恋愛初心者の花音は頭を悩ませる。
    時を超えたラブストーリーの行方は……!?
    作者より
    大好きな騎士と姫のお話で、現代からの異世界転生ではなく現代に転生したらどうなるかを書いてみました。
    前世に振り回されつつも乗り越える二人をぜひ応援してあげてください。

    『その求婚間違いです!~御曹司が姫と呼んで跪いてくるんですが!?~(1)』には「一章 突然、跪くイケメン」~「二章 プロポーズ」(前半)までを収録
  • メリューナは、とても美しい容姿をもつサキュバスだ。ただし、いつもとてつもないドジを踏んでしまうので誘惑に成功したことは一度もない。

    メリューナは、とても美しい容姿をもつサキュバスだ。
    ただし、いつもとてつもないドジを踏んでしまうので誘惑に成功したことは一度もない。
    メリューナはサキュバスとして極めて劣等生なのだ。
    ある夜、メリューナは王宮に忍び込み、王太子を狙って夜這いをかける。
    うまく部屋へ潜り込むことに成功しベッドへ歩み寄ると、そこには黒髪の凛々しい男性が寝ていた。
    さっそく夜這いを始めようとするが、またしてもドジを踏んで男性を起こしてしまう。
    なんと彼は王太子ではなく、騎士団長のグライフだった。正直に事情を説明すると、彼は精気を与えてくれるという。
    喜んで精気をもらったメリューナだったが、なぜか魔力が消えて魔界へ帰れなくなってしまう。

    劣等生のサキュバスは王宮グライフ付きのメイドとして働きながら、魔界に戻れる日を待つことになる……。
    作者より
    この度はお手に取っていただき、ありがとうございます。
    劣等生サキュバスと、ちょっと皮肉屋な騎士団長の、ときにラブコメ、ときに胸キュンな恋をお楽しみいただければ幸いです。

    『劣等生でも立派なサキュバスになれますか!?~騎士団長の誘惑指導~(1)』には「美しきサキュバスと王宮の夜」~「メイドの初仕事」までを収録
  • メリューナは、とても美しい容姿をもつサキュバスだ。ただし、いつもとてつもないドジを踏んでしまうので誘惑に成功したことは一度もない。

    メリューナは、とても美しい容姿をもつサキュバスだ。
    ただし、いつもとてつもないドジを踏んでしまうので誘惑に成功したことは一度もない。
    メリューナはサキュバスとして極めて劣等生なのだ。
    ある夜、メリューナは王宮に忍び込み、王太子を狙って夜這いをかける。
    うまく部屋へ潜り込むことに成功しベッドへ歩み寄ると、そこには黒髪の凛々しい男性が寝ていた。
    さっそく夜這いを始めようとするが、またしてもドジを踏んで男性を起こしてしまう。
    なんと彼は王太子ではなく、騎士団長のグライフだった。正直に事情を説明すると、彼は精気を与えてくれるという。
    喜んで精気をもらったメリューナだったが、なぜか魔力が消えて魔界へ帰れなくなってしまう。

    劣等生のサキュバスは王宮グライフ付きのメイドとして働きながら、魔界に戻れる日を待つことになる……。
    作者より
    この度はお手に取っていただき、ありがとうございます。
    劣等生サキュバスと、ちょっと皮肉屋な騎士団長の、ときにラブコメ、ときに胸キュンな恋をお楽しみいただければ幸いです。

    『劣等生でも立派なサキュバスになれますか!?~騎士団長の誘惑指導~【完全版】』には「美しきサキュバスと王宮の夜」~「書き下ろし番外編」を収録
  • 公爵令嬢ヴィクトリアは第二皇子の婚約者”候補”である。ほぼ婚約者として内定していながら、第二皇子のわがままにより正式な婚約者ではなく候補のまま妃教育などを受けていた。厳しい教育や、第二皇子からの冷たい態度など意にも介さないヴィクトリア。なぜなら彼女には”推し”がいるから。

    公爵令嬢ヴィクトリアは第二皇子の婚約者”候補”である。
    ほぼ婚約者として内定していながら、第二皇子のわがままにより正式な婚約者ではなく候補のまま妃教育などを受けていた。
    厳しい教育や、第二皇子からの冷たい態度など意にも介さないヴィクトリア。
    なぜなら彼女には”推し”がいるから。
    その相手こそ、第二皇子の兄であり皇太子であるジャックであった。
    婚約者に冷遇されるヴィクトリアに優しく接してくれた時から、ジャックはヴィクトリアの推しになった。
    国のためになることが『推し活』だと妃教育に励みつつ、その合間に皇城で見かけるジャックを見守るヴィクトリア。
    そんな日々を過ごし、とうとう第二皇子と婚約することになったパーティーの場で、ヴィクトリアは身に覚えのない罪で第二皇子から責められ婚約破棄される。
    その渦中、颯爽と現れたジャックがヴィクトリアの無実を証明してくれたが、なにやら様子がおかしくて――?
    「もう逃がさないよ。君は僕のものになったんだから」
    作者より
    web版から更にパワーアップしたお話を、電子書籍化していただけることになりました!
    物語の大筋は変わらないものの、電子書籍版では全年齢からTLへジャンル変更し、ガッツリ改稿+四万字以上の加筆を行いました!
    そしてもっとお楽しみいただけるよう、新たに「推し活要素」を追加しています!
    皇家に連なる公爵令嬢として常に完璧であるよう振る舞うものの、実は推し活に沼ってるヴィクトリア公爵令嬢と、ヤンデレで腹黒なジャック皇太子殿下の溺愛執着物語をお楽しみいただけたら幸いです。

    『断罪されかけた令嬢はヤンデレ皇太子(推し)の溺愛に囚われる(1)』には「序章」~「一章」(前編)までを収録
  • 伯爵家の令嬢レイチェルは、母が亡くなった後、錬金術師の父親も失踪したので当主となった弟を支え、家が没落しないように父親から学んだ錬金術で仕事をして、なんとか伯爵家を存続していた。

    伯爵家の令嬢レイチェルは、母が亡くなった後、錬金術師の父親も失踪したので当主となった弟を支え、家が没落しないように父親から学んだ錬金術で仕事をして、なんとか伯爵家を存続していた。
    そんなある日、レイチェルに公爵家次期当主のエドガーから縁談が舞い込む。
    分不相応な結婚に疑いつつ、家のことを考えてレイチェルはその縁談をうけることにした。
    仕事で王宮に出入りするエドガーは日々多忙だが、レイチェルに優しく、実家の伯爵家に援助もしてくれている。
    レイチェルへの気遣いも完璧で、二人きりになれば甘く蕩かされ、言葉でも体でも愛されていることを実感させてくれた。
    レイチェルは、いつの間にかそんなエドガーを好きになっていた。

    しかしある夜、エドガーが近衛兵と密会していることに気がついたレイチェルは、どうしても内容が気になって話を盗み聞きしてしまう。
    なんと、エドガーがレイチェルの失踪した父親を探しており、さらにはレイチェルの父親は殺人犯だという話で――!?
    愛されていると思っていた時間は、エドガーにとってはただの仕事だったということ。
    困惑と動揺がレイチェルを襲うが、犯罪をおかしたのであれば娘である自分を利用して捜索されるのは仕方がない。
    それに、エドガーが父親を捕まえてくれれば再会することもできるはず……。
    レイチェルが聞いていたとは知らないエドガーの態度は変わらず甘いが、嘘の溺愛に気付いてしまったレイチェルが選んだ道は――。
    作者より
    切なめスタートから筆者も驚くほど早く立ち直ったヒロインと、そんなヒロインに絆されないように気をつけつつも惚れてしまう甘いヒーロー。
    二人が心を通わせて本当の夫婦になるまで、見守っていただけますと幸いです。

    『没落伯爵家のご令嬢は、嘘の溺愛に気付かないふり(1)』には「一 甘い初夜」~「三 原理原則」までを収録
  • 伯爵家の令嬢レイチェルは、母が亡くなった後、錬金術師の父親も失踪したので当主となった弟を支え、家が没落しないように父親から学んだ錬金術で仕事をして、なんとか伯爵家を存続していた。

    伯爵家の令嬢レイチェルは、母が亡くなった後、錬金術師の父親も失踪したので当主となった弟を支え、家が没落しないように父親から学んだ錬金術で仕事をして、なんとか伯爵家を存続していた。
    そんなある日、レイチェルに公爵家次期当主のエドガーから縁談が舞い込む。
    分不相応な結婚に疑いつつ、家のことを考えてレイチェルはその縁談をうけることにした。
    仕事で王宮に出入りするエドガーは日々多忙だが、レイチェルに優しく、実家の伯爵家に援助もしてくれている。
    レイチェルへの気遣いも完璧で、二人きりになれば甘く蕩かされ、言葉でも体でも愛されていることを実感させてくれた。
    レイチェルは、いつの間にかそんなエドガーを好きになっていた。

    しかしある夜、エドガーが近衛兵と密会していることに気がついたレイチェルは、どうしても内容が気になって話を盗み聞きしてしまう。
    なんと、エドガーがレイチェルの失踪した父親を探しており、さらにはレイチェルの父親は殺人犯だという話で――!?
    愛されていると思っていた時間は、エドガーにとってはただの仕事だったということ。
    困惑と動揺がレイチェルを襲うが、犯罪をおかしたのであれば娘である自分を利用して捜索されるのは仕方がない。
    それに、エドガーが父親を捕まえてくれれば再会することもできるはず……。
    レイチェルが聞いていたとは知らないエドガーの態度は変わらず甘いが、嘘の溺愛に気付いてしまったレイチェルが選んだ道は――。
    作者より
    切なめスタートから筆者も驚くほど早く立ち直ったヒロインと、そんなヒロインに絆されないように気をつけつつも惚れてしまう甘いヒーロー。
    二人が心を通わせて本当の夫婦になるまで、見守っていただけますと幸いです。

    『没落伯爵家のご令嬢は、嘘の溺愛に気付かないふり【完全版】1』には「一 甘い初夜」~「十八 部屋中を光の粒が舞う道具」までを収録
  • 公爵令嬢マーリアは国王ヨアヒムの婚約者として、王妃になる予定だった。しかし隣国との同盟のためにその国の姫を迎え入れることになり、マーリアと国王の婚約は解消された。

    公爵令嬢マーリアは国王ヨアヒムの婚約者として、王妃になる予定だった。
    しかし隣国との同盟のためにその国の姫を迎え入れることになり、マーリアと国王の婚約は解消された。
    だが、今まで争ってきた隣国の姫を王妃とすることに国内から反対の声が上がり、国内貴族との結びつきを強めるため、マーリアは元婚約者(国王)の弟であるレオンハルトと結婚するよう命じられる。
    幼い頃、魔獣に襲われたマーリアをレオンハルトが助けてくれた時から何かと無鉄砲なレオンハルトに世話を焼いており、まるで姉弟のような関係を築いていたため、レオンハルトと一緒になることに戸惑うが、二人の距離は徐々に近づいていった。
    そんなある日、人を襲う魔獣について調べるため視察に訪れた泉で、聖獣と呼ばれる獣に出会う。
    狼によく似た白く美しい獣は、レオンハルトこそが王にふさわしい存在だと言って力を与えようとするーー。
    作者より
    ヒロイン、ヒーロー、どちらも自分の置かれた立場をよく理解し、自分の気持ちは後回しにする性格です。
    特にヒーローはその傾向が強く、ヒロインをやきもきさせます。
    そんな彼がヒロインの婚約者となりどう変わっていくか…お楽しみいただければ幸いです。

    『王弟殿下の婚約者になりました~獅子と狼に挟まれて大変です~【完全版】』には「プロローグ」~「書き下ろし番外編 夢」を収録
  • 公爵令嬢マーリアは国王ヨアヒムの婚約者として、王妃になる予定だった。しかし隣国との同盟のためにその国の姫を迎え入れることになり、マーリアと国王の婚約は解消された。

    公爵令嬢マーリアは国王ヨアヒムの婚約者として、王妃になる予定だった。
    しかし隣国との同盟のためにその国の姫を迎え入れることになり、マーリアと国王の婚約は解消された。
    だが、今まで争ってきた隣国の姫を王妃とすることに国内から反対の声が上がり、国内貴族との結びつきを強めるため、マーリアは元婚約者(国王)の弟であるレオンハルトと結婚するよう命じられる。
    幼い頃、魔獣に襲われたマーリアをレオンハルトが助けてくれた時から何かと無鉄砲なレオンハルトに世話を焼いており、まるで姉弟のような関係を築いていたため、レオンハルトと一緒になることに戸惑うが、二人の距離は徐々に近づいていった。
    そんなある日、人を襲う魔獣について調べるため視察に訪れた泉で、聖獣と呼ばれる獣に出会う。
    狼によく似た白く美しい獣は、レオンハルトこそが王にふさわしい存在だと言って力を与えようとするーー。
    作者より
    ヒロイン、ヒーロー、どちらも自分の置かれた立場をよく理解し、自分の気持ちは後回しにする性格です。
    特にヒーローはその傾向が強く、ヒロインをやきもきさせます。
    そんな彼がヒロインの婚約者となりどう変わっていくか…お楽しみいただければ幸いです。

    『王弟殿下の婚約者になりました~獅子と狼に挟まれて大変です~(1)』には「プロローグ」~「第二章 第二王子の婚約者」までを収録
  • 伯爵家の養女であるスィスィアは、義父に虐げられメイドとして暮らしていた。しかし、実はスィスィアは過去の内乱の首謀者である大公の隠し子であった

    伯爵家の養女であるスィスィアは、義父に虐げられメイドとして暮らしていた。
    しかし、実はスィスィアは過去の内乱の首謀者である大公の隠し子であった。
    ある日突然、呼び出され王太子ウィルの婚約者候補になった。
    それは王国反乱軍のメンバーであった義父である伯爵から「王太子をたらしこめ。できないなら暗殺せよ」と媚薬と毒薬を渡され、反乱軍のスパイとして貢献することを命じられたのだ。
    内乱で母を亡くした過去から、もう二度と戦争など起きてほしくないと願うスィスィア。
    自分が王太子を殺して悲しい戦争が回避できるなら…と命令通りに王太子ウィルの毒殺を目論んだものの、あっさりと見破られてしまう。
    情けなくなり泣き出すスィスィアの事情を聞いたウィルは、このまま婚約者を続けスパイのふりを続けることを提案した。
    反乱軍にウィルと結婚したと思わせ二重スパイとなれば、王家への反乱者を捕まえ戦争を防ぐことができる。
    スィスィアは、胡散臭いと思っていたはずのウィルの言葉を信じ、その提案に乗ることにした。

    「じゃあ、早速、既成事実でも作ろうかな」

    結婚は反乱軍を騙す嘘のはずでは!?
    驚き抵抗するスィスィアだが、ウィルに言いくるめられ、あれよあれよと乙女を捧げ、激しい快感に襲われることに……。
    二重スパイとなり、自分の役割をこなすため頑張ろうとするスィスィアだが、甘く優しく接してくるウィルにどんどん惹かれていき――。

    この作品は「偽りの双子は愛欲に溺れる」に登場したウィルのストーリーですが、前作を未読でもお楽しみいただけます。
    作者より
    ウィルのスピンオフはいつか書こうと思っていましたが、こうして書籍化が叶いとても嬉しいです。
    ドストレートに告白してるのにヒロインが恋愛化石すぎて全く響かないポンコツ、というシチュエーションも大好きです。
    お楽しみ頂ければと思います…!

    『偽りのスパイは王太子の檻に囚われる(1)』には「既成事実」~「初めての『既成事実』工作」までを収録
  • 目の前で執り行われているのは、かつての親友と、自分が恋をした男性の結婚式――。子爵令嬢であるハリエットは十五歳から四年間貴族が通う、王立学校の二年生。

    目の前で執り行われているのは、かつての親友と、自分が恋をした男性の結婚式――。

    子爵令嬢であるハリエットは十五歳から四年間貴族が通う、王立学校の二年生。
    入学式の際、迷子になっていたメアリーを助けたことがきっかけで彼女とはあっという間に親友と呼べる仲になっていた。
    ハリエット達が一年生のある日、困っていたところを二人の男子生徒に助けてもらった。
    メアリーの兄、マイルズとその同級生のニコラスだ。
    ハリエットは優しい雰囲気のニコラスに一目惚れし、上の空になってしまう時間が増えていたのだが、それに勘付いたメアリーが二人の仲を応援すると言って、四人での昼食の約束を取り次いでくれた。
    それからは四人で過ごす時間が増えたのだったが、ハリエットは何か違和感を覚え始める。
    それは、応援すると言ってくれていたメアリーが、ニコラスと二人だけで会話をしている時間が増えていたことだった。
    四人で居るのに、ペアが二つ。
    そんな時間が日に日に増えていく。
    そして、一年生も終わろうとしていた時期にメアリーに呼び出されたハリエットは、ニコラスと婚約することになったとメアリーから告げられた。

    そうして結婚式に参列したハリエットだったが、心から親友を祝うことは出来ない。
    せめて二人の幸せを邪魔せぬようにと、式が終わった後は黙って帰ろうかと思っていたのだが、メアリーに呼び止められ謝罪を受けるハリエット。
    否が応でも謝罪を受け入れなければならない雰囲気だったが、その時に助けてくれたのがメアリーの兄マイルズだった。
    彼もまた、メアリー達に振り回されていた被害者だったのだ。

    気まずさもあってマイルズにしっかりしたお礼も言えなかったことが心残りだったハリエットだったが、それから二年がたち最終学年に。
    就職活動のため王宮の見学会に参加したのだが、案内してくれる彼は容姿が変わっているがどうも知っている人物のようで……?
    彼は髪の毛の癖や色、瞳の色が以前と全く変わって別人のようになっているが、間違いなくマイルズだった。
    どれだけ見た目が変わっても、運命の相手は見つけることが出来る物語――。
    作者より
    これがデビュー作になります。
    ニュースなどで気分が落ち込んだ時に読んでほっこりしてもらえたらいいな、と思いながら書きました。
    ベタ甘大好きです。

    『親友に好きな人を奪われた私は運命の相手を見つけることができました(1)』には「一章 好きな人と親友が婚約した 四人の出会い」~「一章 好きな人と親友が婚約した 男側の事情」(前半)までを収録
  • 目の前で執り行われているのは、かつての親友と、自分が恋をした男性の結婚式――。子爵令嬢であるハリエットは十五歳から四年間貴族が通う、王立学校の二年生。

    目の前で執り行われているのは、かつての親友と、自分が恋をした男性の結婚式――。

    子爵令嬢であるハリエットは十五歳から四年間貴族が通う、王立学校の二年生。
    入学式の際、迷子になっていたメアリーを助けたことがきっかけで彼女とはあっという間に親友と呼べる仲になっていた。
    ハリエット達が一年生のある日、困っていたところを二人の男子生徒に助けてもらった。
    メアリーの兄、マイルズとその同級生のニコラスだ。
    ハリエットは優しい雰囲気のニコラスに一目惚れし、上の空になってしまう時間が増えていたのだが、それに勘付いたメアリーが二人の仲を応援すると言って、四人での昼食の約束を取り次いでくれた。
    それからは四人で過ごす時間が増えたのだったが、ハリエットは何か違和感を覚え始める。
    それは、応援すると言ってくれていたメアリーが、ニコラスと二人だけで会話をしている時間が増えていたことだった。
    四人で居るのに、ペアが二つ。
    そんな時間が日に日に増えていく。
    そして、一年生も終わろうとしていた時期にメアリーに呼び出されたハリエットは、ニコラスと婚約することになったとメアリーから告げられた。

    そうして結婚式に参列したハリエットだったが、心から親友を祝うことは出来ない。
    せめて二人の幸せを邪魔せぬようにと、式が終わった後は黙って帰ろうかと思っていたのだが、メアリーに呼び止められ謝罪を受けるハリエット。
    否が応でも謝罪を受け入れなければならない雰囲気だったが、その時に助けてくれたのがメアリーの兄マイルズだった。
    彼もまた、メアリー達に振り回されていた被害者だったのだ。

    気まずさもあってマイルズにしっかりしたお礼も言えなかったことが心残りだったハリエットだったが、それから二年がたち最終学年に。
    就職活動のため王宮の見学会に参加したのだが、案内してくれる彼は容姿が変わっているがどうも知っている人物のようで……?
    彼は髪の毛の癖や色、瞳の色が以前と全く変わって別人のようになっているが、間違いなくマイルズだった。
    どれだけ見た目が変わっても、運命の相手は見つけることが出来る物語――。
    作者より
    これがデビュー作になります。
    ニュースなどで気分が落ち込んだ時に読んでほっこりしてもらえたらいいな、と思いながら書きました。
    ベタ甘大好きです。

    『親友に好きな人を奪われた私は運命の相手を見つけることができました【完全版】』には「一章 好きな人と親友が婚約した 四人の出会い」~「終章 私は幸せな結婚をしたい 私たちの結婚式」を収録
  • バーンスタイン公爵家の一人娘であるイリスは、十歳のある朝、気付いたことにショックを受けていた。「真面目だけが取り得なアラサー女子が悪役令嬢イリス・バーンスタインに転生するなんて……」

    バーンスタイン公爵家の一人娘であるイリスは、十歳のある朝、気付いたことにショックを受けていた。
    「真面目だけが取り得なアラサー女子が悪役令嬢イリス・バーンスタインに転生するなんて……」
    どうやら乙女ゲームの世界に転生してしまったようだ。
    しかも序盤までしかプレイできなかった乙女ゲームに。
    しかもイリスとして生きてきた記憶がない。
    侍女に話を聞こうとするも、これまでの侍女に対する扱いがあまりにも酷かったようでみんな怯えてしまっている。
    そんな状態なのに、半年後には二つ年上である王太子アルフレッドとのお見合いが控えているという。
    イリスの父であるバーンスタイン公爵は、娘の記憶喪失は伏せたまま参加させる意向で、完全に逃げ場がなくなってしまった。

    不安でいっぱいになりながらもお見合いに挑むイリスだったが、紳士的に迎えてくれたアルフレッドのおかげで気持ちが楽に。
    そして、自身の緊張が解けていくにつれてアルフレッドの体調が優れないことを察するのであった。
    イリスは前世の記憶からいろいろとアドバイスをすると、それを実践したアルフレッドの体調はみるみる回復した。
    アルフレッドは調査をしていたため、イリスが評判通りの性格だということを知っていたが、どうも様子が違うイリスに興味を持つーー。
    悪役令嬢としてのバッドエンドを回避しつつ、アルフレッドとの婚約も回避して平穏な生活を送りたかったのだが、原作通りアルフレッドの婚約者になってしまうイリス。
    監禁、追跡魔法も合法的に鮮やかに行ってしまうヤンデレ王太子から、真面目な悪役令嬢は逃げられない!?
    作者より
    ヤンデレ好きの私が、自分好みのヤンデレを思いのままに書いた作品です。
    ヤンデレ好きな方もそうでない方も、少しでもヤンデレの魅力を感じていただけましたら大変嬉しく思います。

    『真面目な悪役令嬢はヤンデレから逃げられない(1)』には「第一章 転生」~「第五章 婚約と初めてのお友達」(前半)までを収録
  • 子爵令嬢アビゲイルは、なぜかドM男性に好かれる体質を持っていた。

    子爵令嬢アビゲイルは、なぜかドM男性に好かれる体質を持っていた。
    十七歳になり、いくつかの縁談を持ちかけられたアビゲイルはある男性とお見合いをしたのだが、彼はアビゲイルの塩対応に興奮し、痙攣しながらズボンの前を濡らしたのだ。
    その光景を目の当たりにしてドン引きしてしまったアビゲイルであったが、それからというものどこから噂が広がったのか下僕希望の男性が近寄ってくるようになってしまった。
    そんな生活が続いたせいですっかり変態に慣れ始めていたアビゲイルだったが、あと三カ月で成人となる十八歳の誕生日を迎える。
    婚約者探しも佳境になり大規模な夜会に参加したのだが、化粧室に向かう途中に弾力と固さを感じるモノを踏んだ。
    恐る恐る足を退けると、悶絶し床に転がっているのは、国中の誰もが知っている人物の第二騎士団副団長のウィリアムだった。
    彼は二年前に国を揺るがせるクーデターをおさめた英雄であり、ブルックス公爵家の次期公爵だ。
    アビゲイルはすぐに謝罪をしたのだが、当のウィリアムは踏まれたことに興奮し、顔を赤く上気させている。
    まさか国の英雄がドMだとは夢にも思わなかったアビゲイルは、逃げるように夜会から去ろうとしたのだが、ウィリアムはそんな彼女を逃がさなかった。
    そうして公爵家に迎えられることになったアビゲイルだったが、持ち前のポテンシャルの高さで妻としての責務を果たしていく。
    その中には当然閨事も含まれるのだが、この二人の閨は一般的なものとは一味違って……?
    ドMに好かれるS令嬢と、ドMだけど時にSな一面を見せる冷酷無慈悲な副騎士団長のせめぎ合いな夜が始まる――!?
    作者より
    貴族令嬢としては背も体格も才能も、すべてが規格外なアビゲイル。高位貴族として生まれながら、騎士の道を選び、冷酷無慈悲と恐れられるウィリアム。
    彼女を見守る優しい家族の深い愛情や、踏まれたい彼のちょっと拗らせた愛情表現、時にすれ違っても、母より贈られた「人として愛し、愛されることを考えなさい」という言葉を胸に、まっすぐにぶつかっていくふたりのエピソードを、笑って読んでいただけると嬉しいです。

    『冷徹無慈悲な副騎士団長は最愛の妻に罵られ踏まれたい(1)』には「第一章 マッチョな騎士様を躾けます!? 1 年始めの夜会 二月一日」~「幕間 二月某日 紛糾する議会」(前半)までを収録
  • 子爵令嬢アビゲイルは、なぜかドM男性に好かれる体質を持っていた。

    子爵令嬢アビゲイルは、なぜかドM男性に好かれる体質を持っていた。
    十七歳になり、いくつかの縁談を持ちかけられたアビゲイルはある男性とお見合いをしたのだが、彼はアビゲイルの塩対応に興奮し、痙攣しながらズボンの前を濡らしたのだ。
    その光景を目の当たりにしてドン引きしてしまったアビゲイルであったが、それからというものどこから噂が広がったのか下僕希望の男性が近寄ってくるようになってしまった。
    そんな生活が続いたせいですっかり変態に慣れ始めていたアビゲイルだったが、あと三カ月で成人となる十八歳の誕生日を迎える。
    婚約者探しも佳境になり大規模な夜会に参加したのだが、化粧室に向かう途中に弾力と固さを感じるモノを踏んだ。
    恐る恐る足を退けると、悶絶し床に転がっているのは、国中の誰もが知っている人物の第二騎士団副団長のウィリアムだった。
    彼は二年前に国を揺るがせるクーデターをおさめた英雄であり、ブルックス公爵家の次期公爵だ。
    アビゲイルはすぐに謝罪をしたのだが、当のウィリアムは踏まれたことに興奮し、顔を赤く上気させている。
    まさか国の英雄がドMだとは夢にも思わなかったアビゲイルは、逃げるように夜会から去ろうとしたのだが、ウィリアムはそんな彼女を逃がさなかった。
    そうして公爵家に迎えられることになったアビゲイルだったが、持ち前のポテンシャルの高さで妻としての責務を果たしていく。
    その中には当然閨事も含まれるのだが、この二人の閨は一般的なものとは一味違って……?
    ドMに好かれるS令嬢と、ドMだけど時にSな一面を見せる冷酷無慈悲な副騎士団長のせめぎ合いな夜が始まる――!?
    作者より
    貴族令嬢としては背も体格も才能も、すべてが規格外なアビゲイル。高位貴族として生まれながら、騎士の道を選び、冷酷無慈悲と恐れられるウィリアム。
    彼女を見守る優しい家族の深い愛情や、踏まれたい彼のちょっと拗らせた愛情表現、時にすれ違っても、母より贈られた「人として愛し、愛されることを考えなさい」という言葉を胸に、まっすぐにぶつかっていくふたりのエピソードを、笑って読んでいただけると嬉しいです。

    『冷徹無慈悲な副騎士団長は最愛の妻に罵られ踏まれたい【完全版】』には「第一章 マッチョな騎士様を躾けます!? 1 年始めの夜会 二月一日」~「終章 六月の花嫁」を収録
  • 四大貴族カノンティール家のエーフィリナは、眉目秀麗で学業優秀の完璧なお嬢様。常に大貴族としての仮面を張りつけているエーフィリナは、何事にも無関心な人間だった。しかし、そんな彼女にも幼い頃から一つだけ強く興味を持っていることがある。それは、男性の上に“またがりたい”という少し変わった性への興味だった。

    四大貴族カノンティール家のエーフィリナは、眉目秀麗で学業優秀の完璧なお嬢様。
    常に大貴族としての仮面を張りつけているエーフィリナは、何事にも無関心な人間だった。
    しかし、そんな彼女にも幼い頃から一つだけ強く興味を持っていることがある。
    それは、男性の上に“またがりたい”という少し変わった性への興味だった。

    ある日友人に誘われ怪しげなクラブへ行くことに。
    いやらしい衣装に着替え、仮面をつけて拘束された男の中からお気に入りを選ぶ……。
    初めての経験と異様な雰囲気に戸惑うエーフィリナだったが、好奇心には勝てず初めて男性の上にまたがってしまい、どんどんいやらしい気持ちに――。
    そんな秘密の出来事の直後のこと。
    エーフィリナは王命により政略結婚を通告され、同じく四大貴族であるオーランド家当主のレイドローグに嫁ぐことになる。
    貴族令嬢として淡々と受け入れたが、顔合わせ早々にレイドローグから「子作りがしたい」と求められてしまう。
    覚悟を決めていたエーフィリナはそれを了承するが、レイドローグに一つだけ条件を出した。
    「主導権は私です」
    エーフィリナが主導権を握るはずが、巧みに篭絡してくるレイドローグに翻弄されっぱなし……!?
    作者より
    攻めたいのに攻めきれないヒロインと、そんなヒロインを溺愛するヒーローの攻防戦です。
    トラブルを乗り越えて、次第に表情豊かに大胆になっていく二人をぜひお楽しみください!

    『お嬢様はまたがりたい(1)』には「一章 お嬢様は、イケナイことをする」を収録
  • 四大貴族カノンティール家のエーフィリナは、眉目秀麗で学業優秀の完璧なお嬢様。常に大貴族としての仮面を張りつけているエーフィリナは、何事にも無関心な人間だった。しかし、そんな彼女にも幼い頃から一つだけ強く興味を持っていることがある。それは、男性の上に“またがりたい”という少し変わった性への興味だった。

    四大貴族カノンティール家のエーフィリナは、眉目秀麗で学業優秀の完璧なお嬢様。
    常に大貴族としての仮面を張りつけているエーフィリナは、何事にも無関心な人間だった。
    しかし、そんな彼女にも幼い頃から一つだけ強く興味を持っていることがある。
    それは、男性の上に“またがりたい”という少し変わった性への興味だった。

    ある日友人に誘われ怪しげなクラブへ行くことに。
    いやらしい衣装に着替え、仮面をつけて拘束された男の中からお気に入りを選ぶ……。
    初めての経験と異様な雰囲気に戸惑うエーフィリナだったが、好奇心には勝てず初めて男性の上にまたがってしまい、どんどんいやらしい気持ちに――。
    そんな秘密の出来事の直後のこと。
    エーフィリナは王命により政略結婚を通告され、同じく四大貴族であるオーランド家当主のレイドローグに嫁ぐことになる。
    貴族令嬢として淡々と受け入れたが、顔合わせ早々にレイドローグから「子作りがしたい」と求められてしまう。
    覚悟を決めていたエーフィリナはそれを了承するが、レイドローグに一つだけ条件を出した。
    「主導権は私です」
    エーフィリナが主導権を握るはずが、巧みに篭絡してくるレイドローグに翻弄されっぱなし……!?
    作者より
    攻めたいのに攻めきれないヒロインと、そんなヒロインを溺愛するヒーローの攻防戦です。
    トラブルを乗り越えて、次第に表情豊かに大胆になっていく二人をぜひお楽しみください!

    『お嬢様はまたがりたい【完全版】』には「一章 お嬢様は、イケナイことをする」~「書き下ろし後日談 奥様は、誘惑する」を収録
  • 公爵家の養女として育ったオルテンシアは、桃色の髪に黄金の瞳というこの国では珍しい容姿のせいで、家族にも周りにも虐げられてきた。しかし東西に分裂した国の争いが激化すると、オルテンシアはその見た目だけを理由に西軍の聖女として祭り上げられ、戦場に身を置くこととなった。そんな中、敵対する東軍の将軍ランスロットと対峙したオルテンシア。

    公爵家の養女として育ったオルテンシアは、桃色の髪に黄金の瞳というこの国では珍しい容姿のせいで、家族にも周りにも虐げられてきた。
    しかし東西に分裂した国の争いが激化すると、オルテンシアはその見た目だけを理由に西軍の聖女として祭り上げられ、戦場に身を置くこととなった。
    そんな中、敵対する東軍の将軍ランスロットと対峙したオルテンシア。
    数多の武勲を立てた気高く寡黙な知将として有名なランスロットは、月のように美しく、品行方正ともっぱらの噂だ。
    ところが、そんな彼にオルテンシアはあろうことか戦場のど真ん中、しかも人前で純潔を奪われてしまう――!?

    捕虜となったオルテンシアは、毎日訪れるランスロットにただ抱かれ続け、抗うすべもなく感じ続けていた――。
    しかし、何度も訪れる快感の中、哀しくも愛おしいとある記憶がオルテンシアの中に浮かび上がってきて……。
    敵であるはずのランスロットを、こんなにも愛おしいと思ってしまうのはなぜなのか……。
    そして、ランスロットがオルテンシアを囚えた真の目的とは――?

    作者より
    「運命の日」に必ず死んでしまう最愛の女性オルテンシアの命を救うために、永劫の時を輪廻し続け、長い時間を孤独に生きた結果、狂人となった青年ランスロットの最期の時の物語。
    本編は常軌を逸した行動が目立ち、第三者がいる中でのRが多めですが、後日談は本来の優しい彼による溺愛ぶりが発揮されています。
    作者テーマの「どんな(姿の)あなたでも愛してる」、愛する女性のために全てを賭けるヒーローは本作品も共通。
    ランスロット将軍は本当の花言葉を使って口説きます。
    お時間おありの方はぜひよろしくお願いします。

    『聖女は時の檻の中で、孤独な将軍の囚愛に堕ちる(1)』には「最期の記憶 第一話 戦場での邂逅」~「第七話 在りし日の記憶」(前半)までを収録
  • 公爵家の養女として育ったオルテンシアは、桃色の髪に黄金の瞳というこの国では珍しい容姿のせいで、家族にも周りにも虐げられてきた。しかし東西に分裂した国の争いが激化すると、オルテンシアはその見た目だけを理由に西軍の聖女として祭り上げられ、戦場に身を置くこととなった。そんな中、敵対する東軍の将軍ランスロットと対峙したオルテンシア。

    公爵家の養女として育ったオルテンシアは、桃色の髪に黄金の瞳というこの国では珍しい容姿のせいで、家族にも周りにも虐げられてきた。
    しかし東西に分裂した国の争いが激化すると、オルテンシアはその見た目だけを理由に西軍の聖女として祭り上げられ、戦場に身を置くこととなった。
    そんな中、敵対する東軍の将軍ランスロットと対峙したオルテンシア。
    数多の武勲を立てた気高く寡黙な知将として有名なランスロットは、月のように美しく、品行方正ともっぱらの噂だ。
    ところが、そんな彼にオルテンシアはあろうことか戦場のど真ん中、しかも人前で純潔を奪われてしまう――!?

    捕虜となったオルテンシアは、毎日訪れるランスロットにただ抱かれ続け、抗うすべもなく感じ続けていた――。
    しかし、何度も訪れる快感の中、哀しくも愛おしいとある記憶がオルテンシアの中に浮かび上がってきて……。
    敵であるはずのランスロットを、こんなにも愛おしいと思ってしまうのはなぜなのか……。
    そして、ランスロットがオルテンシアを囚えた真の目的とは――?

    作者より
    「運命の日」に必ず死んでしまう最愛の女性オルテンシアの命を救うために、永劫の時を輪廻し続け、長い時間を孤独に生きた結果、狂人となった青年ランスロットの最期の時の物語。
    本編は常軌を逸した行動が目立ち、第三者がいる中でのRが多めですが、後日談は本来の優しい彼による溺愛ぶりが発揮されています。
    作者テーマの「どんな(姿の)あなたでも愛してる」、愛する女性のために全てを賭けるヒーローは本作品も共通。
    ランスロット将軍は本当の花言葉を使って口説きます。
    お時間おありの方はぜひよろしくお願いします。

    『聖女は時の檻の中で、孤独な将軍の囚愛に堕ちる【完全版】』には「最期の記憶 第一話 戦場での邂逅」~「最終話 悲哀の竜は時を超え、最愛の聖女と運命を紡ぐ」を収録
  • ゴースト騒動をきっかけに急接近するツンデレ霊感令嬢とエリート軍人の、ラブコメ×オカルトミステリ!

    しがない中流貴族の令嬢シェイラ・クラークは、人目を惹く容姿でありながら社交界で遠巻きにされていた。
    その原因は二つ。『ゴーストが視える体質』と幼馴染の婚約者から『婚約破棄』されたこと。
    父親同士の約束で幼い頃から婚約していたシェイラだったが、婚約者が名家のご令嬢に一目ぼれされたことをきっかけに、婚約破棄された。
    とはいえ兄弟以上の感情を抱いていなかったシェイラは特に落ち込むことはなかったが、妹を慰めるために兄が王立劇場で話題の舞台に観劇に連れていってくれた。
    その観劇の最中に、客席の上に「怪人」が現れ、舞台に照明が落下する事故が起こった。
    翌日、突然クラーク家を訪ねてきたのは、華やかな容姿に似つかわしくない気配をまとっている「魅惑の鬼隊長」と呼ばれているラウルだった。
    用件は捜査協力依頼だった。
    そうして捜査に協力することになったシェイラだが、『鬼隊長』と恐れられるラウルが、ゴーストが苦手だということを知ってしまい……?
    ゴースト騒動をきっかけに急接近するツンデレ霊感令嬢とエリート軍人の、ラブコメ×オカルトミステリ!

    作者より
    ヒーローはだんだん可愛くなり、ヒロインはどんどんカッコよくなるラブコメです!
    完璧(かと思いきや?)なイケメンヒーローとツンデレなヒロインのじれじれラブストーリーと、ゴースト騒動を解決するために走り回る二人の活躍をぜひご覧ください。

    『魅惑の鬼隊長は、ゴーストがお嫌い。(1)』には「プロローグ」~「鬼神隊の鬼隊長」(前半)までを収録
  • ゴースト騒動をきっかけに急接近するツンデレ霊感令嬢とエリート軍人の、ラブコメ×オカルトミステリ!

    しがない中流貴族の令嬢シェイラ・クラークは、人目を惹く容姿でありながら社交界で遠巻きにされていた。
    その原因は二つ。『ゴーストが視える体質』と幼馴染の婚約者から『婚約破棄』されたこと。
    父親同士の約束で幼い頃から婚約していたシェイラだったが、婚約者が名家のご令嬢に一目ぼれされたことをきっかけに、婚約破棄された。
    とはいえ兄弟以上の感情を抱いていなかったシェイラは特に落ち込むことはなかったが、妹を慰めるために兄が王立劇場で話題の舞台に観劇に連れていってくれた。
    その観劇の最中に、客席の上に「怪人」が現れ、舞台に照明が落下する事故が起こった。
    翌日、突然クラーク家を訪ねてきたのは、華やかな容姿に似つかわしくない気配をまとっている「魅惑の鬼隊長」と呼ばれているラウルだった。
    用件は捜査協力依頼だった。
    そうして捜査に協力することになったシェイラだが、『鬼隊長』と恐れられるラウルが、ゴーストが苦手だということを知ってしまい……?
    ゴースト騒動をきっかけに急接近するツンデレ霊感令嬢とエリート軍人の、ラブコメ×オカルトミステリ!

    作者より
    ヒーローはだんだん可愛くなり、ヒロインはどんどんカッコよくなるラブコメです!
    完璧(かと思いきや?)なイケメンヒーローとツンデレなヒロインのじれじれラブストーリーと、ゴースト騒動を解決するために走り回る二人の活躍をぜひご覧ください。

    『魅惑の鬼隊長は、ゴーストがお嫌い。【完全版】1』には「プロローグ」~「第二章 霊感令嬢とルグランの悲恋歌 片想いラプソディー」までを収録
  • やりがいのない仕事に四年付き合った恋人の浮気。悪い出来事が重なり落ち込んでいたシロは、酔っぱらった夜に突然異世界へ転移する。

    やりがいのない仕事に四年付き合った恋人の浮気。悪い出来事が重なり落ち込んでいたシロは、酔っぱらった夜に突然異世界へ転移する。
    行き倒れていたシロを拾ったのは、王都一と言われるテーラーを営む服飾師のダリウス・ファブレ。
    行くところのないシロはダリウスの店に居候させてもらうことになる。生活能力もコミュニケーション力も破綻した仕事人間のダリウスに戸惑いながらも、徐々に新しい世界に慣れていく。
    気づけばダリウスを意識してしまっていて……⁉ 新しい恋は怖いはずなのに、それでも惹かれてしまう。
    一方のダリウスは、うっかりシロを拾ってしまったことを初めは後悔するが。しかし、人嫌いだったはずの自分がいつの間にかシロとの生活に居心地のよさを感じるようになる。それは次第に強い独占欲へと変わっていき――。
    恋愛に仕事、身ひとつで来たこの異世界で、今度こそ幸せになれるよう、やり直しの人生を!

    『天才服飾師の過度な執着は全身にまとわりつく!(1)』には第1章~第8章までを収録
  • なんの変哲もない女子高生だった鈴宮涼夏は、学校の帰り道に、突如アスファルトに空いた黒い穴に吸いこまれた。

    なんの変哲もない女子高生だった鈴宮涼夏は、学校の帰り道に、突如アスファルトに空いた黒い穴に吸いこまれた。
    突然のことに何もわからないまま、穴から出た先で、狂ったように笑う男に首を切られてしまう。
    それでも不思議なことに涼夏は生きていた。
    意識を失い道端に打ち捨てられていたところを、氷魔法を扱う騎士・エヴラールに保護される。
    目覚めた涼夏は襲われた恐怖と、首がない感覚にパニックになるが、なぜかエヴラールの声だけは聞こえて、なだめられる。
    エヴラール曰く、どうやら涼夏は異世界に召喚されたらしい。
    この世界に召喚されたものは、他社から魔力を供給される必要があり、魔力過剰症に悩むエヴラールが涼夏と契約を結んだために、お互いの心の声が聞こえるようになったという。
    さらに涼夏の首には魔術がかかっていて、それが離れた頭とつながっているおかげで死ななかったようだ。
    この世界では最近、目と髪の色が同じ『同色持ち』と呼ばれる女性が殺され、頭を持ち去られる事件が続いており、エヴラールはその調査をしていた。
    黒髪黒目の涼夏も今回の事件の被害者で、唯一の生き証人として犯人を捜すことにしたが――。
    異世界から召喚された首なし少女と、壮絶な美貌をもちながら膨大すぎる魔力に悩まされる氷の騎士。
    顔が見えなくても甘々いちゃいちゃな二人が、すれ違いながらも恋をするお話。

    作者より
    首がなくてもいちゃいちゃできる!
    WEB掲載ストーリーに加え、書き下ろし番外編を書かせていただきました。
    笑って、泣いて、前を向いて。誰よりも心を通わせられる主人公とヒーローの物語を、楽しんでいただけたら嬉しいです。

    『首なし少女は氷の騎士と手をつなぐ(1)』には「首なし少女編 召喚された、契約した」~「首なし少女編 街へきた、魔術を使った」までを収録
  • なんの変哲もない女子高生だった鈴宮涼夏は、学校の帰り道に、突如アスファルトに空いた黒い穴に吸いこまれた。

    なんの変哲もない女子高生だった鈴宮涼夏は、学校の帰り道に、突如アスファルトに空いた黒い穴に吸いこまれた。
    突然のことに何もわからないまま、穴から出た先で、狂ったように笑う男に首を切られてしまう。
    それでも不思議なことに涼夏は生きていた。
    意識を失い道端に打ち捨てられていたところを、氷魔法を扱う騎士・エヴラールに保護される。
    目覚めた涼夏は襲われた恐怖と、首がない感覚にパニックになるが、なぜかエヴラールの声だけは聞こえて、なだめられる。
    エヴラール曰く、どうやら涼夏は異世界に召喚されたらしい。
    この世界に召喚されたものは、他社から魔力を供給される必要があり、魔力過剰症に悩むエヴラールが涼夏と契約を結んだために、お互いの心の声が聞こえるようになったという。
    さらに涼夏の首には魔術がかかっていて、それが離れた頭とつながっているおかげで死ななかったようだ。
    この世界では最近、目と髪の色が同じ『同色持ち』と呼ばれる女性が殺され、頭を持ち去られる事件が続いており、エヴラールはその調査をしていた。
    黒髪黒目の涼夏も今回の事件の被害者で、唯一の生き証人として犯人を捜すことにしたが――。
    異世界から召喚された首なし少女と、壮絶な美貌をもちながら膨大すぎる魔力に悩まされる氷の騎士。
    顔が見えなくても甘々いちゃいちゃな二人が、すれ違いながらも恋をするお話。

    作者より
    首がなくてもいちゃいちゃできる!
    WEB掲載ストーリーに加え、書き下ろし番外編を書かせていただきました。
    笑って、泣いて、前を向いて。誰よりも心を通わせられる主人公とヒーローの物語を、楽しんでいただけたら嬉しいです。

    『首なし少女は氷の騎士と手をつなぐ【完全版】』には「首なし少女編 召喚された、契約した」~「番外編 ほたるのひかり」を収録
  • 人形のように美しく、どこかおっとりとして見える伯爵令嬢ラルカ・ラプルペは、行儀見習いも兼ねて王女エルミラの侍女をしていたが、きっちりと堅実に仕事をこなしている彼女の能力と本人からの強い希望により、侍女からエルミラ付きの文官へと変わった。

    人形のように美しく、どこかおっとりとして見える伯爵令嬢ラルカ・ラプルペは、行儀見習いも兼ねて王女エルミラの侍女をしていたが、きっちりと堅実に仕事をこなしている彼女の能力と本人からの強い希望により、侍女からエルミラ付きの文官へと変わった。
    ある日、領地に住んでいた姉メイシュが王都にやってきて文官になったことがばれてしまった。
    幼い頃より姉の命令は絶対という環境で育ってきたラルカ。
    姉に侍女に戻ること、なるべく早くに結婚をすること、寮を出て王都のタウンハウスで暮らすことを約束させられた。
    エルミラの協力の元、侍女のふりをして仕事を進めていた中、エルミラのお遣いに行った先で、侯爵令息であり王太子の近衛騎士を務めるブラント・ソルディレンと出会った。
    ひょんなことから自分の悩みを打ち明けたところ、ブラントから結婚を急かされて困っているということで『僕と婚約しよう』と提案される。

    互いの利害は完全に一致し、二人はいずれ解消するという約束で、仮初の婚約を結ぶことに。
    姉の言いつけどおりにしたというのに、姉メイシュの束縛は解けない。
    そんなラルカに、ブラントが優しく手を差し伸べて、メイシュからラルカを守るように立ち回ってくれる。
    そうして、二人の甘い偽装婚約生活が始まったのだが――。

    作者より
    異世界恋愛物語は幸せな結婚をすることに主眼を置かれておりますが、この作品は現代の女性のように『仕事がしたい』『結婚をしたくない』『自由に生きたい』といった価値観を持ったヒロインが、自分らしく生きていくため(モラハラからの開放、男女共同参画)に奮闘する姿を描いております。
    また、恋愛に興味のなかったヒロインが、ブラントの優しさや温かさに触れ、恋に落ちていく様、己の価値観が変わっていく様子も見どころだと感じております。
    さらに、ラルカを苦しめていた『オシャレをするという行為』が他の人の救いとなりうること(トラウマからの開放)についても触れておりますので、奥行きのある物語に仕上がっていると思います。

    『毒姉回避のために偽装婚約を結んだ人形令嬢はエリート騎士に溺愛される(1)』には「【1章】人形令嬢、偽装婚約を結ぶ 僕なんて如何でしょう?」~「【1章】人形令嬢、偽装婚約を結ぶ 呪縛からの解放」(前半)までを収録
  • 人形のように美しく、どこかおっとりとして見える伯爵令嬢ラルカ・ラプルペは、行儀見習いも兼ねて王女エルミラの侍女をしていたが、きっちりと堅実に仕事をこなしている彼女の能力と本人からの強い希望により、侍女からエルミラ付きの文官へと変わった。

    人形のように美しく、どこかおっとりとして見える伯爵令嬢ラルカ・ラプルペは、行儀見習いも兼ねて王女エルミラの侍女をしていたが、きっちりと堅実に仕事をこなしている彼女の能力と本人からの強い希望により、侍女からエルミラ付きの文官へと変わった。
    ある日、領地に住んでいた姉メイシュが王都にやってきて文官になったことがばれてしまった。
    幼い頃より姉の命令は絶対という環境で育ってきたラルカ。
    姉に侍女に戻ること、なるべく早くに結婚をすること、寮を出て王都のタウンハウスで暮らすことを約束させられた。
    エルミラの協力の元、侍女のふりをして仕事を進めていた中、エルミラのお遣いに行った先で、侯爵令息であり王太子の近衛騎士を務めるブラント・ソルディレンと出会った。
    ひょんなことから自分の悩みを打ち明けたところ、ブラントから結婚を急かされて困っているということで『僕と婚約しよう』と提案される。

    互いの利害は完全に一致し、二人はいずれ解消するという約束で、仮初の婚約を結ぶことに。
    姉の言いつけどおりにしたというのに、姉メイシュの束縛は解けない。
    そんなラルカに、ブラントが優しく手を差し伸べて、メイシュからラルカを守るように立ち回ってくれる。
    そうして、二人の甘い偽装婚約生活が始まったのだが――。

    作者より
    異世界恋愛物語は幸せな結婚をすることに主眼を置かれておりますが、この作品は現代の女性のように『仕事がしたい』『結婚をしたくない』『自由に生きたい』といった価値観を持ったヒロインが、自分らしく生きていくため(モラハラからの開放、男女共同参画)に奮闘する姿を描いております。
    また、恋愛に興味のなかったヒロインが、ブラントの優しさや温かさに触れ、恋に落ちていく様、己の価値観が変わっていく様子も見どころだと感じております。
    さらに、ラルカを苦しめていた『オシャレをするという行為』が他の人の救いとなりうること(トラウマからの開放)についても触れておりますので、奥行きのある物語に仕上がっていると思います。

    『毒姉回避のために偽装婚約を結んだ人形令嬢はエリート騎士に溺愛される【完全版】』には「【1章】人形令嬢、偽装婚約を結ぶ」~「【番外編】独身貴族たちの最後の夜」を収録
  • 花井ゆきは孤独に育ち、結婚後も家族のために尽くすが、常に愛に飢え孤独に生きていた。誕生日を一人で祝った翌日、目が覚めたら幼い体になっており、茶色の髪に栗色の瞳をしているモニカ・タウストという男爵令嬢になっていた。

    花井ゆきは孤独に育ち、結婚後も家族のために尽くすが、常に愛に飢え孤独に生きていた。
    誕生日を一人で祝った翌日、目が覚めたら幼い体になっており、茶色の髪に栗色の瞳をしているモニカ・タウストという男爵令嬢になっていた。
    それからずっと貧しいながらもタウスト男爵家の娘としてモニカは愛されながら育った。
    ある日、わけあってタウスト男爵家でお世話をしたベルトーナ伯爵家の王都の屋敷にお世話になることになった。
    そこでは、伯爵夫妻にかわいがられ、美食家と名高いベルトーナ伯爵のために、日夜、おいしい料理やお菓子を作っていた。
    そんなある日、ベルトーナ伯爵の計らいで夜会への参加を提案されたモニカは、無下に断ることもできず参加することを決意する。
    夜会では、人見知りの上に転生していることを秘密にしていたモニカは、なるべく他の貴族との交流を避けつつも、王宮で出される料理を楽しんでいたのだが、令嬢らしからぬ食べっぷりがきっかけで、王子であるジルベルト・スフォルツァに興味を持たれることになった。
    王子はとある秘密を抱えており、これまで笑うこともなく孤独に生きていた。
    「君の料理が気に入って? あの食い道楽のベルトーナ伯爵が?」
    ある日、モニカの料理を食べる機会を得て、彼女と交流を重ねることで少しずつ王子の心にも変化が現れるーー。
    美しく有能で、真面目な王子と食べることが大好きな転生者のモニカが、すれ違いながらも互いに少しずつ心を寄せ合い……。

    <作者より>
    モニカが料理や手芸の才能をつかって活躍する一方、美味しい料理で王子の心もつかみます。
    そしてその優しく慈悲深い心で王子だけでなく周囲の人々にも愛されていく幸せなお話です。
    苦境にめげない女性、強く生きて活躍する女性が好きな方にぜひお読みいただきたいです。

    『愛されることを知らなかった食いしん坊姫(1)』には「夜会に行かねばならぬ」~「奥様の膝痛」までを収録
  • 幼くして娼婦の母を亡くしたマーリャ。娼館を追い出され森の中を彷徨い、ドゥラーク伯爵家の荘園にたどり着いた。

    幼くして娼婦の母を亡くしたマーリャ。
    娼館を追い出され森の中を彷徨い、ドゥラーク伯爵家の荘園にたどり着いた。
    あまりの空腹に果物を盗んで捕まってしまうが、マーリャの前に現れた、まるで天使のような美しい少年エルヴァン・ドゥラークは、マーリャに果物を与え孤児院へ行かせてくれたのだった。

    時がたち、ほんの少し瘴気をはらえる程度の力を持ったマーリャは、薬師として診療所で働いていた。
    ある日、マーリャの元に貴族の使いがやってきた。
    どうやら瘴気を浄化する力を持つペリシエン家の令嬢(聖女)の代わりにとある領地に代わりに行けということだった。
    嘘がばれないためにと持たされた指輪は、自分の許容量をはるかに超えて瘴気を浄化できる不思議な力をもっていた。
    身代わりに戸惑うマーリャだったが、聖女を望んでいるのがドゥラーク伯爵家だと知ると、かつての恩人であるエルヴァンを思い、聖女の身代わりになることを決めたマーリャ。
    「あの日の恩を返したい」
    マーリャはエルヴァンの力になれるかもしれないと思いながら領地に向かったが、再会したエルヴァンは、氷のように冷たい人間に変わり果てていた――。
    「帰りなさい。どこの馬の骨とも分からぬ女を迎え入れるつもりはない」
    最初はマーリャを拒絶する伯爵だったが、身を削りながらも領地を救おうと奮闘する彼女に徐々に惹かれていく。
    しかし、瘴気を取り込みすぎたマーリャは倒れてしまい、エルヴァンは治療だと言ってマーリャの身体に触れ始める……。

    <作者より>
    ファンタジー世界で、ヒロインとヒーローが、互いの存在によって救われる話が書きたくて書きました。
    少しでも楽しんでいただければ嬉しく思います。

    『偽聖女は初恋の伯爵様に抱かれる【完全版】』には「始まりの約束」~「ふたりのこれから 」を収録
  • 幼くして娼婦の母を亡くしたマーリャ。娼館を追い出され森の中を彷徨い、ドゥラーク伯爵家の荘園にたどり着いた。

    幼くして娼婦の母を亡くしたマーリャ。
    娼館を追い出され森の中を彷徨い、ドゥラーク伯爵家の荘園にたどり着いた。
    あまりの空腹に果物を盗んで捕まってしまうが、マーリャの前に現れた、まるで天使のような美しい少年エルヴァン・ドゥラークは、マーリャに果物を与え孤児院へ行かせてくれたのだった。

    時がたち、ほんの少し瘴気をはらえる程度の力を持ったマーリャは、薬師として診療所で働いていた。
    ある日、マーリャの元に貴族の使いがやってきた。
    どうやら瘴気を浄化する力を持つペリシエン家の令嬢(聖女)の代わりにとある領地に代わりに行けということだった。
    嘘がばれないためにと持たされた指輪は、自分の許容量をはるかに超えて瘴気を浄化できる不思議な力をもっていた。
    身代わりに戸惑うマーリャだったが、聖女を望んでいるのがドゥラーク伯爵家だと知ると、かつての恩人であるエルヴァンを思い、聖女の身代わりになることを決めたマーリャ。
    「あの日の恩を返したい」
    マーリャはエルヴァンの力になれるかもしれないと思いながら領地に向かったが、再会したエルヴァンは、氷のように冷たい人間に変わり果てていた――。
    「帰りなさい。どこの馬の骨とも分からぬ女を迎え入れるつもりはない」
    最初はマーリャを拒絶する伯爵だったが、身を削りながらも領地を救おうと奮闘する彼女に徐々に惹かれていく。
    しかし、瘴気を取り込みすぎたマーリャは倒れてしまい、エルヴァンは治療だと言ってマーリャの身体に触れ始める……。

    <作者より>
    ファンタジー世界で、ヒロインとヒーローが、互いの存在によって救われる話が書きたくて書きました。
    少しでも楽しんでいただければ嬉しく思います。

    『偽聖女は初恋の伯爵様に抱かれる(1)』には「始まりの約束」~「押しかけ偽聖女は望まれない 」(前半)までを収録
  • 憧れの騎士団長を追いかけて、騎士団メイドになったフェリ。魔法の全属性を使える能力を持つが、上手く使いこなせていない落ちこぼれのフェリは、幼い頃にそんな自分を認めてくれた団長を崇拝していた。

    憧れの騎士団長を追いかけて、騎士団メイドになったフェリ。
    魔法の全属性を使える能力を持つが、上手く使いこなせていない落ちこぼれのフェリは、幼い頃にそんな自分を認めてくれた団長を崇拝していた。
    しかし、推しである団長の追っかけをしたいのに、気付けばいつも副団長のアークにおっぱいを揉まれてばかり!
    ただのメイドにやたら構ってくるアークのせいで、『副団長のお気に入りの娘』というポジションになってしまった。
    推し以外に構われてもいい迷惑だと思いつつ『危険・粗暴・過酷』と言われるハードな騎士団メイドの仕事も、セクハラしつつもフェリを気にかけてくれるアークのおかげで楽しくこなせていた。
    フェリの憧れは団長のはずなのに、気づけばアーク副団長のことばかり考えてしまっていた……。
    そんなある時、襲われそうになったフェリが心で助けを求めていたのは、団長ではなくアークで――!?

    「俺が消毒してやる」
    素直になれないセクハラ副団長と、開き直りが得意な騎士団メイド。
    すれ違うケンカップルの騒がしくもエッチなラブコメディ!

    <作者より>
    元気でまっすぐ、怒ったり笑ったりと素直な主人公と、初恋を拗らせて幼稚な方法でコミュニケーションをとる年上なのにどこか子供のようなヒーローのラブコメです。
    主人公のフェリと一緒に、たまに呆れつつヒーローのアークに恋してもらえたら嬉しいです。
    そして最後は、どうか二人が二人らしく選んだ結末を見届けてやってください。
    『副団長!おっぱい揉まないでください!(1)』には「プロローグ 憧れを追いかけて」~「目覚めて最初に見る色は」までを収録
  • 憧れの騎士団長を追いかけて、騎士団メイドになったフェリ。魔法の全属性を使える能力を持つが、上手く使いこなせていない落ちこぼれのフェリは、幼い頃にそんな自分を認めてくれた団長を崇拝していた。

    憧れの騎士団長を追いかけて、騎士団メイドになったフェリ。
    魔法の全属性を使える能力を持つが、上手く使いこなせていない落ちこぼれのフェリは、幼い頃にそんな自分を認めてくれた団長を崇拝していた。
    しかし、推しである団長の追っかけをしたいのに、気付けばいつも副団長のアークにおっぱいを揉まれてばかり!
    ただのメイドにやたら構ってくるアークのせいで、『副団長のお気に入りの娘』というポジションになってしまった。
    推し以外に構われてもいい迷惑だと思いつつ『危険・粗暴・過酷』と言われるハードな騎士団メイドの仕事も、セクハラしつつもフェリを気にかけてくれるアークのおかげで楽しくこなせていた。
    フェリの憧れは団長のはずなのに、気づけばアーク副団長のことばかり考えてしまっていた……。
    そんなある時、襲われそうになったフェリが心で助けを求めていたのは、団長ではなくアークで――!?

    「俺が消毒してやる」
    素直になれないセクハラ副団長と、開き直りが得意な騎士団メイド。
    すれ違うケンカップルの騒がしくもエッチなラブコメディ!

    <作者より>
    元気でまっすぐ、怒ったり笑ったりと素直な主人公と、初恋を拗らせて幼稚な方法でコミュニケーションをとる年上なのにどこか子供のようなヒーローのラブコメです。
    主人公のフェリと一緒に、たまに呆れつつヒーローのアークに恋してもらえたら嬉しいです。
    そして最後は、どうか二人が二人らしく選んだ結末を見届けてやってください。
    『副団長!おっぱい揉まないでください!【完全版】1』には「プロローグ 憧れを追いかけて」~「死んでも守るじゃ、足りない覚悟」(前半)までを収録
  • 「経験がないのが問題だったら、俺が相手するぞ?」前世で大好きだった乙女ゲームの世界に転生したことに気づいた、ドレスのデザイナーを目指すシェリー。

    「経験がないのが問題だったら、俺が相手するぞ?」
    前世で大好きだった乙女ゲームの世界に転生したことに気づいた、ドレスのデザイナーを目指すシェリー。
    どこかに推しがいるはずと探し回るが、なんとまだ推しはこの世に産まれていなかった!
    推しの誕生を心待ちにしながらも、シェリーはこの世界の下着が着心地も良くない上、デザイン性もないことに気づく。
    このままでは推しの両親がエッチの時に盛り上がらなくて、生まれてこないかもしれない!
    そう危機感を覚えたシェリーは興奮できる下着を作り始めると、試作品を送ったとある娼館から依頼が舞い込んだ。
    たくましく、片目を覆う眼帯が似合うオーナーのクリードと出会い、どんどん下着づくりに専念していったとある日、
    王族から閨のための下着を作ってほしいと依頼を受けた。
    しかし前世も今世も処女のシェリーは、機能的でよりセクシーなデザインをこれ以上絞り出すことができなかったのだ。
    「誰でもいいから捨てようかな」とつぶやいた言葉を聞いたクリードに「お前を俺の女だと思って抱く」と、その役を買われてしまった!!
    下着のデザインを相談しただけのはずが、どうしてこんなことに――!?
    独占欲強めで絶倫な上にテクニックもすごいワイルド系ヒーローに外堀を埋められちゃう、仕事に一生懸命なヒロインのお話。
    ※本作品は『王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした』に登場するデザイナー、シェリーが主人公のお話です。

    <作者より>
    同じ世界観で全く違う系統の話を書いてみたかったので、今回は異世界転生ヒロインが主人公です。
    Web版は短編でしたので、二人の恋愛の過程と短編のその後について加筆させていただきました。
    はたしてシェリーは推しに会うことが出来るのか。少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。
    『エッチな下着のデザインを相談したら絶倫男に種付けされました(1)』には「第一話 推しが登場するゲームの世界に転生したのに、推しは産まれていなかった」~「第二話 下着のデザインを相談したら、種付けされた」(前半)までを収録
  • 「経験がないのが問題だったら、俺が相手するぞ?」前世で大好きだった乙女ゲームの世界に転生したことに気づいた、ドレスのデザイナーを目指すシェリー。

    「経験がないのが問題だったら、俺が相手するぞ?」
    前世で大好きだった乙女ゲームの世界に転生したことに気づいた、ドレスのデザイナーを目指すシェリー。
    どこかに推しがいるはずと探し回るが、なんとまだ推しはこの世に産まれていなかった!
    推しの誕生を心待ちにしながらも、シェリーはこの世界の下着が着心地も良くない上、デザイン性もないことに気づく。
    このままでは推しの両親がエッチの時に盛り上がらなくて、生まれてこないかもしれない!
    そう危機感を覚えたシェリーは興奮できる下着を作り始めると、試作品を送ったとある娼館から依頼が舞い込んだ。
    たくましく、片目を覆う眼帯が似合うオーナーのクリードと出会い、どんどん下着づくりに専念していったとある日、
    王族から閨のための下着を作ってほしいと依頼を受けた。
    しかし前世も今世も処女のシェリーは、機能的でよりセクシーなデザインをこれ以上絞り出すことができなかったのだ。
    「誰でもいいから捨てようかな」とつぶやいた言葉を聞いたクリードに「お前を俺の女だと思って抱く」と、その役を買われてしまった!!
    下着のデザインを相談しただけのはずが、どうしてこんなことに――!?
    独占欲強めで絶倫な上にテクニックもすごいワイルド系ヒーローに外堀を埋められちゃう、仕事に一生懸命なヒロインのお話。
    ※本作品は『王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした』に登場するデザイナー、シェリーが主人公のお話です。

    <作者より>
    同じ世界観で全く違う系統の話を書いてみたかったので、今回は異世界転生ヒロインが主人公です。
    Web版は短編でしたので、二人の恋愛の過程と短編のその後について加筆させていただきました。
    はたしてシェリーは推しに会うことが出来るのか。少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。
  • 止まっていた時間の果てで、運命が巡り出す――。公爵令嬢のセリーナは、異世界からきた聖女と恋に落ちた王子に、公の場で婚約破棄してほしいと宣言された。

    止まっていた時間の果てで、運命が巡り出す――。
    公爵令嬢のセリーナは、異世界からきた聖女と恋に落ちた王子に、公の場で婚約破棄してほしいと宣言された。
    王太子と結ばれることが使命であり、未来の王妃として人生のすべてを捧げていたセリーナはそれを受け入れ、二人を祝福した。
    惨めな気持ちで残っていたセリーナの前に現れたのは、ハズレの森に住んでいる、国民の誰からも恐れ敬われている偉大な魔法使い・グレイフィール。
    なぜかグレイフィールに連れ出され、そのままハズレの森で彼の弟子となってしまった。
    魔術を学びながらウサギ型の精霊やしっかり者の従者にも支えられ、徐々に明るさを取り戻していく。
    そんな日々を送るうちに、彼女はグレイフィールの大きな秘密を知ることになる。
    それはセリーナ自身にも関わる秘密のようで……
    これは、心に傷を負った少女が、本当の自分と幸せを手に入れるまでの物語。

    <作者より>
    不憫な美少女が本当の居場所と幸せを掴む話を書きたい。
    それがこの物語のスタートでした。
    WEB連載時に描ききれなかったものを全部込めました。
    セリーナの選んだ結末を見守っていただけたら幸いです。
    『ハズレの森の魔法使い~婚約破棄された令嬢が大魔法使いの最愛になるまで~(1)』には「第一章 大魔法使いとの出会い」~「第一章 ニールの優しい願い」までを収録
  • 止まっていた時間の果てで、運命が巡り出す――。公爵令嬢のセリーナは、異世界からきた聖女と恋に落ちた王子に、公の場で婚約破棄してほしいと宣言された。

    止まっていた時間の果てで、運命が巡り出す――。
    公爵令嬢のセリーナは、異世界からきた聖女と恋に落ちた王子に、公の場で婚約破棄してほしいと宣言された。
    王太子と結ばれることが使命であり、未来の王妃として人生のすべてを捧げていたセリーナはそれを受け入れ、二人を祝福した。
    惨めな気持ちで残っていたセリーナの前に現れたのは、ハズレの森に住んでいる、国民の誰からも恐れ敬われている偉大な魔法使い・グレイフィール。
    なぜかグレイフィールに連れ出され、そのままハズレの森で彼の弟子となってしまった。
    魔術を学びながらウサギ型の精霊やしっかり者の従者にも支えられ、徐々に明るさを取り戻していく。
    そんな日々を送るうちに、彼女はグレイフィールの大きな秘密を知ることになる。
    それはセリーナ自身にも関わる秘密のようで……
    これは、心に傷を負った少女が、本当の自分と幸せを手に入れるまでの物語。

    <作者より>
    不憫な美少女が本当の居場所と幸せを掴む話を書きたい。
    それがこの物語のスタートでした。
    WEB連載時に描ききれなかったものを全部込めました。
    セリーナの選んだ結末を見守っていただけたら幸いです。
  • 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。

    難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。
    死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。
    転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。
    侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。
    転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。
    時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。
    とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。
    自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。

    <作者より>
    記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。
    家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。

    『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~(1)』には「プロローグ」~「魔術院監察官長の閑話」までを収録
  • 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。

    難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。
    死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。
    転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。
    侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。
    転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。
    時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。
    とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。
    自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。

    <作者より>
    記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。
    家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。

    『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~【完全版】1』には「プロローグ」~「遅ればせのプロポーズ」までを収録
  • 幼い頃、自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを思い出したキアラ。処刑は免れたものの、代わりに与えられた条件は、第一王子・ユーリとの婚約破棄、一切の魔術学習の禁止、外出禁止、そしてユーリに【魔力の提供をすること】だった。

    「キアラ、今夜も始めようか」
    幼い頃、自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを思い出したキアラ。
    せっかく憧れの魔法の世界に生まれ変わったんだから、幸せに生きていきたい。誰にも嫌われず、邪魔しないようにしよう、そう思っていたのに、2年前、魔王退治のために召喚された聖女から『キアラは悪役令嬢で、いずれ魔王に加担してこの国を滅ぼすことになる。だからその前に始末してほしい』と言われ何もしていないのに投獄された。
    なんとか処刑は免れたものの、代わりに与えられた条件は、第一王子・ユーリとの婚約破棄、一切の魔術学習の禁止、外出禁止、そしてユーリに【魔力の提供をすること】だった。
    キアラの身に宿る膨大な魔力を魔王に利用されないため、ユーリに房中術を使って吸収してもらい、その魔力を国防に活用する。
    そのためにこの2年間、キアラとユーリは10日毎に体を重ねていた。
    しかし一向に解決しない魔王問題に、不安や不満を募らせるキアラ。そんなキアラの気を紛らわせるため、ユーリが一つだけ魔法を教えてくれることに。
    ふたりでこっそりと魔法の練習をするうちに、軟禁生活でこじれてしまった関係が良くなっていく。
    ところがキアラはある日、実はとっくに魔王は討伐されていたことを知ってしまう……

    <作者より>
    Web投稿R18作品として掲載していたものです。設定や内容など加筆修正しています。
    本編だけではなく、ユーリとキアラ過去編ではユーリがキアラと出会ったシーンや、初めての儀式、決意などユーリ視点での物語を、人魚の楽園編は本編終了後の二人のお話が追加となっています。

    『悪役令嬢は第一王子に搾取される~魔王討伐までは我慢します~(1)』には「第一話 悪役令嬢は返事をしない」~「第五話 ユーリの魔術披露」までを収録
  • 幼い頃、自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを思い出したキアラ。処刑は免れたものの、代わりに与えられた条件は、第一王子・ユーリとの婚約破棄、一切の魔術学習の禁止、外出禁止、そしてユーリに【魔力の提供をすること】だった。

    「キアラ、今夜も始めようか」
    幼い頃、自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを思い出したキアラ。
    せっかく憧れの魔法の世界に生まれ変わったんだから、幸せに生きていきたい。誰にも嫌われず、邪魔しないようにしよう、そう思っていたのに、2年前、魔王退治のために召喚された聖女から『キアラは悪役令嬢で、いずれ魔王に加担してこの国を滅ぼすことになる。だからその前に始末してほしい』と言われ何もしていないのに投獄された。
    なんとか処刑は免れたものの、代わりに与えられた条件は、第一王子・ユーリとの婚約破棄、一切の魔術学習の禁止、外出禁止、そしてユーリに【魔力の提供をすること】だった。
    キアラの身に宿る膨大な魔力を魔王に利用されないため、ユーリに房中術を使って吸収してもらい、その魔力を国防に活用する。
    そのためにこの2年間、キアラとユーリは10日毎に体を重ねていた。
    しかし一向に解決しない魔王問題に、不安や不満を募らせるキアラ。そんなキアラの気を紛らわせるため、ユーリが一つだけ魔法を教えてくれることに。
    ふたりでこっそりと魔法の練習をするうちに、軟禁生活でこじれてしまった関係が良くなっていく。
    ところがキアラはある日、実はとっくに魔王は討伐されていたことを知ってしまう……

    <作者より>
    Web投稿R18作品として掲載していたものです。設定や内容など加筆修正しています。
    本編だけではなく、ユーリとキアラ過去編ではユーリがキアラと出会ったシーンや、初めての儀式、決意などユーリ視点での物語を、人魚の楽園編は本編終了後の二人のお話が追加となっています。

    『悪役令嬢は第一王子に搾取される~魔王討伐までは我慢します~【完全版】1』には「第一話 悪役令嬢は返事をしない」~「第十三話 ユーリとシン様」までを収録
  • 超絶イケメン(同族には非モテ)に積極的にアピールする女の子(同族にモテモテ)と、突然超絶魅力的な女の子にアピールされて戸惑うイケメンの織りなすポップでエッチなラブコメディ。

    「もっと乱れて、俺を求めろよ。お前は、俺だけを見て、俺だけ感じていればいい」
    異世界に転生したら、天使のような白く大きな羽の生えた有翼種だったミア。同族の美醜を羽で判断する世界で、ミアは幸運なことに『有翼種的には』超絶美少女だった。
    「折角美少女に転生したんだから、できたら自分好みのイケメン(前世基準)をゲットしたい!」
    そんな欲望を胸に、国家主催で1年に1度開催されるお見合いに挑んだミア。超絶美少女としてこの世界で高嶺の花的存在のミアは、到着早々たくさんの男性に求愛されるが、正直好みの男性はいない。
    そんな時出会ったのは、信じられないほど超絶美形の軍人グレン。顔がかっこいいのはもちろん、イケボで大人なグレンは明らかに自分とは縁がない……かと思いきや、なんとグレンはこの世界では非イケメン認定!? そう、グレンの持つグレーの羽では有翼種の女性からは全くモテないのだ。
    ミアに突然声をかけられ、はじめは当然のように警戒したグレンだったが、どうやら本気でアプローチしてきているミアに、徐々に夢中になりのめり込んでいく――。

    超絶イケメン(同族には非モテ)に積極的にアピールする女の子(同族にモテモテ)と、突然超絶魅力的な女の子にアピールされて戸惑うイケメンの織りなすポップでエッチなラブコメディ。
    甘くドSで絶倫なグレンとの出会いから、爛れた発情期とラブラブな新婚生活まで!

    <作者より>
    濃厚な発情ラブシーンが沢山ありますので、オメガバースものが好きな方、獣人ものが好きな方、ドSなヒーローがお好きな方、軍服がお好きな方、美醜逆転ものがお好きな方、ぜひぜひご覧ください!
    独特の美醜感のある世界で、魅力的な女の子(種族的には)が自分好みの超絶男前(種族的には非イケメン)を追いかけたり、いつの間にか逆に追いかけられて甘々に口説かれていたリするラブコメディです!
    嬉しいと羽がパタパタ動いたり、悲しいと羽がぺたん、と萎れたりする二人の姿や、物理的にも強いヒロインが活躍したり、いつも余裕のある態度を崩さない危険な男の色香が漂う男前(実はピュア)が照れたり、内心で悶えていたりしながら、ヒロインに振り回される姿を、ぜひぜひお楽しみ下さい!
  • 超絶イケメン(同族には非モテ)に積極的にアピールする女の子(同族にモテモテ)と、突然超絶魅力的な女の子にアピールされて戸惑うイケメンの織りなすポップでエッチなラブコメディ。

    「もっと乱れて、俺を求めろよ。お前は、俺だけを見て、俺だけ感じていればいい」
    異世界に転生したら、天使のような白く大きな羽の生えた有翼種だったミア。同族の美醜を羽で判断する世界で、ミアは幸運なことに『有翼種的には』超絶美少女だった。
    「折角美少女に転生したんだから、できたら自分好みのイケメン(前世基準)をゲットしたい!」
    そんな欲望を胸に、国家主催で1年に1度開催されるお見合いに挑んだミア。超絶美少女としてこの世界で高嶺の花的存在のミアは、到着早々たくさんの男性に求愛されるが、正直好みの男性はいない。
    そんな時出会ったのは、信じられないほど超絶美形の軍人グレン。顔がかっこいいのはもちろん、イケボで大人なグレンは明らかに自分とは縁がない……かと思いきや、なんとグレンはこの世界では非イケメン認定!? そう、グレンの持つグレーの羽では有翼種の女性からは全くモテないのだ。
    ミアに突然声をかけられ、はじめは当然のように警戒したグレンだったが、どうやら本気でアプローチしてきているミアに、徐々に夢中になりのめり込んでいく――。

    超絶イケメン(同族には非モテ)に積極的にアピールする女の子(同族にモテモテ)と、突然超絶魅力的な女の子にアピールされて戸惑うイケメンの織りなすポップでエッチなラブコメディ。
    甘くドSで絶倫なグレンとの出会いから、爛れた発情期とラブラブな新婚生活まで!

    <作者より>
    濃厚な発情ラブシーンが沢山ありますので、オメガバースものが好きな方、獣人ものが好きな方、ドSなヒーローがお好きな方、軍服がお好きな方、美醜逆転ものがお好きな方、ぜひぜひご覧ください!
    独特の美醜感のある世界で、魅力的な女の子(種族的には)が自分好みの超絶男前(種族的には非イケメン)を追いかけたり、いつの間にか逆に追いかけられて甘々に口説かれていたリするラブコメディです!
    嬉しいと羽がパタパタ動いたり、悲しいと羽がぺたん、と萎れたりする二人の姿や、物理的にも強いヒロインが活躍したり、いつも余裕のある態度を崩さない危険な男の色香が漂う男前(実はピュア)が照れたり、内心で悶えていたりしながら、ヒロインに振り回される姿を、ぜひぜひお楽しみ下さい!

    『羽より顔で選んだら絶倫軍人を独り占め!?(1)』には「プロローグ」~「本編 美形にはいつまでたつても慣れない」までを収録
  • 社畜女子がもふもふ聖獣のお世話係となって世界を救う!? いや、あっちの“お世話”もするなんて聞いてません!

    社畜女子がもふもふ聖獣のお世話係となって世界を救う!? いや、あっちの“お世話”もするなんて聞いてません!

    ブラック企業の社畜として毎晩遅くまで残業三昧の芦原美夜。メンタル闇落ち直前の美夜の唯一の癒しは、動物たちのもふもふ動画だけ。
    その日も夜遅くに会社を出た美夜は、真っ白なもふもふの子犬を助けようと道路に飛び出した。
    ――はい、どうやら異世界転移してしまったらしい。しかも、もふもふの子犬は異世界で崇められている水の聖獣で、美夜は聖女アーシャとしてその子犬……もとい聖獣様のリオを立派に育てる役目を与えられてしまう。
    「社畜から抜けだせた上に、もふもふわんこのお世話ができるなんて!」
    喜んでもふもふのリオ様のお世話係として過ごしていたある日、リオが小悪魔系美少年に変身した!
    しかも、年下とは思えない色気をダダ漏れさせてアーシャに迫ってくる始末。
    どうやら“お世話”にはそっちの“お世話”も含まれているとのこと。
    さらに、ラテン系マッチョ(元の姿はどう見てもハムスター)、ツンデレ美青年(元の姿はどう見ても垂れ耳ウサギ)のお世話もすることになり、アーシャと3人の美男子の溺愛ハーレム生活が始まる!

    <作者より>
    現実逃避にピッタリ!
    もふもふに癒され、年下&年上の個性的な男子たちに無条件で愛される、疲れた心と身体に優しいちょっとだけ大人向けのラブコメです。

    『異世界で聖なるもふもふのお世話係~夜は私がなでなでされて困ります!~(1)』には「底辺社畜からVIP扱いの聖女になる」~「ウマい話には甘いワナがある」までを収録

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