『ライトノベル(ラノベ)、ファンタジー、花衣沙久羅、1円~、配信予定を除く』の電子書籍一覧
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1993年。上海では改革・開放の嵐が吹き荒れ、急激な発展が続いていた。ストリートキッズ・チーム「紅」のリョウは、チームの中心的存在である少年。心を病んだ母親と二人で暮らしている。音楽の才能に恵まれたリョウは、かつてピアニストであった王詩祥という男のもとでレッスンを受ける一方、白虎という高名な武闘家の訓練所にも出入りしている。訓練所には「紅」と対立するチーム「鬼」のリーダー、鋭もいるのだが、ある日鋭とケンカになったリョウは、決着をつけるために……!?
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1996年7月。リョウは日本にいる父親を訪ね、拒絶される。息子とは認められず、兄である翼とも今後一切関わるなと、小切手を手渡されて…。そして、リョウにはそれを受け入れるよりほか、何もできなかった。――半年後。香港では、暗殺未遂事件が起きる。暗殺者「緋」(リョウ)は、度重なる失敗のため窮地にたたされていた。母親の命を盾に取られ、次の任務での失敗は許されない。しかし「緋」はまた失敗を繰り返してしまう。追い詰められた「緋」は、母親を連れて逃げる決心をするが…!
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カイを思い、不安定な心模様のシエルのもとに、とある効力を持つ石――解想石(ピエタ)の情報がもたらされた。早速スペースマフィアと化して奪取したシエルは、ささいなミスから騎士たちと離れ離れに! ひとりさまようシエルを助けたのは、トップアイドルグループWishのメンバー、コウだった。無邪気な天使種(アンジェロス)にたちまち惹かれるコウ。そして、シエルもまた…。今、考えられるのは、新たに出逢った互いのことだけ。苦しい恋に傷ついた、天使と悪魔の逃避行――解想石の奇跡の始まりだった。※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
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広域宇宙捜査官(GSD)の職務に戻ったカイと、離れ離れになったシエル。ごきげんななめの黄金の君主は、それでもきっちり仕事をこなす。いつものように、闇のおしごと――スペースマフィアとして活躍するシエルは、銀河警察機構の強制捜査に引っかかってしまった! 捜査官のなかにはカイの姿もあった。敵味方の関係にありながら、久しぶりの逢瀬に酔う恋人たちの幸せな時間――は、ほんのつかの間。チャイナスペースマフィアの黒い影がしのびより、二人の仲は意外な方向に展開して……!? ※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
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国民のDNAデータを盾にとられ、自分がクローンである秘密まで掴まれたシエルは、海凰(ハイファン)との婚姻を迫られる。思いあまってシエルは自殺――左手首をかき切った! 一方、海凰の代用品であることをやめた海龍(ハイロン)は、革命を起こして帝都制圧を果たす。が、それはひとときの夢に過ぎなかった。……かろうじて命の灯火がある恋人を抱きしめ、カイは南の樹海まで逃れる。他の星では見られない、気を放つ樹樹。まだ二人は、この衛星シャンハイで再会したことの、真の意味を知らなかったのだ。※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
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広域宇宙捜査官(GSD)のカイは、エヴァンジェリスタ公国君主であり、スペースマフィアのボスでもあるシエルを追跡している最中に、シエルとともに未知の惑星へとワープしてしまった。そこで二人がまず目にしたのは、腹部に短剣が刺さった少年の姿だった! カイとうりふたつの顔をしたその少年は、キ・アヌという名でエリドゥ王国の王子であるらしい。キ・アヌに仕える神官・アシュナンは、死んでしまったキ・アヌの替え玉になってくれとカイに言うのだが、それがカイとシエルの受難の始まりで……? ※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
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サーラはここ、馬を駆り、大草原に暮らすモンゴリン星ではほかに姿をみない天使種(アンジェロス)。少年戦士部門の全国大会で連続優勝、好感度No.1のカイと知り合いになれたのは、荒馬馴らしがきっかけだった。珍しがられる未分化の体にとらわれず、優しく接するカイ――二人の距離が縮まるまでそう時間はかからなかった。しかし、婚約期間も終わりに近づき、幸せ一色だったサーラはなぜか不吉な予感におののく。恋人の訴えにとりあわなかったカイをあざわらうかのように、悲劇は結婚式前夜に起こった! ※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
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消えた花嫁(サーラ)を探そうと、カイが広域宇宙捜査官(GSD)になって2年。仕事中に見かけたサーラそっくりの天使種(アンジェロス)は、エヴァンジェリスタ公国の君主・シエルだった。しかも、この若き王は裏の世界でも有名らしい。捜査官の任を解かれ、シエルの護衛に回されたカイは、サーラとは違う尊大な態度に反発し、辱めてしまう。混乱したシエルはいったん処刑を命じるが、事態は一転、今度はなんとカイとの「けっこん」を宣言! 自分から離れゆくシエルの行動に対し、オルフェがめぐらせた策謀とは!? ※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
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水月と藤林長門が同一人物!? 兄・信康を連れ帰ると宣言し、藤林の屋敷へと戻っていった郁姫を追って、伊賀の山中に踏み込んだ健士郎。そこで出会った少女・楓は水月の娘だという。そして、彼女の話からさらに驚くべき事実が明らかになる……。一方、自らの意志で再び囚われの身となった郁姫は、すべてを捧げて仕えたい、と信康に申し出る。だが、彼のゆがんだ心はどうしても癒されることはなかった。藤林のためにその肉体で織田信長を籠絡せよ――これが郁姫に与えられた命令だった!
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東京湾に浮かんだ最新型の人口島にある中高六年制の全寮制男子校・東京緑翠学院――人々からは、「トキオ・ヘヴン」なんて愛称で呼ばれている――に翔の双子の弟・薫が編入してきた! 片時も離れることのなかった半身との再会を喜ぶ翔だが、満月の夜の「変態(メタモルフォシス)」や健士郎の存在など、薫の知らない秘密を持つことへの戸惑いもあった。薫の方も、翔の秘密を少しずつ知るにつれ、健士郎への憎悪を募らせる。そんなとき、学院祭の演劇で『マクベス』の上演が決定、翔たちにも出演の依頼が……。
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斉が神火の中に消えてから、ひと月あまり。明琉、香樹たち神魂を継ぐ七人の「神子」は、八魔途を開き現世に満ちた魔獣を退治する日々を送っていた。この間、明琉の指導者となっていたのは香月。ふたりの間には新たな主従関係が芽生え、結びつきは急激に深まっていった。そんな時北九州市上空に、陽炎のような七色の光に包まれた浮遊都市・神都が出現した。神都が見える時は、倭の地が終末に向かう時だという。滅びはいまや夢ではなく、神都に乗って現代の神子たちに迫りつつあった。※あとがきは収録されていません。
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黄泉国に留まった明琉は、斉への思いを募らせていた。しかし斉の目的は、狗奴一族の怨みを晴らし、現世を幽世の支配下に置くことにあった。斉は、明琉の肉体を媒介にして境界樹に魔獣の力を注ぎ込み、現世に決定的なダメージを与えようとしていた。宗像三兄弟の祭祀によって魔獣を体内に詰め込まれ、明琉の力は膨大にふくれあがる。一方、出雲から帰った香樹の兄の香月は、黄泉に囚われた明琉を奪回しようとしていた。香月は、邪馬台国の神祇長官・日都岐の神魂を継ぐ者だったのだ。※あとがきは収録されていません。
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イギリスはエディンバラで、十年に一度、ヴァンパイアたちの祝祭である満月祭(ムーン・フェスタ)が開催される。今回は特に、王位継承の儀式も執り行われるという。もっとも王位に近い男・酒井健士郎。彼は、ヴァンパイアの運命を変えるエンジェルとして、翔を連れてきた。それを阻止せんとするリチャードは、翔と入れ替わるように女性体(フィメイル)となった薫を伴う。そして、健士郎を憎む者同士の間で交わされた契約……。宿命の日が迫り、薫は自らの危険に気がつかないまま、健士郎達を相手に罠を演じる――。
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西暦2020年。東京湾に浮かんだ最新型の人口島に立つ中高六年制の全寮制男子校・東京緑翠学院。人々からは「トキオ・ヘヴン」なんて愛称で呼ばれている。ここにやってきた転校生が、新田翔――華奢で、声変わりもまだで、ちょっと見はかわいい女のコ、しかも、満月の夜になると身体が銀色に輝くという秘密もあった。双子の弟と引き離された一人きりの学校生活に不満だらけの毎日を送る翔。だが、満月が近づいたある夜のこと、「丘の上の天文台」で、生徒会長の酒井健士郎と出会って……。
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兄・信康の切腹は、郁姫の心に深い傷を残した。なんとかこれまで通りの生活を送っていられるのは、守り役・健士郎が献身的に仕えてくれているから。しかし、その健士郎が兄の死に深く関与していた事実はどうしても許せなかった――。そんな郁姫に織田信長のもとへ使者として出向くよう、父・家康からの命令が下る。遅咲きの桃が咲き誇る琵琶湖畔の山中で、鷹狩りに出かけていた信長と偶然の対面を果たす郁姫と健士郎。だが、その直後、郁姫が何者かに拉致され、行方不明になってしまった!
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斉が行方不明になってから、一週間以上がたった。神子としての記憶が甦りつつある明琉は、毎夜斉の夢を見ていた。夢の中では、明琉は邪馬台国の女王・卑弥呼。斉は敵国・狗奴国王の速彌。速彌を見て卑弥呼はひと目で恋に落ちたのだった……。剣道の県大会に出場した明琉は、快調に勝ち進むが、明琉は自分を操る斉の気配を感じる。次の対戦相手は、強豪・宗像三兄弟を擁する神湊学園。三兄弟の多紀理と対戦した明琉の周りで突然異変が起こった。場内の時間が止まってしまったのだ! ※あとがきは収録されていません。
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明琉は高校二年生。幼なじみの香樹、親友の斉と平和な学園生活を送っていた。学校の帰り道、古代の青銅の剣を発見した斉は≪待ちわびた≫という何者かの声を聞く。謎の声に導かれて魔獣が出現し、斉の封じられた記憶がよみがえった。その後、明琉の高校では奇妙な噂が立ち始めた。斉の発見した古墳には卑弥呼の呪いがかかっていて、行方不明者が出ているという。しかも現場近くで明琉らしい人物が目撃されていた。まったく記憶がない明琉だったが、明琉の体には魔獣が入り込んでいたのだ! ※あとがきは収録されていません。
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「あれは私を、両親に代わって愛でてくれた男だ」彼方をなつかしむ静かな声で郁巳が語りだす――。時は戦国、織田信長の天下統一が軌道に乗り始めた頃。徳川家康と正室・築山御前の間に生まれた二人目の姫君・郁姫は五歳。歳に似合わぬ知性と美貌に加え、特殊な霊力まで備えた巫女姫だった。それゆえに近寄る者もなく、兄の信康を唯一の心の支えに暮らしていた。だが、信康の邪な心に気付いた後見役の酒井忠次は、姫の護衛兼守り役をある人物に依頼する。それが酒井健士郎だった……。
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