『ライトノベル(ラノベ)、BL、白泉社、小椋ムク、501円~800円、雑誌を除く』の電子書籍一覧
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幼い妹弟のため、亡き両親や兄のため、自分のことは二の次で身を粉にして働いてきた百姓の玄。けれど領主の悪政のため、苦しい毎日を送っていた。そんなある日、玄は雑兵に切りつけられ深い傷を負ったところを金色の燃えるような瞳を持つ人狼・空耶に助けられる。そして連れていかれた先にいたのは、悪政をはたらく領主の息子で、なんと彼と玄は瓜二つであった。そこで玄は、打倒領主のために身の危険のある影武者を持ち掛けられ……異形の人狼×影武者のドラマチック時代ファンタジー!書き下ろし短編「しっぽの行方」収録。(この作品は、小説花丸Vol.67~70掲載「狼憑きの身代わり若様 第一話~第4話」を加筆修正して収録しております)
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「そうか……、これは罰、なんだな―――」左門寺建設の後継ぎとして育てられた辰哉は、6年ぶりに留学先のイギリスから帰国した。その足で駆け付けたのは、自分の気位の高さから、幼い頃深く傷付けてしまった従弟のメイのもとだった。この数年で幸せそうに笑えるようになっていたメイの様子になぜか打ちのめされてしまった辰哉。そんな辰哉にさらなる追い打ちをかける出来事が。留学中に会社が乗っ取られ、業績悪化で経営の危機だというのだ。突然現れた出資企業の凄腕担当者・与謝野に、傘下に入ることを迫られ、辰哉は激しく反発するが!? やり手のエリートリーマン×素直になれないトラウマもち御曹司の雪解け愛! 「きみがくれたぬくもり」スピンオフ登場。書き下ろし短編「家族不全症の恋人」収録! (この作品は、小説花丸Vol.45~48掲載「恋愛不安症の孤独~きみがくれたぬくもり 辰哉編~ 1~4」を加筆修正して収録しております)
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母親の一言をきっかけに、ぬいぐるみの「くま」を介してしかしゃべることができなくなってしまったメイは、母親が亡くなり施設に入ってからもその奇妙な行動のせいで孤立していた。そんな中支えになってくれたのは、年上のお兄ちゃん・倉本だった。倉本はメイとメイの代わりにしゃべるくまを、初めて二人セットで認めてくれたのだ。「ずっとお兄ちゃんと一緒にいられますように」そう思っていた矢先、メイは伯父に引き取られることになり、二人は離れ離れになってしまう。数年後、引き取り先でも過酷な生活を送るメイのもとに、倉本そっくりの斎賀と名乗る男があらわれ……!?優しい想いが傷ついた心を癒す、愛とカタルシスの物語―――。書き下ろし短編「きみがくれたしあわせ」収録!(この作品は、小説花丸Vol.31~34掲載「きみがくれたぬくもり1~4」を加筆修正して収録しております)
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その日、乃木洋一郎は一月の寒空の下で酔って道に蹲っていた笹倉優人を仕方なく家に連れ帰った── 乃木は大学生でデビューして八年目の人気作家だ。大御所作家に誘われ付き添いで行ったバーで見かけた気の弱そうな青年を成り行きで介抱しただけの筈だったが……断れない酒をつぶれる程に飲まされた上に財布と鍵を失くし、さらにアパートにはストーカーのような女。こいつには危機管理能力も思考能力も無いのか、と呆れながらも優人を放っておけなくなってしまった乃木は彼をしばらく家に置くことにして……!?
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