『ライトノベル(ラノベ)、木々、新着を除く』の電子書籍一覧
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エヴァンタイユ宮では異変が起きていた。昨夜、王子ジェラールがフィリップ王太子を殺したと濡れ衣を着せられ囚われたのだ。近衛のルコントは解任され王女アデライドはおののくだけ。謀反人として幽閉されたジェラールはイブ・アントアーヌの妖しいまでの美貌に思いを馳せていた。その頃、イブは「魔術候」ルドルフの仮の邸で激しい眩暈と戦っていた…。『レマイユの吸血鬼』運命の完結編。
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吸血鬼の血を引くレマイユ伯イブは、観劇の途中何者かに拉致されてしまう。犯人は、都を騒がせているならず者集団の「ヴァンピル党」。どうやらイブは、アンジュ公爵家子息シャルルと間違われたらしい。アンジュ家では、近々親戚のコルニション伯に家名を譲ることになっていた。難を逃れたイブは、第二王子ジェラールに、コルニションを捕まえる手助けをして欲しいと頼まれるが……。
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アデライド王女のお気に入りの侍女シャルロットが行方不明になり、その正体が吸血鬼(ヴァンピル)という噂がたった。レマイユ伯イブは、第二王子ジェラールの依頼で、シャルロットの行方を探すことになったが――。(花園の媚薬)/飲めばたちまち夢心地、と巷で噂の「恋の妙薬」。それを飲んだマダム・パナシェの恋人は、無残な死を遂げる。イブとジェラールは、真相解明に乗り出すが――。(蜜蜂の偽薬)
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花の都フォレ。王宮エヴァンタイユでは、このところ貴婦人が立て続けに殺され、吸血鬼の仕業との噂で持ちきりだった。事件解明にあたった第二王子のジェラールは、かつて吸血鬼退治の王命を受けたとされる「薔薇の騎士」の一族、レマイユ伯爵家の末裔を訪ねることに。レマイユ伯イブ・アントアーヌは、妖しいほどの美貌の青年。秘密劇場の舞台に立つ彼には、ある裏の顔があって……。
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古のヴァンピルが棲んだと伝えられる辺境候領について、近ごろ噂が流れていた。魔術候と呼ばれる辺境候ルドルフの使う得体の知れない魔法で、領民が屍肉を食らう魔物に変じている、というもの。魔物退治に精を出すイブ・アントアーヌとしては、魔物を生み育てられてはかなわない。いっそのこと出所に赴こうかと思った時、現れたのはジェラール・オーギュスト。癪にさわる王子殿下だった!!
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吸血鬼退治を生業とする『薔薇の騎士』は病知らずの身。しかし薔薇香漂う蝙蝠館のサロンには身体に変調を来したイブ・アントアーヌがいた。「新しいヴァンピル」と名乗るコルニション伯爵と争い、その血を啜った後のことだ。イブには気がかりがあった。ローゼンブルクの領主「魔術候」にまつわる悪い噂だ。衰弱した身体でイブは、辺境の地ローゼンブルクへ旅することを思い立つのだったが…。
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