『ライトノベル(ラノベ)、秘蜜の本棚、2017年12月1日以前』の電子書籍一覧
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今まで自ら男性に口戯などすることのなかったお嬢様気質の弥生。
フランス人メイド:マリーと少年執事のトオルから、『躾』と称した口戯レッスンが始まった。
マリーの股間には疑似ペニス。口戯が未熟な場合『お尻叩き』の罰を弥生に与えることになっている。
「うぅっ…いやぁ…もぉいやぁ……」
トオルから与えられる罰を、涙目になりながら耐える弥生。
だが、言葉とは裏腹に、熱い視線と吐息を漏らし、身体は悦びを感じるようになっていた。
その頃、栖原グループの会長:康秀は、マリーの妹:エマと婚約するため、13歳の誕生日に処女を奪う計画を立てていた。
誕生日を前にしたある日、待ちきれない康秀は思いもよらぬ行動に出た。 -
「奥様への直接性交のご許可をいただければ」
「いいだろう」
男性経験の乏しい妻:弥生を、『館』の少年執事:トオルが調教する。
そのことに同意したのは、弥生の夫:潤一郎。
弥生がどんな女に変わるのか――ズクッと下半身が重くなるのを潤一郎は感じていた。
「あ…あぁ……いや……そんなところ……あぁ、やめてぇ……」
「本当? 止めてほしい?」
弥生は初めて触れられ、舐められて掘り起こされるドロリと重い淫悦に浸り始めた。
夫から受ける愛撫とは全く違う快感に戸惑いながらも……。 -
白石凪人と八神吾朗は付き合いだして三ヶ月のほやほやカップル。
会社でもいちゃつきたい凪人とは対照的に、吾朗の反応はいまいち冷たく、苛立ちを隠せない。
そんな時、かつて同僚だった美月が現れる。男女が見惚れるほどの美形の持ち主だ。
「八神チーフと美月さんだけど、まだ付き合ってんのかしら」
(吾朗と、美月さんが付き合ってた?……)
聞きたくなかった噂話が頭から離れない。
憔悴している凪人のもとに、噂話の張本人が急接近する。
凪人・吾朗・美月の三角関係には一体どんな結末が!? -
「『躾』の為っていない奥様は、私が『躾』をさせていただきましょう」
ある企みを見破られ、その『罰』として少年執事トオルの『調教』を受けることになった弥生。
「だって……アタ、アタクシ…男の人には感じないのですもの」
幼い頃から女性同士の愛に浸ってきた弥生は、夫との夜でも感じることがなかった。
若い男に抱きすくめられ、首筋に這う唇から逃れようとする弥生は、まるで処女のようにもがき続けた。
自分よりずっと年下の少年の指が信じられないほど軽く触れて神経をざわめかせる。
「はぅ…っん……そん、な……」
「いけない奥様だ……」
ヒクッと弥生の怯える視線がトオルの顔に向けられる。そこにあるのは――残酷なまでの『調教師』の微笑み。
次第に従順になってゆく弥生に、トオルはある宿題を出した。
その宿題とは……。 -
私まさか……痴漢の手に、感じてるの?
ショーツとストッキングの布越しだというのに……自分の手での慰めよりも、遥かに大きな快感があったのだ。その事に、驚かずにはいられない。
……イヤ……どうして? 怖いのに、気持ち悪いのに……イヤなの、に……?
気持とは裏腹に、私の身体はひどく感じていた。こんな痴漢の手によって。
仕事に関しては一切の妥協を許さない31歳のミクは、鬼主任と呼ばれているが、本人もそれなりにストレスを抱えていて発散出来ずにいた。
そしてある日を境に通勤電車で痴漢に遭うようになる。日毎に過激さを増していく痴漢の正体も掴めず、誰にも相談できずに悩みながらも、身体が反応して欲求不満を抱えていく。
そして一度自覚してしまった淫欲は確実に翻弄し、無意識の中に浸透し続けていた。 -
「出すのは、上半身だけの約束だっ!」
和久の不埒な手は篤味のヘソをさすり降り、肉付きのうすい腿に触れてきた。
その抑え付ける力は尋常じゃない。キスはあんなに優しくデリケートだったというのに……。
和菓子店の若旦那:篤味の元へ、人気商品『甘肌餅』を買い求める和久が度々来店した。
画家をしているという和久。同世代ということもあり次第に親密に。
「とうとう、来てくださったんですね。この部屋に……」
和久の仕事場を見せてもらうことになった篤味は、壁に掲げられていた一枚のスケッチ画を見て絶句する。
それは……篤味自身のセミヌードだった。
過去に一度だけ、50人の学生の前でセミヌードモデルをしたことがあった。その時、美術部員だった和久がその輪の中にいたとは……。
「一回だけでいいんです。また、モデルになってください!」
和久の真剣さに気押され、モデルになるため下着一枚になる篤味。
「白くてきれいだ。ずっと見ていたい……」
体毛が薄く、女みたいに肌がきめ細かい。そんな自分の体にコンプレックスを持っていた篤味だが、次第に不快を感じなくなっていた。
「全部見たいな……」
頬を桜色に染める和久の目には、淫欲の明りが灯っていた。 -
「いや…やめて……クスリなんて……」
「香織をちゃんとした『レディ』に躾けるためにね」
トオルの手には、直径3センチのロケット型をした注入器。
中には下剤と媚薬。それが今、香織のお尻に当てられている……。
良家出身の香織は新妻であるが、自分に興味を示さない夫に苛立ち、『お仕置き』という名の『メイドへの苛虐』を日課にし、幾人のメイドを壊していた。
トオルは、被害者メイドの一人:奈保の弟。
香織はそのことに気付きながらも、トオルの放つ色気に惹き込まれていた。
「あなたの肌の思い出を、僕にくださいますか?」
香織はトオルの広げた腕の中へと捕らわれに行った――それが、罠とも気付かずに。
さらにその罠の奥には、嫌悪している義父の目が淫らに光っていることにも、香織は気付かない。 -
「あん……っ。ミキオくんのコレ……私との、相性、いい感じ…っ」
膝立ちになって上に跨り、ミキオの全てを淫花の中へと飲み込みながら、ヒカルは恍惚とした表情で甘くこぼす。
仕事帰りの深夜、ミキオは倒れていたヒカルを助け、その流れでカラダの関係を持った。
『野良猫のような女性だ……』
その言葉通り、気まぐれで部屋に訪れ、気づいた時には温もりだけ残していなくなる女性だった。
徐々に惹かれてゆくミキオだが、ヒカルには“セフレ”が複数人いることを本人から聞かされていた。
ある日、ミキオは仕事場付近を歩いているヒカルを見つける。隣には褐色肌の筋肉質な男が……。
後をつけると、ヒカルはセフレ数人に囲まれていた。
「オレ、まだヤりたりないんだけどなぁ」
不穏な空気と緊張感が漂う中、ミキオは戸惑いながらも一歩前に踏み出した。 -
『おしおきしてください』
そんな懺悔の言葉を持つ女のコ11人のイケナイ生告白をまとめた短編集。
・娘の結婚式で出会った娘の友達青年と、チャペルで着物のまましちゃった(まさみ)
・パチンコの負けをチャラにする代わりに、常連さんのをフェラ&ア○ル(ゆかり)
・セーラー服を着てエッチな宅配アルバイト。いけない課外授業が始まっちゃうの(優子)
・SNSで知り合った男性と初デート。太陽が真上にある時間なのに外で……(典子)
・簡単な仕事って聞いていたのに、いきなり身体検査なんて!?(美玖)
・主人にナイショでエッチなブログ。そこで知り合った男性に調教されちゃった(凛)
・浣腸オナニーしてたら彼氏にバレちゃって……ドSな命令で身体が火照る(瞳子)
・可愛かった一回り年下の従兄。急に真剣な顔して……私が欲しいなんて!!(園子)
・読モやってるんだけど実は便秘症で。時間外だけど紹介された病院へ行ったら……(花蓮)
・執事のコスプレ撮影会。女のコはわたし一人!?撮影が始まり要求がエスカレート(裕子)
・向かいの部屋で住人女性と宅配のお兄さんが……。見てたら身体が熱くなり女友達と(美登利) -
「こんなのいつもの私じゃない!?」
誰にも言えない美女たちの淫らな変身6作品。
【噂の男に変身させられて】
「あの店長、縛ったりするのが好きなんだって」
噂の店長にミスを理由に呼び出され、クビにしない代わりに大人の関係を迫られる夕香。
「僕の女王様になって、辱しめて欲しい」
【もうすぐ主人が帰ってくるのに!】
「主人にこんなこと……み、見られたら」
夫の友人:津田が土産を届け来たが、お酒の勢いで彩香を押し倒す。
夫と違うクンニ。綾香の身体が次第に変わってゆく。
【濡れた花芯~息子の友達に豹変させられて~】
息子の友人:広志から告白をされ食事に誘われた史織。
ホテルの一室へ駆け付けた史織は広志に抱きすくめられる。
「ダメ……わたし、あなたよりずっと年上……」
【女子大生が娼婦のように】
初の援助交際を終えた女性大生の亜由美。次の相手は大学の堅物教授:里見だった。
「待って先生、ちゃんとベッドで、それにシャワーを」
変態的に振る舞う里見の豹変ぶりに戸惑う亜由美だが。
(こんなペニスって、初めて)
【行きずり男のドS調教~蜜夜の秘密~】
美貴は年下:幸太と別れた。熟れた肉体の欲望を満たすため、行きずり男と一夜を。
ホテルに入ると男は豹変。ドS命令が美貴をも豹変させる。
「乱暴しないで、やさしくして」
【女教師の変身願望】
「あたしの体、疼いちゃってる。我慢できない」
美人教師の京美は夜になると、聖職者からヘルス嬢へと変身。
ある日同僚教師が来店。
見抜かれまいとサービスをするが、翌日、誰もいない教室へと呼び出されることに。 -
「後ろの穴じゃ無くて前にも欲しいよぉ……」
秘薬を塗られたアナルをマンション会長:大宮に開発されるリサ。
隣人:卓三には魔法のローションを身体中に塗られ、身体を熱くしてしまう。
二人のオジさんに蹂躙されるリサだが、入れて欲しい前の穴は未だ満たされない。
「あぁ、こんなことしちゃって、私ったら……」
後悔しつつも、元カレとは違うオジさんのテクニックに欲情してしまう。
翌日、さらに二人増え、四人のオジさんの玩具にされるリサ。
「私もう我慢できないんです。前の穴に……」 -
「姉さん……ずっと見てたよ。どんどんいやらしく腰を振り始めるのを……」
「あ、ぁあっ……イヤ…違う、違うの……」
『人形の館』に引き取られた姉:奈保は『淑女人形』になるための淫らな調教を受けていた。
その『館』を訪れた一人の少年。奈保の弟:トオル。
淫欲に染められる姉を目の当たりにしたトオル。その目には明らかに姉に対する情欲の熱が籠っていた。
「あの少年を奈保の調教チームに加えるように」
『館』の総支配人:透の決断により、トオルはSMを含めた調教指導を受けることに。
淫具を埋められた媚肉をなぞり、姉のアナルは弟の指を飲み込んでいる。
「『ココ』の『最初のオトコ』になる許可はもらってるんだ。いつにしようか? ねぇ……」
だんだんと深く指を穿ちながら笑う少年は、もうすでに『大人』の顔になっていた―― -
「お兄ちゃん……雫ね、こんなに欲情したの、はじめてなの……」
瞳を潤ませながら顔を近づけてくるのは……。俺の妹だ。
五つ年下、大学生二十歳、ちょっとツリ目で子猫のような甘いロリフェイスにふわふわしたツインテール、それに似合わぬデカイ乳を持ち、そこいらの男を小悪魔的に誘惑しやがる魔性の女。
女王様に育ったクソ妹は、俺を「お兄ちゃん」と呼びはするが、敬意などは抱いていない。
ハズなのに……。
今の俺は、寝ている間に拘束され、とろけた表情の妹が俺の上に跨っているという状況だ。
「ふふふ……。これでお兄ちゃんは、雫の物だよ?」
可愛く言ってもやっていることが可愛くない。
頭の中で色々と考えている間にも、雫はブラウスのボタンを外しはじめた……。 -
「お願い、触って……真雪のココ、もうこんなに、ぬ、濡れてるの……」
淫らな熱と共に過去の思い出をシンクロさせ、自らの身体を慰める真雪。
妄想内の相手は一人暮らしをしていた時の職場の店長。
下心を優しさと勘違いし、二股をかけられ、『女の悦び』を色濃く教え込まれた相手だ。
「誰かが塗りかえてくれればいいのに……」
都会の暮らしに挫折して田舎へ帰郷したのは三年前。だが、未だ浮いた話の無い真雪は独り身だった。
仕事を終えたある日の夕方の帰宅途中。
珍しく人の姿があり、真雪は確かに驚愕する。
相手も振り向き、こちらを見て瞳を大きくさせている。そこには驚きよりも歓喜の色が強く浮かび上がっていた。 -
弁護士になるため法学部で学んでいる比奈子は、文化祭のミスキャンパスに出場することになった。
舞台に上がり、客席から無数のフラッシュが浴びせられると、比奈子の身体は熱く火照りだしてしまう。
そんな身体になってしまったのにはワケがあった。
二ヶ月前、ミスキャンパス用のPR写真を撮影するためホテルに向かった比奈子と彼氏の守。
そこで待っていたプロカメラマンの矢崎は、守の目の前で比奈子を口説きながら撮影を始めた。 -
2歳年上の彼:真二と半同棲生活を送って2年。
マンネリ化した生活に少し物足りなさを感じている音羽は、トキメキ感やワクワク感が欲しいと願っていた。
そんな音羽の前に、真二の従兄弟:史也が突如現れ、二週間同居することになった。
隣の部屋に史也がいるのに、音羽を求める真二。
気づかれてはいけないという緊張が、音羽の体を昂ぶらせる。
翌日、音羽と二人きりになった史也が、「丸聞こえだったんだけど?」と意地悪な言葉を投げかける。
【本作品はハニーロマンスVol.5に掲載されております】 -
美女揃いの会社に入社した新人OLの七海。
地下倉庫へ荷物を取りに行くと、突然辺りが真っ暗に……
「な、なにするの! やめて」
暗闇の中で襲われる七海。
「いやあっ、やめて、お願い、いやだあっ」
先輩社員の麻衣に、襲われたのは人違いだったことを知らされるも、怒りと悔しさが収まらない。
連れて行かれた重役室で気持ちを落ち着かせることに。
ベッドで眠っていると、そこには社内一イケメンの専務が。
そして七海は、今まで味わったことのない快楽を覚えることに。 -
フェイスブックで出会った洋介と付き合うことになった麻衣子。
年下なのに経験豊富で、週に一度のエッチが無いと欲求不満になってしまう体にされる。
付き合って三ヶ月、洋介とのデートがキャンセルになり、親友のミユ・年上男性二人と飲みに行くことに。
そこで出会った年上の豊岡に迫られ、彼氏がいるからと拒むが、週一のエッチが出来ない不満から受け入れてしまう。
目隠しエッチをされた麻衣子は、自分の中に秘められたアブノーマルな性に目覚める。
【本作品はハニーロマンスVol.4に掲載されております】 -
「凄いのね……続けて……できるなんて」
夫の海外出張中、イケメン美容師の若い身体に溺れる佳代。
自分は他の不倫妻と違って、けっして欲求不満じゃないと思っていた。
しかし、精力絶倫夫に毎晩可愛がられていた身体は……甘美な快楽を求めていた。 -
お金を借りる彼氏に飽き飽きしていた優衣子は、夜な夜なエッチなチャットを楽しんでいた。
男の人にチヤホヤされ、お姫様扱いされるのが嬉しく、ミニスカートを穿いたセクシーな写真までもUPしてしまった。
ある日、会社から帰った優衣子は、部屋に入ろうとしたところで数人の男たちに襲われた。
部屋の中に連れ込まれ、手足を押さえつけられて……
そこにいたのは、いつもチャットで話をしていた三人のイケメンたちだった。 -
「凄いな、びしょ濡れじゃないか。こんな淫乱な奥さんを放って置いて心配じゃないのかな旦那さんは」
「そんな、あ、知らないわよ……主人は……もっと奥まで……」
夫のいない間に暇を持て余す人妻達。お金があるから幸せなわけじゃない。寂しい心の隙間を埋めるものはつかの間の情事。ありきたりな愛情だけでは生きられない。心よりもカラダを埋める確実なモノが欲しい!年下青年にセックスレッスン、不倫相手やいきずりの男たちとの屋外プレイ、アナルセックス、剃毛プレイ、コスプレ、オナニー……。3人の人妻達の夫とはできない底なしの欲望を描いた過激ラブストーリー。 -
「抱かせてあげるから、言わないでよ」
同じ文芸サークルの杉木にそう告げる美衣。
先週、ラブホテルから教授と一緒に出てくるところを、杉木に目撃されてしまった。
教授は文芸サークルの顧問で、一人ぼっちで性格の悪そうな美衣を「文芸サークルに入らないか」と声をかけてくれた人。
そんなふうに見てくれることが嬉しく、何度かデートを重ね、身体の関係を結んだ。
そんな矢先のことだった。
「抱かないよ。あんたのことなんか」
そう言い放つ杉木の目は、刺しつけるように冷たい。
「でも、本当は、初めておまえを見た瞬間から……──」
ドサリ。気がつけば美衣は天井を仰ぎ、床で組み敷かれていた。 -
「パジャマも脱いで……背中を拭いてあげる」
汗ばんだ猪井の肌から、若い男の獣っぽい汗の匂いが立ち上って、恵美の胸がちょっとドキドキときめいてくる。
「ごめんなさい、熱かった?」
「いえ……あの……ちょっと、くすぐったくて……」
恥ずかしそうに言う姿が、可愛らしく思えて恵美はぴったりと体を押しつけるようにして背中を拭き清めた。
「ついでにズボンも脱いで……私が……してあげるから……」
「そ、そんな! お、奥さん……っ!」
「何だか、私もムラムラしてきちゃった」
恵美は身をくねらせるようにしてエプロンを外し、ブラウスの小さなボタンをひとつひとつ外しはじめた。
人気作家『開田あや』がお届けする、女性向け女性目線の官能小説第一弾。
あなたもきっと虜になるはず! -
マンションのエレベーターホール、午前零時。
「こんばんは」
「あらッ、お帰りなさい」
男と女を意識するような、互いの視線だった。
エレベーターという密室にいることを、紀美子は急に意識した。
「ダメ……こんな所で」
腕の中で紀美子の身体を向き直らせると、唇を激しく重ねてきた。
「ん……」
「今から、ホテルへ行こうか」
「ダメよ、そんなこと」
「じゃ、携帯番号、教えて」
「教えてくれなかったら、このエレベーターの中で……」
と、香坂が、紀美子のスカートの裾の中に、手を入れた。
女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第二弾。一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。 -
OLの愛は、高校時代からの恋人である誠と来年結婚する為、もうすぐ会社を辞める。
誠は愛にとって初めての彼氏で、初体験の相手。
マリッジブルーの愛は飲み会の帰り、酔った勢いで先輩の一輝とラブホテルに行ってカラオケやコスプレで盛り上がる。
翌朝、自動販売機で大人のオモチャを買った一輝に「試してみないか」と誘われて、応じてしまった愛は……。 -
亜弥菜と楓は、常連客の別荘で野球拳をすることに。
露天風呂があり、客から一緒に入ろうとせがまれたからだ。
亜弥菜の伊達締めがほどかれ、着物と長襦袢を脱ぐ……
今日限定復帰の元芸者の楓(今は人妻の女性)も、腰巻とサラシだけの格好に。
結局は露天風呂に入ることになり、男女四人の混浴状態。
「敏感なんだね、乳首が立ってきた」
「あん、言わないで……」
湯けむりの奥から、楓の恥ずかしそうな声が聞こえ、亜弥菜の身体も熱くなる……
現役芸者の体験を元に書き起こした、ノンフィクション官能小説。 -
「亜弥菜さん、女と肌を合わせるのは平気?」
一人前の芸者に成長した亜弥菜は、お得意様の秘密の要望に身体を熱くした。
先輩芸者の市駒姉さんは、つい先日お客様に「縛りプレイ」をさせられたと言う。
「女の身体はね、キャンドルの明かりが一番きれいに見えるのよ」
「本当、奥様、きれい……」
「奥様なんて呼ばないで、あきって呼んで」
「まあ、あき姉様ったら、こんなに濡らして、いけない女ね。これから亜弥菜がもっと感じさせてあげる」
禁断の世界に身を投じる亜弥菜だが、実はこの要望には別の理由があった。
現役芸者の体験を元に書き起こした、ノンフィクション官能小説。 -
目隠しをされ、口はテープでふさがれ、手はロープで縛られている。
ギャングのリーダー横山を呼び出すため拉致された彼女:志麻。
「1時間以内にあいつがこなれれば、お前を犯す」
そう冷たく言い放つ男は、敵対するギャングのリーダー九条。
目隠しがはずされ、その男を見上げると……見惚れるほどのいい男だった。
時間になっても助けは来ず、いよいよ志麻は九条の手に……。
しかし、九条から与えられる深い快感は、今までに味わったことのないものばかりだった。 -
「……騙された」
カフェ店員のつぐみが、大きなため息をつく。
店の雰囲気、和洋菓子の味、そしてオーナーである新城の洋菓子を彩る指先に心を奪われ、この店で働くことになった。
が……お客様には天使の微笑を見せる彼は、従業員には厳しい。
ドSな店長……そんな新城だが、つぐみの恋心は変わらなかった。
だが、新城には想い人がいるという。相手は亡くなった兄の妻:沙耶香だ。
ある日、外出から戻った新城は酔っていて、いつもと雰囲気が違う。
新城を想う気持ちと、失いたくない気持ちがない交ぜになり、思わず口にしてしまった。
「そんなに、沙耶香さんが好きですか?」
「私、沙耶香さんの代わりになれませんか。か、身体だけでもいいんです――」 -
「水で濡れた唇から目が離せない……」
新入社員の木崎は仕事の出来が悪く、教育係の桂木先輩に叱られる毎日を送っていた。
ある日、苦手と感じていた桂木先輩からランチに誘われ、しぶしぶ着いていくことに。
真正面に座り、ちらりと目線を上げると、そこには仕事中には見せない優しげな眼差しがあり、木崎はドキッとする。
そして口へと運ばれたグラスの縁に桂木先輩の唇が触れた瞬間、何かがざわついた……。 -
日曜の昼過ぎ、息子の相談に独身先生の自宅を訪れる百合香。
「何だか……わたし……ちょっと、めまいが……」
「あ、今度は、胸が苦しくて……」
百合香はブラウスのボタンを引きちぎるように、荒っぽくはずしかけた。
その姿を見ていた先生は、突然百合香の上におおいかぶさり、乳房に顔を埋めた。
「奥さんッ、許して下さいッ」
一度だけと決めたこの素晴らしい快感。
結局、一度きりにはできなかった。
そして、ある男に差し出された黒い携帯電話の意味は……
女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第十一弾。
一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。 -
「ちょ……ちょっと、待って。こんなところで?」
誰もいない真夜中の公園。新人AV女優:琴葉は戸惑いながらも足を開く。
手首を縛られ、大人の玩具を挿入されそうになったその時!?
「おい! 警察だ。公然猥褻罪で逮捕する」
大慌てで逃げる撮影スタッフ。縛られている琴葉は身動きが取れない……。
「逮捕されたくなかったら、大人しく俺の言うことを聞け」
挿れられたままのバイブを上下に動かしながら、その男は鬼畜な行為を琴葉に強要する。 -
夫の忘れ物を届けるため、通勤時間の満員電車に乗り込んだ百合子。
周りを見渡すと、ふれるのもいやな男性ばかりでうんざりするが、正面に立つ男性だけはイケメンだった。
ゼロ距離の密着にドキドキする百合子。
その男性に視線を向けると……男性の目線は、襟の大きく開いた百合子の胸元にあった。
「年上で貧弱な女体の私に、あんな格好いい人が興味を持ってくれたなんて……」
翌日から百合子は、同じ時間の同じ車両に乗り込む。
【本作品はハニーロマンスVol.1に掲載されております。】 -
★衝撃のセックス対談講座★
『絶頂力がない男は女にだまされやすいから、絶対ソンしてるはず』
『イッてもないのに、イッたふりで男性がダマされるってこと?』
『そうそう。男は「イカせた」イコール「その女を征服できた」と思っちゃう。そうすると征服した女は自分の従者になるから、従者に頼まれたことはやってあげようとしちゃうのよ』
「絶頂力」とは、女性のイク力、男性のイカせる力。
本講座では、“なぜ絶頂力が必要なのか? どうやったら身につけることができるのか?”
世界性愛評論家・作家 渡辺ひろ乃と、作家 水野スミレの衝撃的でリアルな対談にご期待ください。 -
酒の勢いで、社長・相沢とエッチをしてしまった営業の和樹。
元々、男しか好きになれないし一夜限りと諦めていたが、気付けばその関係は半年続いている。
相沢は自分のことをどう思っているのか一切口にせず、身体を重ねれば、重ねるほど、受け入れる和樹の想いだけ大きくなって行く。
そんな矢先、相沢に婚約の話があると社内で噂が流れ、次第に営業成績が落ち始め、元気を無くす和樹。
心配した先輩・永田が和樹を飲みに誘い、「好きだ。そんな奴とは別れてしまえ」と突然唇を奪われる。
永田の遠慮ないアプローチに、営業成績。そして、想い人である相沢の本心に、和樹の心はかき乱される。
上司・部下、先輩・後輩、強気攻め・健気受け、リーマン・ラブ。
【本作品はハニーボーイズVol.2に掲載されております。】 -
妻に見放され、男性機能にも自信喪失している寺坂。
「きみみたいな美人が相手なら……」
「そうお? それ本心?」
美保は彼を、救ってあげたいような気がしてきた。
繁華街のはずれにある、ラブホテルの一室。
「久しぶりなんだ、こんなことするのは」
「あたしって……このごろ……あまり、遊んでなくて……」
「きみは、おっぱいが感じやすいんだね」
「ねえ……何だか……凄く、感じちゃうの……ああッ」
左右の乳首に受ける異質の快感が、気が遠くなりそうなほど美保をたまらなくさせ、いっそう乱れさせる。
女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第三弾。一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。 -
麻里子は23歳のOL。
勤め先の専務である榊と、毎週水曜日の夜に不倫関係を結んでいる。
榊はエッチをする度に少しずつ麻里子のM性を引き出して、ソフトなSMを楽しんでいた。
ある日、いつもとは違うホテルで榊は自分のことを「ご主人様」と呼ぶように麻里子に命じる。
榊への信頼と愛情が深まっていた麻里子は、その夜を境にベッドの中で愛犬のように忠実な女へと変わってゆく。 -
「やだ……これ外して……」
「まだそんなことを言っているのですか? やれやれ、あなたには相当のお仕置きが必要みたいですね」
大企業の社長秘書・笹木莉亜は、才色兼備、男性社員の高嶺の花、社長でさえ逆えない女王様だった。しかし突然、男たちの罠にはまって立場が一変してしまう。
「この大きな胸はどんな感触なのかと思っていましたけど、想像していた以上に柔らかい。それにしてもエロいですねぇ……これ、僕以外の人たちにも見てもらいません? きっと喜びますよ」
――まさか……冗談よね?
そんな願いも虚しく、欲望を露わにした複数の男性社員たちの気配が現れた――。 -
かつてナンバーワン女子アナだった千尋は、寿退社をし、出産・育児を経て、職場復帰をした。
復帰後の初仕事はロケのレポーターで、温泉宿へ一泊取材に向かうことに。
そのロケのディレクターは、女子アナ時代に雑用扱いしていた当時ADだった山崎。
山崎の命令により、温泉ロケでバスタオルがもぎ取られ、男性スタッフの目の前に裸体をさらす。
そして、夜には制作部長の新庄を含めた「夜のミーティング」が待ち構えているという。
元人気アナウンサーの千尋が、男の欲望と策略により堕ちてゆく……。 -
『あなたは、セックスに自信がありますか?』
もし、そう聞かれたら何と答えるますか。
この質問に直ぐ答えられる人は結構少ないのです
男と女のでは、体の作りも違えばセックスでの感じ方や相手にハマる瞬間も、それぞれ違います。
数々の人気官能小説を手がけてきた、一条きららが書籍アプリとして女が感じる究極のセックス方法を全ての男性にズバリお伝えします。 -
足を覆うニーハイ、スカートの裾から覗く素足、そこは男の大好物…“絶対領域”。
一瞬で俺の心をぐっと掴んだ。
二つ年下の同僚:加藤美織。普段地味な制服を着ているため、そのギャップがたまらない。
相談事をきっかけに仲が深まり、二人で食事へ。
「最近ずっとわたしの足ばかり見ていますよね?」
「見られていると思うと、わたし……気持ちがたかぶってきちゃうんです……」
そう言いながら、加藤さんが俺の手をとって、“絶対領域”である自分の太ももの上においた……。
【本作品はハニーロマンスVol.7に掲載されております】 -
「ねぇ、お願い……気持よく、して……?」
大学のサークル棟、屋上へと向かう階段の踊り場。
潤んだ瞳に欲情の色を浮かべ、身をよじらせ涙声で俺をそう煽るのは、「妹」みたいな存在だった幼馴染のミナギ。
家族同然の存在で「女」として見たことが無かった。
「ハヤトくんのせいなんだから……してよ……」
豹変した理由は俺のせいらしいけど、原因はわからない。
でも、今にも泣きそうな表情されたら……責任持ってシテあげないと。 -
「この万札の分だけでいい。俺の好きにさせてくれ!」そうすれば俺は、過去への悔恨から解き放たれる気がする……。
風俗店経営者・亮介は、17歳の自分を思い出す。名門校の優等生、サッカー部のエースでキャプテン。
だが、あるときそんな人生が一変する。部活顧問に犯され続けた挙句、最後は殺して刑務所に入った。
後悔している。なぜ犯される前にあいつを殺さなかったのか。ホモなど全員死ねばいい――。
そんな過去を持つ亮介だったが、親の借金でウリ専ボーイになった、プライドの高そうな少年・直哉の眼を見て心がざわめいた。
「なんてことだ。俺はあいつが、愛おしいとでもいうのか。この世でもっとも俺を嫌い、軽蔑している奴に、俺は生まれて初めて、惚れているというのか――」
残酷の裏社会、捻じれた情愛、肉食セックス、極道たちとの壮絶なバトル。2人の運命は――? -
夜九時、小学校で行われているPTA会合。
十数名の保護者が教室に集まっているが、健の母親だけが見当たらない。
教壇に立っているのは、二十代の独身でイケメンの荒垣先生。
実は、この荒垣は、熟女好きのサディストだった。
懇親会で荒垣と親密になった健の母親は、荒垣の命令で、教壇の内側に潜んでいた。
他の母親達がいる前で、荒垣の肉棒へと手が伸びる。 -
「いや……いや……よして……」
「ぼく、義姉さんを、愛しちゃってるんだ」
「な、何を言ってるの……」
「兄貴に言いつけてもいいんだな、義姉さんが、不倫してることを」
「ふ、不倫なんて、してるわけないでしょ」
「ほら、これが、動かぬ証拠」
「まさか……でも、でも、違うの……」
必死で身をもがき、彼の手に逆らって逃げようとしても無駄だった。
敏也が強引に、小夜子の白い豊かな乳房に、顔を埋めた。
「や、やめ……て……ああ」
敏也が荒く息をはずませながら、濡れた花芯を一気につらぬいた。
女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第四弾。一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。 -
最新型恋愛ゲームにどっぷりはまっている悠里。
今回で5連敗したというのに、どこか満足げな顔をしている。
その理由は、対戦相手を『いい気分』にさせた方が勝ちとなる、このゲームの特徴だからだ。
脳波でゲームを操る仕組みで、声はもちろん、触感もリアルに体験することができる。
5連敗している相手は、クールで優しく、いつも悠里をお姫様扱いするルイ。
「勝ちたい」と思う気持ちが、次第に「会いたい」に変化してゆく。
そして、悠里はこのゲームをきっかけに、ある事件に巻き込まれる。
クール攻、ツンデレ・童貞受ストーリー。
【本作品はハニーボーイズVol.3に掲載されております】 -
「悪いけど……お前じゃ勃たないみたい」
誘ってくる彼女をそう拒絶する裕也の頭の中には、姉の彩音がいた。
その日、両親の帰宅が遅く、久しぶりに彩音と二人きりになれることで嬉しさがこみ上げる。
夕飯を作る彩音に風呂掃除を頼まれた裕也。
「姉ちゃん……」
高校生の時、風呂場で偶然見た彩音の裸体を思い出し、つい股間に手が伸びる。
その時、裕也を呼びに現れた彩音に、その姿を見られてしまう。 -
「相手はインテリでお金持ちのお医者さんよ。プレゼント代は十万円」
香奈は、知り合いから持ちかけられた話に困惑したが、お金につられてしまった。
「ちょっと変わった遊びをしたいんです」
「ぼくが奥さんの体を診察するんですけど、その過程を、楽しみたいんですよ」
(お医者さんが、お医者さんごっこをするのね)
香奈は思わず笑ってしまった。
「うーん、いいおっぱいだ。乳ガンの心配はありませんよ、ちょっと後ろを向いて、お尻をあげて」
「あン、先生のエッチ」
「で、でも、あのう、こんな恥ずかしい姿勢で、妊娠の検査、するんですか?」
どんどんエスカレートするお医者さんごっこ。
香奈は夢中になって快楽をむさぼってしまった。
女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第十六弾。
一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。 -
「テストで百点を取ったらデート」という約束を果たすため、優大の学校へ迎えに行く家庭教師のタスク。
そこでタスクの目に入ってきたものは、落し物をした優大に優しく手を差し伸べる、同級生の男子生徒。
かつて優大が好きだったカレだと知り、タスクは不機嫌に。
今日はご褒美だからまともなデートをと心に決めていたタスクだが、嫉妬心からつい手が出てしまう。
そんなタスクに全てを知ってもらいたい優大は、自分の過去を話し始めた。 -
大学に入学したばかりの侑弥は、兄の一樹に彼女を紹介され、一人ショックを受ける。
小学生の時、両親が再婚をし義兄弟となった二人。
一樹は「俺が守ってやらなければ」と、弟になった侑弥を人一倍可愛がっていた。
そんな一樹に、侑弥は幼いながらも想いを寄せるようになっていたのだ。
ある夜、彼女の話をする一樹に「お前にちょっと似てるんだ」と言われ、理性と欲望を抑えられなかった侑弥は一樹にキスをした。
「ずっとずっと好きだった。告白したからにはもう昔には戻るつもりはない。失うか、得るか、どちらかだよ」
義兄への愛を素直にぶつける弟:侑弥。
家族への愛、彼女への愛、友達への愛、そして弟への愛に揺れる、兄:一樹。
真面目で不器用な二人の恋の行方は。
大学生・美少年・義兄弟ラブ。
【本作品はハニーボーイズVol.1に掲載されております。】 -
有名保育園のセレブ層の中でも別格だった佑太ママ。
園長、保母、そして母親達からも尊敬と憧れの眼差しを欲しいままにしていた。
が、夫の経営する会社が倒産し、彼女の状況が一変する。
今まで媚を売っていた保母からは蔑まれ、あろうことかレズ行為を強要される……。
ある日、園内フリーマーケットが行われた夜、名物行事『大人のフリーマーケット』に強制的に参加させられた。
そこで彼女は……彼女自身を……。
【本作品はハニーロマンスVol.6に掲載されております】 -
優花は今年成人式を迎える。
高校卒業と同時に就職で地元を離れたので二年ぶりに同級生達と会うのを楽しみにしていた。
仲間達との飲み会の後で憧れの同級生、来希とドライブに出かけ、車の中で中途半端な初体験をする。
一週間後、優花の家に来希と友人たちが訪れる。
来希と二人きりで過ごせると期待していた優花だが、先輩のリョウタと買い出しに行ってキスをされ、体の奥が熱くなるのを感じていた。 -
雑誌の取材のためSM喫茶を訪れた編集長の谷川は、自分でも理解しがたい嫉妬心に乱されていた。
部下でありライターであり、一ヵ月前に「好きだ」と告白をしてきた本間が、店内にいた「男の娘」と店の奥へ消えていったからだ。
(どうかしてる、俺は──)
自分の気持ちがいまだわからない谷川と、自分の気持ちを素直にぶつけてくる本間、二人の恋の行方は。 -
東京都某所に実在する「セックス奉仕団」。
セックスに喘ぎ、セックスに傷ついた女たちが今日も彼らのもとを訪れる。
誰にも言えない性の悩みを抱えた女と、女を救うボランティア男が織り成す、切なく濡れる大人のリアル官能ラブストーリー。 -
とある王国に伝わる伝説があった。
満月の夜、丘の上にある古びた洋館に、汚れなき姫を生贄とすれば、その王国の未来は約束される。
伝説とは言え、洋館に向かった者は、二度と戻って来ない。ルーニア国王の娘であるカルヴィナは、自分はそこで死ぬのだと、信じて疑わなかった。
生贄を飾る祭壇へと寝かされたカルヴィナ。
「綺麗な姫だ」
カルヴィナの瞳に飛び込んで来たのは、碧い瞳に白い肌、月明かりにキラキラ輝く金髪の髪。何処をとっても綺麗と溜息の出るような男。魔王とは、言えない男だった。
【本作品はハニーロマンスVol.3に掲載されております。】 -
大学二年生の晶。彼女には同じ大学に通う幼なじみが、ふたりいた。
昔から内気で、女の子みたいな容姿の母性本能をくすぐる同い年の孝太郎。
もうひとりは、圭介。3つ上の大学の先輩。孝太郎の兄である。彼は孝太郎とは見た目も性格も正反対。俺様ドSキャラ。
孝太郎に告白され付き合うことにした晶だが、ある日、圭介に襲われ彼を受け入れてしまう。
その日から圭介の悪戯が始まった。
孝太郎の目の前で、あるときは満員電車、あるときは料理中のキッチンで……。 -
椅子に座らされたままテープで拘束され、身動きの取れないフタバ。
左右から、実の兄イチカと、弟ミツグがその姿を見下ろしていた。
今日は両親の結婚記念日。父母は、三人がプレゼントしたフルムーン旅行へ出かけている。
「姉ちゃんの、濃いニオイがする」
弟のミツグは、フタバの恥部に顔を近づけてひとり言のように零す。
そして兄イチカは、手にしたナイフの刃先を又布に当ててきた……。
【本作品はハニーロマンスVol.6に掲載されております】 -
恵美は短大を卒業後に建築会社に入社した新人OL。
彼氏のヒロトとは高校時代からの付き合いだが、大学生の彼と社会人になった恵美は次第にケンカが増えていった。
会社に新しいシステムを導入したのをキッカケに残業することになった恵美は、上田主任に恋愛相談をする内に思わず泣いてしまう。
なだめようとした恵美を見ている内に愛おしくなった主任は、思わず抱きしめてキスしていいかと尋ねる。
キスだけで止まらなくなった二人の前に山崎課長が現れて…。
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