『ライトノベル(ラノベ)、著者センター、La Mort Rouge』の電子書籍一覧
1 ~8件目/全8件
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5人の菫子が活躍する、奇妙で不思議で謎に満ちた冒険の物語
宇佐見菫子は突如として見知らぬ世界の見知らぬ街に放り出された。
巨大な外壁に囲われたその街は日本の首都圏など比べ物にならないほど整然としており、菫子の知らない技術によって運営され、清浄に満ち溢れていた。その名を月明かりの街(ムーンリットシティ)という。
右も左も分からないその街で、菫子は素性の分からない集団に追いかけられる。ある人間の助けで辛うじて逃げ切ったものの、菫子はその人物から驚愕の事実を知らされる。
菫子を助けた人間の名前もまた宇佐見菫子だったのだ。菫子の迷い込んだ世界、それは月の都が現実となり、月人が天孫降臨を果たしたifの世界だった。そして月明かりの街には更なる別世界からやってきた菫子が出現しているという。
どうして複数の世界から菫子「たち」が召喚されたのか? 謎の集団の目的とは? 月明かりの街で一体、どのような陰謀が張り巡らされているのか。
かくして宇佐見菫子「たち」の物語が幕を開ける。 -
これはメディスンのルーツを辿る、現代と過去の物語――。
無名の丘に暮らす人形=メディスン・メランコリーはある日、空からやってきた不思議な少女=アリス・マーガトロイドと出会う。
それは単なる出会いではなく、メディスンという人形のルーツを辿る大きな物語の始まりであった。
はたしてメディスン・メランコリーとは何者なのか。無名の丘に眠る大きな秘密とは。 -
これは地獄のように甘い、復讐と絆のおはなし。
生命が生まれないはずの地獄に現れた妖精。
九つの子を失うという地獄を経験した神霊。
そして地獄を統べる冥府の管理者にして神。
三人は夜空に浮かぶ夜の支配者、月に挑みあと一歩のところまで追い詰めたが、月の頭脳と瑕疵なきものたちに敗北を喫した。
それは皆もよく知っているはずの物語。
これから始まるのは皆の知らない話だ。
ヘカ―ティアとクラウンピースはいかなる縁から出会い、主従の関係となったのか。
東の果てに住む純狐と西の果てに住むヘカ―ティアはどのようにして知り合ったのか。
クラウンピースと純狐はいかにして復讐を共有する間柄になったのか。
三人の復讐はどのように進んでいったのか。
全てを明かす復讐の序章がいま幕を開ける。 -
夢のような恋、それは現実の終わり――。
幻想郷にアクセスするという菫子の野望は巫女の襲来と敗北によって終わりを告げたはずだった。だが、そうではなかった。
菫子は夢を通じて幻想と繋がっていたのだ。
そのことを喜び、幻想郷に入り浸り始める菫子。その中で友を見つけ、恋を知り、順風満帆であるかのように見えたが、あることをきっかけに超能力が際限なく強くなっていき、遂には無造作に人を傷付けるようになってしまう。
現実と夢、どちらにも居場所がなくなりつつある菫子に、境界の賢者はある解決法を提示する。
だが、それは現実世界の全てと訣別する残酷なものだった……。 -
10歳の蓮子と110歳の菫子、二人の宇佐見の出会いの物語
宇佐見蓮子は優秀な生徒として学業を重ねていたが、あるとき新型の登校拒否が発症してしまい、医師や家族が手を尽くしても改善されることがなく、症状は悪化するばかりだった。転地療養を勧められた蓮子は父の手配によって、遠戚である宇佐見菫子の家に向かうことになる。
未来において孤独に生きるもの、不老不死の超能力者として名を馳せていた菫子と血の繋がりがあることに期待を抱き、蓮子は己の身に潜む夢と、瞳に浮かぶ秘密を打ち明けようとするのだが……。
これは二人の宇佐見の出会いの物語であり。
秘封倶楽部の継承の物語である。 -
妖怪の山を舞台に、新たな恋の物語が幕を開ける!
東風谷早苗は平凡な学生として、また爪に火を灯すような信仰と虚ろな神を縁に祭祀の生を細々と生きていた。
そんなある日、残暑の折、早苗は神の消失を直観する。嘆き戸惑う早苗へとさらに待ち受けていたのは、見慣れぬ世界の強引な誘いだった。
右も左も分からぬ場所で、早苗は黒髪赤瞳の天狗、射命丸文と出会う。
いくつかの偶然と成り行きにより、共暮らすこととなった二人はやがて互いへの想いを徐々に育んでいく。だが、二人の想いを試すかのように、試練は次々と降りかかっていく。
妖怪の山の風俗と、二人の切ない恋を描いた物語がここに開幕する! -
10年の時を超え、秘封倶楽部、最後の倶楽部活動が始まる!
ある理由により、秘封倶楽部が解散してから10年。
宇佐見蓮子は宇宙飛行士となっていたが、二月に一度も宇宙に出るという過酷な労働条件の中ですり切れようとしていた。そんな彼女のもとに突如としてかつての相棒、マエリベリー・ハーンからメッセージが届く。
彼女はかつての倶楽部をもう一度と蓮子に求めてきたのだ。
いくつかの疑問、そして何よりも10年の時が生んだ深い断裂に躊躇いを覚えながら、蓮子はメリーの住むマンションへと赴く。そこで待ち受けていた活動内容とは《娘》を空の彼方に浮かぶ《鳥船遺跡》から救い出したいというものだった。
第四重力均衡点に浮かぶ天の筏を目指すため、38万キロメートルの距離と10年の歳月を超え、秘封倶楽部最後の倶楽部活動が幕を開ける。 -
これは幻想郷を駆け抜けた最優の巫女――博麗霊夢の始まりから終わりまでを描いた物語だ。
本著は2014年~2015年にかけて同人誌即売会で頒布された浮世の巫女(上・中・下)を一冊にまとめたものです。
本作は全四部+断章の計五パートから構成されています。
「第一部 博麗の巫女」
博麗神社に預けられたれいむが先代巫女の教えを受け、博麗の巫女「霊夢」になるまでの話です。先代に連れられての妖怪退治や小さい頃の魔理沙との交流を主として、半人前の巫女の視線から幻想郷、特に人里の暮らしが語られます。
「第二部 博麗霊夢」
第一部から数年後を舞台に、PC98版(俗に旧作と呼ばれる一連)の作品群を再構成した話となります。舞台は幻想郷から離れ、夢の世界や遥か魔界にまで及びます。
「断章」
旧作とWin版を繋ぐ物語が語られます。一つの時代に終止符が打たれ、そして新しい時代が始まります。
「第三部 浮世の巫女」
Win版の紅魔郷から風神録までの作品を再構成し、紺珠伝後の月と対峙するオリジナルストーリーによって締めくくりとなる長編です。
異変解決の巫女としての霊夢が主に語られます。
「第四部 霊夢」
第三部から十数年後、霊夢が次代の巫女候補を迎え、引退の準備に入ることになります。それは有耶無耶になり続けた紫との関係に決着をつけるということでもあり、第一部から続いてきた生の果てに辿り着くことでもあり。ここに一つの物語は終わりを迎えます。
これらのパートによって霊夢の生涯を語り尽くそうと試みたのが本作となります。長大な物語ですが、最後までお付き合いいただけるとありがたいです。
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