『ぼくは明日、昨日のきみとデートする、ライトノベル(ラノベ)』の電子書籍一覧
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これは、涙で始まり、涙で終わる物語。
全身が塩に変わって崩れていく奇病「塩化病」。その病で母親を亡くした少年・三枝八雲は、小学校の音楽室でひとりの少女と出会った。
美しく天才的なピアノ奏者であるその少女の名は、五十嵐揺月。鍵盤に触れる繊細なその指でいじめっ子の鼻を掴みひねり上げ、母親の過剰な期待に応えるべく人知れず努力する。さまざまな揺月の姿を誰よりも近いところから見ていた八雲は、我知らず彼女に心惹かれていく。
小学校を卒業し、ますます美しく魅力的に成長した揺月は、人々の崇拝と恋慕の対象となっていった。高校に進学する頃、すでにプロのピアニストとして活躍していた揺月はイタリアへと留学してしまう。世界を舞台にする揺月と、何者でもない自分との間にある圧倒的な差を痛感した八雲は、やがて小説を書き始める。
揺月との再会はある日唐突に訪れた――その再会が、自分の運命を大きく変えるものになることをその時の彼は知る由もなかった。
これは、涙で始まり、涙で終わる物語。
第16回小学館ライトノベル大賞にて、最高賞である大賞を受賞。
ゲスト審査員を務めたアニメ監督・磯光雄氏は、「審査なんかとんでもない。美しい物語をありがとう」と、本作へ最大級の賛辞を送った。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
海町、高校二年生、夏。漁師の親父が溺れている「何か」を助けて行方不明になったあの日、浜辺にひとりの少女が打ち上げられた。太ももから一体化した足。黒光りするウロコ。銀色の尾――それは地上に憧れ、溺れた人魚の少女だった。走れない陸上部の幼馴染、シオ。波にのれないサーファーの親友、ウミ。そして、親父の死を受け入れられない、おれ。海に帰れなくなった人魚・ユーユとの出会いが、あの忘れられない夏の始まりだった。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の七月隆文氏が激賞した、感動の青春ストーリー。
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ミリオンセラー『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の著者が贈る、奇跡の恋物語
瀬戸内海にほど近い町、今治の高校に通う良史(よしふみ)のクラスに、ある日、本物の天使が転校してきた。
正体を知った良史は彼女、優花(ゆうか)が再び天国に帰れるよう協力することに。
幼なじみの成美と健吾も加わり、四人は絆を深めていく……。
カバーイラストは、大ヒットアニメ映画『君の名は。』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『心が叫びたがってるんだ。』でおなじみの超人気アニメーター田中将賀さん。
これは恋と奇跡と、天使の嘘の物語。
「私を天国に帰して」
彼女の嘘を知ったとき、真実の物語が始まる
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