『実用、保坂俊司』の電子書籍一覧
1 ~6件目/全6件
-
金融経済のユダヤ教、資本主義のキリスト教、独裁政治のイスラム教。世界の秩序形成に大きく関わる3宗教を比較しながら詳細に解説。
近年、企業活動のグローバル化と軌を一にして、日本の衰退が叫ばれている。その背景に日本人の「宗教軽視」があることは意外に自覚されていない。いくら良い製品であっても、それが宗教を含む消費者の文化的ニーズに合わなければ、売れるはずがない。世界の多くの国や地域では、宗教が日常生活はもとより、国家の在り方にまで大きな役割をはたしている事実を知らなければならない。本書はこうした視点から、いま世界を根底から動かしていると言えるユダヤ教、キリスト教、イスラム教について比較解説した。実はこの3宗教は同じルーツを持っている。その後、ユダヤ教は今日の金融経済を牛耳り、キリスト教は近代資本主義を生み出し、イスラム教は独自の金融システムと独裁政治を特徴とする文化圏をつくり出した。いったいこれら3宗教が、なぜ、どのようにして世界の枠組みをつくったのか? グローバル時代の常識として、ぜひ読んでおきたい一冊である。 -
世界宗教といわれるキリスト教・イスラム教・仏教。知っておきたい基本を豊富な写真やイラストでわかりやすく解説。聖地や世界遺産の熱気と壮麗さを感じ取れるビジュアル編、教義や聖典、教祖の生涯、宗教の歴史などを比較しながら理解できる知識編から成る。
-
世界同時金融緩和がもたらした低金利。ディスインフレが恒常的になったグローバル経済。低金利は一体何を表しているのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通の教典である「旧約聖書」はかつて金利を禁じ、経済発展の中で容認してきた。聖書と金利の関係が示す驚きの経済の仕組み。
目 次:
はじめに
・聖書が禁じ、教会が認めた歴史 神と人の綱引きが定める水準
・聖書と金利を読み解く7つの基礎知識
モーセはエジプト人? フロイトが唱えた異説
・旧約聖書の源流 古き洪水伝承「アトラハシース物語」
ハンムラビ法典の金利は年20% 新王の即位で「徳政令」も
・金利の効能 不確実な未来に値段をつける
国家制度を維持するための「出挙」
・コラム 古代エジプトからあったマイナス金利
・コラム あせないエンデの「時間泥棒」
・マイナス金利の必然 経済成長あがめる資本主義の転換点
・コラム トランプに見る宗教
・インタビュー 高階秀爾「為替手形を金利にしたメディチ家」
・インタビュー 伊東俊太郎「西欧が学んだイスラム文明」
・資本主義で後れを取ったイスラム 「法人」の否定が経済活動の足かせ
・西欧も尊崇 異教徒にも寛容だったイスラムの英雄サラディン
・コラム イスラエルを庇護する宗教国家アメリカ
・金利を肯定した仏教 商人が支えた「都市型宗教」 -
「格差」が拡大するとなぜ、イスラム教徒が増えるのか?
2030年には世界の3分の1はイスラム教に。
アメリカ、アジア、そして日本……神社や仏寺に「モスク」が建つ日も遠くない!?
宗教の専門家がわかりやすく語る、イスラム教の歴史と未来。
【著者紹介】
保坂俊司(ほさか・しゅんじ)
1956年、群馬県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。
現在、中央大学総合政策学部教授、ならびに公益法人中村元東方研究所理事。
専門は比較宗教学、インド思想。
著書に『ブッダとムハンマド開祖でわかる仏教とイスラム教』(光文社新書)、『知識ゼロからの世界三大宗教入門』(幻冬舎)、
『イスラム原理主義/テロリズムと日本の対応 宗教音痴日本の迷走』(北樹出版)、
『イスラームとの対話』(成文堂選書)などがある。
【目次より】
◆第1章 格差拡大とイスラム教
◆第2章 アメリカ、インド、アフガン……各地のイスラム化
◆第3章 日本とイスラムの関係
◆第4章 原理主義から見えてくるもの
◆第5章 これからイスラムはどうなるのか
◆第6章イスラム教を知るための10のキーワード -
世界の動きを読み解くには宗教の知識が不可欠だ。政治、社会はもちろんのこと、経済活動も例外ではない。「汝、宗教を知らずして、経済を語るなかれ--」
本書は、週刊エコノミスト2012年9月4日号の特集「宗教と経済」を電子版化したもの。世界の3大宗教と経済の関係がとことん分かります。
Part1 宗教と経済
・資本主義を生む宗教、阻害する宗教
・欧州危機はなぜカトリック諸国で、より深刻だったか
・イスラム教は、経済活動も信仰の実践の場
・単純化や技術革新に根付く仏教思想
・ユダヤ人になぜ成功者が多いのか
・大統領選を左右してきた宗教
・資源と政治・宗教
Part2 3大宗教を今すぐ理解する
宗教の系統図
キリスト教早わかり
イスラム教早わかり
仏教早わかり
Part3 知れば得する宗教の豆知識
ロムニー米大統領候補で注目を集めるモルモン教
プロテスタントが増えるカトリックの牙城ブラジル
影響力を発揮してきたインドのシク教徒
仏・儒・道教の見直し進む中国
水どころか唾も飲めないイスラム教徒の断食
蜜月続く国家と正教会
日本の宗教伝統の中心になる「神仏習合」 -
リーマン・ショック後、日米欧の果敢な金融緩和や財政出動によって、世界経済は壊滅的な状況になるのを回避しました。しかし今後、金融緩和の縮小段階に入っていくなかで、各国の経済や市場に大きな影響を及ぼすことが予想されます。ただし、何が起きるのか、それがどれぐらいのマグニチュードで起きるのかは、誰にも正確な予測はできません。
同様に、中国の台頭で世界の覇権構造はどう変わるのか、動力革命・インターネット革命に続くイノベーションは何か----といったことは、誰もが最も知りたいところでありますが、予測も困難です。ただし、現在の世界は、過去の歴史の積み重ねでつくられています。世界経済のさまざまな歴史を知ることは、今の時代を読み解くカギになるでしょう。
本書は、「中国は経済発展を持続できるか」とか「シェール革命で何が変わる」など、現代人がいま気になっていることを、過去の類似の事象などと比較して考えてみました。社会制度や科学技術も異なる時代の事象との安易な比較は慎むべきとしても、思わぬ示唆が得られるはずです。
本書の主な内容は以下のとおりです。
Part1 歴史で今を読み解く
疑問1 米国の金融政策はなぜ市場を乱す?
疑問2 中国の「影の銀行」は破綻する?
疑問3 アルゼンチン危機はなぜ頻発?
…他
Part2 これが世界史を変えた
砂糖と紅茶
気候変動
麻 薬
…他
Part3第一次世界大戦から100年
(1)「デモクラシー」と「ナショナリズム」
(2)『八月の砲声』
(3)孤立したドイツ
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。