『実用、小和田哲男、1円~、2018年11月3日以前』の電子書籍一覧
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2014年大河ドラマの主人公 黒田官兵衛に代表される、
名軍師たちの実像に迫る!
戦国時代を動かしていたのは、織田信長、武田信玄といった武将だけではない。兵法の知識を生かして彼らを補佐し、心理面でのバックアップも行った軍師・参謀的な存在を忘れてはならない。本書では、名軍師たちの活躍や信念に光を当て、現代の組織運営やリーダーシップにつながるエッセンスを取り出す。
第1章 黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた男
第2章 太原雪斎―今川義元を「海道一の弓取」に育てた名僧
第3章 山本勘助―“義”を貫いた策士
第4章 立花道雪―手輿に乗った猛将
第5章 竹中半兵衛―“情”あつき知将
第6章 山中鹿介―尼子氏再興にかけた一生
第7章 片倉小十郎―政宗の右眼として生きた名参謀
第8章 直江兼続―“愛”を掲げた忠臣 -
天下人を苦しめ、サムライの誇りとともに潔く散った男・真田幸村。
これを読めば話題のNHK大河ドラマ『真田丸』がよくわかる。
本書では、第1章で真田家のルーツや、大坂の陣に至るまでの歴史の概略を追い、第2章で真田家の家族や血縁関係、幸村の知られざる人柄に迫ります。第3章では幸村とかかわりの深い大名や武将などの人物、また「真田十勇士」について解説。第4章では幸村が活躍した戦いを中心に、真田軍団や戦法について取り上げています。第5章では幸村ゆかりの城や屋敷などを紹介。
小説などで脚色された活躍ではなく、等身大の人間としての幸村や、大坂の陣などの最新の研究成果も盛り込まれています。
幸村をゼロから知りたい、もっと知りたい人のための入門書です。 -
戦国時代の合戦をCGとともに解説
合戦の様子をリアルに描いた「現代版合戦図屏風」!
本書は、戦国時代入門編として著名な合戦はもちろんのこと、史料の少ない合戦まで、約30の合戦を取り上げ、CGとともに解説している。
戦場の地形や合戦の舞台裏まで事細かに記載している。 -
名城には凄まじい人間ドラマがある。元就をして力攻めを回避させた月山富田城。秀吉の中国攻略に重要な役割を果たした姫路城。安土城に火を放ったのは誰か。真田幸村の奮戦むなしく落ちた大坂城。西郷の怒濤の攻めにも落ちなかった熊本城……。搦め手攻め、兵糧攻め、水攻め、名将たちによる知謀の限りを尽くした城を巡る攻防の数々を紹介する。戦国史の第一人者による名城歴史紀行。
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学び直しの秘訣は「比較」だ! 歴史が立体的に見える、新しい日本史講義。
歴史の本当の面白さと日本史理解の秘訣は、時代を超えて繋がる人物たちの意外な接点にあった! 後醍醐天皇×織田信長、空海×津田梅子、太田道灌×真田幸村――誰もが知る有名人から、ナンバー2や裏方を担った人物まで、様々な事績やエピソードとともに、現代社会にも通じる思想や教訓を紹介。学び直しにも最適! 2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」時代考証者による、新しい日本史講義。
第 1 章 新時代の幕を開けた人物から学ぶ
1 国盗りの極意は『孫子』にあり 【北条早雲・斎藤道三】
2 革命児の発想が歴史をくつがえす【後醍醐天皇・織田信長】
3 古代 2 つのクーデターの謎 【継体天皇・天智天皇】
4 2 人の明暗を分けたものは何か 【西郷隆盛・大久保利通】
第 2 章 たった 1 人で時代を変えた人物から学ぶ
1 語り継がれる英雄伝説の虚と実 【坂上田村麻呂・源義経】
2 外圧を防いだ小国日本のプライド 【聖徳太子・北条時宗】
3 経済力を握った者が勝つ 【藤原秀衡・平清盛】
4 カリスマ性と人心掌握による統治 【武田信玄・上杉謙信】
第 3 章 組織力で時代を変えた人物から学ぶ
1 民衆のエネルギーを軍制に取り込む 【楠木正成・高杉晋作】
2 新時代のシステムづくり 【足利尊氏・豊臣秀吉】
3 議会制民主主義への胎動 【板垣退助・尾崎行雄】
4 教団の団結力の強さ 【ザビエル・本願寺顕如】
ほか、全12章96人 -
関ヶ原合戦の勝敗は決戦前に決まっていた! 合戦に至るまでの東西両軍の駆け引き、前哨戦から決戦の終結までを図解で詳しく解説。
関ヶ原の合戦というと、慶長5年(1600)9月15日の決戦が多くの書籍をはじめ、ドラマや映画になっている。しかし、この戦いの勝敗は当日の決戦で決まったのではない。むしろ、それ以前の東西両陣営の知略戦で既に決していたのである。本書はこうした視点から、決戦の90日前にまでさかのぼり、時間の経過を追いながら東西両軍の駆け引き、前哨戦を詳細にたどったものである。たとえば50日前には、東北の伊達政宗が突如西軍方を襲った「白石城の戦い」が、35日前には、加賀前田の大勢力を大谷吉継が知略で翻弄した「浅井畷の合戦」が、20日前には、西軍の関ヶ原進出を伊勢の小大名たちが足止めした「安濃津城の合戦」などが起こっている。これらが決戦に向けての「伏線」となった。本書は決戦当日の経過はもちろん、合戦後に勃発した戦いや論功行賞までフォローしており、一大合戦の全貌がまるでドラマを観るようにように面白く理解できる。 -
「おんな城主 直虎」にまつわる城がわかる。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公、井伊直虎は、戦国時代に遠江(現在の静岡県浜松市)に実在した女性。織田信長とほぼ同じ時代を生きた人物で、一族の滅亡の危機を救うべく、女ながら井伊家の当主となり、後に「徳川四天王」として活躍する井伊直政を養育した。
直虎が生きたのは、桶狭間の戦い、長篠・設楽原の戦いなど歴史に残る合戦が多く繰り広げられた時代。直虎の家族・井伊家の男たちは戦乱の世を生き抜くため命がけの戦いに明け暮れた。
この本では、ドラマの舞台となる城を中心に、井伊、今川、武田、徳川にゆかりのある城や砦を写真入りで詳しく紹介。井伊家の物語と城を巡る戦いの醍醐味を伝える。
また、戦国時代の城の特徴や歴史に名高い合戦を、図版を使ってわかりやすく解説し、城や歴史に興味をもち始めた読者にも読みやすい内容となっている。
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
生死をかけて戦う、「怖い」「近寄りがたい」と言われている武将たち。
でも心やさしく、人間味にあふれているんです。
そんな武将たちの“キャラ”を、人気イラストレーターのいとうみつる氏がゆる~く、かわいく描きました。
武将の力の採点表、得意ワザ、活躍した戦い、含蓄のあることばなど時代背景と共に、どの武将も楽しく読めます。
大人も子ども楽しめる戦国歴史図鑑です。
【内容】
PART1|武将の誕生!平安・鎌倉・室町時代
平将門/平清盛/源頼朝/源義経/足利尊氏
PART2|武将が大活躍!戦国時代から大坂夏の陣まで
北条早雲/毛利元就/北条氏康/今川義元/武田信玄/上杉謙信/武田勝頼/上杉景勝/織田信長/浅井長政/朝倉義景/柴田勝家/明智光秀
豊臣秀吉/前田利家/長宗我部元親/伊達政宗/徳川家康/石田三成/島津義弘/宇喜多秀家/大谷吉継/本多忠勝/井伊直政
加藤清正/後藤又兵衛/真田幸村/真田昌幸/真田信之
[歴史を変えた戦い]
源平合戦/桶狭間の戦い/川中島の戦い/長篠・設楽原の戦い/本能寺の変/関ヶ原の戦い/大坂冬の陣、大坂夏の陣
戦国武将年表
[その他の登場キャラクター]
北条政子/山本勘助/お市の方/おね、淀殿/島津義久、歳久、家久/武蔵坊弁慶/直江兼続/半兵衛、官兵衛/島左近
【著者紹介】
イラストレーター:いとうみつる
東京都生まれ。広告デザイナーを経て、イラストレーターに転身。“ゆるくコミカル”なキャラクターデザインを得意としている。
2014年に出版された「栄養素キャラクター図鑑」シリーズ(日本図書センター)が大人気。
監修:小和田哲男(おわだ てつお)
1944年、静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。静岡大学名誉教授。専門は戦国時代史。
近著に「戦国武将の実力 111人の通信簿」(中公新書)など多数。趣味は城めぐり。 -
「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズから選り抜きの作品を集めた「選集」が登場。
第5弾は小和田哲男氏の「伊達政宗」「真田昌幸・幸村」「大坂の陣」関連作品!
奥羽を征し一躍有力大名となった伊達政宗、巧みな用兵術で武威を轟かせた真田昌幸・幸村親子の生涯を一挙堪能!
政宗と幸村が激突した「大坂の陣」に関する論考も収録。
※本書は「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズのうち
『<伊達政宗と戦国時代>動き出した東北ロワイアル』
『<伊達政宗と戦国時代>「あわよくば」天下に号令』
『<伊達政宗と戦国時代>秀吉も舌をまく豪胆さ』
『<伊達政宗と戦国時代>隠れ長者のスキャンダル』
『真田昌幸の手腕「たび重なる主家替えの訳」』
『真田昌幸の手腕「豊臣家臣としての真田昌幸」』
『<大坂の陣>「城内における真田幸村」「真田幸村の遺児」』
『大坂の陣をとりまく人々』
『大坂の陣の実像を解読する』
を合本したものです。 -
「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズから選り抜きの作品を集めた「選集」が登場。
第4弾は小和田哲男氏の「関東三国志」関連作品!
上杉謙信、武田信玄、北条早雲・氏綱・氏康――「関東三国志」を彩る三大勢力の英雄たち。後世に語り継がれる彼らの野望、戦い、生き様を一挙に堪能する!
※本書は「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズのうち
『<上杉謙信と戦国時代>謙信上洛の秘密』
『<武田信玄と戦国時代>諏訪・佐久・北信濃 三地域侵攻』
『<武田信玄と戦国時代>成功と失敗 伊奈・小田原・駿河侵攻戦』
『<武田信玄と戦国時代>武田信玄、手当たり次第』
『<北条早雲と戦国時代>享年八十八の大往生』
『<北条五代と戦国時代>真説 早雲の出自/評定衆と支城配置』
『<北条五代と戦国時代>応仁の乱/「早雲寺殿廿一箇条」の世界』
『<北条早雲と戦国時代>記憶に残る 新井城攻防戦』
『<北条五代と戦国時代>七つの支城・衆編成/家康江戸入りの真相』
『<北条五代と戦国時代>父が氏康に遺した軍略・民政手法』
『<武田信玄 上杉謙信 北条氏康と戦国時代>徹底比較!三英雄統治ノウハウ』
を合本したものです。 -
2013年2月に開催される「信長戦国歴史検定」の公式テキスト・模擬問題集。前半90ページはドキュメント・信長の生涯。
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「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズから選り抜きの作品を集めた「選集」が登場。
第3弾は小和田哲男氏の「徳川家康」「関ヶ原合戦」関連作品!
苦労人家康はいかにして天下の頂へ辿りついたのか? 幼少期から大坂の陣直前までの道のりを一挙に堪能する! 家康とも縁浅からぬ「今川家」「山内一豊」に関する作品も同時収録。
※本書は「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズのうち
『<徳川家康と戦国時代>大ボリューム!竹千代誕生~江戸入城』
『<徳川家康と戦国時代>家康と秀吉 両雄の葛藤と駆け引き』
『戦いまでの経緯と勝因敗因分析「関ヶ原の戦い」』
『慶長武士事情 関ヶ原以降の浪人問題』
『<徳川家康と戦国時代>朝廷は不要か』
『大坂の陣までの軌跡「家康、駿府移転の狙いは何か」「戦国最後の実戦城郭の建設に着手」』
『<徳川家康と戦国時代>徳川二頭政治の真実』
『<今川氏と戦国時代>今川氏崩壊』
『<山内一豊と戦国時代>出世にみあう家臣募集』
を合本したものです。 -
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また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
戦国~江戸初期につくられた技巧と装飾に優れた兜と甲冑「全110」
[CONTENTS]
■名将の変わり兜
■甲冑の変遷史
■変わり兜名品集
■個性を際立たせる立物
■御家流
■甲冑が語る戦国武将
■描かれた変わり兜
■甲冑師の世界
ほか -
「歴史群像デジタルアーカイブス」から選り抜きの作品を集めた「選集」が登場。
第1弾は小和田哲男氏の「織田信長」「本能寺の変」関連作品!
天下布武に向けた信長の戦略から、覇道の終焉――本能寺の変が戦国の世に与えた影響までを一挙に堪能する!
※本書は「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズのうち
『<織田信長と戦国時代>「天下布武」への戦略』
『<織田信長と戦国時代>外国人が見た信長』
『<織田信長と戦国時代>信長の革新性・七つのキーポイント』
『<織田信長と浅井長政>二者択一に迫られた長政の決断』
『<織田信長と浅井長政>信長の婚姻政策とお市の運命』
『「方面軍司令官」任命で読む 秀吉・勝家・光秀に対する信長の評価』
『<織田信長と本能寺の変>生真面目な逆襲』
『<本能寺の変>ひっくり返った下剋上』
『<本能寺の変>全国有力大名たちの動向』
を合本したものです。 -
「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズから選り抜きの作品を集めた「選集」が登場。
第2弾は小和田哲男氏の「豊臣秀吉」「黒田官兵衛」関連作品!
軍事、内政、外交――天下統一へ向けた豊臣秀吉の戦略を徹底分析。秀吉を支えた軍師・黒田官兵衛の本当の実力とは? 史上類を見ない出世物語の裏側を一挙に堪能する!
※本書は「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズのうち
『<豊臣秀吉と戦国時代>パーフェクト大名秀吉、七つの武器』
『豊臣秀吉の婚姻政策と女たち』
『<織田信長と豊臣秀吉>秀吉の人材登用と組織活性化の秘訣』
『「秀吉の名軍師・半兵衛と官兵衛の真骨頂」「茶の湯と政治」』
『<豊臣秀吉と毛利>両川スクラムが動く。崩れる』
『賤ヶ岳の戦い「兵站線の確保と機動力」』
『「関東・東北連合」を瓦解させた「人たらし秀吉」の神髄』
『文禄・慶長の役への野望と亀裂』
『<豊臣秀吉と石田三成>「奉行派」の真の実力』
『黒田官兵衛の素顔』
『軍師黒田官兵衛を知る「戦国の“軍師”とは?」』
『黒田官兵衛の軍師としての能力』
を合本したものです。 -
信長、秀吉、家康も、決して「常勝軍団」ではなかった。優れたリーダーの条件。それは、「大失敗」を経験したか、否か。天下人の負け戦から人生の哲学と教訓を学ぶ。
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姉は豊臣とともに滅び、お江は徳川を支えた!
浅井長政の三人の娘、茶々・初・江の生涯を、歴史資料を駆使して描き出した先駆的な書。秀吉によって政略結婚の犠牲にされながらも、たくましく運命を切り拓いていった三人の姿が鮮やかに蘇る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
トップの強烈な個性によってつくられた組織を実際に運営し、さらに強くする「ナンバー2」や「ブレーン集団」の役割・機能・能力を、戦国乱世の実例を通して探る。
参謀・補佐役・秘書役とは何か? トップの強烈な個性によってつくられた組織を実際に運営し、さらに強くする「ナンバー2」や「ブレーン集団」の役割・機能・能力を戦国乱世の実例を通して探った好著。 -
明智光秀とは何者だったのか? 本能寺の変の真相とは? 研究の第一人者が、戦国時代で最も謎に包まれた人物と事件の真相に迫った決定版。
「謀反人」になるはずのない名将がなぜ、信長を討ったのか?本書は、戦国史研究の第一人者である著者が、本来、名将と称されるべき実績を誇りながら、日本史上最悪の「謀反人」のレッテルを貼られてきた明智光秀の謎に包まれた人物像に迫ったものである。語られざる「金ヶ崎退き口」での武功、「近畿管領」とも称すべき要職への抜擢、本能寺の変前夜の動向…。そこから見えてきた光秀の実像と、本能寺の変の真相とは? なお、「文庫版まえがき」では、ここ数年の研究トピックスや2014年に新発見された「石谷家文書」について語られるなど、研究の最新動向を知ることもでき、光秀と本能寺の変を語る上で必読の書となっている。 -
戦国史研究の第一人者である著者が明らかにする、史料に基づく徳川家康伝記の決定版。
徳川家康の誕生からその死までの全生涯を描く詳細な伝記。全ての事項に出典を明記し、信憑性の高い記述と豊富な図版で初心者にもわかりやすく解説します!
※本作品は紙書籍から表紙画像の一部が異なっております。また、口絵または挿絵の一部が未収録となっていますのであらかじめご了承ください。 -
関連図版と共にたどる信長の軌跡。信長を知るために必要な事項を取り上げて重点的に解説する。
織田信長の誕生から壮絶な死までの全生涯を描く詳細な伝記。全ての事項に出典を明記し、信憑性の高い記述と豊富な図版で初心者にもわかりやすく伝える一冊。
※本作品は、紙書籍から表紙画像の一部が異なっております。また口絵または挿絵の一部が未収録となっていますのであらかじめご了承ください。 -
空前絶後の出世を遂げた天下人・豊臣秀吉。その謎多き全生涯を、戦国時代研究の第一人者が豊富な史料を駆使して描き出す。
豊臣秀吉の誕生から死までの全生涯を描く詳細な伝記。第一級の史料と最新の研究成果を元に、秀吉の実像に迫る一冊。
※本作品は、紙書籍から表紙画像の一部が異なっております。また、口絵または挿絵の一部が未収録となっていますのであらかじめご了承ください。 -
朝鮮への侵攻が決定したとき、豊臣大名たちの胸にはさまざまな思惑が渦巻いた。「好戦派と厭戦派」「渡海組と残留組」「武功派と吏僚派」の3グループに分けることで見えてきた、豪壮秀吉軍団に入った深い亀裂と、次なる戦の予兆とは。
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織田信長による「天下布武」の宣言は、単なる武断主義ではない。それは信長による、より大きな国家構想の宣言であったのだ。あの豊臣秀吉でさえ継承できなかった「天下布武」構想の実像と、それを実行に移せた信長のバックボーンをあぶりだす。
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あらゆる身分、あらゆる思惑が渦巻き、激流のごとく流れぶつかり合った合戦、大坂の陣。徳川譜代・外様大名。豊臣直臣や浪人。茶人、商人、僧侶に公家。果ては農民までが結集した戦国史上最大の合戦を、それぞれの視点から描ききる力作論考。
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たとえ相手が強大であろうとも、手当たり次第に周辺国への侵攻を繰り返す武田信玄。信濃、西上野侵攻戦、どの戦いをとってみても一進一退である。しかし、確実に領土を拡大した信玄は、遂にその矛先を西へと向けた。家康を撃破した先に何があるのか?
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「智謀の策士」という印象の強い軍師黒田官兵衛。実は、その他にも多くの顔を持っていたことは、あまり知られていない。脇に徹し、時に大きく賭ける。戦国の世を泳ぎ切った官兵衛の素顔に、「謀」「脇」「賭」「游」「信」5つの視点から迫る。
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本能寺の変は、有力大名たちを動揺させた。徳川家康、毛利輝元、上杉景勝、北条氏直、長宗我部元親。本能寺の変、そして翌年の賤ヶ岳の戦い。それぞれの思惑が錯綜する。笑う者あれば、泣く者あり。本能寺の変の余波に揺れる、5大名、5編を収録。
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花の都京都を焦土と化した、応仁の乱。ついに戦国時代が幕を開けた。中央の戦乱は地方へと飛び火する。関東では上杉氏の対立をきっかけに北条早雲が台頭しはじめた。応仁の乱分析と、家臣、領民支配の視点から北条氏の強さの秘密を探る2編を合わせて収録。
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思い切った人材抜擢が、信長を天下の覇者にした。その人材登用を目の当たりにした豊臣秀吉は、それをさらに推進する。「槍働き」中心の「勤務評定」から、新たな評価基準へと踏み込んだ秀吉の、家臣登用と組織活性化の推移を追う。
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父である氏綱から、遺言状という形で「帝王学」を学んだ、北条氏康。父の死を乗り越え、敵対勢力であった、扇谷上杉朝定を撃退する。用兵の優秀性、民政手腕。『小田原衆所領役帳』や『北条氏綱公御書置』などの資料を読みとき、隠れた人気者にせまる。
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征夷大将軍の地位を秀忠に譲り、江戸城から駿府城へと移った徳川家康。ここに家康・秀忠の二頭政治が成立した。しかしそれは対等な関係だったのだろうか?江戸を陰で操る駿府政権のブレーンたちを詳細に分析し、家康の駿府大御所時代の真意にせまる。
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同時代人の眼から織田信長を描いた、太田牛一による『信長公記』。しかし本当の信長像を伝えるには物足りない。アビラ・ヒロン『日本王国記』や、ルイス・フロイスの『日本史』、ヴァリニャーノの『日本巡察記』を紐解くことで見えた、織田信長の真の姿とは。
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「軍下手」の石田三成が、強者である徳川家康に挑んだ、関ヶ原の合戦は、本当に無謀な戦いだったのだろうか。調略・計略に長けた三成のもとに、なぜ8万を超える軍勢が集まったのか。関ヶ原までの経緯と合戦模様、そして三成の悲劇を丹念に描きだす。
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下剋上とは一体何か。家臣が主を倒し、その実権を奪うという行為は、なにも戦国時代に限ったことではない。なぜ下剋上は「悪」なのか?いつ成り上がることが「悪」となったのか?また戦国最後の下剋上、本能寺の変を再考する。めったに見れない「下剋上の歴史」。
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「戦わずして勝つ」を信条に、秀吉が好んで使った籠絡戦。その裏では、名軍師竹中半兵衛と黒田官兵衛が動いていた。また、秀吉は信長から受け継いだ茶の湯を、巧みに政治に取り入れる。「政治家」豊臣秀吉の強さの秘密を知るための2篇を収録。
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遠くない将来、豊臣方との一戦を想定していた家康は、大坂包囲網を計画する。駿府城への移転・大修築を含め、各国で築城を推し進める家康は、遂に実践城郭の完成形ともいえる名古屋城の建設に着手した。築城にみる、家康大坂包囲網の実態とは。
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織田信長は、広大な領地支配を「方面軍」という形で諸部将に分担させている。北陸方面軍司令官、柴田勝家。中国方面軍司令官、羽柴秀吉。近畿方面軍司令官、明智光秀。それぞれの合戦を詳細に分析しながら、信長が最も評価した人物を推理する。
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上杉景勝からの支援を得られなかった真田昌幸は、秀吉への帰属を考えはじめた。次男幸村を秘密裡に秀吉の下へと送った昌幸だったが、その後事態は「沼田問題」を軸に、思わぬ方向に動き始めた。権謀術数の者と呼ばれる昌幸の同時代的評価に迫る。
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戦国時代まで、日本史の中心は京都であった。しかし応仁の乱によって政治の中心は地方へと散っていく。中でも注目される関東。三方面軍構想と「北条一族王国」、いまだ僻地であった江戸城を手にした徳川家康。戦国世、関東という地はどう扱われたのか。2編収録。
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地に落ちた“京の権威”と、守護代長尾家を相続し、波に乗る上杉謙信。対照的な二つの権力が、互いを引き寄せた。戦国まっただ中、本国を空にしてまで、上洛する必要がどこにあったのか。主役が目まぐるしく入れ替わる時代、謙信二度の上洛を位置づける。
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今川義元の保護国的な扱いであった松平領。松平家の「どん底」に生まれた竹千代は、織田家にその身を売られた。腕白小僧だった竹千代は徐々に頭角を現し始め、ついに運命の桶狭間をむかえる。江戸入城までの徳川家康の生涯を、大ボリュームで総ざらい。
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関白として天下統一の触手を、東北まで延ばしてきた豊臣秀吉。伊達政宗は、奥州探題として秀吉の論理を突っぱねた。その後も巧みに秀吉の攻勢をかわし続ける。時に、押し。時に、引く。しなやかな竹のように「天下人」秀吉と互角に渡り合った独眼竜のプライド。
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着々と四国平定を進める長宗我部元親のもとに、本能寺の変の急報がもたらされた。力をつける豊臣秀吉を横目に見ながら、悲願の四国統一を成し遂げた元親だったが、それもわずか六か月の命運でしかなかった……。長宗我部元親、激動の半生にせまる。
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北条早雲、永正16年(1519)88歳で没する。足利義視の近士として仕えていた早雲は、戦国時代の幕開けと同時に、歴史の表舞台へと躍り出た。伊豆への侵入、小田原城攻略、相模平定。暴れに暴れたその人生。風雲児と呼ばれる男の全記録。
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戦国一の美女、織田信長の妹お市。近江の大名浅井長政に嫁いだお市だが、その結婚年次については諸説ある。そしてその時期の違いは、織田・浅井同盟の意味を、大きく左右するのであった。お市の婚姻と同盟の意義を、当時の状況と史料から再検討する。
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豊臣秀吉に隙などない。負けなし外交。兵を動かせば戦国一の素早さ。守れば最新テクノロジーを駆使した築城術に、たらし込み。そして後ろに控えるビッグマネー。もはや全国統一を果たすのは、秀吉以外にありえなかったのである。圧巻の秀吉の力をまじかに見る。
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「甲相駿三国同盟」によって安泰かに見えた今川家だが、隠居の身であった今川義元の死によって事態は急変した。家督を継いだ氏真は戦いを好まず、今川家は、家康、信玄の格好の餌食となった。繁栄を極めた今川氏、滅亡までのカウントダウン。
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ついに勃発した大坂の陣。元大名や浪人などが大坂城に集まった。その中に真田幸村もいた。軍師として迎えられたはずの幸村だが、そこで内部抗争の渦へと巻き込まれていく。また幸村の遺児たちはその後どうなったのか。真田幸村、大坂の陣を巡る2篇を収録。
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大久保長安。家康より全国の金銀山の統括を任されていた男は、幕府内に一大勢力を築いた。しかしその富と権力は、長安死の直後に、疑獄事件を呼び込んだ。そして事件の裏に政府転覆が噂されるが、その先にはまだ見ぬ真相が待っていた。一族粛清の真相とは。
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征夷大将軍を任命するのは天皇であった。鎌倉幕府創業の歴史書『吾妻鏡』を愛読した徳川家康は、源頼朝にあこがれ将軍職を熱望した。そして将軍の地位を得るために、また政権安定のために、『吾妻鏡』を利用した。朝廷をまるめ込むための、家康のあの手この手。
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豊臣政権時代に、石田三成がはじめた施策が、その後江戸幕府の基礎を作った!?行政のエキスパート達のなかで秀吉が最も期待した人材、石田三成。太閤検地・兵站・占領政策・都市再開発にみる、三成の隠れた才能と、その施策が時代に与えたインパクトとは。
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小牧・長久手の戦いとは、秀吉と家康、二人の国家ビジョンのぶつかり合いだった。信長の後継者として「天下布武」を突き進む秀吉は、徳川・北条・伊達三国同盟の前に敗北する。秀吉の方向転換、そして同盟側の綻び。家康は退きつつも、ある決意をついに固めた!
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天下分け目の合戦、関ヶ原。全国規模で争われたこの合戦で、改易となった大名は88人、減封処分も含めれば、石高の合計は632万石余に上った。その結果、実に10万人以上という浪人を生み出した。慶長年間、最大の案件、浪人問題にせまる。
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「主殺し」明智光秀。本能寺の変をきっかけとして、狡猾さをもった謀叛人というイメージが先行するようになった光秀だが、実際の明智光秀はどんな人物だったのだろうか。目的なき謀叛に見える本能寺の変の裏にあった光秀の真意とは何か。
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戦国時代の三英雄といえば、武田信玄、上杉謙信、北条氏康である。戦国版・「関東三国志」ともいうべき戦いを繰り広げた三人。家臣団、領国支配、経済、交渉術そして国家ビジョンを比較することで、見えてくるものとは一体何か。三人の戦略を徹底比較。
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近江国北部三郡にその領国を展開した浅井氏。浅井三代の一人、長政の時代、浅井氏は急成長をとげ、遂に尾張の織田信長と同盟を組むにいたった。ところが、足利義昭と信長の対立が思わぬ事態を呼びよせる。信長の片腕にもなりえた長政“裏切り”の必然性とは。
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家臣だけでなく身内にも厳しく、思考の柔軟さと合理性を合わせ持ち、圧倒的な力で「天下布武」を推し進めた織田信長。しかし、信長の人格・思想・行動パターンの内に潜むあることが、明智光秀を本能寺へと走らせた。信長、自壊の原因を探る。
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戦国史上最大の合戦、大坂の陣。戦場では実際に何が起こっていたのだろうか。壮大な防衛構想「大坂城浮き城化計画」、豊臣・徳川両陣営の動員力比較、包囲網と迎撃戦の詳細、勝敗を左右した大砲解説など、多数の図表を駆使して、大坂の陣を視覚的に徹底解析。
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