『実用、ビジネス、週刊エコノミストebooks、堀内一史』の電子書籍一覧
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世界同時金融緩和がもたらした低金利。ディスインフレが恒常的になったグローバル経済。低金利は一体何を表しているのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通の教典である「旧約聖書」はかつて金利を禁じ、経済発展の中で容認してきた。聖書と金利の関係が示す驚きの経済の仕組み。
目 次:
はじめに
・聖書が禁じ、教会が認めた歴史 神と人の綱引きが定める水準
・聖書と金利を読み解く7つの基礎知識
モーセはエジプト人? フロイトが唱えた異説
・旧約聖書の源流 古き洪水伝承「アトラハシース物語」
ハンムラビ法典の金利は年20% 新王の即位で「徳政令」も
・金利の効能 不確実な未来に値段をつける
国家制度を維持するための「出挙」
・コラム 古代エジプトからあったマイナス金利
・コラム あせないエンデの「時間泥棒」
・マイナス金利の必然 経済成長あがめる資本主義の転換点
・コラム トランプに見る宗教
・インタビュー 高階秀爾「為替手形を金利にしたメディチ家」
・インタビュー 伊東俊太郎「西欧が学んだイスラム文明」
・資本主義で後れを取ったイスラム 「法人」の否定が経済活動の足かせ
・西欧も尊崇 異教徒にも寛容だったイスラムの英雄サラディン
・コラム イスラエルを庇護する宗教国家アメリカ
・金利を肯定した仏教 商人が支えた「都市型宗教」 -
世界の動きを読み解くには宗教の知識が不可欠だ。政治、社会はもちろんのこと、経済活動も例外ではない。「汝、宗教を知らずして、経済を語るなかれ--」
本書は、週刊エコノミスト2012年9月4日号の特集「宗教と経済」を電子版化したもの。世界の3大宗教と経済の関係がとことん分かります。
Part1 宗教と経済
・資本主義を生む宗教、阻害する宗教
・欧州危機はなぜカトリック諸国で、より深刻だったか
・イスラム教は、経済活動も信仰の実践の場
・単純化や技術革新に根付く仏教思想
・ユダヤ人になぜ成功者が多いのか
・大統領選を左右してきた宗教
・資源と政治・宗教
Part2 3大宗教を今すぐ理解する
宗教の系統図
キリスト教早わかり
イスラム教早わかり
仏教早わかり
Part3 知れば得する宗教の豆知識
ロムニー米大統領候補で注目を集めるモルモン教
プロテスタントが増えるカトリックの牙城ブラジル
影響力を発揮してきたインドのシク教徒
仏・儒・道教の見直し進む中国
水どころか唾も飲めないイスラム教徒の断食
蜜月続く国家と正教会
日本の宗教伝統の中心になる「神仏習合」
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