『実用、文化、文藝春秋、1円~、雑誌を除く』の電子書籍一覧
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会話の「普遍のルール」から人間の本性が見える
「え?」「えーと」「はあ?」……これまでの言語学が見逃してきた、こんな言葉に「人間の本性」が表れていた!?
今まで、主流の言語学が重視してきたのは常に文法や単語の成り立ちだった。
しかし、あなたが人と会話するときに、完全に文法通りの文章で話すことなどあるだろうか? 「あー」「いや」「はあ?」「え?」「で?」などなど、辞書には載らない言葉を繰り出しながら、すさまじいスピードで言葉のキャッチボールをしているのではないだろうか。
もちろん文法の研究は重要だ。だが、人間は文字より前に会話をはじめていた。現実の会話には、主流の言語学が軽視してきた本質的な何かがあるのではないか……本書は、そんな言語学の「革命」を追うサイエンス本である。
AIがまるで人間のように問いかけに答えてくる現代こそ、「会話」を考えることは「人間」を考えること。本書には、そのヒントが詰まっている。 -
『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』『ぼけますから、よろしくお願いします。』……
話題作の数々はこうして生まれた。
第一線監督の明かす実践的制作術。
作り手をめざす人、現役のテレビ・映画人、そしてドキュメンタリーを愛するすべての人たち必読!
是枝裕和監督推薦。
「大島新のこの等身大の自伝は、自身の制作過程を丹念に辿りながら、むしろそこには自らを鏡にした映像制作史が映し出されている。同じ時代を彼とは少しだけ違う場所で生きて来た私にとってはそのことが大変興味深かった。ファインダーの外側を捉える目を持つ彼は、きっと生来のドキュメンタリー作家なのだろう。」 -
コロナは日本を変えるチャンス!
変革のカギは昭和おじさん文化からの脱却にあり。
歴史の知恵を吸収してきた出口治明氏と博覧強記の仏文学者の鹿島茂氏が、
人類はコロナ禍をどう克服すればいいのかについて、「週刊文春」で3度にわたって対談した。
大反響を呼んだこの連続対談がついに書籍化。歴史の叡智から導かれた答えがここにある。
第一章 感染症が世界史を変えた
ヨーロッパの人口の三分の一以上が死んだペスト、コロンブスが新大陸に持ち込んだ
天然痘などの感染症は人口を激減させ新しい世界の扉を開いた。その歴史を踏まえ、
コロナ禍がどう歴史を変えていくのかを展望する
第二章 コロナが変える日本
在宅勤務、リモートワークの増加は、日本社会にどのようなインパクトをもたらすのか。
コロナをきっかけに日本をより住みやすい社会にするための処方箋を語り合う。
変革のカギは「メシ・フロ・ネル」からの脱却にあった
第三章 コロナと米中激突の行方
コロナに対して人類は一致団結するどころか、米中が対立を深めるなど、
連帯よりも分断が目立っている。混迷を深める国際秩序の行方はいかに。
歴史を学び、長期的な視野に立ってコロナに対峙することの大切さを説く -
シベリアは究極の自由の世界だった!
凍てつく大地に秘められた
底知れぬエネルギーの源流を追う――
ロシアのウラル山脈以東に位置するシベリアには、住所を「ツンドラ」と記すトナカイ遊牧民から今も活躍するシャーマンまで、多種多様な宗教や文化が共存している。気鋭のロシア政治学者が、辺境の地に根を張り、今をしたたかに生きる不屈の人々を訪ね歩いた貴重な記録。ロシアを深く理解するための必読書。
文庫化にあたり、書き下ろしコラムやカラー写真も収録。 -
頼れる確かなものが失われた中心なき世界。
自由と民主が揺らぐカオスな時代。
未来への道は辺境にある――。
2011年3月の東日本大震災、2014年9月の雨傘運動。
日本と香港。
大きな転機を迎えた2つの「辺境」から未来へのヒントを探る、
往復書簡の記録。
【目次】
第1回 辺境(ホンコン)から辺境(ニホン)へ
第2回 言葉と民主主義
第3回 念じれば響く――都会のある祭りの灯
第4回 辺境の2つの顔
第5回 過去の辺境、未来の中心
第6回 香港――渦巻状の交通路
第7回 刻々と変化する文化速度
第8回 日本にとってサブカルチャーとは何か
第9回 話したいことが無数にあるようだけれど、残念ながら私には分からない
第10回 「きれい」は「きたない」――列島の周縁から
第11回 光と影の辺境文化――都会・映画・中国ナショナリズム
第12回 ナショナリズムから都市的アジア主義へ
第13回 真・自由の彼方へ
第14回 近代を広げ、豆を育てる -
2017年7月1日、カナダは建国150周年を迎える。テロや政治状況などで暗雲たれこめるヨーロッパやアメリカに比べ、誰もが笑顔になれる、癒される国として注目を集めている。昨年、アメリカでトランプ政権が誕生することが明らかになったとき、移民を希望するアメリカ人たちがカナダの移民登録サイトに殺到したことも話題になった。
建国以来、世界中からの移民を受け入れ、多民族主義を宣言し、異なるルーツの人びとが幸福に共存する道を選んできたカナダ。その広大な国土を、ジャーナリスト上原善広氏が一年目はプリンス・エドワード島からウィニペグまで、二年目は東端の地ニューファンドランドを起点に、鉄道でトロントからバンクーバー、さらに北上して北極圏のタクトヤクタックまで踏破した。カナダ全土に張り巡らされた「トランス・カナダ・トレイル」(TCT)という古い街道や廃線になった線路跡などのトレイルを自転車でめぐったり、建国の礎となった大陸横断鉄道に乗って西海岸に到達し、先住民と共にユーコンで狩りをしたり、歴史をたどりつつ「今」のカナダを体感する気鋭のルポルタージュ。 -
花柳界、芸者、三業地……文字としては馴染みがあっても、実態は殆ど知られていない世界。長年新橋演舞場に身を置き、数々の名妓たちと親交のあった著者が、芸者の成り立ちから戦前、戦後の東京の花柳界全盛の時代までの歴史と変貌を細やかに描写。処女作にして和辻哲郎文化賞を受賞した、画期的日本文化論。
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◎TEDトーク225万回再生◎
私たちはいつ言語を獲得し、文字を使い始めたのか?
4万年前の氷河期に残された壁画の数々。
そこには牛や馬の絵とともに不思議な記号が残されていた。
ヨーロッパ全体368箇所の洞窟に残された記号を世界で初めてデータベース化。
すると記号はわずか32個に収斂された。
2400キロも離れた2つの洞窟に残された記号が一致するのはなぜか?
あるいは急峻なピレネー山脈を挟んで、一致した特異な屋舎記号。
自ら52箇所の洞窟に潜って記号を採取した
カナダ人女性科学者がその謎に挑む!
【目次】
■はじめに 太古の人類が残した記号
■第一章 何のために印をつけたのか?
■第二章 人類のはるか以前に道具を使った者たち
■第三章 死者をいたむ気持ちの芽生え
■第四章 言葉はいつ生まれたのか?
■第五章 音楽の始まり
■第六章 半人半獣像とヴィーナス像
■第七章 農耕以前に布を織っていた
■第八章 洞窟壁画をいかに描いたか?
■第九章 欧州大陸に到達以前から描いていた
■第十章 唯一の人物画
■第十一章 遠く離れた洞窟に残される共通の記号
■第十二章 それは文字なのか?
■第十三章 一万六千年前の女性の首飾りに残された記号群
■第十四章 壁画は野外にも残されていた
■第十五章 最古の地図か?
■第十六章 トランス状態で見える図形なのか?
■おわりに データベースを世界の遺跡に広げる
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