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『実用、経済、講談社』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全201件

  • 個人資産800億円超。長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家・清原達郎。
    咽頭がんで声帯を失い、引退を決めたいま、全人生で得た株式投資のノウハウを明かす

    ■新NISA完全対応! すべての投資家のバイブル誕生

    私には後継者がいない。ならばすべてのノウハウを全部世の中に「ぶちまけてしまえ」という気持ちになった。

    今や株式市場は「個人が自由に儲けることができる市場」です。2024年からは新NISAも始まりました。「やらなきゃ絶対損」という個人にとっては夢のような制度です。(本書より)

    ■株式投資に才能など存在しない。
    「自分の失敗からどれだけ学んだか」だけだ。

    《本書の内容》
    市場はあなたを見捨てない/すべての情報にはバイアスがかっている/ヘッジファンド創設への道のり/割安小型成長株の破壊力/地獄の沙汰は持株次第/REIT 落ちてくるナイフを2度つかむ/実践のハイライト──ロング、ショート・ペアートレード/やってはいけない投資/これからの日本株市場/10年以内に起きる破滅的リスク ほか
  • 本書は、激動する19世紀フランスに生きた社会思想家ピエール=ジョゼフ・プルードン(1809-65年)の初期の主著である。
    スイスとの国境に近いフランス東部のブザンソンに生まれたプルードンは労働者階級出身であり、向学心旺盛でありながら学業を断念せざるをえなかった。そうして働き始めた印刷所での日々は、のちの社会思想家を生み出す養分を提供することになる。すなわち、校正作業を通じてヘブライ語を習得したほか、聖書や言語学をはじめとする学的関心を養うとともに、同郷の社会思想家シャルル・フーリエの著書を校正することで、現実とは異なる社会を構想する動機を与えた。さらに、印刷工として働く傍らでフランス各地を巡行して印刷所の現場監督を務める中で労働者の境遇を身をもって知り、これが「社会の構成単位は仕事場である」という発想を導くことになった。これらの成果が結実したのが本書にほかならない。その冒頭には「最も数が多く最も貧しい階級の物質的、道徳的、知的境遇を改善する手段」を見出すというプルードンの動機が明確に宣言されている。
    本書は第一章で提示される「所有とは盗みである」という警句によって物議をかもした。これは「奴隷制とは殺人である」という命題を「変形させただけ」だと言われるとおり、「所有」とは合法化された「盗みの権利」にほかならない。ならば、それが奴隷制につながらないための線引きを担保する必要がある。その方策を実現するものこそ、プルードンが構想した理想の社会だった。
    紛れもない社会哲学の古典である本書の邦訳は1971年になされたあと半世紀以上、新しいものは登場していない。本書は、気鋭の研究者が清新な日本語で作り上げた新訳であり、格差が激化する今こそ熟読したい1冊である。

    [本書の内容]
    ブザンソン・アカデミー会員諸氏へ

    第一章 本書が従う方法論――革命という観念
    第二章 自然権とみなされる所有について――所有権の始動因としての先占と民法について
    第三章 所有権の始動因としての労働について
    第四章 所有は不可能であること
    第五章 公正・不公正の観念の心理学的説明および、統治と法の原理の確定

    訳者解説
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    お買い物が大好きな真白(中学2年生)は、あるお店で洋服詰め合わせの「福袋」を発見。「3万円相当がなんと3千円!」の宣伝文句にひかれて、つい買っちゃった。これって、ホントにお買い得? 学校でもおうちでも教えてくれない「お金の授業」スタートです!

    【第1章】物の「値段」と物の「価値」
    3万円相当が、なんと3千円!の福袋を買って失敗したエピソードから、値段は売る側「他人」が決めるものだが、価値は「自分」が決めるものということを学びます。経済の基本である需要と供給、商品のげなと販売価格についても学びます。
    【第2章】お金は「信用」でできている
    コンビニのコピー機でうっかり紙幣をコピーしそうになったエピソードから、なぜ紙幣をコピーしてはいけないのか、コピーすると重罪になるのか考えます。また、製造原価18円の1万円札が「1万円」と信じられるのかなぜかも考えます。
    【第3章】「投機」と「投資」
    宝くじはパチンコや競馬と同じギャンブル。投資は怖いのに大切なお小遣いで宝くじを買うのはいいのか?宝くじの天文学的な当選確率(200kgのお米の山から1粒の当たりを目隠ししてつまむくらいの確率)を考えます。
    【第4章】「円安」と「円高」
    混乱しがちな円高と円安について、具体的にわかりやすく学びます。日本のビックマックを世界と比較したり(ビックマック指数)、日本の食料自給率やエネルギー自給率についても考えます。
    【第5章】現金vs.キャッシュレス
    手触りのない電子マネーより、目で見て触れる現金のほうが安心で確実? 本当にそうでしょうか? 現金の入った財布は、鍵のない金庫のようなもの。紛失リスク・盗難リスクに弱い資産です。また、現金を使い続けることで発生する手数料・社会的コストについても学びます。
    【第6章】「お金をかせぐ」ってどういうこと?
    お金をかせぐことの本質は、誰かを喜ばせる価値を生み出すこと。何の変哲もない紙も人の手や頭を使うことによって「美しい作品」になる。お金は喜ばせたことへの対価「ありがとうの印」でもある。
    【第7章】お金と時間のつかい方
    良い買い物、悪い買い物とは何か?良い買い物とは、買った値段以上の満足や効果、価値を感じられるもの。誰にとっても1日は24時間。限りある自分の時間とお金をどう使っていくか考えて、未来を変えていこう。




    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 戦国時代の主役は大名でも武将でもない!
    ヒトとモノのエコシステム=生態系が、中世日本のダイナミックな変動を生み出した!

    戦乱が多発したのみならず、寒冷化という気候変動もあって、当時の列島は生物種としてのヒトにとって、きわめて生存が厳しい環境であった。
    そのような「戦場」を、庶民たちはどのようにしてサバイバルし、時代を動かしたのか?
    本書は、戦国日本とはいかなる時代であったのかという問いに対し、庶民の主体的な行動が歴史の動因であったことに注目して、ひとつの答えを示そうという試みである。

    海・山の動植物が織りなす生態系と、そこから恵みを得て生活を営む人々の社会システムを一つの系としてとらえ、戦国の動因を描き出す、斬新な〈生態学的アプローチ〉による中世史像!

    【本書より】
    考えてみれば、信長や秀吉など英雄たちが「新しい世の中」をつくるために行ったとされるさまざまな政策やドンパチやった戦争は、結局のところ、庶民がそれに従ってくれたからこそ成り立っており、また、庶民が生業を営む中で生産し供給するさまざまな財やサービスを消費することで成り立っていた。徴税は庶民が納税してくれるからこそ可能だし、戦争は庶民が食糧や武器などを生産し供給してくれるからこそ可能である。

    【主な内容】
    はじめに たくさんの「久三郎たち」の歴史
    序章 生存戦略、生態系、生業――越前国極西部
    第一章 山森林の恵みと生業ポートフォリオ――越知山
     山森林の生態系の恵みと多様な生産/資源分配をめぐるせめぎあい/柴田勝家と森林史の近世化
    第二章 「海あり山村」の生存戦略――越前海岸
     生業は海岸部だけで完結しているか/海の生態系のさまざまな恵みと技術革新/行政権力が生業技術を求める
    第三章 工業も生態系の恵み――越前焼
     大量生産化と資源分配―考古学的知見が語る生産戦略/売る、組織整備、新アイテム――記録が語る生産戦略と近世への助走
    第四章 戦国ロジスティクス――干飯浦と西街道敦賀
      馬借たちの生存戦略と競争/水運業者たちの生存戦略と広域的な経済構造
    終章 「久三郎たち」の歴史、ふたたび
    凡例
    参考文献
  • 世界一の起業家教育を誇るバブソン大学が教える混沌と変化の時代への対応術!ドラッカー最後の弟子が説くマインドセットの転換法とは?

    伊藤穣一氏推薦
    「自らの経験とさまざまなケーススタディを基にしたアントレプレナーシップの実践的テキスト。グローバル市場に挑戦したい日本の起業家、ビジネスリーダー必読の書」

    連続起業家・溝口勇児氏も大絶賛!
    「山川先生がいなかったら今の僕はないです」

    アントレプレナーシップーー起業家精神は、独立を志すビジネスパーソンだけに必要なものではなく、組織の内外問わず、混沌とした今の日本で働く、生きる、すべての人に必要な道標であり、心のもちかた

    バブソン大学とは――全米アントレプレナーシップ教育で30年間1位を誇る「挑戦者たち」の巣窟――
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    【豊富な漫画とイラストでお金のことがよくわかる!】

    あなたの手元にあるお金は、どこからやってくるのでしょうか。
    親からもらったお小遣い。ということは、親が働いている会社がくれたもの?
    でも、その会社は誰からお金をもらっているのでしょうか。

    あるいは、あなたがグミを買うために払った100円は、どこに行くのでしょう。
    グミを作っている会社に渡した、その先は?

    お金は、さまざまな人から人の手に渡って、今、あなたの目の前にあるのです。
    そして、あなたがものを買うと別の人のもとに行ってしまいます。
    お金は何人もの人から人へ、まるでリレーで走りながらバトンが手渡されたように、世の中をグルグルめぐっているのです。

    お金には、良くも悪くも力があります。
    使い方を間違えれば「おっかね~」ですが、お金を出すことで、あなた自身や誰かの「未来の夢」を応援することになる。
    あなたがお金を上手に使えば、未来を変えることだってできるのです。

    将来、お金に「使われる」人生にならないために。
    さあ、お金のことを投資家の先生たちと一緒に考えてみませんか?

    ◆主な内容
    【1章】基礎編 お金ってどんなもの?
    世の中とお金/社会はお金でつながっている
    お金の意味/お金は過去と未来をつなぐもの
    お金の歴史/社会が変わるとき、お金も動く

    【2章】中級編 お金はどう使ったらいいの?
    消費/お金を使うと世の中が回る
    寄付/困っている人を助けるもの
    投資/未来の夢のために何かをすること

    【3章】上級編 お金を得るってどういうこと?
    働く/人を喜ばせ幸せにすること
    お金を得る/世の中に貢献したごほうび
    自分への投資/将来イキイキと働くために
    起業する/自分で仕事をつくる
    付録:起業家物語【田中仁・家入一真・隈研吾】
    漫画:遠田おと
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  • シリーズ3冊
    1,265(税込)
    著:
    古川隆久
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    ニュースになった話題、事件を集大成! 昭和の日本を俯瞰する!――太平洋戦争の敗戦前後、マッカーサー日本上陸から高度経済成長のはじまりと民間出の皇太子妃内定まで……。皇室、政治、経済、社会、スポーツ、芸能と、幅広くとらえた画期的な戦後史事典。巻末に年表付き。

    ●本書は、ニュース映画の映像を中心にまとめたDVDブック『昭和ニッポン』のブック部分を3巻に分けて再編集したものである。『昭和ニッポン』は、昭和という時代の、政治、経済のみならず芸能、スポーツ、文化、世相などまで広範なニュース映像のなかから見るべき価値のあるものを厳選して24巻にまとめている。ブック部分は、編集部がまとめた映像をより深く理解できる手がかりとなるよう配慮して執筆、編集された。――<著者「まえがき」より>
  • ツキに選ばれる人は、いかにして自分を磨いたか! 新カリスマたちの原点――西山知義(レックス・ホールディングス社長)/飯塚哲哉(ザインエレクトロニクス社長)/石橋博良(ウェザーニューズ社長)/後藤忠治(セントラルスポーツ社長)/平野岳史(フルキャスト会長兼社長)/太田 孝(近畿日本ツーリスト社長)/桜井正光(リコー社長)/梅原 誠(シチズン時計社長)/志太 勤(シダックス会長)

    ●あきらめない! 負けない! くじけない!
    サラリーマンでありながら、夢を抱いて社長に上りつめる人、起業する人、志を抱く人、家庭環境には恵まれなかったものの不屈の精神で前向きに人生を歩む人……。日本には、夢の実現に向かって走る「幸せな成功者」がまだまだたくさんいる。これまで出会ってきたあの人、この人の顔を思い浮かべながら、この原稿を書いているいま、この国はまんざらでもない――と僕は心から思っている。――<「あとがき」より>
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    農業の立ち遅れていたインドネシアの食料自給率を上げるために、1965年にビマス計画(食糧自給集団集約栽培計画)が開始された。インドネシア国民銀行は、農民にマイクロ・クレジットを与え、それを元手に、農民は種、肥料、農薬などの資材を供与し、政府の営農指導員が教育を行った。その成果により、米の増産が図られ、輸入量が減少した。その計画は、単なる増産にとどまらず、加工、調整、流通、農村開発も射程に入っていた。農業経済学の実例を記録した一冊である。
    【目次より】
    はしがき
    序論 ビマス計画にかんする研究の過程と課題
    1 研究の経過 ー 3 研究の目的と課題
    第1章 インドネシア経済における米
    1 インドネシアの経済安定と米 スハルト政権の米増産政策の直接的背景 2 インドネシア経済に占めるコメの重要性 スハルト政権の米増産政策の間接的背景
    第2章 インドネシア米作の自然的基礎
    1 インドネシアの位置・面積・地形 ー 3 インドネシアの地質および土壌
    第3章 インドネシア農業の特質
    1 インドネシア経済における農業の重要性 ー 7 家畜組制度
    第4章 インドネシアの米の生産と流通
    1 米の生産 2 米の流通と消費
    第5章 スカルノ政権の経済開発計画と米増産計画
    1 スカルノ政権下の米増産計画とスハルト政権下の米増産計画との関連 ー 6 ビマス計画
    第6章 スハルト政権と米増産計画 ビマス計画の発展と「米危機」
    1 ビマス計画の強化 ー 3 第1次開発5ヵ年計画と米増産計画
    第7章 ビマス・ゴトンロヨン計画
    1 ビマス・ゴトンロヨン計画の背景と動機 ー 6 ビマス・ゴトンロヨン計画の評価
    第8章 改良ビマス計画
    1 改良ビマス計画の背景 2 改良ビマス計画の発展
    第9章 米増産計画の修正と第二の米危機
    1 米増産計画の修正 2 第二の米危機と米増産目標の引上げ
    第10章 ビマス計画の評価と教訓
    1 岐路にたつビマス計画 ー 4 ビマス計画のありかた
    第11章 インドネシア米増産の展望 農業の将来と関連して
    1 至上命題としての米増産 ー 3 インドネシア米作の将来
    補論 第2次開発5ヵ年計画と米増産
    1 第2次開発5ヵ年計画 2 第2次開発5ヵ年計画における米の増産計画

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    数理マルクス経済学の基本図書。資本家が投下した資本から生み出された剰余価値を自ら消費すれば、単純再生産となり、剰余価値の一部を新たに資本投下して、拡大再生産となる。社会的総資本は、生産のみならず流通にも投下され、それを考慮して資本総体の動きを数理的に捉えるための理論の入門書。
    【目次より】
    はしがき
    序論
    一 再生産の一般性と特殊性
    二 再生産の二重性
    第一篇 物質的財貨の再生産
    第一章 労働生産性
    第一節 労働生産性の概念
    一 労働の限界生産力および貨幣費用による労働生産性の規定
    二 投下労働量による労働生産性の規定
    第二節 労働生産性を規定する諸要因
    一 基本的要因=生産力
    二 副次的要因
    三 生産方法の選択
    第三節 労働生産性と物質的財貨の再生産
    一 生産財補填と労働生産性
    二 労働力の再生産と労働生産性
    三 社会発展と労働生産性
    第二章 生産諸要素
    第一節 労働力
    一 総人口
    二 総人口のうちで労働にたずさわる成員の比率
    三 労働する成員のうちで物質的財貨の生産に従事する成員の比率
    四 年間に物質的財貨の生産のために労働する日数
    五 一日の労働時間および強度
    第二節 生産財(労働生産物たる生産手段)
    一 生産財の期首存在量
    二 生産財の稼働度
    第三節 自然的生産手段
    第三章 生産編成
    第一節 生産編成と物質的財貨の再生産
    一 労働生産性と生産編成
    二 生産要素の存在量と生産編成
    三 総生産物・純生産物・剰余生産物
    第二節 単純再生産の編成
    一 剰余生産物なき場合
    二 剰余生産物の存在する場合
    第三節 拡大再生産の編成
    一 労働生産性の不変な場合
    二 労働生産性が変化する場合
    第四章 生産物の再生産的充当
    第一節 生産財補填、労働力再生産のための生産物充当
    第二節 最大生産規模と現実生産規模
    第二篇 生産関係の再生産
    第一章 生産関係の基礎
    第一節 生産関係の概念
    第二節 生産関係の基礎
    第二章 生産関係の基礎の再生産
    第一節 生産関係再生産と上部構造
    第二節 生産関係再生産と分配様式
    第三節 生産関係再生産と物質的財貨の再生産
    第三篇 生産様式の再生産
    第一章 物質的財貨の再生産による生産関係の規定
    第二章 特定の生産関係の下での物質的財貨の再生産
    第一節 原始共同体での物質的財貨の再生産
    第二節 奴隷制社会での物質的財貨の再生産
    第三節 封建制社会での物質的財貨の再生産

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    市場経済では,需要と供給が一致するように価格が決まるという前提に基づく理論。需要と供給が一致した状態が均衡である。ある産業や企業だけの均衡を扱うのが、「部分均衡論」である。市場のあらゆる財・サービスの均衡を扱うのが「一般均衡論」である。
    【目次】
    福岡正夫論文集刊行について
    第1部 線型経済学の諸問題
    完全雇用と固定的生産係数
    柴田博士のカッセル批判をめぐって
    カッセル一般均衡体系の再検討
    線型経済学と伝統理論
    投入産出モデルと市場機構
    投入産出の不等式体系
    動学的レオンチェフ体系における双対安定の非両立性について
    ゲーム問題の若干の特殊な解法について
    第2部 一般均衡理論の基礎をめぐって
    均衡点存在問題の一考察
    価格調整関数と存在定理 一つの注解
    存在問題の再考察
    安定条件と調整速度 一つの批判的覚書
    ヒックス教授の需要理論
    価格決定における需要の役割
    均衡理論の進路
    ケインズ経済学のミクロ理論的基礎 展望と評価
    マクロ分析とミクロ分析
    第3部 成長理論およびマクロ経済学
    再生産表式と均衡成長
    再生産表式モデルにおける双対安定性について
    新古典派定理と2部門成長モデル
    最適成長理論 展望
    インフレーション理論の展望
    貨幣的成長のケインズ・モデル
    カルドアの成長理論
    ケインズと現代経済理論
    ケインズ経済学の現局面
    あとがき
    索引
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    農業経済学者の著者による、熱帯・亜熱帯に属する東南アジアの農業開発についての論考が本書である。
    【目次より】
    はしがき
    序論 「南北対立」と「人口食糧」との問題
    I 東西対立から南北対立へ
    II 低開発国における人口と食糧とのアンバランス
    III 農業開発問題の重要性
    第1章 東南アジア農業開発にたいする日本の動き
    第2章 東南アジアの地域的特質
    I 東南アジアの地域設定
    II 東南アジアの地理学的統一性
    III 東南アジアの地理学的多様性
    IV 東南アジアの流動性
    第3章 東南アジアの経済開発戦略
    I 低開発国経済開発戦略の基本問題
    II 工業化論の経済理論的批判
    III 東南アジア経済開発の戦略決定にかんする与件
    第4章 東南アジア農業の特質
    I 自然的基礎
    II 人口寡少と可耕末墾地の存在
    III 単一耕作的輸出農産物と多年生作物の地域的卓越性
    IV 農業生産の二重構造 自給生産と商品生産、小生産者とプランター
    V 米作の卓越性と食糧過不足国の分化
    VI 農業における低位生産性と不完全雇傭
    第5章 東南アジア農業開発の目的と目標
    I 東南アジア農業開発における目的
    II 東南アジア農業開発における目標
    第6章 東南アジア農業開発の主体
    I プランター
    II 耕作農民
    III 政府
    第7章 東南アジア農業開発の条件
    I 資本条件
    II 社会経済的条件
    III 技術的条件
    IV 価格条件
    V 交通条件
    第8章 東南アジア農業開発と外国援助
    I 低開発国にたいする外国援助
    II 東南アジア農業開発にたいする外国援助
    第9章 東南アジア農業開発における日本の役割
    I 農業技術協力の重要性
    II 農業技術協力の問題点
    III 一次産品開発輸入の問題
    補論 東南アジア農業開発の日本農業におよぼす影響
    I 東南アジア農業開発の日本農業への影響の形態
    II 東南アジア農業開発と日本農業保護主義
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    1973年にノーベル経済学賞受賞者のレオンチェフが最初に作成した「産業連関表」とは、産業間のつながりを示すマトリックス。ある産業は、他の産業から原材料などを購入し、これを加工して別の財・サービスを生産する。そして、生産した財やサービスをまた別の産業部門に対して販売する。このような財・サービスの「購入→生産→販売」という連鎖をマトリックスとして表示するのが産業連関表である。産業連関表を利用すると、ある産業に新たな需要が発生した場合、どのようにその生産が波及していくのかを計量化可能になる。本書は、マクロ経済学の中の企業活動の領域の入門書。
    【目次より】
    はしがき
    第一章 産業連関表と産業連関分析
    緒言
    産業連関論の概略
    産業連関論と経済政策
    第二章 産業連関の静学理論
    物量的産業連関システムと価値的産業連関システム
    均衡産出量の決定
    均衡産出量の図形的説明
    均衡産出量の正値条件
    逆係数の図形的説明
    波及構造の定性分析
    波及構造の定量分析
    産業連関システムと価格の決定
    第三章 産業連関論と企業理論
    I サミュエルソンの代替定理
    代替の可能性
    等生産量曲線
    収穫不変性の仮定
    生産方法の決定
    サミュエルソンの代替定理の批判
    II クープマンスの代替定理
    新しい企業理論 線型計画論
    労働の有効配置
    クープマンスの代替定理の批判
    III クラインの代替定理
    クラインの代替定理
    ヒックスの企業理論
    価値的投入係数の固定性
    規模に関する収穫の可変性
    クラインの代替定理の批判
    第四章 産業連関論と一般均衡理論
    一般均衡論におけるワルラスとヒックス
    一般均衡理論
    利潤率均等の法則と代替定理
    消費者の選択理論
    産業連関論と一般均衡理論
    第五章 産業連関論とケインズ経済学
    ケインズ経済学とケインズ哲学
    産業連関論における国民所得
    産業連関論とケインズ経済学
    第六章 産業連関の動学理論
    動学的産業連関システム
    産業の均等発展と不均等発展
    国民所得分析と循環的成長
    産業連関分析と循環的成長
    第七章 産業連関論と外国貿易
    輸出入を含んだ産業連関システム
    国内産出額および輸入額の決定
    線型計画論による輸入計画の編成
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    国家など行政団体が、経費に充当するために、徴収する税金は経済理論的にどのような意味があるのか? 日経・経済図書文化賞受賞作。
    財政学において、租税は重要なテーマである。本書では、公共経済学の視点から租税の経済分析を行う。より具体的には、租税帰着の理論と最適課税の理論が主題となる。本書は租税理論の研究者・専門家のみならず、財政問題に関心のある人々にとって必読書である。
    総ページ数 330
    判型 A5
    【目次】
    まえがき
    第 I 部 租税帰着の理論
    第1章 静学的租税帰着の理論
    1.はじめに
    2.静学的租税帰着モデル
    3.モデルの因果律
    4.比較静学分析
    5.結び
    数学付録
    第2章 動学的租税帰着の理論
    1.はじめに
    2.動学的租税帰着モデル
    3.予備的考察
    4.比較動学分析
    5.結び
    数学付録
    第3章 地域間租税帰着の理論
    1.はじめに
    2.地域間租税帰着モデル
    3.比較静学分析
    4.結び
    数学付録
    第4章 動学的階級間租税帰着の理論
    1.はじめに
    2.モデルの記述
    3.長期均衡の諸性質
    4.差別的帰着の評価
    5.結び
    数学付録
    第 II 部 最適課税の理論
    第5章 公共的競争均衡と租税体系
    1.はじめに
    2.公共的競争均衡モデル
    3.一つの反例
    4.公共的競争均衡と租税体系の両立可能性定理
    5.両立可能性定理の証明
    6.残された課題
    第6章 住民の地域選択と分権的地方財政制度
    1.はじめに
    2.短期モデルの構造
    3.住民の地域選択過程
    4.ティブー的均衡の厚生上の意義
    5.残された課題
    第7章 ピグー的租税・補助金政策の有効性
    1.はじめに
    2.モデル、パレート効率性、ピグー的均衡
    3.予想調整過程とその安定性
    4.ピグー的料率の調整過程とその安定性
    5.価格調整過程とその安定性
    6.結び
    第8章 通時的経済における租税政策の役割
    1.はじめに
    2.モデル
    3.黄金律均斉成長経路の安定性
    4.租税政策の役割
    5.一つの応用例 年金制度
    第9章 最適間接税の理論 展望
    1.はじめに
    2.最適課税問題の基本構造
    3.最適課税ルールの相対的意義
    4.最適課税問題の新展開
    索引

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    資本主義経済は、なぜ好景気と不景気を繰りかえすのか? 恐慌はなぜ起こるのか? 人口の増加、生活水準の向上、技術革新を原動力に、資本主義は矛盾を景気循環と恐慌によってその矛盾を乗り越えながら、進歩していく。原動力となるうちの、人口増加と生活水準の向上は時としてインフレを喚起することになるが、技術革新により価格抑制効果が、インフレを抑える力となる。経済活動の根本原理をわかりやすく説く格好の入門書。
    【目次より】
    はしがき
    序章 ケインズ理論の長期化
    0.1 ケインズ理論の二つの貢献
    0.2 ケインズ理論の発展
    0.3 価格分析か所得分析か
    0.4 本書の課題
    第一章 静学的ケインズ理論
    1.1 ケインズの均衡理論
    1.2 有効需要の原理
    1.3 ケインズの完全雇傭政策
    第二章 ケインズ体系の安定条件
    2.1 フリッシュ・サミュエルソン的動学化
    2.2 変動過程の一時的均衡分析
    第三章 ケインジアンの景気循環論
    3.1 貨幣的蜘網景気論
    3.2 ウィクセル的景気理論
    3.3 カルドア的過少支出説
    3.4 ヒックス的労働不足説
    第四章 景気循環と経済成長
    4.1 景気循環と成長
    4.2 カルドア理論と成長
    4.3 ヒックス理論と成長
    4.4 マルクスの循環的成長理論
    第五章 成長率による経済変動の分析 もう一つの所得分析的変動理論
    5.1 はしがき
    5.2 モデルの構成
    5.3 成長率
    5.4 諸成長率の間の関係
    5.5 投資決意に関する仮定
    5.6 景気変動
    5.7 経済成長
    5.8 長期的完全雇傭政策
    第六章 価格分析的変動理論 一つのハードル理論
    6.1 本章の課題
    6.2 モデルの構成
    6.3 景気の回復
    6.4 景気の上昇
    6.5 好況の崩壊
    6.6 不況過程
    6.7 静止的状態
    6.8 趨勢の導入
    引用文献
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    資本主義経済とはどのような経済体制なのかを、労働生産性、利潤、実質賃金率を中心に探究する格好の入門書。
    【目次より】
    序章
    第1章 価値
    第1節 価値の決定
    第2節 価値の理論的意義
    第2章 利潤の存在条件
    第1節 純生産可能条件
    第2節 剰余条件
    第3節 利潤の存在条件
    第3章 平均利潤率
    第1節 平均利潤率の存在条件
    第2節 平均利潤率の決定要因
    第3節 固定資本および生産方法の代替的変化
    第4節 「利潤率傾向的低下法則」について
    補論 疑問への回答
    第4章 実質賃金率
    第1節 階級対立と実質賃金率
    第2節 実質賃金率の短期的決定
    第3節 Wage-Price Spiral について
    第4節 実質賃金率と資本蓄積
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    「通常の経済原論ないし経済理論の教科書では、理想型の資本主義社会を前提として、企業や家計の生態が説明されるとともに、社会の機構と動態が分析されている。けれども現実の資本主義社会は理想型どおりではないし、また資本主義諸国は世界の一部をなしているにすぎない。もはや時代は、非資本主義的要素や勢力を無視ないし軽視すると、現実の社会の重要な現象を理解しえないばかりか、硬直的な視角から、かたくなに世の中を見るという羽目に陥ってしまうような段階にきている。
    しかしながら勢力を増大しつつある非資本主義経済と、資本主義経済の間には、それらが共に近代的な経済体制であるがゆえの、多くの論理の共通点があるし、また現実の資本主義経済(たとえば日本経済)が理想型どおりでないといっても、「ずれ」は無原則的ではなく、「ずれ」には「ずれ」の論理がある。本書においては、対象を理想型の資本主義経済に限定せず、社会主義経済を含む近代社会に一貫する経済合理性を明らかにすると共に、他方において日本の経済が明治革命以後たどって来た特異な経済発展をも説得的に説明することを試みる。したがって本書は、広い意味での比較体制論の領域に属するであろうが、その領域の屁金的な研究よりも、さらに論理的・分析的である。それと同時に本書は、その視野が短期的であるという意味で不完全であり、一層大部の書物の上巻であるに過ぎないかも知れないということを指摘しておかねばならない。」(本書「はしがき」より)
    本書は1967から68年に大阪大学で行われた講義をもとにしています。
    【目次より】
    はしがき
    序論 近代国民経済
    理想型としての近代国民経済 ー 本書の梗概
    第1部 経済のミクロ的合理性
    1.生産技術
    生産の樹木図  生産関数 ー 総生産関数
    2.技術の選択
    異なる技術の併用 ー 総額崇拝の誤謬
    3.利潤の分配
    分配とイデオロギー ー イデオロギー的利潤分配の非合理性
    4.計画の変更
    企業者活動の相対性 ー ストルパー・サミュエルソンの定理とリブチンスキーの定理の拡張
    5.家計の行動
    家計の独立性  伝統的需要理論 ー 闇市場のある場合
    第2部 市場機構と計画
    6.伸縮価格経済
    価格決定の二方式 ー 価格形成過程の分析
    7.固定価格経済
    ケインズ登場 ー 有効需要の原理
    8.分権的計画経済
    資本財および労働の最適配置  ー 価格公定の法則
    第3部 国家による経済制御
    9.財政と完全雇用
    政府の経済行為  ー  完全雇用乗数
    10.二重構造と失業
    日本の潜在的失業 ー ケインズ政策と潜在的失業

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    雇用と物価はどのような関係にあるのか? ケインズ理論を中心に、インフレーション、国民所得、経済成長、産業連関分析などから分析する。マクロ経済学の必読書。
    【目次より】
    はしがき
    序章 予備的考察
    1 国民所得の循環的構造 ~ 3 問題の所在と本書での展開
    第 I 部 雇用・分配・インフレーション
    第1章 ケインズ理論と企業者の供給態度
    1 問題の所在 ~ 4 企業者の供給態度と貯蓄・投資均等との関連 5 ケインズの「古典派」批判と『一般理論』の課題
    第2章 ケインズ的分配論の展開
    1 問題の所在 2 ケインズ体系における分配率決定 ~ 4 二部門モデル 生産物の相対価格の役割
    第3章 不完全雇用均衡の成立と価格メカニズム
    1 硬直的貨幣賃金率のケース 2 伸縮的貨幣賃金率のケース 「準均衡」の存在と安定性
    第4章 ケインズ理論とコスト・インフレーション 失業とインフレーション
    1 問題の所在 2 第二次大戦後の世界のインフレ体質 3 完全雇用と物価上昇のジレンマ 貨幣賃金変動の三段階 ~ 6 所得政策の理論的基礎
    第5章 インフレーションに関する三つの補論
    1 生産性上昇率格差インフレ説と輸入インフレ論 2 フィリプス曲線とフリードマンの議論 3 1960~71年の日本の物価動向とその背景
    第6章 ハロッド、新古典派、カルドアの経済成長理論 完全雇用均衡成長の可能性をめぐって
    1 ハロッドとドーマーの成長理論 ~ 3 カルドア成長理論 4 結び
    第7章 フィリプス曲線を含む不均衡成長モデル
    1 問題の所在 2 技術進歩のない場合 3 技術進歩の存在する場合 4 結びに代えて
    第 II 部 産業連関と外国貿易
    第8章 国民所得循環の産業連関分析
    1 問題の所在 2 前提 ~ 4 家計部門の内生化と乗数的波及過程 5 結び
    第9章 産業連関分析による外国貿易乗数論の展開
    1 問題の所在 2 貿易乗数論における原材料輸入の取り扱い方の欠陥 3 前提とモデ ~ 5 国民所得に関する産業統合条件の経済的意味 6 競争輸入の存在する場合
    第10章 国民所得分析と産業統合の条件
    1 問題の所在 2 ケインズの立場 ~ 4 産業連関分析における統合条件との関係 5 結び
    第11章 産業連関分析における輸入の取り扱い
    1 問題の所在 2 輸入の取り扱いに関する私見の要約 3 わが国の連関表における輸入の取り扱い方法の変遷とその意義
    残された課題

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  • ★ゲーム理論を理解するには、遊ぶのが一番だ!

    じゃんけん、将棋、囲碁、麻雀、〇×ゲーム、カウントゲーム、
    テキサスホールデム、カタン、インカの黄金、コリドール、カルカソンヌ、キャントストップ etc……
    著名なボードゲームを題材にゲーム理論を学ぶ、かつてない入門書!
    構造を看破すれば、複雑な問題もシンプルになる。
    万人の力になる思考法をあなたに!

    ★ゲーム理論をもとに考える
    ・どうして賭け金はゲームをおもしろくする?
    ・「ブラフ」の隠れた効果とは?
    ・ゲームの必勝法はどう求める?
    ・相手の手札はどう読めばいい?
    ・このゲームは、相手と協力すべきか、相手を裏切るべきか?

    ★目次
    第1章 「パズル」を極める:1人プレイゲーム
    第2章 じゃんけんの均衡を探す:同時手番ゲーム
    第3章 詰将棋を攻略する:完全情報の動学ゲーム
    第4章 ポーカーを解体する:不完備情報ゲーム
    第5章 ボードゲームをゲーム理論で攻略する
    第6章 ボードゲームで社会をハックする
  • 〔それでも、究極的に資本主義は受け入れなければならないシステムなのである。〕

    冷戦下ハンガリーにあって社会主義経済の非効率性を明晰に論じ、その後は新古典派経済学に痛烈な批判のメスを入れたコルナイ・ヤーノシュが、
    世界経済危機を経験した世界に向けて、満を持して問うた「システム・パラダイム」に焦点を当てる圧倒的論考!
    資本主義と社会主義の境界が再び問い直される今こそ読まれるべき、「異端派」の巨峰が遺したメッセージ! 

    【本書「日本語版への序文」より】
    「私は資本主義を「良い社会」だとは思っていない。多くの点で「悪い」と思っているが、それはちょうどチャーチルの民主主義にかんする見方と同じである。つまり、私は資本主義を、あらゆる実現可能な選択肢のなかでもっとも悪くはないものと見なしているのだ。より重要なことに、私は資本主義を、実際に行われた唯一の選択肢である社会主義よりもずっと良いと判断している。」

    【本書の内容】
     日本語版への序文
     英語版への序文
    第I部 イノベーションとは何か
     第1章 はじめに
     第2章 資本主義、社会主義、技術進歩
     第3章 技術進歩の転換と加速
     第4章 人は歴史的事実をどう受けとめるか
     第5章 おわりに
    第II部 不足経済と余剰経済
     第1章 はじめに
     第2章 財とサービスの市場―余剰の再生産メカニズム
     第3章 財とサービスの市場―概念装置と測定手法
     第4章 労働市場―余剰再生産のためのメカニズム
     第5章 実証的な説明と因果分析
     第6章 余剰経済の効果とその評価
     第7章 一般的図式からの応用
     第8章 おわりに
    補論1 自由、平等、博愛―社会主義体制崩壊以後の変化の考察
    補論2 一人の東欧知識人の目に映るマルクス
     訳者あとがき
     参考文献
     索引
     訳者略歴

    *本書の原本は、2016年にNTT出版より刊行されました。文庫化にあたり訳文を改訂しました。
  • ※ この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためには、iOS・Android端末での閲読を推奨します。それ以外の環境では、独自フォントでの正しい表示を保証できません(通常フォントでの閲覧には問題ありません)。

    人工冬眠/デジタルツイン/食用昆虫/遺伝子検査/AI……小説家・渡辺浩弐が未来を創る最先端テクノロジーの最前線を熱烈取材!
  • 1,155(税込)
    著:
    栗本慎一郎
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

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    内から腐食する文明、思考を停止させた人類……その行くつく先は?――全地球的視座から文明興亡の法則を解き明かし、21世紀を予見する経済人類学の壮大な啓示!

    文明論の“常識”はもう通用しなくなった! 東欧の大激動、共産主義の瓦解は何を意味しているのか? 14世紀に始まった近代文明は1993年に大転機を迎えようとしている。今こそ文明とは何かを考える時だ。

    <いま地球上で何が起きているのか>
    ●東欧発火は当然の帰結
    ●ヒットラーの台頭を予言した経済人類学
    ●マルクスの失敗はヘーゲルの失敗
    ●はたして自由社会が「勝った」のか?
    ●一度滅びた文明は二度と栄えない
    ●人類は集団的躁状態に入りつつある
    ●太陽黒点が多くなると歴史は激動する
    ●現代人はなぜ麻薬を手離せなくなったのか?
    ●近代は思考停止を好む
    ●社会はひとつの「生命体」である
    ●南米の指導者は社会の「生理」をこわした
    ●人類は「民族」を超えられるか
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    20世紀前半に、「経済成長」を発案し、イノヴェーションによる経済発展を説いた経済学者シュムペーターを社会学的方面から検討する。


    【目次より】
    序文
    第一章 シュムペーター体系序説
    一 ウェーバーとマルクス 二 社会変化の一般理論 三 「経済的解釈」の図式 四 「企業者」と「革新」 五 資本主義の制度とその性格 六 社会化過程の展開 七 将来の展望 八 結語
    第二章 シュムペーターの経済学
    一 シュムペーター体系 二 発展の理論  三 資本主義進化と景気循環 四 むすび
    第三章 経済社会学の根本問題
    一 序論  二 経済理論と与件理論 三 与件理論の展開と経済学の変革 四 「経済発展」の理論――本質とその射程 五 資本主義社会の構造と精神 六 歴史的社会学の復活
    第四章 シュムペーターとマルクス――資本主義発展の論理について
    一 問題提起 二 シュムペーターと歴史主義の問題 三 経済発展の論理 四 社会階級の理論 五 結語
    第五章 資本主義発展と社会構造の変化について――シュムペーターの資本主義崩壊論―
    一 序説 二 シュムペーターの階級理論 三 社会階級の形成と衰退 四 ブルジョア社会の構造とその解体 五 資本主義体制と経済的成果の問題 六 過渡期の問題
    補論 シュムペーター体系と『社会階級論』
    第六章 資本主義の変貌
    一 資本主義変貌の問題 二 革新の経済学 三 トラスト化された資本主義の段階 四 診断と予見
    第七章 帝国主義の社会学
    一 解釈上の諸問題 二 歴史上の帝国主義 三 十七世紀の戦争と社会 四 帝国主義と資本主義 五 近代イギリスのケース 六 現代の局面
    第八章 社会主義をめぐる問題
    一 イデオロギーとしての社会主義 二 社会主義と経済学 三 歴史的相対性と制度的諸条件 四 移行過程の問題 五 結論
    第九章 シュムペーターにおける革新の原理
    一 仮説とヴィジョン 二 「革新」のメタ・ヒストリー 三 革新の経済学と社会学 四 残された課題
    第十章 「歴史的」理論と「歴史主義」の問題
    一 分析と予見 二 シュムペーターの「歴史的」動学 三 歴史的進化の論理と構造 四 結語 
    引用文献
    人名索引

    大野 忠男
    1915~1998年。経済学者。大阪大学名誉教授。東京帝国大学法学部卒。大阪大学経済学博士。
    著書に、『ス・フ織物規格と解説』『シュムペーター体系研究 資本主義の発展と崩壊』(日経・経済図書文化賞受賞)『経済学史』『自由・公正・市場 経済思想史論考』など、
    訳書に、J.M.ケインズ『人物評伝』(共訳)『ケインズ全集 第10巻 人物評伝』ヴァルター・オイケン『経済政策原理』シュムペーター『資本主義と社会主義』サミュエル・ホランダー『アダム・スミスの経済学』(共訳)シュムペーター『今日における社会主義の可能性』シュムペーター『理論経済学の本質と主要内容』(共訳)などがある。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    「自営業家計」を企業・家計複合体と定義する。生産活動に関する意思決定を行うという点では、企業と同様の側面を持ち、一方で、家族労働力を使って所得を獲得し、消費をするといいう点では、家計的な側面もある。また、その特徴として、景気後退局面において、家族従事者を解雇することが非常にまれであることから、窮迫投資(自己防衛的投資)、窮迫雇用、窮迫販売(目先の利益のために生産量を増やし、売ること)という通常の企業がとらない行動をとることがある。経済の重要な一翼を担う自営業家計が、経済に与える影響を研究した画期的な書。

    【目次】
    目次 
    はしがき
    第1章 企業・家計複合体理論の課題
    第2章 企業・家計複合体の原型モデル
    1 家族企業モデルの定式化ならびに予備的分析
    2 労働・消費者家計モデルの定式化ならびに予備的分析
    3 企業・家計複合体モデルの定式化ならびに予備的分析
    第3章 市場の発展にともなう行動の変貌
    1 自給自足経済における行動
    2 生産物市場が競争的である経済における行動
    3 資本用役市場が競争的である経済における行動
    4 労働市場が競争的である経済における行動
    第4章 経済分化
    1 労働過剰経済における企業・家計複合体の行動
    2 賃労働を雇用する資本制企業的複合体
    3 不労資本家
    4 労働・消費者家計に転化する半プロレタリア的複合体
    第5章 労働供給の構造
    1 労働・消費者家計による労働供給
    2 企業・家計複合体による労働供給
    3 縁辺労働力層による労働供給
    第6章 資本用役の需要
    1 雇用不足経済における資本用役の需要
    2 雇用豊富経済における資本用役の需要
    3 準雇用不足経済における資本用役の需要
    第7章 企業・家計複合体を含むケインズ型経済の政策分析
    1 森嶋氏による二重構造経済の政策分析
    2 自営業を含むケインズ型経済のモデル
    3 追加的政府投資の効果
    数学付録
    AI 諸準備
    AII εq(R)とσRとの逆数同値性の証明
    索引

    丸山 義皓
    経済学者。筑波大学名誉教授。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    ミクロ経済学のなかでも、特に価格に焦点をあてて、競争と独占・寡占の原理を、寡占状態の実例も交えながら、解き明かす入門書です。

    【目次】

    第I章 伝統的な価格理論

    第II章 独占価格の理論

    第III章 競争の変質とオリゴポリー
    1 現実分析への架橋 2 象徴となった反トラスト法 3 デュポン社長の証言 4 競争と独占 5 オリゴポリーについてのオプティミズム 6 競争の変質 7 オリゴポリーの成立と生産規模 8 製靴業の場合 9 レーヨン工業の場合 10 靴下工業の場合 11 工場規模についてのベイン教授の研究 12 市場の広さと最適規模 13 「進入に対する障壁」としての資本必要額 14 U字型の費用曲線 15 競争入札における2つの例 16 プライス・リーダーシップの意義 17 プライス・リーダーシップの2つの場合 18 「ゲームとしての見方」 19 「折れ目のある需要曲線」 20 プライス・リーダーシップに非対称性があるか 21 需要曲線に「折れ目」の存在する可能性
    第IV章 非価格競争

    第V章 限界原理と平均原理
    1 オックスフォード・グループによる調査 2 限界原理に立つ会計 3 費用の部門別計算と種類別計算 4 一流会社の経営者は限界原理に立つか平均原理に立つか 5 限界費用と平均可変費用が一致する場合 6 限界原理の採用があきらかな諸産業
    第VI章 隔地間の競争
    1 チューネンの孤立国 2 立地三角形 3 ホテリングのモデル 4 スミシーズによるホテリング・モデルの拡張 5 ベーシング・ポイント・システム 6 鉄鋼業のベーシング・ポイント・システム 7 セメント業のベーシング・ポイント・システム 8 ベーシング・ポイント・システムと競争 9 ベーシング・ポイント・システムの独占的性格
    第VII章 対抗勢力の理論

    第VIII章 価格変動と予想の要因
    など


    鎌倉 昇
    1924~1969年。経済学者。京都大学教授。京都帝国大学経済学部卒業、同大学大学院。経済学博士。
    著書に、『価格・競争・独占』『経済成長と計画編成』『金融経済の構造』『株入門 現代資本主義を動かすもの』『日本経済論』『消費者ローン 流通革命を支えるもの』『経済生活を動かすもの 常識的物価論を是正する』『社会人のための近代経済学』『再編成期の企業戦略 中堅企業が生き抜く道』『日本の金融政策』『現代企業論』などがある。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    丹念な史料読解により、江戸期薩摩藩の農業生産と社会生活の詳細を描き出した労作。
    【目次】
    1 序論
    第一章 西南辺境型藩領国の典型 薩摩藩領国
    一 薩摩藩領国の研究について 二 西南日本における藩領国の類型 三 西南辺境型藩領国の特質
    第二章 薩摩藩領国における郷士制と地主の類型
    一 薩摩藩領国の社会経済史的特質 二 郷士制と地主の諸類型
    第三章 大隅国高山郷と守屋家
    一 大隅国肝属郡高山郷と高山郷士 二 史料 三 守屋家と守屋舎人 四 守屋家の土地支配
    2 守屋家の農業経営と労働組織
    第四章 守屋家の農業経営
    一 手作地と小作地 二 農事暦 三 稲作 四 畑作
    五 守屋家の手作経営の特徴
    第五章 守屋家における労働組織
    一 手作における労働過程 二 労働過程の月別考察 三 守屋家の労働組織
    第六章 守屋家における下人 とくに永代下人
    一 家と下人・奉公人 二 下人の類型 三 守屋家と永代下人の関係 四 抱地衆と村落生活 五 抱地衆・墾の番の諸形態
    3 守屋家をめぐる社会関係
    第七章 守屋家の系譜と神領浮免
    一 守屋家の系譜 二 守屋家の出自 三 分家分出の困難 四 検校守屋家 五 守屋家の神領浮免について
    第八章 守屋家・伊東家における分家と家産の分与
    一 守屋家における分家の過程 二 守屋家における家産の分与  三 伊東家における分家の過程 四 伊東家における遺言書と家産の分与 五 日高佐二郎家と守屋納二郎家・八百右衛門家
    第九章 守屋家の「親類中」(親族組織)
    一 守屋家の親類中 二 親類中の機能 三 親類中の意義
    第十章 社家頭取守屋家と社家中(社家組織)
    一 社家頭取としての守屋家 二 社家組織 三 社家の経済生活 四 社家頭取の支配・統制 五 社家頭取と社家の生活諸関係
    第十一章 「舎人日帳」より見たる守屋家の年中行事
    一 守屋家の年中行事 二 守屋家年中行事の特徴
    4 高山郷における諸問題
    第十二章 高山郷における給地とその移動
    一 蔵入地と給地 二 高山郷における給地の存在形態 三 鹿児島領主の給地支配 四 鹿児島給地の移動
    第十三章 高山郷における宗門手札改と一向宗禁制
    一 宗門手札改 二 一向宗の禁制
    第十四章 幕末期高山郷におけるアジールの痕跡
    一 近世以前における寺院アジール 二 薩摩藩における寺入 三 高山郷における寺への走込、召抱の事例 四 寺院アジールの痕跡 社会慣行化
    第十五章 幕末期高山郷の諸相
    一 二階堂家および二階堂本覚院行徳 二 藩主の巡見、軍役方の廻勤 三 沿岸警備 四 江戸・大坂詰守衛 五 種痘の導入

    秀村 選三
    1922~2021年。九州大学名誉教授。日本社会経済史学者。京都帝国大学入学、九州帝国大学卒業。
    著書に、『筑前国宗像郡吉田家家事日記帳』『幕末期薩摩藩の農業と社会 大隅国高山郷士守屋家をめぐって』『森俊蔵日露戦役従軍日記』『筑前福岡藩史料雑纂』などがある。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    国ならびに地方の歳入・歳出と税の関係を徹底的に分析する。国税、地方税、所得税、住民税などを、諸外国の例も交えて論じた力作。税と国と地方の経済活動はどうあるべきなのかを検証するための必読書。

    はしがき
    第I部  国と地方の財政関係
    第1章 政府の役割と財政構造
    1 政府の役割
    2 公共部門の規模
    3 国・地方の財政規模
    4 国と地方の財政関係
    5  都道府県と市町村の財政
    6 経済成長と都道府県・市町村の歳入
    第2章 諸外国における財政と地方財政調整制度
    1  財政規模
    2 地方財政調整制度の概要
    3 諸外国の地方財政調整の規模
    4 地方財政調整制度の将来動向
    第3章 地方交付税による財政調整
    1 財政調整の概要
    2 地方団体間の財源調整方式
    3 地方交付税と交付税率
    4 交付税の代替的な配分方式による地方歳入のシミュレーション
    5 地方交付税配分方式の評価基準に関する一試論
    第II部 国の財政構造
    第4章 国の歳入・歳出
    1 歳入
    2 歳 出
    3 歳出に含まれる地方への移転
    4 税制改革の動向
    第5章 所得税の累進構造
    1 実証分析の展望
    2 所得税制と所得控除
    2. 1 所得税制 2.2 所得階級別控除額の推計
    3 所得控除
    3.1 所得控除の決定要因 3.2 所得階級別所得控除の推移
    4 モデルと分析
    5 所得分布と所得税
    6 シミュレーション
    7 まとめ  
    第6章 最適課税の観点からみた所得税
    1 関心高まる所得税減税
    2  最適適所得税構造とは
    3 最適所得税論の考え方
    4 最適課税理論の適用
    5 最適所得税制の分析
    6 最適所得税からみた現行所得税制
    7 むすび
    第III部 地方の財政構造
    第7章 地方の歳入構造
    1 地方団体の歳入構造
    2 国税・地方税の地域間格差
    3 歳入総額の地域間格差
    4 地域別の受益と負担の構造
    5 税制改革と地方財政
    補論 住民税の地域別減税額推定
    第8章 地方の歳出構造
    1 歳出構造の概観
    2 歳出の相互依存関係について
    第9章 歳入・歳出の相互依存関係
    1 地方財政調整制度と歳出
    2 社会福祉費と地方団体の財政状況
    3 経済合理性からみた市町村の投資行動
    4 残された問題.
    第10章 地方財政モデル
    1 実証研究の展望
    2 地方財政モデルの特定化と推定
    3 モデル・シミュレーション
    参考文献・資料


    斉藤 愼
    1952年生まれ。大阪学院大学教授、大阪大学名誉教授。大阪大学経済学部卒業〔経済学士〕。大阪大学大学院経済研究科修士課程修了〔経済学修士〕。大阪大学大学院経済研究科博士課程中途退学。経済学博士。専門は、財政学、地方財政論、社会保障論。
    著書に、『政府行動の経済分析』『現代経済学』『どうする法人税改革』『地方分権化への挑戦 「新しい公共」の経済分析』(共著)『新しい地方財政論 新版』(共著)などがある。


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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    オリエント社会経済史の知的巨人が、イスラムの「イクター制」を手掛かりに、霧のごとき概念群の罠から、「封建制」を救い出すべく、硬直化した歴史解釈を打破し新たなる展望を切り開く比較史研究。イスラム・ビザンツ・西ヨーロッパ社会に、〈同一地点への合流現象〉を見出し、大胆なモデル構築を試みる斬新な着想。カーエンの三論文と渡辺金一の「解説」。

    【目次】
    凡例
    《封建制》という言葉の使用についての若干の考察
    新刊書〔プートリュッシュ著『領主制と封建制』〕をめぐって
    オリエント社会経済史の構想
    西ヨーロッパから出発する《封建制》の比較史研究
    同一地点への合流現象を示す諸社会を同時に、同等にとりあげる比較史研究
    比較に際しての諸指標
    土地制度 人的関係 公権力の私的分割 軍人層 要素と全体
    社会のタイプに即した、歴史的概念の限定的使用の必要性
    比較のシェーマ フィーフ・プロノイア・イクター
    商品経済の契機
    ムクターの従属性とヴァサルの従属性観念上の差違と事実上の同一性
    君主・臣下関係のヒエラルキー的タイプと直属的タイプ
    ムクター、ヴァサルの都市居住
    同一地点への合流現象を示すイスラム世界と西ヨーロッパ
    西洋封建制の「独自性」の意味
    封建制論争と関わって
    九ー一三世紀におけるイクターの発展 中世の諸社会の比較史のために
    テーマ イクターの発展のさまざまな路線
    アラブ征服時代 十分の一税(ウシュル)納入義務を負った原初イクター(カティーア)
    一〇世紀初頭「税収」イククー(イクター・アルイスティグラール)の出現
    托身の普及とイクター保有との相互補強作用
    ブワイフ朝軍人体制の確立(一〇世紀第二、四半期)ハラージュ地からの、兵士へのイクター・アルイスティグラールの大幅な分与 イクター・ウィラーヤ(「行政」イクター)の出現 セルジューク朝のイククー・アルイスティグラール
    セルジューク朝のイククー・アルイスティグラール朝末期 イクターの封土への接近 イクター・ヒエラルキーの成立
    セルジューク朝以外の諸王朝のもとでのイクターの発展
    アイユーブ朝エジプト イブラ(評価価値)に基づく「財政」イクター
    結語
    イスラム世界、西ヨーロッパで等しくみられた二重の歴史的過程(イクターの封建化、国家機能の封建化)
    ビザンツ・プロノイアの発展との平行性
    ビザンツ、イスラム世界の商品経済的背景 イクター・システムの不安定性と、封建的世襲貴族の未発達
    奴隷制商品経済の契機イスラム社会の都市的性格
    〔解説〕同一地点への合流現象を示す諸社会の比較史研究(渡辺金一)
    訳者あとがき(加藤 博)

    カーエン、Cl
    1909~1991年。フランスのマルクス主義の東洋学者、歴史家。専門は、十字軍に関するイスラム教徒の情報源、中世イスラム社会の社会史。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    経済学的分析手法で、流通の過程で、どのようにリスクが分担され、競争が起こり、販売促進がなされ、日本の特徴はどこにあるかを解明する。価格、競争、リベート、リスク、返品、卸などなどの役割を探る。

    【目次】
    はしがき
    序章 流通の経済分析――分析視角と問題構成
    1 本書の目的
    2 問題の周辺
    3 本書の構成
    第1章 垂直的市場構造と価格政策
    1 競争状況の規定要因
    2 垂直的市場構造と価格政策
    3 流通系列化
    4 差別型市場の価格分布
    第2章 危険分担と取引様式
    1 不確実性と取引上の対応
    2 危険分担と取引様式
    3 不確実性下の最適契約
    4 付録:不確実性に関する分析概念
    第3章 垂直的取引制限と販売促進
    1 販売促進活動の諸問題
    2 水平的外部効果と再販売価格維持行為
    3 リベート制と販売促進
    4 垂直的外部効果と専売店制
    5 付録
    第4章 小売段階の情報と取引
    1 情報の不完全性と購買行動
    2 品質情報と小売段階の取引
    第5章 流通系列化の情報的側面
    1 流通段階の情報と取引
    2 情報の非対称性と取引契約
    第6章 流通段階の取引様式
    1 取引様式の類型的区分
    2 意思決定共同化:再論
    3 流通段階の取引様式
    第7章 日本の流通システム:再考
    1 日本の流通構造
    2 流通段階の取引様式
    3 日本の商慣行
    4 結びにかえて
    参考文献
    人名索引
    事項索引


    丸山 雅祥
    1951年生まれ。 経済学者。神戸大学名誉教授。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。神戸大学商学博士。
    著書に、『流通の経済分析』(日本商業学会奨励賞受賞)『日本市場の競争構造 』(日経・経済図書文化賞及び日本商業学会優秀賞受賞)『現代のミクロ経済学』(共著)『経営の経済学 Business Economics(第3版)』『市場の世界』『現代のミクロ経済学 情報とゲームの応用ミクロ』(共著)などがある。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    政府、日本銀行、企業などの金融市場のプレイヤーたちの貸付、資金調達、貨幣発行、政策などが、どのように金融市場で機能するのか? 金融経済の基本図書。

    【目次】
    第1章 通貨の量はどうして決まるか
    1 貨幣とは何か 2 わが国の発券制度 3 日本銀行の貸借対照表 4 発券高が経済界の必要によってきまるということの意味 5 金本位制のもとではなぜ貨幣の価値は金の価値に等しいか 6 金の流入と流出 7 金本位制度はなぜ崩れたか 8 昭和31年から昭和32年にかけての経験 など
    第2章 金融資産の蓄積はどういう意味をもつか
    1 国民貸借対照表 2 借手グループと貸手グループ 3 貨幣の平均流通期間をめぐって 4 「貸手の選択」と金融資産の構成 5 へーゲンおよびカークパトリックの経済予測 6 ピグウ効果の意義とその背景 など
    第3章 金融資産の構成と流動性
    1 法人企業の統合貸借対照表 2 法人企業以外の部門の統合貸借対照表 3 金融資産の構成をみることの重要性 4 流動性状況 5 流動性選好について 6 部門別にみた流動性状況の変化 7 景気の動向と部門別流動性状況の変化 8 間接金融方式の比重 9 金融機関は貸手と借手の間の緊張を緩和する など
    1 金利政策の後退 2 貨幣政策への不信 3 財貨の流れと資金の流れ 4 外国貿易乗数と中央銀行の貨幣政策 5 貨幣政策の復位 6 アメリカの金融政策 7 日本の場合 8 オーバー・ローンについて 9 選択的信用調整 10 アメリカの金融政策についての例外的な場合 11 公債市場安定の意義 12 金融諸施策の相互調整 13 日本銀行の地位
    第5章 証券資金と産業資金
    1 証券金融 2 証券業をめぐる短期資金の流れ 3 株式取引所とコール・マネー 4 ケインズの弱気の理論と証券資金 5 ケインズの弱気の理論の批判 6 証券市場における資金吸収 7 証券市場の好況と資金需要 8 証券市場の好況が資金需要を増加させる場合
    第6章 利子理論の理解のために
    1 実物的利子理論への反省 2 貯蓄・投資説の修正としての貸付資金説 3 ヒックスによる貨幣的利子理論綜合の試み 4 ヒックスによる綜合はかならずしも支持しがたい 5 貸付資金説の定式化についての疑問 6 ストックとフロウについての旧来の考え方 7 ストック分析の新しい意味 8 資本の限界効率と利子率 9 貸付資金説と流動性選好説 10 金融資産の蓄積とその利子に対する意義 11 貸付資金説の再吟味

    鎌倉 昇
    1924~1969年。経済学者。京都大学教授。京都帝国大学経済学部卒業、同大学大学院。経済学博士。
    著書に、『価格・競争・独占』『経済成長と計画編成』『金融経済の構造』『株入門 現代資本主義を動かすもの』『日本経済論』『消費者ローン 流通革命を支えるもの』『経済生活を動かすもの 常識的物価論を是正する』『社会人のための近代経済学』『再編成期の企業戦略 中堅企業が生き抜く道』『日本の金融政策』『現代企業論』などがある。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    経済学者、教育者、政治家であった著者の「経済学史」の論集。全四巻の第一巻は、古代ローマから近性までの経済学が確立するまでの歴史を一気読みする。著者の博覧強記におどろかれることまいがいなし!詳細な目次も是非ご覧ください。

    【目次】
    刊行の辞
    凡例
    緒言
    第一篇 古代
    第一章 財富観
    第二章 貨幣及び価格論
    第三章 利子徴収に関する意見
    第四章 職業論
    第五章 奴隷制度論
    第六章 社会思想
    第二篇 中世
    第一章 社会思想及び所有権観念
    第二章 正価論
    第三章 利子禁止意見
    第四章 奴隷論
    第五章 貨幣学説
    第三編 近世
    第一章 貿易論
    第二章 貨幣及び価格学説
    第三章 利子論
    第四章 人口学説
    第五章 財産論
    著者略歴及び著作目録
    解題 高山隆三
    索引

    高橋 誠一郎
    1884~1982年。慶應義塾大学政治学科卒業。経済学者、教育者、政治家、慶應義塾大学名誉博士。日本藝術院院長、帝国学士院会員、日本舞踊協会会長、国立劇場会長、東京国立博物館長、文部大臣等を歴任。経済の専門は、アダム・スミス以前の重商主義経済学説。
    著書に、『高橋誠一郎コレクション・浮世絵』〈全七巻〉『回想九十年』『春日随想』『春信』『浮世絵随想』『江戸の浮世絵師』『新浮世絵二百五十年』『浮世絵と経済学』『経済学、わが師わが友』『正統派経済学説研究』(共著)『続経済思想史随筆』『浮世絵講話』『西洋経済学史』『経済学史略』『西洋経済古書漫筆』『古版西洋経済書解題』『改訂重商主義経済学説研究』『経済思想史随筆』『浮世絵二百五十年』『経済学史(上)』『経済原論』『アリストテレース』『経済学史』(共著)『福澤先生伝』『重商主義経済学説研究』『経済学史』『経済学前史』『経済学史研究』などがある。

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  • 1,361(税込)
    著:
    多田将
    レーベル: 星海社 e-SHINSHO
    出版社: 講談社

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    核兵器の脅威が現実化したウクライナ戦争後、「核とは何か」を改めて物理学的・軍事的・政治的に徹底解説。小泉悠氏・村野将氏との特別鼎談収録!
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    今、日本の電力危機は国を滅ぼしかねない死活問題だ。経済産業省と再生可能エネルギー業界を知悉した著者が語る電力業界の危機と提言!
  • 臨時軍事費特別会計制度──それは戦争の勃発から終結までを一会計年度とするものである。この制度は一般会計とは異なり議会のチェックを実質的にはまったく受けることなく、日銀に国債を引き受けさせて、戦争の続くかぎり戦費を無尽蔵に調達できる「打ち出の小槌」だった。統帥権や軍部大臣現役武官制ほど知られることのない、この「日本を破滅させた制度」の実態に迫り、日本人の欠点を抉り出す。


    ●ある時代にあっては意味があり、有効であった制度設計が、その後意図せざる国家の破滅の準備をしてしまうことがあります。戦前の大日本帝国の場合、それは三つあったと考えられます。

    (1)政治の容喙をいっさい許さない統帥権
    (2)倒閣の道具にされ、軍部をのざばらせることになった軍部大臣現役武官制

    についてはよく知られているところですが、もうひとつ、こうした軍事面とは別に、

    (3)戦争の勃発から終結までを一会計年度とする臨時軍事費特別会計制度

    があります。この制度は一般会計とは異なり議会のチェックを実質的にはまったく受けることなく、日銀に国債を引き受けさせて、戦争の続くかぎり戦費を無尽蔵に調達できる「打ち出の小槌」でした。カネがなければ戦争はできません。この制度あるがゆえに、軍部は戦線を次々に拡大してゆきました。
     満洲事変から日中戦争(支那事変)にかけて、日本の景気は上向きます。国民もメディアもこれを喜んだことは事実です。しかし、戦争が続き、ついには対米戦争に突入すればすべては破綻します。臨時軍事費特別会計はいつしか国家財政の枠を超え最終的には敗戦後の超インフレを引き起こすことになります。このことへの深刻な反省が、戦後日本において国債の日銀引き受けを「財政の禁じ手」としたのです。
     いま、その「禁じ手」が解かれようとしています。暴走する財政、それをチェックできない議会、一時の好景気に幻惑されるメディアと国民を待つ運命はどのようなものなのか。
    本書は従来あまり指摘されてこなかった制度と、その「魔性」について紹介し、歴史の教訓について考えます。
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    ドラマ・K-POP・ウェブトゥーン……世界進出した韓流ビジネスの実態を元・韓国コンテンツ振興院日本ビジネスセンター長が語る!
  • かつては「人口爆発」が、そして現代では「人口減少」が、重大な危機として社会に浮上している。
    人口が増えたり減ったりすることは、社会においていかなる問題として捉えられてきのか。
    経済学の歴史を振り返ると、それは制度や統治という問題圏と常に重なり合いながら論じられてきた。
    本書はそれの道のりを、社会思想史の底流にある大きな流れとして描き出す挑戦である。

    人口というものは、とりわけ現在の日本において喫緊の問題となっているが、それはわたしたちが社会をいかなるものとして捉え、統治するかという問題と表裏一体となっている。
    アダム・スミス、マルサス、ミル、ケインズ――本書でたどる彼らの思想的格闘のあとは、いまわたしたちがまさに直面する危機を考えるにあたり、見逃すことのできない発見をもたらすだろう。

    【本書の内容】
    序文
    第一章 重商主義の時代 人口論の射程の広さとデータ主義の起源
    1.はじめに
    2.ペティ:人口を測る
    3.重商主義と人口
    4.おわりに
    5.補説:ベーコン主義
    第二章 スミスの時代 自由と平等の条件と、経済学の生成
    1.はじめに
    2.モンテスキュー
    3.ヒューム・ウォーレス論争
    4.ステュアートとケイムズ卿
    5.スミス
    6.おわりに
    第三章 マルサスと古典派経済学 フランス革命後の統治論の平等論的転回
    1.はじめに
    2.コンドルセとフランス革命
    3.ゴドウィンとフランス革命
    4.マルサス
    5.リカードウ
    6.J・S・ミル
    7.おわりに
    第四章 ケインズと転換期の経済学 人口減少論の勃興
    1.はじめに
    2.マーシャル
    3.優生学
    4.ケインズにおける人口変動
    5.成長理論と人口:ハロッドとソロー
    6.おわりに
    第五章 現代の経済学 人口法則とその統治論的含意
    1.はじめに
    2.人口転換論
    3.現代経済学と人口論
    4.世代間所得移転
    5.経済の成長と長期停滞
    6.おわりに
    結語

    参考文献
  • 全国の不動産関係者、デベロッパー社員必読。積水ハウス、アパグループ…不動産のプロがコロッと騙された複雑で巧妙すぎるその手口。
    日本中で「地面師」という詐欺師集団が跋扈している。彼らは不動産の持ち主になりすまし、勝手に不動産を転売して大儲けするのだ。騙されるのは、デベロッパーや不動産業者などの「プロ」たち。被害者の中には信じられないような大手も含まれる。あの積水ハウスが70億円、アパグループも12億円を騙し取られている。名だたるプロがコロッと騙される地面師の手口は巧妙で複雑。その内実を知るしか、詐欺から身を守る方法はない。
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    「宇宙×地球上の何か」アイデアと組み合わせ次第で無限にチャンスが広がる! 読めば何かやってみたくなる宇宙ビジネスの入門書。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    資本主義はたんなる経済体制ではなく、それ自体一個の文明である。本書はこの文明の命運を社会主義経済体制の変化だけではなく、時代精神の変遷に重点をおいて解明し、資本主義解体の道程とその後に予想される社会類型にまで言及。そこに内在する諸問題を究明した論文集。
    【目次】
    一 資本主義(一九四六年)
    二 戦後の世界における資本主義(一九四三年)
    三 英国経済学者と国家管理経済(一九四九年)
    四 今日における社会主義の可能性(一九二〇年)
    五 英国ならびにわが国における社会主義(一九二四年)
    六 共産党宣言の社会学と経済学(一九四九年)
    七 私的企業の将来(一九四六年)──現代の社会主義的傾向に直面した
    八 社会主義への前進(一九五〇年)
    あとがき
    増補第二版あとがき

    シュムペーター
    1883~1950年。オーストリア・ハンガリー帝国の経済学者。企業家によるイノベーション(革新)の経済成長への影響を理論化した。
    著書に、『経済発展の理論』『経済学史 : 学説ならびに方法の諸段階』『租税国家の危機』
    『景気循環論 : 資本主義過程の理論的・歴史的・統計的分析』『資本主義・社会主義・民主主義』『経済分析の歴史』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    古代ローマにおいて、「資本主義」は存在したのか? 古代ローマの経済の諸相(農業、工業、商業、貨幣など)を詳細に検討する。
    【目次より】
    序言
    序論
    経済史の研究 その時代区分 ビュッヒャー、ロートベルトゥスおよびその他の国民経済学者の理論体系 歴史家モムゼン、マルクヴァルト、ゴルトシュミット、フリートレンダー エドゥアルト・マイヤー 近代資本主義
    第一章 富の発端
    最古のローマにおける貨幣と交換 家の「自給自足」体制 商業の微弱な形成 高利貸付け・拘束行為
    第二章 動産
    富の源泉としての征服と戦利品 新人 ローマの奢侈に関する誇大な諸見解  商人と徴税請負い人・共和制末期の実業家たち アッティクス 高利貸付け、建築・土地およびその他の諸投機
    第三章 大土地所有
    ラティフンディウム 公有地 軍事植民市  自由農民層への影響と軍団の兵員補充 ラティフンディアの分布と規模 人口密度 
    第四章 小土地所有
    小土地所有存続の例証 ラティフンディウムの弱点
    第五章 商品生産
    家内経済と都市経済 奴隷を欠く家内生産と、奴隷を使役する家内生産・必要物の備わった家 ラティフンディウムの産業的性格 自由手工業 奴隷労働 解放奴隷 分業 手工業者と消費者との関係 組合 古代産業における資本および大経営欠如の主因 大都市における富の配置 小工業の絶対的優越
    第六章 農業生産
    資本と農業 古代農業における資本制的生産諸条件の欠如 ローマにおける海外穀物の輸入と貧民給養 ローマおよびその近郊の、爾余のイタリアからの経済的分離 古代農業の弱点 ラティフンディアにおける粗放経営 ブドウ栽培 畜産業
    第七章 資本主義
    資本主義の定義 古代における産業資本の欠如 労働の、資本にたいする絶対的優越 大土地所有と小土地所有との関係 資本家的小作人 資本と畜産業 古代における農業資本主義の欠如 富の形成と蓄積・征服と諸属州の搾取 高利貸資本および商業資本としての富の使用 資本制に先行する時期に関しての、マルクスの見解 ローマ経済における資本の役割 ローマの財産査定 資本蓄積にたいする諸障碍 古代の貨幣観
    第八章 経済制度
    古代イタリアの家内および都市経済・都市農村間の交換関係 貨幣・信用および銀行組織 現物租税
    第九章 経済的破綻
    帝政下の奢侈と浪費 貨幣恐慌とこれにたいする防衛措置 生活水準の全般的低下 貨幣欠乏と鋳貨品位の改悪 現物経済への復帰 租税 コローナートゥス制 小手工業者階級 土地所有・小土地所有者
    第十章 古代の経済
    古代一般に普遍的な経済、および近代の経済にたいする、特殊ローマ的経済。
    原註
    あとがき
    地図

    サルヴィオリ,ヨゼフ
    1857-1928年。イタリアの法学者、歴史学者。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    アナール学派を代表する著者による「自然経済か、貨幣経済か。二者択一的図式の陥穿」「中世における金の問題」の2論文を収録。詳細な解説が付せられ、格好の中世史への入門となっている。
    【目次より】
    凡例
    西欧中世貨幣制度概観
    自然経済か、貨幣経済か。二者択一的図式の陥穿
    原注
    引用史料
    中世における金の問題
    原注
    文献案内・追加
    解説
    訳者あとがき
    地図

    ブロック、M
    1886-1944年。フランスの歴史家。リュシアン・フェーヴルとともに『社会経済史年報』誌を創刊し、アナール派を代表する人物。代表作に『封建社会』『歴史のための弁明』など。
  • 巨人IBMが振り下ろす刃をかいくぐり先進国で唯一、市場の独占を阻んだ日本。技術者、経営者、官僚、さまざまな人間の織りなすドラマ――これは昭和の「坂の上の雲」である。さらに近年のIBMの凋落が意味するものは何か? 国産メーカーはIBMの轍を踏むことはないのか? 人と企業の盛衰を描いた傑作ノンフィクション!
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    「あの」とか「その」とかを使うことが多くなり、人の名前が出てこない。
    仕事でもプライベートでも、漠とした不安を抱え続けている。
    日々の生活で「中年になると頭が固くなる」と、あなたは感じているかもしれません。
    しかし、それは決して真実ではありません。
    それは毎日がルーティンワークに溢れ、スマホからの情報を斜め読みし、新しい体験に欠けているから、脳のネットワークが収縮しているだけなのです。

    “脳のメモ帳”、“脳の運動神経”といわれる、前頭葉を中心とした「ワーキングメモリ」を鍛えれば、あなたがこれまで蓄積してきた知識をベースに、年齢とともにますますデキる脳になります。
    20歳の短距離走の選手に勝る50歳の選手は想像しにくくても、ワーキングメモリの機能においては日々の脳のトレーニングと使い方次第では“当然のように”あり得ること。

    本書は、思考を必要とする問題を解くことでワーキングメモリを鍛え、狭く固くなった思考をときほぐし、即断即決、柔軟な思考力を持つ島耕作のような「ロジ脳」に整えます。
    あなたの頭を思考問題で整え、「ロジ脳」にすることができれば、さまざまな判断をするうえで論理的に思考を展開できるようになり、頭がクリアになっていくでしょう。
    さらに「ロジ脳」になることで身につけられる6つの力はあります。

    連進力●正しい筋道で、折れたり曲がったりせず思考が展開できる力。
    深考力●考え抜き、自分の結論を導き出す力。
    瞬解力●素早い切り替えしを可能にする力。
    数眼力●数字を脳で感じ、理解する力。
    常破力●問題解決の糸口やヒラメキを生み出す力。
    連鎖力●情報を芋づる的に引っ張り出す力。

    それぞれの力を得るために用意されたのは、新入社員~会長クラスまで難易度の異なる9問の「ロジ脳問題」。
    島耕作のヒントを手がかりに、今すぐビジネスで評価される“デキる”脳、そして“一生使える”脳を手に入れましょう!

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  • 対・社会主義/対・国家/対・前近代社会――
    対比するものや時代によって「資本主義」の意味は変わる。
    市場経済・企業組織の変容、中国の台頭。
    いま「資本主義」は、どんな現実をうつすのか?
    「市場」と「所有」のバランスにその本質を見出し、
    歴史と概念から付き合い方を考える、AI時代の「資本主義の哲学」。



    もちろん私たちは「資本主義」という言葉、概念にだけ関心があるわけではなく、そのような言葉で指示されている現実そのものに対してこそ深刻な関心があります。しかしながら我々は「資本主義」という言葉、概念なしにはその言葉が指し示す現実について考えることはおそらく不可能なのです。――「はじめに」より

     
    【目次】
    はじめに
    1 資本主義・対・社会主義
    2 資本主義とは何か
    3 仕組み
    4 核心
    5 AI時代の資本主義
    おわりに
    補論 資本主義と国家
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    形式主義の象徴たるお役所仕事は、逆に言えば批判の隙を作らず失敗しないための技術の宝庫だ。公務員が伝授する最強の「守り」の仕事術!
  • 庶民をいじめる亡国税制を撃つ! 消費税アップを決める前に、なぜ大企業の優遇税制にメスが入らないのか。海外に経営拠点を移して法人税を免れるとは何事か。こんな不公正税制を放置して、財源不足を広言するなかれ。悪魔の仕組み、税制の歪みを暴き、生活者に眼をむけた根本的な改革への具体的提言を行う。
  • 今なら間に合うサバイバル経済学! 「ナニワのマルクス」と「はみ出し銀行マン」が金と世間の仕組みを暴く! ーー金持ちになる人と貧乏であり続ける人とでは、思考・行動・性癖に決定的な違いがある! リストラ、ペイオフ、ベアゼロ……暗黒時代に庶民がとるべき方策は? 「ナニワのマルクス」青木雄二と「はみ出し銀行マン」横田濱夫が、新聞が書けない、TVじゃ言えない、カネと世間のカラクリを、ホンネで語る経済学的人生論。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    今日の世界は,貿易や直接投資あるいは自然環境を通じて経済的な相互依存関係にある。それらの実態を分析する上で産業連関分析は成熟した分析手法として多くのエコノミストに利用されてきた。本書は新たに開発された最新の手法を紹介しつつ、経済のグローバル化に伴ってますます重視されてきたエネルギー消費と環境汚染物質の排出の関連といった環境問題をはじめ、アジアNIEsや米国との産業構造、費用構造の国際比較、消費税導入の経済効果、さらには地域間の産業構造格差や輸入財を除いた国産化率など、多岐にわたる実証分析の応用を通してその可能性を明らかにする。

    【目次より】
    はしがき
    第1章 産業連関表と産業連関分析
    産業連関表とは 産業連関分析 産業連関分析のミクロ経済的基礎と多部門経済モデル的発展
    第2章 日本の産業構造の変化とその要因
    はじめに 比例成長からの乖離モデル 日本の産業構造の変化とその要因 まとめ
    第3章 韓国・台湾・米国の産業構造の変化とその要因
    はじめに 韓国の産業構造変化とその要因  台湾の産業構造変化とその要因  米国の産業構造変化とその要因  まとめ
    第4章 産業構造の地域間格差の要因分析
    はじめに:日本の産業構造と国土政策 地域産業連関表での比例拡大からの乖離モデル  地域格差の要因分析 まとめ
    第5章 環境問題と産業連関分析 産業別環境汚染物質発生量の予測
    エネルギーと環境問題 持続可能な経済開発 エネルギー消費と二酸化炭素・硫黄酸化物排出量  産業別二酸化炭素・硫黄酸化物の排出量 日中の産業別二酸化炭素・硫黄酸化物排出量 二酸化炭素排出量の削減と技術移転 まとめと今後の課題
    第6章 国産化率の推定
    はじめに 産業連関表と国産化率の定義 国産化率の計測 多国間国際産業連関表を使った国際分業率  まとめと今後の課題
    第7章 費用構造の国際比較 日本, アメリカ, 西ドイツを例にとって
    問題意識と分析方法 価格決定モデルと国際間での価格格差 購買力平価による価格格差 ジョルゲンソン・黒田モデルの産業連関分析への応用 拡大ジョルゲンソン ・ 黒田モデルによる価格の日米比較 まとめと今後の課題
    第8章 戦後日本の費用構造変化の要因分析
    はじめに 費用構造変化の要因分解モデル 戦後日本の費用構造変化 まとめと今後の課題
    第9章 消費税導入の経済効果 1990年産業連関表を用いた予測とその評価
    はじめに 価格決定の基本モデル 伝票方式  帳簿方式 帳簿方式間接税(現行方式「消費税」)の経済効果 伝票方式間接税(中曽根内閣「売上税」)との比較 第6節 本章の分析の限界と今後の課題
    参考文献

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    藤川 清史
    1959年まれ。経済学者。愛知学院大学大学教授。神戸大学経済学部卒業。神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は、国際経済学。
    著書に、『経済政策入門』(共著)『中国経済の産業連関分析と応用一般均衡分析』(共著)『社会保障の計量モデル分析』(共著)『産業連関分析入門』『グローバル経済の産業連関分析』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    不等価交換論を超えて 古典派から、新古典派、マルクス経済学、現代的アプローチまで主要な貿易論を検討、新しい理論の構築を試みる。

    【目次より】
    はじめに
    序章 なぜネオ・リカーディアンか
    1 ネオ・リカーディアンとは何か
    2 新古典派 vs ネオ・リカーディアン
    3 マルクス経済学 vs ネオ・リカーディアン
    第1章 リカード比較生産費説について
    1 序
    2 リカードの比較生産費説
    2-1 リカードの説明 2-2 リカードモデルの定式化
    3 ミルの国際価値法則
    3-1 ミルモデルの定式化 3-2 ミルをどう評価するか
    4 多数の国,多数の商品
    4-1 2国n商品 4-2 n国2商品 4-3 n国n商品
    5 中間生産物
    5-1 2国n商品 5-2 競争均衡と生産の有効性
    6 時間のある経済(Sraffa-Leontief経済)
    6-1 Steedman-Metcalfeによるリカード比較生産費説の批判 6-2 商品による商品の生産 6-3 より一般的な分析
    7 自由貿易の通時的効率性
    7-1 数値例による直観的理解 7-2 Smithによる一般的な証明
    8 結論
    数学注
    補論1 貿易によって利潤率は上昇するか
    補論2 Sraffa-Leontief 経済における生産可能性フロンティア
    第2章 生産された生産手段としての資本とヘクシャー=オリーン=サミュエルソン(HOS)モデル
    1 序
    2 ヘクシャ ー= オリーン=サミュエルソン(HOS)モデル
    2-1 閉鎖経済 2-2 開放経済
    3 生産された生産手段としての資本
    4 土地としての “K”
    4-1 商品の価格 4-2 価格と生産量の関係 4-3 開放経済の一般均衡
    5 結び
    補論3 “normal” でないケースをどのようにして排除するのか
    第3章 国際貿易における不等価交換:理論的展望
    1 序
    2 不等価交換とは何か
    3 Emmanuel の不等価交換論
    3-1 不等価交換の1次形態:等しい剰余価値, 異なった資本の有機的構成をもった国家間の不等価交換 3-2 厳密な意味での不等価交換:不均等な剰余価値率によって生じる不等価交換
    4 Samuelson の Emmanuel 批判
    5 Saigal による Emmanuel 理論の「発展」
    6 Evans による Saigal モデルの修正
    7 根岸隆による Saigal 批判
    8 Roemer の不等価交換論
    9 結び
    参照文献
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    高増 明
    1954年生まれ。経済学者。関西大学社会学部教授。京都大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科満期退学。経済学博士。専門は、理論経済学、国際経済学。
    著書に、『ネオリカーディアンの貿易理論:不等価交換論を超えて』『国際経済学:理論と現実』(共著)『アナリティカル・マルキシズム』(共編)『経済学者に騙されないための経済学入門』(共編)『アジアのメディア文化と社会変容』(共編)など、
    訳書に、森嶋通夫『リカードの経済学 分配と成長の一般均衡理論』(共訳)などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    心理や文化という生きた現実的人間を前提に人間と経済のダイナミズムを解明、新しい経済理論の創造を目指した画期的業績。

    【目次より】
    はじめに
    序章 新しいパラダイムをめざして
    第I部 経済の変化と人間の内面世界における可変性
    第1章 フラクタル社会の構造と変化
    1 経済的「マシン」論からの脱却
    2 フラクタル社会の基本モデル
    3 現実世界と内面世界の相互依存的変化
    第2章 「持つ様式」から「ある様式」へ 内面世界における可変性の例証(1)
    1 進歩史観の終焉と「疎外された社会」
    2 「持つ様式」から「ある様式」へ
    3 「新しい人問社会」への改革
    第3章 「清貧」の思想と「遊び」の哲学 内面世界における可変性の例証(2)
    1 忘れられた「清貧の生きかた」
    2 「遊び」の哲学と自己実現
    3 人間を「マシン」と見る侮蔑的価値観を超えて
    第II部 フラクタル社会のダイナミズムと可能性
    第4章 ポリモルフィック・システムとしての経済
    1 フラクタル化と「場の情報」
    2 意味解釈システムの崩壊
    3 ハードの危機とソフトの危機
    第5章 意味解釈システムと自己超越プログラム
    1 情報圧縮と無意識化された深層世界
    2 自己超越プログラムの発動
    3 「超・意味の体系」としての文化
    第6章 経済のグローバル化と意味の体系の対立
    1 グローバル化と内面世界の構造変化
    2 情報場の変化と深層世界の「意識化」
    3 技術的同質化と意味体系の対立
    第7章 意味を革新する創造的社会をめざして
    1 主体性の回復と内面的世界の豊かさ
    2 主体性と社会システム
    3 意味を革新する創造的社会をめざして
    第III部 フラクタル社会の経済学:その論理と意義
    第8章 新たなる論理と哲学
    1 理論的前提としての人間観
    2 社会科学の「豊かさ」
    3 経済と文化を見る新たな視点
    第9章 関連する諸研究
    1 非営利セクターの経済学について 新古典脈アプローチの困難性を考えるために
    2 センの『福祉の経済学』について フラクタル社会の「望ましさ」を考えるために
    3 日本型システム論について 主体性のダイナミズムを考えるために
    要約
    参考文献
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    中込 正樹
    1950年生まれ。経済学者。青山学院大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。専門は、行動経済学。
    著書に、『意味と人間知性の民俗認知経済学』『経済学の新しい認知科学的基礎』 『事業再生のマクロ経済学』 『意味世界のマクロ経済学』 『フラクタル社会の経済学』 『都市と地域の経済理論』『不均衡理論と経済政策』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    現代経済学の中核をなす一般均衡理論の体系を均衡の存在、最適性、安定性、比較静学など全貌に亙り集大成した基本文献。日経賞受賞。

    【目次より】
    まえがき
    第1章 序論
    第2章 消費者均衡理論の基礎
    第3章 消費者需要の法則
    第4章 需要関数から効用関数へ
    第5章 企業の均衡
    第6章 競争均衡の存在 I
    第7章 競争均衡の存在 II
    第8章 パレート最適と競争均衡
    第9章 コアと競争均衡
    第10章 均衡の安定性 I 安定の一般理論
    第11章 均衡の安定性 II 粗代替性と大域的安定性
    第12章 均衡の安定性 III 粗代替性と局所的安定性
    第13章 均衡の安定性 IV 非模索過程の安定分析
    第14章 均衡体系の変化の法則
    第15章 比較静学と定性経済学 I
    第16章 比較静学と定性経済学 II
    第17章 結論に代えて
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    福岡 正夫
    1924年生まれ。経済学者。慶應義塾大学・宇都宮共和大学名誉教授。慶應義塾大学経済学部卒業。
    著書に、『経済原論 ミクロ分析』『経済学の考え方』『一般均衡理論』『均衡理論の研究』『ゼミナール経済学入門』『貨幣と均衡』『経済学と私』『ケインズ』『歴史のなかの経済学 一つの評伝集』『均衡分析の諸相』『経済学わが道』『厚生経済学の理論』(共著)など、
    訳書に、O.ランゲ『価格伸縮性と雇傭』(共訳)
    ロバート・M.ソロー『資本理論と経済成長』(共訳)ソロー『資本成長技術進歩』(共訳)ジョン・ヒックス『資本と成長』(共訳)ポール・サムエルソン『経済学と現代』
    アロー,ハーン『一般均衡分析』(共訳)マーク・ブローグ『ケンブリッジ革命』(共訳)ジャッフェ『ワルラス経済学の誕生』(共編訳)ロバート・ギボンズ『経済学のためのゲーム理論入門』(共訳)J-M.グランモン『貨幣と価値』J・A・シュンペーター『経済分析の歴史』(共訳)などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    ナイトやケインズが主張した<真の不確実性>の問題は、確率現象としてのリスクの問題に還元され、本来の創造的な意味を失った。本書は、<真の不確実性>の意味論的な再定式化を試み、ケインズ経済学を再構成する。市場と組織の相互依存的ダイナミズムや非営利組織と国家のもつ公共性を分析して、新しいマクロ経済学を展開。

    【目次より】
    はじめに
    序章
    第I部 マクロ経済学の再構成をめざして
    第1章 ケインズの世界:再考
    第2章 ケインズ認識論を超えて
    第3章 マクロ経済学の批判的展望
    第II部 意味世界における人間像
    第4章 人間の認識論的基礎
    第5章 多元性と整合性
    第6章 不可逆性のなかの人間
    第III部 意味世界における市場と組織
    第7章 組織の意味論的アプローチ
    第8章 意味論的組織の多様化と革新
    第9章 市場の意味論的特殊性
    第IV部 市場経済のダイナミズムと意味の革新
    第10章 意味体系の崩壊
    第11章 意味体系の復活
    第12章 意味と経済活動
    第13章 文化の貧困化と人間の疎外
    第V部 公共性の意味論的分析
    第14章 公共性の認識論的基礎
    第15章 公共財と非営利組織の意味論
    第16章 新古典派的国家論を超えて
    第17章 公共性の意味論的分析
    付論 経済哲学としての意味論的マクロ経済学 オーストリア学派との比較
    結びとして
    参考文献


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    中込 正樹
    1950年生まれ。経済学者。青山学院大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。専門は、行動経済学。
    著書に、『意味と人間知性の民俗認知経済学』『経済学の新しい認知科学的基礎』 『事業再生のマクロ経済学』 『意味世界のマクロ経済学』 『フラクタル社会の経済学』 『都市と地域の経済理論』『不均衡理論と経済政策』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    80年代に本格化したわが国の海外直接投資の決定要因とその経済効果の相互連関を、マクロ計算モデルを用いて本格的に分析した成果。

    【目次より】
    はしがき
    第1章 日本の海外直接投資の計量分析に関する基礎的考察
    はじめに
    第1節 日本の海外直接投資の一般的特徴
    第2節 直接投資の定義と実際の統計
    第2章 日本の海外直接投資の決定要因と経済的効果の計量分析
    はじめに
    第1節 直接投資の決定要因の分析
    第2節 直接投資の貿易効果の分析
    付論 直接投資の雇用への影響
    第3章 海外直接投資のマクロ計量モデル
    はじめに
    第1節 モデルの基本的特徴
    第2節 海外生産活動のモデル化
    第3節 海外直接投資の経済的効果のモデル化
    第4章 国内経済活動部門のマクロ計量モデル
    はじめに
    第1節 国内経済活動部門の枠組み
    第2節 主要な構造方程式の推定結果
    第5章 マクロ計量モデルの動学的性質
    はじめに
    第1節 モデルの相互依存関係と現実説明力
    第2節 モデルの動学的性質
    第6章 日本経済の環境変化と海外直接投資・海外生産
    はじめに
    第1節 為替レートの変動による直接投資・海外生産の変動
    第2節 世界貿易の拡大と直接投資・海外生産
    第3節 海外直接投資・海外生産の変動と貿易効果
    第4節 海外生産活動の変化と貿易取引
    補論1 世界輸出価格指数,世界貿易数量の作成についてのデータ
    補論2 ファイナル・テストについて
    付表 方程式体系一覧
    参考文献
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    稲葉 和夫
    1951年生まれ。経済学者。立命館大学経済学部教授。神戸大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科後期課程中途退学。専門は、計量経済学、経済統計学
    著書に、『海外直接投資の経済学』『現代経済社会入門』(共著)などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    マクロ経済学はその姿を一変させ、今や新古典派理論の全盛となり、アメリカを中心とする学界もそれを「進歩」として支持する。著者はこれに断固として反対し、過去二五年間のマクロ経済学を批判的に検討し、理論の基礎をケインズの天才が見抜いた需要不足(=有効需要)に据えて、新しいマクロ経済学を試みる。中級レベルの学習のための道先案内を務める本書を通して、読者は実際的で豊かな可能性に満ちたマクロ経済学を見出すに違いない。

    【目次より】
    まえがき
    図表一覧
    序論
    1 マクロ経済学の「新古典派化」
    2 「新しい」ケインズ経済学
    3 新しいマクロ経済学を求めて
    景気循環の理論
    1 Ramseyモデル
    2 リアル・ピジネス・サイクル理論
    3 ケインズ的アプローチ
    4 金融政策と景気循環
    経済成長論
    1 Old Growth Theory
    2 New Growth Theory 内生的成長モデル
    3 経済格差の縮小
    新しいマクロ経済学
    1 価格と数量
    2 生産要素の「不完全雇用」と生産性の部門間不均等
    3 ルイス・モデル
    4 需要と経済成長
    5 残された課題 オープン・エンド
    TFPと技術進歩の需要創出効果 技術進歩はいかにして生み出されるのか 技術進歩と不完全雇用
    4章付論
    文献表

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    吉川 洋
    1951年生まれ。経済学者。東京大学名誉教授、立正大学学長。東京大学経済学部経済学科卒業、米国イェール大学にて同大学より博士号 (Ph.D.) 取得。専門は、マクロ経済学、日本経済論。
    著書に、『マクロ経済学研究』『日本経済とマクロ経済学』『ケインズ 時代と経済学』『マクロ経済学』『高度成長 日本を変えた6000日』『転換期の日本経済』『現代マクロ経済学』
    『構造改革と日本経済』『いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ』『デフレーション “日本の慢性病”の全貌を解明する』『人口と日本経済 長寿、イノベーション、経済成長』など多数ある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    現代日本の金融構造とその歴史的経緯を概観し、貨幣の需要と供給に関してマクロとミクロの両面から総合的に考察、その理論体系を簡潔に説明して、金融論の基礎を与える。さらに資産価格の決定のメカニズムを明らかにするとともに、金融派生商品(デリバティブ)の特質とその多様な取引を解説し、最後に将来において重要な役割を果たすと思われる電子マネーを分析して、その問題点と課題を示す。不良債権処理や間接金融から直接金融への転換に見舞われているわが国の金融界、そして単一通貨ユーロの出現と中国のWTO加盟に象徴される世界経済の変化を考えるうえで、金融政策の効果や国際金融理論までをも射程に入れた本書は、扱われているテーマの広さと理論的な信頼性において、金融経済に関心をもつ多くの学生や社会人にとって、今日求めうる最良のテキストとなろう。

    【目次より】
    まえがき
    1 金融現象の基本構造
    1.1 金融現象の本質
    1.2 貨幣の機能と金融取引
    1.3 金融システム
    2 わが国の金融構造
    2.1 高度成長を支えた金融システム
    2.2 金融自由化・国際化へ
    2.3 新しい金融制度への動き
    3 貨幣供給と金融機関の行動
    3.1 貨幣制度と銀行券
    3.2 預金通貨の供給
    4 家計および企業の金融行動
    4.1 家計の金融行動
    4.2 企業の金融行動
    5 貨幣需要のマクロ的定式化とミクロ的基礎
    5.1 マクロ的定式化
    5.2 貨幣需要のミクロ的基礎
    6 金融市場の理論
    6.1 債券価格と利子率
    6.2 株式価格
    トービンのq理論
    6.3 効率的証券市場
    6.4 金融契約
    7 金融政策
    7.1 金融政策の目的と手段
    7.2 IS-LM分析
    7.3 物価水準の決定
    7.4 合理的期待と経済政策
    8 国際金融
    8.1 外国為替と国際収支
    8.2 国際金融市場
    8.3 為替レートの決定理論
    8.4 開放マクロ経済と金融政策
    9 金融派生商品(デリバティブ)
    9.1 金融脈生商品(デリバティブ)の一般的特質
    9.2 金融先物取引
    9.3 金融オプション取引
    9.4 オプション価格決定理論(プレミアムの決定モデル)
    9.5 スワップ取引
    9.6 デリバティブに関するリスク管理
    10 電子金融
    10.1 電子決済
    10.2 電子マネーの特徴
    10.3 電子マネーの問題点と課題
    10.4 金融政策への影響
    付表
    参考文献
    あとがき

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    塩澤 修平
    1955年生まれ。経済学者。慶應義塾大学経済学部教授。慶應義塾大学経済学部経済学科卒業、同大学大学院経済学研究科修士課程修了。専門は理論経済学。博士(経済学)(ミネソタ大学)。
    著書に、『現代金融論』『経済学・入門』『デフレを楽しむ熟年生活』『現代ミクロ経済学 中級コース』(共編著)『説得の技術としての経済学』『基礎から学ぶ ミクロ経済学』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    時々の経済問題を論じた文章から、海外での研究生活と内外の著名な経済学者たちとの交流、さらに古典を踏まえた現代経済学への批評と熱い期待など、理論経済学の第一線で活躍してきた著者が贈る初のエッセイ集。

    【目次より】
    目次
    記念講演五題
    理論経済学の旅
    現代経済学の潮流
    小泉信三博士と理論経済学
    マルクス没後百年
    アダム・スミスと現代
    機縁
    小泉信三先生と私
    高橋誠一郎先生の思い出
    安井琢磨先生との出会い
    サミュエルソン教授とのふれ合い
    サミュエルソン教授との五日間
    ジョーン・ロビンソン女史と私
    レイヨンヒューブッド教授会見記
    遊学雑記
    ハーバードの経済学者たち
    ケンブリッジ寸描
    留学雑記
    滞濠四ヵ月
    オセアニアの旅
    祝辞と追悼文
    サミュエルソン経済学の功績
    ヒックス、アロー両教授の貢献
    ノーベル賞受賞のドブルー教授
    ノーベル経済学賞のロバート・ソロー教授
    追悼 サー・ジョン・ヒックス
    カルドア教授を偲ぶ
    やさしい経済学
    社会的厚生関数論争
    政治的景気循環
    雇用理論の新展開
    ロビンソン(二十世紀の巨人たち)
    『一般理論』への道
    フランク・p・ラムゼー
    レオン・ワルラス生誕一五〇年
    レオンチェフ教授の経済学
    新著余瀝
    経済学の混迷?
    現代経済学の諸潮流 主流派批判の虚実
    MISCELLANEA ECONOMICA
    経済学と古典
    経済学者の殺人
    The Mystery of John Maynard Keynes
    ケインズの伝記
    ケインズ・ペーパーズ
    性の深層意識 ローレンス『恋する女たち』
    偶然と必然
    マーフィーの法則
    反ポパー主義の陥穽
    歴史はくり返す
    自然保護ということ
    あとがき
    初出一覧

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    福岡 正夫
    1924年生まれ。経済学者。慶應義塾大学・宇都宮共和大学名誉教授。慶應義塾大学経済学部卒業。
    著書に、『経済原論 ミクロ分析』『経済学の考え方』『一般均衡理論』『均衡理論の研究』『ゼミナール経済学入門』『貨幣と均衡』『経済学と私』『ケインズ』『歴史のなかの経済学 一つの評伝集』『均衡分析の諸相』『経済学わが道』『厚生経済学の理論』(共著)など、
    訳書に、O.ランゲ『価格伸縮性と雇傭』(共訳)
    ロバート・M.ソロー『資本理論と経済成長』(共訳)ソロー『資本成長技術進歩』(共訳)ジョン・ヒックス『資本と成長』(共訳)ポール・サムエルソン『経済学と現代』
    アロー,ハーン『一般均衡分析』(共訳)マーク・ブローグ『ケンブリッジ革命』(共訳)ジャッフェ『ワルラス経済学の誕生』(共編訳)ロバート・ギボンズ『経済学のためのゲーム理論入門』(共訳)J-M.グランモン『貨幣と価値』J・A・シュンペーター『経済分析の歴史』(共訳)などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    行動経済学の発展は、将来における認知諸科学と経済学のさらなる急接近を予感させるものである。しかし既存の行動経済学はもっぱら記述的分析を展開してきた関係上、現代認知科学の哲学的問いかけと既存の経済学の革新をリンクさせることに失敗している。本書はこの反省の上に立ち、認知科学の最先端を構成するエマージェンティストの視点から人間の文脈的認知の問題を考察し、既存の経済学が直面している理論的制約性を超える新たな方法論を構想する革新的野心作。

    はじめに
    序章
    1 見えざる既存の知の壁 2 行動経済学の方法論をめぐって 3 本書の構成
    第I部 批判:旅の前夜
    第1章 記述論的行動経済学:概説
    1 新古典派経済学と行動経済学 2 プロスペクト理論 3 アノマリー現象の記述論的分析 4 フレーミング効果と心の家計簿
    第2章 行動経済学の理論的位置づけ:批判
    1 呪縛からの脱出をめざして 2 フレーム問題について 3 ヒューリスティックスの分析:批判的検討 4 新古典派理論は規範理論たりうるか
    第II部 模索:古い世界観からの旅立ち
    第3章 自由論の再検討
    1 新たな問題の提起 2 選択の自由:批判的考察 3 ハイエクの認識論・自由論
    第4章 自由論の深化:内発性の考察
    1 多相的な自由 2 自由の主体的条件 3 内発性とは何か:批判的展望 4 内発性研究の理論的意義 5 再説:人間=「マシン以上のもの」
    第5章 能動性と意識ある心の起源
    1 問題設定 2 アフォーダンス理論:展望  3 心物二元論を超えて 4 意識ある心の起源
    第6章 意識ある心の機能
    1 進化論的考察へ 2 内なる目と「天性の心理学者」  3 ドーキンスのミーム論 4 文化心理学的考察
    第III部 見えてきたもの:旅の効用
    第7章 社会的自我:意識の社会性と情報的機能
    1 思索の旅のまとめと効用 2 ミー ドの社会的自我論 3 参照点依存型意思決定の認知的原型
    第8章 自我と文脈的理性
    1 文脈的理性と人間的賢さ:再論  2 理由に基づく選択モデル 3 社会的自我を原型とする意思決定理論
    第9章 公正の経済モデルと行動経済学の立て直し
    1 個人行動と個人間調整メカニズムの理由づけ 2 公正の経済学:批判的展望 3 公正概念と経済社会の調整メカニズム 4 行動経済学の立て直し:公正概念とプロスペクト理論
    付論 認知脳科学の発展とニューロ・エコノミクス展望と批判
    まとめとして:経済学の新しい展開をめざして
    参考文献
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    中込 正樹
    1950年生まれ。経済学者。青山学院大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。専門は、行動経済学。
    著書に、『意味と人間知性の民俗認知経済学』『経済学の新しい認知科学的基礎』 『事業再生のマクロ経済学』 『意味世界のマクロ経済学』 『フラクタル社会の経済学』 『都市と地域の経済理論』『不均衡理論と経済政策』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    貨幣という財がもっている経済的機能を一般均衡理論の見地から考察したものであり、前半部は主に貨幣が交換の一般的媒体として役立つという役割の面を、後半部では貨幣の価値の貯蔵手段ないし資産の持越し手段として用いられる面を解明する。貨幣の交換媒体と価値貯蔵の機能を総合的に考察、一般均衡論の中に貨幣を組み込むとともに非ワルラス均衡の諸相を展開した問題作。

    【目次より】
    まえがき
    第1章 本書のプラン
    第2章 交換過程の収束
    第3章 交換手段としての貨幣
    第4章 間接交換と貨幣
    第5章 有効需要の失敗と貨幣
    第6章 貨幣と重複世代モデルI
    第7章 貨幣と重複世代モデルII
    第8章 貨幣経済における一時的均衡
    第9章 貨幣経済と債券
    第10章 貨幣は中立的か?
    付録A 均衡配分の達成不可能性定理
    付録B 貨幣生成モデルの展望
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    福岡 正夫
    1924年生まれ。経済学者。慶應義塾大学・宇都宮共和大学名誉教授。慶應義塾大学経済学部卒業。
    著書に、『経済原論 ミクロ分析』『経済学の考え方』『一般均衡理論』『均衡理論の研究』『ゼミナール経済学入門』『貨幣と均衡』『経済学と私』『ケインズ』『歴史のなかの経済学 一つの評伝集』『均衡分析の諸相』『経済学わが道』『厚生経済学の理論』(共著)など、
    訳書に、O.ランゲ『価格伸縮性と雇傭』(共訳)ロバート・M.ソロー『資本理論と経済成長』(共訳)ソロー『資本成長技術進歩』(共訳)ジョン・ヒックス『資本と成長』(共訳)ポール・サムエルソン『経済学と現代』アロー,ハーン『一般均衡分析』(共訳)マーク・ブローグ『ケンブリッジ革命』(共訳)ジャッフェ『ワルラス経済学の誕生』(共編訳)ロバート・ギボンズ『経済学のためのゲーム理論入門』(共訳)J-M.グランモン『貨幣と価値』J・A・シュンペーター『経済分析の歴史』(共訳)などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    諸国民の貧困と富 先進国の技術導入を柱に、市場・共同体・国家の適切な統合により途上国を発展軌道に乗せる政策を示す。日経賞受賞。新版では「アジアの金融危機」の実証分析と、説明の改良とりわけ内政的経済成長論に新たな解説を加えた。資料も全面的に最新のデータへ更新した。

    【目次より】
    新版に寄せて
    序論 開発経済学の課題
    「開発経済学」と「開発途上国」 本書の構成
    1 経済発展の理論的枠組
    1.1 社会システムの発展過程
    1.2 誘発的革新の理論
    1.3 理論的枠組と途上国の現実
    2 開発途上国の発展展望
    2.1 国際比較へのアプローチ
    2.2 経済成長と構造変化
    2.3 投資・貯蓄・物価
    2.4 人的資本の向上
    2.5 人ロ・資源・食料
    3 人口成長と天然資源の制約
    3.1 経済発展と人口成長
    3.2 人口成長の経済理論
    3.3 資源制約説の系譜
    4 資源の制約を打破するには
    4.1 科学的農業の可能性
    4.2 「緑の革命」の展望
    4.3 誘発的革新への障害
    4.4 余剰資源にもとづく発展
    5 資本蓄積と経済成長
    5.1 アダム・スミスからマルクスヘ
    5.2 第2次大戦後の開発論と開発政策
    5.3 新古典派的生産関数と成長モデル
    5.4 成長会計による検証
    5.5 成長パターンの変化
    6 技術進歩とその源泉
    6.1 成長パターンの様式化
    6.2 成長パターン変化の技術的基礎
    6.3 技術進歩の源泉を求めて
    7 所得分配と環境問題
    7.1 経済成長と所得分配
    7.2 不平等化の要因
    7.3 停滞と貧困
    7.4 経済発展と環境問題
    8 市場と国家
    8.1 市場と国家の経済機能
    8.2 幼稚産業保護論をめぐって
    8.3 開発モデルの盛衰
    8.4 開発理論のパラダイム転換
    8.5 アジア金融危機が意味するもの
    9 共同体の役割
    9.1 共同体の機能
    9.2 途上国農村の構造
    9.3 共同体と経済合理性 フィリピンでの観察
    9.4 共同体の失敗とその補正
    付論 技術進歩に関する理論的補足
    参考文献
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

    速水 佑次郎
    1932~2012年。経済学者。旧・東京都立大学名誉教授、文化功労者。東京大学教養学部教養学科卒業、米国アイオワ州立大学経済社会学部大学院博士課程修了(農業経済学博士号)。専門は、農業経済学・開発経済学。
    著書に、『日本農業の成長過程』『農業経済論』『開発経済学(新版)諸国民の貧困と富』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    厚生経済学の伝統を踏まえ、ゲーム論など最新の業績を取り入れて、均整のとれた市場機構の全体像を描いた中級テキストの決定版。

    【目次より】

    注意
    1 序論 課題と方法
    1 厚生経済学の分析上の立場 2 経済的厚生についての予備的考察 3 厚生経済学の形成
    2 経済環境
    1 財と価格 2 消費者  3 生産者 4 経済環境と政府
    3 経済主体の最大化行動
    1 市場の形態 2 効用最大化と需要関数 3 利潤最大化と供給関数 4 非協カゲームのナッシュ均衡
    4 資源配分の効率性の条件
    1 資源配分の効率性の基準  2 部分均衡型モデルと効率的資源配分の条件 3 生産物モデルと効率性の条件 4 端点解を許す場合の効率性の条件
    5 価格機構と資源配分
    1 競争市場と資源配分 2 競争市場の効率性 3 厚生経済学の第二基本定理 4 基本定理の経済的意義 5 市場の失敗
    6 補償原理と分配問題
    1 個人間効用比較 2 補償原理と厚生基準 3 個人間効用比較と公平性の原理 4 コルム=フォーリーの公平性
    7 外部効果と市場機構
    1 外部経済効果の概念 2 外部効果を含む経済モデル 3 外部効果の補正
    8 公共財の最適供給
    1 公共財の概念 2 公共財と効率性の条件 3 公共財と市場の失敗 4 公共財の自発的供給メカニズム
    9 非凸性と価格形成
    1 非凸性と競争機構 2 外部効果と非凸性 3 企業の参入と競合可能市場 4 公共料金 5 協カゲームによる料金決定
    10 不確実性と経済厚生
    1 不確実性の下での経済行動 2 アロー=ドブリューの条件付財の市場 3 保険市場  4 道徳的陥 5 逆淘汰  6 オークション
    11 社会的選択の理論
    1 社会的選択の方法  2 社会厚生関数  3 一般不可能性定理 4 単純ゲームと社会的選択  5 社会選択関数
    12 国民所得と所得分配
    1 実質国民所得の評価 2 所得分配の平等の華準 3 分配の不平等の尺度 4 所得分配の平等と現実
    13 寡占市場と戦略的行動
    1 単一生産物モデル 2 寡占市場と企業の参入 3 企業の合併  4 参入阻止行動 5 異質財生産と寡占市場 6 消費者行動の誘因両立性
    14 次善理論と経済政策
    1 ラムゼイの最適課税問題 2 リプシー=ランカスターの問題 3 価格の歪みの比例的変化の効果 4 次善最適点における経済厚生の変化の評価について 5 一般的モデルによる分析
    参考文献
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    川又 邦雄
    1939年生まれ。経済学者。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。ミネソタ大学で経済学Ph.D取得。専門は、ミクロ経済学、ゲーム理論専攻。
    著書に、『市場機構と経済厚生』などがある。

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