『実用、哲学、講談社、湯浅泰雄』の電子書籍一覧
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【内容紹介・目次・著者略歴】
明治以降、西欧の近代哲学と邂逅した日本の思想はどのように形成されたのか? 京都学派をはじめ、近代日本哲学の画期を探究する。元々あった儒教・仏教思想の根幹やハイデガーの実存思想などの影響を改めて読み直す。
【目次】
再版への序
序論 視点と問題提起
第一章 近代日本哲学の思考様式
一 近代日本思想史における自我の問題
二 西田幾多郎――みずから立つ自我――
三 田辺 元――自我のたたかい――
四 波多野精一――内をみる自我――
五 和辻哲郎――かくれたる自我――
六 三木 清――自我の底への問いかけ――
第二章 近代日本哲学における東西の出会い
一 伝統的思考様式との関連 I儒教
二 伝統的思考様式との関連 II仏教
三 近代哲学としての問題 I合理主義と非合理主義
四 近代哲学としての問題 II身体性と直接経験論
第三章 実存思想と存在論の復位
一 実存思想はなぜ存在論を必要とするのか
二 存在論的思考様式とその解体
三 認識論的思考様式の問題点
四 フッサール、ベルグゾン、西田
五 ハイデガー存在論の批判的検討
六 存在論における実存と本質の問題
湯浅 泰雄
1925年生まれ。東京大学文学部(倫理学科)卒業。文学博士。山梨大学・大阪大学・筑波大学教授、桜美林大学国際学部教授を歴任。
著書に『近代日本の哲学と実存思想』『和辻哲郎 近代日本哲学の運命』『日本人の宗教意識』『東洋文化の深層』『宗教経験と深層心理』『古代日本の精神世界』『ユングと東洋』『気・修行・身体』など。講談社学術文庫に『ユングとキリスト教』などがある。
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【内容紹介・目次・著者略歴】
“心”と“身体”―デカルト以来の近代西洋哲学が幾度となく究明を試みたその問題は、東洋思想の照明を受けつつ、今日最もヴィヴィッドな課題として我々の前にあらわれている。哲学者であり、ユング心理学や「気」の研究の先頭走者でもある著者は、現象学、生理心理学との通路を縦横に結びつつ、東洋的「心身一如」論の現代的意義を浮かび上がらせる。
【目次より】
序説 研究の目的と問題の概観
第一章 近代日本哲学の身体観
一 和辻哲郎の身体観をめぐって
二 西田幾多郎の身体観をめぐって
三 東洋思想研究の態度と方法
第二章 修行と身体
一 修行とは何か
二 芸道論
三 道元
四 空海
第三章 東洋的身心論の現代的意義
一 現代の哲学的身心論とその問題点
1 ペルグソンの運動的図式
2 メルロ=ボンティの身体的図式
3 情動の問題
二 身心関係の二重構造
1 表層的構造と基底的構造
2 身心関係の日常的理解の逆転
三 東洋的瞑想の領域
1 心理療法と修行の比較考察
2 形而上学と身心論
あとがき
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湯浅 泰雄
1925年生まれ。東京大学文学部(倫理学科)卒業。文学博士。山梨大学・大阪大学・筑波大学教授、桜美林大学国際学部教授を歴任。
著書に『近代日本の哲学と実存思想』『和辻哲郎 近代日本哲学の運命』『日本人の宗教意識』『東洋文化の深層』『宗教経験と深層心理』『古代日本の精神世界』『ユングと東洋』『気・修行・身体』など。講談社学術文庫に『ユングとキリスト教』などがある。
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