『実用、ニュース・週刊誌、週刊東洋経済 臨時増刊編集部』の電子書籍一覧
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週刊東洋経済が臨時増刊号として毎年秋に発刊する「生保・損保特集号」。今年のメインテーマは「インフレに克つ保険」です。
昨春以降、米国をはじめとした中央銀行による政策金利の引き上げによって、株式相場や為替相場などにおける世界的なマネーの流れが一変しました。さらにロシアによるウクライナ侵攻によって、エネルギー価格を中心とした物価高が急速に進み、国内外の経済にかつてないようなインフレの波が押し寄せています。
われわれ一般の消費者にとって、インフレは家計を圧迫する大きな要因として良い印象を持ちにくいかもしれませんが、保険会社にとっては経営においてむしろプラスに働く側面が大きいかもしれません。
例えば生命保険会社の場合、契約者から預かった保険料を国債などの債券を中心に運用に回していますが、市場金利の上昇によって運用益(利差益)を出しやすくなります。またその結果として、契約者に約束する利回りである保険の「予定利率」を上げやすくなったり、契約者配当を増やしたりという施策に打って出るといった、契約者が恩恵を受ける効果も期待できます。
他方、損害保険会社の場合はどうでしょうか。物価高によって例えば自動車に修理費用や火災保険の補償費用が拡大し、保険金の支払いコストが膨らむため、経営へのマイナスの影響は生保よりも大きいかもしれません。ただ、慢性的な収支の赤字に苦しむ火災保険を中心に、インフレを大義名分にすることで保険料の引き上げをしやすくなったともいえます。
インフレが正負両面でさまざまな影響を及ぼす中で、保険会社はどう向き合い、また舵取りをしていこうとしているのか。特集では22人の「業界トップ」インタビューをはじめとして、さまざまな視点で業界の実情を掘り下げていますので、是非手に取ってご覧頂ければ幸いです。
--- 目次 ---
■協会会長インタビュー
清水 博〈生命保険協会〉/新納啓介〈日本損害保険協会〉
■金融庁監督局長インタビュー
伊藤 豊
【特集1】生命保険業界の現状と年間展望
給付金縮小で本業益拡大
新たな資本規制が迫る生保の変革
保険募集の最前線に立つ 営業職員たちの現在地
西澤香菜子<日本生命>/水越美穂<第一生命>/橋本穂菜実<明治安田生命>/永井彩花<住友生命>
大手生保が踏み切った子育て支援策の構造転換
【特集2】損害保険業界の現状と年間展望
保険金縮小で純利益拡大
関東大震災から100年 防災・減災の最新事情
保険会社の頭脳を司るアクチュアリーのすすめ
■INTERVIEW
小田島綾子〈日本損害保険代理業協会会長〉/水野 明<保険乗合代理店協会理事長>
「経営トップ」を直撃!
■TOP INTERVIEW 生命保険会社
清水 博〈日本生命〉/隅野俊亮〈第一生命〉
永島英器〈明治安田生命〉/高田幸徳〈住友生命〉
高橋 薫〈ソニー生命〉/北原睦朗〈大同生命〉
米山好映<富国生命>/副島直樹〈太陽生命〉
吉村俊哉〈大樹生命〉/木村博紀〈朝日生命〉
川本哲文〈東京海上日動あんしん生命〉/古出眞敏〈アフラック生命〉
大場康弘〈SOMPOひまわり生命〉/加治資朗〈三井住友海上あいおい生命〉
蔵田 順〈三井住友海上プライマリー生命〉
■TOP INTERVIEW 損害保険会社
広瀬伸一〈東京海上日動〉/舩曵真一郎〈三井住友海上〉
新納啓介〈あいおいニッセイ同和損保〉/ジェームス・ナッシュ〈AIG損害保険〉
若手社員が夢中に挑む 「客とつながる」仕事
主要生命保険会社の採用状況
主要損害保険会社の採用状況
DATA analysis
JA共済 生命総合共済が低迷、LA減少などが影響
こくみん共済 coop(全労済)アプリ導入や新サポートを通じて推進強化
2022年度 生保・損保各社主要データ
編集後記 -
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『本当に強い大学2023』は、入試から教育・研究、就職まで今の大学がわかるテーマを徹底取材し、1冊にまとめた「週刊東洋経済」の臨時増刊号です。受験生・親世代必読!大学にかかわるすべての人たちにとって、必見の1冊です。
入試の現状・今後の展望、難関国立、早慶上理、MARCH、関関同立、日東駒専など有名大学の最新動向はもちろん、今号では、W合格で選ばれる大学と最新序列、自分に合った入試を見つけるための多様化する「総合型選抜」の特色なども掲載しています。注目の大学を発掘するのに役立つ「難関業種に強い大学」「(トヨタ自動車、ソニーグループなど)人気企業別就職者数」といった新たな切り口のランキングも収録しています。
その他、東京工業大学と東京医科歯科大学など加速する大学の再編・統合の背景、注目を集めるデータサイエンス学部の成否、理系学部転換の本気度など幅広い話題を網羅。今春、一般選抜で東京大学文科二類に合格、入学した芸人のさんきゅう倉田さんのインタビューも掲載しています。
「大学四季報」は全国820大学の概要や財務データなどを収録した独自コンテンツです。客観的データを基に大学の実力を評価した「本当に強い大学 総合ランキング」や「警察官・消防官・自衛官に強い大学ランキング」「教員になる人が多い大学ランキング」といった定番企画も充実。ビジネス誌だからできる、大学情報の決定版です!
【主な内容】
ニッポンの大学の足元はこうなっている
[インタビュー] さんきゅう倉田/芸人
受験は辛いが勉強は楽しい
大学には多様な学びがある
入試最前線
[速報] 2023年一般選抜志願者数ランキングTOP50
隆盛! データサイエンス学部の現在地
25年度入試はこう変わる
「理系学部転換」の本気度
W合格で選ばれる大学と最新序列
「総合型選抜」の序列と特色
大学の動き
加速する再編・統合の背景
[インタビュー] 益 一哉/東京工業大学学長、田中雄二郎/東京医科歯科大学学長:東京科学大が目指す姿
卓越大で研究力上がるか
有名大学の最新動向総まくり
2023年版 最新! 大学ランキング
本当に強い大学 総合ランキングTOP300
就職力ランキング
就職に強い大学ランキング
有名400社実就職率ランキング
難関業種に強い大学ランキング:外資コンサルティング、5大商社、メガバンク、テレビ局
人気企業別就職者数ランキング:トヨタ自動車、ソニーグループ、キーエンス…
医師に強い大学、歯科医に強い大学ランキング
専門職に強い大学ランキング:警察官、消防官、自衛官、教員
大学とサステナビリティ・他
大学SDGsは「守り」重視で
「募集停止」決断の背景
大学四季報 国公私立820大学の概要、決算データ、経営指標を収録!
編集後記 -
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第9号目となる週刊東洋経済の鉄道臨時増刊をお届けします。今回のテーマは「鉄道サバイバル」。本格的な人口減少、少子高齢化社会の到来で、この国の鉄道事業は大きなモデルチェンジを余儀なくされます。その舞台裏をのぞきます。
日本が世界に誇る新幹線。空白地域の招致合戦が本格化してきました。新幹線の未来図は……。
Part1では、海外への鉄道輸出の動向を含めて、鉄道王国ニッポンのビッグプロジェクトをリポートします。政界きっての政策通、石破茂氏の本格的な「鉄道論」も必読でしょう。
私鉄経営の最強の事業モデルは阪急電鉄創業者の小林一三氏が作りました。次の時代に向けて、その「小林一三モデル」をどう進化させることができるのか、私鉄の大きな経営課題になっています。
Part2は各私鉄の経営トップが自社の戦略を激白。沿線の街の過去と未来を見つめるのもこのパートです。
人口減少で最も打撃を受けるのが、ローカル線です。ローカル線の生き残る道を考えるのがPart3。100円の運賃を稼ぐのにコストがいくらかかるのか。全国760以上の路線の「営業係数」を全公開。各路線の真の姿を浮き彫りにします。
鉄道ファンのみならず、交通政策や企業経営に関心のある方も必見の一冊です。
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