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『実用、著者センター、山本七平、1円~、2022年6月5日以前』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 人が生きるとはどういうことか? 山本七平が、宗教の視点から現代や日本人のあり方を問う。荒野をさまよう現代人へのメッセージ

    ・なぜ新興宗教問題がおきるのか
    ・なぜ日本人は浪費にきびしいのか
    ・なぜ日本人は宗教を理解できないのか
    ・なぜ離婚がカトリックでは許されないか
    ・現代の盲点とはなにか
    ・日本人の内面を支えているものは何か

    人が生きるとはどういうことか。

    評論家・キリスト教徒の山本七平が、宗教の視点から現代や日本人のあり方を問う。
    荒野をさまよう現代人へのメッセージ。

    【抜粋】
    〔ヤコブは〕成人したとき神と争った。彼は天の使いと争って勝ち、泣いてこれにあわれみを求めた。「ホセア書」十二章四節、五節

    『聖書』の中に「注解者の十字架」といわれる箇所があり、これもその一つだそうである。「注解者の十字架」とは、なんとも注解の方法がないだけでなく、日常的信仰的体験からみてありえないことのように見え、同時に、『聖書』に「こんなことが書いてあるはずはない」と思わざるをえない箇所をいう。

    その点、この箇所は確かに一種の衝撃をうける。いったい全体、人が全能の神と争って勝つとはどういうことなのか。また勝った人(ヤコブ)が負けた神(天使)に泣いてあわれみを求めるのはなぜなのか。

    【著者略歴】
    山本七平(やまもと・しちへい)
    評論家。ベストセラー『日本人とユダヤ人』を始め、「日本人論」に関して大きな影響を読書界に与えている。1921年生まれ。1942年青山学院高商部卒。砲兵少尉としてマニラで戦い補虜となる。戦後、山本書店を設立し、聖書、ユダヤ系の翻訳出版に携わる。1970年『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。日本文化と社会を批判的に分析していく独自の論考は「山本学」と称され、日本文化論の基本文献としていまなお広く読まれている。1991年没(69歳)。
  • 山本七平が聖書誕生の地をめぐり、キリスト教誕生の謎に迫る1冊

    ■聖書誕生の地をめぐり、キリスト教誕生の謎に迫る
    シナイの地からエラト、エリコ、ガリラヤ、エルサレム、カイザリヤ、ニカイアへと
    山本七平が聖書誕生の地をめぐり、キリスト教誕生の謎に迫る1冊。

    そのなかで、キリスト教最大の伝道師パウロにも焦点を当てていく。

    ■パウロなしには、キリスト教は世界宗教にはなり得なかった
    パウロは、イエスにも会ったこともないのに、キリスト教を弾圧する立場から一転してキリスト教に回心し、世界を駆けめぐる布教の旅に身を投じた謎多き人物。

    山本七平は“パウロなしには、キリスト教は世界宗教にはなり得なかった”と指摘する。

    キリスト教の「イエスの復活」と並ぶ謎とされる「パウロの回心」とは何か。
    ローマ市民権や高い教養をもっていたパウロは、何に突き動かされて、処刑されるまで果てしない伝道の旅をつづけたのか。

    山本七平が実際にパウロの歩いた地を歩くことで、パウロの謎に迫る。

    秀村欣二、石森延男との対談も収録。

    【目次】
    第一章 モーセの道・「シナイ」への共鳴
    第二章 “時間”の旅・『聖書』の世界
    〈対談〉『新約聖書』の時代とイエス――秀村欣二×山本七平
    第三章 パウロと回心
    第四章 “時間”の旅・パウロの足跡
    〈対談〉パウロの道――“石森延男×山本七平”
    第五章 “時間”の旅――『聖書』の中の脇役たち

    【著者略歴】
    山本七平(やまもと・しちへい)
    評論家。ベストセラー『日本人とユダヤ人』を始め、「日本人論」に関して大きな影響を読書界に与えている。1921年生まれ。1942年青山学院高商部卒。砲兵少尉としてマニラで戦い補虜となる。戦後、山本書店を設立し、聖書、ユダヤ系の翻訳出版に携わる。1970年『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。日本文化と社会を批判的に分析していく独自の論考は「山本学」と称され、日本文化論の基本文献としていまなお広く読まれている。1991年没(69歳)。
  • なぜイエスの名はこれほどにまで残ったのか?

    ■山本七平がトピックごとに、キリスト教をわかりやすく解説

    イエス・キリストは、何か言って、何かを行い、そして処刑されて人の世を去った。イエスの名は急速に忘れられ、消え去って不思議ではなかったのに、なぜイエスの名はこれほどにまで残ったのか。

    「誕生」「闘争」「最後の晩餐」「裁判」「十字架」「復活」など、イエスの生涯の重要トピックごとに、山本七平がキリスト教をやさしく解説します。

    ・イエスが生まれ育った当時の社会がどのようなものだったか
    ・イエスは何と闘ったのか、イエスにとってパリサイ人とは何だったのか
    ・イエスはなぜ、どのように処刑されたのか
    ・そして、なぜ「復活」がなければキリスト教はあり得なかったのか

    【目次】
    第1章 イエスとの邂逅
    イエスが生まれるまでの“前史”を振り返る。

    第2章 イエスの聖誕
    イエスはどのような幼少期を過ごしたのか、どのような教育(職業/宗教)を受けたのか。イエスが生きた当時の社会はどのようなものだったのか。

    第3章 イエスの登場
    イエス登場前夜、ユダヤ社会に起きていた大きな変化と2つの事件とは。

    第4章 悪魔の揺曳
    サタンとは何か? その定義は「人間とは何か」に似ていて、結局は『聖書』に求めざるを得ない。

    第5章 イエスの闘争
    彼らが重んじた厳しい戒律を、イエスは破り、パリサイ人と衝突した。イエスにとって、パリサイ人とは何だったのか。

    第6章 終末への宴
    『共観福音書』や『ヨハネに依る福音書』など、書物によって「最後の晩餐」の時間の記述が矛盾するのはなぜか。
    第7章 イエスの裁判
    なぜイエスへの裁判記録はわからないことばかりなのか。東京裁判との意外な共通点とは。
    第8章 十字架
    いかにイエスは処刑されたのか。その詳細を検証する。
    第9章 復活
    なぜパウロはこうも復活を強調したのか。なぜ「復活」がなければキリスト教はあり得なかったと言われるのか。一体「復活」とは何だったのかを、ユダヤ戦争の指導者ベン・ヤイールの言葉と対比から考える。
  • 冤罪に対し、なぜ弁明もせず絞首台に上ったのか?

    ■日本・朝鮮・米国の歴史に翻弄されつつも、武人らしく生きた朝鮮人・帝国陸軍中将の記録。

    洪思翊は、大韓帝国最後の皇帝に選抜されて日本の陸軍中央幼年学校に入学、(朝鮮王家以外では)朝鮮人として最高位の中将にまで出世した人物である。
    しかし終戦直後から始まったフィリピン軍事裁判で、フィリピンの捕虜の扱いの責任を一方的に問われ、死刑に処せられた。

    太平洋戦争に従軍した山本七平が、
    ・洪思翊中将が、アメリカをはじめとする連合国の軍事裁判の横暴さに対して、なぜ弁明もせず絞首台に上ったのか。
    ・そもそも生活に困っていたわけでもない朝鮮人エリートが、なぜ日本軍に入ったのか。
    「忠誠」とは何か。
    について問うノンフィクション。

    ■「あとがき」からの抜粋
    だが、彼ら(アメリカ)にとってはこれが「事実」で、判決は同時にこの事実の確定なのである。ではこの「語られた事実」は果して「事実」なのか。ミー弁護人のいう「時の法廷」が裁くのはこの点で、裁かれているのはアメリカであろう。そしてこの「時」を体現していたかの如く無言で立つのが洪中将である。こういう視点で読むと、四十年前に行われたこの裁判はきわめて今日的であることに気づく。

    【著者略歴】
    山本七平(やまもと・しちへい)
    評論家。ベストセラー『日本人とユダヤ人』を始め、「日本人論」に関して大きな影響を読書界に与えている。1921年生まれ。1942年青山学院高商部卒。砲兵少尉としてマニラで戦い補虜となる。戦後、山本書店を設立し、聖書、ユダヤ系の翻訳出版に携わる。1970年『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。日本文化と社会を批判的に分析していく独自の論考は「山本学」と称され、日本文化論の基本文献としていまなお広く読まれている。1991年没(69歳)。

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