『実用、文藝春秋、1円~、1週間以内、雑誌を除く』の電子書籍一覧
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奇人にして天才――カテゴライズ不能の「知の巨人」、その数奇な運命とは
「知る」ことこそが「生きる」こと
研究対象は動植物、昆虫、キノコ、藻、粘菌から星座、男色、夢に至る、この世界の全て。
博物学者か、生物学者か、民俗学者か、はたまた……。
慶応3年、南方熊楠は和歌山に生まれた。
人並外れた好奇心で少年は山野を駆け巡り、動植物や昆虫を採集。百科事典を抜き書きしては、その内容を諳んじる。洋の東西を問わずあらゆる学問に手を伸ばし、広大無辺の自然と万巻の書物を教師とした。
希みは学問で身をたてること、そしてこの世の全てを知り尽くすこと。しかし、商人の父にその想いはなかなか届かない。父の反対をおしきってアメリカ、イギリスなど、海を渡り学問を続けるも、在野を貫く熊楠の研究はなかなか陽の目を見ることがないのだった。
世に認められぬ苦悩と困窮、家族との軋轢、学者としての栄光と最愛の息子との別離……。
野放図な好奇心で森羅万象を収集、記録することに生涯を賭した「知の巨人」の型破りな生き様が鮮やかに甦る! -
笑って笑って66年! 舞台、映画、テレビ……。伊東四朗はいつも「そこ」にいた
粋にして骨太、スマートにして軽妙。てんぷくトリオ、電線音頭、笑ゥせぇるすまんから「おしん」の父親、白河法皇まで。
当代一の喜劇役者・伊東四朗の「むかし・いま・これから」を約百年に亘る“東京喜劇史”を軸に鮮やかに描き出す本格的評伝。
「喜劇にはあらゆる役が登場します。二枚目から老け役、女形、それこそ動物の役まで。
喜劇をやっていれば、どんな役が来ても驚かなくなりますよ。だから私は、喜劇ができれば
どんな役でもできると思っているんです」(本文より)
目次
第一章東京喜劇の現在
第二章軽演劇とストリップ小屋の原風景
第三章喜劇界のパラダイムシフト
第四章「B級バラエティの王様」として疾走
第五章笑ゥせぇるすまんから白河法皇まで――演技者・伊東四朗
第六章 終わらない挑戦 -
日本を駄目にした政治家と官僚は誰だ?
前駐オーストラリア大使が40年間の外交官人生を懸けた覚悟の手記!
「本書は、外交官としての私の遺言である。
遺言である以上、かつての先輩、同僚、後輩との人間関係に遠慮して
行儀よく丸く収めることは、とうにあきらめた。
むしろ、今後の日本外交のために、
歯に衣着せずに、敬称を略して語ることとした。
劣化の深刻さは、待ったなしだからだ」
日本外交はなぜここまで劣化したのか?
*ロビイング力の決定的不足
*惨憺たる対外発信力
*歴史問題での事なかれ主義
*日の丸を背負う気概の弱さ
*永田町・霞が関での外務省の地盤沈下
*内向き志向といびつな人事
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