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『実用、ブルーバックス、1001円~』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全176件

  • 私たちの生活に身近なツボ・鍼灸・漢方薬。
    近年、そのメカニズムの詳細が西洋医学的な研究でも明らかになってきています。

    ・手のツボが便秘改善に効くのはなぜ?
    ・「長寿遺伝子」と漢方薬との関わり
    ・漢方薬が腸内細菌の「エサ」になる?
    ・免疫システムを「発動」させる鍼灸
    ・脳の「ドーパミン報酬系」に作用する鍼灸の刺激
    ・ツボに特徴的な神経構造を発見!  など

    解明が進む「東洋医学」のメカニズム研究最前線!
    まだ知らない「東洋医学」がここにある。

    【目次】
    第1章 鍼灸で「痛み」が和らぐのはなぜか
    第2章 心とからだを整える鍼灸の最新科学
    第3章 漢方薬は体内で「なに」をしているのか
    第4章 「人に効く」を科学する
    第5章 今すぐ実践! ツボのセルフケア
  • シリーズ2冊
    1,0121,210(税込)

    20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の「常識」は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動することがわかり、自然炎症という新たな概念もくわわった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。(ブルーバックス・2014年12月刊)
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    現代数学の二本柱「集合と位相」が楽しくわかる!

    自然数と有理数の「無限の濃度」が同じ!?
    実数の無限より大きな無限は存在するのか?

    自然数、有理数、代数的無理数、超越数、そして実数へ。
    カントール、ヒルベルト、ベルンシュタイン、デデキント……。そうそうたる数学者たちは「数」をどのように考え、そして「無限」をどのようにして数えたのか。
    数えられる無限とは? 実数の無限基数「アレフ」とは? 数の近傍ε(イプシロン)って? コンパクトとはなにか?
    重要なキーワードと楽しい解説をもとに、「現代数学の景色」を一望しましょう。

    <本書まえがきより抜粋>
    世に数学嫌いの人は多いとか……。
    しかし、嫌いというのは数学に関心のある証拠かもしれません。じつは分かるものなら数学を楽しんでみたい。もしかしたら数学の素顔は案外素敵かもしれない。
    本書はそんな人のために、現代数学の二つの分野、「集合と位相」を解説した本です。
    集合と位相、言葉からしてなんとなく現代数学の柱のようで(事実これは現代数学の大きな柱の2本です)、抽象的でかっこいいという感じもするし、いかにも数学! という雰囲気もある。
    たしかに集合と位相は現代数学の根底を形づくるもっとも重要な概念です。これらは20 世紀になって初めてきちんと確立されたものですが、数千年の歴史を持つすべての数学を展開する場を提供しています。
    子供たちが算数の中で初めて出会う、もっとも素朴な「数を数える」という行為の中にさえ、集合の考え方が潜んでいるのです。
    本書はそんな集合と位相を、数式をなるべく少なくして(数学の宿命でどうしても最小限の記号は使わなければなりませんが)、その意味するところをイメージとしてつかんでもらうための解説書として書かれました。
    現在進行形で数学を学んでいる人にはひと味違った解説として、これから数学を学ぶ人には一種の旅行案内として、すでに数学を学んでしまった人には、自分の学んできたことを振り返り、さらに数学とつき合っていくための手引書として活用していただけることと思います。
  • 地球は、活動し、生きている惑星である。地球を構成するさまざまな物質は、そのかたちを変えながら、長い時間をかけて循環している。それにともなう多様な物質の多様な反応もじつは、熱い物質からは揮発性物質が放出され、冷たい物質には揮発性物質が入り込むという、非常にシンプルな原理で理解することができる。マントルの対流、大陸地殻の成長と循環、二酸化炭素の循環は、揮発性物質の出入りによって、さまざまな物質に変化しながらおこなわれていることがわかる。そして、それらの循環、揮発性物質の出入りは、地球が熱機関であることによって駆動されている。地球の成り立ちそして進化を、俯瞰した目で眺め、解説した地球科学の新しい入門書。

    主な内容
    プロローグ
    第1章 太陽系の元素と揮発性物質
    第2章 太陽系惑星と原始の地球
    第3章 地球の物質循環
    第4章 ゆっくり変化した地球
    第5章 物質循環の中の生命の誕生
    第6章 二酸化炭素と大陸地殻
    第7章 粘土:冷たい環境でできた物質
    第8章 親銅元素とウランの循環
    第9章 熱機関である地球
    エピローグ
  • 現代のハイテクを知り尽くす半導体研究者が、自ら体験・実験して読み解く大好評の「技術史ミステリー」最新刊!
  • 風、雲、雨、雪、台風、寒波……。日々変わる天気は、「大気の大循環」と呼ばれる地球規模の巨大な循環システムの、極めてミクロな表現でしかありません。「大気の大循環」は赤道付近に大量に供給された太陽エネルギーが、対流や波動によって高緯度に供給される大気のシステムで、大気の誕生以来、営々と続いている地球規模の現象です。大気の大循環によって地球上のそれぞれの地域の気象・気候が決定され、さらに、砂漠や森林、ステップやサバンナといった地上の状態も大気の大循環の結果として形成されます。ですから、気象に興味がある人なら、是非とも理解しておきたい気象学の基礎でもあります。
     本書では、大気の大循環を構成する偏西風、貿易風、偏西風波動、ブロッキング高気圧、さらには低緯度から高緯度への巨大な流れであるハドレー循環、フェレル循環、極循環、ロスビー波などを解説するとともに、大気の大循環に最も大きな影響を与えている「コリオリの力」を、高校生でも納得できる形で解説します。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    本書は、40億年に渡る生命の進化史を綴る全3巻企画の一冊目、古生代編です。進化の新たなステージに登場した特徴的な種を特に取り上げ、豊富な化石写真と美しいカラー復元画とともに解説していきます。
    古生代編では、生命の誕生から哺乳類の祖先に近いグループである単弓類の登場までを7つの地質時代を通して見ていきます。生命の誕生した先カンブリア時代から、多種多様な多細胞生物が登場したカンブリア紀、三葉虫類やウミサソリ類が繁栄したオルドビス紀とシルル紀、魚類が大繁栄し、脊椎動物が四肢をもち陸上への足がかりを築いたデボン紀、植物が大森林をつくり、巨大昆虫が栄え、爬虫類が登場した石炭紀、そして哺乳類の遠い親戚である単弓類が繁栄したペルム紀までの37億5000万年の生命進化の歴史。各時代に現れた、進化史上で重要なおよそ80種をピックアップして紹介。本書に登場する生物を追っていくだけで、生命の進化の流れが理解できる構成になっています。

    目次
    第1章 はじめりの時代 先カンブリア時代
    第2章 爆発的進化の時代 カンブリア紀
    第3章 先駆者たちの時代 オルドビス紀・シルル紀
    第4章 革命の時代 デボン紀
    第5章 終焉の時代 石炭紀・ペルム紀

    著者紹介
    土屋 健
    オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『機能獲得の進化史』(みすず書房)、『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社)、『恋する化石 「男」と「女」の古生物学』(ブックマン社)など多数。
  • 「弱すぎる重力」はなぜ、宇宙を支配する力になりえたのか?

    【ブルーバックスを代表する人気企画、「からくり」シリーズ最新刊!】

    「質量」と「重さ」の違いとは?
    素朴な問いから「物理学最大の難問」まで一気読み!

    自然界を支配する4つの力の中で、最も身近で最弱の力。
    この宇宙に現在の構造をもたらした最大の貢献者でありながら、なぜか「標準模型」に含まれない異端児。
    そして、その発生源である質量が重力を生み出す理由は不明のまま──。
    「ニュートンが考えた重力」と「アインシュタインが考えた重力」はどう違う?
    「重力と加速度が等しい」とはどういうことか?
    「見えない質量」=ダークマターを見る方法は?
    万有引力のふしぎを徹底的に解き明かす!


    【もくじ】
    第1章 「質量」と「重さ」のからくり
    第2章 「万有引力」のからくり
    第3章 「質量保存の法則」とエネルギーのからくり
    第4章 「見えない力」のからくり
    第5章 「見えない質量」のからくり
    第6章 重力のからくり


    【著者紹介】
    山田克哉(やまだ・かつや)
    1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授を歴任。アメリカ物理学会会員。主な著書に『E=mc2のからくり』『時空のからくり』『真空のからくり』『原子爆弾』『光と電気のからくり』『量子力学のからくり』(いずれも講談社ブルーバックス)などがある。
    「読者に必ず理解してもらう」意欲にあふれた熱い筆運びで、ブルーバックスを代表する人気著者の一人。1999年には、講談社科学出版賞を受賞した。
  • 2019年9月刊行の『作曲の科学』と、2022年4月刊行の『楽器の科学』のお得な合本版。
    音楽は「五線譜上のサイエンス」!
    作る人も弾く人も聴く人も、科学の視点で音楽を楽しもう!

    フランスで最も栄誉ある音楽勲章を最年少受章した著者が、基礎の基礎からやさしく手ほどき!

    「和音」と「不協和音」はどう違う?
    「明るい曲」「暗い曲」は、どうやってできる?
    ユーミンと童謡に意外な共通点が!
    すべてのメロディとハーモニーは「計算」から生まれる!
    狙いどおりの楽曲を生み出す“足し算”と“かけ算”とは?

    ピアノ、バイオリン、トランペット、マリンバ……「魅惑の響き」はどう作られるのか?
    楽器の個性を生み出す「倍音」とは?
    音色を美しくする「共鳴」とは?
    バイオリンの最重要パーツ「魂柱」とは?
    楽器の素晴らしさを引き出すコンサートホールの条件は?
    そして、プロが考える「最高の楽器」とは?


    【作曲の科学/もくじ】
    第1楽章 作曲は「足し算」である──音楽の「横軸」を理解する
    第2楽章 作曲は「かけ算」である──音楽の「縦軸」を理解する
    第3楽章 作曲のための「語彙」を増やす──楽器の個性を知るということ
    第4楽章 作曲の極意──書き下ろし3曲で教えるプロのテクニック

    【楽器の科学/もくじ】
    第1楽章 作曲の「かけ算」を支える楽器たち──楽器には5種類ある
    第2楽章 楽器の個性は「倍音」で決まる──楽器が奏でる「音」の科学1
    第3楽章 楽器の音色は「共鳴」が美しくする──楽器が奏でる「音」の科学2
    第4楽章 「楽器の最高性能」を引き出す空間とは?──コンサートホールの音響科学
    第5楽章 演奏の極意──世界的ソリスト10人が教えるプロの楽器論
  • 今では、我々の生活に欠かすことのできない嗜好品となったコーヒー。その独特の香味はどのように生まれるのだろうか。自家焙煎店で培われた職人の技術と知恵を、科学の視点で徹底分析。味をコントロールし、自分好みのコーヒーを淹れる秘訣が見えてくる。科学論文に基づく知見を踏まえて、コーヒーのさまざまな謎に迫る!
  • 高品質のコンクリートとは? コンクリートの材料や配合はさまざまです。同じ材料を使っても、打ち込み方や養生、温度などによって品質は違ってきます。塩害やアルカリ骨材反応、中性化などの問題が発生したコンクリートには、新しい補修方法が開発されています。維持管理をきちんとすれば、構造物を100年もたせることも可能。こうしたコンクリートに関する基礎知識と、最新の技術をまとめた1冊です。(ブルーバックス・2008年12月刊)
  • かつて、電気から電波、エレクトロニクスへと発展していくにつれて消え去った「実体」が、21世紀になって、「科学家電」と呼ぶべきスマホなどの登場でよみがえり、科学が「手触り」の世界に戻ってきた。科学がふたたび人間と機械を通して語られ、未来の科学はもはやSFではなくなった。20世紀に突如として現れた発明品と発見者の伝記を読み解くことで、いままた現代科学が「素人にも理解できる」機械と人間からなる実体(リアル)へと変わる。(ブルーバックス・2015年3月刊)
  • 登山人口は年々増加の一途をたどり、いまや登山は老若男女を問わず楽しめる国民的スポーツになっています。いっぽう、登山人口の増加に比例して山岳事故も増えており、GWや夏期のハイシーズンには、事故のニュースを目にしない日はありません。安全な登山技術の普及が喫緊の課題となっています。本書は、安全に楽しく登山をするために、運動生理学の見地から、疲れにくい歩き方、栄養補給の方法、日常でのトレーニング方法、デジタル機器やIT機器の効果的な使い方などをわかりやすく解説しています。さらに、豊富なコラムで楽しみながら知識が身につけられます。

    目次
    第1章 登山とはどのような運動か
    第2章 山での疲れにくい歩き方
    第3章 山での栄養補給の方法
    第4章 環境の影響から身体を守る
    第5章 山で起こる身体のトラブルを防ぐ
    第6章 体力トレーニングの考え方と方法
    第7章 登山計画の立案と身体面の準備
    第8章 安全登山の仕組みづくりとセルフチェック
  • 地球の大陸は謎だらけ。そもそも地球にはなぜ大陸があるのか? そんなことすらわかっていなかった!

    【海の惑星? いやいや、大陸の惑星】
    地球の大きな特徴として「海」が挙げられる。地球表面の多くの部分を液体の水が覆っている。カラカラに渇いているお隣の惑星(火星や金星)とは大違いだ。
    逆に見れば、地球には海に覆われていない場所(陸)がある。じつは、岩石学的には、この「陸」こそが地球の特徴である。
    地球表面を構成する岩石は、海洋底と陸で明確に異なる。火星や金星の表面を覆う岩石は、地球の海洋底の岩石と同じ「玄武岩」。地球の陸地を構成する「安山岩」は、火星や金星には存在しない。ほかの惑星には存在しない安山岩に、地球表面の3割が覆われている。
    地球にはなぜ安山岩があるのかーー? これが、本書が挑む最大の謎である。

    【マグマをめぐる冒険】
    地表の岩石はすべて、マグマが冷え固まったもの(火成岩と総称される)。マグマの大部分は、地下の岩石(マントル)が溶けたもの。したがって問うべきことは、「安山岩をつくるマグマはマントルでどのようにして生じるのか?」となる。
    火成岩研究をライフワークとする岩石学者の「マグマをめぐる冒険」へご招待! わたしたちの大陸についての知識が大幅にアップデートされること間違いなし。

    【おもな内容】
    序章 岩石学者なのに“海の研究所”に入ってみた
    第1章 大陸とは何だろう?:地球の層構造を知ろう
    第2章 地殻の材料はどうやって生まれる?:マグマの生成条件を知ろう
    第3章 大陸地殻の材料はどこでできる?:安山岩マグマの生成条件を知ろう
    第4章 西之島は大陸の卵か?:大陸生成モデルを検証しよう
    第5章 最初の大陸はいつできたのか?:40億年の歴史を復元しよう
    終章 岩石学者が大陸と生命の起源を考えてみた
  • 生命はどこから生命なのか? 非生命と何が違うのか? 生命科学究極のテーマに、アストロバイオロジーの先駆者が迫る!
  • 「心」はいかにして生み出されるのか? 最先端の脳科学を読み解くスリリングな講義。脳科学の深海へ一気にダイブ!

    ベストセラー『進化しすぎた脳』の著者が、母校で行った連続講義。私たちがふだん抱く「心」のイメージが、最新の研究によって次々と覆されていく──。「一番思い入れがあって、一番好きな本」と著者自らが語る知的興奮に満ちた一冊。
  • 推薦の声、続々!
    ノーベル物理学賞受賞・小林誠 氏
    「物理学者の飽くなき探究が解き明かす宇宙のなりたち」

    東京大学Kavli IPMU初代機構長・村山斉氏
    「鏡にうつらないドラキュラ、爪先で立つバレリーナ、足りない金(きん)と不安定な宇宙。私たちの起源を探る旅のスリリングな解説!」


    138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。
    そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちが今ここに存在するまでには、数々の偶然が重なった。
    誰も見たことがない「この世界の起源」を、人類はどのように解明してきたのか?
    そして、反物質、ダークマター、マルチバース……残された謎は、どこまで明らかになったのか?
    宇宙の謎に挑む研究者たちが総力を挙げて、基礎から最先端までを丁寧に解説する。

    基礎から最先端の宇宙論まで、これ一冊でよくわかる!
    ・世界はたった3種類の粒でできている
    ・何もない真空で起こっていること
    ・インフレーションを証明する実験とは?
    ・「強い力」が強いわけ
    ・素粒子の標準理論の「標準」とは?
    ・ダークマターは存在する
    ・身の回りには反物質が存在しないことの不思議
    ・「偽の真空」と「真の真空」
    ・宇宙の進化の起源
    ・マルチバースと人間原理 ……ほか

    ■目次
    第1章 宇宙は何でできているのか
    第2章 素粒子の標準理論のはじまり
    第3章 元素の起源
    第4章 質量の起源
    第5章 力の起源
    第6章 非対称性宇宙の起源 ――物質・反物質
    第7章 宇宙膨張の起源 ――ビッグバンとインフレーション
    第8章 宇宙の大規模構造の起源 ――ダークマター・ダークエネルギー
    第9章 宇宙の進化の起源
    第10章 宇宙は安定か?
  • 約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。
     本書では、サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史!
     
    主な内容
    ●序章 最初からもっていた「眼」
    ●黎明の章 すべてが陸続きの時代/二つの肺の獲得で陸を目指す/耐乾燥卵で内陸に進出/爬虫類と分かれる/単弓類の進化/史上最大の大量絶滅
    ●雌伏の章 毛をもつ/哺乳類の登場/聴覚の発達/子を産み、育てる/有胎盤類式繁殖法はいつから?/再び絶滅の危機
    ●躍進の章 哺乳類時代の始まり/脳より先に体を大きくする/長い妊娠期間と大きな胎児/アフリカの仲間と分かれる/ローラシアの仲間と分かれる/森林での進化
    ●人類の章 真の「猿の惑星」/森から平野へ/尾の消失と二足歩行/氷河時代の始まり/サピエンス以前のホモ属/サピエンスと生きたホモ属
  • 日本の「ものづくり」は死んでいない! 「冷やすメカニズム」を根底から覆す冷蔵庫、意外な魚のおかげで完成した高温でも触れるレンガなど、企業秘密レベルの熱いイノベーションと、それをなしとげたクールな研究者たちの素顔に、われらがブルーバックス探検隊が迫る!
  • 現代のハイテクを知り尽くす半導体研究者が、自ら体験・実験して読み解く大好評の「技術史ミステリー」日本編!
  • 【「がんを治す」ための正しい知識が身につく】
    がんの罹患数は年々増加しているが、
    医療の進歩に伴って、死亡率は減少している。
    そんな最新医療の恩恵を受けるには、
    治療を受ける側、患者をサポートする側の知識も欠かせない。
    手術、放射線、抗がん剤(薬物療法)、免疫療法は、
    どのようなメカニズムでがんを退治するのか。
    最新検査から遺伝子情報に基づくがんゲノム医療まで、
    エビデンスに基づく「意味のある治療」とはどのようなものか。
    2人に1人がかかり、
    「国民病」ともいえるがんと折り合いをつけて生きるために、必要な知識を徹底解説。

    【おもな内容】
    ・どんな検査でなにがわかるか
    ・腫瘍マーカーは目安にすぎない
    ・手術するかしないかを決める基準
    ・手術が先か、抗がん剤が先か――治療法の選択と順序
    ・臨床試験に参加するにはどうすればよいのか
    ・転移がんの治療方針
    ・ガイドラインを超えた選択をするとき
    ・がん組織を取らずに検査できるリキッドバイオプシー
    ・「薬が効きそうか」を判断する遺伝子検査
    ・分子標的薬、免疫療法の最新事情
    ・「標準治療」=「並みの治療」ではない
    ・「がんの遺伝子情報」に基づく個別化医療のはじまり ほか
    ――「後悔しない選択」 のために必要な知識が凝縮。

    第1章 臨床医が考える「がんとは何か」
    第2章 どんな検査で何がわかるか
    第3章 治療方針はどのように決まるか
    第4章 手術でがんを取り除く
    第5章 放射線でがんをたたく
    第6章 薬でがんをたたく
    第7章 がん免疫療法でがんを追い込む
    第8章 一人ひとりに合わせたがんゲノム医療
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    オイラーが発見し、ガウスが証明した、2つの素数をめぐるおどろきの法則=「黄金定理」は、どこがどうすごいのか? 予備知識ゼロから理解できる!
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    論文を英語で書くことになった。何から手をつけよう。日本語で書いてから英訳するか、英語で直接書くか。精度が高まったといわれる人工知能(AI)を使った機械翻訳で英語に翻訳しようかとも考えるが、出力結果が正しいかどうか判断しづらい。
     本書は、このような悩みを抱える理系研究者を対象としています。ネイティブ話者にひけをとらず、かつネイティブにも非ネイティブにも伝わりやすい英語論文の書き方を、「アブストラクト」と「タイトル」に焦点をあてて解説しており、非ネイティブの英語話者が、国際ジャーナルに論文を投稿するのに必要な英文ライティングスキルを最短で習得することを目的としています。(まえがきより)

    日本人が英語の論文を書く際に、どのような問題があるのか? そこで、長年、理系の英語論文の校正・さまざまな大学(理系)での英語論文執筆を講義してきた著者が、そのコツを伝授します。
    ★本書では、「国際ジャーナル」に掲載された、インパクトファクター(論文引用回数)の高い論文を実例として掲載し、意図がはっきりと伝わるシンプルな英語論文の執筆を目ざします
    ★さらに中盤以降では、理系論文のさまざまな場面で使われる内容に即した「テンプレート」を掲載します。書きたい論文の内容がきまれば、テンプレートを用いることで、容易に「明確な」英語論文が作成できるという実践的な内容になります。
    ★また、現在では一般的になりつつある「機械翻訳」を利用したさいの注意するべき点や上手な使い方までも伝授します

    この一冊を手元に置けば、迷わず、読み手の目を惹く、本当に「伝わる」英語論文が書ける!
  • 本書は、生物学の基本から最新の話題まで、網羅的に解説した入門書で、図版も多く、基本を知りたい人、学び直しをしたい人に最適なつくりになっています。
     
    「受験をするわけではないし、中学レベルまでは理解しているけど、その先が知りたい」
    「最新のニュースを理解するために基本を知りたい」
    「教科書よりも堅苦しくなく、おもしろく学びたい」

    という読者のニーズに応えた、画期的な一冊!

    主な内容
    第1章 細胞から分子レベルの生物学
    細胞と生体膜-生命の基本単位/タンパク質と酵素-生命活動の実働部隊/DNA-生命活動の黒幕/光合成と窒素同化-物質循環とエネルギー循環 など

    第2章 個体の継承と形成に関する生物学
    遺伝と減数分裂-縦続保存を種族保存を支える原理/発生-生命最大の神秘/バイオテクノロジーの光と影 など

    第3章 個体の維持に関する生物学
    血液を知る-生きていることの驚異/肝腎なはなし-24時間はたらくタフな臓器/脳-最後のフロンティア など

    第4章 生物の集団レベルの生物学
    生物界をマクロな視点で見る/森と海を守るために-豊かな生態系を楽しむ など

    第5章 生物界の時間的・空間的な広がりを考える生物学
    生物分類-博物学はやはり不滅/進化-あらゆるところに見ることができる生物の歴史
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    数十トンもある雲が落ちてこないのはなぜ? 高原は太陽に近いのになぜ涼しいの? ジェット気流って何? 高気圧や低気圧はなぜできるの? 日頃の疑問が氷解します! 原理がわかると、知らなかった気象の姿が見えてくる――気象と天気のしくみを原理から詳しく丁寧に解説した「わかる」入門書。やさしい語り口ながらも気象学用語の多くを網羅。気象予報士を目指すスタートにも最適。(ブルーバックス・2011年3月刊)
  • 古代から人の生活を支え、文明の発展に寄与してきた「船」。世界が一つにつながっている現在、航空機をはるかにしのぐ運搬力をもつ船の役割は増しています。船の歴史から、船の構造、動力、エネルギーなどあらゆる話題を豊富な図版と共に解説。これ一冊で、船に関するすべてがわかります。SDGs時代に、省エネルギーの交通機関である船はこれからどうなっていくのか? 地球環境と共存する重要インフラである「船」の最新情報がわかると共に、船が開く未来が見えてくる!

    目次
    第1章 船の歴史
    第2章 船の一章 進水から解撤まで
    第3章 船とSDGs 持続可能性への貢献
    第4章 船を浮かべる力 浮力
    第5章 船の強さ 船体構造と船体強度
    第6章 船を起き上がらせる力 復元力
    第7章 船が進むのをじゃまする力 抵抗
    第8章 船を進めるエネルギー
    第9章 地球を守る 省エネろグリーン化
    第10章 船を揺らす力 船体運動
    第11章 船の事故をなくす 安全性
    第12章 船をあやつる仕組み 操縦性
    第13章 船を造る 造船の役割
    第14章 船を使う 海運の役割
    第15章 船が憩う 港の役割
    第16章 未来の船
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    研究からビジネスまで、全世界で使われている「R」を最速で使えるようになる本!
    〈メジャーアップデートしたR 4.2に対応!〉

    データの特徴把握から解析法、最適モデルの選択まで、実例を用いてデータ分析のプロセスを体感できる!

    統計学者が開発したフリーの統計処理ソフトとして爆発的人気を博し、いまやデータ解析のスタンダードとなった「R」。
    本書最大の特徴は、「R」を使いこなすための補助ソフト「Rコマンダー」を用いた、難解なコマンド入力不要の解析手法を紹介する点にあります。
    操作解説がわかりやすいことに加え、統計学の基本もていねいに説明されており、「R」の活用法と統計処理の基礎を一気に習得できます!


    【実用に役立つ豊富な巻末付録も収録!】

    ・演算子一覧表
    ・関数一覧表
    ・統計用語集……ほか


    著者紹介:
    逸見 功(へんみ・いさお)
    東京都生まれ。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。専門は統計学および行動計量。日本赤十字看護大学看護学部教授などを経て、現在、日本赤十字看護大学名誉教授。著書に『ワークシート式 失語症言語訓練講座』(三輪書店)、訳書に『入門 時系列解析と予測』(シーエーピー出版)、『バーンズ&グローブ 看護研究入門』(エルゼビア・ジャパン)などがある。
  • これまで生命が存在しないと思われていた「海底地下の世界」。
    しかし、そこには地上を超える豊かな「生命圏」が広がっていた!

    海底下の掘削調査で採取された「地質コア試料」から発見されたさまざまな微生物群。
    ・微生物たちはいつからそこにいて?
    ・なにから栄養を摂っているのか?
    ・なぜ超高温・超高圧(アッチアチのカッチカチ)の世界に耐えられのか?
    これらの謎を追っていくと、そこには、これまで考えられていた生命観とは違った「生命システム」が見えてきます!

    海底下深部からの地質コア試料から培養された古細菌(アーキア)には、御年・数千万歳を超えるものも!!
    120度以上の高温、海底下2000メートルの高圧世界でも生き続ける!
    食べるものがない「超貧栄養状態」を微生物たちは、どのようにサバイブしているのか!?
    微生物の生命維持の限界はどこにあるのか?

    地球科学はもちろん、生命の起源やその存続の謎へと迫っていくサイエンスのおもしろさを、実際に行われた「海底下生命圏科学掘削調査」の歴史とともに臨場感あふれる筆致で紹介していきます。

    著者は、大学院生時代に出逢った科学誌「science」に掲載された「海底下地質サンプルからの微生物発見」の論文に衝撃を受け、その後、さまざまな科学掘削調査に参加、さらに海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運用する地球深部探査船「ちきゅう」の調査航海を指揮しながら、極限環境に生きる微生物の調査を行っている研究者です。

    海底地下の世界から「生命とは何か」という根源的な問いをもとに、「地球-生命システム」という大きな展望へと広がっていく、サイエンスのフロティアを紹介します!
  • 世界的ベストセラー『エレガントな宇宙』著者の最新作

    なぜ物質が生まれ、生命が誕生し、私たちが存在するのか?
    進化する宇宙は私たちをどこへ連れてゆくのか?
    ビッグバンから時空の終焉までを壮大なスケールで描き出す!

    素粒子から星や銀河まで、生命誕生から意識の謎まで、さまざまな秩序と構造をもたらす物理的な原理を見ていきながら、宇宙の年表に沿って読者を時空の旅へといざなう。人の寿命は限られているが、宇宙における生命と心という現象もまた、限られた時間しか存在しない。そしてはるか先には、物質すら存在できないときが訪れる。この進化する宇宙の中で、ほんの束の間、まったく絶妙な瞬間に存在する私たち人間を基点に、時間の始まりであるビッグバンから、時間の終わりであるこの宇宙の終焉までを、現代物理学の知見をもとに、「存在とは何か」という根源的な問いから描き出す。第一級のポピュラーサイエンス!

    〈著者紹介〉
    ブライアン・グリーン Brian Greene
    理論物理学者。ハーバード大学を卒業後、オックスフォード大学で博士号取得。現在はコロンビア大学物理学・数学教授。超弦理論や宇宙論の分野で数々の業績をあげ研究者として第一線で活躍するかたわら、科学の普及のための活動にも力を注ぐ。超弦理論を解説した一般向けの著作である『エレガントな宇宙』は各国で翻訳され、全世界で累計100万部を超えるベストセラーとなった。続く『宇宙を織りなすもの』『隠れていた宇宙』も全米ベストセラーとなる。

    〈訳者紹介〉
    青木 薫(あおき・かおる)
    1956年山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学大学院修了。理学博士。2007年度日本数学会出版賞受賞。訳書にサイモン・シン『フェルマーの最終定理』(新潮社)、 ブライアン・グリーン『宇宙を織りなすもの』(草思社)、スティーヴン・ホーキング『ビッグ・クエスチョン』(NHK出版)、ジェームス・D・ワトソン他『DNA』(講談社)など。著書に『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』(講談社現代新書)がある。

    〈目次〉
    第1章 永遠の魅惑 始まり、終わり、そしてその先にあるもの
    第2章 時間を語る言葉 過去、未来、そして変化
    第3章 宇宙の始まりとエントロピー 宇宙創造から構造形成へ
    第4章 情報と生命力 構造から生命へ
    第5章 粒子と意識 生命から心へ
    第6章 言語と物語 心から想像力へ
    第7章 脳と信念 想像力から聖なるものへ
    第8章 本能と創造性 聖なるものから崇高なるものへ
    第9章 生命と心の終焉 宇宙の時間スケール
    第10章 時間の黄昏 量子、確率、永遠
    第11章 存在の尊さ 心、物質、意味
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    累計18万部突破! 「読む元素事典」の決定版が、〈国際標準の最新元素周期表〉に完全対応!

    元素とはなにか──?
    ・各元素の性質の違いはどう決まる?
    ・周期性があるのはなぜ?
    ・天然の元素と人工元素の違いとは?
    ・元素の数はどこまで増える?
    ・元素発見ランキングの第1位は誰?
    ・原子量などの重要データはなぜ変動する?

    ……ほか、元素番号1番「水素」から118番「オガネソン」まで、「万物の根源」をなす全元素を徹底詳説!

    本書が支持される4大理由とは?

    1:「元素の本質」をいきいきと描き出す。
    事典的要素が充実していることはもちろん、読み物としても面白い。具体的なエピソード満載で、各元素の個性を紹介。

    2:全118元素の特性や用途など、重要ポイントが一目瞭然。
    化合物や現象の列挙にとどまらず、その原因やメカニズムを掘り下げて解説。

    3:生命と元素の関わりがよくわかる。
    生命活動に必須の元素から、いまだその存在が謎に包まれている元素まで、健康や病気にどう影響するかを詳述。意外な元素に、生命との関係があった。

    4:充実した元素データ。
    同位体の種類や存在比、半減期から電子配置、原子量まで。元素に関する最新数値を網羅。
  • 【最新研究から見えてきた精神疾患のしくみと治癒への道筋】

    ・うつ病の脳では炎症が起きている?
    ・遺伝要因と環境要因、どちらの影響が強いのか
    ・統合失調症の幻覚は、脳の神経回路の配線障害が原因?
    ・ロボットが、自閉スペクトラム症の患者を支援する
    ・ゲノムの中を飛び回る遺伝因子が統合失調症を引き起こす?
    ・認知症薬でPTSDのトラウマ記憶を消せるかもしれない
    ・精神疾患の根治薬の開発を実現するには ……など

    うつ病、自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、PTSD、統合失調症、双極性障害……
    多くの現代人を苦しめる「心の病」は、脳のちょっとした変化から生まれます。
    誰にでも起こりうるこの病は、何が原因で、
    どのようなメカニズムで生じるのでしょうか?
    さまざまな角度から精神疾患の解明に挑む研究者たちが、研究の最前線をわかりやすく解説。
    そのしくみから、「治る病」にするための道筋まで。
  • DNAという言葉は誰でも知っているし、日常会話のなかでもよく口にする言葉です。しかし、DNAが生命の設計図であることはなんとなくわかっていても、それが具体的にどんな形で私たちの体の構造の「情報」になっているのか、想像するのは簡単ではありません。また、ニュースで毎日のように取り上げられる、PCR検査やゲノム編集、遺伝子組換え、クローンといった話題が、DNAとどう結びついているのかを正確に理解している人も少ないでしょう。
    本書では、中学や高校で習う原子や分子といった知識があれば理解可能なように、DNAに基づく生命科学の大枠を、DNAに書かれた生命情報という観点から解説を試みました。少ない予備知識の読者でも最初から順を追って読めば基本を理解でき、少し知識がある読者なら、基本を確認しながら最新の解析技術まで深めることができる1冊。

    第1章 生命の情報~なぜDNAという分子が重要なのか
    1生命の単位としての細胞 /2原核細胞と真核細胞 /3細胞の多様性と分化 /4クローン生物とはなにか /5ES細胞、iPS細胞と再生医療 /6すべての細胞に同じ「ゲノム情報」 /7DNAの構造
    第2章 遺伝子とはなにか
    1遺伝子という概念の変遷 /2RNAとセントラル・ドグマ /3転写――RNA合成/4mRNAを成熟させるRNAプロセシング /5タンパク質の基本構造 /6タンパク質の多様性 /7翻訳―ータンパク質の生合成/8翻訳後のタンパク質の成熟 /9非コードRNA遺伝子 /10 DNAの複製
    第3章 ゲノムDNAの全体像
    1ヒトゲノム計画 /2いろいろな生物のゲノム /3すべての生命に必要な代謝システム /4ヒトゲノムDNA の中身をのぞいてみると/5 トランスポゾン とはなにか/6 ウイルスとゲノム /7 遺伝情報システムとしてのゲノム /8ゲノムの不安定化とDNA修復/9ヒトゲノムの個人差と多様性
    第4章 クロマチンとエピゲノム~ゲノムに追記される情報
    1DNAのヌクレオソームとクロマチン構造 /2細胞記憶を担うエピジェネティクス /3エピゲノムの片腕――DNAメチル化/4もう一方の片腕――ヒストンコード /5遺伝子のスイッチ /6転写を増やす働きをするエンハンサー /7エンハンサーの謎 /8インスレーター の二つの構造/9核構造と相分離
    第5章 生命科学を大きく発展させるDNA解析技術
    1 DNAを扱う基本操作 /2遺伝子のクローニング /3すっかりおなじみになったPCR /4DNA塩基配列決定法の基本/5「次世代」のDNA塩基配列決定法 /6遺伝子の発現解析法 /7クロマチン構造の解析法/8DNA解析に変革をもたらすゲノム編集技術/9新次元のゲノム情報をもたらすメタゲノム解析
  • 生誕100年に紡ぐ、「理論物理学の巨人」の初めての本格的伝記!
      ――南部理論の前では、2012年に発見され「質量の起源」として喝采を浴びた
        ヒッグス粒子も、巨象にひれ伏す小さなアリでしかない。――(本書より)
    日本が生んだこの途方もなく大きな才能は、常人には理解しがたく、そのため、彼の生涯最高傑作
    「自発的対称性の破れ」にノーベル物理学賞が授けられたのは発表後50年近くがたってからだった。
    いつしか彼は、人々から「魔法使い」とも「予言者」とも呼ばれるようになった。
    これまで語られなかった天才の実像を浮き彫りにし、「南部マジック」と呼ばれる数々の新理論は
    どのように生まれたのか、そこに彼の「人間」はどう関わったのか、彼はなぜ米国に移ったのか、
    などを解き明かす。

    〔成功と失敗が交錯する南部陽一郎の生涯〕
    ・素粒子物理を志していたのに、物性物理の講座しかない東大にうっかり入学してしまったことが、
     のちの「マジック」の種になった。
    ・留学したプリンストン高等研究所では成果が出せず絶望状態に陥り、日本では教授職にあったのに、
     「ポスドク」扱いでシカゴ大学に移った。
    ・シカゴ大学で出会った物性物理の新理論が気に入らず、いらだち、しかしやがて恋に落ちたことで
     生まれたのが「自発的対称性の破れ」の理論だった。
    ・発表前に新理論の内容を明かしてしまい、ほかの研究者に先に論文に書かれるという痛恨のミスを
     犯した。
    ・90歳になっても、宇宙を記述する理論として流体力学に関心を寄せ、その研究に情熱を傾けていた。

    「自発的対称性の破れ」「量子色力学」「ひも理論」などの新理論のなりたちを理解しながら、
    生涯、現役の科学者を貫いた生き方に心打たれる、「科学」を忘れつつある日本人必読の書!

    (目次)
    第1章 福井の神童
    第2章 東大理学部305号室の住人
    第3章 天国か地獄か、米プリンストン
    第4章 自発的対称性の破れ
    第5章 南部理論が生んだヒッグス粒子と電弱統一理論
    第6章 クォークめぐるゲルマンとの対決
    第7章 ひも理論VS量子色力学
    第8章 「予言者」南部とノーベル賞
    第9章 福井新聞記者が見た南部の素顔
    第10章 生涯、現役の科学者
  • 皮膚はさまざまな能力を併せ持った「スーパー臓器」です。有害な化学物質や病原体の侵入を防ぐ物理的バリアであるともに、人体最大の免疫器官であり、無数のセンサーが埋め込まれた感覚器官です。
    皮膚組織の分子レベルが解明が進んだことで、これまでからだを覆う「薄皮」のように思われてきた皮膚には、生命活動にかかわるさまざまな精緻なしくみが備わっていることがわかってきました。21世紀に入ってからの皮膚医学の進展は目覚ましく、毎年のように教科書を書き換えるような発見が相次いでいます。本書は、人体最強の臓器と呼ばれる皮膚の謎に、最新の科学的知見を元に迫ります。


    ここまでわかった万能の臓器「皮膚」の謎
    ・人が温度を体感できる「からくり」がわかった
    ・皮膚をかくと、かゆみが静まる驚きの理由
    ・ヒトが「裸のサル」になった必然的理由とは?
    ・アトピー性皮膚炎の原因遺伝子がわかった
    ・いかに皮膚は老化するのか?
    ・喘息などのアレルギー発症も、アレルゲンの皮膚侵入が引き金になる
    ・AIの診断能力はすでに一流の皮膚専門医をしのぎうる

    (本書の内容)
    はじめに 
    第1章 そもそも皮膚とはなにか?
    第2章 皮膚がなければ、人は死ぬ
     ―生体防御器官としての皮膚
    第3章 なぜ「かゆく」なるのか? 感覚器官としての皮膚
     ―感覚器官としての皮膚
    第4章 動物の皮膚とヒトの皮膚 109
    ―生き物が変われば皮膚も変わる
    第5章 皮膚の病気を考える
    ―どんな病気があるのか?
    第6章 アトピー性皮膚炎の科学
    ―現代人を悩ます皮膚の難病
    第7章 皮膚は衰える
    ―皮膚の老化とアンチエイジング 
    第8章 未来の皮膚医療はどう変わる? 239

    番外編 研究者になるための体験的・人生ガイド
  • 電子の「スピン」といわれたときに、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
    「地球が自転をしながら太陽のまわりを回るように、電子が自転しながら原子核のまわりを回っているようなイメージ」や「電子がコマのように回っている」「フィギュアスケートの選手のように回っている」などのイメージが頭に浮かんでいるのではないでしょうか?
     
    実は、この答えは正しくないのです、といったら皆さんは驚くでしょうか。

    「スピン」は私たちの暮らしているマクロな世界の「回転」とは異なり、なかなか感覚的に掴みにくく、それが「スピン」への理解を難しくしているのではないかと思います。
    本書は、「スピン」をもっと深く、そして正しく理解してほしいという思いから、物理学者とサイエンス分野の広報関係者、そして素人!? がチームを組んで執筆しました。

    この本は、多様な読者を想定したものです。物理に興味のある高校生から「スピン」をきちんと理解したい大学生。学生時代に量子力学の授業で「スピン」の話を聞いたことがあるけど、もう一度、きちんと理解したいと思っている方などなど。さまざまな人に本書をとおして「スピン」の不思議さやおもしろさ、凄さを知ってもらいたいと考えています。

    「スピン」の正体とは? 量子力学の誕生からスピンの発見までの歴史的な背景。さらに「スピン」はどのように記述され、捉えればいいのか? 本書では、できるだけ具体的に理解できるように「シュテルン=ゲルラッハの実験」を紹介しながら解説していきます。
    さらに、電子だけでなく、陽子、素粒子のスピンまでを取り上げ「量子」の世界をみていきましょう。
    そして、2022年度のノーベル物理学賞の受賞でニュースでも話題になっている「量子もつれ」を利用する量子コンピューターや生き物の特殊な能力について、そのほかにも超電導や永久磁石など社会の様相さえ劇的に変えつつあるスピンを利用した技術最先端までをていねいに解説していきます。

    本書を片手に「量子」と呼ばれる摩訶不思議な世界に飛び込み、「スピン」をめぐる冒険に出かけましょう。
  • この宇宙は必ず終わる。──いつ、どうやって!?
    「万物が究極的に破壊される」瞬間を描く5つのシナリオとは?

    19ヵ国で翻訳!
    話題の最新宇宙論

    2021年9月刊行、同名書籍の新書化

    〈最新理論が予言する「5つの終末シナリオ」〉

    1:ビッグクランチ──急激な収縮を起こし、潰れて終わる
    2:熱的死──膨張の末に、あらゆる活動が停止する
    3:ビッグリップ──ファントムエネルギーによって急膨張し、ズタズタに引き裂かれる
    4:真空崩壊──「真空の泡」に包まれて完全消滅する突然死
    5:ビッグバウンス──「特異点」で跳ね返り、収縮と膨張を何度も繰り返す
  • 天才だって、いろいろあった――。恐怖政治をしいたニュートン。本を読まなかったアインシュタイン。素人からの叩き上げファラデー。浮浪者に間違われたエジソン。はめられたガリレイ。半身不随をものともしなかったパスツール。「偉人伝」には書かれていない天才20人のきわめて人間的な横顔を初めて知る。――読むと、なぜだか、勇気が湧いてくる!
  • ハーバード大学で300年近い歴史がある「ホリス数学・自然哲学教授」にして、「超弦理論」などの研究で理論物理学をリードしてきたカムラン・バッファ氏が、1年生向けの講義で使っているパズル満載の型破りなテキストを書籍化!
    ブライアン・グリーン氏、エドワード・ウィッテン氏が驚きつつも絶賛した(文末に記載)類のない一冊の日本語版!
    「宇宙はどうなっているのだろう?」この素朴な問いにとりつかれた人類が宇宙の謎を解明してきた結果わかったのは、宇宙はあまりにも人類の直観に反しているということだった。なにしろ空間や時間は歪んでいて、光は波でも粒でもあり、物質の最小単位は「ひも」かもしれないというのだ! このような宇宙をどう理解すればいいのか?
    バッファ氏は言う。「理論物理学者の仕事は、宇宙の難解な問題を、単純なパズルに分解して解くことだ」
    トランプやコイン、アリやカメらが繰り出す問題に悩むうち、物理学はどう進歩してきたのか、対称性やその破れがなぜ重要なのか、さらにいま注目の概念「双対性」の本質までが見えてくる。バッファ氏の盟友・大栗博司氏が監訳者として随所で注釈をほどこした、楽しみながら物理学の「真髄」に迫れる本!

    【たとえば、こんな問題があります】
    缶が2つあって、一方には緑のペンキが、もう一方には白のペンキが入っている。缶は同じ大きさで、入っているペンキの量もまったく同じだとしよう。ここで緑のペンキを少量すくって、白の缶に入れる。次にその混ざったペンキの缶から同じ量をすくって、緑の缶に戻す。
    そこで問題。白の缶に入っている緑のペンキの濃度と、緑の缶に入っている白のペンキの濃度、どちらのほうが高いか?

    【理論物理学の大家たちも絶賛!】
    「現代の物理学と数学の中核をなす概念を、パズルを通してひととおり説明するというすばらしい本。私が知る中でももっとも風変わりで魅力的なアプローチで、初学者も専門家も頭の体操に楽しく取り組みながら学べる。世界屈指の物理学者から、最先端の本質的な考え方を楽しみながら効果的に吸収できる」――ブライアン・グリーン
    「簡単で愉快なパズルを解きながら、物理学と数学の高度な概念の数々を楽しく巡っていくという独特な本。たくさん楽しんで、たくさん学べるはずだ」――エドワード・ウィッテン

    【監訳者の大栗博司氏より】
    「本書は、完成した成果ではなく、そこのいたる過程をパズルを解くことで体験できるようになっているのが斬新です」
    大栗氏が本書を紹介するツイートはこちら→https://twitter.com/PlanckScale/status/1579618963310653440
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    脳の複雑で不思議なしくみを、豊富なカラー図版と共に、わかりやすく徹底的に解説しました。脳の進化や構造、1000億個を超えるといわれる神経細胞の不思議、神経細胞以外にも重要な働きをするグリア細胞、脳はどのように世界を見て、聞いて、認識しているのか? 記憶はどのようにつくられ、どこに蓄えられているのか? など、「脳」の謎や不思議をあますところなく、丁寧に解説しています。

    主な内容
    第1章 脳の全体像
    第2章 脳の細胞
    第3章 外の世界を知る
    第4章 体の中の世界、体の外の世界にはたらきかける
    第5章 記憶・思考・言語など 脳の高次の機能
    第6章 脳の発達
    第7章 脳の病気

    医学生やコメディカル関係者はもちろん、「脳」に興味があるすべての人必読の一冊です。

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    地球温暖化、そして「気候」というシステムは、どうすれば解明することができるのか? 

    2021年、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎博士。
    この受賞は、「気候システム」という複雑系の物理分野に贈られた初のノーベル賞でもありました。

    その「気候システム」という遠大な謎への挑戦が、本書では詳細に語られます。

    真鍋先生が初期の研究で用いた大気層を18層に区分、その放射・対流を計算する「1次元鉛直モデル」からはじまり、成層圏までを、さらに雲による太陽放射の反射率の変化、陸上と海上の違い、極域での氷の面積の変化、緯度・経度による変動や季節要因による変化。さらには、海洋の対流による深層への熱の移動、そして土壌や河川における水の移動まで、2万年前の古気候を再現するというプロジェクトから始まった気候システム解明への挑戦は、その努力によって精緻なシミレーションを可能としました。

    この研究の成果は、非常に高い精度で「地球温暖化」の予測を可能にしていることも知られています。
    シミュレーションの中で、CO2の濃度を変化させていったときに、どのような結果が表れるのか。
    その結果は、カラーの図とともに本書の随所でていねいに解説されています。
    地球温暖化とはなにか? それは、どう考えるべきものなのか? 
    いま大きな科学、社会的な関心事でもある地球温暖化についても、深い理解を得ることができます。

    本書は、プリンストン大学での真鍋博士の講義をもとに構成されています。
    また、本書の監訳を担当した、増田耕一博士、阿部彩子博士も、真鍋先生が1983年に東京大学で行った講義や、その講義録で学んだ研究者でもあります。

    「気候システム」という大きな謎、そして地球温暖化という人類的な問題に挑む科学者の探求の軌跡として、21世紀を生きる私たちにとって必読の科学書の登場です。
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    高校までの数学と大学数学のギャップは大きい。ε‐δ論法や1次独立・1次従属など、新しい言葉や定義が立て続けに出てきて、抽象的な概念の理解を要求される。大学数学は他の学問と比べて、最初の一歩をよく理解することが極めて重要である。そこさえクリアすれば、じつに楽しい学びの世界が広がっている。本書は、冒頭で述べたようなギャップを埋めることを主な目的として、さらに、大学数学の導入部分の簡単なガイドを兼ねることも目標とする、まさに入門の教科書である。上下2巻を読まれた暁には、大学数学全般の入門部分を一通りつかめるように構成してある。

    上巻
    【もくじ】
    1章 集合・写像と同値類
    1・1 「1対1の対応」と整数誕生
    1・2 集合と論理
    1・3 写像
    1・4 集合の濃度とカントールの対角線論法
    1・5 同値関係と同値類

    2章 離散数学の入り口
    2・1 「数えること」に3種類:帰納的,2通り,対称性
    2・2 知り合いの関係から理解するグラフ理論
    2・3 整数条件が強力なデザイン論
    2・4 ISBN記号による誤り検出と符号理論

    3章 極限の概念
    3・1 「すべて」と「ある」の用法と開区間・閉区間
    3・2 実数の連続性
    3・3 数列の極限
    3・4 関数の極限とε-δ論法
    3・5 関数の連続性

    4章 微分学入門
    4・1 微分に関する基礎的定理
    4・2 テイラーの定理
    4・3 不定形の極限値

    5章 積分学入門
    5・1 積分の導入
    5・2 有理関数の積分
    5・3 広義積分

    補章 アルキメデスの取り尽くし法による円の面積公式の証明

    (下巻のもくじ)
    6章 群・環・体の入り口
    6・1 偶置換・奇置換の一意性と演算
    6・2 群とはどのようなものか
    6・3 環と体はどのようなものか

    7章 線形空間と行列
    7・1 線形空間と次元
    7・2 線形写像から導入する行列

    8章 行列と行列式
    8・1 行列
    8・2 連立1次方程式
    8・3 行列式

    9章 固有値と実対称行列の対角化
    9・1 固有値
    9・2 実計量線形空間と実対称行列の対角化

    10章 統計の基礎にある数学上の勘所
    10・1 異色な分布であるポアソン分布
    10・2 多変量解析と距離の概念・分散共分散行列
    10・3 正規分布の面積が1であることの証明

    補章 代数学の基本定理の証明
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    不確定性原理とはなにか? 粒子と波動の二重性とは? 電子のスピンやもつれってなに? 「場」の量子論って? 
    「量子」と聞いたときに感じる、あなたの「頭のもやもや」をすっきり解決します!

    この本の目標:シュレディンガー方程式の「意味」を多角的に理解する!

    「量子力学」について、世の中にはさまざまな参考書があります。でもたいていの教科書には、量子力学が「何」であるかは書かれていません。シュレディンガー方程式を解くための解法テクニック「ハウツー」ではなく、量子力学の「ホワット」に的を絞って解説していきます。

    こんな方におすすめです。
    ・生まれてはじめて「量子力学」の世界を覗いてみたい人
    ・学生時代に習ったことはあるけど、頭のもやもやして、本当の理解ができなかった理系出身者
    ・講義の途中、ふと「これって、どういう意味なの?」と思ったけど、先生にも、同級生にも聞けずにいる学生の方

    量子力学の「歴史的な理解」、実は研究者でも「うまく理解できない部分がある」ことを明らかにし、その上で、必要とされる「数式や計算」を省略せずに、微積分や三角関数の基礎からていねいに解説。さらに理解が難しくなるポイントは、対話形式の文章でおもしろく解きほぐしていきます。

    アインシュタインだって戸惑ったという「量子の世界」に、この本をもって飛び込んでみましょう!
  • 物理・化学・生物学を総動員し、地震波観測・理論的考察・高圧高温実験を組み合わせ、地球の中身とその歴史の謎を解く! ターゲットは地表から深さ6400キロの中心部まで、現代から46億年前の地球誕生まで。
    世界で初めてマントル最下部の主要鉱物(ポストペロフスカイト)を実験室でつくりだした著者が、地球科学の最前線へと誘う!

    宇宙に浮かぶ大きな球体である地球――わたしたちはその表面の様子しか見ることができない。しかし、科学の進歩が「地球の中身」の理解を可能にした。

    ・地球内部にはどのような物質が詰まっているのだろう?
    ・その物質はじっと同じ場所にとどまっているのだろうか?
    ・誕生したばかりの地球の中身はどんなふうだったのだろう?
    ・なぜこの惑星には海があり、生命が繁栄できたのだろう?

    地球科学は答えを見つけつつある。
    マントルには色とりどりの鉱物があり、その下には液体の鉄の層がある。それらは沈み、浮かび、動き回っている。そして、地球深部の現象が地表環境――海があり、生命が活動する場所――に大きな影響を与えていることがわかってきた。
    答え合わせだけでなく、謎解きのプロセスを知ることで、さらなる謎まで見えてくる。あなたの「地球観」を一変させる一冊。

    【目次】
    序章 地球の中に潜る前に

    第1部 現在――地球は何でできているのか? どんな活動をしているのか?
    第1章 地球を覆うもの――大気、海、地殻
    第2章 地球の白身――マントルは何でできているのか?
    第3章 地球の白身は動き回る――プレートテクトニクスとマントルの対流
    第4章 地球の黄身――コアの構造と運動
    第5章 白身と黄身が殻を決める――3つの層の相互作用

    第2部 過去――「生命の惑星」はどうやってできたのか? どのように進化してきたのか?
    第6章 はじまり――地球誕生からマグマオーシャン、生命の誕生まで
    第7章 進化――地球の過去を復元する
    第8章 謎――地球はどうして生命を宿すことができたのか
  • 人類がこれまでに得たさまざまな宇宙の観測手段――可視光の望遠鏡に始まり、赤外線、、X線、電波……さらに近年ではニュートリノを用いた素粒子天文学や重力波天文学など。それらを組み合わせ、これまで解明されていなかった「宇宙の謎」を解き明かしているものが「マルチメッセンジャー天文学」です。
    鉄より重い元素はどのように作られるのか? ブラックホールの合体、中性星の謎、そして、宇宙の始まりに何が起こったのか?
    いま人類は、これら宇宙への根源的な問いに迫ろうとしています!

    超新星爆発などの突発天体、さらにマルチメッセンジャー天文学の新鋭研究者として知られる著者が、実際の観測データを紹介しながら、その基礎から天文学の最新研究までを徹底的に解説します。
    この1冊で、観測に立脚する天文学研究の最前線を知ることができます!
  • 生命活動の根源ともいえる「呼吸」。人は一生の間に20億回「呼吸」をするといわれています。
    そもそも「呼吸」とはなにか? 体はどのように酸素を取り込み、それを体のすみずみにまでに運ぶのか? さらに酸素はどのように細胞で消費され再び肺胞に送られた二酸化炭素はどのように酸素と交換されるのか? 
    「換気」の仕組みやからエネルギー代謝の方法など、その驚異のメカニズムを「呼吸」の研究の第一人者として知られる著者が徹底解説します。

    まず、安静時の呼吸をもとに、生命活動を支えるそのメカニズムを解説。さらにランニングなどの運動時の呼吸をさまざまなデータをもとに精緻に解説していきます。ランニング開始時になぜ呼吸が苦しくなるのか? ランニングのリズムと呼吸のリズムは同調したほうがいいのか? など、さまざまな呼吸への疑問も解決していきます。
    その他にも、今大人気のヨガの呼吸とはなにか? 空気の薄くなる登山における呼吸とは? さらには「間合い」とよばれる格闘技での呼吸とは何か? など運動種目別の呼吸のおもしろさも紹介。
    そして、近年、話題となっている「呼吸」とメンタルの関係についてさまざまな研究をもとに考察しながら、「リラックス呼吸法」を紹介ていきます。
    昨年からのコロナ禍でも注目されている「呼吸」、その基礎の基礎から最新研究やその応用まで、この一冊で「呼吸」のすべてがわかります。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    中学数学には、実社会で必要な数学のエッセンスがすべて揃っている!
    ――プロ漫画家でありながら延べ20年間、執筆のかたわらで個人指導で数多くの生徒の「数学苦手」を克服させてきた作者が、
    中学3年間の数学を“一目でわかる”マンガで活写! “他人に教えられるようになる”ほど丁寧かつ分かりやすいコマ描写で、方程式や関数などの基礎はもちろん、苦手分野になりやすいマイナスや少数点・分数の扱いや不等式、割合、平方根、因数分解などもカバーし徹底講義!

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 地球温暖化で強靭化する台風など異常気象現象が日本でも増えている今、生活や財産、生命を守るために重要である天気予報の重要性も高まっています。従来の天気図からわかる気象情報から、最新のコンピューターによる数理予報の技術まで、気象予報の話を中心に進めながら、気象現象の原理に迫ります。
    本書では、社会活動および産業にとって必要かつ不可欠の情報となっている天気予報が、日々、テレビ、新聞、ネットなどのメディアを通じて報道・提供されているものの、実際の天気予報がどのような手段や手続きによって、作成され提供されているかについては意外に知られていないことから、その部分に踏み込んでわかりやすく解説します。さらに本書は、天気予測技術全般について、図やイラスト、写真を豊富に使って、理解しやすい工夫をしています。読者にとっては、天気予報を含む「気象予測技術」の全体像の話を読みながら、気象のあらゆる現象の原理への理解も深まることにつながります。また、適切な防災活動につながることも期待されます。著者の経験やエピソードも織り交ぜられ、気象のさまざまなことが理解できる1冊です。

    前半では主に、広くなじみがある天気図により、気象のしくみを解説します。天気図の解析により予報官が予報する時代はほぼ終わりましたが、一般向けには気圧配置型による解説などまだまだ天気図を使った技術が使われています。
    第1章は地球温暖化により強靭化した台風について、最近の例について詳しく解説し、第2章では、日本の天気予報の歴史を追います。平安時代の「野分」、鎌倉時代の「颱風」といった、気象レーダーも気象衛星も天気図もない時代の、台風による災害の実態にふれていきます。また、明治、昭和の頃の天気図や世界初の天気図なども紹介します。第3章では、アメダスなど、現在のさまざまな気象観測システムを、第4章では、統計的手法などの予報のさまざまな手法、予報技術や情報の出し方を取り上げます。第5章では、特徴的な天気図を例に気象現象を解説していきます。「移動性高気圧」「寒冷前線の通過」「西高東低」「帯状高気圧」……。聞き慣れているけど深くは理解していない言葉の意味が、わかるようになると思います。
    後半では、現在天気予報の中心となっている、コンピューターによる「数値予報」について解説していきます。
    第6章で数値予報とはなにかを物理法則を交えて、第7章では数値予報から利用しやすい言葉に置き換える「ガイダンス」について、第8章では最近用いられている手法「アンサンブル」について解説します。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    現代物理、現代数学における重要な概念=「多様体」の超入門書。球面などの基本的な話題から、物理で現れる具体例まで。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    シンプルで身近な四角形の不思議を徹底的に解説。
    私たちの日常には、一見数学的に見えないが、四角形がらみのものや話題が溢れています。
    普段は、それらの数学的な様相に気がつかなくても、ちょっとしたヒントで途端に面白くなる話題を集めました。四角形の不思議にひたってください。


    第1章 四角形の基本的性質
    第2章 正方形の意外な性質
    第3章 いろいろな長方形
    第4章 曲者四角形の不思議
    第5章 四角く並べた数の不思議
    第6章 四角形をふくらませる
    第7章 専門家を悩ませる四角形の不思議
    第8章 硬くなった頭を四角でほぐそう


    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    MIT(マサチューセッツ工科大学)、ハーバード大学、スタンフォード大学などアメリカの名門大学が採用する「世界基準」の教科書! シリーズ累計30万部を突破したベストセラーの完全改訂版が、11年ぶりに登場。 
    第1巻 細胞生物学 2021年2月刊行
    第2巻 分子遺伝学 2021年3月刊行
    第3巻 生化学・分子生物学 2021年4月刊行
    『カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書』シリーズは、米国の生物学教科書『LIFE』(11 edition)から「細胞生物学」、「分子遺伝学」、「分子生物学」の3つの分野を抽出して翻訳したものである。『LIFE』のなかでも、この3つの分野は出色のできであり、その図版の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。図版を眺めるだけでも生物学の重要事項をおおよそ理解することができるが、その説明もまことに要領を得たもので、なおかつ奥が深い。
    『LIFE』は全58章からなる教科書で、学生としての過ごし方や実験方法からエコロジーまで幅広く網羅している。世界的に名高い執筆陣を誇り、アメリカの大学教養課程における生物学の教科書として、最も信頼されていて人気が高いものである。例えばマサチューセッツ工科大学(MIT)では、一般教養科目の生物学入門の教科書に指定されており、授業はこの教科書に沿って行われているという。本シリーズを手に取る主な読者はおそらく次の三者であろう。第一は生物学を学び始めて学校の教科書だけでは満足できない高校生。彼らにとって本書は生物学のより詳細な俯瞰図を提供してくれるだろう。第二は大学で生物学・医学を専門として学び始めた学生。彼らにとっては、生物学・医学の大海に乗り出す際の良い羅針盤となるに違いない。第三は現在のバイオテクノロジーに関心を持つが、生物学を本格的に学んだことのない社会人。彼らにとっては、本書は世に氾濫するバイオテクノロジー関連の情報を整理・理解するための良い手引書になるだろう。
    第1巻 細胞生物学
    第1章 生命を学ぶ/第2章 生命を作る低分子とその化学/第3章 タンパク質、糖質、脂質/第4章 核酸と生命の起源/第5章 細胞:生命の機能単位/第6章 細胞膜/第7章 細胞の情報伝達と多細胞性
    第2巻 分子遺伝学
     第8章 細胞周期と細胞分裂/第9章 遺伝、遺伝子と染色体/第10章 DNAと遺伝におけるその役割/第11章 DNAからタンパク質へ:遺伝子発現/第12章 遺伝子変異と分子医学/第13章 遺伝子発現の制御 
    第3巻 分子生物学
    第14章 エネルギー、酵素、代謝/  第15章 化学エネルギーを獲得する経路/第16章 光合成:日光からのエネルギー/第17章 ゲノム/第18章 組換えDNAとバイオテクノロジー /第19章 遺伝子、発生、進化

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    (1)「一般角θに対してsinθ,cosθの定義を述べよ」
    (2)「(1)の定義に基づきsin,cosの加法定理を証明せよ」

    これは1999年に出題された東京大学の入試問題です。たんに加法定理を暗記しているだけでは答えることができない名出題として、いまなお語り継がれる問題です。
    このように、大学入試の数学の問題には、解答者への「数学の本質的理解」を問う問題が多く、また解にたどり着いた瞬間に気づく、出題者の遊び心も満載されています。

    数学出題の中でも人気の高い「整数」をはじめに、「整式の剰余」「記数法・N進法」「場合の数・確率
    」「指数・対数」「微分積分」「不等式・絶対値」「複素数」「数列・漸化式」「三角関数」「図形融合問題」「グラフでの考察」と高校数学の分野別に問題を厳選、さらに最後には「数学オリンピック予選問題」を収録しています。

    著者はyoutubeでの数学解説でしられる鈴木貫太郎。講義形式の動画では、日本で最初に1本での100万回再生された記録を樹立。
    1問1問楽しく腕試しをしながら、数学のおもしろさ、そして本質を理解できる1冊です!
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    数学や物理で出てくるさまざまな記号。ふだん使い慣れた+や-の持つ意味や、「-(-1)はなぜ1か」といった当然のことも、詳しく知るとより数学的な感覚を理解できます。また、中学や高校で習った忘れかけている記号の学び直しや、認識を新たにすることで、科学本の読書に役立つことも。大学で習得する偏微分の記号などまで含め、記号を通して幅広く数学を学べて知識を深められる1冊です。
    小学校から使っている記号、中学、高校で勉強した記号、大学の数学レベル、と読み進めていくうちに、今まで難解に感じていた分野に関してもスッと頭に入ってくる作りになっています。
    また、読むだけでためになる、ちょっとした雑談の種になるようなこともあり、初心者でも10代からでも楽しく読めます。
    ハイレベルの数学につまずいていた人の学び直しから初心者のチャレンジまでにも役立ち、記号から数学の本質に迫ります。
    理系学生の事典的存在として重宝された『なっとくする数学記号』(2001年刊)をまとめ直して刊行します。
  • ■「対称性の破れ」が生んだ新物質!■
    超伝導、スピン流、量子ホール効果、
    ベリー位相、マヨラナ粒子……。
    物質科学の気になるキーワードが
    数式なしで、しっかりわかる。

    ■物質科学を一変させた、量子の不思議。何がそんなにスゴイのか?■
    人類の物質観を革新する物質群、
    「トポロジカル物質」のしくみに詳しく迫る。
    そのカギは「対称性の破れ」にあり。
    物質の根源となる基礎的な量子現象を
    数学や物理学の基礎知識を前提とせずに解説。
    超伝導、スピントロニクス、マヨラナ粒子、
    そして量子コンピュータにつながる
    驚くべき無数の応用が将来に待っている!

    ■おもな目次■
    序章 バーチャル空間で物質を観る
    〈第I部 ノーベル賞に見る物質科学 トポロジカル物質への前奏曲〉
    第1章 原子から量子物理学へ
    第2章 原子から物質へ
    第3章 物質は量子効果の舞台
    〈第II部 バーチャル空間で物質を観る 量子物理学での表現法〉
    第4章 運動量空間とは
    第5章 バンド構造 物性科学の基礎
    〈第III部 トポロジカル物質とは何か〉
    第6章 仮想磁場 電場が磁場に見える
    第7章 トポロジカル絶縁体とは
    第8章 電子波の位相
    第9章 トポロジカル物質ファミリーと応用
  • ブルーバックスのロングセラー、『新しいウイルス入門』『巨大ウイルスと第4のドメイン』『生物はウイルスが進化させた』=「ウイルス三部作」に合本版登場!
  • ブルーバックスの人気著者・武村政春さんのロングセラー『たんぱく質入門』『生命のセントラルドグマ』『DNA複製の謎に迫る』=「DNA三部作」に合本版登場!
  • 最新免疫学が教える「非自己」と「自己」とは
    私たちの免疫系は、なぜ自己の細胞や抗原に対して反応しないのか?
    免疫学の最大の謎ともいえる「免疫自己寛容」の解明に長年取り組んできた著者が、世界で初めて発見した「制御性T細胞」。免疫学にパラダイム・シフトをもたらし、」「がん」や「自己免疫疾患」の治療や「臓器移植」に革命をもたらすとされる研究の最前線に迫る。

    坂口志文(さかぐち・しもん)
    大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授。1951年滋賀県生まれ。1976年京都大学医学部卒業。医学博士。1999年京都大学再生医科学研究所教授、同研究所長を経て、2011年大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授。2016年から現職。過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見。2015年ガードナー国際賞、2019年文化勲章、2020年ロベルト・コッホ賞など、内外の受賞多数。


    第1章 ヒトはなぜ病気になるのか
    第2章 「胸腺」に潜む未知なるT細胞
    第3章 制御性T細胞の目印を追い求めて
    第4章 サプレッサーT細胞の呪縛
    第5章 Foxp3遺伝子の発見
    第6章 制御性T細胞でがんに挑む
    第7章 制御性T細胞が拓く新たな免疫医療
    第8章 制御性T細胞とは何者か
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    身近であり基本の図形である三角形を貼り合わせてできる四角形や五角形などの多角形の世界と、それらを組み合わせてできる立体、多面体の世界の不思議な性質や関係性を、特に「数え上げ」の理論を中心に解説していきます。

    「多面体の頂点、辺、面の数の間に成立するオイラーの多面体定理」や「格子点の数から面積を計算することができるピックの公式」、そして「正多面体が、正四面体、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体の5種類に限る」という多面体の基礎を学び、さらに一般次元の凸多面体論へ続きます。また、凸多面体のトレンドとして、双対性と反射性などの現代数学の入り口にも触れていきます。


    第1部 凸多面体の起源を探る
     第1章 三角形分割と多角形
     第2章 オイラーの多面体定理
     第3章 ピックの公式

    第2部 凸多面体の数え上げ理論
     第4章 頂点、辺、面の数え上げ
     第5章 エルハート多角形の理論

    第3部 一般次元の凸多面体論
     第6章 凸集合と凸多面体

    第4章 凸多面体のトレンドを追う
     第7章 双対性と反射性
     第8章 双対性と反射性(続)


    以上です。
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    微分・積分の本当の意味を理解する一冊。

    せっかく高校時代に微積分を学んでも、運算の手順を追うことばかりに終始し、一過性の知識の習得に終わってしまいがちです。いざ、現実の問題の解決に使おうとしたり、それを土台にして、さらに高度な学習に進もうとする際に、いままでの微積分が役に立たず、立ち往生してしまうことが少なくありません。

    本書では、微積分のスタートラインに立ち戻って、微積分の考え方をひとつひとつ積み上げていきます。

    ※本書は、2004年5月に講談社サイエンティフィックより刊行された『今日から使える微積分』を普及版として、ブルーバックスより再刊行するものです。

    第1章 ビセキの素顔を眺めてみよう(微積分ことはじめ)
    第2章 微分のテクニック入門編(初等関数の微分)
    第3章 微分のテクニック前進編(微分法のあれこれ)
    第4章 微分のテクニック上級編(偏微分・全微分)
    第5章 積分のテクニック基礎編(不定積分の定石)
    第6章 積分のテクニック応用編(身近な定積分)
    第7章 微分積分の総がらみ(数値積分・級数展開)
    第8章 微分方程式へのお誘い(微分方程式入門)


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  • 地球温暖化・海洋酸性化で日本近海はどう変わるのか?

    「未来の海」が教える、魚介類に起こるおどろきの変化とは?


    〈もくじ〉
    プロローグ──「未来の海水」が教えてくれること

    第1章「美ら海」からの警鐘──変貌する「海の熱帯雨林」

    第2章 日本近海で生じつつある「異変」──北上する生き物たち

    第3章 食卓から「四季」が消える──春のサワラから秋のサンマ、冬のカキ・フグまで

    第4章 海洋生態系を脅かす「もう一つの難題」──「酸性化」が引き起こすこと

    第5章 どうなる? 未来のお寿司屋さん──マグロやホタテ、アワビやノリも食べられなくなる!
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    理系のレポート作成や論文執筆の定番「LaTeX」の使い方が一冊でわかる!
    これだけ読めばレポートが簡単に作成できるようになる、はじめての人のための入門書です。

    【目次】
    第1章 LaTeXにできること
    第2章 Cloud LaTeXで始めるLaTeX
    第3章 LaTeX文書の書き方
    第4章 文書を構成する書式(概要/引用/文章の配置/箇条書き/書体/特殊な記号の表示 など)
    第5章 数式を書く
    第6章 便利な機能を使いこなす(ハイパーリンク/文字列の変形/ルビ/縦書き など)
    第7章 参考文献と索引
    第8章 作表
    第9章 スライドの作成
    第10章 作画
    第11章 さらに進んだ使いかた
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