『新書、スポーツ、学問』の電子書籍一覧
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認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
時代がやってきた!
視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。
■目次
第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方 -
全米が熱中。日本中が熱狂。
大谷翔平を知ることで
”世界”が見えてくる!
全てが規格外!
なぜ人々は大谷翔平に熱狂するのか?
結婚フィーバーからグローバル資本主義まで
大谷翔平を読み解く【11章】 -
先生はエラそうだし、ボールは怖い!★体育なんか嫌いだ!という児童生徒が増えています。なぜ、体育嫌いは生まれてしまうのでしょうか。授業、教員、部活動。問題は色々なところに潜んでいます。そんな「嫌い」を哲学で解きほぐせば、体育の本質が見えてきます。強さや速さよりも重要なこととは? 「『体育』なんて好きにならなくてもいい」のです。最も重要なことは、みなさんが多様な他者とともに、自分自身のからだで、賢く、幸せに生きていくことです。そのためにも、たとえ体育の授業や先生、運動部やスポーツが嫌いになったとしても、みなさん自身のからだだけは、どうか嫌いにならないでください。(「おわりに」より)■はじめに/第一章 「体育ぎらい」のリアル/第二章 体育の授業がきらい「規律と恥ずかしさ」/第三章 体育の先生がきらい「怖くても、ユルくても」/第四章 運動部がきらい「体育教師らしさの故郷」/第五章 スポーツがきらい「残酷で、すばらしい文化」/第六章 そもそも運動がきらい「だからこそ、からだに還る」/おわりに
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ことばが世界をつくるのか。世界がことばをつくるのか。
元オリンピアンで著作も多く、「走る哲学者」とも呼ばれる為末大氏。
為末氏が現役時代から興味をもっていたというこの問いを、言語習得研究の第一人者である今井むつみ氏が受け止める。
私たちが意識せず使いこなしている「ことば」とは何だろうか。
「言語能力が高い」、「運動神経がいい」とはどういう状態を指すのだろうか。
スポーツでも言語の習得でも、繰り返しながらやさしいことから難しいことへ、段階をふんだ「学び」が必要になる。しかし、「学び」とは単なる知識の獲得ではなく、新しい知識を生み出す「発見と創造」こそが本質であると今井氏は言う。その究極のかたちを為末氏は、調整力の高さ、すなわち「熟達」と呼ぶ。
私たちはどのように学ぶのか、そこに身体がどのようにかかわってくるのか。
「ことばと身体」を専門にする話題のふたりが、異なる立場から「学び」にアプローチする。
◆目次案
1章 ことばは世界をカテゴライズする
2章 ことばと身体
3章 言語能力が高いとは何か
4章 熟達とは
5章 学びの過程は直線ではない -
ラグビー界、こんなハチャメチャやったんか。
2022年1月に開幕したラグビー新リーグ。その発足に向け中心的な役割を果たしていたのが、前年まで法人準備室長・審査委員長を務めた谷口真由美氏だ。彼女はなぜ突如としてラグビー界を追われたのか、その秘された理由を明らかにする。
彼女が目にしたラグビー界は、男性中心主義、時代遅れな序列主義など「おっさん」的価値観が支配する、ダメな日本社会の縮図だった--。
<あなたの会社にも、こんな「おっさん」いませんか?>
●口癖は「みんなそう言っている」「昔からそうだ」
●ITや新しい提案には「リスクが大きい」
●ムラの長には絶対服従、部下や下請けには高圧的
●退職の日まで「勝ち逃げ」できれば、が本音
●部下の功績は自分の手柄。「アレオレ詐欺」の常習犯
川淵三郎氏(日本サッカー協会キャプテン)との特別対談も収録! -
脳は、肉体を動かす司令部である。一流アスリートの驚異的パフォーマンスは、脳との絶妙な連携によって可能となる。アスリートたちの厳しい練習は、肉体だけでなく、脳を鍛えるプロセスなのだ。本書は、錦織圭をはじめとする超一流テニス選手の事例を中心に、運動=肉体と脳との具体的な関連を解き明かす。スポーツの現場で集めた証言と、神経行動学の最新の知見が結び合わされることで、脳と肉体をめぐる知られざるメカニズムが明らかになる。また、トラウマやイップスなど、いわゆる「メンタル」の問題にも新たな視点を提示する。【目次】はじめに/第1章 脳とは何か?――鍛えられ、変化し、強化される司令部/第2章 脳に生まれるプログラム――練習とモチベーション/第3章 脳が肉体を裏切る時――トラウマやイップスはいかに克服すべきか/第4章 世界を知覚する力――未来を知り、次の世代へ手渡すトーチ/おわりに/引用文献・参考文献
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地方創世を問う傑作ノンフィクション。
「地方から世界へ」のスローガンを掲げ、キャリア官僚・溝畑宏の熱意によって創設されたプロサッカーチーム大分トリニータ。宴会では裸踊りも辞さないドブ板営業で溝畑はスポンサー集めに奔走。ついにはW杯の大分招致を果たし、さらにナビスコ杯を制しチームは日本一に。しかし翌年チームは経営破綻し溝畑は社長を辞任、その後はチームも低迷し、2015年にはついにJ3に降格した(昨シーズンにはJ2復帰を決めている)。
Jリーグ屈指のホームスタジアムを持ち、充実した育成システムで日本代表選手も数多く輩出、一度は日本一にも輝いたトリニータが迷走した理由は何か。溝畑はなぜ追放されたのか。チーム創設から現在までの22年を追うことで、地方でのプロスポーツチーム経営の難しさ、ひいては日本の「地方創世」の実態が見えてくる。ベストセラー『オシムの言葉』の著者が2010年に刊行した傑作ノンフィクションに、その後の取材を加えた増補版。 -
マンガ『暗殺教室』(松井優征・作)は、「担任教師の“殺せんせー”なる超生物を卒業までに倒すこと」「そのために殺傷技術に練達すること」「中学生たちを学校で教育し成長させること」という一見まったく相容れない課題と一風変わった学校生活をスリリングに描写した傑作SFコメディ。この作品に武道家であり思想家の内田と武術家の光岡が着目。このマンガに内在する「師を超えること」という極めて教育的かつ武術的なテーマをはじめ、社会が完全管理に向かいつつある今、生きることの本質と、古来人間を支えてきた「古の身体」の文化、生き残るための武術的知性とは何かを縦横無尽に語る。【目次】はじめに 「戦争の切迫」というアクチュアルな状況で考える生存の知恵 内田 樹/第一章 生存のための文化とはなにか/第二章 古の身体文化 能と武術/第三章 生存のための学びと教えの作法/第四章 古の身体に帰って見える未来/おわりに 生存のための文化の本質を求めて 光岡英稔
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