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『新書、青山拓央、0~10冊』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 何が分からないかが分かる――、これは素晴らしい技能と言える。ある学問分野において何が分かっていないのかを正確に説明できるのは、その分野を相当に理解している人だけだ。

    本書では、「心にとって時間とは何か」がどれだけ未知であるのかを探る。私の専門は哲学だが、哲学だけでなく科学についても、さまざまな知見を参照していこう。だれにも分かっていないことを謎としてうまく描き出すには、それがどのような知識によって囲まれているかを示さなくてはならない。私たちの知識の地図に、未踏の地の「輪郭」を描き込んでいくわけだ。

    あとで改めて言い添えるが、私はこの目的のために、章ごとに違うサブテーマを定めた。〈知覚〉、〈自由〉、〈記憶〉、〈自殺〉、〈SF〉、〈責任〉、〈因果〉、〈不死〉という、各章の章題がそれにあたる。つまり、少なくとも八つの謎が本書には描き出されており、それらの不思議さや面白さ、そして、一つの謎から別の謎への道が見えてくる高揚感とが、私なりの言葉で綴られている。

    第一章 〈知覚〉――時間の流れは錯覚か
    第二章 〈自由〉――私はいつ決めたのか
    第三章 〈記憶〉――過去のデッサンを描くには
    第四章 〈自殺〉――死ぬ権利は、権利なのか
    第五章 〈SF〉――タイムトラベルは不可能か
    第六章 〈責任〉――それは、だれかのせいなのか
    第七章 〈因果〉――過去をどこかに繋ぐには
    第八章 〈不死〉――死はいつまで続くのか

    8つのテーマと謎を手がかりに、「心と時間の不思議」に迫る!
  • 825(税込)
    著者:
    青山拓央
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    現代哲学を一変させた手法とは?

    フレーゲとラッセルの論理学研究に始まり、クワイン、ウィトゲンシュタインらの活躍を経て、現在では哲学の全領域に浸透した分析哲学。言語や概念の分析を通じて世界を捉えるその手法は幅広い。哲学史上の優れた議論を素材に、その先を自ら考えるための一冊。「道具」としての分析哲学を伝える、珠玉の入門講義。

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