セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『私たちには壁がある。、新書、1円~、0~10冊』の電子書籍一覧

1 ~15件目/全15件

  • シリーズ4冊
    660(税込)
    著:
    養老孟司
    レーベル: 新潮新書
    出版社: 新潮社

    あの大ベストセラーがついに電子化! 「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。その「バカの壁」とは何か……? いつの間にか私たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世の中が見えてくる!
  • 荻生徂徠、安藤昌益、本居宣長、平田篤胤、吉田松陰-江戸時代は多くの著名な思想家を生み出した。だが、彼らの思想の中身を問われて答えられる人は多くないだろう。それでも、難解な用語の壁を越え、江戸の時代背景をつかめば、思想家たちが何と格闘したのかが見えてくる。それは、"人と人との繋がり"という、現代の私たちにも通じる問題意識である。一三のテーマを通して、刺激に満ちた江戸思想の世界を案内する。
  • 嫌・嫌韓流! “在日一”の毒舌論客がタブーを崩す!――「隣人」たちが背負うこれだけのハンディキャップ。国籍、参政権、入居、就職……真の民族共生社会を阻む、ニッポン社会のこれだけの壁。

    ●現実はどうなのか。私は、小説や映画も大好きだが、それ以上に現実が好きだ。現実の中で起こる出来事や事件、あるいは人物のほうが小説や映画以上にドラマチックだったり、かっこよかったりするからだ。私が本書で取り上げた在日世界や在日コリアンも、やはり映画や小説で描かれたもの以上にかっこよかったり、かっこよくなかったりする。でも、それが在日社会や在日コリアンの現実であり、すごさでもある。また、在日コリアンを知ることは、日本社会を別の角度から点検する行為でもある。在日コリアンが直面している課題は、日本人が直面している、あるいは日本社会に突きつけられた課題でもあるからだ。本書をできるだけ、多くの日本人に“食べて”もらいたい。

    ●芸能・スポーツ界の在日パワー
    ●日本経済を底辺で支える在日
    ●在日コリアンが参政権を求める訳
    ●日本人の在日に対する誤解
    ●日本国籍取得は在日にとって得?
    ●お粗末な在日旧軍人への対応
    ●見殺しにされる在韓被爆者
    ●朝鮮学校卒業生の受験資格
    ●外国人への入居差別はあきまへん
    ●切り崩される就職差別の壁
  • 726(税込)
    著者:
    田原牧
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    【開高健ノンフィクション賞受賞後第1作!】巨大な資本の流れは、人々の暮らしをボロボロに蝕み、国家は、国境の壁をますます迫り上げる。押し出された者は、当て所もなく荒野を彷徨うのみ。――私たちの居場所はいま、どこにあるのか? シリア難民、AKB、三里塚闘争、LGBT、暴力団、新宿ゴールデン街、子ども食堂、日本赤軍、刑務所、イスラム国、釣り場……。一見バラバラな「断片」を繋ぎ合わせたとき、見たことのない地平が浮かび上がってくる。「人間」の姿を丹念に描いたこの小さな本に、私たちの生存のヒントが、隠されている! 【目次】はじめに/第一章 流浪に浮かぶ祖国/第二章 共犯者たちの秘密基地/第三章 あのころ「学舎」があった/第四章 「雑民」たちの浄化/第五章 アジールの崩壊/第六章 残された旗/第七章 食堂が紡ぐモノ/第八章 極北の「持ち場」/第九章 砂漠の団欒/第十章 異界の不文律/おわりに
  • なぜある人にとっては何の変哲もないモノが、別のある人には感情を揺さぶる特別な存在になるのか。なぜパントマイムでは、壁や障害物が実際にあるかのように見えるのか。これらの問題に答えるのが「プロジェクション(投射)」の認知科学だ。世界を見る時、私たちは心で生成されるイメージを無意識のうちに現実の存在に投射し、重ね合わせて見ている。この心と現実の世界をつなげる「プロジェクション」の概念が、人間の心をめぐる数々の謎を解き明かしつつある。最新の研究成果から人間の本質に迫る知的興奮の一冊。
  • 現役引退、そして千葉ロッテマリーンズ監督就任後、初のチーム改革宣言

    自分のことを謙虚に受け止めることができれば、自分の足りないことや間違っていることに気が付くことができます。逆に謙虚さを失い、自分が成功したと思って満足してしまえば、それ以上の進歩はありません。成長を止めてしまうのは、結局、自分なのだと思います。私は様々な壁にぶつかり、もがきながらそれらを乗り越えて成長してきました。一生懸命に取り組んでいれば、その時々で進むべき道を示してくれる人との出会いがあると信じています。千葉ロッテマリーンズの選手たちも変わることを恐れず前に進んでいってほしいと願っています。(本文より)

    第1章 引退の日
    第2章 監督就任
    第3章 王会長とギーエン監督の教え
    第4章 壁の乗り越え方
    第5章 メジャーから持ち帰ったこと
    第6章 新生マリーンズの進む道
  • わたしはボートピープルだった――。サイゴンに生まれ、七回の亡命失敗の後に合法難民として日本に移住。その後、言葉の壁や経済的苦境を乗り越えて医師となった著者の目に、日本はどう映っているのか。蛇口をひねれば水が出てくる、親子が一緒に暮らせる、健康保険が存在している……日本には私たちが気づいていない数多くの幸福がある。波乱に満ちた人生を送ってきた著者が日本を見つめる、優しくそして鋭い眼差し。
  • 「意識」は「コピー」できるか?
    人工知能に「意識」は生まれるか?
    茂木健一郎が、自身のメインテーマである「意識」と「クオリア」について、
    16年の沈黙を破って書き下ろした、新たな代表作にして問題作!

    人工知能の研究の進展が目覚ましい。
    だが、人間は、なぜ人工知能を生み出すのだろうか?
    その根底にあるのは、自分の「似姿」をつくろうとする本能である気がしてならない。
    人間は、その知性を通して、「万物の霊長」たる地位を確立してきた。
    そのような人間の知性の一つの究極の応用として、人工知能の研究、開発がある。人工知能の研究には、もちろん、実用的な意義も大きいが、それに加えて人間が自分自身の成り立ちを理解するという意義もある。
    人工知能は、私たちの「鏡」なのだ。
    その「鏡」の中には、果たして、「クオリア」に満ちた私たちの「意識」もまた、映っているのだろうか?
    人工知能をつくることは、「人工意識」を生み出すことにつながっていくのだろうか。   
                                              <本文より>

    ☆本書で考察するテーマの一部
    〇眠る前の「私」と、目覚めた後の「私」はなぜ同じなのか?
    〇私たちは、「ホモサピエンス」(知性を持つ人間)である以上に「ホモコンシャス」(意識を持つ人間)である。
    〇物質に過ぎない脳から、「意識」や「クオリア」が生まれてくる不思議。
    〇「意識」は「コピー」できるか?
    〇「人工意識」をつくることは可能か? 
    〇人工知能が生成した文章は、「どこにもたどり着かない」?
    〇統計的アプローチでは、「意識の謎」の解明はできない。
    〇人工知能をめぐる議論に、ときに驚くほど終末感が漂うのはどうしてなのか?
    〇記憶を「外套」だとすると、脳は、その外套を引っ掛けておくための壁に打たれた「釘」に過ぎないという考え方。
    〇「私」という「意識」は、この宇宙の全歴史の中で一回だけのものであり、一度死んでしまえば二度と戻らないという「セントラルドグマ」は正しいのか?
  • 935(税込)
    著:
    今井悠介
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    習い事や家族旅行は贅沢?
    子どもたちから何が奪われているのか?
    この社会で連鎖する「もうひとつの貧困」の実態とは?
    日本初の全国調査が明かす「体験ゼロ」の衝撃!

    【本書のおもな内容】
    ●低所得家庭の子どもの約3人に1人が「体験ゼロ」
    ●小4までは「学習」より「体験」
    ●体験は贅沢品か? 必需品か?
    ●「サッカーがしたい」「うちは無理だよね」
    ●なぜ体験をあきらめなければいけないのか
    ●人気の水泳と音楽で生じる格差
    ●近所のお祭りにすら格差がある
    ●障害児や外国ルーツを持つ家庭が直面する壁
    ●子どもは親の苦しみを想像する
    ●体験は想像力と選択肢の幅を広げる

    「昨年の夏、あるシングルマザーの方から、こんなお話を聞いた。
    息子が突然正座になって、泣きながら「サッカーがしたいです」と言ったんです。
    それは、まだ小学生の一人息子が、幼いなりに自分の家庭の状況を理解し、ようやく口にできた願いだった。たった一人で悩んだ末、正座をして、涙を流しながら。私が本書で考えたい「体験格差」というテーマが、この場面に凝縮しているように思える。
    (中略)
    私たちが暮らす日本社会には、様々なスポーツや文化的な活動、休日の旅行や楽しいアクティビティなど、子どもの成長に大きな影響を与え得る多種多様な「体験」を、「したいと思えば自由にできる(させてもらえる)子どもたち」と、「したいと思ってもできない(させてもらえない)子どもたち」がいる。そこには明らかに大きな「格差」がある。
    その格差は、直接的には「生まれ」に、特に親の経済的な状況に関係している。年齢を重ねるにつれ、大人に近づくにつれ、低所得家庭の子どもたちは、してみたいと思ったこと、やってみたいと思ったことを、そのまままっすぐには言えなくなっていく。
    私たちは、数多くの子どもたちが直面してきたこうした「体験」の格差について、どれほど真剣に考えてきただろうか。「サッカーがしたいです」と声をしぼり出す子どもたちの姿を、どれくらい想像し、理解し、対策を考え、実行してきただろうか。」――「はじめに」より
  • 覚悟のウイルス学者が、異種の生物の間での遺伝子の移動やウイルスがもたらすDNAの変化に着目して新たな生物観を示す。

    ウイルス学者は、ウイルスを作り出すことができます。感染細胞から、ウイルスのタンパク質の設計図が書いてあるDNAをとってきて、それをプラスミドという大腸菌内の環状DNAに入れて増殖させるのです。あくまで物質であるDNA(デオキシリボ核酸)を、「生命の場」である細胞に入れてやると、ウイルスとなる。まるで生物と物質の境界を行き来するような実験です。ウイルスは、私たちがもっている生命観からはみ出てしまうような存在なのですが、本当に例外的なものなのでしょうか? さらにウイルスは、ある動物のDNAを、別種の動物のDNAに運ぶことがあります。レトロウイルスはまさにいま現在進行形で、コアラのゲノムに入り込んで、そのDNAを変えようとしています。一方、人間の腸内には約1000種、100兆個もの細菌が住んでいます。このような例を考えると、生物の世界は「種」あるいは「個体」が独立した世界なのではなく、全体で「生命の場」というものをつくりあげ、私たちは関係性の中で生きているといえるのではないでしょうか。本書は、「生命には場が必要であり、実は全体で一つ」「ウイルスが生命をつないでいて、生命の場を提供している」「個という概念をもつことは生物学的に正しいのか」といったテーマについて、ウイルス学者の視点から考えます。 【目次より】●1年以上、生死について考えて苦しんだ ●ウイルスを作る ●ウイルスを排除することはできるか? ●細胞間情報伝達粒子がウイルスになった?――エクソソームがウイルスの起源なのか…… ●さまよえる遺伝子 ●種はどのようにして分かれていくのか ●現代のコアラはタイムマシーンか――種の壁を越えていくウイルスの現場 ●個とは何か? ●生命が生まれたのは必然か偶然か
  • 北朝鮮当局が忌み嫌う記者が放った決死の書。

    北朝鮮は独裁国家だ。情報統制も厳しい。内情を知るには公式発表の裏を読み取るか、脱北者の証言に頼るか。いや唯一、抜け道があった。それが今回、筆者が試みた内部資料である。

    朝鮮半島取材25年に及ぶ筆者は、独自のルートで約1400件超の機密文書や音声記録を入手した。金正恩の暗殺計画から朝鮮人民軍の内申書、はたまた深刻な麻薬汚染や巷に現れたモヒカン男子への戒めまで。

    〈資料を通じて北朝鮮の全体像に迫ろうとする本書の内容は、北朝鮮で体制側に属し、最高指導者に忠誠を誓っている彼の国の知人たちを不快にさせたり、怒らせたりすることが きっとあるはずだ。日本と北朝鮮を隔てる体制の壁は高く、厚い。北朝鮮の人々と育んだ友情や信頼を失うおそれは、絶対にないとはいえない。 そういう点を考えると、本書の執筆はある意味、私にとって北朝鮮との「決別宣言」に なるかもしれない〉
    ――本書「まえがき」より

    当局発の文書ゆえ生々しい。圧政に苦しみながらも生き抜く民衆のしたたかも見えてくる。北の監視網を潜り続けた筆者の取材余録もコラムとして収録!
    (2020年6月発行作品)

    ※この作品はカラー画像が含まれます。
  • 日本の著作権法よ、いいかげんにしろ! 既得権を過剰に保護することに躍起となり、ユーザーを無視する“著作権ムラ”の実態をレポート。

    津田大介氏推薦!――「クールジャパン」関係者は全員本書を読んで猛省せよ!
     ツイッターで歌詞をつぶやくと有料、違法ダウンロードで2年以下の懲役か200万円の罰金、パロディ作品は認めない――ますます強化される日本の著作権法。いかにも権利者を保護する良法のようだが、じつはそんな単純なものではない。利用目的が公正であれば許諾はいらない「フェアユース」や「フェアディーリング」。この考え方こそ世界のトレンドなのである。日本は大きく遅れていると言わざるをえない。
     グーグル、ヤフー、ユーチューブ、フェイスブック、クラウド……日本からこうした画期的な新サービスが育たないのは、じつは当然なのだ。検索サービスひとつとっても、事前許諾を要求する著作権法が壁になり、サービスの充実が図れないのだから。
     何より日本の著作権法は、こうしたソーシャルメディアを通じてだれもがコンテンツを発表する時代にありながら、私たちユーザーの眠れる意欲と創造力を破壊しているのだ。文化保護どころか、文化破壊の悪法なのである。
     その背後に潜むのが、立法・行政・司法と業界がつるんだ“著作権ムラ”。ここでも既得権は守られる。本書は彼らの正体と横暴を告発し、世界標準の法改正の必要性を提言する。
  • 人間関係が苦手だった私は、その原因を探ろうと、いつしか「脳」に興味を持つようになった。

    親との葛藤、少女時代の孤独、男社会の壁…人間の本質をやさしく見つめ続ける脳科学者が、激しくつづった思考の遍歴。初の自伝!

    「脳は一貫していることの方がおかしいのだ。自然ではないから、わざわざ一貫させようとして、外野が口を出したり、内省的に自分を批判したりもするのである。一貫させるのは、端的に言えば、コミュニティから受けとることのできる恩恵を最大化するためという目的からにすぎない。

    私たちは、複数の側面を内包しながら、これらを使い分けて生きている。私たちの世代はこれを自覚的にできる人が旧世代よりも増えただろうが、人間というのは世代を問わず、そういうふうにできている。仕様だといってもよいだろう。

    わたしのペルソナ(他社に対峙するときに現れる自己の外的側面)は、わたしがそう演じている役である、といったら言い過ぎだと感じられるだろうか? あなたが、わたしだと思っているものは、わたしではない。一時的に、そういう側面を見て取ってもらっているだけのことである。

    わたしは存在しない。これは悲しいことではない。透明な存在であることを嘆く必要はない。だからこそ、来るべき変化に対応することができるからだ。もう変化のときは来ている」(中野信子)

    <主な内容>
    はじめに わたしは存在しない
    無駄を肯定するということ/脳は一貫している方がおかしい

    1章 サイコマジック――2020
    脳は毎夜、夢を見ながら再構成されている/愛している、が伝わらない/「毒親」とはどういう存在なのか/アカデミズムは時代遅れの男性原理の象徴

    2章 脳と人間について思うこと――2010~2019
    『ホンマでっか!?TV』の洗礼/攻撃されたときの身のかわし方/ブレることは脳の高次な機能/メンサのこと/結婚するメリット

    3章 さなぎの日々――2000~2009
    世の中を良くしよう、にある胡散臭さ/専門家のアドバイスは脳の活動を停止させる/脳が作り出す微笑みのペルソナ/日本は「科学技術後進国」

    4章 終末思想の誘惑 ――1990~1999
    東大女子は第三の性別?/ネガティブな思考には独特の中毒性がある/バイオアートの可能性/脳研究を志した理由

    5章 砂時計――1975~1989
    他社の間違い探しをする人に発疹が出る/なぜ点数を悪く取れるのだろう/通知表に「利己的」と書かれて
  • 人生は一切なりゆき、行きがかり――
    ネコの虜、85歳と86歳が「自分勝手」の極意を語る

    下重 私たちはどうして、これほどまでにネコに惹かれるんでしょうね。
    養老 人間と違って、ものをいわないからじゃないですか。ものをいったら憎たらしくなることもあるかもしれない(笑)。

    現在80代半ば。
    敗戦によって、「世の中の正義」が一夜にしてひっくり返る理不尽・不条理を目の当たりにし、
    社会が押しつけてくる「ものさし」を根底から疑うようになった、養老孟司さんと下重暁子さん。
    「社会性などまるでないネコのほうが、よほど信頼できる」と養老さんは語ります。

    本書は、「90歳の壁」を目の前にしたお二人が、それぞれのネコ愛を基軸に、
    老いや病、日本社会が抱える歪(ひず)みなどについて縦横無尽に語る対談企画。

    しなやかに生き、素直に死んでいくネコたちの後ろ姿から、
    「生き物として、ラクなあり方」のヒントを素描する一冊です。


    【目次】

    まえがきにかえて 養老孟司

    第一章 ネコと暮らせば
    養老さん、危機一髪
    「独立した人格」をもっていた、まる
    気がつけばそこにまるがいた
    「鳥」になった最愛の猫・ロミ
    ものいわぬ猫たち、それゆえの魅力
    媚び猫なんてみたくない
    「血統書つき」には信用を置かない
    モグラが部屋を走り回っていた朝
    猫は体の声を聞く
    生き物としてお粗末な人間
    八五歳を過ぎて、まるの気持ちがよくわかるように
    無駄な抵抗はしない

    第二章 ヒトという病
    「ともあろうものが」という呪縛
    小言や説教を聞き流す力
    北朝鮮のマスゲームをみると今でもゾッとする
    飲兵衛は本音で喋るからいい
    邪魔にならない相手と一緒にいるだけ
    放っておけば子は育つ
    死に集中すると生を見失う
    「産めよ殖やせよ」なんて余計なお世話
    原理研の学生が抱えていた心の闇
    日本型の秩序は必ず「暴力支配」になる
    オレオレ詐欺、恐るるに足らず
    日本は自然災害でしか変われない
    「意味を求める病」とは
    まるみたいに、成り行き任せが一番いい

    第三章 90歳の壁
    「まだ生きていたんですね!」
    予定調和で死を迎えたくない
    ICUのベッドで「お地蔵さんのお迎え」
    散り際には、きれいな眼をした猫を抱いて
    亡くなった人たちの背後霊が乗っている
    故人への「思い」を出すから「思い出」
    目下の心配は「標本の壁」を越えられるかどうか
    死への歩みも「インシャ・アッラー」
    一夜にして世界のみえ方が一変した
    縛られていたほうが楽である
    社会を無視して生きていくことはできない
    敗戦時、母に渡された白い薬包
    社会は「と思ってる、と思ってる」の連鎖で出来ている
    養老先生、大学を去る
    象牙の塔、その終わりの始まり
    ポリコレ合戦に堕した学生運動
    ネットフリックスで「ニュー・トリックス」を楽しむ
    英国式ユーモアを培った、陰鬱な自然環境
    一生懸命遊ぶために仕事をしている

    第四章 まるに始まり、まるに終わる
    教育が子どもの「好き」を削ぐ
    唯一の友達は蜘蛛だった
    養老さんが嫌いな虫
    ヨーロッパの連中はろくなことを考えない
    一番のSDGsは人を減らすこと
    「地震待ち」の理由とは
    腐臭漂う、日本の「残りかすの残りかす」
    「アメリカ世」から「中国世」へ
    時代が悪くなることで人が輝く
    日本人の感性の根っこにあるのは「自然の強さ」
    「日本人は清潔病です」
    自然の側が虚を突かれた
    一夜にして消えたタケノコ
    犬をつないでおくという不自然
    子どもは一日にして慣れる
    生きる力を取り戻せ
    まるのようになれたら

    あとがきにかえて 下重暁子
  • この本は、まっとうなキャリア本ではない。

    サラリーマン無理ゲー社会における“40歳役職なし版”の人生攻略本だ!

    たまたま就職する時期が悪かったというだけで、「つじつまが合わないことだらけで腑に落ちないキャリア人生」を余儀なくされた、今を生きる40代。
    「マンネンヒラ」は実に4割超えにもなるとか。
    それでも明るい未来を目指し、ビジネス書のなかに解決の糸口を探そうとしても世にあるビジネス・自己啓発本は若者向けのものばかり……。
    本書はそんな悩みから生まれた、サラリーマン無理ゲー社会における“40歳役職なし版”の人生攻略本です。

    読み終えたあなたはきっと、何者にもなっていない「私」を誇らしく思える!


    【内容[一部]】
    裏切られてきたぼくたちの叫び
    「学歴」がなくなるって言ってなかった?
    正社員になればきっと未来が開けると思っていた
    40歳で役職がつかないサラリーマンは4割──と自覚せよ
    上にも下にも気を遣わないといけない──という絶望
    40歳を超えて新しい変化はまず訪れない──と自覚せよ
    組織人をやめ、仕事人になれ!
    ぼんやりと生きろ!
    それでも新しい希望の光は見つかる


    【著者プロフィール】
    河合薫(かわい・かおる)
    健康社会学者(Ph.D.)
    千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸(ANA)に入社。
    気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。
    2007年、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。
    産業ストレスやポジティブ心理学など健康生成論の視点から、「人間の生きる力」に着目した調査研究を幅広く進めている。
    また、働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は900人を超える。
    著書に、『残念な職場』(PHP研究所)、『定年後からの孤独入門』(SBクリエイティブ)、『50歳の壁 誰にも言えない本音』(MdNコーポレーション)など多数。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。