『いるかネットブックス、石田空(文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~16件目/全16件
-
ある国では、超高齢化社会になり、様々な問題が生じていた。
そこで、国は全国民にポイント制度を導入する。
ポイントがゼロになった瞬間、国民は「ナラク」に落とされる事になり、全財産を国に没収される事となった。
国の少年ナギは、ある日ひょんな事からナラクへうっかり落ちてしまう。
ナラクの底で出会ったのは、生まれてこの方ナラクから出た事がないと言うナミと言う少年だった。
ナミの案内で、ナギは地上へと戻るために冒険をする事となった。
ここは天国? それとも地獄?
大冒険の、はじまりはじまり。 -
元々人が暦を作ったのは、種を撒くのに都合がいい日、収穫するのにちょうどいい日……など、農作に便利なようにとの目的があった。
それが今では、次々と記念日を作っては商戦を繰り広げている。
不思議な事に、人が作った暦や記念日には、それに沿った出来事が生まれるもので。
これはただのでたらめ?
それともどこかで起こった事?
カレンダーの間にひっそりと潜む物語をあなたに。 -
六月の大安吉日。ジューンブライド。ある式場では、一組のカップルを祝うために、あちこちで大騒ぎ。新郎の元カノが現れたり、式場を間違えたり、小さな恋が繰り広げられたり。打算だってある、素直に祝福できない事だってある。でも、六月は皆に等しく訪れる。甘くて苦い、このよき一日。
-
ほこりだらけの場所に、気付けば私はいました。食事の時間にだけ、お母さんがご飯を持ってやってきます。お利口にしています。ちゃんと食器も使えるようになります。部屋から出ません。だから、抱きしめて下さい。えらいと言って下さい。……ねえ、お母さん。
-
新学期、友達と離れ離れになってしまった美津子は、たまたま同じクラスになった佐知子と図書館での勉強会を通じて友達になる。しかし佐知子は変な噂が付きまとっていた。それを知った美津子は佐知子と距離を置こうとするが。友達を信じられますか?それとも、信じるのをやめますか?
-
「小説家って因果な仕事なのよ。全ての不幸も全ての不運も、みぃーんな「ああ、使えるな」って考えてしまうと言う」サイン会に行くほど好きな小説家と偶然本屋で出会い、そのまま家に遊びに行かせてもらったと思うのに、目が覚めたら檻の中にいた──。いろんな表情を見せて、絶望する顔を見せて、ぜぇーんぶ、「かいてあげる」。
-
カフェ・シャルマントには、今日もいろんな客がやってくる。食い道楽なカップルに、秘密を抱えた初心な二人、悩めるサラリーマンに、失恋したてで荒れる女子大生。物語を彩るのは、美味しいコーヒーとスイーツ。コーヒーの薫り漂うこのカフェで、様々な物語を召し上がれ。
-
「私」がたまたま出かけた喫茶店で出会った男性から聞いたのは、どこかであったかもしれない物語であった。それは現代かもしれない、少し昔かもしれない、もしかしたら少し未来の話なのかもしれない。コーヒーを飲み終えた頃には読み終わってしまう物語。一枚の甘いクッキーをかじりながら、カップを片手にどうぞ。
-
いい夫婦の日に向けた、いろんな夫婦の形。恋だけではない。惚れた腫れたはとうの昔に過ぎ去っている。時には趣味や仕事で振り回されたり、振り回したりもする。夫婦だからと言って、同じ価値観で生きてきた訳じゃない。色んな形で人生のパートナーとのこれからを楽しめばいい。
-
ある日目が覚めたら、蜂が大量に部屋を占領していた。いつの間にやら天井裏に蜂の巣ができていたらしい。業者に撤去を頼みつつ、休日がとんだ災難で飛んだと嘆いていたら、隣に美人が越して来たので少しだけ浮かれる。現実が悪夢に侵食されている事に、気付きもしないで。
-
就職浪人でフリーターを辞められない美香子にはトラウマがある。中学時代にいじめを受けたのが原因で対人恐怖症をこじらせてしまっているのだ。今日もバイト先に鬱々と出かけた先で出会った新しいアルバイトを見て、美香子は戸惑ってしまう。それは自分にトラウマを植え付けた同級生の秋本薫だったのだ。ひょんな事から二人で遊びに行くようになるけれど……真面目過ぎて卑屈な美香子と、自由奔放な薫。いじめられっこといじめっこの過去を持つ二人に本当の友情は成立するの?
-
客と他愛ない話をしながら、今日も「自分」の深夜タクシーは走る。幽霊が出ると言うチープな怪談からどこかで誰かが死んだと言う世間話を道連れに。ある日喪服の女性を拾ってから、「自分」の仕事は一変する。一体どこからが夢? 全てが本当?夜は何も教えてはくれない。
-
SNSのメッセージ機能でやってきたチープな文面。「これは呪いのメッセージです。三日以内にこれを三人に送らなければあなたに不幸は訪れます」最初はただのいたずらメールだと思っていたのに、それは徐々に少女達を飲み込んでいく──人を呪わば穴二つ。それでも助かるんだったら──
-
奇跡を信じても信じてなくっても。運が悪くってどうしようもなくっても。仕事に追われて疲れていても、受験勉強に追われても、皆に等しくクリスマスはやってくる──。クリスマスをテーマにした、四つの物語。年に一度の日だもの。クリスマスに奇跡を信じてもいいじゃない。
-
友達と遊んでいて罰ゲームで、高層マンションを使って都市伝説の実験をしてこいと言われた私。さっさと実験を終わらせて帰ろうとしたのだけれど……。罰ゲームである高層マンションに侵入したら、出られなくなってしまい……。帰りたいけど、帰れない……
-
みやまのツイッターでふいに再会したのは、中学時代好きだった雪下だった。ひょんな事からデートをする事になったが、次にツイッターで連絡を取ったら──?少し不思議な物語。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。