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『幻冬舎(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全5216件

  • ぎっくり腰で一人倒れていた寒くて痛い夜。いつの間にか母と同じ飲み方をしてる「日本酒ロック」。緊張の海外ロケでの一人トランジット。22歳から10年住んだアパートの大家さんを訪問。20年ぶりに新調した喪服で出席したお葬式。正直者で、我が強くて、気が弱い。そんなあさこの〝寂しい〟だか〝楽しい〟だかよくわからないけど、一生懸命な毎日。
  • セブ旅行で買った、ワガママボディにぴったりのビキニ。いとこ12人が数十年(?)ぶりに全員集合して飲み倒した「いとこ会」。47歳、6年ぶりの引っ越しの、譲れない条件。気づいたら号泣していた「ボヘミアン・ラプソディ」の〝胸アツ応援上映〟。人間ドックの検査結果の◯◯という一言。ただただ一生懸命生きる〝あちこち衰えあさこ〟の毎日。
  • 海への恐怖を感じた、初めての遠泳。4人で襷を繫いだ「24時間駅伝」。お見合い旅inマカオ。〝初〟キスシーンに、〝初〟サウナ。ドラクエウォークで初めての高尾山。接続できずに大騒ぎのリモート飲み会。拍子抜けだった大腸検査。ブームに乗って、のんびり「おばキャン」のつもりが……。いくつになってもあさこの毎日は初めてだらけ。
  • 病による活動休止から10年を経ての復活ライブは大きな笑いに包まれ、松本ハウスの時計は再び動き始めた。しかし、かつてできたことができない自分を加賀谷は責め、そんな相方をなんとかしようと松本は焦り、コンビはぎくしゃくしていく。苦しんで悩んで涙した6年で辿り着いた答えとは――。“相方”への想いが胸を打つ感動ノンフィクション。
  • 叱るとは、あなたはすばらしい人間だと教えること――。「本物を、本気で」をポリシーに、三一年の歳月をシンクロナイズドスイミングのコーチ生活に費やしてきた著者。シドニー五輪での銀メダル獲得を達成した指導法とは?
    「叱るときは、全員の前で筋を通す」「時には理屈抜きにやらせてみる」など、潜在能力を引き出す指導の極意を伝授する。
  • 627(税込)
    著:
    矢口敦子
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    親友・美佐子の突然の死を知らされた三十九歳の翻訳家・麻子。死因が納得できない麻子の前に現れた美少年・泉は、年上の女性を翻弄し心中に見せかけ死に追いやる「心中ゲーム」の存在を教える。彼女は若者に弄ばれ死んだのか? 泉の力を借りて真相を探る麻子に、死んだ美佐子からメールが届く……。女性の孤独と切なさが胸を打つ恋愛サスペンス。
  • 現在の皇室典範のままでは“皇太子不在の時代”がやってくる。平成一七年に一旦は開かれかけた「女性皇太子・天皇への途」が〈男系男子絶対固執派〉のゴリ押しによって閉ざされた。そもそも皇室の祖神である天照大神は女性であり、歴代八人一〇代の女帝が存在する。にもかかわらず〈男系固執派〉が「皇室の危機」といいながら女性天皇を否定するのは、明治以来の皇室典範に底流する単なる“男尊女卑”思想によるものではないか。天皇をいただく日本の国体を盤石にするため必読の一冊。
  • あなたの恋愛がうまくいかないのには、必ず原因と解決方法がある! 彼ができない、結婚につながる恋愛ができない、失恋から立ち直れない、不倫の恋に苦しんでいる……。あらゆる恋愛の悩みから導きだされる、愛されない理由を徹底解明。自分の中にある問題をクリアし、愛され、大切にされるいい女になる方法を伝授します!
  • 人は人を愛する時、いつもどこかで本当の自分、飾り気のない自分をさらけ出してしまうのだろう。相手に見せたい自分、こんなふうに見てもらいたいと願う自分は、実は常に、中身のない、実体のない、ただの脱け殻にすぎないのだ――。愛の始まりから失恋、絶望、再生までを描く小池文学の決定版、本格恋愛小説。
  • 十九歳の誕生日を目前にして、琴子は「ここじゃない、どこか」に思いを募らせる。自分の世界に閉じこもった彼女がそこから飛び出すきっかけは、一人の少年だった。少年の叔父への琴子の切ない片想い、彼がその面影を追う謎の少女。新しい出会いが彼女を過去から解き放っていく--。
  • 紀彦(のりひこ)にとって相田家はごく普通の家庭だったが、両親は変わった人だった。母は整理収納に異常な情熱を傾け、孤独を愛す建築家の父はそんな母に感心していた。紀彦も結婚し子供ができる。やがて母が癌で亡くなり、父も看取りのあと自ら入った施設で亡くなる。その後、家のあちこちに母が隠したヘソクリが出現し……。限りなく私小説の姿を纏(まと)った告白の森ミステリィ。
  • 「発達障害」と診断されるケースが急増している。一方で「発達障害」や「グレーゾーン」と診断されながら、実際は「愛着障害」であるケースが数多く見過ごされている。根本的な手当てがなされないため、症状をこじらせることも少なくない。なぜ「愛着障害」なのに「発達障害」と間違えられるのか? 本当に必要な対処とは何か? 豊富な事例とともに「発達障害」と誤診されやすい人たちの可能性を開花させるための方法も解説。「発達障害」の急増が意味する真のメッセージを明らかにする“衝撃と希望”の書。
    ※本書は2012年に刊行された『発達障害と呼ばないで』のデータや内容を最新のものにアップデートするとともに、大幅に加筆修正を行ったものである。
  • 大人気の『数学女子』シリーズをはじめ、『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』など多数のビジネス書ベストセラーを生み出した著者の最新シリーズが電子限定版で登場。
    「なるほど!」と納得させられる人はみんな“数学的”に仕事をしています。
    本シリーズは、日本で唯一の「ビジネス数学」の著者が提唱する、短時間で論理的かつ具体的に伝えることができる「数学的コミュニケーション」の方法をわかりやすく指南します。

    第三弾目は「論理的なプレゼンの技術」。
    プレゼンの終了後、相手の頭に「?」マークが飛んでいたり、「そもそもさ…」と途中で中断されてしまったり……
    いい企画なのになぜかなかなか提案が通らない経験ありませんか。
    実は、プレゼンの成否は準備段階から決まっていたのです。
    本書では、数学的スキルを使いプレゼンを論理的に組み立て、戦略的に「YES」を引き出す方法をわかりやすくお伝えいたします。
    ・プレゼンする機会の多い方
    ・上司に自分の企画を通したい方
    ・話しているうちに着地点が見えなくなってしまう方
    ・プレゼン準備を何からはじめていいかわからない方
    そんな方々におすすめの一冊です。

    ○第1章 プレゼンテーションの超基本
    プレゼンテーションを数学的に定義する/1,000人を前にしたら、まず999人を捨てなさい/プレゼンテーションにおける「TPO」
    ○第2章 絶対に守って欲しい3つのポイント
    最後まで聞いてもらえないプレゼンテーションの特徴/プレゼンテーションは「矢印」でつくれ/数学的プレゼンは「構成要素」と「順序」で決まる
    ○第3章 考えてみよう! 「なるほど」と言わせるシナリオ作り
    あなたの“プチ自慢”を数学的につくってみよう/あなたの企画が通る! 断る理由を消去するプレゼン術/「相手を動かすプレゼンテーション」の黄金比
  • この世にオリジナルの発想などない。既存のアイデアにはすべて下敷きがある。それにさえ気づけば、自分のこだわりに囚われワンパターンに陥ることはない。むしろ積極的に他人の視点・思考を盗めばいい。最初はモノマネでも繰り返して特徴を掴めば、もう盗んだも同然、それは自分のものだ。企画会議、電車内の会話、テレビ、ブログ……この世は他人の発想で溢れている。もう「斬新なアイデア」に悩まない。人気放送作家が実践する、アイデアの源泉を枯渇させない発想術。
  • 仕事が忙しすぎて恋愛をしているヒマがない。だったらセックスは、金で買えばいい。朝の顔を務める女子アナの紗奈子は、秘密の会員制買春サロンを訪れる。しかし冷たい眼をした男娼・貴島のプレイは、想像を絶していた。泣きじゃくりながら、自慰を繰り返す紗奈子。「もう許してっ……」。禁断の扉の先にあったのは蜜園ではなかった。肉欲の沼だった。
  • 誰もが回顧する、「あのとき言えていれば」という甘美な思い。だが、愛を口にできなかった者たちの物語とは、愛が成就しなかった者たちの物語でもある――。『ブロークバック・マウンテン』『フィールド・オブ・ドリームス』『プリティ・ウーマン』……。スクリーンに映し出される一瞬の歓喜と哀切を鮮やかに手腕で浮き彫りにする珠玉の三十二編。
  • 「あなたのことが許せないのは、
    あなたが私が愛して愛して愛してやまない娘の
    身体や心を傷つけることを平気でするから」
    母はそう言い続けて、最後の息を引きとった。

    愛しているゆえに疎ましい――母と娘の関係は、いつの時代もこじれ気味なもの。ましてや、キャバクラや風俗、AV嬢など、「夜のオネエサン」とその母の関係は、こじれ加減に磨きがかかる。
    「東京大学大学院卒、元日本経済新聞記者、キャバ嬢・AV経験あり」の著者の母は、「私はあなたが詐欺で捕まってもテロで捕まっても全力で味方するけど、AV女優になったら味方はできない」と言い続けて世を去った。
    本書は、著者がそんな母を看病し、最期を看取る日々のなかで書かれたもの。自身の親子関係や、夜のオネエサンたちの家族模様を、生き生きと描き出す。
    エッジが立って、キュートで、エッチで、切ない、母も父も娘も息子も必読のエッセイ26編。
  • 2013年の後半は、星の巡りが大きく動く転換期。そんな大事な時期だからこそ、幸せな毎日を過ごすためには運気を引き寄せることが大事に。この半年を輝いて過ごすためのヒントが詰まった、12星座別の星のお告げを伝授します。本電子書籍は、雑誌『GINGER』9月号の「愛と仕事と人生占い特集」に加筆修正を加えた電子オリジナル作品です。
  • 605(税込)
    著:
    松本侑子
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    セックスは心を裸にすること。愛する喜び、愛される幸福に感動しながら、快楽と安らぎを与えあい、新しい自分に出逢うこと……。生きる喜びに満ちた性、深い官能を通して、女であること、男であることを楽しむために、ロングセラー『別れの美学』の著者が贈る、ハートフルで刺激的な、すてきな大人の性愛エッセイ集、新装改訂版!
  • 婚活真っ最中の柿谷莉歩にできた彼氏、宮田博之は大手企業のイケメン敏腕営業マン。その頼もしい仕事ぶりと、どこまでも優しい人柄に莉歩はベタ惚れだったが、博之には「勃起障害」という深刻な悩みがあった……。博之の病いを治そうと奔走する莉歩。やがて彼女は最愛の人がひた隠しにしていた衝撃の事実を探り当てる。二人の恋路の行方やいかに?
  • 517(税込)
    著:
    唯川恵
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    平凡な結婚を控えた公美は、偶然出会った男とのセックスで快楽に目覚め、全てを捨てて彼の元へゆき水商売を始める。一年後、かつての婚約者と再会するが……(「ただ狂おしく」)。仕事にも結婚にも答えを見つけられない女たち。人生という長い旅の幸福な結末を求め、覚悟を決めて歩き出す彼女たちの、孤独と痛みを描ききる、ビターな恋愛小説集。
  • 奇妙なヤツらに会えるのは深海だけじゃない! 浅い海にもこ~んなにヘンな生物がいる。水中カメラマンが35年間撮りためた、キモかわ写真がオールカラーで満載!

    つぶらな瞳と無精ヒゲがキュート――ダンゴウオ
    砂に隠れて恐怖の待ちぶせ――ボビットワーム
    ミサイルみたいな猛毒の針――リュウキュウフクロウニ
    ウデ1本からでも生き返る――ヒトデの一種
    清少納言のお気に入り!? 小さな宇宙人――ワレカラのなかま
    派手なのに目立たない――ハダカハオコゼ
    海底の掃除機――メリベウミウシ  など
  • 妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL……。人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。
  • 京都の古刹を訪れた東京の弁護士・辻村は、本堂で出会った和服の美人・沙羅と思いきって食事の約束をする。夫の浮気に悩む人妻の綺麗な眉、色っぽい唇……脱がせたらどんな躰なのか――欲望は脹らむが、部屋に誘うのは意外にも容易だった。すぐに唇を塞ぎ胸元に手を入れた。愛撫で乳首がしこる。「帯、解いておくれやす」たまらず沙羅は言った。
  • 十六歳で不幸な事件に巻き込まれ、心を閉ざして生きてきた美しい女・織江。幼少の頃からその美貌に憧れ、織江の事件を書いて小説家デビューした醜い女・由羽。同作の映画化を契機に再会した二人は感情をぶつけ合いながらも、編集者・尾崎の協力を得て奇妙な共同創作活動を始める。愛されたい、満たされたい……女の執念と嫉妬を描き切った傑作。
  • ムンクの言葉で新しい人生が目を覚ます。原田マハの名訳により待望の刊行。

    懊悩と官能をつづった画家ムンクの『愛のぬけがら』。
    生涯書き続けた創作ノートには、愛と死、人生がむきだしにしたためられていた。
    旅先で見つけたこの一冊に震えが止まらなくなった大人気作家が、アートへの愛をこめて翻訳。

    臆病なのに、取り返しのつかないことを繰り返してきた人生。道ならぬ恋の果て、相次ぐ家族の死・・・・・。
    得体の知れない心の動きをエネルギーにした言葉たちは、読んだ人間の心を突き動かし、新しい人生を呼び込む。
    「生きること」への恐怖と不安を、鮮烈な輝きに変化させるメッセージの数々。
  • 477(税込)
    著:
    狗飼恭子
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    今日も考えるのは、恋のことばかりだ--。彼の家で前の彼女の歯ブラシを見つけたこと、出会った全ての男性と恋の可能性を考えてしまうこと、別れを決意した恋人と一つのベッドで眠ること、ケンカをして泣いた日は手帖に涙シールを貼ること……。“恋愛依存症”の恋愛小説家が、恋愛だらけの日々を赤裸々に綴ったエッセイ集第1弾。
  • 世界が薔薇色に変わる瞬間を求めている--。保健室登校を繰り返すまどかは「あの人」のぬくもりを求め、夜毎男と関係を持つ。誰にも嫌われないように笑顔の練習をするなつみは、恋に積極的になれない。二人の出会いをきっかけに、それぞれの「好き」が動き始めた。本当の気持ちと本当の私に気づくまでを切ないほど繊細に描く長編小説。
  • 「このまま、殺して…」。花火大会の夜、エクスタシーの頂点で冬香が発した言葉に誘われるまま、菊治は彼女の首を絞める。最愛の女を殺めた男。彼を待っていたのは、苛烈な取り調べと孤独な法廷闘争だった。故意か過失か、それとも愛の証しか。菊治が最後に受け入れた罪と罰とは?論理では測れぬエロスの深淵を問い詰めた文芸大作。感動の結末。
  • かつて一世を風靡した作家・村尾菊治は、旅先で女性編集者から彼の大ファンという人妻・入江冬香を紹介される。そのしなやかな容姿と控えめな性格に魅了された菊治。二人は狂おしく逢瀬を重ね、惹かれ合うが、貪欲に性愛の頂きへ昇りつめる冬香に、菊治は次第に不安を覚える。男女のエロスの深淵に肉薄し話題騒然となった問題作。
  • 606(税込)
    著:
    渡辺淳一
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    愛妻の死を契機に、残りの人生を謳歌することにした整形外科医の国分隆一郎、73歳。ある夜、愛人とのセックスの最中に突如性的不能となった彼は、絶望と孤独のどん底に突き落とされる。折しも、亡き妻を彷彿させる女性弁護士が患者として来院。強く心を惹かれるが――。高齢者の性の“真実”を赤裸々に描き、新聞連載時から大反響を巻き起こした衝撃の問題作!
  • 627(税込)
    著:
    中條てい
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    彼女との関係をあと一歩進められない会社員、ホームヘルパーの仕事に行き詰まる主婦、娘を亡くしてしまった夫婦、中学受験に失敗した優等生、家族との確執により結婚に踏み切れない女性……。きっかけはほんの些細でも、誰かが誰かを想った行動が、立ち止まっていた背中を優しく押して--。思いもよらない幸せのリンクに心が震える傑作長編小説。
  • 見合いの席で一目惚れ、没落華族の元に嫁いだ、豪商の娘・菊乃。しかしそこは地獄だった。妾の存在、隠し子、財産横領、やっと授かった我が子の流産――。菊乃は、欲と快楽を貪る旧弊な家の中で、自立することを決意すると、高慢な女中頭に暇を出し、傾いた財政を立て直す。激動の明治に鮮やかに華開く女の一生。
  • 1,320(税込)
    著:
    浅野裕子
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    結婚生活だけでは、渇きはとまらない。愛人に妻の座をゆずった日から始まる色鮮やかな日々――。「I love you」 そう言える相手を求める男と女と全身に憎しみを抱えた少女とのラブサスペンス!
  • 1,584(税込)
    著:
    田中経一
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    鬼才と呼ばれ、怪物と恐れられた北大路魯山人。そのミステリアスで壮絶な一生とは。小説・魯山人

    稀代の芸術家が生涯に残した仕事は多岐に亘る。会員制の「美食倶楽部」で食通たちを虜にし、天下の名料亭「星岡茶寮」を立ち上げ、三十万点もの陶芸作品を生み出した。一方天才ゆえの傲慢さ横柄さは周囲の友人、恩人、家族を傷つけ遠ざけ、病床に寄り添うのは平野雅章ただ一人。鬼才と呼ばれ怪物と恐れられた北大路魯山人とは一体どんな人物か。平野は縁の深い人物を訪ね歩き、その実像に迫ろうとする。料理人の松浦沖太と武山一太、若かりし魯山人に影響を与えた細野燕台、盟友・中村竹四郎、陶芸家・荒川豊蔵、三番目の妻中島きよとその娘和子。明らかになる知られざる顔とは。
  • 他人のものばかりほしくなる不倫女、スーパーの「お客さまの声」に夢中な主婦、旬がすぎ実家に帰ったタレント、人との距離が測れず、恋に人生に臆病になった女。愛に飢え、自分をもてあまし、将来に悩みながらも、このまま足踏みはしていられない――。現状に焦りやもどかしさを抱える6人の女性の生々しい性愛の呪縛と一瞬の煌めきを描いた恋愛小説。
  • 警視庁上野署の八神瑛子。容姿端麗ながら暴力も癒着も躊躇わない激烈な捜査で犯人を挙げてきた。そんな彼女に、中米の麻薬組織に狙われる男を守ってくれ、という依頼が入る。男を追うのは残虐な手口で世界中の要人や警官を葬ってきた暗殺者。危険すぎる刺客と瑛子はたった一人で闘いを始める……。爆風を巻き起こす、炎熱の警察小説シリーズ第二弾。
  • アウトサイダー・アートとは、障害者や犯罪者、幻視者など正規の美術教育を受けない作り手が、自己流に表現した作品群。40年間、小さなアパートで空想の戦争物語を挿し絵とともに描き続けたヘンリー・ダーガー。手押しの一輪車を心の支えに33年間、石を運び、自分の庭に理想宮を作り上げたフェルディナン・シュヴァル。12歳で入った養護施設で貼り絵と出会った山下清。彼らに通底するのは社会からの断絶によって培われた非常識な表現手法。逸脱者だからこそ真の意味で芸術家たりえた者たちの根源に迫る。
  • 自殺とされた夫の死の真相に迫る警視庁上野署の八神。警察による証拠改ざんの疑いが増す中、執念で?んだ手がかりは、新宿署の五條の存在だった。権威と暴力で闇社会を支配する五條に、八神は命を賭した闘いを仕掛ける。硝煙の彼方に追い求めた真実は見えるのか? 美しくも危険すぎる女刑事が疾走する警察小説シリーズ、壮絶なクライマックスへ。
  • 暴力を躊躇わず、金で同僚を飼い、悪党と手を結ぶ。上野署組織犯罪対策課の八神瑛子は誰もが認める美貌を持つが、容姿から想像できない苛烈な捜査で数々の犯人を挙げてきた。そんな瑛子が世間を震撼させる女子大生刺殺事件を調べ始める……。真相究明のためなら手段を選ばない、危険な女刑事が躍動する、ジェットコースター警察小説シリーズ誕生!
  • 革命家、プロ選手、芸能人、映画人、作家、政治家、任侠人……ここには世間から見れば型破り、落ちこぼれた異端者しかいない。尾崎豊、小池重明、たこ八郎、横山やすし、野村秋介、安藤昇といった有名人から、著者が偏愛畏怖する斎藤竜鳳、江藤小三郎、高橋和巳、村上一郎まで、男の中の男71人の激烈に生きた証と死に様を謳った愛と憧憬のバラード。
  • 小説家としてだけでなく、女優、映画監督、脚本家など、幅広いジャンルで活躍する唯野未歩子、初めての電子書籍オリジナル小説。

    RADWINPS「me me she」、奥田民生「手紙」、松田聖子「制服」、松任谷由実「青いエアメール」、THE BLUE HEARTS「ラブレター」、矢野顕子「ひとつだけ」、くるり「ピアノガール」。せつないヒットソングをモチーフに、ささやかな人生を生きる様々な人たちの「片思い」模様を繊細に綴る連作小説です。

    「暴風域」 
    別れるとき、旬くんとあたしは毎回、嵐のように啼いた。「八回ふられても嫌えない」と彼は泣く。でも、あたしは知っている、これはあたしの片思いだということを。
    「冬晴れ」
    みつめるだけでいいの。そういったら、「ずっと見守っていてくれ」先生はいった。――はかない片思いの記憶が、四十一歳でひとりのわたしの人生を、あたらしくしてくれる。
    「五月闇」
    親友は、自分の元妻と結婚しろと僕に言う。大学時代、東京で僕ら三人はともにすごした。確かに僕は彼女が好きだった。でも、彼女と結婚するのは、心底から嫌だ。
    「花曇り」
    卒業式。レースを縫い込んだ制服を脱ぐあたしは、明日から好きなものを着る。そして、亮くんは、もう二度と会えないひとになる。いまが、はじめての別れだ。
    「老婦人の夏」
    愛猫・ヒュッテを入院させた帰り、私は思い出している。交通事故で死んだつぐにいちゃま、二十五年を共に生きた不倫の恋人、そして、ヒュッテがやってきた夜のことを。
    「窓霜」
    妻が亡くなって三ヶ月。義妹が妻の愛犬ルルを返してきた。霜柱の断つ寒い朝、俺とルルはぎこちない散歩に行き、その道すがら、妻のはかない影をたぐり寄せる。
    「青きを踏む」
    毎年恒例の花見の午後。咲き乱れる桜の下、訪れるはずの友人たちを待つ夫をぼんやりと眺めながら、わたしは、夫にまだいえないでいる、授かった命のことを考える。
    「ドッグデイズ」
    姪の礼と、お風呂でパフェを食べながら、わたしは猛のことを考える。ふられて一年半も経つのに、からだしか知らないのに、世界でいちばん大好きな猛のことを――。
  • 雲は、それ自体が私ではありません。雲を浮かべている青空、それが私です。青空としての私。このことを本当に実感したとき、心に積もっていた苦しみも、心を離れない悩みも、雲が空に融けるように、ふわっと消えてしまいます。仏教のアップデートを説いて仏教界に旋風を巻き起こしている僧侶による青空の教え。
  • 2,277(税込)
    著:
    青柳翔
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    待望の写真集刊行!
    カメラマン桑島智輝による、独占撮り下ろし。

    初めて明かされる素顔、初めて語る言葉。
    人生は、一度きり――。北海道から上京し、劇団EXILEのメンバーとなった青柳翔。その素顔を、一年間にわたり様々なシーンで切り取った写真と、これまでの葛藤やこれからの希望を綴った言葉。

    [フォト]
    桜の善福寺川、夏の海釣り、秋の東京、冬のお台場夜景……春夏秋冬のシーン。緊張感あるレコーディング、ドラマの撮影、名優たちに囲まれた主演映画の舞台挨拶、雑誌表紙撮影、笑顔のはじける北海道での番組ロケ、ファンに囲まれたCDリリースイベント、売れない演歌歌手に扮した北九州の映画ロケ、MV撮影現場などなど、一年間の青柳翔の仕事現場に密着。ほかでは見ることのできない季節とともに移ろいゆく素顔。
  • 健康器具会社で働く美菜子に企画部への異動辞令が下りた。6年越しの希望が叶い喜んだのも束の間、勤務先が畑とわかり、美菜子は「元カレと結婚しておけばよかった」と落胆を隠せない。しかも共に畑を運営する区の職員、河田は神経質で無愛想この上ない。二人は開園イベントの準備にとりかかるが……。都会の畑で始まる不器用な恋の行方。
  • 1,408(税込)
    著:
    倉阪鬼一郎
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    翻訳家が失踪、古本屋が売り渋り、読む者みな戦慄き、読了した者がいないという一冊の洋古書を巡る怪奇と倒錯の大迷宮。綾辻行人氏、千街晶之氏絶賛。本格ホラーにして本格ミステリーの傑作!
  • この世の女性は、みんな“美人”と“美人予備軍”。大事なのは、美人に見えるかどうか。赤い口紅で手に入る洗練とエレガンス。四十歳を過ぎると逆転するリアル美人と雰囲気美人。美人は幸せの絶対条件ではない。だからお金と労力は無理なく。あとは自分の好きなことに使おう。永遠のおしゃれアイコンによる、効率的に美人になって人生を楽しむ法。
  • 鍼灸師の浮田に弱みを握られ、地下牢に監禁された美少女いずみ。処女の体液を飲むと絶倫になるという健康法を編み出した浮田の目論見で、少女は性感を高める鍼を打たれ、セーラー服姿で、金持ち老人に差し出される。執拗な愛撫と折檻。「イヤ」と泣きながらも処女とは思えないほど濡れると、ここぞとばかり、老人の舌と唇が体中を這いずり回る。
  • 826(税込)
    著:
    高嶋哲夫
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    政府の圧政や麻薬組織の犯罪が続き、難民流
    出が絶えない中米の小国コルドバ。米国は政
    府と麻薬組織の対立を激化させ、新たな指導
    者を擁立する計画を秘密裏に立てる。指揮を
    任されたのは米国陸軍の元大尉ジャディス。
    かつてコルドバ難民を死なせ、虐殺者の汚名
    を着せられた男だ。次々と試練が降りかかる
    中、腐敗した国を再建することができるのか。
  • 517(税込)
    著:
    阿刀田高
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    はじまりは色褪せた一枚の写真だった――。記憶の奥底に揺らめく見知らぬ男の影。春になると蠢く不気味な衝動。過去から突然届く父の論文……。自分の出自をめぐる疑念から、高見は己に流れる忌まわしい血が導く深い闇へと誘われる。ギリシア、萩、そして鎌倉へ。「私は一体何者なのか?」自らを導く〈運命〉の根源を問う、会心の長編小説。
  • 自分をかばって暴漢に刺された瑛介に小夜はさらに思いを募らせた。それを知った彩継の嫉妬と執着は夜ごと激しさを増す。「私がおまえの最初の男になろう」板戸を閉めた薄暗い蔵の中、目だけをギラつかせ、ついに彩継は言った。本気だ。小夜は後じさった。抱かれるわけにはいかない。「お養父さまが私に触れたら、その瞬間、舌を噛んで死にます」。
  • 下町・八丁堀で働く内田偲は、単調だが平穏な日々を愛し楽しんでいた。だが街に少しずつ不穏な空気が流れ始め、犯罪が不自然なほど急増する。原因を探る偲が辿り着いたのは、人を思い通りに操ろうとする企みだった。金も力も組織もない若者は街を救えるのか?心理操作の恐怖と人間の“愚かしさと愛しさ”を精緻に描く鮮烈エンターテインメント。
  • 湾岸戦争の勃発、国家財政の悪化、米格付会社による投資適格剥奪……ソブリン債はデフォルトの危機に瀕した。米国財務省からの圧力が強まるなか、但馬は「十年に一度の意味あるディール」としてトルコ経済救済のためのシンジケートローン組成に挑む。想像を絶する苦悩の日々が始まった――。女性官僚と邦銀バンカーの奮闘を描く快作、感動の後編。
  • 東西銀行の但馬一紀はトルコで初めて獲得した融資案件の主幹事を、担保差入制限条項をめぐる見解の相違から失いかける。一方、但馬が頼りとする女性官僚ニルギュン・エンヴェルは、巨額債務と政治腐敗を抱える母国トルコの舵取りに頭を悩ませていた――。巨大銀行と国家の暗闘、新興国の債務管理の実態を迫真の筆致で描く超リアル国際金融小説。
  • 627(税込)
    著:
    矢口敦子
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    過去に金のために卵子を売った木綿子と、不妊に悩みその卵子を買った絹恵。二人の「子供」である十六歳の恵哉が、一家四人惨殺事件の嫌疑をかけられ自殺した時に、彼女達は出会う。息子の無実を信じる木綿子は真犯人捜しに乗り出すが、絹恵は懐疑的だった……。犯人が現場に残した「VS」の謎が解けた時、二人は恵哉の心の叫びを知る。長篇ミステリ。
  • 親の「まだ早い! 」は、いつだって「もう遅い! 」

    性教育は決してタブーではありません!
    いまのインターネット社会においては、3歳から10歳までの性教育が必須!

    小さなころから正しい知識を身につけることで、
    自己肯定感が高まる!
    性犯罪にも巻き込まれない!

    本書は、小さなころから知っておいてほしい体と性のふしぎを
    親子一緒にかわいいイラスト・マンガで楽しく学べる一冊です。

    性教育は、性の話も親の愛情も素直に受け入れる「3歳から10歳まで」に行ってください。
    「命の誕生の奇跡」「親の愛情」「身を守る」ことを知る大事な機会となります。
    まさに、学校では教えてくれない、性教育実践編!

    <もくじ>
    【第1章】体のしくみ
    どうして毛って生えてくるの?
    男の子と女の子っていつきまるの?
    女の子の性器はなんてよべばいいの?
    おちんちんの大きさはどれくらいがふつうなの?
    おちんちんが大きくなってたつのは、どうして?
    声がわりって、なあに?

    【第2章】女の子の話
    生理って何才からはじまるの?
    どうして生理中ってイライラするの?
    生理って、いたいの?
    生理中はどれくらい血が出るの?

    【第3章】男の子の話
    射精って、なあに?
    夢精って、なあに?
    おしっこと精液はまざらないの?
    精子の数って、どれくらい?
    おちんちんをさわると気もちいいって、へん?

    【第4章】いのちの話
    どうして男の子は妊娠しないの?
    赤ちゃんはどうやってできるの?
    ふたごってどうやって生まれるの?
    おなかの中の赤ちゃんは何をしているの?
    どうして赤ちゃんは10か月もおなかにいるの?
    赤ちゃんはどこから生まれるの?
    何才になったら妊娠してもいいの?

    【第5章】自分をまもる
    友だちにパンツの中を見せてと言われたら?
    もし知らない大人から声をかけられたら?
    無料のスマホアプリはやってもいいの?
    体のなやみをインターネットで聞いてもいいの?

    【第6章】こころの話
    思いやりって、なあに?
    人をすきになるってどういうこと?
    「男の子」「女の子」と言われてへんな気分になったら?

    おうちの方へのアドバイスも充実!
  • 陸上部で怪我をして自棄になっている遠子のクラスに転校生の千絵がやってきた。複雑な家庭の事情も屈託なく話す千絵に、遠子は不思議な魅力を感じる。二人の友情と成長を描いた「あかね色の風」。大好きなクラスメイトに手紙を出そうとする愛美の純粋な想いを綴った「ラブ・レター」。思春期の少女達の揺れる感情を照らし出す、青春小説の金字塔。
  • 築五十年のオンボロビル「スカイカーサ武蔵小金井」には、人なつこい幽霊の少女・アリサがいる。一階の若き古本屋店主・達也を始め、逝ってしまった大事な人への後悔を抱える店子たちは、アリサの「つなぎ」でその人たちと涙の邂逅を果たす。みんなに愛されるアリサだったが、その「過去」にはある痛ましい事件が――。ほろりと泣けるミステリ。
  • 275(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 幻冬舎plus+
    出版社: 幻冬舎

    初心者も、リピーターも、もう迷わない。
    紅葉の秋、食欲の秋に、生粋の京都人が選ぶ“とっておき”。

    <紅葉の定番>
    茶心のもみじ道――今宮神社から清明神社へ
    『源氏物語』ゆかりのもみじ巡り――上賀茂神社から廬山寺へ
    東山の隠れもみじ――赤山禅院から長楽寺へ

    <和食の定番>
    「京」と名の付く店には注意
    料亭と割烹――「祇園丸山」と「草喰なかひがし」の場合
    八十有余年、食通たちが足を運んだ割烹の原点「浜作」
    雅な京料理を弁当で手軽に味わう

    ※本作品は、『京都の定番』の一部を抜粋し再構成したものです。
  • 557(税込)
    著:
    新堂冬樹
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    最愛のサキが癌で余命三カ月と宣告された日から、修次の凄まじい凶行が始まった。見ず知らずの女性の顔に額を叩きつけ、いたいけな少年の顎をライターで炙り、無垢な少女を家族の前で凌辱する。その刃はかつての恩人にも……。サキが修次への愛だけを胸に最期を迎えようとするなか、なぜ彼は破滅への道を突き進むのか? 血塗られた超純愛小説!

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