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『角川春樹事務所、大江戸少女カゲキ団(時代小説文庫)(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • 実の娘である芹をさんざん蔑み、挙句の果ては自分と母を捨てた父親が、喧嘩沙汰で命を落とした。しかし亡骸となった父の懐には「少女カゲキ団」の錦絵が入っていたという。ろくでもない父だと思っていたはずなのに、本当は大切に想ってくれていたの──困惑し、気持ちとは裏腹に涙が止まらない。そんな中、カゲキ団の最後となる飛鳥山での披露の日が迫ってくる。縁談、出自、新たなる望み──。幾多の試練と様々な想いが交錯しながらも、少女たちは強い決意を胸に秘め、舞台の幕開けに挑む!! 芝居をとおし、懸命に生きる少女たちを描いた物語、感涙の完結巻!!
  • 空から謎の灰が降り注ぐなか、七夕の夜に江戸の街を地震が襲った。翌朝、芹は今まで見たこともないどす黒い空を見上げ、不安な気持ちに駆られながらも「少女カゲキ団」の稽古所へと向かう。一方で才の父親が踊りの師匠・花円に「娘の縁談が決まりそうなので、あんたがけしかけている妙な遊びをやめさせろ」と詰め寄ってきた。このままでは飛鳥山での芝居が出来なくなってしまう。花円が取った行動とは!? 夢を追いかけ、芝居をとおして羽ばたこうと懸命に生きる少女たちを描く、話題沸騰の時代小説シリーズ第四弾!!
  • 「掛け茶屋まめや」で働く芹は、才、紅、仁の三人とともに、娘一座「少女カゲキ団」を結成し、正体を隠しながら芝居を続けていた。錦絵も世に出回り、少女カゲキ団の名は一気に江戸中に知れ渡るようになる。そんな折、南伝馬町にある薬種問屋橋本屋の箱入り娘、静が仲間に加わった。しかし静は男の身でありながら、女として生きなければならないという秘密を抱えていた。新しい芝居に臨む五人。しかし稽古が上手くいかず、不協和音が生じる弟子たちに、師匠の東花円から意外な提案が持ちかけられた──。話題沸騰のシリーズ第三弾!!
  • 掛け茶屋「まめや」で働く芹は、ひょんなことから、踊りの師匠・東花円の弟子である才、紅、仁の三人とともに、男装して娘芝居をすることになった。自分たちの身分を隠し、満開の桜が咲き誇る飛鳥山で披露した娘芝居は、瓦版が売り出されるほど江戸中の評判となる。気を良くした芹たちは、娘一座「少女カゲキ団」を結成して芝居を続けることにした。そんな折、南伝馬町にある薬種問屋橋本屋の箱入り娘、静が思いも寄らないことを言い出し、少女カゲキ団に暗雲が立ち込める──。話題沸騰のシリーズ第二弾!!
  • 花のお江戸の両国に、芹が女中として働く「掛け茶屋まめや」がある。芹は幼いころ、役者だった父のもとで芝居の稽古に励んでいた。しかしあることがきっかけで、芝居や踊りからすっかり遠ざかってしまう。ある日、芹は久しぶりに心の中で踊りの師と仰いでいる東花円の稽古所を覗いた。ちゃんと金さえ積めばあたしだって立派な師匠に弟子入りすることが出来るのに……。心にうずく妬み心を隠しつつ、踊りへの未練を捨てきれずにいた。そんな時、花円が突如まめやに現れて、意外な申し出をしてきた──。待望の新シリーズの開幕です!!

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