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『ハーレクイン、401円~500円(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全2038件

  • ナースのリアノンは2週間前、亡き親友から忘れ形見を託された。赤ん坊の父親は、世界的に有名なギリシア富豪、ルカス・ペトラキデス。陰のある美貌、洗練された立ち居振る舞いだけでなく、誠実さと責任感の持ち主という評判を知り、リアノンは心を決めた。親元のほうがこの子は幸せなはず。愛着が湧いてしまう前に渡さないと。ところが、電話をしても取り次いでもらうことさえできず、やむなく彼の高級リゾートで開かれるパーティー会場へ向かった。勇気を振り絞り、話を聞いてほしいと告げたリアノンをルカスは冷たく一瞥して、警備員に彼女をつまみ出せと指示した。満座の注目が集まるなか外へ連れ出されながら、リアノンは叫んだ。「あなたの赤ちゃんがいるの!」

    ■ウェールズの郊外でつましく暮らすリアノンは、給料の半月分もの大金をはたいてルカスのホテルの一室を予約したのでした。でも、無慈悲な大富豪はリアノンの訴えを真っ向から否定して……。HQイマージュの代表作家、ケイト・ヒューイットの秀作をどうぞ!
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 誰かが薔薇の花束を贈ってくれたら、自分が特別な存在なんだと思える……。

    故郷での休暇中、エレナーはフルク・ファン・ヘンスムと再会した。彼と最後に会ったのは、もう15年も前のことだ。昔のフルクは、エレナーの髪を引っ張るような威張りん坊の少年だった。それが今や有名な内科医で、長身の立派な大人の男性になった姿に、エレナーは息をのんだ。でも、意地の悪さは以前と変わらない。エレナーの家族にはにこやかなのに、なぜか彼女にはそっけないのだ。不意にフルクから、結婚はしたのかと問われ、エレナーの脈拍が上がる。まだと答え、同じ質問を返すと、フルクは言った。「婚約はしている」エレナーはなぜだかわからないけれど、ばかばかしいほど動揺した。単なる嫌いな人のはずなのに……どうしてこんなにも心が乱れるの?

    ■「婚約者はきれいな人?」女心から思わずそう問いかけ、目をみはるような美人で服のセンスも抜群という答えに、エレナーは自分の着古した服を見て意気消沈。そんな彼女は、クリスマスに大切な人から大きな薔薇の花束を贈られるのが夢ですが、はたして……?
    *本書は、クリスマス・ストーリーから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • この世のすべてを焼き尽くすような深紅の瞳――彼になら、このまま殺されてもいいわ…。過去に交わされた声が聞こえるという特殊能力をもち、幼い頃から喧騒と孤独のなかで生きてきたアシュリン。ブダペストの古城に天使たちが住むという噂を聞き夜の森に侵入した彼女は、そこで真新しい血に染まった屈強な男の姿を目にする。殺意をむき出しにアシュリンに近づくその男性。しかし彼女が感じていたのは恐怖ではなく、完全な静寂と言いようのない安心感だった――。
  • クリスマスの喜びを彼と一緒に……。ただそれだけが、シンデレラの願い。

    毎週水曜日、ペッパーは朝から落ち着かず期待に胸を高鳴らせる。彼女の小さなベーカリーに、サイモンというすてきな客が来店するから。出逢って5カ月近くがたったころ、彼が大企業のCEOと知って驚いた。ペッパーは8歳で母と死に別れ、その後、育ててくれた祖母も亡くなって天涯孤独となってからは店の2階を住まいに、つましく暮らしてきた。そんな自分には、サイモンは手の届かない遠い存在に思えたが、彼の会社のパーティを手伝った夜、二人の間の壁が崩れ、情熱が溢れた。だが、NYで最もセクシーで勢いのある実業家とされるサイモンとの恋は世間の注目を集め、ペッパーは彼に迷惑をかけまいと別れを告げる。ほどなく店と家を焼け出され、予期せぬ妊娠まで判明するとは……!

    ■おなかの子には、父親の顔を知らずに育った自分と同じ思いはさせたくないペッパー。ゆえあって生涯独り身を決め込むサイモンの決断は? クリスマスが嫌いなサイモンと、クリスマスが大好きなペッパーが粉雪舞う季節に繰り広げる、愛おしくて感動的なロマンス!
  • 「結婚してくれ」「子供を産んでほしい」孤独な彼女は愛の言葉と信じたけれど。

    3年間片想いしてきた男性が、花嫁となった妹にキスをした。大好きなクリスマスなのに、ホリーはみじめでたまらなかった。両親の死後、私は夢をあきらめ、妹を必死に育ててきた。男性とつき合った経験もなく、子供を持つ夢もかなっていない。このまま私の人生は、他人に尽くして終わってしまうの……。ギリシア富豪スタヴロスには時間がなかった。富も名声も手に入れた。だが今、欲しいのは血を分けた我が子だ。不治の病に冒された僕に残された時間は、あと数カ月。無垢なホリーなら、子供の母親としてうってつけじゃないか?

    ■スター作家J・ルーカスがクリスマスをテーマにした今作は、ヒーローが余命わずかで妻と子を熱望し、ヒロインを熱烈に手に入れようとするという展開で冒頭から目が離せません! 凍える寒さも忘れるような、情熱的なクリスマス・ロマンスをお楽しみください。
  • 帰らなきゃ。愛していると気づかれる前に。

    エイミーは夫マルコに会うため、町に帰ってきていた。それは、新婚半年で彼女が家を出て以来、2年ぶりの再会であり、離婚を切り出し、夫に同意してもらうための再会でもあった。滞在は短ければ短いほどいい――鋭いマルコのことだから、長くいたら、きっと嘘がばれてしまう。本当は愛していると。だから、彼の同意を得たら、すぐに立ち去るつもりでいた。ところが夫は離婚を受け入れず、帰すまいと束縛する。しかもなぜ、傷ついたように私を見ているの?子供が望めない私への、愛などどこにもないはずなのに……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • レイチェルは父親と大喧嘩をしたあげく家出して、憧れの国スペインへやってきた。目的はふたつ――死んだと聞かされてきた母親を捜すためと、政略結婚から逃れるためだ。しかし動き回っているうちに所持金が底をつき、困った彼女は臨時の秘書の仕事にありつくことにした。オリーブの林を抜けて、目指す住所を訪ねると、なんと立派な庭園の向こうにお城が建っている。レイチェルは小躍りした。城主が雇い主なんてついてるわ!だがその喜びも雇い主のルイス・アルバレスと面会するまでだった。全身に威圧感を漂わせた風貌に、彼女は目の前が真っ暗になった。
  • 真夜中に、見知らぬ男が家に侵入!だがなぜか警察に引き渡す気になれず……。■それは雨上がりの深夜だった。不審な物音に目覚めたドーラは居間に下りていった。滞在しているコテージは姉夫婦の別荘で、二人は今旅行中だ。居間には疲れきった顔の、裸足の少女が震えて立っていた。そしてキッチンには見知らぬ男が……。男は不法侵入しておきながらドーラに驚かされたようなことを言い、このコテージにはドーラが寝起きしていると知ると出ていこうとした。だが女の子は見るからに具合が悪そうだ。熱があるに違いない。ホームレスのような男の格好を見れば不安を駆り立てられもするがドーラは子供を見捨てておけず、泊まっていくよう申し出る。そこへ、警報装置が作動したと連絡を受けた警察がやってきた。気がつくとドーラは、何も異状はありませんと嘘をついていた。
  • シリーズ2冊
    550671(税込)
    著者名:
    ルーシー・ゴードン
    翻訳者名:
    高杉啓子
    レーベル: ハーレクイン

    太陽のようにまぶしい笑顔、艶やかな黒髪。留学先のイタリアで、出会った瞬間ジョアンはフランコに恋をした。でもフランコにとってその頃のジョアンはただの年下の女の子。妹のようにしか見てくれない。それでも幸せだった。あの運命の夜、いとこのローズマリーがジョアンを訪ねてくるまでは……。フランコとローズマリーは一目で惹かれあい、結婚したのだ。――あれから8年。久しぶりに再会したフランコは、ローズマリーを病気で失い、別人のように暗く沈んでいる。ジョアンはよく似たいとこの身代わりでもいいと思った。それでフランコを癒やせるならば。■愛する彼が目の前でいとこと恋に落ち、結婚するのを目の当たりにしたヒロインの胸の痛み。亡き妻そっくりの女性の存在そのものに戸惑うヒーロー。もどかしい恋を、故人の手紙があと押しする感動作です。
  • 恋の始まりは、罪作りな熱いくちづけ。

    バネッサは兄とともに、苦労して写真スタジオを維持してきた。おかげで最近は、腕のいい兄妹として認められるまでになった。ところがある日、バネッサは大変な失敗をしてしまう。スタジオを訪ねてきた実業家のジェイを男性モデルと勘違いして、あろうことかヌード写真のポーズをとらせてしまったのだ!誤りに気づいて途方に暮れたバネッサは、彼に謝罪しようとした。だがジェイは耳も貸さず、嘲笑とともにこう言った。「始まっているゲームを途中で終わらせることはできない」同時にいきなり唇を奪われ、バネッサの頭は真っ白になった。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • プレイボーイ富豪の甘い罠に、身も心も奪われて…。

    エリーの経営するホテルに大富豪のダニエルがやってきた。婚約中の身で別の女性を同伴する彼に、エリーは嫌悪感を抱く。さらには、連れが帰ったので部屋に来ないかと彼女を誘ってきた。まったく、信じられないほど厚かましい人だわ。できるだけ距離をおこうと考えた矢先、病欠の従業員に代わって、ダニエルの部屋のベッドメーキングをすることになってしまった。大きくノックをして不在を確かめてから中に入っていくと、バスルームのドアが開く音がし、エリーは凍りついた。振り返るとそこには、一糸まとわぬ姿のダニエルが立っていた!
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 夢の一夜のあと、傷心の秘書に訪れた、想定外の再会劇。

    旅先で、しかも名前しか知らない人と一夜を共にするなんて!我に返ったゾーイは自分の行いに愕然とした。隣では昨日出会ったばかりのエイダンが静かな寝息をたてている。乱れた金髪と小麦色の肌が罪深いほどセクシーな彼は静かな海辺の町に住む、都会のせわしさとは無縁の自由人。すばらしい夜だったけど、二度と彼に会うことはないわ。パニックに陥ったゾーイはその場を逃げ出し、街へ飛んで帰った。だが数日後、あるパーティで思いがけず彼に再会してしまう。困惑してキッチンへ逃げこんだ彼女をエイダンが追ってきて……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 尊大な富豪が突きつける、不埒な要求!

    ウエディング・プランナーのゲイルは、何人もの花嫁を幸せへと導きながらも、自分の恋には消極的だ。そんなある日、担当することになった老富豪の結婚式で、ゲイルは、花婿の長男で敏腕企業家のアレクサンダーに出会う。彼は父親の再婚に反対で、花嫁は金目当てと難癖をつける始末。怒って反論するゲイルとのあいだには、火花が散った。だが、迎えた披露宴――二人でダンスを踊る最中、不意にアレクサンダーがゲイルの耳元にささやいた。それは、あまりに傲慢で気まぐれな、愛人契約の提案だった。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ずっと気づかなかった――あなたの愛に。

    憧れの人との結婚はレイニーにとって不幸の始まりだった。亡父の遺言に従い牧場主ガブの花嫁になったものの、彼の狙いが財産だと気づき、レイニーは母親の家へ逃げこんだ。あれから5年、ガブからの電話や手紙はすべて拒み続けてきた。だが同居していた母の死後、遺品を整理していたレイニーは、想像だにしなかった秘密を知ることになる。ガブは潔白で、むしろ貪欲な母から彼女を守ってくれていたのだ!酷い衝撃を受けたレイニーは、自分のおかした過ちを責め苛んだ。彼は償わせてくれるだろうか?──名ばかりの愚かな妻に。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • すべてをなくした娘の前に、運命の恋人は現れた。

    7年前に父親を亡くして以来、アランドラは一人で病弱な母親の世話をしてきた。最愛の母を看取ったあと、彼女は遺言と1通の手紙を見つける。両親が駆け落ちしたことは知っていたが、父方の祖父が母に宛てた手紙に込められた侮蔑を見てとった瞬間、アランドラの中の反発心がふいにかき立てられた。祖父に直接会って、この手紙を突き返そう。祖父の屋敷を訪ねた彼女を迎えたのは、マットという男だった。会うなり彼はアランドラを“金目当て”と決めつけて……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 15歳の初恋がよみがえる――大好きな彼の恋人を演じる、せつない休暇旅行。

    ジェンナの部屋を、親友のスージーが泣きながら訪ねてきた。兄サイモンが決めた相手と、無理やり結婚させられそうだという。束の間でも兄の目から逃れ、好きな男性と休暇を過ごしたい――そう訴える親友のため、ジェンナは口裏をあわせることにした。サイモンが電話してきたら、スージーはここにいると答える、と。ティーンエイジャーの夏、ジェンナはサイモンに夢中だったが、年上のガールフレンドを見せつけられて、憧れはたちまち冷めた。わたしたちをいつまでも子供扱いする鼻持ちならない男を、この機会にうまくだまして、ささやかな仕返しをしてやるわ!
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛しいあなたを忘れてしまったのは、あまりにも深く愛していたから。

    高名なピアニストだった祖父にピアノを教わりながら、マリナは海辺の山荘で、俗世間と隔たれた日々を送っている。ある日、祖父とひっそり暮らす山荘に、ギデオンと名乗るハンサムな旅行客が滞在することになった。初対面なのになぜか懐かしさを覚え、彼に惹かれるマリナだが、一方の祖父は冷淡な態度で、まるで彼を憎んでいるかのよう。いったいどうしてかしら……いぶかしむマリナは数日後、ふと美しいピアノの旋律を耳にする。弾いているのは……ギデオン?次の瞬間マリナは思い出した――心に封印していた残酷な記憶を。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 富も名誉もほしいままにするスペイン富豪に強いられた子を産むためだけの〝完璧な結婚〟

    スペイン王朝の血を引く名家の令嬢ダニエルは困窮していた。母と財産を切り売りしながらしのいできたが、生活は苦しく、いよいよ1週間以内に家を引き払わなければならない。最後の手段として、ダニエルは自宅の持ち主であるレイフ・バルデスに面会を申し込む。スペイン出身の実業家で、黒い噂のつきまとうレイフは、ある交換条件を満たせば、莫大な援助をしてくれるという。それは、彼と結婚して息子を産むこと――成功した彼が、高貴な血を引く完璧な跡取りを手に入れるために。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 麗しくも高慢な伯爵に恋した、天涯孤独のナニー

    幼くして死に別れた母のことをもっと知りたい――レブルはその一心で、亡き母の思い出の場所だったという、デイヴンポート・ホールを訪れた。屋敷の主の伯爵ヒューは、若くて長身の見目麗しい男性。彼は、兄夫婦が遺した姪の世話にほとほと手を焼いているらしく、冷淡と言うほかないような態度で少女に接していた。周囲から疎まれ、意固地に心を閉ざす幼い少女の姿に、レブルは天涯孤独だった昔の自分を重ね合わせた。そして衝動的に、1週間屋敷にとどまると申し出るが……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • どんなに冷たくされても、ただ、あなたが恋しくて……。

    タイスンは事故死した弟の遺言を聞かされて、耳を疑った。驚いたことに、全遺産をあのエリンに譲るというのだ。エリンはモデルだった。弟が初めて屋敷に連れてきたとき、その妖精のような容姿に、タイスンはひと目で心を奪われた。だが不器用なタイスンはエリンに冷たくあたることしかできず、あげくに弟が不在の夜、強引な形でベッドをともにすると、弟への後ろめたさから、彼女を追い出してしまったのだ。自己嫌悪に苦しみながら、タイスンは考えた。彼女は戻ってくるだろうか──復讐さながらの遺言を受け入れて。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 孤独な乙女が、初めて見つけた愛

    幼いころに受けた虐待から、ひどい男性恐怖症になったマーラ。誰にも愛されず、孤児のマーラが背負ってきた運命は過酷だった。ところが、ある日、生き別れの双子の姉が彼女を捜しだし、マーラは生まれて初めて家族のぬくもりを知ったのだ。姉は、マーラのことを大富豪の養父母にどう伝えるべきか悩んでいるようだった。だから二人のことは、だれにも秘密。姉の義兄ジェイクは突然、現れた“妹の親友”に警戒している。マーラといえば、ジェイクに惹かれていく自分に、混乱していた。そんな矢先、姉が事故にあい、マーラの記憶だけ失ってしまう。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 傲慢なあなたには秘密――私の正体も、恋心も。

    27歳にして両親亡きあと3人の妹を育ててきたフィルは、会社でも女性社員のリーダー的存在だ。ある日いつものように出社したフィルは、今後は社長の息子のペンが、経営を取り仕切ると告げられた。怪我で一時的に目が見えないペンはひどく傲慢で、さっそく女性社員を泣かせ、おのずと彼のサポート役はフィルに。そして、すっかり彼に気に入られたフィルはしばらくの間、ペンの屋敷に住み込み、彼の世話まですることになった。ただペンは、フィルを年配の女性と勘違いしているようで……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • たった1年の契約結婚――
    年上の彼への恋心は秘密。父亡きあと、難病を患う母と残されたフェイス。
    それでも苦労せずに今日まで暮らしてこられたのは、
    いつも見守ってくれる若き大富豪、ストーンのおかげだった。
    フェイスは後見人の彼に幼いころから憧れ続けてきた。
    だが真実を知った今、彼にはとても顔向けできない。
    ストーンは財産の管理をしていたのではなく、
    何もかも私費で面倒を見てくれていたのだ。
    働き始め、全額を返済したいというフェイスに彼は告げた。
    「それなら、僕の妻になってもらいたい」
  • 再会など望んでいなかった。
    あなたに瓜二つの、息子さえいてくれれば。ラーマン国際銀行の最上階へ案内されながら、
    待ち受けるラフィクとの再会を思い、メラニーは身を震わせた。
    8年前、ありもしない不貞を疑われたメラニーは、
    愛するラフィクに、無慈悲にもごみのように捨てられた。
    また彼に会うのは怖い……でも、今こそ真実を伝えなければ。
    決意をかためてメラニーが頭取室のドアを開けると、
    相変わらず傲慢さと権力を漂わせたラフィクが座っていた。
    そして彼は、あの日と同じ台詞を言い放った。「出ていけ」
    あなたには息子がいるのだと、メラニーが告げる前に。

    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • その金曜日――ボスは地味秘書に
    恋の魔法をかけた。秘書のミーガンには最近、気になっていることがある。
    ボスであるダン宛に何通も、謎めいたラブレターが届くのだ。
    ダンはハンサムな独身貴族。言い寄る女性も多いだろうが、
    困りきったダンの様子を見るかぎり何か事情がありそうだ。
    聞けばダンは手紙の主に長年つきまとわれていて、
    家族同士が親しいため今週末も顔を合わさねばならないという。
    誰か恋人を連れて帰ってはどうでしょう――そう提案すると、
    ダンは地味で冴えない秘書の全身を思案顔で眺め、
    おもむろに頷いた。「君が恋人のふりをしてくれないか」
  • イタリア上流社会に迷い込んだ灰かぶり。貴族の夫と私では、つり合わない……。

    ケリーはイタリア貴族ジャンニに見初められ、21歳で伯爵夫人となったが、上流社会に馴染めなかった。夫は、夜ごとベッドで情熱的に愛してくれても、義母たちの陰湿ないじめの訴えを聞き入れてはくれない。それは子どもが生まれてからも変わらなかったばかりか、ケリーは夫が未亡人の義姉と抱き合う姿を見てしまう。打ちのめされ、彼女は赤ん坊を連れて伯爵家を去った。3年後、彼女と幼い娘の前にジャンニが現れ、ケリーは悟る。なんてこと。あんな無慈悲な夫を、私はまだ愛している――。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 2週間の仕事を兼ねた休暇。まさか愛を見つけるなんて。

    セアラは父の死後、継母に家を出ていくように言われ、ロンドンで病院の受付をしながら寂しく暮らしていた。この先、胸がときめくようなこともなく生きていくのだろう。親しい友人も恋人もいないセアラは、猫だけが友達だった。そんなある日、セアラは病院の医師であるノータ教授から、2週間、オランダに住む彼の祖母の世話を頼まれる。引き受ければ、退屈な毎日から解放されるかもしれない……。いつも不機嫌そうな教授の申し出に驚きながらも、セアラは休暇を取り、オランダへ旅立った。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 素性を偽るイタリア富豪と、男装の乙女が出会い、運命の恋に落ちる――

    ロンドンに越してきたばかりの医師カルロは、薄暗い裏通りで強盗に襲われかけた少年を助けた。だが暴れる少年を組み伏せたとき、彼は過ちに気づいた。輝く緑の瞳とやわらかな体――“少年”は女性だったのだ!彼女の名はスザンナ。助産師で、夜の往診の途中だと言う。偶然にも同じ病院で働く彼女に、カルロは心を奪われる。だが、気軽にスザンナと親しくなるわけにはいかなかった。彼は訳あって素性を隠し、期間限定で勤務しているが、実はイタリアの名門、サンティーニ家出身の大富豪なのだ。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • この結婚は、愛ではなく庇護のため。19歳の無力な若妻は、誓いのキスに目を閉じ――

    今日は結婚式。新婦なのだから幸せいっぱいでなければ。そう思うのに、ソフィアの気は重くなるいっぽうだった。時間だと告げる声に振り返ると、新郎のジョナサンが――ハンサムで裕福で近寄りがたい、彼女の夫となる男性がいた。初めて会ったときからソフィアに冷たかった彼は、臨終の兄に頼まれたからという理由だけで彼女と結婚する。そんな彼に、私の秘めた想いを気取られるわけにはいかない……。だが、なぜか結婚式での彼のキスは激しく、ソフィアは戸惑いながらも、その情熱に熱く応えていた――。
    *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • もう二度と恋なんてしない。だから、この気持ちは嫉妬なんかじゃない――

    ひどい失恋以来、二度と恋はしないと誓っているマデリンは、あるパーティでやきもきし、無性に腹が立っていた。評判の悪いブロンド美女が、親友のジョンにつきまとっている。マデリンは彼のためよと自分に言い聞かせ、忠告しに行った。翌日「昨夜のきみは嫉妬していたね」とジョンにからかわれ、マデリンが強く否定すると、突然むさぼるように唇を奪われた。そのとたん衝撃が体を駆け抜け、膝の力が抜けていく。我に返ったマデリンは、あわててその場を立ち去った。友人のはずの彼に惹かれてしまう自分から逃げたくて……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ3冊
    550660(税込)
    著者名:
    ジーナ・ウィルキンズ
    翻訳者名:
    葉山笹
    レーベル: ハーレクイン

    理想の独身男性の誉れも高い弁護士ネイサンは、今回は彼の魅力とは関係のないことで町中の噂になっていた。亡父が愛人との間にもうけた子を引き取ることになったからだ。同僚のケイトリンは彼の優雅な独身生活が激変したことに同情を覚えつつも、私生活には立ち入るまいと決めていた。貧しい子供時代を送った彼女にとって、仕事だけが生きがいだ。だが困り果てたネイサンから助けを求められると、断ることができず、必要以上に関わってしまう。恩を感じたのか、デートに誘われ、彼女は自分の気持ちを悟った。感謝なんていらない。わたしが欲しいのは…。
  • シリーズ11冊
    550880(税込)
    著者名:
    リサ・ジャクソン
    翻訳者名:
    村上あずさ
    レーベル: ハーレクイン

    サマンサは亡父の跡を継ぎフォーチュン家の牧場を管理している。17歳のとき、ひと夏だけここに滞在した御曹司のカイルに恋をし、身も心もすべて捧げ、めくるめくような熱い時を過ごした。彼が都会に戻ってしまっても、この愛は続くと信じて。数カ月後、そんな彼女のもとにカイルから一通の封書が届いた。期待に胸をふくらませながら開封してみると、なんとそれは、別の女性と彼の結婚式への招待状だった……。あれから10年。牧場を相続することになったカイルが、洗練された大人の男となって、再びサマンサの前に姿を現した!
  • シリーズ3冊
    5501,100(税込)
    著者名:
    リン・グレアム
    翻訳者名:
    漆原麗
    レーベル: ハーレクイン

    ルチアーノ・ダ・バレンサが釈放された……。突然の知らせに、ケリーは衝撃を受けた。彼女の父親が経営する会社の金を横領した罪で逮捕され、ルチアーノは刑に服していたのだ。五年前、洗練されたハンサムなルチアーノに見そめられ、ケリーは用心深さも常識もかなぐり捨てて恋に落ちた。ところがルチアーノは信じられない裏切りを重ね、彼女の心を粉々に打ち砕いたのだった。そして今、そのルチアーノと会わざるを得ない境遇に追い込まれ、ケリーは恐怖にも似た不安を感じていた。
  • シリーズ8冊
    550660(税込)
    著者名:
    マヤ・バンクス
    翻訳者名:
    小林ルミ子
    レーベル: ハーレクイン

    「どこかでお会いしましたか?」愛しい男性の心ない言葉を聞いた瞬間、ブライアニーは屈辱のあまり、彼の頬を平手打ちしていた。5カ月前、島を購入したいと訪れた会社社長のラファエルと彼女はまたたく間に恋におち、夢のような時を過ごした。だが、契約書を手に本社に戻ったはずの彼から、その後連絡はなかった。まさか、ラファエルは島を手に入れるために私を誘惑しただけ?妊娠に気づいた彼女は、必死に悪い想像を打ち消し、彼を待ち続けた。そして、やっと意を決して彼に会いに来たのに……。続くラファエルの告白に、ブライアニーは耳を疑った。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたのかもしれない」■人気絶頂マヤ・バンクスが描くミニシリーズ4部作、〈誘惑された花嫁〉がスタート!魅惑の大富豪たちの恋とその代償は――?
  • 看護師のローズは同僚とオランダ旅行中、突然の雷雨に襲われ、軒先で雨宿りをさせてほしいと豪奢な屋敷に救いを求めた。現れたのは屋敷の主サイブレン。ハンサムな彼は親切にも、ホテルまでローズたちを高級車で送り届けてくれた。思わず彼に心奪われたローズだが、美しい同僚ならまだしも、地味で平凡な自分に、彼が好意を持ってくれるはずもない――そもそももう会うこともない人なのだと、淡い想いを押し殺した。だが数週間後、ローズの働く病院にサイブレンが訪ねてくる。彼は外科医らしく、看護師をひとり借りたいと申し出て……。
  • エマは年下の友人に泣きつかれ、その父親の援助を請いに重厚な内装を施したオフィスに足を踏み入れた。友人の父親ピアーズ・レッドフィールドは、一分の隙もない服装で、怖い顔をしてにらみつけている。彼の息子の窮状を訴えても、ピアーズは慈悲のかけらも見せず、エマのことを詐欺師まがいの女と決めつけて追い払った。友達を助けたかっただけなのに、こんな仕打ちを受けるなんて。だが数日後、思いもよらないことが起こった。ピアーズが彼女の働くレストランに現れて、いきなり言ったのだ。「今週末、一緒にパリに行かないか」。
  • 婚礼の夜に私を見捨ててほかの女に走った人を、いまだに忘れられないなんて!モリーはたった一日だけの花嫁だった。挙式したまさにその夜、夫となったショルト・クリスタルディは泣きすがるモリーを振り切り、パンドラという女性のもとに駆けつけた。金融業界のトップの座にあり、社交界のスターでもあったショルトは、結婚式の翌朝パンドラの家から出てくるところを新聞にスクープされ、大騒動となった。あのとき、十九歳だったモリーは逃げ去り、一言も話し合うことなく二人の結婚は解消された。すべては過去のこと。モリーの心には憎しみだけが残った…はずだった。ところが四年後、思わぬことから二人は運命の再会をし、一夜を共にした。彼の心は依然としてパンドラのものなのに、パンドラとは決して結婚できないおぞましい秘密があるのだ。モリーは再び罠にかかったように、底なしの沼に落ち込んでいった。
  • ■今も彼を愛している。だから一夜をともに過ごし、そして……?■いくら夫を愛していても、彼の心は別の女性のもの。スターはそう痛感し、一年半前に夫リュクのもとを去った。その後生まれた双子の赤ん坊を抱えて、今は貧しい日々を送っている。リュクは、自分が双子の父親になったことすら知らないままだ。ある暴風の夜、彼女の居場所を突き止めたリュクが、怒りと嫌悪もあらわに目の前に現れた。父のいとこがスターの母親によって全財産を奪われたから、母親を法廷に引きずりだし、スターとは正式に離婚すると言う。必死になって誤解を解こうとしても相手にされず、そのうえリュクは、唖然とするような提案をした。「ぼくと一夜を過ごしたら、きみたちを無罪放免にしてやろう」なんてひどい申し出。だがスターは、次の日には別れが待っていると知りつつ、彼に応じる気になっていた。
  • ■弟を死に追いやった悪女、リジー。決して彼女を許さない。■リジーはクラブの片隅で、客たちがささやき合う声を聞いていた。「よくのこのこと来られたものね。まったく気が知れないわ」「彼女がいかに薄情かって証拠よ」恋人コナーが死んだのはリジーのせいだという噂が流れて以来、彼女は親友からも家族からも見放され、失意のどん底にあった。そんなリジーをVIP席から見つめる男性がいた。ギリシアの大物実業家、セバステン・コンタクシス。彼はリジーにひと目ぼれし、ダンスに誘ったあと、孤独に耐えかねていた彼女を自宅へ連れ帰る。二人は愛を交わすが、セバステンは彼女の名を知って愕然とした。弟のコナーをもてあそんだ女と関係を持ってしまうとは……。ショックを受けた彼は改めて復讐の誓いを立てた。リジーを僕のとりこにしたうえで、いきなり捨ててやる!
  • 『恋はマリンブルー』―弁護士のケイトは遺言執行のため、海兵隊司令部を訪れた。なんとしてもストライカーをテキサスに連れ帰らねば。そして、テキサス一の石油王の後継者に据えるのだ。だが、一つだけ重要な問題があった。ケイトは彼と面識があるのだ。それも一糸まとわぬ姿の彼と。
    『条件つきのウエディング』―人工授精でめでたく亡夫の赤ちゃんを授かったカーリー。ところがある日手違いがあったと知らされた。赤ちゃんの父親は名家の御曹司ハル・ウォードだという。わたしは見ず知らずの男性の子供を宿してしまった!これから、いったいどうすればいいの。
  • ■死んだと思っていた夫が生還し、彼女は不名誉な噂を消し去りたいと願った。■エデンの夫で富裕な銀行家のダミアーノ・ブラガンツィは、南アメリカで消息を絶ち、すでに死亡したと信じられていた。五年後、エデンのもとに警察と外務省の人間が訪れ、ダミアーノはクーデターに巻きこまれて投獄されていたが、解放されて今日イギリスに帰国する、という驚くべき情報をもたらす。エデンはさっそく空港に向かい、夫と再会した。だが彼女の胸は不安と恐れでいっぱいだった。ベッドで消極的な態度しかとれないエデンのせいで、彼が行方不明になる前から結婚生活は暗礁に乗りあげていたからだ。しかもダミアーノが失踪した三カ月後、あるタブロイド紙に、彼女がほかの男性と関係したというおぞましい記事と写真が掲載され、それがもとでブラガンツィ家を出たことも、ダミアーノは知らない。再会を喜ぶ彼が、もしそのいきさつを耳にしたら……。
  • 明るい姉の陰に隠れて育った不器量で世間知らずのリサは、15歳のときに巻き込まれた事件のせいで、姉の夫の兄ジョエルにふしだらと決めつけられ、心に傷を負った。それから8年後、姉夫婦が飛行機事故で亡くなり、ジョエルとリサが姪たちの後見人に指名される。またあの軽蔑のまなざしを向けられるなんて耐えられない……。案の定、怯える彼女に再会したジョエルは、リサを男遊びの絶えない女のように扱ったあげく、言い放った。「姪とともにいたければ、ぼくと結婚するしかない」と。
  • 美しい海辺の町を舞台に描かれる甘く切ない物語二編をお贈りする「永遠の愛を誓う日」。便宜的な花嫁と、再会に揺れる恋人たち。このうえなくロマンティックな作品です。どうぞお楽しみください。■「未来の花嫁」よし、あの女性に、ぼくの花嫁役を演じてもらおう!花嫁のブーケトスがサマンサという女性の手の中に落ちたとき、参列者の一人で不動産投資家イーサンは、名案を思いついた。彼には手に入れたい物件があるのだが、そのためにはどうしても便宜上の花嫁が必要だった。■「なくした恋の見つけ方」名家の出身で、現在町長のコルトン・セントジョンは苦悩していた。旧友の結婚式でかつての恋人、ヴィヴィアンと再会したせいだ。五年前、なぜ彼女は突然絶縁を宣言し、別の男性と消えたのか?しかも彼女は、今も自分を愛しているように思えてならない。なのに、彼女は頑として復縁を拒絶するのだ。
  • 550(税込)
    著者名:
    サラ・ウッド
    翻訳者名:
    茅野久枝
    レーベル: ハーレクイン

    ジョランダが恋人とテムズ川の船上パーティに興じていたとき、ふいにある男性が現れた。ヴィート…。ジョランダと双子の兄ニック、そして七歳年上のヴィートは、ある会社経営者の養子として兄弟同然に育った。だがニックとヴィートは故郷のシチリア島に帰ってしまい、以来、音信もとだえていたのだ。ヴィートを慕うあまり、ジョランダはいまだに男性経験もない。再会に驚く彼女にヴィートは告げた。「ニックが病気なんだ」兄との絆を取り戻そうと、ジョランダはシチリアに飛んだ。心に、報われるはずもない思いを秘めながら。
  • 550(税込)
    著者名:
    リン・グレアム
    翻訳者名:
    小砂恵
    レーベル: ハーレクイン

    ■十年前、彼から浮気女とののしられた。でも、彼と結婚するしか母を救う道はない。■オリンピアは長いあいだ疎遠になっていたギリシア人の祖父を訪ねた。貧乏暮らしでやつれはてた母を救うには、ほかに方法がない。母はかつてイギリス人男性と駆け落ちしてオリンピアを産み、そのため、激怒した祖父から縁を切られていた。十年前、十七歳のオリンピアは意外にもギリシアに招待された。生涯かけて築いた事業を能力ある人間に引き継がせたいと願う祖父は、孫娘を十九歳の青年ニック・コザキスと結婚させようと考えたのだ。ニックはすばらしい青年で、オリンピアはひと目で夢中になった。だが彼の親友とのあらぬ関係を言いたてられて縁談はこわれ、オリンピアはイギリスに帰国した。いまだに怒りのおさまらない祖父はオリンピアに言い渡した。「おまえがわしの許しを得たいなら、ニックと結婚することだ」今や青年実業家となったニックのオフィスに、オリンピアは乗りこんだ。
  • 550(税込)
    著者名:
    リン・グレアム
    翻訳者名:
    霜月桂
    レーベル: ハーレクイン

    ■わたしは今日からアラブの皇太子妃――巨額の結納金で買われたも同然の。■ポリーは、イギリスから遠く離れたアラブの小国ダレインの皇太子ラシッドの妻として迎えられた。三十年前、ポリーの父がダレインの国王を暗殺者から守ったとき、感激した国王が、自分の息子と彼の娘を結婚させると約束した。だが実際は、破産寸前の父が、巨額の結納金に目がくらんでポリーを差し出したのだ。愛もロマンスもなく、制約や慣習にしばられる生活。居丈高で、亡くなった前妻の影をいまだに引きずっている夫に、ポリーは悩み苦しむ。だが夜ごとのラシッドの誘惑にとまどいながらも、冷徹な仮面の下にある真の彼の姿に引かれ始めていたポリーは、ある日、ラシッドの驚くべき秘密を知った。
  • 八年前、キティはジェイクの子供を身ごもり家を追い出された。貧しい祖父母の家で育ち愛情に飢えていたキティにとって、身分違いとはいえ、地主の息子ジェイクは誰よりも親しい存在だった。ところが初めて一夜を過ごしたあと、ジェイクは急に冷たくなり、もし妊娠したら子供はあきらめてほしいとキティに言った。キティは、妊娠したことをジェイクに言わなかった。間もなく彼は別の女性と結婚し、キティは打ちのめされたまま家を離れたのだった。その後子供は流産してしまったが、キティは女優として成功した。今、キティは祖母の死を知り、久しぶりに故郷に戻ってきた。つらい思い出に胸を痛めながらお墓参りをすませたキティは、墓地の外で待っている男性を見て体をこわばらせた。すらりとした長身に人目を引く彫りの深い顔立ち―ジェイク。
  • 新年の始まりは孤独に迎えると思っていた。

    事故で最愛の両親を失い、自らは生き延びたアンバーは、絶望の中で、自分の余命もわずか半年だと知ってしまう。そんなとき、運命的に出会ったのがウルフだった。アンバーは惹かれるまま彼のホテルの部屋に入ったが、服用している鎮痛剤の影響で翌朝には記憶がなく、いたたまれなくなって、寝ているウルフを残して逃げ出した。クリスマスに、親しくなった同僚の実家に誘われたアンバーは、その荘厳な屋敷で出迎えた男性を見て息をのむ――ウルフ!同僚の兄だという彼は、なぜかアンバーを睨みつけ……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛娘の存在は、若気の至りなんかじゃない。

    不動産会社で働くデイジーは、新しい顧客を見て目を疑った。イタリアの若き大富豪、アレッシオ・レオパルディ!17歳のとき、愚かにも愛されていると信じて結婚した相手だ。だが結婚するなりアレッシオは冷ややかになり、まもなくお腹の赤ちゃんを失ったデイジーは、彼の父親に追い払われるようにして離婚した。アレッシオが見舞いにも来なかったことに打ちのめされて……。精悍さを増した彼に睨めつけられ、デイジーは青ざめた。彼はなんと言うだろう――私たちの娘の存在を知ったら。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ずっと大好きだったあの人に、思いが届く日は来ないの?

    ジャニーがレオ・ハートに夢中だということを、ジェイコブズビルで知らぬ者はいない。いっこうにレオに相手にしてもらえなくて、ジャニーは、彼好みのカウガールに変身しようと決める。変わっていくジャニーの姿に気づいたのか、信じられないことに、ある日レオがキスをしてくれたが、舞い上がったのも束の間、彼は急によそよそしくなったのだ。ダンスパーティまであと1週間となったある日、ジャニーはそのわけを知る――。
  • キスで伝える――欲得ずくの女じゃないと。

    ジョアンナは顧客の老富豪カストロ氏に頼まれ、彼のギリシアへの帰省に付き添うことになった。ところが“父がイギリスから愛人を連れ帰った!”と、海運業界に君臨するカストロ一族は大騒ぎになる。ジョアンナはカストロ家の長男デメトリに強く惹かれるが、彼からは、金目当ての父親の愛人と思われているようだ。ある夜、図らずも部屋で二人きりになったとき、ジョアンナはデメトリと激しいキスを交わしてしまう。なぜか彼の唇は、蔑みではなく情熱を伝えてきて――
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  • まだ求めてしまう……16歳のとき拒まれたキスを。

    16歳のアビーはもとは令嬢だが、ささやかな贅沢も、着飾ることも知らずに没落しつつある家を支えてきた。そんな彼女に社交術を身につけさせようと父が預けた名家で、アビーは若き億万長者のエミリオ・ディスに出会う。連夜のパーティで皆がこぞって彼の気を引こうとするなか、彼がダンスの相手に選んだのは、痩せっぽっちのアビー。だが舞いあがって求めたキスは拒絶され、心に傷だけが残った。9年後、仕事の得意先の会長として、エミリオに再会するとは。アビーを覚えていない彼に、彼女の胸は今もなお痛み……。
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  • あんな男性は大嫌い。その気持ちが恋だとは知る由もなく――

    亡き母は、著名な弁護士サー・ジェラルドの愛人だった。身ごもったまま巨額の手切れ金と引き替えに身を引いたが、セリーナはつねに自分の出自に悩み、劣等感に苛まれていた。それが足枷になり、男性を信じられないし、愛せなかった。ある日セリーナは運命のいたずらにより父の秘書に採用される。彼女の恐れと期待をよそに、父は自分の娘だとは気づかない。そして、さらなる苦悩もあった。若き敏腕弁護士のピアズに、父の愛人の座を狙う欲深な女だと思われてしまったのだ。セリーナの本性を暴くと言うと、彼は激しくキスをしてきて……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 粗野なテキサス富豪と、上流社会の孤独な壁の花。

    両親なきリリアンはニューヨークで裕福な祖母に育てられた。だがなぜか祖母は、妹ばかりをかわいがる。リリアンは疎まれ、冷たく虐げられる日々を送っていた。そんなある日、妹が恋人と駆け落ちしてしまう。連れ戻してこないと勘当だ、と祖母に厳命されたリリアンは、妹のあとを追い、ひとりテキサスの空港に降りたった。そこに現れたのは、駆け落ち相手の兄だという牧場経営者。ワイルドで男らしい魅力を漂わせるライ・パリッシュは、リリアンを傲慢な令嬢と決めつけ、敵意をぶつけてきて……。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • あなたを想いながら、あなたの娘と過ごした歳月――

    ピパとルークは、彼が英国を訪れたときに出会い、恋に落ちた。二人はともに暮らし、愛し合い、濃密な4カ月を過ごしたが、ルークがアメリカに帰る日が来ても、ピパは引き留めなかった。束縛を何よりも嫌う彼に、拒絶されるのが怖かったから……。「行かないで、あなたを愛している」と言えなかったのだ。直後に妊娠がわかり、ピパが一人で産み育てると伝えても、裕福な彼は金銭的な援助はしたが、会いには来なかった。時は流れ、ピパは今、ある決意を胸にアメリカに向かっていた。彼に伝えなければ――私にはもう、残された時間がないことを。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 「僕の子を産んでほしい」愛の告白ではなく、これは契約。

    仕事ひとすじで恋人もいないオリヴィアは、ある日、トニー・オースティンから呼び出しを受けた。彼はオリヴィアの店が入るホテルチェーンの若きオーナーで、その経営手腕だけでなく、男ぶりのよさでも有名な人物だ。もしかして、新店舗の出店を許可してくれるのかしら……?期待に反し、彼はとんでもない“取り引き”を提案してきた。なんとオリヴィアに、彼の子どもを産んでほしいと言うのだ!そして産んだ子どもは、彼が引き取り、育てると言う。彼女は承諾した。ただし“自然妊娠で”という条件をつけて。
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  • 授かった息子以外、あの夏も愛も、すべて幻だったの?

    17歳の夏、タビーは大富豪のクリスチャンに見初められた。二人は強烈に惹かれ合い、夏のあいだじゅう愛し合うが、クリスチャンの妻の座を狙う幼馴染みのたくらみにより、“ふしだらで浮気者の女”と吹聴されてしまう。妊娠がわかったのは、クリスチャンに捨てられたあとだった。幼い息子を抱え、住む場所にすら困るような3年目のある日、クリスチャンの亡き大伯母からコテージが遺されたことを知る。タビーは息子と共にフランスのコテージへ向かった。そこに彼が待ち構えていることは、まだ知りもせず……。
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  • ハンサムで冷徹な大富豪。夫については、これしか知らない。

    ロージーの双子の妹は、曖昧な態度の恋人に嫉妬させるため、裕福な経営者として有名なモーガン・アーカートと婚約した。作戦は成功し、妹はめでたく恋人にプロポーズされたが、誇り高いモーガンがこの屈辱を甘んじて受け入れるはずもない。ロージーは妹に懇願され、彼女が結婚式を挙げるまでの2日間、妹のふりをしてモーガンの婚約者役を演じることになった。遺言により、結婚の必要に迫られていたモーガンは、ロージーの正体を見抜くやいなや、冷徹に告げた。「ぼくには妻が必要だ。妹がだめなら君に妻になってもらう」
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 前世でもこの森で、あなたを愛した――

    1877年、娼婦がお尋ね者の男を射殺し、自らも命を絶った。男は縛り首になるより愛する女に撃たれることを選んだという。そんな悲劇的な恋の伝説などまったく知らないレイチェルは、最近、自分に起こっていることが理解できずに苦しんでいた。夢のなかで危険なまなざしの男と愛しあっていたかと思うと、目覚めたときには涙を流しながら森にたたずんでいる。そんな姿を、ある夜とうとう見知らぬ男に目撃されてしまった。いいえ、彼のことは知っている――黒い瞳も、黒髪の手触りも。謎めいたその男ブーンに、レイチェルは強烈な引力を感じた。
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  • 偽りの夫を本当に愛したら、終わり。

    秘書のクレアは、ボスのジェイクに請われ契約結婚をした。だが迎えた2度目の結婚記念日、彼女の心は沈んでいた。先日、夫とさる令嬢の熱愛が新聞に取りざたされたのだ。ついにその日が来てしまったのかもしれない――どちらかがほかの誰かを真剣に愛し、再婚を望んだときは、契約は解消して離婚するというのが、この結婚の条件だ。密かにジェイクを愛していたクレアの胸は張り裂けそうだった。それなら、彼が楽になるよう、私からさよならを告げよう。夫を愛するがゆえ、クレアは心変わりした妻を演じたが……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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