『朝日出版社、山中司、1円~(実用)』の電子書籍一覧
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国際的な業務に携わるビジネスパーソンはどのように自身の英語の「壁」を乗り越えているのか。本書は、今まで暗黙知とされてきた彼らの“成長要因”を、産学連携の調査研究を通して解明し、10年ごと、今回で3回目の実施となる大規模調査結果を根拠としたデータと共に可視化した日本で初めての書籍です。
◆ ビジネスコミュニケーションに必要な英語力について、ある一定のレベルから「壁」が存在する。
◆ビジネスパーソンの役割や対峙する相手によって求められる英語力の “質”が変化する。質の変化を促す要因は、
→ 相手を常に意識した英語力の習得
→ ビジネスパーソンの成長段階に応じた業務・役割に根差した英語力の習得
→「壁」を突破したビジネスパーソンは、コミュニケーションの際に「相手」を常に意識。目的(Purpose)、
受け手(Audience)、内容(Information)を踏まえた形式・伝え方(Language Feature)に精通している
◆ビジネスコミュニケーションのための英語を使用する「場」の必要性 -
必修の英語授業にAI・機械翻訳を正式導入した立命館大学。
日本の大学初のその試みから見えてきたものは何か。
AIテクノロジーは、語学学習の常識を変えていくだろう。
それが、ネイティブ至上主義を覆す可能性すらあるのだ。
各種試験の意味についても再考を促すことになるだろう。
そして何より、英語力を効率的に上げる力を秘めている。
学習・教育のゲームチェンジャーとしてのAI・機械翻訳。
新たな未来を誘うその姿が、今、鮮やかに浮かび上がる!
[執筆者](執筆順)
山中 司・山下美朋・近藤雪絵・神原一帆・木村修平
杉山滉平・西澤幹雄・中南美穂・豊島知穂・鳥居大祐
【目次】
PART 1 メディアが変わる、知が変わる
——AIテクノロジーが英語教育にもたらすインパクトを探る
01. 機械翻訳や生成AIがもたらした新たな英語との付き合い方
——英語は母語話者だけのものではない
02. 激震の英語ライティング教育
03. 表現することへの回帰
——my ownの誇りと自信
04. 知識の伝達から蒸留へ
——「教師」としての機械翻訳論のための試論
05. AI時代に期待される英語教育の素描
——新・プロジェクト発信型英語プログラム
PART 2 機械翻訳や生成AIの上手な英語学習への活用の仕方
——最新の取り組みが示唆するいくつかの視点
06. 機械翻訳の英語学習的使い方とChatGPTへの展開
07. 機械翻訳を活用したライフサイエンス系大学院科目での実践
——科学的基礎と英語力がなければ機械翻訳ツールは使いこなせない
08. 実際の機械翻訳の使われ方を見る
——パターン化と傾向
09. 翻訳学の知見を機械翻訳に生かす
——機械翻訳における指導法の模索
10. 教育現場への提供を通して見えてきたAI翻訳の〈みらい〉
PART 3 機械翻訳から生成AIへ
——ChatGPTがもたらす英語教育の未来予想図
11. ChatGPTを大学英語教育で使い倒す中で見えてきたいくつかの論点
——結びに代えて
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