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『KADOKAWA、杉本苑子(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 770(税込)
    著者:
    杉本苑子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「宝暦治水」事件の全貌を描く時代長編。直木賞受賞

    宝暦3年、屠蘇気分抜けやらぬ鹿児島城下に江戸藩邸より急飛脚が到着、濃尾川普請手伝いの幕命が下ったとの報がもたらされた。幕府と外様大名。征服者と被征服者との間にかわされる武器なき戦い――。幕命を拒否すれば天下を敵に回して戦わなければならない。涙を呑んで受諾し、総奉行・平田靱負以下数100人の薩摩藩士が濃尾の野に向かったが、そこに待っていたのは……。吉川英治門下の女流が「宝暦治水」をテーマに人間の極限を描いた本格的時代小説。第48回直木賞受賞作。
  • 462(税込)
    著者:
    杉本苑子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    初作品集にして骨格・筆致ともに鮮かな時代小説5篇

    乳母の娘・小兎君(ことぎ)と鞠投げ遊びに興じていた高岳(たかおか)親王は、父・安殿皇太子の私室の窓下に不審な男を見つけた。藤原薬子(くすこ)の夫・藤原縄主だった。娘・多岐が皇太子に輿入れするのについて来た薬子は、皇太子の寵を受け、そのまま宮中に留まっていた。多岐の入水、父・天皇の怒り――だが、やがて即位した平城天皇の傍らには、妖艶な薬子の姿があった。華やかな宮廷に展開する愛憎劇、政争を描く表題作ほか「みちのく戦記」「朝焼け」「罠」「船と将軍」を収録。
  • 293(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    杉本苑子
    著者:
    ジェームス三木
    レーベル: 中経の文庫
    出版社: KADOKAWA

    臣下出身第一号の皇后となった光明皇后、だめな夫のせいで張り切らざるを得なかった日野富子、家康に愛されながら死を命じられた、家康の正妻・築山殿、信念を貫いた、リーダーの夫人の鑑・天璋院篤姫……。歴史上に名を残した女性たちの姿を、小説家と脚本家が縦横無尽、闊達に語り合う!

    直木賞作家の杉本苑子先生と人気脚本家のジェームス三木さんが、歴史上に名を残した女性について、縦横無尽、闊達に語り合った対談集!
    細川ガラシア夫人が死を選んだのは、夫忠興を思ってのことではなく、自分自身への愛着だけからだ(杉本苑子先生)といった具合に、それぞれの興味深い人物評が伺えます。歴史上の女性に対する見方が、きっと変わることでしょう。

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