『DELETE、KADOKAWA(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~2件目/全2件
-
記憶を消す能力を身につけた記憶喪失の主人公。看護師へ、妹へ、欲望のままにその能力を発揮する!
「お兄ちゃん?」病院のベッドサイドで見知らぬ美少女に声をかけられて目を覚ました主人公・賢悟は記憶喪失になっていた。1週間経ってもなにひとつ思い出せない賢悟だが、親身になって心配してくれる看護師との会話の中で、自らに他人の記憶を消す能力があることに気づく。特殊能力を欲求を満たす道具として活用しようと考えた主人公は、嫌がられた記憶を消しながら徐々に看護師の気を引いていく。「記憶」を鍵に看護師、妹、クラスメートたちとの交流を描く新感覚メモリーコントロールストーリー!
オシリス文庫では、ライトなエッチからアブノーマルなフェチまで、過激な妄想を刺激する小説を刊行中。最新情報はレーベル公式サイト( http://hnovel.jp )へ! -
〈生〉と〈死〉、〈記憶〉と〈記録〉をめぐる連作ミステリ!
【あなたの死後、不要となるデータを削除いたします。】
罪の証。不貞の写真。隠し続けた真実。
『dele.LIFE』で働く圭司と祐太郎の仕事は、秘密のデータを消すだけ――のはずだった。
あなたの記憶に刻まれる、〈生〉と〈死〉、〈記憶〉と〈記録〉をめぐる連作ミステリ!
『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』。
真柴祐太郎がその殺風景な事務所に足を踏み入れたのは、三ヶ月ほど前のことだった。
所長であり唯一の所員でもある坂上圭司いわく、
「死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除(delete)する。それがうちの仕事だ」。
誰かが死ぬと、この事務所の仕事が始まるのだ。
新入りの祐太郎が足を使って裏を取り、所長の圭司がデータを遠隔操作で削除する。
淡々と依頼を遂行する圭司のスタンスに対し、祐太郎はどこか疑問を感じていた。
詐欺の証拠、異性の写真、隠し金――。
依頼人の秘密のファイルを覗いてしまった二人は、次々と事件に巻き込まれる。
この世を去った者の〈記録〉と、遺された者の〈記憶〉。
そこに秘められた謎と真相、込められた切なる想いとは。
『MISSING』『MOMENT』『WILL』などで「生」と「死」に直面した人々を描いてきた著者が、
今だからこそ書き得た新たな代表作。
≪dele=ディーリー。校正用語で「削除」の意。≫
※本書は、二〇一七年六月に小社より刊行された単行本を加筆修正の上、文庫化したものです。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。