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『夕霧文庫、不破希海、101円~400円、雑誌を除く(ライトノベル、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • 「ところで織田くん。その趣味はいつ頃から発症なさったのです?」
    「趣味じゃねぇよッ! 発症もしてねぇよッ!」

    夏休み。女の子しか募集していなかった超ド短期のアルバイト。姉ちゃんの「女装すれば?」という言葉にそそのかされ、実行してしまったオレ、織田明包。名前のフリガナを「アカネ」とだけ変え、あっさり採用されてしまったはいいが、癖になったらどうしようと思っていた矢先、クラス担任である平手先生に見つかってしまった。お話しましょうと女装のまま近所の公園まで連行され、どんな説教を受けるのかと思いきや……。
    「どうやら僕は、織田くんのことが好きになってしまったみたいです。交際しましょう」
    意味、わかんないんですけど。
  • 220(税込)
    著者:
    たびー
    イラスト:
    不破希海
    レーベル: 蘭月文庫
    出版社: 夕霧文庫

    唐で学問を修めて帰国した鎌足の長子・定慧は皆から敬愛された。しかし、彼の出自を巡り中臣の父子は時代に翻弄されるのであった

    本編の主人公は、古代史ではあまり名の知られていない鎌足の長男・定慧です。彼と彼の家族を長く見守り続ける棊子(碁石)の目を通して、いにしえの出来事が語られます。
    過酷な運命に翻弄されながらも、懸命に道を求めた一組の父子の物語です。

    ※なお、定慧の母には諸説あり、小足媛であるという説は梅原猛氏のご考察を参考にしております。本作はあくまでも古代史をもとにしたフィクションとしてお楽しみいただければと思います。
  • 一人暮らしの比呂。
    口煩い同僚。妹と名乗る女性。
    毎晩かかってくる無言電話。
    キミは……いったい、誰なんだ?

    一仕事終えて帰宅すると、すぐに無言電話かかってくる。
    それも、毎晩毎晩、一日も休まずだ。
    少しはおかしいなと思うが、別に実害はない。
    元々呑気な比呂は、あまり気にをしていなかった。
    だが、学生時代の先輩で、今は職場の先輩でもある月浦は、異様に心配する。
    それはまるで、比呂の知らないなにかを知っているかのような口ぶりだった。
    そして突然現れる、比呂の妹と名乗る女性。
    謎が謎を呼び、物語は混沌としていく。
    お前は、いったい、誰だ?
  • 440(税込)
    著者:
    高丘明
    イラスト:
    不破希海
    レーベル: 詠月文庫
    出版社: 夕霧文庫

    学三年の冬休み、恭子は部活顧問の先生に誘われ旅に出た。先生は妻に、恭子は親に内緒で彷徨う二人旅の行方……

    中学三年の冬休み、恭子は部活顧問の先生と、二人きりで旅に出た。
    行く先々の風景を、先生はカメラに収める。
    恭子は懸命に、その手助けをした。
    中学教師とその生徒の二人旅。
    それを世間がなんというか考えもせず旅を続ける恭子に、現実という嵐が襲い掛かる。
    少女、恭子の淡い思いを深く静かに綴る物語
  • 330(税込)
    著者:
    亜堂 まどか
    イラスト:
    不破希海
    出版社: 夕霧文庫

    ――昴は、龍の児だ。
    美しく凶暴な弟と、優しく淫らな兄。
    龍児伝説に縛られた町で繰り広げられる、愛と葛藤の物語。

    龍児は奉納を繰り返され、町を守る。
    龍の児として崇められている18歳の昴は、町の古い言い伝えによって行動を制限されていた。
    鬱屈した思いは優しく従順な義兄、朝燈に性欲として発散されている。
    「今年の祭りでは奉納されたくない」昴の発言に怯える母と、身を挺して言い伝えを守らせる朝燈。
    結界から出ようとする昴に龍神は牙を剥く。朝燈の献身は意外な結末を迎えて…。
    レトロな雰囲気漂うエロティックファンタジー。
  • 雨の日に起こる不可解な死亡事故。隆久と幸也には他人事だ。そんな二人の前に、突然、妙な男が現れる

    雨の日に起こる不可解な死亡事故。とはいえ、それはまったく他人事。隆久と幸也は平凡な日常の中で起こっているその事件を口にはするが、ほとんど無関心だった。今日もバイトにいく幸也と、学校にいこうとする隆久。ところが幸也が顔面蒼白で帰ってくる。妙な大男に声をかけられたというのだが──二人の友情は互いを守ることができるのか?
  • シラー、どうか僕を君の婿にしてほしい――王妃になりたくないから逃げようとしたのに、そんな口説き文句、ヒドい!

    シラーは男爵令嬢だが、実情はワイナリーの主の娘で、礼儀作法なんて大嫌いなじゃじゃ馬娘。祖父の時代にワイン造りの功績が認められ、爵位を与えられたので「貴族もどき」と自虐している。サイファー王太子の妃選びの舞踏会に招待され、嫌々王宮に出向いてきたものの、やっぱり我慢できず広い庭園に逃げ出してしまう。そこで出会った美青年にスカートの中を覗かれてしまったのだけど、なんとその美青年こそが!
     逃げるどころかお妃最有力候補になってしまって……。

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