『祥伝社、適菜収(新書)』の電子書籍一覧
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「日本を破壊した男の軌跡」
2022年7月8日、安倍晋三元首相が銃撃され、
駆けつけた昭恵夫人に見守られる中で息を引き取った。
生前の安倍氏は、「日本を、取り戻す。」「アベノミクス」
「地球儀を俯瞰する外交」「改憲」などを掲げて支持を集め、
安倍政権は憲政史上最長(3188日)の長期政権となった。
一方で、モリカケサクラ問題をはじめとする、様々な疑惑が
曖昧なまま決定された国葬の賛否をめぐる議論に、安倍氏の遺した分断の
深さが見てとれる。
本書では、大衆社会の病理を観察し続ける著者が、検証可能な事実を基に
安倍晋三という政治家、ひいては人間の本質を明らかにしていく。
そこから見えてくるのは、安倍氏を支持し続けた私たちの社会の病だった――。 -
近代の大衆が生み出したイデオロギーが、「全体主義」である。
困難と義務を放棄した“できそこないの個人”が全体主義社会を望むのだ。
20世紀のナチスやソ連、現代では中国などが全体主義国家として挙げられるが、
むしろ日本の症状のほうが深刻だと著者は警鐘を鳴らす。
そもそも「自己欺瞞」によって近代を受け入れた日本は、
全体主義に対峙すべき「保守」が根付かなかった。
そこへ、合理性と効率性を追求するグローバリズムと社会の分断を煽る
新しいテクノロジーが浸透し、人間性の抹殺が日々進んでいる、と。
我々に残された対抗手段はあるのか? ニッポンを蝕む全体主義の正体を暴く。 -
「徒然草」は過激な思想書だった!
世をはかなんだ老人が書いた退屈な古典――。
『徒然草』をそんな風に思っていないだろうか? それは大間違いだ。
作者の兼好法師は「腐った世の中と戦え」と叫んでいる。
兼好は言う。「世論に流されるな! 」「高を括るな! 」「知ったような顔をするな! 」
「不安に支配されるな! 」「常識を疑え! 」と。
いくら知識があっても過ちを犯すのは今も昔も同じ。
そこで重要なのが「見識」だ。
『徒然草』には兼好法師の見識力の高さが至るところに見られる。
急速にデジタル化が進む現在、人間関係も言論でも本質が見えにくくなった。
そんな時代だからこそ、改めて『徒然草』から学びたい。 -
2020年1月に始まった新型コロナによるパンデミックは、戦後の平和ボケとなれ合いを享受してきた日本のリーダーたちの本性を暴いた。数百億円を投じて世界から失笑された「アベノマスク」、反対を押し切って強行された「Go Toキャンペーン」、都民に戸惑いだけを残した「東京アラート」など、愚策の見本市のような政策が次々に発表されてきた。また、コロナ禍に乗じて畑違いの素人が根拠のないデマを声高に発信し、そのたびに国民の間で不信と分断が生まれている。本書では政治家、知識人たちの腐敗を抉り出し、知性なき国家の惨状を白日の下に晒す。
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