『アガリ総合研究所、シエスタブックス、高杉俊一郎(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~10件目/全10件
-
■この本の見どころ
今年は新型コロナの影響で3密はいかん、という訳で、楽しみの「高円寺阿波おどり」は開催されなかった。しかし、高円寺という街は若者や高円寺マニアを惹きつけ、いつもにぎわっている。不思議だが、それには理由があるのだ。決して風光明媚な街ではない。半分良くて、半分汚れている。それらが交わって、リトルタウンを演出しているのが、高円寺なのだ。その高円寺を読み解くためには、周囲の街も比較対象としてみた。そうすると、高円寺がどのように面白くてタメになるのかが、よく理解できる。そういう一冊が本書である。撮影にあたっては、わがスタッフの荻原脩平の力をかりた。
以上, 監修者; 高杉俊一郎 評 -
★久坂玄瑞は高杉晋作と並ぶ松下村塾の双璧であった-
・藩主の許可を得て、九州へと久坂は向かうのだが、未完の志を、いかに実現させていくのか・久坂玄瑞という、心の葛藤に悩む人の青年を、九州遊学を通して描写する.
・久坂玄瑞の心を精緻に描写していく
・久坂玄瑞に見る青年心理の動向.
・旅は志士を詩人にした.
■久坂玄瑞の脱走劇
・久坂玄瑞は、神社に訪れ、旅を占う竹ひごを引いたが、それには予期せぬ暗示が記されていた.
・乗り込んだ漁師船が遭難して、たどり着いたところは、長州と対峙する薩摩の海岸であった.
・かがり火を焚く薩摩の関所が見えてきた.
・関所破りを実行する玄瑞.
・一目散に逃げたが、今、自分がどこにいるのかわからなくなったので、星を見て、自分の位置を確かめる玄瑞
・ようやく農家らしき家を見つけるが、そこから現れたのは・・
・肥後に向かって脱出、ようやく薩摩を抜ける.
■登場人物
・久坂玄瑞、高杉晋作、桂小五郎、吉田松陰、神主、毛利公、皺がれた道を横切る老婆、巻き上がる龍、薩摩藩の奉行、薩摩藩の兵士たち、蛸漁の人たち、薩摩の大富豪、馬車を曳く人、長崎を行きかう西洋人たち、その他大勢. -
■織田信長は、大うつけ・大たわけ、と言われながら、天下布武に立ち向かう覇気力を立てたのか.
・信長はスポーツマンのタイプであり、スッパ、ラッパと呼ばれていた忍者まがいの盗賊らと、毎日のように野山を走り回り、山道を迷うことのない土地勘を鍛えた。そうして勘の良さを鍛えた. 体力も鍛えられた. 水泳も得意であった.
・天麩羅発想が織田信長の覇気力を支える原動力である.
・信長の「狂」気は天下布武への野望を位置づけた.
・武士に言う狂とは、狙った目標に立ち向かう一筋の気力であって、頭が変になるという意味でない.
◆覇気力は目標に向かって構えるだけでは立ち上がらない。覇気力を織田信長のような、うつけ・たわけ魂から学んでいく.
・それ故に奇人変人である必要はないが、こだわり・過去・経験・教養の四つのKを自分の生活環境から排除しよう.
・覇気力は猪突猛進に壁に立ち向かうものではなく、壁を打ち破る柔軟で冷徹な強い気力。日本のドン・キホーテになるな.
・覇気力は冷徹な判断力に支えられ目標を狙い定めた、柔軟だが闘争心の気力である.
・斉藤道三の娘・濃姫が信長に寄り添ったフィクサーとしての影響力.
◆織田信長は常識とエリート、そして、こだわりが大嫌いであった.
・織田軍は文鎮型の組織であって、信長は先兵たちとも目線の高さを同じくして、親しんだ.
・先兵たちも信長に親しみ、織田軍は、最先端にある情報をスピーディに取得していた.
・信長は大胆なリストラを実行したが、対象になったのは、信長に近いエリートな家臣たちであった.
・信長は常識を嫌うことで、合理的な施策を考え付く天才でもあった。
・ルイス・フロイスと濃姫が、信長に与えた影響力.
・信長の戦略は、他の武将たちが利用した陰陽道や占いの効果を信ぜず、その逆手を取る策を優先した.
・「楽市楽座」にはケインズの近代経済学に近い考え方がある. -
幕末維新に関わった人たちの苦労話や若さゆえの失敗談、抱腹絶倒の面白話など、あの有名人も私たちと同じなんだ、なるほどそうだったのかとナットクして、ポンと手を打っていただける、88のエピソード集。本書は、激動の幕末を生き抜いた志士たちの独特な人生哲学とか、人を惹きつける魅力、ゆとりある生き方など、私たちが現代をどう生きていくのか、その羅針盤となる一冊。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
-
維新は事業だと言われることが多い。日本の改革であったけれども、根底にあるのは日本を豊かに、欧米式に生活を変えていくことだった。倒幕や佐幕と戦ったが、どちらも目指すところは同じだった。革命というよりは事業の変革であった。多くの日本人が将来を見据えて事業の配置につき、それぞれの能力を発揮した結果、維新が成った。その維新劇を演じた人たちの中で、坂本龍馬が日本を洗濯していく過程を描いた。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
-
浪士が幕末日本にごろごろしている。藩から追い出された彼らにはカネが無い。メシも食わなければならない。志士を名乗りながらも浪士になりさがって商人をゆすり、一部は暴徒と化している。ならば浪士が寄り合い、商いをしよう。商売をするなら侍のメンツを捨てろ! そこに、時代を切り替えていく坂本龍馬の発想と決断とがあった。亀山社中は誕生した。士道を尊びつつ西洋の文物を取り入れていく日本独自の総合商社が、長崎亀山で姿をあらわした。とりわけ龍馬は、かき集めた情報に価値を見つけ、それをカネに換えていく。龍馬は現代に通ずるビジネスマンでもあった。天稟の機略家が蒸気船に乗って日本を走り回る。一介の剣客が、やがて日本を変えていくリーダー論を詳述した。単なる幕末史を超えた、現代に合わせ見る日本型ビジネスの真髄がよく分かる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
-
激動の幕末時代にひとりの青年がいた。両親も兄も失い、孤独な生活の中で、長州藩主・毛利敬親の許可願いを得て、九州遊学に旅たつ。しかし彼に付きまとうのは、未完の志をせきたてる摩訶不思議な白鳥や金色の目をした狸。それは萩城に隣接する、指月山にある池の主・竜であったのか。今もその池から竜が昇りたつという。主人公は竜と出会い、一枚のウロコを得た。それを手にすると寛永通宝に変化した。彼はそれをふところに入れて西に旅立つ。そして…。幕末・長州の青年医師、久坂玄瑞をモデルにした作品。萩城の池に住む竜が火の志をうながす。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
-
高杉俊一郎が織り成す独創的なパズルの世界で、頭の健康を鍛える。88問+αの難問、奇問、良問、珍問、慰問、迷問、愚問が、あなたの頭に一喝!そして脳が賢く元気になる解説で、あなたは無敵の『自分脳』を作っていく。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
-
本書は現代にも通じる、幕末期から伝わる多くの志士たちの話題を今に少し引き寄せて、125のエピソードにまとめたものです。多くの志士や市井の人たちが幕末社会を駆け抜けた。彼らの姿を、私たちと同じ目線の高さで、描いてみました。ひとくちにエピソードとはいっても、抱腹絶倒の大笑いもあるでしょうし、また、なるほどそうだったのか、とナットクできる部分もあることでしょう。たかが150年まえの幕末維新です。幕末の志士たちが演じてくれた大舞台を観察すれば、私たちにも学ぶところ、共感できるところが、たくさんあるはずです。幕末は2つの正義が放物線を描いて、その頂点で交わり火花を散らした時代です。何か事を成す者には、弁舌や才智よりも、その者に備わった人間の魅力があります。本書のエピソード125は彼らの人間的な魅力から描いていきました。幕末維新が見えてくる本なのです。
-
人間はなぜ独創力をひらめかせるのか。なぜ危機を察知できるのか。それには「カン脳力」をひらめかすための一周回路網を作成する脳のメカニズムがあるからだ。いますぐカン脳力を鍛えよ。そのために、専門知識も必要だが雑学を極めよ。鶏肉とコンブを食せよ。モーツァルトを聴く。パチンコで集中力を鍛えよ。美味い料理に感動するように心がけよ。あえて鈍なことや無駄にチャレンジせよ。日々2秒に1歩の散歩に心がけよ。iPS細胞と独創力は整合しない。知性をひらめかしてきた知のベルトゾーン。セルフチェック式で作る自分の脳力分布図を知る。歌謡曲は脳活動を鈍らせる。かつてないカン脳力を鍛えぬく本である。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。