『ハーレクイン(コミック)、かわしま梨花(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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彼にとって私は許すことのできない裏切り者で――。
姉の結婚式準備のため、故郷に帰ってきたエヴァは、懐かしくも恐ろしい声が聞こえ凍りついた。億万長者となった彼は今、町にはいないと聞いていたのに! 声の主…ジェレドは侮蔑のこもった冷たい目でエヴァを見すえた。4年前、彼と恋に落ちたエヴァは父の逆鱗に触れ、ひとり町を出た。ジェレドにとって私は裏切り者…彼に知られるわけにはいかない。密かに赤ん坊を産み育ててきたことは…。けれど彼はエヴァに「今度は簡単に君を逃がしたりはしない」と告げてきて? -
傲慢な彼の香りに、私の思考は支配されてしまう…!
パリで母が遺してくれた香水店を営む調香師レイラの前に、驚くべき客が訪れた。さる国の王で、稀代のプレイボーイとして有名なアリックスだ。愛人への香水を買いに来たという彼がレイラに向ける視線は、無視できないほど情熱的だった。決して母のように愛人にはならない――そう身を隠すように生きていたはずが彼の誘惑に負け、ついに身を委ねてしまう。そしてアリックスの愛の手ほどきに初めて歓びを知るが…彼は秘かに進めていた。残酷な計画を…。 -
失った愛よりも、大きな愛を彼に捧げるわ…!
母を亡くしたアリスは、写真でしか知らない父を捜しにフランスへやって来た。しかしたどり着いた豪邸で彼女を迎えた魅力的な男性ジュリアンから、父が事故死したことを告げられる。その上アリスは彼に歓迎されていないことに気づく。彼は出産で命を落とした妹と、アリスの父との結婚を最後まで認めなかったのだ。そして、アリスにも憎悪の目を向けるが…その時、妹の遺児が麻疹にかかり泣き叫んでいた。ジュリアンは小さな甥との接し方がわからずアリスに助けを求め…。 -
唇をふさぐ熱いキス。その熱は愛? それとも嫌悪…。
大企業にのりこんだキーリーは、社長タラントを思わず叩いてしまった。彼は母の再婚相手の息子、つまり義理の兄になる人だ。しかし彼は財産目当てと決めつけ、母子を“はげたか”と非難したのだ。苦労してきた母の幸せを願うキーリーは彼にも結婚を認めてほしい。だが、叩いたことを謝罪しても、その美しさから男に媚びを売っているように見られてしまう。どうしたら母を認めてもらえるの!? 不快な態度を崩さないタラントだが、彼女の心を試すような交渉を切りだしてきて…!? -
恋の夢から覚めたとき、王妃としての務めが始まる。
ファッションショーのステージで熱い視線を感じたキャスは雷に打たれたような衝撃を覚えた。視線の主は東欧からの亡命者レオ。一瞬で恋に落ちたふたりだが、運命は彼らの幸せを許さなかった。大事故に遭い一命を取りとめたレオは心配するキャスを残し、こつ然と姿を消したのだ。ところが、双子の女児を出産しデザインの仕事が軌道に乗ったキャスの前に、ふたたび、彼はその姿を現したのだ。一国の王位継承者として、王妃とプリンセスたちを迎えに――。 -
離婚と資金援助の条件は、最初で最後のハネムーン…!?
ディオ、私を縛る枷…! 事の始まりは、ルーシーの父親が進めた縁談だった。政略的な出会いだったが、その時確かにふたりは恋に落ちた。…が、薔薇色の幸せは結婚式の夜に打ち砕かれる。ディオはただ、父への復讐のために私に求婚したのだ! ショックを受けたルーシーだが「実業家の理想的な妻」として、彼も「よき夫」として仮面夫婦を演じる。だけどもう限界だわ…離婚を決意した彼女にディオはひとつ条件を提示した。それは最初で最後のハネムーン!? -
愛も家庭もいらないと言う彼を求めてしまい!?
品位公正で真面目なハイスクールの校長アレックス。彼の唯一の汚点は離婚歴があること。…誰だって何かしらあるわ。4か月間彼に近づいて観察した結果サムはそう思い、ついにあることを告げる決心をした。一方アレックスは4か月前に赴任してきた養護教諭サムが気になっていた。そのセクシーな甘い声に、男子生徒だけでなく自分までも密かに惹かれていることは否定できない。だが、まさか赤ん坊を腕に抱いた彼女に突然「この子はあなたの子です」と告げられるとは!? -
宿敵の家に生まれたふたりの恋は砂漠に浮かぶ蜃気楼。
アメリカ育ちのダニーは、若すぎる結婚に失敗し、故郷である砂漠の国オマーンで厳格な父のもと籠の鳥のような暮らしを余儀なくされていた。唯一の楽しみは、こっそりと古書店に出かけることだった。ある日、そこで息をのむほど美しい実業家のクエーサーと知りあった。やさしく、時に強引な彼の魅力にときめきを覚え逢瀬を重ねるが、彼の一族が長年の宿敵だったと知り絶望する。絶対的な存在の父を裏切ることはできない。ふたりが結ばれる未来は閉ざされて…!? -
彼の血筋を受け継ぐ子をつくる。私の役目はそれだけ。
22歳のペニーはギリシア海運王ザレクから熱烈に求婚され結婚した。しかし愛ではなく跡継ぎのための結婚と感じ、彼女は密かに避妊薬を服用する。だがザレクはそれを見つけ激怒した。「お互い頭を冷やそう」そう言い残し出ていくが、彼が乗った船は襲われ、行方不明となってしまう。ペニーは不安と後悔に押しつぶされそうになりつつも2年待ち続けた。だが待ち疲れついに義母の言うまま失踪宣言をするが…!? 「僕が死んでなくて、さぞがっかりしただろう…?」 -
妹のために私は彼に身体を捧げる。それが過ちでも。
最愛の妹ケイティを妊娠させた相手を捜しに訪れたコルク島で、独裁者ニックを訪ねたカミラ。ギリシャ神話から抜けだしたようなまばゆいオーラを放つ彼に見とれたのもつかの間、財産目当てと罵倒され、追い払われてしまう。妹の相手は彼の弟スピロなのだ。愛が永遠ではないことを知っている彼は、決して妹たちの恋を認めようとしない。それでも妹と恋人を会わせたい一心で再びニックに乞うカミラに彼が与えたのは、屈辱的な、そして痺れるような甘い口づけだった。 -
押さえられない恋心を絶対に気づかれてはいけないの!
世界有数の石油会社に就職が決まり、未来を夢みるサラ。ところがCEOでサラのボスにあたる男性が別室で、秘書は年配の女性のはずだと怒鳴る声が聞こえる。すべての若い女性は自分を誘惑すると思っているらしい。なんて自信過剰で傲慢なの? しかし面会したサラは驚愕した。エキゾチックな美しさに逞しい肉体を持つ彼は、まさにミスター・パーフェクトだった。惑わされずに仕事に専念すると誓ったサラだが、気持ちは揺らいでしまう。この恋は絶対に秘密だわ…。 -
大富豪と平凡なシェフ。エーゲ海にきらめく身分違いの恋!!
ギリシアのホテルの厨房で働くサラは実業家ニコスに料理の腕を買われ、彼の所有するエーゲ海を巡るクルーザーのシェフに大抜擢された。しかしサラには困ったことがあった。プレイボーイと名高い彼は婚約者がいる身でありながら情熱的にサラに迫ってくるのだ。彼は住む世界が違う人間。そう思い一線をひくが間近で見る彼はとてもセクシーで魅力的。「君の指は砂糖菓子のように愛らしい」おもむろにサラの指を手に取り、甘い言葉を囁く彼に思わず胸が高鳴ってしまい…!? -
彼の情熱を拒むことはできない…たとえそれが罪だとしても。
シーラは目の前の美しい男性を見て驚愕した。彼は理学療法士の彼女がセラピーの依頼を受けて赴いた屋敷の主ロス・キャルヴァート。皮肉にもシーラの夫がひき起こした事故で愛する妻を亡くした男性だったのだ。しかし彼は加害者の妻がシーラだとは気づいていないよう。逃げ出したい気持ちを必死に抑え依頼を受けるが、何も事情を知らない彼の積極的な求愛に、やがてシーラは心奪われる。私には愛される資格なんてない。けれど彼の甘いキスの誘惑に屈してしまい――!? -
愛や希望、そして奇跡なんて甘い言葉、私は信じない!!
けぶる金髪に青い瞳。彼はまるで教会の聖堂から抜け出した守護天使だわ――。児童養護施設の院長クロエは、施設の改修工事のため現れた男性イーガンを見た瞬間、激しく心を掻き乱された。しかし、自身の悲しい生い立ちから愛や希望を信じられないクロエは心にブレーキをかける。けれどクリスマスが迫ったある日、彼は自分が皆のサンタクロースになると言う。彼の提案を激しく拒否したクロエに彼は「僕が君の望みを全部叶えるよ」と言い次々と奇跡を起こしてみせるが!? -
妹のような君からの愛情は、僕には受け取れない。
隣に住む資産家の息子ジェームズに幼い頃から恋するジェニファーは、ついに想いを告げ、ジェームズをベッドに誘った。だが彼は「妹として君が好きだ」と…。屈辱的な夜から4年後、野暮ったかったジェニファーは美しく生まれ変わり、人気芸術家パトリックと充実した毎日を過ごしていた。心のなかにはまだ、ジェームズへの想いを秘めたままで。だから彼と再会したとき自分を抑えられず…「1度だけでいいの。あの惨めな夜を忘れさせて…!」身体だけの関係を求め――。 -
夫婦なのに一方通行の愛。それがどんなに虚しいか。
夫のアリスティドに愛されてないと感じていたイーデンは、ついに離婚をきり出した。その直後、トラックが車に衝突しふたりは意識を失った。「君は誰だ?」数日後、昏睡状態から覚めた夫は、安堵のあまり涙を浮かべるイーデンに冷たい声で言い放った。秘書や子供のことは覚えているのに、妻の私だけ記憶から消すなんて酷いわ…! ひとまず一緒に家へと帰るが、それが“不幸せな結婚”の続きの始まりだった。その上ふたりの仲をひき裂こうとする秘書は本性を表し…。
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