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『講談社、倉本一宏(新書、実用)』の電子書籍一覧

1 ~9件目/全9件

  • 平安時代最大の権力者・藤原道長が、絶頂期に記した日記を読む!

    『御堂関白記』は、平安時代中期いわゆる摂関政治の最盛期を築いた藤原道長の日記である。
    長徳元(995)年、30歳で関白に准じる職・内覧に任じられたときから始まり、豪放磊落な筆致と独自の文体で描かれる宮廷政治と日常生活の様子が記されている。
    平安貴族が活動した世界とはどのようなものだったのか。
    自筆本・古写本・新写本などからの初めての現代語訳。
  • 【平安最大の権力者は何を“後世に残すべきだ”と考えたか】
    大河ドラマ『光る君へ』時代考証者が徹底的に読み解く! 原本写真多数掲載。

    豪放磊落な筆致、破格の文体、そして抹消された箇所……平安時代最大の権力者は、自らの手で何を書き残したのか。
    「披露すべきに非ず。早く破却すべき者なり」と道長が記したのはなぜか。
    「望月の欠けたる事も無しと思へば」はいかなる場で詠まれたものだったか。
    摂関期の政治、外交、儀礼の生々しい現場から家庭生活と精神世界までを描く世界最古の自筆本日記を、第一人者が徹底的に読み解き、宮廷社会の実像をさぐる。

    原文写真・翻刻・現代語訳・解説がそろった、決定版!

    【本書より】
    『御堂関白記』独特の面白さがある。また、『御堂関白記』を記した藤原道長自体、日本史上でめったにいないほど、面白い人物である。それらの楽しみを、原本の写真とともにたどることは、他の史料ではちょっと味わえない面白さがある。
    この本では、その日の記事に何が記されているかに加えて、その日の記事がどのように記されたのか、また、どのように書写されたのかに視座を据えて、記述のてんまつ、また書写のてんまつを明らかにしたい。本来、歴史学というのは、史料を読み込んでいき、それを読み解くというのが基本的な姿勢である。世間では古代史というと、好き勝手な推論を積み重ねている
    ものと思われているかもしれないが(実際、『御堂関白記』や道長についてもトンデモ本が流布しているらしいのは嘆かわしいかぎりである)、史料にどう向き合うかという姿勢を伝えることこそ、歴史学者の本来の使命であると考える。
    結果的には、自分が楽しんだだけではなかったかと恐れているが、自分が楽しいことはきっと楽しんでくれる人もいるはずであるという思い込みに支えられて、この本を世に出す。

    【本書の内容】
    序 章 『御堂関白記』とは何か
    第一章 権力への道 ――政権獲得、彰子入内・立后など――
    第二章 栄華の初花 ――敦成親王誕生、一条天皇崩御など――
    第三章 望月と浄土 ――摂政就任、威子立后、出家など――
    番 外 『御堂関白記』自筆本の紙背に写された『後深心院関白記』
    終 章 再び『御堂関白記』とは何か
    年譜/略系図/主な登場人物紹介/関係地図を掲載

    *本書の原本は、2013年に講談社選書メチエより刊行されました。
  • 『源氏物語』がなければ道長の栄華もなかった! 

    無官で貧しい学者の娘が、なぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか?
    後宮で、道長が紫式部に期待したこととは? 
    古記録で読み解く、平安時代のリアル

    ・紫式部は早くに生母と死別、父は後妻のもとに通う日々
    ・道長の権力獲得に欠かせなかった姉・詮子
    ・道長最大の政敵が失脚した「長徳の変」
    ・紫式部と夫宣孝の「痴話喧嘩」
    ・一条天皇は『源氏物語』の愛読者
    ・華やかな定子サロンと地味な彰子サロン
    ・「御物怪が……」彰子出産の記録『紫式部日記』
    ・三条天皇と道長の確執
    ・彰子と実資の間を取り次ぐ紫式部
    ・「この世をば……」が詠まれたとき

    24年大河ドラマ「光る君へ」時代考証担当の第一人者が描く、平安宮廷の世界と、交差した二人の生涯!
  • 長年昇進を望みながら叶わなかった下級官人。宮廷を襲った疫病。闘乱に明け暮れる人々……。古記録から平安京の息吹を伝える一冊。
  • 古代国家はいかに建設され、中世社会はいかに胎動したのか?倭王権に筑紫磐井が反乱を起こした理由は?蘇我馬子と物部守屋の国際的な路線対立とは? 古代史上最大の戦乱「壬申の乱」勝敗の分岐点は?桓武天皇の「征夷」を生んだ国家観「東夷の小帝国」とは? 天慶の乱はどのように中世へと時代を転換させたのか?――古代の戦いから日本のかたちが見えてくる、画期的な一冊。
  • 白村江の戦い、応仁の乱、大坂の陣、禁門の変――。民衆は戦乱をいかに生き延びたのか? 戦乱は「下克上」のチャンスだった!? 民衆の被害に国家は関心を持っていたのか? 『京都ぎらい』の井上章一氏も交え、日本史研究の風雲児たちが描く、英雄中心の歴史とは異なる、民衆を主語とした日本史!
  • 今日の近隣諸国との関係は、近現代史を追うだけではわからない!好太王碑が語る対高句麗戦惨敗の衝撃。史上最大の敗戦「白村江」。壬申の乱と北東アジア情勢。藤原仲麻呂独裁政権の新羅征討計画。藤原道長ら平安貴族を襲った「刀伊の入寇」――。話題作『蘇我氏』の著者が帝国日本の源流を探り、日本人の「異国」観がつくられていく過程を辿る、日本古代史の決定版!
  • 一条天皇・藤原道長の側近として多忙極まる日常的政務 能吏による平安宮廷詳細日記である『権記』は、平安中期、九条流藤原氏の嫡流で三蹟の一人と称される藤原行成の日記である。平安最盛期の宮廷での政治的動きや儀式次第、行事の実態などが詳細に綴られている。日々の宮廷の政治・儀式・秘事が記され、貴族の多忙な日常と平安の政治体制が見える第一級史料、初の現代語訳。
  • 『権記』は、平安中期、九条流藤原氏の嫡流で三蹟の一人と称される藤原行成の日記である。青年期は不遇であったが、長徳元年(九九五)、蔵人頭に抜擢されて以降は、一条天皇や東三条院、藤原道長の信任を得、側近の能吏として順調に累進してゆく。日々の宮廷の政治・儀式・秘事が細かく記され、貴族の多忙な日常が見える第一級史料、初の現代語訳。

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