『講談社、佐藤さとる、1001円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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日本にまだ固有の文字がなかった八世紀初頭に成立した『古事記』は、漢字の音と訓を利用して、神話や古くからの言い伝えを書き表した日本最古の書物である。国の成り立ちを説いた歴史の書にとどまらず、古代の人々の想像力にみちた豊かな文学性を感じさせる。とりわけここに収めた「上の巻」には、イザナキ・イザナミの国生み、天の岩屋戸、スサノオの八俣の大蛇退治など、日本神話としてなじみ深い話の数々が、飾り気なく力強く描かれている。ここには、日本人の心と行動すべての原初の姿を見つけることができる。
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今なお読み継がれている名作「コロボックル」シリーズから所収されていなかった珠玉の短編を選び抜き、新たに村上勉が絵を全点描きおろし、佐藤さとるの貴重なあとがきを添え、コロボックル物語誕生50周年を記念して刊行された一冊!
●著者紹介
佐藤さとる:
1928年、神奈川県横須賀市に生まれる。1959年、『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞国内賞他を受賞。コロボックルシリーズをはじめ、『かえるのアパート』、『おばあさんのひこうき』などの名作を次々に発表。日本の児童文学の代表的作家の一人。
村上勉:
1943年、兵庫県に生まれる。児童図書のさし絵や、絵本、装丁などで活躍。『おばあさんのひこうき』、『宇宙からきたかんづめ』により、小学館絵画賞を受賞。
●主な内容
コロボックルたちの環境も変わっていくなかで、小人のコロボックルたちと、人間たちは友だちになれるのか?環境問題が取り上げられる現代社会を活写したかのようなコロボックル作品を、改めて読み返したくなる珠玉の短編絵童話集。32ページのカラーイラストで仕上げた『ヒノキノヒコのかくれ家』と二色ページの『人形のすきな男の子』の二作を所収。別作品を所収した「もうひとつのコロボックル物語 百万人にひとり へんな子」とあわせて二冊同時刊行。 -
豊臣秀吉が天下を平定し、朝鮮半島へ出兵をはじめたころ。信州・鳥居峠で、けものをなかまに暮らしていた忍者・佐助は、戦国の若き名君・真田幸村の家来となる。怪力坊主・三好清海入道とともに、豪傑さがしの全国行脚にでた佐助には、もうひとつの目的があった――。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
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