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『講談社、講談社文庫、瀬戸内晴美(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~20件目/全20件

  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    薔薇園のある旧家の女主人・藤波梢は、娘の雅美と奈美がともに、自分の恋人・紺野に異性として関心を抱いていると知り、強い衝撃をうけた。紺野とは、運命のいたずらで結婚こそできなかったが、青春時代以来、双思双愛の仲である。美しい女たちが刻む、愛の三角形の行方は? 華麗なタッチで多様な愛を描いた、大型ロマン。
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    嵯峨野の自然と人生を流麗に綴る好エッセイ――

    剃髪して京都の郊外嵯峨野に庵を結んだ著者が、樹木、野の草をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の来しかた、人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を読む者に与える好エッセイ。

    吾れ、常に、ここにおいて、切なり、と心につぶやく。すると、心の中に涼しい風がおこり、もやもやした俗情がさっぱり吹き払われる……。剃髪して京都・嵯峨野に庵を結ぶ著者が、草花、樹木をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を与える好エッセイ。
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    12の愛を鮮やかな糸につなぐ手練の情愛小説――女性編集者・池田真佐子は、利己的な病身の夫にかわって一家を支えていたが、「後くされのない美しい情事をしませんか」という、兄の友人の誘いにのってしまう。そして、女の金を詐取した男は、熱愛する妻のもとに駈け戻り、妻はその金を……。詐取された現金が、形を変え次々と人手に渡る。苦い恋、欲得がらみの騙し合い、切ない純愛など、恋の場面を鮮やかに彩ってゆく情事の金の皮肉な輪転に、多彩な恋愛心理を鮮やかに描く、連作短編集。
  • 牢屋のような部屋で、刑罰のように物を書く。そして無性に、二条の、西行の、一遍のような放浪に憧れる……。風に背を押され、次の町へ次の村へ、身ひとつになって、たったひとり、無目的の終りのない旅に、という。さまざまな風景の中の、さまざまな出合い、触れ合い、その一瞬一瞬の命の炎を、そして紅葉(もみじ)する中尊寺での得度後、道元の「すててこそ」の境地を得る1年の心の移りを、華麗な筆でつづる。
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    愛と性の業火に焼かれる中年男女の姿を嵯峨野の自然を背景に流麗に描いた文芸作品。愛の魔性に翻弄される中年男女の真の姿――本能のまま、華麗に生きる可能子。その可能子に、しもべのように従う中年男の柿本、そして一度は剃髪したものの、柿本によって再び煩悩を刺戟され、還俗をきめる端春。京の嵯峨野を舞台にして、中年男女が性の業火に燒かれる姿を、文学的香気高く描く秀作。著者出離後の、最初の長編。
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    優しい保護者だった夫に先立たれた芙樹子(ふきこ)に、初恋の男がまた近づいて来る。一途な恋だったと信じて駈けつける女と、その時々の現実に生きる男との再会は? 恋がなくては生きていけない、一瞬の昂揚に賭ける女と、女の命の単純な暖かさを求める男を描く表題作のほか、男と女の、愛といたわりを語る傑作集。
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    フレッシュな娘・石村チヒロは、カメラマンにあこがれて、高名な写真家・香露女史の助手になった。そこで彼女が目撃したのは、みにくい大人たちの恋愛ゲームやセックスの姿。これがほんとの人生なの? 一度は失望したチヒロだが、祖母の指南を得て、理想の恋をみつけようと人生に体当り。青春像を軽快に描くロマン。
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    作曲者のプッチーニをして「最も理想的な蝶々夫人」と賛美させたプリマドンナ・三浦環。彼女は63歳で他界する直前まで歌い続け、欧米を中心に「蝶々夫人上演2000回」の記録を樹てた。そして、恋多きおんなでもあった。偉大な歌姫・環の希有な生涯を、女性伝記小説の第一人者がみずみずしく描き上げる力作長篇。
  • 愛の究極は独占であるが、幸福の絶頂のその瞬間から、愛の退廃も始まる。恋人・宇津木修策の妻が、病死した。解放されたはずの怜子だが、性愛だけでは心を伝え合えない実感に捕われてしまう。怜子とその周囲の人々に展開する、浮気の恋、忍ぶ恋、一途な純情など、時代を映すさまざまな恋を描いて、愛の真実を問う傑作長編。<上下巻>
  • 愛と不誠実が共存する男女の恋を描く長編――嵯峨野に住む染織家・辻本怜子は、妻子ある男の秘かな恋人として、不安定な愛を聡明に守っているが、愛と不誠実が共存する男に、時として屈折することもある。その彼女の家に、愛し愛される喜びと、愛に伴う苦しみを抱えて、多くの人々が訪れる。東京から若い姪が家出してきて、追いかけて母親の和子もやって来るが、その姉もやがて激しい懊悩を打ちあけ……。美しい自然の中で、鮮かな恋の物語が織り上げられていく長編。<上下巻>
  • 竜子は、愛人・藤田の妻が離婚に同意しそうだと聞かされて悩む。藤田に内密での画家・小松との激しい愛も、忘れかねるのである。一方、和美も、若い恋人・木沢洋の結婚話を機に、愛の決断を迫られた。このふたりがこうして岐路に立ったのに対し、人妻・伸子は家を出てしまう。彼女たち姉妹の愛の終着駅は? 流麗なる完結篇。<上下巻>
  • 男と女は、どのような深い縁で夫婦となるのか? ――京都の織物会社の社長・並木啓一郎は、自然の美しい嵯峨に穏やかな家庭をもっているが、取引先の女性・ゆかりに、秘かな愛情を感じていた。しかしゆかりは、婚約者の自殺で、心に深い傷を負っていた。啓一郎の妻・真穂は、夫への不信に苦しみ、脳溢血で倒れてしまう。夫婦の絆は危うく切れそうになるが……。<上下巻>
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    香苗が嫁いだ景山家では、舅が若い妾を同居させ、それが死期を早めるとも知らず、爛れた日々を送る。一方、夫の良介は、初めこそ愛妻家だったが、悪女の手管によって、浮気の泥沼へ。妻の座の脆さ、嫁の座の重さに焦心する香苗を、妹の桃子は激励する。だが、桃子は桃子で、不毛の恋に陥ち、苦悩していた……。愛の虚実を華麗に描く傑作。
  • 書道家として、はなやかに生きる長女・和美、人妻の座に安住して11年、夫婦間の沈滞に悩む次女・伸子、愛し合って結ばれた夫に浮気をされて呆然とする三女・節子、独身のOLで、中年の愛人との不安定な愛に揺れる四女・竜子。美しい4人姉妹が、それぞれの宿命と愛憎とに翻弄されてゆく姿を、みずみずしく描く、長篇ロマン。<上下巻>
  • 文子の家庭では、次男の純二が、大学受験に失敗して情緒不安、また長女・梓は、妻子ある男との恋に綱渡りの毎日を送っている。純二は放浪の旅に出て、途中、母の親友・啓子の家に立ち寄る。啓子の娘・和美との間に恋が芽生えそうになるが、二人の間では微妙なズレが……。世代の差、男女の亀裂など、現代の内奥に迫った話題作。<上下巻>
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    燎子は、夫も浮気していることを知った。それも、熟知の人妻・眞知子が相手だ。眞知子は、燎子の若い情人・秋彦とも深い仲らしい。惑乱する燎子に追い討ちをかけ、妊娠という現実が……。他方、慧子は、愛人・須山の妻から、家庭の破壊者として糾弾した手紙を受けとった……。愛の本質を軸として現代社会の問題点を抽出した大作。<上下巻>
  • まず信じるっことが愛の始まり。不可解な夫と妻の関係――啓一郎の妹・久美子を慕う若い陶工・田島章史は、美濃の山中で製作に苦しんでいるが、無口な妻が突然出奔した時、けなげな娘・幸子が流木のように寄ってくる……。啓一郎と章史の、対照的な家庭と不確かな愛の生活を、美しく変化する四季の中に浮き上らせて、しみじみと愛と人生を描く、傑作長編小説。<上下巻>
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    北見慧子と大槻燎子は、大学時代のクラスメートであった。慧子は、ブック・デザイナーとして自立をめざし、ひそかに妻子ある建築家との愛も育んでいる。一方、家庭に入った燎子は、夫との間の亀裂が深まる虚しさを癒すべく、野放図な若い男との情事にはしる。ふたりの女性の対照的人生と愛の表裏をみごとに描く問題作。<上下巻>
  • 太平洋戦争のさなかに女子大を卒業した文子と啓子は、そのあと東京と四国とに分れて、それぞれ妻として母として「女の一生」を体験する。お互い、夫の不貞に泣かされ、また、子供たちの気まぐれな処生に悩まされる人生だった。いま、やっと平穏な生活を得たかにみえる彼女らだが、その内面の光景は? 人生の深淵をえぐる問題の作品。<上下巻>
  • 660(税込)
    著:
    瀬戸内晴美
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    俗な幸福に背を向けて生き出家した著者が、大切な人の死で改めて幸福をとらえ直す文学――いつも、幸福とは、折り合いがわるかった。子供、夫を捨て、そして愛人をも、満ち足りた状態の直前で、みずから遠ざけてしまった。出家したいま、かっての愛人の死、自分とは異質の出家願望をもつ他人によって、初めて幸福なるものを考えてみる。幸福と破壊、情熱と静謐、無常などを深い地点でとらえ直した、円熟の文学作品。

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