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『文藝春秋、朱川湊人、1円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~8件目/全8件

  • 人間の怖さ、哀しさを描いた、直木賞受賞作家のデビュー作
    自ら“都市伝説”の主人公になろうとする狂気を描く「フクロウ男」、友人を失った少年が時間を巻き戻そうとする「昨日公園」など5篇
  • 880(税込)
    著:
    朱川湊人
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「キミはもしかして、大切な人を亡くした経験があるのかい?」
    昭和40~50年代の景色の中で語られる、涙腺決壊必至の物語。

    若い日の罪が眠る、懐かしい町・琥珀。
    当時と変わらない喫茶店「青猫」で僕は、この世でもっとも聞きたくない最悪のひと言を聞いた。

    彼女と通った銭湯、名物コロッケサンド、赤い公衆電話、サンダーバードのプラモデル、そして妖精のような白い犬。
    昭和40、50年代を舞台に繰り広げられる、ひとりひとりの切実な人生模様。追憶と感動の連作集

    文庫化で大幅に修正加筆!

    ※この電子書籍は2016年11月に日本経済新聞出版社より刊行された単行本の文庫版を底本としています
  • 781(税込)
    著:
    恩田陸
    著:
    米澤穂信
    著:
    村山由佳
    著:
    窪美澄
    著:
    彩瀬まる
    著:
    阿部智里
    他4名
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    10人の豪華執筆陣が〈怪異〉をテーマに描く、奇譚アンソロジー。

    暑い日になぜか起こる奇怪なある出来事、風鈴の音が呼び覚ますもう一人のわたしの記憶、死んだはずの母が見えるわたし、病院から届いた友人のSOS、旧いブザーを押す招かざる客……。
    それは不思議な夢か、それとも妄想か……。あなたが見ている世界は本物ですか? 極上の奇譚小説をあなたに――。
  • 夜行の鉄仮面、瞬間移動する引ったくり、謎のチンドン屋――
    なりゆきで探偵になったスズムが下町で起きた6つの怪事件に挑む!

    不動産販売の営業マンだった黒葛原涼(つづらはら・すずむ)は、会社の倒産後、ひょんなことから東京の下町・町良(まちら)で、探偵事務所を開業する。
    ハーバード大卒の美女ネジ子さんを相棒に、下町で起こる6つの怪事件の謎を解く。

    第1話「都電の町と鉄仮面」
    東京の下町・町良に移り住んだスズムはピカピカ光る鉄仮面が夜な夜な徘徊すると聞き……。

    第2話「ネジ子さんが来た」
    神出鬼没の連続引ったくり犯“カマイタチ”を捕まえてほしいという依頼を受ける。

    第3話「セカイは知らんぷり」
    公園で虐待されたノラ猫を助けたスズムが調べを進めると、意外にも犯人は……。

    第4話「守り神は失踪中」
    “信号揚げ”が名物、タツ子が営むてんぷら屋から大事な守り神が消えた。

    第5話「スキマ男のレモン」
    町のあちこちで空き缶と一緒に置かれたレモンが見つかった。それは怪しい暗号なのか?

    第6話「まぼろし楽隊(ジンタ)」
    正式につづはら探偵事務所を立ち上げたスズムは、いきなり謎の“怪人”から挑戦を受ける。
  • 897(税込)
    著:
    朱川湊人
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    不思議なノスタルジーが胸に迫る、愛の短編集。

    「僕らの愛は、悲劇的な終わり方をした」憧れの女性との幸福な結婚生活に潜んでいた切ない真実(「彼女の宝石」)、大切な人たちの首元にふと現れる不思議なモノ(「さみしいマフラー」)他、アイドルへの一途な愛、巨大でピュアで惚れ惚れするような愛の姿が、一つ一つ心に染みわたる。

    名手が放つ、切なさと爽快感いっぱいの直球六編!

    解説・植田泰史
  • 660(税込)
    著:
    朱川湊人
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「ほんとうにうつくしいものは、目に見えないものかもしれない」。美しい容姿からは想像もつかないほどガサツな叔母の意外な秘密について描く表題作、雨の日だけ他人の心の声が聞こえる少女を描く「雨つぶ通信」、日暮里の奇妙な中華料理屋を巡る奇譚「カンカン軒怪異譚」など、『花まんま』『かたみ歌』の著者が、昭和の東京下町を舞台に紡ぐ「赦し」と「再生」の七つの物語。
  • 35歳の季理子は、中学生のころ夢で嗅いだ“男のにおい”が未だに忘れられない。それはどこか懐かしい、いくつものにおいが混ざり合った複雑なハーモニーだった。年を重ね、デートの誘いも減ってきたある日、海外紛争地帯に長期取材に赴く元同僚の壮行会のため、友人たちと集まった。あ、この男の香りは、あの夢のにすごく似ている……けれど、100%同じではない……。これは「忘れられない香り」の記憶をテーマとして競作されたアンソロジーの一篇です。
  • 591(税込)
    著:
    朱川湊人
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    まだ幼い妹がある日突然、母のお腹にいた時のことを話し始める。それ以降、保育園をぬけだし、電車でどこかへ行こうとしたり、習ったことの無い漢字を書いたり。そして、自分は誰かの生まれ変わりだと言い出した…(表題作)。昭和30~40年代の大阪の下町を舞台に、当時子どもだった主人公たちの思い出が語られる。ちょっと怖くて不思議なことや、様々な喜びやほろ苦さを含む物語に、深い感動と懐かしさがせまる傑作短篇集。第133回直木賞受賞作。

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