『文藝春秋、内田春菊、1円~(マンガ(漫画)、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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戦前に久留米で生まれた逸子。
手先が器用な彼女は縫い上げた衣装を身に纏い、地元のダンスホールの華となる。
そこで知り合った男と一緒にダンス講師になることを夢見て長崎へ行くが、
結婚を機に運命は暗転する。
『ファザーファッカー』の著者が、母親の視点から、
娘への性虐待を黙認する女の人生を綴った渾身作。
解説・内田紅甘
※この電子書籍は2018年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
「ささやかに、ふしだら。女のカラダには、事情と物語があるのです。」(壇蜜)
官能的で衝撃的な結末。
山田詠美(原作)と内田春菊(マンガ)による、6人の女性の物語。
憧れの小説家と特別な関係になったけど……自分の人生が作品に侵食される恐怖。「モンブラン、ブルーブラック」
アルコール依存症で倒れ、入院した夫を見舞う妻。そこで出会った青年との交流……。「催涙雨」
美しい従姉に見下されながらも、喜んで付き従う主人公の本性は?「宿り木」
ある事件がきっかけで一念発起し、みるみるうちに若返っていく母親。「百年生になったら」
お金持ちになりたい!稼ぐために夜の街を転々とする女性が恋に落ちた相手は?「LOVE 4 SALE」
パン屋を営む寡黙な男性との性愛と、その意外な顛末。「ブーランジェリー」
個性豊かな男女による先の読めないストーリーは読者を惹きつけ、「文春オンライン」で累計337万PVを突破。
女たちの性愛、家庭、友情を描いた、大人のための短編集。
※電子版は「モンブラン、ブルーブラック」「ブーランジェリー」の一部がカラーになっています。 -
クラスメイトと名乗る女子から貰ったチョコレートを食べた水島樹権(じゅごん)。翌日、彼の身体に異変が……(「吸血少女」)。
仲良しの男女グループの中で、唯一実家住みの女子大生が抱いた違和感。その正体とは……(「真相」)。
吸血鬼、フランケン、幽霊などの怪異を取り扱ったものから、人間の心の深淵を暴くサイコホラーまで、幅広い「恐怖」を扱った内田春菊渾身の作品集。
<収録作品>
吸血少女
少女フランケン
恐怖三話
真相
わたしというにんげん
不幸の靴音
ブルイ・ドン
かいだん
奥さん渡辺です -
とある集合住宅で新生活を始めた共働きのカップル。夫はコピーライター、妻はスタイリスト。まわりは専業主婦ばかりらしい。最初は至極快適に思えた住まいだったが、やがてふたりの身辺に、不可解な出来事が起こりはじめる……(「私が何をしたっていうの」)。
この世で一番怖いのは、“善意”に満ちた普通の人。思わず我が身を振り返らずにはいられない。
内田春菊のサイコ・ホラー傑作選。 -
私は、よく娼婦の顔をしていると言われる。
今までに、ホステスを含めた何種類かの職業を経験したという話をすると、「もしかしてあれも?」と売春をほのめかした聞き方をよくされるのだ。十六歳で家出して、野宿から始めた生活ではあったが、ぜったいに売春だけはしなかったのに。
ところが、私は思い出した。十五歳のとき、私は娼婦だったのだ。売春宿のおかみは私の実母で、ただ一人の客は私の育ての父だった……。
養父との関係に苦しむ多感で早熟な少女の怒りと哀しみと性を淡々と綴り、読む者の心を揺さぶった自伝的小説。
衝撃の出版から25年、著者が凄絶な過去を公表し、生身をさらして生きることで、性的虐待の後遺症に苦しむ女性たちに「me,too」と精神科医を受診する勇気を与えたという。
解説は、当時「被害当事者側から書かれた貴重な作品」と評価した精神科医の斎藤学氏。
25年後のあとがきがついた、完全版で登場! -
「もう、父親にやられてんの、いやんなっちゃったし」性暴力を続ける義父と、見て見ぬふりをする実母にうんざりして、16歳で家を出た静子の凄絶な青春時代。逃避行、東京への出奔、セックス、中絶、旅館の住み込みからスナックのホステスとなり、マンガ家や歌手への夢を抱いて再び上京、レーサー崩れの男との結婚・破局まで、激流のような、辛苦と希望が交錯する日々。映画化された話題沸騰作『ファザーファッカー』とともに、内田春菊の原点を描く傑作小説。
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吉原のソープ嬢を取材し、新宿にあるゲイバーを訪ねる。中央線沿線にひっそり店を構えるロリータショップやら六本木の秘密めいたSMクラブにも潜入、歌舞伎町の性感マッサージではプロの技に驚嘆。エロスの奥底を描く人気作家のコワイ目が、風俗産業を裏側から観察。さらに街で声をかけてくる自称スカウトマンやキャッチ商法の人々まで、東京にうごめくもんもんゾーンに自ら足を踏み入れ、淋しい都市生活者の心理をうき彫りにする。ニュータイプのルポルタージュ・エッセイ。
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わたしはどうして、こうなってしまうのか? 次から次に襲いかかる男たちの身勝手で無神経なセクハラや暴言。あんまりな体験の連続に「もう二度と男を好きになったりすることはないような気がする」とすら思ったという著者だが、それでも潰れずに、マンガに小説に歌に芝居に妊婦生活に出産に、と幼ない我が子を抱えながら奮闘活躍する日々。1993年から1998年にかけて書いたパワフルでエネルギッシュ、爽快なまでにほんとうのことをずばり言い切るエッセイ集成。
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今どき、好きな男に「好き」って言えない女なんているの? 意地を張らないで「欲しいものは欲しい」って言うのって大切なことよね。そういう人のところに、いろんなものが吸い寄せられていくんだわ。恋とセックス、友人関係、仕事、漫画、好きな動物たち、音楽……。著者の初めての小説「ファザーファッカー」が出される前に書かれたさまざまなエッセイをここに集大成。これ一冊でわかる、メニイ・サイド・オブ・内田春菊。自筆イラスト31点も併せて収録。
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